JP3752066B2 - 車両用ホイールリムのサイドリングの溝加工装置 - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、車両用ホイールリムのサイドリングに、レバー等の工具を差し込むための溝を加工する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
実公平1−15521号公報に、この種のサイドリングが記載されている。図7を参照して説明すると、サイドリングWは、円周方向一箇所に切割部(図示せず)が設けられており、その内周縁部がリムベース101のガター部102に脱着可能に装着されている。このリムベース101とサイドリングWとで、タイヤ(図示しない)を保持するようになっている。この切割部の周方向近傍には、溝Gが形成されている。この溝Gは、互いに連なる2つの溝部G1、G2からなる。第1溝部G1は、サイドリングWの略径方向に沿って延び、第2溝部G2はサイドリングWの略軸方向に沿って延びている。
【0003】
例えばタイヤがパンクした時には、交換のためタイヤをホイールリムから外す必要がある。この場合、レバーL(工具)を、外側から第2溝部G2に差し込み、次に、レバーLをリムベース101の縁を支点として図7中矢印で示すように回動させ、その先端部を第1溝部G1に入り込ませ、さらにレバーLを回動させる。すると、サイドリングWは切割部を開くようにして拡径され、リムベース101から外される。これにより、タイヤを外して交換することができる。
【0004】
上記差し込み用溝Gは、従来では次のようにして加工していた。すなわち、作業者が、サイドリングWを第1の溝加工機構にセットし、ここで第1溝部G1を加工する。次に、サイドリングWを第1の溝加工機構から取り外し、第2の溝加工機構にセットして、第2溝部G2を加工する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上記のように、2つの溝部G1,G2を加工する際、作業者がサイドリングWを第1,第2の溝加工機構に手作業で位置決めを行っているため、位置決めが不正確になりやすく、2つの溝部G1,G2の位置ずれが生じる可能性があった。また、サイドリングWを各溝部G1,G2加工のたびに対応する溝加工機構にセットし、取り外さなければなければならないので、生産性が悪かった。
【0006】
本発明の目的は、上記事情を考慮し、第1,第2の溝部の位置ずれを解消し、かつ高い生産性を得ることができる車両用ホイールリムのサイドリングの溝加工装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、リムベースのガター部に着脱可能に装着されるサイドリングの内周縁部に、略径方向から第1溝部を形成し、略軸方向から第2溝部を形成し、これら第1,第2溝部からなる工具差し込み用の溝を加工する装置において、(イ)上記サイドリングを保持してその軸線を中心として回動させ、サイドリングの被加工部を第1加工位置と第2加工位置で位置決めするインデックス機構と、(ロ)上記第1加工位置に配置され、サイドリングの被加工部がこの第1加工位置に位置決めされた時に、この被加工部に略径方向から上記第1溝部を形成する第1溝加工機構と、(ハ)上記第2加工位置に設けられ、サイドリングの被加工部がこの第2加工位置に位置決めされた時に、この被加工部に略軸方向から上記第2溝部を形成する第2溝加工機構と、
を備えたことを特徴とする車両用ホイールリムのサイドリングの溝加工装置。
【0008】
請求項2の発明は、請求項1に記載の車両用ホイールリムのサイドリングの溝加工装置において、上記インデックス機構は、上記サイドリングを保持する保持具と、この保持具を回動させる回動手段と、この保持具を、上記サイドリングの被加工部の第1,第2加工位置に対応する第1,第2の角度位置で係止する係止手段とを備えたことを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項2に記載の車両用ホイールリムのサイドリングの溝加工装置において、上記インデックス機構の回動手段はエアシリンダからなり、上記係止手段は一対のストッパからなり、上記保持具はこのストッパに当たることにより、第1,第2の角度位置で位置決めされることを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項3に記載の車両用ホイールリムのサイドリングの溝加工装置において、上記インデックス機構の保持具は、回動部材と、この回動部材に設けられ上記サイドリングを被加工部から離れた位置でクランプするクランプ機構とを有し、上記インデックス機構は、さらに上記回動部材を回動可能に支持するガイド部材を備え、このガイド部材に上記回動部材を係止する上記一対のストッパが固定されていることを特徴とする。
【0009】
請求項5の発明は、請求項1〜3のいずれかに記載の車両用ホイールリムのサイドリングの溝加工装置において、上記第1,第2溝加工機構は、共通のダイを有するとともに、それぞれパンチを有していることを特徴とする。
請求項6の発明は、請求項4に記載の車両用ホイールリムのサイドリングの溝加工装置において、上記第1,第2溝加工機構は、共通のダイを有するとともに、それぞれパンチを有しており、上記ガイド部材はU字形をなし、その内部に上記ダイが配置されていることを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態に係わる溝加工装置を図1〜図6に基づいて説明する。この溝加工装置は、装置フレーム1を備えている。この装置フレーム1の下部には、高さ調節機構2が設置されており、この高さ調節機構2の上部に、インデックス機構10が設置されている。インデックス機構10は、サイドリングWのサイズに応じて高さ調整機構2により高さ調整できるようになっている。
【0011】
図1,図2に示すように、インデックス機構10は、サイドリングWをその軸線を水平にした姿勢で保持しかつ回動し、後述する2つの加工位置で位置決めするためのものであり、ガイド部材11と、ガイド部材11に回動可能に支持された保持具12と、保持具12を回動させるエアシリンダ15(回動手段)と、ガイド部材11に固定され保持具12を係止する一対のストッパ16,17(係止手段)とを備えている。
【0012】
上記ガイド部材11は、U字形をなした平板からなり、その下部が高さ調節機構2の取付部2aの上面に固定されている。
上記保持具12は、図1において左右に延びる細長い平板からなる回動部材13と、この回動部材13の左右に設けられた一対のクランプ機構14とを有している。この回動部材13が、ガイド部材11の正面に固定された円弧形状のレール18を介して回動可能に支持されている。
【0013】
保持具12のクランプ機構14は、回動部材13に固定された受け部材14aと、回動部材13に回動可能に支持されたクランプ爪14bとを有している。サイドリングWを左右一対の受け部材14aに当て、クランプ爪14bを回わすことにより、サイドリングWは、受け部材14aとクランプ爪14bに挟まれて、中心軸線を水平にした状態で保持される。保持具12の回動中心は、保持状態のサイドリングWの中心軸線と一致する。
【0014】
上記エアシリンダ15は、高さ調節機構2の取付部2aの側部に取り付けられており、そのロッド15aの先端が、上記保持具12の回動部材13の一側部に回動可能に連結されている。このエアシリンダ15により、上記保持具12は時計回り,反時計回りに回動されるようになっている。
【0015】
上記一対のストッパ16,17は、ガイド部材11の正面左右部において上端近傍に固定されている。エアシリンダ15により保持具12が時計回りに反回動した時に、この回動部材13の右部上端面がストッパ16に当たって係止され、位置決めされる。保持具12が時計回りに回動した時に、この回動部材13の左部上端面がストッパ17に当たって係止され、位置決めされる。このようにして、保持具12は2つの角度位置で位置決めされる。
【0016】
上記装置フレーム1の上部には、図1に示すように左右に分かれて2つの溝加工機構20,30が設置されている。これら溝加工機構20,30は、共通のダイ40を有している。このダイ40は、上記インデックス機構10のガイド部材11のL字形の内部11aに収容されている。なお、上記保持具12の回動部材13も、このダイ40を避けるためにU字形をなしている。
【0017】
第1の溝加工機構20は、図1,図3に示すように、パンチ21と、このパンチ21を先端で保持するホルダ22と、このホルダ22を駆動する油圧シリンダ23と、2つの押さえ部材24,25(押さえ部材25は図3にのみ示す)とを備えている。パンチ21の軸芯は、保持具12の回動中心、すなわち保持されたサイドリングWの軸線に向かって延びている。
【0018】
上記押さえ部材24は、上記ホルダ22の先端部にパンチ21の軸芯方向にスライド可能に支持されており、挿通孔24aを有している。この挿通孔24aに上記パンチ21が挿通されている。押さえ部材24はスプリング26により、ダイ40に向かって付勢されており、非加工状態では、パンチ21よりダイ40に向かって下方に突出している。
上記押さえ部材25は、パンチ21の軸芯と直交する方向に延びており、エアシリンダ27により進退動するようになっている。なお、エアシリンダ27は、ブラケット28を介してホルダ22に固定されている。
【0019】
図1,図4に示すように、第2の溝加工機構30は、パンチ31と、このパンチを先端で保持するホルダ32(いずれも図4にのみ示す)と、このホルダ32を駆動する油圧シリンダ(図示しない)と、押さえ部材34とを備えている。パンチ31の軸芯は、斜め上方を向いており、保持されるサイドリングWのほぼ軸線方向に延びている。押さえ部材34はエアシリンダ35により上下方向に移動できるようになっている。
【0020】
上記共通のダイ40の上面は、上記サイドリングWと同じ曲率半径で湾曲しており、サイドリングWの内周面に合致した収容溝45を有している。このダイ40には、第1溝加工機構20のパンチ21に対峙するパンチ穴41が形成されるとともに、第2溝加工機構30のパンチ31に対峙するパンチ穴42が形成されている。これらパンチ穴41,42の形成位置を、第1加工位置,第2加工位置と称する。これら第1,第2加工位置は、保持されるサイドリングWの周方向に所定角度間隔離れている。
【0021】
次に作用を説明する。最初に、サイドリングWを保持具12に取り付ける。この際、クランプ機構14を用いることにより、サイドリングWを安定して保持具12に保持することができる。この保持状態で、サイドリングWの内周面が上記ダイ40の上面に接し、その内周縁部が収容溝45に収容された状態になる。このセットの際に、サイドリングWは、その切割部が保持具12に対して所定位置になるように位置決めされる。例えば、サイドリングWの切割部を、回動部材13の左側部の上端面から所定角度時計回りにずれた位置にする。なお、サイドリングWの内周縁部において、溝加工すべき部位(以下、被加工部と称す)は、この切割部の近傍で、切割部より周方向例えば時計回り方向に離れた位置とする。
【0022】
次に、エアシリンダ15を駆動して、保持具12を反時計回りに回動させる。すると、回動部材13の右側部の上端面がストッパ16に当たり、保持具12,サイドリングWが第1の角度位置で位置決めされる。その結果、サイドリングWの被加工部は、第1の加工位置で正確に位置決めされる。
【0023】
次に、第1溝加工機構20の油圧シリンダ23を駆動させて、ホルダ22を下方に移動させる。すると、押さえ部材24がスプリング26の力でダイ40の上面に当たり、このダイ40と押さえ部材24とで、サイドリングWの内周縁部を押さえる。引き続いて、エアシリンダ27を駆動させて押さえ部材25を押さえ部材24に向かって移動させ、両押さえ部材24,25で、サイドリングWの径方向に広がる鍔部を押さえる。このようにして、サイドリングWを確実に押さえることができる。
【0024】
次に、上記油圧シリンダ23を駆動させて、ホルダ22をさらに下方へ移動させる。これにより、パンチ21がサイドリングWの内周縁部をほぼ径方向に打ち抜き、第1溝部G1を形成する(図3,図5参照)。サイドリングWは押さえ部材24,25で押さえられているので、位置ずれがなく、正確に溝加工を行うことができる。この後で、油圧シリンダ23を駆動させて、ホルダ22を上方に後退させ、パンチ21を第1溝部G1から抜くとともに、押さえ部材24をサイドリングWから離す。さらにエアシリンダ27を駆動させて、押さえ部材25を後退させる。
【0025】
次に、エアシリンダ15を駆動させて、保持具12を時計回りに回動させ、ひいてはサイドリングWを同方向に回動させる。すると、保持具12の回動部材13の左側部の上端面がストッパ17に当たり、保持具12およびサイドリングWが第2の角度位置で位置決めされる。その結果、サイドリングWの被加工部は、第2の加工位置で正確に位置決めされる。
【0026】
次に、第2の加工機構30のエアシリンダ35を駆動して、押さえ部材34を下方に移動させ、この押さえ部材34とダイ40とで、サイドリングWを押さえる。
次に、図示しない油圧シリンダを駆動してパンチ31をダイ40に向かって移動させる。これにより、パンチ31がサイドリングWの内周縁部をほぼ軸方向に打ち抜き、第2溝部G2を形成する(図4,図6参照)。上述したように、第1溝部G1を形成した被加工部は、上記インデックス機構10の位置決め作用により、正確に第2加工位置に位置決めされているので、ここで形成される第2溝部G2と既に形成された第1溝部G2とを、位置ずれなく連通させることができる。しかも、サイドリングWは押さえ部材34で押さえられているので、パンチングの際に位置ずれがなく、正確に第2溝部G2を形成することができる。
【0027】
この後で、油圧シリンダを駆動させて、ホルダ32を後退させ、パンチ31を第2溝部G2から抜くとともに、エアシリンダ35を駆動させて、押さえ部材34を後退させる。
最後に、作業者がクランプ機構14を解放して、サイドリングWを外す。
【0028】
以上により、サイドリングWを保持具12にセットするだけで、2方向の溝部G1,G2を位置ずれすることなく正確かつ簡単に加工することができる。
なお、上記説明において、溝部G1,G2の方向をほぼ径方向,ほぼ軸方向と表現したが、この方向表示は両者の交差を明瞭にするためのものであり、厳密なものではなく、径方向,軸方向に対してかなりの傾きを許容するものと解釈すべきである。
第1,第2の溝部の加工順序は上記実施形態とは逆であってもよい。
【0029】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1の発明によれば、インデックス機構でサイドリングの被加工部を正確に位置決めすることができ、2方向の溝部形成を位置ずれ無く、簡単に行うことができる。
請求項2の発明によれば、サイドリングを保持具で保持した状態で、回動手段と係止手段でサイドリングの被加工部を位置決めをするので、正確かつ簡単な構成で位置決めを行うことができる。
請求項3の発明によれば、エアシリンダと一対のストッパとを用いることにより、より一層正確にかつ簡単な構成で、サイドリングの被加工部の位置決めを行うことができる。
請求項4の発明によれば、ガイド部材と回動部材とクランプ機構と一対のストッパを用いることにより、より一層正確にかつ簡単な構成で、サイドリングの被加工部の位置決めを行うことができる。
請求項5の発明によれば、2つの溝加工機構は共通のダイを有しているので、構成のより一層の簡略化を図ることができる。
請求項6の発明によれば、ガイド部材のU字形の内部に共通のダイを配置するので、装置の小型化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態の溝加工装置の全体を示す正面図である。
【図2】図1のIIーII矢視拡大断面図である。
【図3】図1のIIIーIII矢視拡大断面図である。
【図4】図1のIVーIV矢視拡大断面図である。
【図5】サイドリングの第1溝部の加工方向を示す拡大断面図である。
【図6】サイドリングの第2溝部の加工方向を示す拡大断面図である。
【図7】サイドリングをリムベースにはめ込んだ状態を示す拡大断面図である。
【符号の説明】
10 インデックス機構
11 ガイド部材
12 保持具
13 回動部材
14 クランプ機構
15 エアシリンダ(回動手段)
16,17 ストッパ(係止手段)
20 第1の溝加工機構
21 パンチ
30 第2の溝加工機構
31 パンチ
40 ダイ
101 リムベース
102 ガター部
W サイドリング
G1 第1溝部
G2 第2溝部
【発明の属する技術分野】
本発明は、車両用ホイールリムのサイドリングに、レバー等の工具を差し込むための溝を加工する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
実公平1−15521号公報に、この種のサイドリングが記載されている。図7を参照して説明すると、サイドリングWは、円周方向一箇所に切割部(図示せず)が設けられており、その内周縁部がリムベース101のガター部102に脱着可能に装着されている。このリムベース101とサイドリングWとで、タイヤ(図示しない)を保持するようになっている。この切割部の周方向近傍には、溝Gが形成されている。この溝Gは、互いに連なる2つの溝部G1、G2からなる。第1溝部G1は、サイドリングWの略径方向に沿って延び、第2溝部G2はサイドリングWの略軸方向に沿って延びている。
【0003】
例えばタイヤがパンクした時には、交換のためタイヤをホイールリムから外す必要がある。この場合、レバーL(工具)を、外側から第2溝部G2に差し込み、次に、レバーLをリムベース101の縁を支点として図7中矢印で示すように回動させ、その先端部を第1溝部G1に入り込ませ、さらにレバーLを回動させる。すると、サイドリングWは切割部を開くようにして拡径され、リムベース101から外される。これにより、タイヤを外して交換することができる。
【0004】
上記差し込み用溝Gは、従来では次のようにして加工していた。すなわち、作業者が、サイドリングWを第1の溝加工機構にセットし、ここで第1溝部G1を加工する。次に、サイドリングWを第1の溝加工機構から取り外し、第2の溝加工機構にセットして、第2溝部G2を加工する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上記のように、2つの溝部G1,G2を加工する際、作業者がサイドリングWを第1,第2の溝加工機構に手作業で位置決めを行っているため、位置決めが不正確になりやすく、2つの溝部G1,G2の位置ずれが生じる可能性があった。また、サイドリングWを各溝部G1,G2加工のたびに対応する溝加工機構にセットし、取り外さなければなければならないので、生産性が悪かった。
【0006】
本発明の目的は、上記事情を考慮し、第1,第2の溝部の位置ずれを解消し、かつ高い生産性を得ることができる車両用ホイールリムのサイドリングの溝加工装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、リムベースのガター部に着脱可能に装着されるサイドリングの内周縁部に、略径方向から第1溝部を形成し、略軸方向から第2溝部を形成し、これら第1,第2溝部からなる工具差し込み用の溝を加工する装置において、(イ)上記サイドリングを保持してその軸線を中心として回動させ、サイドリングの被加工部を第1加工位置と第2加工位置で位置決めするインデックス機構と、(ロ)上記第1加工位置に配置され、サイドリングの被加工部がこの第1加工位置に位置決めされた時に、この被加工部に略径方向から上記第1溝部を形成する第1溝加工機構と、(ハ)上記第2加工位置に設けられ、サイドリングの被加工部がこの第2加工位置に位置決めされた時に、この被加工部に略軸方向から上記第2溝部を形成する第2溝加工機構と、
を備えたことを特徴とする車両用ホイールリムのサイドリングの溝加工装置。
【0008】
請求項2の発明は、請求項1に記載の車両用ホイールリムのサイドリングの溝加工装置において、上記インデックス機構は、上記サイドリングを保持する保持具と、この保持具を回動させる回動手段と、この保持具を、上記サイドリングの被加工部の第1,第2加工位置に対応する第1,第2の角度位置で係止する係止手段とを備えたことを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項2に記載の車両用ホイールリムのサイドリングの溝加工装置において、上記インデックス機構の回動手段はエアシリンダからなり、上記係止手段は一対のストッパからなり、上記保持具はこのストッパに当たることにより、第1,第2の角度位置で位置決めされることを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項3に記載の車両用ホイールリムのサイドリングの溝加工装置において、上記インデックス機構の保持具は、回動部材と、この回動部材に設けられ上記サイドリングを被加工部から離れた位置でクランプするクランプ機構とを有し、上記インデックス機構は、さらに上記回動部材を回動可能に支持するガイド部材を備え、このガイド部材に上記回動部材を係止する上記一対のストッパが固定されていることを特徴とする。
【0009】
請求項5の発明は、請求項1〜3のいずれかに記載の車両用ホイールリムのサイドリングの溝加工装置において、上記第1,第2溝加工機構は、共通のダイを有するとともに、それぞれパンチを有していることを特徴とする。
請求項6の発明は、請求項4に記載の車両用ホイールリムのサイドリングの溝加工装置において、上記第1,第2溝加工機構は、共通のダイを有するとともに、それぞれパンチを有しており、上記ガイド部材はU字形をなし、その内部に上記ダイが配置されていることを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態に係わる溝加工装置を図1〜図6に基づいて説明する。この溝加工装置は、装置フレーム1を備えている。この装置フレーム1の下部には、高さ調節機構2が設置されており、この高さ調節機構2の上部に、インデックス機構10が設置されている。インデックス機構10は、サイドリングWのサイズに応じて高さ調整機構2により高さ調整できるようになっている。
【0011】
図1,図2に示すように、インデックス機構10は、サイドリングWをその軸線を水平にした姿勢で保持しかつ回動し、後述する2つの加工位置で位置決めするためのものであり、ガイド部材11と、ガイド部材11に回動可能に支持された保持具12と、保持具12を回動させるエアシリンダ15(回動手段)と、ガイド部材11に固定され保持具12を係止する一対のストッパ16,17(係止手段)とを備えている。
【0012】
上記ガイド部材11は、U字形をなした平板からなり、その下部が高さ調節機構2の取付部2aの上面に固定されている。
上記保持具12は、図1において左右に延びる細長い平板からなる回動部材13と、この回動部材13の左右に設けられた一対のクランプ機構14とを有している。この回動部材13が、ガイド部材11の正面に固定された円弧形状のレール18を介して回動可能に支持されている。
【0013】
保持具12のクランプ機構14は、回動部材13に固定された受け部材14aと、回動部材13に回動可能に支持されたクランプ爪14bとを有している。サイドリングWを左右一対の受け部材14aに当て、クランプ爪14bを回わすことにより、サイドリングWは、受け部材14aとクランプ爪14bに挟まれて、中心軸線を水平にした状態で保持される。保持具12の回動中心は、保持状態のサイドリングWの中心軸線と一致する。
【0014】
上記エアシリンダ15は、高さ調節機構2の取付部2aの側部に取り付けられており、そのロッド15aの先端が、上記保持具12の回動部材13の一側部に回動可能に連結されている。このエアシリンダ15により、上記保持具12は時計回り,反時計回りに回動されるようになっている。
【0015】
上記一対のストッパ16,17は、ガイド部材11の正面左右部において上端近傍に固定されている。エアシリンダ15により保持具12が時計回りに反回動した時に、この回動部材13の右部上端面がストッパ16に当たって係止され、位置決めされる。保持具12が時計回りに回動した時に、この回動部材13の左部上端面がストッパ17に当たって係止され、位置決めされる。このようにして、保持具12は2つの角度位置で位置決めされる。
【0016】
上記装置フレーム1の上部には、図1に示すように左右に分かれて2つの溝加工機構20,30が設置されている。これら溝加工機構20,30は、共通のダイ40を有している。このダイ40は、上記インデックス機構10のガイド部材11のL字形の内部11aに収容されている。なお、上記保持具12の回動部材13も、このダイ40を避けるためにU字形をなしている。
【0017】
第1の溝加工機構20は、図1,図3に示すように、パンチ21と、このパンチ21を先端で保持するホルダ22と、このホルダ22を駆動する油圧シリンダ23と、2つの押さえ部材24,25(押さえ部材25は図3にのみ示す)とを備えている。パンチ21の軸芯は、保持具12の回動中心、すなわち保持されたサイドリングWの軸線に向かって延びている。
【0018】
上記押さえ部材24は、上記ホルダ22の先端部にパンチ21の軸芯方向にスライド可能に支持されており、挿通孔24aを有している。この挿通孔24aに上記パンチ21が挿通されている。押さえ部材24はスプリング26により、ダイ40に向かって付勢されており、非加工状態では、パンチ21よりダイ40に向かって下方に突出している。
上記押さえ部材25は、パンチ21の軸芯と直交する方向に延びており、エアシリンダ27により進退動するようになっている。なお、エアシリンダ27は、ブラケット28を介してホルダ22に固定されている。
【0019】
図1,図4に示すように、第2の溝加工機構30は、パンチ31と、このパンチを先端で保持するホルダ32(いずれも図4にのみ示す)と、このホルダ32を駆動する油圧シリンダ(図示しない)と、押さえ部材34とを備えている。パンチ31の軸芯は、斜め上方を向いており、保持されるサイドリングWのほぼ軸線方向に延びている。押さえ部材34はエアシリンダ35により上下方向に移動できるようになっている。
【0020】
上記共通のダイ40の上面は、上記サイドリングWと同じ曲率半径で湾曲しており、サイドリングWの内周面に合致した収容溝45を有している。このダイ40には、第1溝加工機構20のパンチ21に対峙するパンチ穴41が形成されるとともに、第2溝加工機構30のパンチ31に対峙するパンチ穴42が形成されている。これらパンチ穴41,42の形成位置を、第1加工位置,第2加工位置と称する。これら第1,第2加工位置は、保持されるサイドリングWの周方向に所定角度間隔離れている。
【0021】
次に作用を説明する。最初に、サイドリングWを保持具12に取り付ける。この際、クランプ機構14を用いることにより、サイドリングWを安定して保持具12に保持することができる。この保持状態で、サイドリングWの内周面が上記ダイ40の上面に接し、その内周縁部が収容溝45に収容された状態になる。このセットの際に、サイドリングWは、その切割部が保持具12に対して所定位置になるように位置決めされる。例えば、サイドリングWの切割部を、回動部材13の左側部の上端面から所定角度時計回りにずれた位置にする。なお、サイドリングWの内周縁部において、溝加工すべき部位(以下、被加工部と称す)は、この切割部の近傍で、切割部より周方向例えば時計回り方向に離れた位置とする。
【0022】
次に、エアシリンダ15を駆動して、保持具12を反時計回りに回動させる。すると、回動部材13の右側部の上端面がストッパ16に当たり、保持具12,サイドリングWが第1の角度位置で位置決めされる。その結果、サイドリングWの被加工部は、第1の加工位置で正確に位置決めされる。
【0023】
次に、第1溝加工機構20の油圧シリンダ23を駆動させて、ホルダ22を下方に移動させる。すると、押さえ部材24がスプリング26の力でダイ40の上面に当たり、このダイ40と押さえ部材24とで、サイドリングWの内周縁部を押さえる。引き続いて、エアシリンダ27を駆動させて押さえ部材25を押さえ部材24に向かって移動させ、両押さえ部材24,25で、サイドリングWの径方向に広がる鍔部を押さえる。このようにして、サイドリングWを確実に押さえることができる。
【0024】
次に、上記油圧シリンダ23を駆動させて、ホルダ22をさらに下方へ移動させる。これにより、パンチ21がサイドリングWの内周縁部をほぼ径方向に打ち抜き、第1溝部G1を形成する(図3,図5参照)。サイドリングWは押さえ部材24,25で押さえられているので、位置ずれがなく、正確に溝加工を行うことができる。この後で、油圧シリンダ23を駆動させて、ホルダ22を上方に後退させ、パンチ21を第1溝部G1から抜くとともに、押さえ部材24をサイドリングWから離す。さらにエアシリンダ27を駆動させて、押さえ部材25を後退させる。
【0025】
次に、エアシリンダ15を駆動させて、保持具12を時計回りに回動させ、ひいてはサイドリングWを同方向に回動させる。すると、保持具12の回動部材13の左側部の上端面がストッパ17に当たり、保持具12およびサイドリングWが第2の角度位置で位置決めされる。その結果、サイドリングWの被加工部は、第2の加工位置で正確に位置決めされる。
【0026】
次に、第2の加工機構30のエアシリンダ35を駆動して、押さえ部材34を下方に移動させ、この押さえ部材34とダイ40とで、サイドリングWを押さえる。
次に、図示しない油圧シリンダを駆動してパンチ31をダイ40に向かって移動させる。これにより、パンチ31がサイドリングWの内周縁部をほぼ軸方向に打ち抜き、第2溝部G2を形成する(図4,図6参照)。上述したように、第1溝部G1を形成した被加工部は、上記インデックス機構10の位置決め作用により、正確に第2加工位置に位置決めされているので、ここで形成される第2溝部G2と既に形成された第1溝部G2とを、位置ずれなく連通させることができる。しかも、サイドリングWは押さえ部材34で押さえられているので、パンチングの際に位置ずれがなく、正確に第2溝部G2を形成することができる。
【0027】
この後で、油圧シリンダを駆動させて、ホルダ32を後退させ、パンチ31を第2溝部G2から抜くとともに、エアシリンダ35を駆動させて、押さえ部材34を後退させる。
最後に、作業者がクランプ機構14を解放して、サイドリングWを外す。
【0028】
以上により、サイドリングWを保持具12にセットするだけで、2方向の溝部G1,G2を位置ずれすることなく正確かつ簡単に加工することができる。
なお、上記説明において、溝部G1,G2の方向をほぼ径方向,ほぼ軸方向と表現したが、この方向表示は両者の交差を明瞭にするためのものであり、厳密なものではなく、径方向,軸方向に対してかなりの傾きを許容するものと解釈すべきである。
第1,第2の溝部の加工順序は上記実施形態とは逆であってもよい。
【0029】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1の発明によれば、インデックス機構でサイドリングの被加工部を正確に位置決めすることができ、2方向の溝部形成を位置ずれ無く、簡単に行うことができる。
請求項2の発明によれば、サイドリングを保持具で保持した状態で、回動手段と係止手段でサイドリングの被加工部を位置決めをするので、正確かつ簡単な構成で位置決めを行うことができる。
請求項3の発明によれば、エアシリンダと一対のストッパとを用いることにより、より一層正確にかつ簡単な構成で、サイドリングの被加工部の位置決めを行うことができる。
請求項4の発明によれば、ガイド部材と回動部材とクランプ機構と一対のストッパを用いることにより、より一層正確にかつ簡単な構成で、サイドリングの被加工部の位置決めを行うことができる。
請求項5の発明によれば、2つの溝加工機構は共通のダイを有しているので、構成のより一層の簡略化を図ることができる。
請求項6の発明によれば、ガイド部材のU字形の内部に共通のダイを配置するので、装置の小型化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態の溝加工装置の全体を示す正面図である。
【図2】図1のIIーII矢視拡大断面図である。
【図3】図1のIIIーIII矢視拡大断面図である。
【図4】図1のIVーIV矢視拡大断面図である。
【図5】サイドリングの第1溝部の加工方向を示す拡大断面図である。
【図6】サイドリングの第2溝部の加工方向を示す拡大断面図である。
【図7】サイドリングをリムベースにはめ込んだ状態を示す拡大断面図である。
【符号の説明】
10 インデックス機構
11 ガイド部材
12 保持具
13 回動部材
14 クランプ機構
15 エアシリンダ(回動手段)
16,17 ストッパ(係止手段)
20 第1の溝加工機構
21 パンチ
30 第2の溝加工機構
31 パンチ
40 ダイ
101 リムベース
102 ガター部
W サイドリング
G1 第1溝部
G2 第2溝部
Claims (6)
- リムベースのガター部に着脱可能に装着されるサイドリングの内周縁部に、略径方向から第1溝部を形成し、略軸方向から第2溝部を形成し、これら第1,第2溝部からなる工具差し込み用の溝を加工する装置において、
(イ)上記サイドリングを保持してその軸線を中心として回動させ、サイドリングの被加工部を第1加工位置と第2加工位置で位置決めするインデックス機構と、
(ロ)上記第1加工位置に配置され、サイドリングの被加工部がこの第1加工位置に位置決めされた時に、この被加工部に略径方向から上記第1溝部を形成する第1溝加工機構と、
(ハ)上記第2加工位置に設けられ、サイドリングの被加工部がこの第2加工位置に位置決めされた時に、この被加工部に略軸方向から上記第2溝部を形成する第2溝加工機構と、
を備えたことを特徴とする車両用ホイールリムのサイドリングの溝加工装置。 - 上記インデックス機構は、上記サイドリングを保持する保持具と、この保持具を回動させる回動手段と、この保持具を、上記サイドリングの被加工部の第1,第2加工位置に対応する第1,第2の角度位置で係止する係止手段とを備えたことを特徴とする請求項1に記載の車両用ホイールリムのサイドリングの溝加工装置。
- 上記インデックス機構の回動手段はエアシリンダからなり、上記係止手段は一対のストッパからなり、上記保持具はこのストッパに当たることにより、第1,第2の角度位置で位置決めされることを特徴とする請求項2に記載の車両用ホイールリムのサイドリングの溝加工装置。
- 上記インデックス機構の保持具は、回動部材と、この回動部材に設けられ上記サイドリングを被加工部から離れた位置でクランプするクランプ機構とを有し、
上記インデックス機構は、さらに上記回動部材を回動可能に支持するガイド部材を備え、このガイド部材に上記回動部材を係止する上記一対のストッパが固定されていることを特徴とする請求項3に記載の車両用ホイールリムのサイドリングの溝加工装置。 - 上記第1,第2溝加工機構は、共通のダイを有するとともに、それぞれパンチを有していることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の車両用ホイールリムのサイドリングの溝加工装置。
- 上記第1,第2溝加工機構は、共通のダイを有するとともに、それぞれパンチを有しており、上記ガイド部材はU字形をなし、その内部に上記ダイが配置されていることを特徴とする請求項4に記載の車両用ホイールリムのサイドリングの溝加工装置。
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- 1997-09-26 JP JP27993097A patent/JP3752066B2/ja not_active Expired - Fee Related
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