JP3750536B2 - 誘導加熱装置 - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、複数の動作モードを有する誘導加熱装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、高周波磁界により負荷鍋底に渦電流を誘起して加熱する誘導加熱装置が、清潔、安全、かつ高熱効率な調理手段として注目されている。
【0003】
以下、図7を参照しながら従来の誘導加熱装置について説明する。図7に示すように、商用電源を高周波電流に変換するインバータ1、インバータ1を制御し出力調節等を行う制御手段2、動作モードを入力する操作手段3、操作手段3に入力された動作モードを判別する動作モード判別手段4、動作モード判別手段4で判別した動作モードに応じて制御手段2を駆動する第1の動作モード駆動手段5および第2の動作モード駆動手段6、動作モード等を表示する表示手段7、制御回路2等の異常を検知する異常検知手段8で構成されている。
【0004】
以上のように構成された誘導加熱装置について、以下その動作について説明する。操作手段3への入力に応じて動作モード判別手段4にて動作モードを判別し、動作モードが一般ユーザーの使用する第1の動作モードであれば第1の動作モード駆動手段5に信号を送り、動作モードが製造工場あるいは市場での検査モード等の第2の動作モードであれば第2の動作モード駆動手段6に信号をおくる。制御手段2は第1の動作モード駆動手段5あるいは第2の動作モード駆動手段6から送られてきた動作モードに応じてインバータ1を制御している。また、表示手段7で動作モードに応じた表示を行っている。異常検知手段8で制御手段2等の異常を検知して異常が発生した場合には表示手段7にて異常表示を行っている。また、制御手段2等が正常な場合と異常な場合の表示を一般ユーザーが簡単に判別できるように表示する必要があったため、異常時には複数表示素子の点滅等の表示を行っている。また、第2の動作モードとしては負荷の温度が所定の温度に到達すれば加熱を停止するエージングモードあるいは負荷の温度を表示する温度表示モードがあった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら上記従来の構成では、機器の入力検査に手間が掛かるという課題があった。
【0006】
本発明は上記課題を解決するもので、一つ以上の誘導加熱部と一つ以上の抵抗加熱部の高温表示機能の検査と一つ以上の誘導加熱部の入力値検査を1度の入力操作で行える誘導加熱装置を提供することを第1の目的としている。
【0007】
第2の目的は一つ以上の誘導加熱部と一つ以上の抵抗加熱部の各々あるいは種々の組合せでの入力値の検査を1度の入力操作で行える誘導加熱装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために本発明は、製造工場または市場での検査で使用する第2の動作モードでは所定の時間一つ以上の抵抗加熱部を駆動し抵抗加熱部の温度が高温表示手段にて高温表示を行う所定の温度を超えるようにした後に一つ以上の誘導加熱部を所定の入力値で負荷を加熱すべく駆動するとともに、負荷の温度が高温表示手段により高温表示を行う所定の温度より高い所定の温度を超えた場合に加熱を停止させる構成としたことで、1度の入力操作で一つ以上の抵抗加熱部と一つ以上の誘導加熱部を時差を設けて駆動することができるとともに全加熱部を動作させることができるので、誘導加熱部のみの入力値が検査できるとともに高温表示機能の検査も行うことができる。
【0009】
【発明の実施の形態】
上記課題を解決するために本発明は、一つ以上の誘導加熱部と、一つ以上の抵抗加熱部と、誘導加熱部および抵抗加熱部の近傍の温度を検知し高温注意の表示を行なう高温表示手段と、複数の入力キーを有する操作手段と、操作手段で設定された入力キーに応じて機器の動作モードを一般ユーザーの使用する第1の動作モードあるいは製造工場または市場での検査で使用する第2動作モードに設定する動作モード判別手段と、第1の動作モードで機器を動作させる第1の動作モード駆動手段と、第2の動作モードで機器を動作させる第2の動作モード駆動手段とを備え、第2の動作モードは所定の時間一つ以上の抵抗加熱部を駆動し前記抵抗加熱部の温度が前記高温表示手段にて高温表示を行う所定の温度を超えるようにした後に一つ以上の誘導加熱部を所定の入力値で負荷を加熱すべく駆動するとともに、前記負荷の温度が前記高温表示手段により高温表示を行う所定の温度より高い所定の温度を超えた場合に加熱を停止させる構成とし、前記操作手段の1度の入力操作により前記抵抗加熱部と前記誘導加熱部の全ての前記高温表示手段の温度表示機能検査と前記誘導加熱部の入力検査及び前記負荷の温度検知機能検査を行うことができるようにしたものである。
【0010】
このようにしたことで、1度の入力操作で一つ以上の抵抗加熱部と一つ以上の誘導加熱部を時差を設けて駆動することができるとともに全加熱部を動作させることができるので、誘導加熱部のみの入力値が検査できるとともに全ての加熱部の高温表示機能の検査も行うことができる。
【0013】
【実施例】
(参考例1)
図1に示すように、商用電源を高周波電流に変換するインバータ11、インバータ11を制御し出力調節等を行う制御手段12、動作モードを入力する操作手段13、操作手段13に入力された動作モードを判別する動作モード判別手段14、動作モード判別手段14で判別した動作モードに応じて制御手段12を駆動する第1の動作モード駆動手段15および第2の動作モード駆動手段16、動作モード等を表示する表示手段17、制御回路12等の異常を検知する異常検知手段18で構成されている。
【0014】
以上のように構成された誘導加熱装置について、以下その動作について説明する。操作手段13への入力に応じて動作モード判別手段14にて動作モードを判別し、動作モードが一般ユーザーの使用する第1の動作モードであれば第1の動作モード駆動手段15に信号を送り、動作モードが製造工場あるいは市場での検査モード等の第2の動作モードであれば第2の動作モード駆動手段16に信号をおくる。制御手段12は第1の動作モード駆動手段15あるいは第2の動作モード駆動手段16から送られてきた動作モードに応じてインバータ11を制御している。また、表示手段17で動作モードに応じた表示を行っている。異常検知手段18で制御手段12等の異常を検知して異常が発生した場合には、第1の動作モード駆動手段15および第2の動作モード駆動手段16に異常信号を送信している。異常信号を受信すると第1の動作モード駆動手段15あるいは第2の動作モード駆動手段16が表示手段17に異常表示を行う。この時、第1の動作モードか第2の動作モードかによって同一の異常に対して異なる異常表示を行っている。
【0015】
入力操作および表示の具体例を図2を用いて説明する。まず、第1の動作モードの具体例を説明する。「切/入」キーを押すと動作モード判別手段14で一般ユーザーの使用する第1の動作モードと判別して第1の動作モード駆動手段15に信号が送られ、第1の動作モード駆動手段15はインバータ11の出力が「強」の出力となるように制御手段12に制御させている。また、同時に第1の動作モード制御手段15は表示手段17で「強」の表示素子を点灯させている。同様にして、「ダウン」キーを押すと第1の動作モード駆動手段15はインバータ11の出力が「5」の出力となるように制御手段12に制御させ、表示手段17で「5」の表示素子を点灯させている。この時、負荷の温度を検知している温度検知素子(図示せず)が断線した場合には、異常検知手段18で断線異常を検知し、第1の動作モード駆動手段15と第2の動作モード駆動手段16にその旨を伝える。今は第1の動作モードで動作しているので、第1の動作モード駆動手段15が表示手段17に異常表示を行う。異常表示内容は、正常時の表示と明確に区別するために「弱」、「1」、「2」の順に0.2秒毎に点灯を繰り返している。
【0016】
次に、第2の動作モードの具体例を説明する。「切/入」、「ダウン」、「アップ」の3キーを同時に押すと動作モード判別手段14で一般ユーザーの使用しない第2の動作モード(本参考例では負荷の温度が所定の温度になるまでインバータ11の出力を「強」にするエージングモードとする)と判別して第2の動作モード駆動手段16に信号が送られ、第2の動作モード駆動手段16はインバータ11の出力が「強」の出力となるように制御手段12に制御させている。また、同時に第1の動作モード制御手段16は表示手段17で「弱」と「3」の表示素子を点灯させエージング中であることを表示する。負荷の温度が所定の温度に到達するとインバータ11の出力を停止し、表示手段17で「弱」と「3」と「4」と「5」と「強」の表示素子を点灯させエージングが終了したことを表示する。第2の動作モードで負荷の温度を検知している温度検知素子(図示せず)が断線した場合には、異常検知手段18で断線異常を検知し、第1の動作モード駆動手段15と第2の動作モード駆動手段16にその旨を伝える。今は第2の動作モードで動作しているので、第1の動作モード駆動手段16が表示手段17に異常表示を行う。異常表示内容は、「弱」の表示素子を0.2秒点灯、0.2秒消灯で点滅させている。従って、エージングが終了した旨の「弱」と「3」と「4」と「5」と「強」の表示素子の点灯がないので機器の異常を確認できる。このように第2の動作モードでの異常表示は単一の表示素子を点滅させることで簡潔に異常表示を行っているので多数の異常表示を同時に行うことができる。
【0017】
以上のように本参考例によれば、第1の動作モードと第2の動作モードで同一の異常に対して異なる異常表示を行えるようにしたことで、第2の動作モードでは異常表示を簡潔に行え多数の異常表示を同時に行うことができる。
【0018】
(参考例2)
図3に示すように、商用電源を高周波電流に変換するインバータ11、インバータ11を制御し出力調節等を行う制御手段12、動作モードを入力する操作手段13、操作手段13に入力された動作モードを判別する動作モード判別手段14、動作モード判別手段14で判別した動作モードに応じて制御手段12を駆動する第1の動作モード駆動手段15および第2の動作モード駆動手段16、動作モード等を表示する表示手段17、制御回路12等の異常を検知する異常検知手段18、第2の動作モード駆動手段16から出力される異常信号を保持する異常表示保持手段19で構成されている。
【0019】
以上のように構成された誘導加熱装置について、以下その動作について説明する。参考例1と同一番号を付した構成については同様の動作を行うため説明は省略する。従って、参考例1と構成の異なる異常表示保持手段19を中心に図2を用いて説明する。制御手段12等に異常が発生していない状態の動作は実施例1と同一である。
【0020】
まず、第1の動作モードの異常表示の具体例について説明する。参考例1と同様に負荷の温度を検知している温度検知素子(図示せず)が断線した場合には、異常検知手段18で断線異常を検知し、第1の動作モード駆動手段15と第2の動作モード駆動手段16にその旨を伝える。今は第1の動作モードで動作しているので、第1の動作モード駆動手段15が表示手段17に異常表示を行う。異常表示内容は、正常時の表示と明確に区別するために「弱」、「1」、「2」の順に0.2秒毎に点灯を繰り返している。温度検知素子の断線が復帰した場合には、正常時の表示に戻している。従って、ノイズ等による短時間の異常が発生しても正常復帰後は正常動作を行うことができる。
【0021】
次に、第2の動作モードの異常表示の具体例について説明する。温度検知素子(図示せず)が断線した場合には、異常検知手段18で断線異常を検知し、第1の動作モード駆動手段15と第2の動作モード駆動手段16にその旨を伝える。今は第2の動作モードで動作しているので、第1の動作モード駆動手段16が表示手段17に異常表示を行う。異常表示内容は、「弱」の表示素子を0.2秒点灯、0.2秒消灯で点滅させている。温度検知素子の断線が復帰した場合でも異常表示保持手段19で異常表示を保持し続けている。従って、接触不良等の一過性の機器の不良も発見することができる。また、第2の動作モードでの異常表示は単一の表示素子を点滅させることで簡潔に異常表示を行っているので多数の異常表示を同時に行うことができる。
【0022】
以上のように本参考例によれば、第1の動作モードと第2の動作モードで同一の異常に対して異なる異常表示を行えるようにしたことで、第2の動作モードでは異常表示を簡潔に行え多数の異常表示を同時に行うことができるとともに、異常表示保持手段19を備えたことで、接触不良等の一過性の機器の不良も発見することができる。
【0023】
尚、参考例1、2では第2の動作モードをエージングモードとしたが、市場での異常状態を検査する自己診断機能として、一般ユーザーの使用する動作モード(出力調節モード、負荷温度調節モード等)を順次動作させて異常がないか検査するモード等としても同様の効果が得られることはいうまでもない。
【0024】
(実施例1)
図4に示すように、第1の誘導加熱部21、第2の誘導加熱部22、ニクロムヒータあるいはシーズヒータ等の抵抗加熱部23、動作モードを入力する操作手段24、操作手段24に入力された動作モードを判別する動作モード判別手段25、動作モード判別手段25で判別した動作モードに応じて第1の誘導加熱部21および第2の誘導加熱部22および抵抗加熱部23を駆動する第1の動作モード駆動手段26および第2の動作モード駆動手段27、第1の誘導加熱部21および第2の誘導加熱部22および抵抗加熱部23近傍の温度を検知し高温注意の表示を行う高温表示手段28で構成されている。
【0025】
以上のように構成された誘導加熱装置について、以下その動作について説明する。操作手段24への入力に応じて動作モード判別手段25にて動作モードを判別し、動作モードが一般ユーザーの使用する第1の動作モードであれば第1の動作モード駆動手段26に信号を送り、動作モードが製造工場あるいは市場での検査モード等の第2の動作モードであれば第2の動作モード駆動手段27に信号をおくる。高温表示手段28では第1の誘導加熱部21および第2の誘導加熱部22および抵抗加熱部23近傍の温度を検知し、検知した各々の加熱部の温度(誘導加熱部の場合は負荷の温度を間接的に検知している)が所定の温度以上であれば各々の加熱部に対応して高温注意を喚起する表示(以下高温表示と呼ぶ)を行っている。
【0026】
次に、第2の動作モードの動作について図5を用いて説明する。操作手段24で特定の複数キーの同時押しを行うと、動作モード判別手段25によって第2の動作モードと判別し第2の動作モード駆動手段27に伝達される。第2の動作モード駆動手段27では、まず1分間抵抗加熱部23を加熱駆動する。1分間の加熱によって抵抗加熱部23の温度が上昇し高温表示を行う所定の温度(約70℃)を越えるので、高温表示手段28にて抵抗加熱部23に対応した高温表示が行われる。1分間抵抗加熱部23を加熱駆動した後、第2の動作モード駆動手段27では第1の誘導加熱部21と第2の誘導加熱部22を加熱駆動する。第2の動作モードでは、第1の誘導加熱部21と第2の誘導加熱部22が所定の入力値で負荷を加熱し、負荷の温度が高温表示を行う所定の温度(約70℃)より高い所定の温度(約200℃)を超えた場合に加熱を停止している。従って、第1の誘導加熱部21と第2の誘導加熱部22が加熱されてから約10秒後に入力値を検査し、機器が正常であれば負荷の温度が200℃を越えるに充分な時間である10分後に再度入力値を検査している。この時、当然ながら負荷の温度は70℃を越えているので高温表示手段28にて第1および第2の誘導加熱部21、22に対応した高温表示を行っている。また、抵抗加熱部23は熱容量が大きく、加熱停止10分後でも抵抗加熱部23の温度は70℃よりも高く高温表示は継続されている。従って、第2の動作モードを動作すれば、全加熱部21、22、23の高温表示手段28の機能検査と、第1および第2の誘導加熱部の入力検査と負荷の温度検知機能検査を1度の入力操作で行うことができる。
【0027】
以上のように本実施例によれば、第2の動作モードではまず1分間抵抗加熱部23を加熱した後に第1および第2の誘導加熱部21、22を加熱駆動し、負荷の温度が所定の温度以上になれば第1および第2の誘導加熱部21、22の加熱を停止する様にしたことで、全加熱部21、22、23の高温表示手段28の高温表示機能検査と、第1および第2の誘導加熱部の入力検査と負荷の温度検知機能検査を1度の入力操作で行うことができ、機器の検査工数を大幅に短縮できる。
【0028】
参考
構成は図4を用いて図6を参照しながら本参考例の動作について説明する。第2の動作モード駆動手段27以外の各構成要素の動作は実施例1と同様のため説明を省略する。操作手段24で特定の複数キーの同時押しを行うと、動作モード判別手段25によって第2の動作モードと判別し第2の動作モード駆動手段27に伝達される。第2の動作モード駆動手段27では、まず抵抗加熱部23のみを最大入力で10秒間駆動する。次に、第1の誘導加熱部21のみを最大入力で10秒間駆動する。次に、第2の誘導加熱部22のみを最大入力で10秒間駆動する。最後に全加熱部21、22、23を最大入力で10秒間駆動する。
また、図6に示すように10秒毎に自動で入力検査を行なっている。従って、操作手段24への1度の入力操作で、各加熱部21、22、23の入力検査と全加熱部21、22、23の総入力検査を行なうことができる。
【0029】
以上のように本参考例によれば、第2の動作モードでは10秒毎に順次各加熱部23、21、22を駆動した後全加熱部21、22、23を駆動し、10秒毎に自動で入力検査を行なっているので、操作手段24への1度の入力操作で、各加熱部21、22、23の入力検査と全加熱部21、22、23の総入力検査を行なうことができ、機器の入力検査工数を大幅に短縮できる。
【0030】
尚、本参考例では加熱部を3個として各入力と総入力の検査を行なうようにしたが、当然加熱部の個数は3個以上でもよく、また入力検査する組合せも任意の組合せが可能である。
【0031】
また、入力値についても本参考例では最大入力としたが、入力可変の機器であれば種々の入力値を組み合わせることも可能であることは言うまでもない。
【0032】
【発明の効果】
以上のように、請求項1記載の発明によれば、製造工場または市場での検査で使用する第2の動作モードは所定の時間一つ以上の抵抗加熱部を駆動し前記抵抗加熱部の温度が前記高温表示手段にて高温表示を行う所定の温度を超えるようにした後に一つ以上の誘導加熱部を所定の入力値で負荷を加熱すべく駆動するとともに、前記負荷の温度が前記高温表示手段により高温表示を行う所定の温度より高い所定の温度を超えた場合に加熱を停止させる構成とし、前記操作手段の1度の入力操作により前記抵抗加熱部と前記誘導加熱部の全ての前記高温表示手段の温度表示機能検査と前記誘導加熱部の入力検査及び前記負荷の温度検知機能検査を行うことができるようにしたことで、1度の入力操作で一つ以上の抵抗加熱部と一つ以上の誘導加熱部を時差を設けて駆動することができるとともに全加熱部を動作させることができるので、誘導加熱部のみの入力値が検査できるとともに高温表示機能及び負荷の温度検知機能の検査も行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の参考例の誘導加熱装置の回路ブロック図
【図2】 同、誘導加熱装置の表示手段と操作手段の詳細図
【図3】 本発明の第2の参考例の誘導加熱装置の回路ブロック図
【図4】 本発明の第1の実施例の誘導加熱装置の回路ブロック図
【図5】 同、誘導加熱装置のタイミングチャート
【図6】 本発明の第参考例の誘導加熱装置のタイミングチャート
【図7】 従来例の誘導加熱装置の回路ブロック図
【符号の説明】
11 インバータ
12 制御手段
13、24 操作手段
14、25 動作モード判別手段
15、26 第1の動作モード駆動手段
16、27 第2の動作モード駆動手段
17 表示手段
18 異常検知手段
19 異常表示保持手段
21 第1の誘導加熱部
22 第2の誘導加熱部
23 抵抗加熱部
28 高温表示手段

Claims (1)

  1. 一つ以上の誘導加熱部と、一つ以上の抵抗加熱部と、前記誘導加熱部および前記抵抗加熱部の近傍の温度を検知し高温注意の表示を行なう高温表示手段と、複数の入力キーを有する操作手段と、前記操作手段で設定された入力キーに応じて機器の動作モードを一般ユーザーの使用する第1の動作モードあるいは製造工場または市場での検査で使用する第2動作モードに設定する動作モード判別手段と、前記第1の動作モードで機器を動作させる第1の動作モード駆動手段と、前記第2の動作モードで機器を動作させる第2の動作モード駆動手段とを備え、前記第2の動作モードでは所定の時間前記一つ以上の抵抗加熱部を駆動し前記抵抗加熱部の温度が前記高温表示手段にて高温表示を行う所定の温度を超えるようにした後に前記一つ以上の誘導加熱部を所定の入力値で負荷を加熱すべく駆動するとともに、前記負荷の温度が前記高温表示手段により高温表示を行う所定の温度より高い所定の温度を超えた場合に加熱を停止させる構成とし、前記操作手段の1度の入力操作により前記抵抗加熱部と前記誘導加熱部の全ての前記高温表示手段の温度表示機能検査と前記誘導加熱部の入力検査及び前記負荷の温度検知機能検査を行うことができるようにした誘導加熱装置。
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