JP3750766B2 - 内燃機関の排気浄化装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、内燃機関の排気中に含まれる窒素酸化物を浄化する内燃機関の排気浄化装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
ディーゼルエンジン等の酸素過剰下で燃料の燃焼が行われる内燃機関から排出される排気中の窒素酸化物(NOx)を浄化するために、排気管内にNOx触媒を設置し、燃料等の炭化水素(HC)を還元剤としてNOx触媒に供給してNOxを還元浄化するNOx触媒システムが開発されている。このNOx触媒システムでは、近年、特開平9一4437号公報に示すように、触媒への過剰な燃料の供給による燃費悪化を少なくするために、触媒のHC吸着割合と触媒からのHC脱離速度等に応じて触媒へのHC供給量を制御することが提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
本発明者らは、最近、NOx触媒システムにおけるNOx触媒の被毒現象を調査したところ、供給したHCが触媒に多量に吸着されると、そのHCによって触媒が被毒を受けて元の状態まで回復しにくい状態となり、NOx浄化性能が著しく低下する現象を発見した。このような触媒の被毒は、触媒のHC吸着量が一定値を越えたときに発生し始め(以下、この時のHC吸着量を「被毒限界値」と呼ぶ)、一旦、触媒が被毒されると、ガソリンエンジンと比較して排気温度が低い通常のディーゼルエンジンの運転条件では、触媒からHCが脱離しにくい状態になって、触媒の回復が因難になることが分かってきた。
【0004】
しかるに、上記公報のHC供給量制御方法では、触媒のHC吸着割合を検出するものの、専ら燃費改善とNOx浄化率向上とを優先した制御であるため、時として触媒のHC吸着量が被毒限界値を越えてしまい、元の状態まで回復し得ない被毒が発生し、NOx浄化性能が低下するという問題がある。
【0005】
本発明はこのような事情を考慮してなされたものであり、従ってその目的は、触媒が過剰なHCの吸着による被毒を起こさないように、触媒へのHC供給量を適正化することができて、長期間に亘って高いNOx浄化性能を維持できる内燃機関の排気浄化装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明の請求項1の内燃機関の排気浄化装置によれば、内燃機関の運転状態に基づいて触媒に供給すべき炭化水素量(以下「基本炭化水素供給量」という)を基本炭化水素供給量演算手段により演算すると共に、触媒に吸着された炭化水素吸着量を炭化水素吸着量検出手段により検出し、その炭化水素吸着量が設定値を越えないように前記基本炭化水素供給量を補正手段により補正して目標炭化水素供給量を決定し、この目標炭化水素供給量に応じて炭化水素供給手段を制御手段により制御して、触媒に対して目標炭化水素供給量に相当する量の炭化水素を供給する。このようにすれば、触媒の炭化水素吸着量が過剰とならないように触媒への炭化水素供給量を適正に制限することができ、過剰な炭化水素の吸着による触媒の被毒が従来より発生しにくくなり、長期間に亘って高いNOx浄化性能を維持することができる。
【0007】
更に、請求項1に係る発明は、触媒の炭化水素吸着量を制限するための設定値を、触媒の被毒限界値又はそれ以下の値に設定するところにも特徴がある。このようにすれば、触媒の炭化水素吸着量が被毒限界値を越えないように、触媒への炭化水素供給量を適正化することができ、過剰な炭化水素の吸着による触媒の被毒を確実に防止することができる。
【0008】
また、請求項2のように、触媒の炭化水素吸着量に応じて補正係数を設定し、この補正係数を基本炭化水素供給量に乗算して目標炭化水素供給量を求めるようにしても良い。このようにすれば、比較的簡単な演算処理で、炭化水素供給量の補正量を触媒の炭化水素吸着量に応じて適正に設定することができ、NOx浄化性能の低下を最小限に抑えながら触媒の被毒を有効に防止することができる。
【0009】
また、請求項3のように、触媒の炭化水素吸着量が触媒の被毒限界値を越えた時に、炭化水素供給手段による炭化水素の供給を、該炭化水素吸着量が被毒限界値以下となるまで停止させるようにしても良い。このようにすれば、触媒の炭化水素吸着量が被毒限界値を越えて増加することを確実に防止でき、触媒の被毒をより確実に防止することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。まず、図1に基づいてシステム全体の構成を説明する。内燃機関であるディーゼルエンジン11の排気管12(排気通路)の途中には、排気中のNOxを還元浄化するNOx触媒13が設けられている。このNOx触媒13は、活性金属である白金を多孔質ゼオライトの一種に担持させたものであり、このNOx触媒13の内部で排気中のNOxが炭化水素(HC)と反応して浄化される。このNOx触媒13の入口部には、触媒温度を評価するために、NOx触媒13に流入する排気の温度を検出する排気温度センサ14が設置されている。
【0011】
また、排気管12のうちのNOx触媒13の上流側には、還元剤用のHCとして軽油等の燃料をNOx触媒13に供給するHC供給ノズル15(炭化水素供給手段)が設けられている。このHC供給ノズル15には、燃料タンク(図示せず)から噴射ポンプ16で汲み上げた燃料が供給される。この噴射ポンプ16を駆動する駆動回路17は、エンジン制御回路18(制御手段)からの目標HC供給量信号によって制御される。
【0012】
NOx触媒13の過剰なHC吸着による被毒を回避するために、NOx触媒13のHC吸着量を検出するHC吸着量検出装置19(炭化水素吸着量検出手段)が設けられている。HC吸着量の検出原理は、▲1▼過去のエンジン運転条件の履歴から推定、▲2▼NOx触媒13の重量の変化量を測定、▲3▼外部からNOx触媒13にエネルギーを与えてその応答性から推定、などが考えられるが、いずれの方法でも良い。
【0013】
ここで、過去のエンジン運転条件の履歴からNOx触媒13のHC吸着量を推定する場合には次のようにして推定する。
【0014】
(1)所定時間Δt内にNOx触媒13に流入するHC流入量ΔHCinを次式により算出する。
ΔHCin=ΔHCex+ΔHCfd
ここで、ΔHCexは、所定時間Δt内にディーゼルエンジン11から排出されるHC量、ΔHCfdは、所定時間Δt内にHC供給ノズル15から添加されるHC量である。
【0015】
(2)所定時間Δt内にNOx触媒13内で反応して消費されるHC消費量 ΔHCrec を次式により算出する。
ΔHCrec =ΔHCin×Krep
ここで、Krep はNOx触媒13のHC浄化率であり、触媒温度(NOx触媒13に流入する排気の温度)やエンジン運転条件等をパラメータとするマップから算出される。
【0016】
(3)所定時間Δt内にNOx触媒13に吸着されるHC吸着量ΔHCcad をHC流入量ΔHCinからHC消費量ΔHCrec を差し引いた値に吸着係数f1 を乗算して求める。
ΔHCcad =(ΔHCin−ΔHCrec )×f1
【0017】
ここで、吸着係数f1 は、次式により算出される。
f1 =f11×f12×f13×f14
f11:最新のHC吸着量HCadsoから求めた係数
f12:NOx触媒13に流入するHC濃度から求めた係数
f13:触媒温度から求めた係数
f14:排気流量から求めた係数
これらの係数f11〜f14は、いずれも0〜1の範囲内の値をとり、マップ等により求められる。
【0018】
(4)所定時間Δt内にNOx触媒13から脱離するHC脱離量ΔHCdisoを次式により算出する。
ΔHCdiso=ΔHCcad ×f2
【0019】
ここで、f2 は脱離係数であり、次式により算出される。
f2 =f21×f22×f23×f24
f21:最新のHC吸着量HCadsoから求めた係数
f22:NOx触媒13に流入するHC濃度から求めた係数
f23:触媒温度から求めた係数
f24:排気流量から求めた係数
これらの係数f21〜f24は、いずれも0〜1の範囲内の値をとり、マップ等により求められる。
【0020】
(5)現時点t0 におけるNOx触媒13のHC吸着量HCadso(t0 )を次式により算出する。
【0021】
【数1】
【0022】
ところで、NOx触媒13に流入する軽油には、化学構造(カーボンナンバー)の異なる多くの種類のHCが含まれ、それらのHCの沸点も異なる。低沸点のHCは、NOx触媒13に吸着されても、排気熱により比較的短時間でNOx触媒13から揮発して脱離するため、低沸点のHCは、NOx触媒13の被毒には影響しない。従って、上述したHC流入量ΔHCin、HC消費量ΔHCrec 、HC吸着量ΔHCcad 、HC脱離量ΔHCdiso、現時点t0 のHC吸着量HCadsoについては、いずれも、被毒に影響しない低沸点のHCを除外して考え、被毒を生じさせる可能性のある沸点の比較的高いHCのみについて算出することが好ましい。
【0023】
但し、このようなHCの沸点による区別をせずに、低沸点のHCも含めた全てのHCの吸着量で評価するようにしても良く、この場合でも、後述する被毒限界値を低沸点のHCの存在を考慮して設定することで、本発明の所期の目的を十分に達成できる。
【0024】
以上のようにしてHC吸着量検出装置19で検出した現時点t0 のHC吸着量HCadsoの情報は、エンジン制御回路18へ送られる。このエンジン制御回路18は、マイクロコンピュータを主体として構成され、排気温度センサ14、エンジン回転数センサ(図示せず)等、エンジン運転状態を検出する各種センサの出力に基づいてディーゼルエンジン11の各気筒への燃料噴射量を制御する。
【0025】
更に、エンジン制御回路18は、ROM(記憶媒体)に記憶された図2の目標HC供給量演算プログラムを所定時間毎又は所定クランク角毎に実行することで、目標HC供給量を次のようにして算出する。まず、ステップ101で、排気温度センサ14、エンジン回転数センサ(図示せず)等、エンジン運転状態を検出する各種センサの出力を読み込んだ後、ステップ102で、排気温度(触媒温度)とエンジン回転数とをパラメータとする図3の基本HC供給量マップを検索し、その時点の排気温度(触媒温度)とエンジン回転数とに応じた基本HC供給量HCbaseを求める。図3の基本HC供給量マップは、NOx触媒13のNOx浄化率が触媒活性温度範囲(例えば200〜350℃)においてのみ高いというNOx触媒13のNOx浄化特性を考慮して設定されている。このステップ102の処理が、特許請求の範囲でいう基本炭化水素供給量演算手段としての役割を果たす。
【0026】
基本HC供給量HCbaseの算出後、ステップ103に進み、HC吸着量検出装置19で検出した現時点t0 のHC吸着量HCadsoの情報を読み込む。尚、図1のシステム構成例では、HC吸着量検出装置19とエンジン制御回路18とを別々に設けているが、HC吸着量検出装置19の機能をエンジン制御回路18に組み込み、ステップ103で、現時点t0 のHC吸着量HCadsoを前述した算出方法で算出するようにしても良い。
【0027】
この後、ステップ104で、HC吸着量HCadsoが予め設定された被毒限界値を越えているか否かを判定する。ここで、被毒限界値とは、これ以上のHCがNOx触媒13に吸着されると、NOx触媒13が元の状態まで回復しにくい状態となる限界のHC吸着量であり、本発明者らの実験結果によれば、触媒1g当たり4mgのHCが吸着されると、触媒が元の状態まで回復しにくい状態になることを確認している。この場合は、触媒1g当たり4mgのHCが被毒限界値となる。
【0028】
もし、HC吸着量HCadsoが被毒限界値を越えていれば、ステップ107に進み、目標HC供給量HCtをゼロにして、HC供給ノズル15からNOx触媒13へのHCの供給を停止する。この場合は、HC吸着量HCadsoが被毒限界値以下になるまで、NOx触媒13へのHCの供給が停止される。これにより、HC吸着量HCadsoが被毒限界値を越えて増加し続けることが防止され、NOx触媒13のNOx浄化能力が保たれる。
【0029】
一方、HC吸着量HCadsoが被毒限界値以下の場合には、ステップ105に進み、HC吸着量HCadsoをパラメータとする図4の補正係数マップを検索し、その時点のHC吸着量HCadsoに応じた補正係数Khcを求める。この補正係数Khcは、HC吸着量HCadsoに応じて基本HC供給量HCbaseを補正するための補正係数であり、HC吸着量HCadso≦0の時には補正係数Khc=1、HC吸着量HCadso≧被毒限界値の時には補正係数Khc=0であり、HC吸着量HCadsoが0から被毒限界値の範囲では、HC吸着量HCadsoが増加するに従って、補正係数Khcが1からリニアに減少する。
【0030】
尚、HC吸着量HCadsoに応じた補正係数Khcの変化は、リニア(直線)に限定されず、2次曲線等の曲線であっても良く、また、階段状(ステップ状)に変化するものであっても良い。
【0031】
補正係数Khcの設定後、ステップ106に進み、基本HC供給量HCbaseに補正係数Khcを乗算して基本HC供給量HCbaseを補正し、目標HC供給量HCtを求める。エンジン制御回路18は、この目標HC供給量HCtの信号を駆動回路17に出力して噴射ポンプ16を制御し、HC供給ノズル15から目標HC供給量HCtに相当する量の燃料を排ガスに添加する。上述したステップ104〜107の処理が特許請求の範囲でいう補正手段としての役割を果たす。
【0032】
本発明者は、以上説明した図2の目標HC供給量演算プログラムによりHC供給量をHC吸着量HCadsoに応じて補正した場合の効果を評価する試験を行ったので、その試験結果について図5及び図6に基づいて説明する。この評価試験では、4.2リットルの直噴ディーゼルエンジンを用いて、排気温度が図5に示すパターンで変化するようにベンチ上で負荷を制御し、白金ゼオライト触媒に空間速度42000(リットル/Hr)で流通させる試験を20サイクル行った。この試験により、触媒のHC吸着量に応じてHC供給量を補正した場合(本実施形態に相当)と、HC供給量を補正しない場合(従来に相当)について、235℃(NOx浄化率がピークを示す温度)におけるNOx浄化率を測定したところ、図6に示すような結果が得られた。
【0033】
この試験結果から明らかなように、触媒のHC吸着量に応じてHC供給量を補正した場合は、初期時のNOx浄化特性と同等の性能を維持でき、NOx浄化率の低下は見られなかったが、補正なしの場合は、初期時と比較してNOx浄化率が大幅に低下した。
【0034】
つまり、本実施形態では、HC吸着量に応じてNOx触媒13へのHC供給量を補正するようにしたので、NOx触媒13のHC吸着量が被毒限界値を越えないように、NOx触媒13へのHC供給量を適正化することができ、過剰なHCの吸着によるNOx触媒13の被毒を確実に防止することができて、長期間に亘って高いNOx浄化性能を維持できる。
【0035】
尚、本実施形態では、HC吸着量HCadsoが被毒限界値を越えた時に、目標HC供給量HCtをゼロにしてNOx触媒13へのHCの供給を停止するようにしたが、HCの供給を停止する領域を被毒限界値より低い値に設定して、HC吸着量HCadsoが被毒限界値に近付いた時にHC供給を停止するようにしても良い。このようにしても、補正係数Khcのマップを適宜変更することで、本実施形態とほぼ同様の効果を得ることができる。
【0036】
また、本実施形態では、NOx触媒13にHCを供給する手段として、排気管12にHC供給ノズル15を設けたが、これに代え、燃料噴射ノズルからエンジンに燃料を噴射した後の膨脹行程で、燃料噴射ノズルから後噴射により少量の燃料を噴射し、これをNOx触媒13に供給するようにしても良い。
【0037】
また、本実施形態では、NOx触媒13に供給するHCとして燃料(軽油)を用いたが、灯油等の液状のHCや、プロパン等のガス状のHCを用いるようにしても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す排気浄化システム全体の構成図
【図2】目標HC供給量演算プログラムの処理の流れを示すフローチャート
【図3】基本HC供給量マップを概念的に示す図
【図4】補正係数マップを概念的に示す図
【図5】評価試験の排気温度変化パターンを示す図
【図6】触媒のHC吸着量に応じてHC供給量を補正した場合(本実施形態に相当)とHC供給量を補正しない場合(従来に相当)について、235℃におけるNOx浄化率を測定した結果を示す図
【符号の説明】
11…ディーゼルエンジン(内燃機関)、12…排気管(排気通路)、13…NOx触媒、15…HC供給ノズル(炭化水素供給手段)、18…エンジン制御回路(制御手段,基本炭化水素供給量演算手段,補正手段)、19…HC吸着量検出装置(炭化水素吸着量検出手段)。
Claims (3)
- 内燃機関の排気通路に設置され、窒素酸化物を還元浄化する触媒と、 前記触媒に対して窒素酸化物の還元剤として炭化水素を供給する炭化水素供給手段と、 内燃機関の運転状態に基づいて前記触媒に供給すべき炭化水素量(以下「基本炭化水素供給量」という)を演算する基本炭化水素供給量演算手段と、
前記触媒に吸着された炭化水素吸着量を検出する炭化水素吸着量検出手段と、
前記炭化水素吸着量が設定値を越えないように前記基本炭化水素供給量を補正して目標炭化水素供給量を求める補正手段と、
前記目標炭化水素供給量に応じて前記炭化水素供給手段を制御する制御手段とを備え、 前記設定値は、前記触媒の被毒限界値又はそれ以下の値に設定されていることを特徴とする内燃機関の排気浄化装置。 - 前記補正手段は、前記炭化水素吸着量に応じて補正係数を設定し、この補正係数を前記基本炭化水素供給量に乗算して目標炭化水素供給量を求めることを特徴とする請求項1に記載の内燃機関の排気浄化装置。
- 前記補正手段は、前記炭化水素吸着量が前記触媒の被毒限界値を越えた時に、前記炭化水素供給手段による炭化水素の供給を、該炭化水素吸着量が被毒限界値以下となるまで停止させることを特徴とする請求項1又は2に記載の内燃機関の排気浄化装置。
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