JP2572776B2 - 内視鏡画像表示装置 - Google Patents
内視鏡画像表示装置Info
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- JP2572776B2 JP2572776B2 JP62219338A JP21933887A JP2572776B2 JP 2572776 B2 JP2572776 B2 JP 2572776B2 JP 62219338 A JP62219338 A JP 62219338A JP 21933887 A JP21933887 A JP 21933887A JP 2572776 B2 JP2572776 B2 JP 2572776B2
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Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は内視鏡画像の表示位置の切換手段を備えた内
視鏡画像表示装置に関する。
視鏡画像表示装置に関する。
[従来の技術] 最近、光学像を伝送するイメージガイドの代りに電荷
結合素子(CCDと略記する。)等の固体撮像素子を用い
た電子式の内視鏡(電子内視鏡又は電子スコープと略記
する。)が実用化され、TVモニタ上に撮像した内視鏡画
像を表示できるようになっている。
結合素子(CCDと略記する。)等の固体撮像素子を用い
た電子式の内視鏡(電子内視鏡又は電子スコープと略記
する。)が実用化され、TVモニタ上に撮像した内視鏡画
像を表示できるようになっている。
又、従来のイメージガイドを用いた光学式の内視鏡の
接眼部に固体撮像素子等の撮像手段を内蔵したテレビカ
メラを装着してTVモニタ上に表示することも行われるよ
うになった。
接眼部に固体撮像素子等の撮像手段を内蔵したテレビカ
メラを装着してTVモニタ上に表示することも行われるよ
うになった。
上記テレビカメラ又は電子スコープによって撮像した
内視鏡画像をTVモニタ上に表示する場合、文字表示機能
のない内視鏡画像表示装置では第15図(a)に示すよう
にTVモニタ画面1のほぼ中央部に内視鏡画像2を表示
し、一方文字表示機能を内蔵した内視鏡画像表示装置で
は同図(b)に示すように内視鏡画像2を中央から少し
ずらし、このずらした部分のスペースに文字3を表示す
るようにしていた。
内視鏡画像をTVモニタ上に表示する場合、文字表示機能
のない内視鏡画像表示装置では第15図(a)に示すよう
にTVモニタ画面1のほぼ中央部に内視鏡画像2を表示
し、一方文字表示機能を内蔵した内視鏡画像表示装置で
は同図(b)に示すように内視鏡画像2を中央から少し
ずらし、このずらした部分のスペースに文字3を表示す
るようにしていた。
[発明が解決しようとする問題点] しかしこのように常に内視鏡画像の表示位置が固定さ
れていると、文字表示機能のない内視鏡画像表示装置
に、スーパーインポーザを外付けしてTVモニタ画面1上
に文字を出す際、画像2が中央にあるため、文字がすみ
のほうにしか入れられず、せっかく入れた文字情報が見
にくくなってしまう。また、文字表示機能のある内視鏡
画像表示装置において、文字表示をまったく行わず、内
視鏡画像2を観察するのみの場合、画像2がTVモニタ画
面1のすみの方に寄っていて見苦しくなる。このように
電子スコープ及びテレビカメラで撮像したいずれの内視
鏡画像に対しても、このような欠点がある。
れていると、文字表示機能のない内視鏡画像表示装置
に、スーパーインポーザを外付けしてTVモニタ画面1上
に文字を出す際、画像2が中央にあるため、文字がすみ
のほうにしか入れられず、せっかく入れた文字情報が見
にくくなってしまう。また、文字表示機能のある内視鏡
画像表示装置において、文字表示をまったく行わず、内
視鏡画像2を観察するのみの場合、画像2がTVモニタ画
面1のすみの方に寄っていて見苦しくなる。このように
電子スコープ及びテレビカメラで撮像したいずれの内視
鏡画像に対しても、このような欠点がある。
本発明は上述した点にかんがみてなされたもので、文
字を表示する場合及び文字を表示しない場合でも、観察
し易い位置で内視鏡画像を表示することのできる内視鏡
画像表示装置を提供することを目的とする。
字を表示する場合及び文字を表示しない場合でも、観察
し易い位置で内視鏡画像を表示することのできる内視鏡
画像表示装置を提供することを目的とする。
[問題点を解決する手段及び作用] 本発明では、TVモニタの表示画面上で内視鏡画像を少
くとも2箇所の異る表示位置に切換え可能とする画像位
置切換手段を設けることにより、文字を表示する時は内
視鏡画像の表示位置を表示画面の中央から隅に寄せ、一
方文字を表示しない時には内視鏡画像の表示位置を中央
に設定して見易くできるようにしている。
くとも2箇所の異る表示位置に切換え可能とする画像位
置切換手段を設けることにより、文字を表示する時は内
視鏡画像の表示位置を表示画面の中央から隅に寄せ、一
方文字を表示しない時には内視鏡画像の表示位置を中央
に設定して見易くできるようにしている。
[実施例] 以下、図面を参照して本発明を具体的に説明する。
第1図ないし第8図は本発明の第1実施例に係り、第
1図は第1実施例の構成図、第2図はメモリコントロー
ラの構成図、第3図は画像メモリへの読み書き動作の説
明図、第4図はメモリコントローラを用いて画像メモリ
に読み書きする動作のタイミングチャート図、第5図は
垂直方向の画像の表示位置に対応するカウンタの計数開
始点が設定される様子を示すタイミングチャート図、第
6図は第5図によるカウンタの計数開始点により、画像
の表示位置が決定されることを示す説明図、第7図は水
平方向の画像の表示位置に対応するカウンタの計数開始
点が設定される様子を示すタイミングチャート図、第8
図は第7図によるカウンタの計数開始点により画像の表
示位置が決定されることを示す説明図である。
1図は第1実施例の構成図、第2図はメモリコントロー
ラの構成図、第3図は画像メモリへの読み書き動作の説
明図、第4図はメモリコントローラを用いて画像メモリ
に読み書きする動作のタイミングチャート図、第5図は
垂直方向の画像の表示位置に対応するカウンタの計数開
始点が設定される様子を示すタイミングチャート図、第
6図は第5図によるカウンタの計数開始点により、画像
の表示位置が決定されることを示す説明図、第7図は水
平方向の画像の表示位置に対応するカウンタの計数開始
点が設定される様子を示すタイミングチャート図、第8
図は第7図によるカウンタの計数開始点により画像の表
示位置が決定されることを示す説明図である。
第1図に示すように第1実施例の内視鏡画像表示装置
11は電子スコープ12と、この電子スコープ12が接続さ
れ、信号処理を行うカメラコントロールユニット13と、
前記電子スコープ12に照明光を供給する光源装置14と、
前記カメラコントールユニット(以下CCUと略記す
る。)13から出力される映像信号を表示するTVモニタ15
と、前記CCU13に外付けされる文字表示入力装置16とか
らなる。
11は電子スコープ12と、この電子スコープ12が接続さ
れ、信号処理を行うカメラコントロールユニット13と、
前記電子スコープ12に照明光を供給する光源装置14と、
前記カメラコントールユニット(以下CCUと略記す
る。)13から出力される映像信号を表示するTVモニタ15
と、前記CCU13に外付けされる文字表示入力装置16とか
らなる。
上記電子スコープ12は、細長の挿入部17内に照明光を
伝送するライトガイド18が挿通され、このライトガイド
18の入射端を光源装置14に接続することによって、光源
ランプ19の白色光がコンデンサレンズ21によって集光照
射される。しかして、このライトガイド18によって、挿
入部17の先端側の出射端面に伝送し、配光レンズ22を介
して対象物側に照明光を出射する。この照明光で照明さ
れた対象物は対物レンズ23により、この対物レンズ23の
焦点面に配置されたCCD24に光学像が結ばれる。尚、こ
のCCD24の受光面には、例えばR,G,Bのモザイクフィルタ
24Aが配設してある。
伝送するライトガイド18が挿通され、このライトガイド
18の入射端を光源装置14に接続することによって、光源
ランプ19の白色光がコンデンサレンズ21によって集光照
射される。しかして、このライトガイド18によって、挿
入部17の先端側の出射端面に伝送し、配光レンズ22を介
して対象物側に照明光を出射する。この照明光で照明さ
れた対象物は対物レンズ23により、この対物レンズ23の
焦点面に配置されたCCD24に光学像が結ばれる。尚、こ
のCCD24の受光面には、例えばR,G,Bのモザイクフィルタ
24Aが配設してある。
上記CCD24は、CCU13内のCCDドライブ回路26からのド
ライブ信号の印加により、光電変換された画像信号(映
像信号)が出力され、この画像信号はCCU13内のプロセ
ス回路27に入力され、信号処理されて輝度信号Yと色信
号C(例えば2つの色差信号R−Y,B−Yを代表して表
わす。)とに変換される。これら輝度信号Yと色信号C
は、A/Dコンバータ28により、ディジタル量の輝度信号D
Yと色信号DCとに変換され、画像メモリ29に入力され
る。この画像メモリ29は、メモリコントローラ31によっ
て書込み、読出しが制御される。このメモリコントロー
ラ31は、タイミングジェネレータ32からの水平同期信号
HD、垂直同期信号VDとA/D変換及びD/A変換に用いられる
クロック信号4fscを取込み、上記画像メモリ29を制御す
る。CCDドライブ回路26もタイミングジェネレータ32か
ら読出しのタイミングを規定するタイミング信号を取込
み、この信号に同期してドライブ信号を出力する。上記
画像メモリ29から読出されたディジタル輝度信号DY′と
ディジタル色信号DC′は、D/Aコンバータ33により、ア
ナログ量の輝度信号Y′と色信号C′とに変換され、NT
SCエンコーダ34に入力され、NTSC方式の複合映像信号C.
V.にされ、スーパーインポーズ回路35に入力される。こ
のスーパーインポーズ回路35は、上記複合映像信号C.V.
と文字表示入力装置16から送出される文字情報CHとを重
畳し、モニタ15に重畳された複合映像信号を出力し、文
字と共に映像を表示する。
ライブ信号の印加により、光電変換された画像信号(映
像信号)が出力され、この画像信号はCCU13内のプロセ
ス回路27に入力され、信号処理されて輝度信号Yと色信
号C(例えば2つの色差信号R−Y,B−Yを代表して表
わす。)とに変換される。これら輝度信号Yと色信号C
は、A/Dコンバータ28により、ディジタル量の輝度信号D
Yと色信号DCとに変換され、画像メモリ29に入力され
る。この画像メモリ29は、メモリコントローラ31によっ
て書込み、読出しが制御される。このメモリコントロー
ラ31は、タイミングジェネレータ32からの水平同期信号
HD、垂直同期信号VDとA/D変換及びD/A変換に用いられる
クロック信号4fscを取込み、上記画像メモリ29を制御す
る。CCDドライブ回路26もタイミングジェネレータ32か
ら読出しのタイミングを規定するタイミング信号を取込
み、この信号に同期してドライブ信号を出力する。上記
画像メモリ29から読出されたディジタル輝度信号DY′と
ディジタル色信号DC′は、D/Aコンバータ33により、ア
ナログ量の輝度信号Y′と色信号C′とに変換され、NT
SCエンコーダ34に入力され、NTSC方式の複合映像信号C.
V.にされ、スーパーインポーズ回路35に入力される。こ
のスーパーインポーズ回路35は、上記複合映像信号C.V.
と文字表示入力装置16から送出される文字情報CHとを重
畳し、モニタ15に重畳された複合映像信号を出力し、文
字と共に映像を表示する。
上記文字表示入力装置16は、外部同期入力端子を有
し、CCU13内のタイミングジェネレータ32からの同期信
号SYNCが印加されることによって、この同期信号SYNCに
同期して文字情報CHを出力する。
し、CCU13内のタイミングジェネレータ32からの同期信
号SYNCが印加されることによって、この同期信号SYNCに
同期して文字情報CHを出力する。
また、上記CCU13内には、接続検知回路36を有し、文
字表示入力装置16が接続されると、メモリコントローラ
31に接続検知信号DETを送出し、メモリコントローラ31
はこの接続検知信号DETを受取ると、画像メモリ29から
読出すタイミングをずらし、モニタ15に表示される内視
鏡画像をモニタ表示画面の中央から横方向にずらす表示
位置切換の動作を行わせる。
字表示入力装置16が接続されると、メモリコントローラ
31に接続検知信号DETを送出し、メモリコントローラ31
はこの接続検知信号DETを受取ると、画像メモリ29から
読出すタイミングをずらし、モニタ15に表示される内視
鏡画像をモニタ表示画面の中央から横方向にずらす表示
位置切換の動作を行わせる。
上記接続検知信号DETにより、モニタ15の表示画面に
表示される内視鏡画像の表示位置を切換えの制御を行う
メモリコントローラ31及び画像メモリ29の構成を第2図
に示す。
表示される内視鏡画像の表示位置を切換えの制御を行う
メモリコントローラ31及び画像メモリ29の構成を第2図
に示す。
尚、A/Dコンバータ28のA/D変換のレートはサブキャリ
ア周波数fscの4倍の周波数4fsc(NTSCの場合14.3MH
z)のクロックで行うとして説明する。
ア周波数fscの4倍の周波数4fsc(NTSCの場合14.3MH
z)のクロックで行うとして説明する。
このメモリコントローラ31は、1水平走査線上の書込
みアドレスを出力するカウンタ41と、何本目の水平走査
線であるかの書込みアドレスを出力するカウンタ42とに
より、画像メモリ29に対する書込みアドレスA0〜A17が
生成され、マルチプレクサ43の一方の入力端に入力され
る。上記カウンタ42の出力はさらに第1のコンパレータ
44の一方の入力端Aに印加され、このコンパレータ44の
他方の入力端BにはROM45から読出されたデータが印加
される。しかして、両入力端A,Bのデータ値が一致した
時、“H"の信号を出力する。上記ROM45には第1図の接
続検知回路36の接続検知信号DETが入力される。
みアドレスを出力するカウンタ41と、何本目の水平走査
線であるかの書込みアドレスを出力するカウンタ42とに
より、画像メモリ29に対する書込みアドレスA0〜A17が
生成され、マルチプレクサ43の一方の入力端に入力され
る。上記カウンタ42の出力はさらに第1のコンパレータ
44の一方の入力端Aに印加され、このコンパレータ44の
他方の入力端BにはROM45から読出されたデータが印加
される。しかして、両入力端A,Bのデータ値が一致した
時、“H"の信号を出力する。上記ROM45には第1図の接
続検知回路36の接続検知信号DETが入力される。
上記コンパレータ44の出力端は第1のDラッチ46のク
ロック入力端に接続され、このDラッチ46の出力端はカ
ウンタ47のクリア端子に接続されている。このカウンタ
47には上記カウンタ41と共に、4fscのクロックが印加さ
れる。
ロック入力端に接続され、このDラッチ46の出力端はカ
ウンタ47のクリア端子に接続されている。このカウンタ
47には上記カウンタ41と共に、4fscのクロックが印加さ
れる。
上記カウンタ42の出力も、第2のコンパレータ48の一
方の入力端Aに印加され、このコンパレータ48の他方の
入力端Bには固定値設定回路49の固定値が印加されてい
る。このコンパレータ48の出力端は第2のDラッチ51の
クロック入力端に接続され、このDラッチ51の出力端は
カウンタ52のクリア端子に接続されている。
方の入力端Aに印加され、このコンパレータ48の他方の
入力端Bには固定値設定回路49の固定値が印加されてい
る。このコンパレータ48の出力端は第2のDラッチ51の
クロック入力端に接続され、このDラッチ51の出力端は
カウンタ52のクリア端子に接続されている。
上記カウンタ52には上記カウンタ42と共に、水平同期
信号HDがクロックとして入力される。しかして、このカ
ウンタ52の計数出力は、読出す走査線のアドレスとな
り、一方カウンタ47の計数出力は読出す水平走査線上の
アドレスとなり、両方合わせて読出しアドレスB0〜B17
となり、マルチプレクサ43のもう一方の入力端に印加さ
れる。
信号HDがクロックとして入力される。しかして、このカ
ウンタ52の計数出力は、読出す走査線のアドレスとな
り、一方カウンタ47の計数出力は読出す水平走査線上の
アドレスとなり、両方合わせて読出しアドレスB0〜B17
となり、マルチプレクサ43のもう一方の入力端に印加さ
れる。
上記マルチプレクサ43はA/D変換周波数が4fscのクロ
ックで書込みアドレスと読出しアドレスを切換え、画像
メモリ29のアドレス端に印加する。
ックで書込みアドレスと読出しアドレスを切換え、画像
メモリ29のアドレス端に印加する。
上記画像メモリ29のリードイネーブル端子REには周波
数が4fscのクロックが印加され、ライトイネーブル端子
WEにはインバータ53を介して反転されたクロックが印加
される。
数が4fscのクロックが印加され、ライトイネーブル端子
WEにはインバータ53を介して反転されたクロックが印加
される。
尚、上記第1のDラッチ46のクリア端子には水平同期
信号HDが印加され、また第2のラッチ51のクリタ端子に
は垂直同期信号VDが印加されている。また各Dラッチ4
6,51のデータ入力端は“H"レベルに相当する+5Vの電圧
が印加されており、クロックの立上がりで“H"レベルを
保持する。
信号HDが印加され、また第2のラッチ51のクリタ端子に
は垂直同期信号VDが印加されている。また各Dラッチ4
6,51のデータ入力端は“H"レベルに相当する+5Vの電圧
が印加されており、クロックの立上がりで“H"レベルを
保持する。
次に第3図によって、先ず画像メモリ29の動作を説明
する。
する。
マルチプレクサ43がカウンタ41,42の計数出力側を選
択した時間においては第3図(a)に示すように書込み
アドレスAとなり、画像メモリ29に第1図のA/Dコンバ
ータ28を経て第3図(c)に示すようにディジタル色信
号DC、ディジタル輝度信号DYが書込みデータとして入力
されているタイミングで同図(b)に示すようにライト
イネーブル端子WEを“H"にすることにより、画像メモリ
29におけるこのアドレスAで指定されたメモリ部分にデ
ータDが書込まれる。(このアドレスAで指定されたメ
モリ部分にデータDが書込まれることを、単にアドレス
AにデータDが書込まれるという表現を用いる。) また、AD0〜AD17に読出しアドレスAを与え、第3図
(d)に示すようにリードイネーブル信号REを“H"にす
ると、アドレスAのデータが読出され同図(e)に示す
ようにディジタル色信号DC′,輝度信号DY′として(D/
Aコンバータ33側に)出力される。
択した時間においては第3図(a)に示すように書込み
アドレスAとなり、画像メモリ29に第1図のA/Dコンバ
ータ28を経て第3図(c)に示すようにディジタル色信
号DC、ディジタル輝度信号DYが書込みデータとして入力
されているタイミングで同図(b)に示すようにライト
イネーブル端子WEを“H"にすることにより、画像メモリ
29におけるこのアドレスAで指定されたメモリ部分にデ
ータDが書込まれる。(このアドレスAで指定されたメ
モリ部分にデータDが書込まれることを、単にアドレス
AにデータDが書込まれるという表現を用いる。) また、AD0〜AD17に読出しアドレスAを与え、第3図
(d)に示すようにリードイネーブル信号REを“H"にす
ると、アドレスAのデータが読出され同図(e)に示す
ようにディジタル色信号DC′,輝度信号DY′として(D/
Aコンバータ33側に)出力される。
上記画像メモリ29を用いて第2図に示す上記メモリコ
ントローラ31による読出し及び書込みの動作は第4図に
示すようになる。
ントローラ31による読出し及び書込みの動作は第4図に
示すようになる。
第4図(a)に示すような4fscのクロックをベースに
して、書込みアドレスA0〜A17と読出しアドレスB0〜B17
は、同図(b),(c)に示すようにクロックの1周期
でアドレス値が1つアップし、且つこのクロックで切換
えられるマルチプレクサ43により、同図(d)に示すよ
うに、クロックの半周期で書込み及び読出しアドレスが
切換えられるアドレスAD0〜AD17になる。
して、書込みアドレスA0〜A17と読出しアドレスB0〜B17
は、同図(b),(c)に示すようにクロックの1周期
でアドレス値が1つアップし、且つこのクロックで切換
えられるマルチプレクサ43により、同図(d)に示すよ
うに、クロックの半周期で書込み及び読出しアドレスが
切換えられるアドレスAD0〜AD17になる。
しかして、第4図(f)に示すようにディジタル色信
号、輝度信号DC,DYが、データ値D0,D1に順次変化したと
き、同図(e)に示すようにライトイネーブル信号WEを
“H"に立上げると(4fscのクロックをインバータ53で反
転したものなので、同図(a)のクロックを反転したも
のになる。)、D0のデータがアドレスAA0に、D1のデー
タがアドレスAA1にそれぞれ書込まれる。また、同図
(g)に示すように、リードイネーブル信号REをクロッ
ク4fscと同位相で“H"に立上げると、その立上がりエッ
ジで、AD0〜AD17にあるアドレスBB0のデータが同図
(h)に示すように、DC′,DY′として読出される。こ
のようにして、画像メモリ29に4fscのクロックレートで
読出し時のアドレスと書込み時のアドレスとが異なる状
態で読み書きできる。
号、輝度信号DC,DYが、データ値D0,D1に順次変化したと
き、同図(e)に示すようにライトイネーブル信号WEを
“H"に立上げると(4fscのクロックをインバータ53で反
転したものなので、同図(a)のクロックを反転したも
のになる。)、D0のデータがアドレスAA0に、D1のデー
タがアドレスAA1にそれぞれ書込まれる。また、同図
(g)に示すように、リードイネーブル信号REをクロッ
ク4fscと同位相で“H"に立上げると、その立上がりエッ
ジで、AD0〜AD17にあるアドレスBB0のデータが同図
(h)に示すように、DC′,DY′として読出される。こ
のようにして、画像メモリ29に4fscのクロックレートで
読出し時のアドレスと書込み時のアドレスとが異なる状
態で読み書きできる。
次に、上記読み書きのアドレスを与える部分を先ず読
み出しアドレスB10〜B17に関して第5図を参照して以下
に説明する。
み出しアドレスB10〜B17に関して第5図を参照して以下
に説明する。
第5図(a)に示す垂直同期信号VDの立下がりエッジ
によりDラッチ51はクリアされ、同図(c)に示すよう
にその出力は“L"になる。しかしてこの垂直同期信号VD
でクリアされたカウンタ42は、この垂直同期信号VDの立
上がった時刻t1の直後から水平同期信号HDを計数し、こ
の計数値が固定値設定回路49の固定値に一致した時間τ
になると、同図(b)に示すようにコンパレータ48の出
力はこのカウンタ42の計数値が1つアップするまでの間
(つまり1水平走査期間)“H"となる。このコンパレー
タ48の出力が“H"になると、この立上がりエッジによ
り、Dラッチ51はデータを読込むと共に、その値を保持
して出力する。この場合データは常に“H"であるので、
第5図(c)に示すようにDラッチ51の出力は、上記
“L"から“H"となる。このDラッチ51の出力は、カウン
タ52のクリア端子に印加されるようになっているので、
カウンタ52のカウントアップの開始点は、このDラッチ
51の立上がりの時刻t2となる。
によりDラッチ51はクリアされ、同図(c)に示すよう
にその出力は“L"になる。しかしてこの垂直同期信号VD
でクリアされたカウンタ42は、この垂直同期信号VDの立
上がった時刻t1の直後から水平同期信号HDを計数し、こ
の計数値が固定値設定回路49の固定値に一致した時間τ
になると、同図(b)に示すようにコンパレータ48の出
力はこのカウンタ42の計数値が1つアップするまでの間
(つまり1水平走査期間)“H"となる。このコンパレー
タ48の出力が“H"になると、この立上がりエッジによ
り、Dラッチ51はデータを読込むと共に、その値を保持
して出力する。この場合データは常に“H"であるので、
第5図(c)に示すようにDラッチ51の出力は、上記
“L"から“H"となる。このDラッチ51の出力は、カウン
タ52のクリア端子に印加されるようになっているので、
カウンタ52のカウントアップの開始点は、このDラッチ
51の立上がりの時刻t2となる。
第6図は、上記第5図に示すタイミング決定による画
像表示位置を示すもので、同図(a)はCCD24による画
像24Aをモニタ画面15A上で表示位置の移動を行わない場
合のものであり、この場合には画像24Aは左上隅に寄っ
てしまう。一方、上記第5図で説明した表示位置の開始
点をずらす処理を行うと、垂直同期信号VDから時間τだ
け遅れて読出しが行われるため、例えば読出しアドレス
B0〜B9を書込みアドレスA0〜A9と同じアドレスに設定し
たとすると、第6図(b)に示すように、画像24Aの表
示開示位置がχだけ下に下がることになる。尚、ここで
χは、(τ/H)×dに相当するもので、τに比例した値
となる。ここでHはI水平期間、dは走査線間のピッチ
である。χは例えば「10」である。(以下では簡単化の
ためχもτと同符号で示す。) 次に、読出しアドレスB0〜B9に関して第7図を参照し
て説明する。
像表示位置を示すもので、同図(a)はCCD24による画
像24Aをモニタ画面15A上で表示位置の移動を行わない場
合のものであり、この場合には画像24Aは左上隅に寄っ
てしまう。一方、上記第5図で説明した表示位置の開始
点をずらす処理を行うと、垂直同期信号VDから時間τだ
け遅れて読出しが行われるため、例えば読出しアドレス
B0〜B9を書込みアドレスA0〜A9と同じアドレスに設定し
たとすると、第6図(b)に示すように、画像24Aの表
示開示位置がχだけ下に下がることになる。尚、ここで
χは、(τ/H)×dに相当するもので、τに比例した値
となる。ここでHはI水平期間、dは走査線間のピッチ
である。χは例えば「10」である。(以下では簡単化の
ためχもτと同符号で示す。) 次に、読出しアドレスB0〜B9に関して第7図を参照し
て説明する。
先ず、文字表示入力装置16の接続が検出されると、RO
M45は、文字表示する場合に対する画像24Aの表示位置を
決定する設定値T1を出力し、一方接続が検出されない場
合には文字を表示しない場合に対する表示位置を決定す
る設定値T2を出力するようにデータT1,T2が予め書込ま
れている。
M45は、文字表示する場合に対する画像24Aの表示位置を
決定する設定値T1を出力し、一方接続が検出されない場
合には文字を表示しない場合に対する表示位置を決定す
る設定値T2を出力するようにデータT1,T2が予め書込ま
れている。
上記ROM45の出力はコンパレータ44の他方の入力端B
に印加され、第7図(a)に示す水平同期信号HDでクリ
アされるカウンタ41は、この水平同期信号HDの立上がり
エッジの時刻t3で、4fscのクロックをカウントアップす
ることになり、このカウンタ41の計数出力がコンパレー
タ44の一方の入力端Aに印加される。尚、Dラッチ46
は、上記水平同期信号HDの立下がりエッジでクリアされ
るため、第7図(c)に示すように、水平同期信号HDの
立下がり時刻から少くともこのHDが“L"が期間“L"にな
る。
に印加され、第7図(a)に示す水平同期信号HDでクリ
アされるカウンタ41は、この水平同期信号HDの立上がり
エッジの時刻t3で、4fscのクロックをカウントアップす
ることになり、このカウンタ41の計数出力がコンパレー
タ44の一方の入力端Aに印加される。尚、Dラッチ46
は、上記水平同期信号HDの立下がりエッジでクリアされ
るため、第7図(c)に示すように、水平同期信号HDの
立下がり時刻から少くともこのHDが“L"が期間“L"にな
る。
しかして、上記カウンタ41の計数値が、文字表示入力
装置16の接続が検出されている場合には設定値T1、検出
されていない場合には設定値T2に達すると(第7図
(b)又は(d)に示すようにカウントアップからこれ
らの設定値T1,T2に一致するまでの時間T1又はT2の経過
後)、コンパレータ44は“H"になる。この“H"になる時
間幅は、4fscクロックの1クロック分である。このコン
パレータ44が“H"になると、その立上がりエッジで、D
ラッチ46は“H"をラッチし、その出力が“H"になる。こ
の“H"の出力により、カウンタ47はカウントアップする
開始時刻t4になる。
装置16の接続が検出されている場合には設定値T1、検出
されていない場合には設定値T2に達すると(第7図
(b)又は(d)に示すようにカウントアップからこれ
らの設定値T1,T2に一致するまでの時間T1又はT2の経過
後)、コンパレータ44は“H"になる。この“H"になる時
間幅は、4fscクロックの1クロック分である。このコン
パレータ44が“H"になると、その立上がりエッジで、D
ラッチ46は“H"をラッチし、その出力が“H"になる。こ
の“H"の出力により、カウンタ47はカウントアップする
開始時刻t4になる。
上記画像24Aの水平表示位置の切換と、前述した垂直
方向の表示位置とを組合わせると、文字表示入力装置16
の接続が検出された場合には第8図(c)に示すように
画像24Aが右寄りの位置で表示されるようになり、検出
されない場合には同図(b)に示すように画像24Aが中
央に表示されることになる。尚、第8図(a)は移動を
行わない場合の表示状態を示す。例えば上記T1,T2はT1
=400,T2=200である。
方向の表示位置とを組合わせると、文字表示入力装置16
の接続が検出された場合には第8図(c)に示すように
画像24Aが右寄りの位置で表示されるようになり、検出
されない場合には同図(b)に示すように画像24Aが中
央に表示されることになる。尚、第8図(a)は移動を
行わない場合の表示状態を示す。例えば上記T1,T2はT1
=400,T2=200である。
この第1実施例によれば、文字表示入力装置16の接続
が検出されないと、第8図(b)に示すように画面24A
がモニタ画面15Aの中央に表示され、一方文字表示入力
装置16の接続が検出されると、第8図(b)から同図
(c)に示すように画像24Aの表示位置が水平方向に自
動的に移動して、文字を表示するスペースが確保され文
字が見易い状態で表示される。従って、文字が表示され
ない場合及び文字が表示される場合のいずれの場合にも
それぞれの場合に適した表示位置で表示できる。
が検出されないと、第8図(b)に示すように画面24A
がモニタ画面15Aの中央に表示され、一方文字表示入力
装置16の接続が検出されると、第8図(b)から同図
(c)に示すように画像24Aの表示位置が水平方向に自
動的に移動して、文字を表示するスペースが確保され文
字が見易い状態で表示される。従って、文字が表示され
ない場合及び文字が表示される場合のいずれの場合にも
それぞれの場合に適した表示位置で表示できる。
第9図は本発明の第2実施例を示す。
この第2実施例の内視鏡画像表示装置61は、ファイバ
スコープ62の接願部63にCCD24′を収納したテレビカメ
ラ64を装着したものが用いてある。
スコープ62の接願部63にCCD24′を収納したテレビカメ
ラ64を装着したものが用いてある。
上記ファイバスコープ62は、第1図に示す電子スコー
プ12において、対物レンズ23の焦点面に入射端面が臨む
ようにイメージガイド65が配設されたものであり、この
イメージガイド65の出射端面には接眼レンズ66が対向配
置してあり、この接眼レンズ66後方から肉眼観察でき
る。又、この接眼部63には、テレビカメラ64を装着可能
で結像レンズ67によって伝送された光学像をCCD24′に
結像できるようにしてある。
プ12において、対物レンズ23の焦点面に入射端面が臨む
ようにイメージガイド65が配設されたものであり、この
イメージガイド65の出射端面には接眼レンズ66が対向配
置してあり、この接眼レンズ66後方から肉眼観察でき
る。又、この接眼部63には、テレビカメラ64を装着可能
で結像レンズ67によって伝送された光学像をCCD24′に
結像できるようにしてある。
上記CCD24′には第1実施例と同様にCCDドライブ回路
26からドライブ信号が印加され、このCCD24′から読出
された信号は、プロセス回路27に入力され、輝度信号Y
と色信号Cに変換され、(第1実施例で用いたA/Dコン
バータ28、画像メモリ29、D/Aコンバータ33を用いるこ
となく、直接)NTSCエンコーダ34に入力され、複合映像
信号C.V.が生成される。尚、このCCD24′の受光面にも
モザイクフィルタアレイ24Aが配設してあり、R,G,Bに色
分離した信号を出力できるようにしてある。
26からドライブ信号が印加され、このCCD24′から読出
された信号は、プロセス回路27に入力され、輝度信号Y
と色信号Cに変換され、(第1実施例で用いたA/Dコン
バータ28、画像メモリ29、D/Aコンバータ33を用いるこ
となく、直接)NTSCエンコーダ34に入力され、複合映像
信号C.V.が生成される。尚、このCCD24′の受光面にも
モザイクフィルタアレイ24Aが配設してあり、R,G,Bに色
分離した信号を出力できるようにしてある。
又、タイミングジェネレータ32は垂直同期信号VDをデ
ィレイ回路71に入力し、時間τ′だけ遅延した同期信号
VD′としてNTSCエンコーダ34に送出する。この様子を第
10図に示す。
ィレイ回路71に入力し、時間τ′だけ遅延した同期信号
VD′としてNTSCエンコーダ34に送出する。この様子を第
10図に示す。
第10図(a)に示す遅延前の垂直同期信号VDは、ディ
レイ回路71によって、同図(c)のようにτ′だけ遅延
した信号VD′になり、同図(b)に示すプロセス回路27
に入力される映像信号に対する垂直同期信号の相対的関
係は、同図(a)から同図(c)に示すように時間τ′
だけずれたものになる。つまり、垂直同期信号VDの場合
には表示される画像はモニタ画面の左上すみであり、一
方、垂直同期信号VD′により垂直方向に関して中央にな
る。
レイ回路71によって、同図(c)のようにτ′だけ遅延
した信号VD′になり、同図(b)に示すプロセス回路27
に入力される映像信号に対する垂直同期信号の相対的関
係は、同図(a)から同図(c)に示すように時間τ′
だけずれたものになる。つまり、垂直同期信号VDの場合
には表示される画像はモニタ画面の左上すみであり、一
方、垂直同期信号VD′により垂直方向に関して中央にな
る。
同様に、タイミングジェネレータ32の水平同期信号HD
はディレイ回路72により遅延される。このディレイ回路
72は、タップ付き等の遅延素子等を用いて2種類の遅延
量T1′,T2′の出力端を有し、切換回路73によって選択
された遅延量T1′又はT2′だけ遅延した水平同期信号H
D′をNTSCエンコーダ34に送出できるようにしてある。
はディレイ回路72により遅延される。このディレイ回路
72は、タップ付き等の遅延素子等を用いて2種類の遅延
量T1′,T2′の出力端を有し、切換回路73によって選択
された遅延量T1′又はT2′だけ遅延した水平同期信号H
D′をNTSCエンコーダ34に送出できるようにしてある。
上記切換回路73は、例えばCCU13に設けた画面位置切
換スイッチ74がONの場合には遅延量T2′の水平同期信号
HD′が出力され、OFFの時には遅延量T1′の水平同期信
号HD′が出力される。
換スイッチ74がONの場合には遅延量T2′の水平同期信号
HD′が出力され、OFFの時には遅延量T1′の水平同期信
号HD′が出力される。
その他は、上記第1実施例と同様であり、同一構成要
素には同符号が付けてある。
素には同符号が付けてある。
この場合の画像24の水平方向の表示位置を決定するタ
イミングチャートは第11図に示すようになる。
イミングチャートは第11図に示すようになる。
第11図(a)に示す水平同期信号HDに対し、プロセス
回路27に入力される映像信号は同図(b)に示すものと
なるが、ディレイ回路72によって、同図(c)又は
(d)に示すように時間T2′又はT1′だけ遅延されるた
め、切換スイッチ74がONの時の水平同期信号HD′、切換
スイッチ74がOFFの時の水平同期信号HD′の立上がりエ
ッジから映像信号部分までの時間はそれぞれt6,t5とな
る。従って、モニタ画面15Aで表示される画像24Aの位置
は文字が表示されない場合には第12図(a)に示すよう
に画面の中央にし、一方文字が表示される場合にはスイ
ッチ74をOFFすることにより、第12図(b)に示すよう
に文字を表示するスペースを確保した右寄りの位置で表
示できる。
回路27に入力される映像信号は同図(b)に示すものと
なるが、ディレイ回路72によって、同図(c)又は
(d)に示すように時間T2′又はT1′だけ遅延されるた
め、切換スイッチ74がONの時の水平同期信号HD′、切換
スイッチ74がOFFの時の水平同期信号HD′の立上がりエ
ッジから映像信号部分までの時間はそれぞれt6,t5とな
る。従って、モニタ画面15Aで表示される画像24Aの位置
は文字が表示されない場合には第12図(a)に示すよう
に画面の中央にし、一方文字が表示される場合にはスイ
ッチ74をOFFすることにより、第12図(b)に示すよう
に文字を表示するスペースを確保した右寄りの位置で表
示できる。
第13図は本発明の第3実施例を示す。
この第3実施例の内視鏡画像表示装置81では、例えば
面順次式の電子スコープ82が用いてある。
面順次式の電子スコープ82が用いてある。
上記電子スコープ82のライトガイド18の入射端面には
CCU83に内蔵された面順次式光源装置84から面順次光が
供給されるようにしてある。
CCU83に内蔵された面順次式光源装置84から面順次光が
供給されるようにしてある。
即ち、光源ランプ19の白色光は、モータ85で回転駆動
される回転カラーフィルタ86を通すことにより、この回
転フィルタ86に取付けた赤,緑,青の色透過フィルタを
順次通した光となり、さらにコンデンサレンズ21を経て
ライトガイド18の入射端面に集光照射される。
される回転カラーフィルタ86を通すことにより、この回
転フィルタ86に取付けた赤,緑,青の色透過フィルタを
順次通した光となり、さらにコンデンサレンズ21を経て
ライトガイド18の入射端面に集光照射される。
上記回転フィルタ86の外周の一箇所に、回転位置検出
用センサ87が近接して配置され、色透過フィルタを通し
たCCD88の読出しのタイミング等を検出できるようにし
てあり、このセンサ87の出力はタイミングジェネレータ
32の水平同期信号HD、垂直同期信号VD、CCDドライブ回
路26への読出しタイミングを決定する制御信号等の出力
タイミングを決定する。上記CCD88の出力は面順次式の
プロセス回路27′に入力され、面順次でR,G,B信号が出
力され、A/Dコンバータ28を経てディジタル色信号R′,
G′,B′にされ、画像メモリ29に書込まれる。しかして
画像メモリ29から読み出されたディジタル色信号DR′,D
G′,DB′は、D/Aコンバータ33でアナログ色信号R′,
G′,B′に変換され、NTSCエンコーダ34に入力される。
用センサ87が近接して配置され、色透過フィルタを通し
たCCD88の読出しのタイミング等を検出できるようにし
てあり、このセンサ87の出力はタイミングジェネレータ
32の水平同期信号HD、垂直同期信号VD、CCDドライブ回
路26への読出しタイミングを決定する制御信号等の出力
タイミングを決定する。上記CCD88の出力は面順次式の
プロセス回路27′に入力され、面順次でR,G,B信号が出
力され、A/Dコンバータ28を経てディジタル色信号R′,
G′,B′にされ、画像メモリ29に書込まれる。しかして
画像メモリ29から読み出されたディジタル色信号DR′,D
G′,DB′は、D/Aコンバータ33でアナログ色信号R′,
G′,B′に変換され、NTSCエンコーダ34に入力される。
上記電子スコープ82は、信号用コネクタをCCU83に接
続した場合、電子スコープ82内に設けたスコープ判別信
号発生回路91からスコープ判別信号をCCU83内に設けた
例えば2ビットのディジタル線92を介してメモリコント
ローラ31に送出する。この2ビットのスコープ判別信号
によって、CCU83は接続されるスコープの種類を4種類
まで判別することができ、スコープに内蔵されたCCD88
の画素数に依存する画像の大きさに応じて水平方向に関
する表示位置を変えることができるようにしている。
続した場合、電子スコープ82内に設けたスコープ判別信
号発生回路91からスコープ判別信号をCCU83内に設けた
例えば2ビットのディジタル線92を介してメモリコント
ローラ31に送出する。この2ビットのスコープ判別信号
によって、CCU83は接続されるスコープの種類を4種類
まで判別することができ、スコープに内蔵されたCCD88
の画素数に依存する画像の大きさに応じて水平方向に関
する表示位置を変えることができるようにしている。
上記メモリコントローラ31は、例えば第2図におい
て、ROM45のアドレスを3ビットにし、その内1ビット
は文字表示入力装置16の接続検知信号に用い、残り2ビ
ットでスコープ判別信号に用いる。その他は上記第1実
施例と同様の構成であり、同一構成要素は同一符号で示
している。
て、ROM45のアドレスを3ビットにし、その内1ビット
は文字表示入力装置16の接続検知信号に用い、残り2ビ
ットでスコープ判別信号に用いる。その他は上記第1実
施例と同様の構成であり、同一構成要素は同一符号で示
している。
上記2ビットのスコープ判別信号は、例えばスコープ
判別信号が0(=00b)(iibは2進表示)の場合には標
準の大きさの画像に対応するデータを(ROM45は)出力
する。小さい画像の場合にはスコープ判別信号が1(=
01b)となり、標準の場合よりも大きなデータを出力
し、逆に大きい画像の場合にはスコープ判別信号が2=
(10b)となり、標準の場合よりも小さなデータを出力
する。従って、上記スコープ判別信号0,1,2に応じて、
第14図に示すように水平方向の位置がT2,T3,T4と変化
し、それぞれ画像の大きさに対応してモニタ画面の(水
平方向に関して)中央にその画像を表示することができ
る。従って、スコープの画像サイズに応じて、表示位置
のきめ細かいコントロールを行うことができ、観察し易
い表示画面となる。
判別信号が0(=00b)(iibは2進表示)の場合には標
準の大きさの画像に対応するデータを(ROM45は)出力
する。小さい画像の場合にはスコープ判別信号が1(=
01b)となり、標準の場合よりも大きなデータを出力
し、逆に大きい画像の場合にはスコープ判別信号が2=
(10b)となり、標準の場合よりも小さなデータを出力
する。従って、上記スコープ判別信号0,1,2に応じて、
第14図に示すように水平方向の位置がT2,T3,T4と変化
し、それぞれ画像の大きさに対応してモニタ画面の(水
平方向に関して)中央にその画像を表示することができ
る。従って、スコープの画像サイズに応じて、表示位置
のきめ細かいコントロールを行うことができ、観察し易
い表示画面となる。
上記第3実施例では、画像の表示位置を水平方向に移
動させたが、垂直方向に対しても同様に移動させるよう
にして、画面サイズが異る場合にも常にモニタ画面の中
央に表示させるようにすることもできる。又、上記第3
実施例における水平方向に移動する代りに垂直方向に移
動しても良い。
動させたが、垂直方向に対しても同様に移動させるよう
にして、画面サイズが異る場合にも常にモニタ画面の中
央に表示させるようにすることもできる。又、上記第3
実施例における水平方向に移動する代りに垂直方向に移
動しても良い。
尚、文字表示入力装置は外付けできるものに限らず、
CCU内等に内蔵されたもので、その文字表示入力機能をO
N,OFFできる場合にも本発明を適用できる。
CCU内等に内蔵されたもので、その文字表示入力機能をO
N,OFFできる場合にも本発明を適用できる。
又、上述の各実施例を組合わせて異る実施例を構成す
ることもできる。
ることもできる。
さらに、例えば第3実施例において、スコープ判別信
号発生回路の判別信号のビット数等を増加したり、信号
の種類を増加する等して、そのスコープが面順次式であ
るかカラーモザイク式のカラー撮像を行うものであるか
のタイプ信号を発生させ、そのタイプ信号をCCU側で検
知して光源の照明方式をそのスコープに適合させるよう
にすることもできる。つまり面順次式の電子スコープが
接続された場合には、面順次式の照明を行うように例え
ば回転フィルタを照明光路中に介装し、一方モザイク式
の電子スコープの場合には回転フィルタを退避させて白
色照明を行うようにさせる。また、プロセス回路につい
てもそのスコープに対応した信号処理を行うように例え
ば2つのプロセス回路を切換えるようにすることもでき
る。
号発生回路の判別信号のビット数等を増加したり、信号
の種類を増加する等して、そのスコープが面順次式であ
るかカラーモザイク式のカラー撮像を行うものであるか
のタイプ信号を発生させ、そのタイプ信号をCCU側で検
知して光源の照明方式をそのスコープに適合させるよう
にすることもできる。つまり面順次式の電子スコープが
接続された場合には、面順次式の照明を行うように例え
ば回転フィルタを照明光路中に介装し、一方モザイク式
の電子スコープの場合には回転フィルタを退避させて白
色照明を行うようにさせる。また、プロセス回路につい
てもそのスコープに対応した信号処理を行うように例え
ば2つのプロセス回路を切換えるようにすることもでき
る。
尚、文字を表示する場合と表示しない場合とで表示位
置をずらす時間の設定を、同期信号HD,VDに対して水平
方向又は垂直方向における内視鏡画像の表示開始点で設
定するものに限らず表示画像の中心(水平方向及び垂直
方向)に対して行うようにすることもできる。
置をずらす時間の設定を、同期信号HD,VDに対して水平
方向又は垂直方向における内視鏡画像の表示開始点で設
定するものに限らず表示画像の中心(水平方向及び垂直
方向)に対して行うようにすることもできる。
又、モニタの対角線方向等の斜め方向に沿ってずらす
時間幅を設定しても良い。
時間幅を設定しても良い。
[発明の効果] 以上述べたように本発明によれば、画像の表示位置の
切換手段を設けてあるので、文字を表示しない場合とか
文字を表示する場合それぞれに望ましい表示位置に画像
を表示することができる。
切換手段を設けてあるので、文字を表示しない場合とか
文字を表示する場合それぞれに望ましい表示位置に画像
を表示することができる。
第1図ないし第8図は本発明の第1実施例に係り、第1
図は第1実施例の構成図、第2図はメモリコントローラ
の構成図、第3図は画像メモリへの読み書き動作の説明
図、第4図はメモリコントローラを用いて画像メモリに
読み書きする動作のタイミングチャート図、第5図は垂
直方向の画像の表示位置に対応するカウンタの計数開始
点が設定される様子を示すタイミングチャート図、第6
図は第5図によるカウンタの計数開始点により、画像の
表示位置が決定されることを示す説明図、第7図は水平
方向の画像の表示位置に対応するカウンタの計数開始点
が設定される様子を示すタイミングチャート図、第8図
は第7図によるカウンタの計数開始点により、画像の表
示位置が決定されることを示す説明図、第9図は本発明
の第2実施例の構成図、第10図は第2実施例におけるデ
ィレイ回路により、垂直方向の画像表示位置が決定され
る様子を示すタイミングチャート図、第11図は第2実施
例におけるディレイ回路により、水平方向の画像表示位
置が決定される様子を示すタイミングチャート図、第12
図は切換スイッチのON,OFFに応じて表示される画像位置
が異ることを示す説明図、第13図は本発明の第3実施例
を示す構成図、第14図は第3実施例によって画像サイズ
が異る場合に対してモニタ画面上に実際に表示される画
像の位置を示す説明図、第15図は従来例においてモニタ
画面に表示される画像の位置を示す説明図である。 11……内視鏡画像表示装置 12……電子スコープ 13……カメラコントロールユニット(CCU) 14……光源装置、15……モニタ 16……文字表示入力装置 24……CCD、29……画像メモリ 31……メモリコントローラ 36……接続検知回路 41,42,47,52……カウンタ 43……マルチプレクサ 44,48……コンパレータ 45……ROM、46,51……ラッチ
図は第1実施例の構成図、第2図はメモリコントローラ
の構成図、第3図は画像メモリへの読み書き動作の説明
図、第4図はメモリコントローラを用いて画像メモリに
読み書きする動作のタイミングチャート図、第5図は垂
直方向の画像の表示位置に対応するカウンタの計数開始
点が設定される様子を示すタイミングチャート図、第6
図は第5図によるカウンタの計数開始点により、画像の
表示位置が決定されることを示す説明図、第7図は水平
方向の画像の表示位置に対応するカウンタの計数開始点
が設定される様子を示すタイミングチャート図、第8図
は第7図によるカウンタの計数開始点により、画像の表
示位置が決定されることを示す説明図、第9図は本発明
の第2実施例の構成図、第10図は第2実施例におけるデ
ィレイ回路により、垂直方向の画像表示位置が決定され
る様子を示すタイミングチャート図、第11図は第2実施
例におけるディレイ回路により、水平方向の画像表示位
置が決定される様子を示すタイミングチャート図、第12
図は切換スイッチのON,OFFに応じて表示される画像位置
が異ることを示す説明図、第13図は本発明の第3実施例
を示す構成図、第14図は第3実施例によって画像サイズ
が異る場合に対してモニタ画面上に実際に表示される画
像の位置を示す説明図、第15図は従来例においてモニタ
画面に表示される画像の位置を示す説明図である。 11……内視鏡画像表示装置 12……電子スコープ 13……カメラコントロールユニット(CCU) 14……光源装置、15……モニタ 16……文字表示入力装置 24……CCD、29……画像メモリ 31……メモリコントローラ 36……接続検知回路 41,42,47,52……カウンタ 43……マルチプレクサ 44,48……コンパレータ 45……ROM、46,51……ラッチ
Claims (1)
- 【請求項1】所定の画素数を有する第1の撮像手段を用
いた第1の内視鏡または前記第1の撮像手段の画素数と
は異なる第2の撮像手段を用いた第2の内視鏡が選択的
に接続される内視鏡接続部と、 前記内視鏡接続部に接続された内視鏡に用いられている
撮像手段を駆動する駆動信号を発生する駆動信号発生手
段と、 前記撮像手段から出力された信号をモニタ画面の一部に
表示される内視鏡画像信号に処理する撮像信号処理手段
と、 前記内視鏡接続部に接続された内視鏡に用いられている
撮像手段の画素数に応じた判別信号を出力する判別信号
出力手段と、 前記モニタ画面の一部に表示させる文字情報を入力可能
な文字表示入力手段と、 前記文字表示入力手段の入力機能の状態を示す信号を出
力する機能状態信号発生手段と、 前記判別信号出力手段および前記機能状態信号発生手段
によって出力された信号に基づき前記モニタ画面の一部
に表示される内視鏡画像の表示位置を移動させる表示位
置制御手段と、 を備えたことを特徴とする内視鏡画像表示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62219338A JP2572776B2 (ja) | 1987-09-01 | 1987-09-01 | 内視鏡画像表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62219338A JP2572776B2 (ja) | 1987-09-01 | 1987-09-01 | 内視鏡画像表示装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6462116A JPS6462116A (en) | 1989-03-08 |
JP2572776B2 true JP2572776B2 (ja) | 1997-01-16 |
Family
ID=16733891
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
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---|---|
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---|---|---|---|---|
JP2558347B2 (ja) * | 1989-04-20 | 1996-11-27 | 富士通株式会社 | ビデオ信号合成方式 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE2318656C3 (de) * | 1973-04-13 | 1981-01-29 | Philips Patentverwaltung Gmbh, 2000 Hamburg | Röntgen-Schichtaufnahmegerät mit einer Videosignale liefernden Bildaufnahmevorrichtung, mit einer Bildspeichervorrichtung und einer Bildspeicherröhre |
JPS58160983A (ja) * | 1982-03-18 | 1983-09-24 | 横河電機株式会社 | Crt表示装置 |
JPS58177635A (ja) * | 1982-04-12 | 1983-10-18 | 横河電機株式会社 | Ct画像表示装置 |
JPS5969030A (ja) * | 1982-10-15 | 1984-04-19 | オリンパス光学工業株式会社 | 内視鏡 |
JPS5969026A (ja) * | 1982-10-15 | 1984-04-19 | オリンパス光学工業株式会社 | 内視鏡 |
-
1987
- 1987-09-01 JP JP62219338A patent/JP2572776B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JPS6462116A (en) | 1989-03-08 |
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