JP3750895B2 - センサ付き電子機器 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、部品点数および組立工程の削減を可能にするセンサ付き電子機器に関する。
【0002】
【従来の技術】
図3は、従来のセンサ付き電子時計の一例を示す一部断面図である。このセンサ付き電子時計300では、ケース本体301にセンサユニット302を収容する開口部303を形成した構造であり、この開口部303内にはセンサユニット302の深さ方向で支える内段部331が形成されている。また、この内段部331の直上には、センサ嵌合部332、斜面333およびリング圧入部334が設けられている。さらに、前記内段部331にはパッキング溝335が形成されており、このパッキング溝335内にはパッキング304が配置されている。
【0003】
センサユニット302を組み付けるには、まず、この開口部303に、前記斜面333およびセンサ嵌合部332をガイドとしつつセンサユニット302を挿入する。続いて、止めリング305をリング圧入部334に圧入し、内つば部351をセンサユニット302の上面に係止する。この状態で止めリング305を押し込むと、センサユニット302の下面とパッキング溝335に挟まれてパッキング304が圧縮状態になる。これにより、センサユニット302を固定すると同時に、ケース本体301を密封して防水機能を得ることができる。なお、開口部303の前面には断続的に窓361を設けた保護板306が取り付けられる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来のセンサ付き電子時計300では、センサユニット302の固定を、止めリング305を用いて行い、ケース本体301の密封をパッキング溝335とパッキング304により行うため、部品点数が多くなるという問題点があった。また、予めパッキング溝335内にパッキング304を配置し、センサユニット302を挿入した後、止めリング305で固定するため、組立工程が複雑になるという問題点があった。
【0005】
そこで、この発明は、上記に鑑みてなされたものであって、部品点数および組立工程の削減を可能にするセンサ付き電子機器を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この発明では、センサユニットの前方外側部分をパッキン内側部分に圧入し、パッキンの外側部分をケース本体の開口部に圧入することで、開口部内にセンサユニットを固定すると共に、パッキン外側部分と開口部との間、センサユニットの前方周縁とパッキン内側部分との間でケース本体の密封を行うようにしている。このため、センサユニットの固定および密封のために必要な別体となる部品はパッキンのみになる。また、パッキンの内側部分がセンサユニットの前方外側部分を圧入し仮固定できる形状であれば、先に、パッキンにセンサユニットを圧入して密封・仮固定しておき、パッキンにセンサユニットを仮固定した状態でパッキンを開口部に圧入し、センサユニットの固定および密封を行うことが可能になる。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、この発明につき図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1にかかるセンサ付き電子時計を示す一部断面図である。このセンサ付き電子時計100は、ケース本体1に開口部2が形成されており、この開口部2に圧力センサユニット3を収容した構造になっている。圧力センサユニット3は、半導体結晶に外圧が加わることによるピエゾ抵抗効果により内部抵抗が大きく変化することを利用したものであって、ダイヤフラム部に半導体ひずみゲージによるホイートストンブリッジ回路を形成し、パッケージングしたものである。
【0008】
開口部2には内段部21が形成されており、この内段部21が圧力センサユニット3の下面31に当接することによって圧力センサユニット3の挿入深さを調節するようにしている。また、開口部2の入口側にはパッキン4を圧入する圧入部22が設けられている。この圧入部22の下方には斜面23が形成され、続いて圧力センサユニット3のガイド面24が形成されている。ガイド面24と圧力センサユニット3の外周面32とは、すきまばめとなる。なお、圧力センサユニット3から導出する接続基板は、連通口25を通って時計モジュールの回路基板に接続されている(図示省略)。
【0009】
パッキン4はその外周面41で圧入部22に圧入されており、パッキン4と圧入部22とのはめあいは、しまりばめとなっている。また、パッキン4の内側には、圧力センサユニット3の上面段部33に当接する段部42が形成されている。この段部42は、圧力センサユニット3の外形に対応して設けたものであり、かかる外形以外の圧力センサユニットを用いる場合には異なる形状をパッキン内側に形成するようにする。また、パッキン4の内側面44と圧力センサユニット3の外周面42とのはめあいも、しまりばめとなる。パッキン4のうち圧力センサユニット3の検知面34と対向する部分には、測定用の窓45が形成されている。
【0010】
パッキン4は、圧入部22と圧力センサユニット3に圧入するため、プラスチック製とするのが好ましい。例えばポリエチレン、ポリ塩化ビニル、ポリプロピレン、ポリスチレンなどの熱可塑性樹脂や、フェノール樹脂、不飽和ポリエステル樹脂、メラミン樹脂、、エポキシ樹脂およびシリコン樹脂などの熱硬化性樹脂、ポリアミド、ポリカーボネート、ポリアセタール、飽和ポリエステルなどのエンジニアリングプラスチックを用いることができる。また、アクリロニトリルブタジエンゴム、多硫化ゴム、アクリルゴム、フッ素ゴム、シリコンゴムなどの特種ゴム製とすることもできる。
【0011】
つぎに、センサ付き電子時計100の組立工程について説明する。まず、圧力センサユニット3の前方外周面35をパッキン4の内側面44に圧入する。両者はしまりばめとなっているから、パッキン4を押し込むことによって互いに固定されると共に密着性を確保することができる。圧力センサユニット3を仮固定したら、つぎに、圧力センサユニット3ごとパッキン4を開口部2に圧入する。パッキン4の外周面41と圧入部22とはしまりばめとなっていから、パッキン4を押し込むことによって双方が強固に固定される。また、パッキン4を押し込むことにより、圧力センサユニット3の下面31が内段部21に当接し、上面段部33はパッキン4の段部42に当接するから、これにより圧力センサユニット3が位置決め固定される。さらに、パッキン4を圧入することによって圧入部22と圧力センサユニット3との間隔が狭まるから、圧入部22とパッキン4の外周面41との間、パッキン内周面44と圧力センサユニット3の前方外周面35との間がさらなる加圧状態になって、完全な密封を得ることができる。
【0012】
以上、このセンサ付き電子時計100では、従来のような止めリングやパッキング溝およびパッキングを用いず、固定と密封の両機能を備えたパッキン4を用いることで圧力センサユニット3の固定と密封を行う。このため、部品点数が少なくて済む。また、パッキン4に圧力センサユニット3を仮固定してから、パッキン4ごと開口部2に圧入できるから、製造工程を削減できる。
【0013】
なお、上記では圧力センサユニット3を用いているがこれに限定されず、例えば振り子の板バネに金属ひずみゲージを設けた加速度センサや、パルスエコー方式などの原理を利用した距離センサ、光電効果を利用した光センサ、ホール効果を利用した磁気センサ、バイメタルやサーミスタを用いた温度センサなどの場合でも同様の効果を奏する。また、上記構成を適用できるのは電子時計に限定されず、例えば携帯電話、携帯ゲーム機、小型計測器、モバイルコンピュータなどにも適用可能である。
【0014】
実施の形態2.
図2は、この発明の実施の形態2にかかるセンサ付き電子時計を示す一部断面図である。このセンサ付き電子時計200は、圧力センサユニット203の前方周縁の形状が実施の形態1の圧力センサユニットと異なる。このため、パッキン204の内側形状も圧力センサユニット203に合わせたものとなっている。圧力センサユニット203の前方周縁には、つば部231が設けられている。一方、つば部231を係止するため、パッキン204の内側には斜面241が形成されている。
【0015】
圧力センサユニット203は、パッキン204を広げつつ斜めから押し入れて仮固定する。このとき、圧力センサユニット203のつば部231が斜面241に当たるから、パッキン204が広がりやすい。仮固定することで、圧力センサユニット203の上面端縁232がパッキン204の段部242に当接し、位置決めされる。また、つば部231の外周面233とパッキン204の内周面243とのはめあいは、しまりばめになっているから、圧力センサユニット203を押し入れることによって互いに固定されると共に密着性を確保することができる。
【0016】
圧力センサユニット203を仮固定したら、つぎに、圧力センサユニット203ごとパッキン204を開口部202に圧入する。パッキン204の外周面244と圧入部221とはしまりばめとなっていから、パッキン204を押し込むことによって双方が強固に固定される。また、パッキン204を押し込むことにより、圧力センサユニット203の下面232が内段部222に当接し、上面はパッキン204の段部242に当接するから、これにより圧力センサユニット203が位置決め固定される。さらに、パッキン204を圧入することによって圧入部221と圧力センサユニット203との間隔が狭まるから、圧入部221とパッキン204の外周面244との間、パッキン内周面243と圧力センサユニット203の外周面233との間がさらなる加圧状態になって、完全な密封を得ることができる。
【0017】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明のセンサ付き電子機器によれば、パッキン外側部分と開口部との間、センサユニットの前方周縁とパッキン内側部分との間でケース本体の密封を行うようにしたので、部品点数を削減できる。また、先にパッキンにセンサユニットを圧入して密封・仮固定しておくことで、製造工程を削減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態1にかかるセンサ付き電子時計を示す一部断面図である。
【図2】この発明の実施の形態2にかかるセンサ付き電子時計を示す一部断面図である。
【図3】従来のセンサ付き電子時計の一例を示す一部断面図である。
【符号の説明】
100 センサ付き電子時計
1 ケース本体
2 開口部
3 圧力センサユニット
4 パッキン

Claims (1)

  1. センサユニットの前方外側部分をパッキン内側部分に圧入し、パッキン外側部分をケース本体の開口部に圧入することで、開口部内に前記センサユニットを固定すると共に、前記パッキン外側部分と前記開口部との間、前記センサユニットの前方周縁と前記パッキン内側部分との間で前記ケース本体の密封を行うようにし
    前記パッキン内側部分が、前記センサユニットの前記前方外側部分を圧入し仮固定できる形状であることを特徴とするセンサ付き電子機器。
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