JP3751447B2 - 内燃機関の空燃比学習制御方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、主として自動車用の内燃機関の空燃比のフィードバック制御方法に関し、特に運転条件に応じて実空燃比と目標空燃比とのずれを学習し、これをフィードバック制御に反映させる内燃機関の空燃比学習制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
内燃機関の電子制御燃料噴射システムにおいては、内燃機関の運転が最適な効率や排気条件に保たれる目標空燃比となるように、機関運転状況に応じた燃料の基本噴射量すなわち燃料噴射弁の基本噴射時間を予め設定し、この基本噴射量を基準にして目標空燃比となるように燃料噴射量にフィードバック補正をかけている。ところが、機器類のばらつきや、経時変化、運転条件、環境の変化等により、前記燃料の基本噴射量から得られる空燃比と目標空燃比との平均的なずれが大きくなると、燃料噴射のフィードバック補正量が増大し、ひいては空燃比制御の制御性を悪化させることになる。そこで、特開平7−247889号公報等に記載されているように、前記ずれを補正するための補正量を、その時の運転条件とともに学習値として記憶しておくとともに、同一運転条件となった時に記憶されている前記学習値を用いて、予め基本噴射量に補正を加えておくことにより、ずれを小さくし空燃比制御の制御性を良好にする空燃比学習制御が行われている。この学習は、例えば特開平9−68076号公報に記載されているように、前記燃料基本噴射量と機関回転数とをパラメータとする前記運転条件を、図6に示すような複数(例えば4つ)の学習ゾーンに区分して、各学習ゾーン毎に学習完了条件、即ち目標空燃比近傍となった状態での燃料噴射のフィードバック補正量に基づいて学習値を設定し更新することにより行われるものであり、学習中の途中結果は逐次中間学習値として更新記憶されている。
【0003】
しかして、従来、一の学習ゾーンから他の学習ゾーンへの移行後、所定時間内においては、その移行時点での中間学習値を、他の学習ゾーンに対応して記憶されている学習値に漸近させるようにして、その値を急変させないようにしている。これは、中間学習値が、学習ゾーン移行時等での燃料噴射量設定の要因の1つとなっているためで、中間学習値の急変により、燃料噴射量が突然変化するのを防止するためである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、今仮にエンジン回転数がアイドル回転数付近で、運転条件が図6における学習ゾーン1にあり、しかも、大きなフィードバック補正量を必要とする条件下 (アイドル状態で放置され、吸気温が上昇している場合等)で、スロットル全開にされ、高負荷領域に対応させて設定されている学習ゾーン4に移行した場合、学習ゾーン4では吸気温等の影響が少ないため、大きなフィードバック補正量を必要とせず、上述したように中間学習値を、徐々に変化させたのでは、この中間学習値が、学習ゾーン4の学習値近傍に到達するまでの間、空燃比がリーン状態となる。そしてその結果、排気温上昇や、レスポンス不良等のドライバビリティ上の不具合を招くおそれが生じる。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は、このような課題に着目してなされたものであって、機関運転の高負荷領域に対応させて設定してある学習ゾーンへのゾーン移行が行われた場合には、中間学習値を除変させるのではなく、移行した時点で一気に当該学習ゾーンの学習値に等しく設定するようにして、ゾーン移行直後に生じ得る空燃比リーン状態を回避することを主たる目的としている。
【0006】
【発明の実施の形態】
すなわち、本発明に係る内燃機関の空燃比学習制御方法は、機関運転条件を複数の学習ゾーンに区分し、各学習ゾーンでの運転において検出した空燃比と目標空燃比とのずれを燃料噴射量のフィードバック補正量に基づいて検出した後、このずれを補正するための学習値を各学習ゾーンに対応させて学習し、その学習途中の中間結果を逐次中間学習値として更新するとともに、各学習ゾーンに対応する学習値を中間学習値に基づいて設定更新し得るようにした内燃機関の空燃比学習制御方法であって、機関運転条件が変化して、一の学習ゾーンから他の学習ゾーンに移行した後所定時間内においては、移行時点で存在している一の学習ゾーンについての中間学習値を、他の学習ゾーンに対応して記憶されている学習値に漸近させるように変化させつつ、この中間学習値を燃料噴射量設定の要因の1つとして燃料噴射量を補正する一方、機関運転の高負荷領域に対応させて設定してある学習ゾーンに移行した場合には、移行した時点で、前記中間学習値を移行後の学習ゾーンの学習値に等しく設定するようにしたことを特徴とする。
【0007】
このようなものであれば、機関運転の高負荷領域に対応させて設定してある学習ゾーンにゾーン移行した時点で、中間学習値は即座に、当該学習ゾーンに対応して記憶してある学習値に等しくなるため、高負荷領域に対応させて設定してある学習ゾーンへのゾーン移行時における空燃比リーン状態の現出を防止できる。その結果、空燃比リーン状態で生じる排気温上昇や、レスポンス不良等のドライバビリティ上の不具合を回避することができるようになる。
【0008】
【実施例】
以下本発明の一実施例を、図1から図4を参照して説明する。なお、本実施例では、自動車の内燃機関たるエンジン100への適用例について述べるが、本発明は自動車用のエンジン100に限定されるものではない。
図1に概略的に示したエンジン100は、その吸気系1に図示しないアクセルペダルに応動して開閉するスロットルバルブ2を配設し、その下流側にサージタンク3を設けたものである。サージタンク3に連通する吸気系1の吸気マニホールド4の一方の端部近傍には、さらに燃料噴射弁5が設けてあり、この燃料噴射弁5を電子制御装置6により制御するようにしている。また排気系20には、排気ガス中の酸素濃度を測定するためのO2センサ21を、図示しないマフラに至るまでの管路に配設された三元触媒22の上流の位置に取り付けている。このO2センサ21は酸素濃度に応じた値を有する酸素濃度信号bを出力するものである。
【0009】
電子制御装置6は、中央演算処理部7と、記憶部8と、入力インタフェース9と、出力インタフェース11とを具備してなり、エンジンコントロールコンピュータとして知られているものである。入力インタフェース9には、エンジン回転数センサ14から出力されるエンジン回転数信号a、O2センサ21から出力される酸素濃度信号b、スロットル開度センサ16から出力されるスロットル開度信号c等を入力している。出力インタフェース11からは、少なくとも燃料噴射弁5を駆動する燃料噴射信号dを出力するようにしている。また、記憶部8は、通常知られているようにROMとRAMとから構成しているが、本実施例においては、RAMの一部を、電子制御装置6内に組み込まれた補助バッテリによってバックアップさせ、電子制御装置6の電源が切られてもその記憶内容を保持しておくようにしたバッテリバックアップ方式のものにしている。
【0010】
このような構成のエンジン100に対して適用した本実施例の空燃比学習制御は、予め電子制御装置6の記憶部8にプログラミングしたソフトウェアに基づいて行われるもので、基本的に、実空燃比を目標空燃比に近づけるべく燃料噴射量TAUのフィードバック制御を行う際の制御性を良好にすることを目的とした学習制御に係るものである。学習の結果は学習値KGに反映されるが、本ソフトウェアにおいては、学習を円滑なものとすべく、学習値KGの更新において一時学習値KGTという学習値KGのバッファ的な変数を用いている。しかして、請求項1に記載の学習値の概念には、この一時学習値KGTも含まれる。このソフトウェアを図2〜図5に示す一連のフローチャートを参照して説明する。なお燃料噴射量TAUの設定は、燃料噴射弁5の開成時間を制御することにより行っている。
【0011】
このフローチャートに記載したルーチンは、1制御サイクル内に行われる種々の制御のうち、本実施例に関係する学習値KG等の更新部分を特に抜粋したものである。そして、この学習値KG等の更新は、このような制御サイクルを繰り返すことにより行われる。なお、添字nは、当該制御サイクルでの値を示し、添字n−1は1つ前の制御サイクルでの値を示すものである。
【0012】
まず、図示しないがこの制御サイクルにおいて、燃料の基本噴射量TPが、その時のスロットル開度TAとエンジン回転数NEとをパラメータとしたエンジン運転状況に応じて設定される。
次にステップS1において、エンジン回転数NEと燃料の基本噴射量TPとをパラメータとするエンジン100の運転条件から、当該制御サイクルにおけるエンジン運転条件が、図6に示すように、予め区分しておいた4つの学習ゾーンKGJCELL(KGJCELL=1、2、3、4)のいずれに属するのかを判定し、ステップS2に進む。
【0013】
ステップS2〜ステップS10は、主として学習更新の時間をエンジン100の負荷状況に応じて変えるための部分であり、関係する主な変数としては更新タイマーである変数CTRCIS、更新カウンタである変数CTRCINT等がある。概略的には、図7に示すように、変数CTRCISは0から所定値づつインクリメントされ、エンジン100の負荷によって定められる変数CINTSKPの値に到達すると0に復帰し、再びインクリメントされる。しかして変数CTRCISの値が0になった時点で変数CTRCINTの値が1づつインクリメントされる。このようにして変数CTRCINTの値がインクリメントされる間隔が、エンジン100の負荷によって定められる変数CTRCISの値で定められるようにしている。なお後述する学習が行なわれるのは、変数CTRCISの値が0の時だけである。
【0014】
詳述すると、ステップS2では、エンジン100の負荷状況である吸入空気量CLFLOWに応じて変数CINTSKPの値を設定し、ステップS3に進む。ステップS3では、本制御サイクルでの学習ゾーンKGJCELLnが前制御サイクルでの学習ゾーンKGJCELLn-1から変化したという第1条件、及び変数CTRCISが変数CINTSKP以上であるという第2条件の成否を判定する。いずれかの条件が成立すれば、ステップS5に進み、そうでなければステップS4に進む。
【0015】
ステップS4では、変数CTRCIS n の値を、前制御サイクルでの変数CTRCISn-1の値に13.3を加えたものに更新し、ステップS6に進む。なお、この変数CTRCISの上限値は3391.5である。
ステップS5では、変数CTRCISの値を0とし、ステップS6に進む。
ステップS6では、本制御サイクルでの学習ゾーンKGJCELLnが前制御サイクルでの学習ゾーンKGJCELLn-1から変化したという第1条件、及びフィードバック状態ではない(CLFUEL=0)という第2条件の成否を判定する。いずれかの条件が成立すれば、ステップS7に進み、変数CTRCINTの値を0に設定した後、ステップS8に進む。そうでなければステップS8に進む。
【0016】
ステップS8では、変数CTRCISが0であるかどうかを判定する。0であればステップS9に進み、そうでなければ図3に示すステップ11に進む。
ステップS9では、変数CTRCINTの値を1だけ増加させる。ただし上限は255である。そしてステップS10に進む。
ステップS10では、空燃比偏差DAF、空燃比偏差積分量DAFTOTAL、空燃比偏差微分量DDAFの値を図中に示した式によって更新する。そして、ステップS11に進む。ここでDAFとは、空燃比フィードバック補正量FAFの平均値INTと目標空燃比との偏差を示す値であり、DAFTOTALとは偏差DAFの時間積分量を示すものであり、DDAFとは偏差DAFの時間変化量を示すものである。
【0017】
ステップS11では、空燃比偏差積分量DAFTOTALの値を一定範囲に制限する。そしてステップS12に進む。
ステップS12、S13では、本制御サイクルでの学習ゾーンKGJCELLnが前制御サイクルでの学習ゾーンKGJCELLn-1から変化した場合に限り、前記空燃比偏差積分量DAFTOTALの値を、次式(1)にしたがって、後述する一時学習値KGT KGJCELLn を用いて設定し直す。そしてステップS14に進む。
【0018】
DAFTOTALn=(KGT KGJCELLn −1.0)/KIKG…(1)
ここでKIKGは係数である。
ステップS14では、本制御サイクルでの学習ゾーンKGJCELLnが前制御サイクルでの学習ゾーンKGJCELLn-1から変化し、かつフラグTMPOKの値が1であるという条件を満たすかどうかを判定する。条件を満たす場合はステップS15に進み、そうでない場合は図4に示すステップS16に進む。フラグTMPOKについては後述する。
【0019】
ステップS15においては、前制御サイクルでの学習ゾーンKGJCELLn-1に対応する一時学習値KGTKGJCELLn-1を前制御サイクルでの中間学習値KGXn-1と等しい値に更新する。そしてステップS16に進む。
ステップS16では、変数CTRCISの値が0か否かを判定する。0であれば、ステップS17に進み、そうでなければステップS23に進む。
【0020】
ステップS17〜ステップS22は、実際に学習を行なう部分である。
すなわち、ステップS17では、変数CTRCINTの値が、予め定めてある定数KKGJSP(本実施例では8)よりも大きいかどうかを判定する。大きければ、学習ゾーン移行が行われてから所定時間経過したと判断し、ステップS18に進み、そうでなければ、学習ゾーン移行が行われてから所定時間内であると判断し、ステップS20に進む。
【0021】
ステップS18では、変数COOLDEGが、KGX計算可能とするしきい値である定数KDEGKGX以上かどうかを判断し、以上であれば、ステップS19に進み、そうでなければ図5に示すステップS23に進む。
ステップS19では、図示しないフィードバック制御ルーチンにより行われている空燃比フィードバック補正量FAFの変化に基づいて、中間学習値KGXを次式(2)にしたがって更新する。いわば中間学習値KGXのPID制御ともいえる部分である。また一方で、フラグTMPOKの値を1に設定する。そして図5に示すステップS23に進む。
【0022】
KGXn=KGPn+KGIn+KGDn・・・(2)
ここで、KGPn=KPKG*DAFn(比例項)
KGIn=KIKG*DAFTOTALn+1.0(積分項)
KGDn=KDKG*DDAFn(派生項)
KPKG、KIKG、KDKG・・・係数
一方、ステップS20では、変数CTRCINTが0であり、かつ学習ゾーンKGJCELLnが4(最もエンジンの高負荷領域に設定されたもの)であるという条件が成立するかどうかを判定する。成立すれば、ステップS22に進み、そうでなければ、ステップS21に進む。
【0023】
ステップS21では、中間学習値KGXを次式(3)にしたがって更新するとともに、フラグTMPOKの値を0に設定する。そしてステップS23に進む。
KGXn=(KGXn-1+KGIn)/2・・・(3)
ここで、KGPn=0.0
KGIn=KGTKGJCELLn
KGDn=0.0
ステップS22では、中間学習値KGXnに一時学習値KGT4を代入し、ステップS23に進む。
【0024】
ステップS23、S24では変数CTRCISの値が0の場合にのみ中間学習値KGXの上下限ガード処理を行ない、ステップS25に進む。
ステップS25では、所定の学習完了条件が整った時に、学習値KGを設定したり、あるいは、燃料噴射量を学習値KG等を利用してフィードバック補正するなどの処理を行ない、本ルーチンを終了する。
【0025】
このように構成した本実施例によれば、エンジン運転条件が変化して、一の学習ゾーンKGJCELLから高負荷領域に対応させて設定してある他の学習ゾーン4に移行した場合(ステップS14の条件成立時)、ステップS20の条件が成立して、ステップS20に進み、この時点で即座に中間学習値KGXの値が学習ゾーン4の一時学習値KGT4に等しく設定される。
【0026】
このため、ゾーン移行直後に生じ得る空燃比リーン状態の現出を防止することが可能になる。そしてその結果、従来学習ゾーン4への移行直後に生じていた空燃比リーン状態を起因とする排気温上昇や、レスポンス不良等のドライバビリティ上の不具合を回避することができるようになる。
なお、本発明は上述した実施例に限定されるものではなく種々の変形が可能である。例えば、上記実施例では学習値KGの更新の促進を図るために、学習値KGのバッファ的な役割を果たす一時学習値KGTという変数を取り入れ、学習ゾーン4へのゾーン移行時に中間学習値KGXを一時学習値KGTに等しく設定しているが、一時学習値KGTを用いない制御方法のものであれば、中間学習値KGXを学習値KGに等しく設定するようにしても構わない。また学習ゾーンは4つに限らず、これをさらに細かく区分したり、ゾーン領域を変更するなどしてもよい。さらに、種々の演算も、上記実施例に限定されるわけではなく、本発明と同様の効果を奏するものであればよい。
その他、各部の構成は図示例に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形が可能である。
【0027】
【発明の効果】
以上詳述したように、本発明によれば、機関運転の高負荷領域に対応させて設定してある学習ゾーンにゾーン移行した時点で、中間学習値は即座に、当該学習ゾーンに対応して記憶してある学習値に等しくなるため、高負荷領域に設定してある前記学習ゾーンへのゾーン移行時において、従来生じ得た空燃比リーン状態の現出を防止できる。その結果、空燃比リーン状態で生じる排気温上昇や、レスポンス不良等のドライバビリティ上の不具合を回避することができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例を示す制御方法を適用したエンジンの全体図。
【図2】 同実施例の制御フローチャート。
【図3】 同実施例の制御フローチャート。
【図4】 同実施例の制御フローチャート。
【図5】 同実施例の制御フローチャート。
【図6】 同実施例及び従来例の学習ゾーンを示すマップ。
【図7】 同実施例の変数CTRCINT等の変化を示すタイミングチャート。
【符号の説明】
100・・・内燃機関
KG・・・学習値
KGX・・・中間学習値
KGJCELL・・・学習ゾーン

Claims (1)

  1. 空燃比を目標空燃比に近づけるべく燃料噴射量のフィードバック補正を行う内燃機関に適用され、
    機関運転条件を複数の学習ゾーンに区分し、各学習ゾーンでの運転において検出した空燃比と目標空燃比とのずれを燃料噴射量のフィードバック補正量に基づいて検出した後、このずれを補正するための学習値を各学習ゾーンに対応させて学習し、その学習途中の中間結果を逐次中間学習値として更新するとともに、各学習ゾーンに対応する学習値を中間学習値に基づいて設定更新し得るようにした内燃機関の空燃比学習制御方法であって、
    機関運転条件が変化して、一の学習ゾーンから他の学習ゾーンに移行した後所定時間内においては、移行時点で存在している一の学習ゾーンについての中間学習値を、他の学習ゾーンに対応して記憶されている学習値に漸近させるように変化させつつ、この中間学習値を燃料噴射量設定の要因の1つとして燃料噴射量を補正する一方、
    機関運転の高負荷領域に対応させて設定してある学習ゾーンに移行した場合には、移行した時点で、前記中間学習値を移行後の学習ゾーンの学習値に等しく設定するようにしたことを特徴とする内燃機関の空燃比学習制御方法。
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