JP3749470B2 - ディスク状基板材料の製造方法 - Google Patents

ディスク状基板材料の製造方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、光ディスクに加工されるディスク状基板材料の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般的に、CD(Compact Disc)やDVD(Digital Versatile Disc)等のディスク状光記録媒体(光ディスク)は、マスタリング工程によって形成されたスタンパを、射出成形機に設置された金型内に取り付け、情報記録面となる領域を射出成形することにより樹脂製のディスク状基板材料を形成し、これに記録可能に構成された記録層等や再生可能に構成するために設けた反射層等を形成し、その上に樹脂による保護層を設けて製造している。
【0003】
これらのディスクは、前記ディスク状基板材料を通して所定のレーザー光を照射しつつ回転させることにより、情報の記録及び/又は再生を行っている。
【0004】
従来、光ディスクの製造は、基板射出成形の際に、金型のキャビティ内にスタンパを取付け、その表面の凹凸をディスク状基板材料の表面に転写して情報記録面となる領域を形成し、更に、反射膜や記録可能に構成された記録層等を形成後、次の工程において、例えばスピンコート法により、樹脂製の保護層等を形成することにより完成品としている。
【0005】
前記CDやDVDは、通常その中心位置に記録及び/又は再生時に光ディスクの位置決めに利用するための中心孔(ここでは直径15mm)が形成されている。
【0006】
又、前記のような、金型内に設けられるスタンパは、通常、前記光ディスクの中心孔より大きな貫通孔を備えていて、この貫通孔を利用して、金型内で位置決めや溶融材料を注入する等の目的に利用されている。この貫通孔はCDやDVDの場合は、直径が20〜38mmである。
【0007】
一方、最近、例えば特開平8−235638号公報に開示されるように、光を透過させる必要がない、即ち光学的な厚さ要求がない支持層(保護層)をディスク状基板材料(基板)として射出成形により厚く形成し、この基板の情報記録面側に、情報を再生可能に構成するために設けた反射膜、又は記録可能に構成された記録層等を形成後、その上に記録再生用レーザー光を透過可能な透明樹脂層による光透過層(前記CD等では保護層に相当する樹脂層)を積層形成する製造方法によって製造される光ディスクが注目されている。
【0008】
従来、光ディスクの製造は、基板射出成形の際に、図に示されるように、金型装置1内で基板2の中心部と共に射出成形時のゲート内に固化しているスプルーランナー3を分離除去することにより、中心部に円形の中心孔2Aを開けてディスク状基板材料を形成し、更に、前記反射膜や記録可能に構成された記録層等を形成後、次の工程において、例えばスピンコート法により、樹脂製の保護層や、光透過性樹脂からなる光透過層を形成することにより完成品としている。
【0009】
前記金型装置1において、基板2は、上側の固定金型4と下側の可動金型5との間のキャビティ6内に形成されるものであり、スタンパ7は固定金型4にスタンパホルダ8を介して保持されている。図7の符号9はスプルブッシュを示し、このスプルブッシュ9から溶融樹脂がキャビティ6内に射出される。
【0010】
金型装置1は、上記のような構成であるので、前記基板2の中心孔2Aは、スプルーランナー3の最大径と略同一となり、一方、スタンパ7の中心の位置決め孔7Aの内径は、スプルブッシュ9の外側にあるスタンパホルダ8の外径と略一致されるので、中心孔2Aよりもかなり大きくなっている。
【0011】
一方、前記のような光ディスクの、前記保護層又は前記光透過層の特徴的な製造方法の一つとして、特開平10−249264号公報に開示されているように、光ディスクの中心孔を覆う蓋状部材を設置し、その上から樹脂を回転塗布して光ディスク全体に広げて硬化させることにより保護層(樹脂層)を形成する製造方法がある。この方法は、樹脂層の層厚が、特に半径方向にほぼ均一な状態となるように塗布面内で制御することが容易なため、光透過層を形成する特開1996−235638号公報にも適用可能とされている。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
上記のような樹脂層、特に保護層(5〜10μm)より厚い光透過層(50〜150μm)に回転塗布方法を適用し、より均一な状態の樹脂層を形成するためには、ディスク状基板材料の中心孔を塞ぐ蓋状部材が必要となる。
【0013】
この製造方法では、蓋状部材がクリーンであることが望まれ、一つの蓋状部材を常に使う場合は、一度樹脂塗布に用いた後は洗浄を行なう等の工程が必要となったり、更には蓋状部材を使い捨てる等して、常に新しい(クリーンな)ものを用いなければならない。
【0014】
又、前述のように、スピンコートの際に中心孔を蓋状部材によって閉じた場合、通常、光透過性樹脂はこの蓋状部材上からディスク状基板材料の表面に流下するので、蓋状部材とディスク状基板材料表面との段差に起因する樹脂層内部の気泡や樹脂層表面のスジムラが発生し易くなったり、層厚(膜厚)が不均一となったりするという問題点があった。
【0015】
更に、図6に示される従来の金型装置1では、スタンパホルダ8によりスタンパ7を保持する場合、基板2の、スタンパホルダ8に接する部分は肉厚が不均一となり、且つ、これにより樹脂層形成の歩留まりが低下するという問題点があった。
【0016】
本発明は、上記従来の技術とは異なる観点からなされた製造方法に関するものであって、従来の一般的な樹脂層形成方法や、蓋状部材を用いた製造方法と比較して、工程を簡略化させると共に、より均一な厚み分布を有する樹脂層(光透過層)を形成可能とし、更には樹脂層形成の歩留まりを向上させるようにしたディスク基板材料の製造方法を提供することを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】
本発明者は、鋭意研究の結果、光ディスク製造工程の一つである射出成形の際に、ディスク状基板材料を、その中心部に中心孔を設けずに一旦成形して取り出し、このまま、成膜工程、樹脂層形成工程等を経て、その後に中心孔を形成して光ディスクを形成するようにし、又、前記射出成形の際に適用するスタンパの形状に着目し、その中心近傍に中心孔を設けないか又は得られる光ディスクの中心孔より小径の貫通孔を形成して、得られるディスク状基板材料の光透過層側面をスタンパによって形成し、上記課題を解決するようにした。
【0018】
即ち、以下の発明によって上記問題点を解決することができる。
【0019】
(1)情報記録面の所定領域上に種々機能層が形成され、情報の記録及び/又は再生が可能に構成された中心部に中心孔を有する光ディスクに加工されるディスク状基板材料を、金型及びこの金型のキャビティ内に配置されたスタンパを用いて、中心部に中心孔を有しない形状に製造する方法であって、前記スタンパには、その中心近傍位置に、前記中心孔以下の直径の貫通孔を形成することを特徴とするディスク状基板材料の製造方法。
【0021】
)前記スタンパの転写面と反対側の面の少なくとも一部を吸引して前記金型に保持することを特徴とする(1)のディスク状基板材料の製造方法。
【0022】
)前記スタンパの貫通孔の内径を離型手段が挿通可能程度とし、前記金型のキャビティ内に注入された前記溶融材料が固化した後、前記貫通孔から前記離型手段を突出させて、固化したディスク状基板材料を離型させることを特徴とする(1)又は2)のディスク状基板材料の製造方法。
【0023】
)前記スタンパの貫通孔の内径を溶融材料を注入可能程度とし、前記貫通孔から前記金型のキャビティ内に前記溶融材料を注入することを特徴とする(1)又は2)のディスク状基板材料の製造方法。
【0024】
)前記貫通孔から前記離型手段を突出させることのみにより、前記キャビティ内で固化したディスク状基板材料を離型させることを特徴とする(1)乃至()のいずれかのディスク状基板材料の製造方法。
【0025】
)前記金型はホットランナ方式であり、溶融材料を固化温度よりも高い温度に維持して前記キャビティに注入することを特徴とする(1)乃至()のいずれかのディスク状基板材料の製造方法。
【0026】
【発明の実施の形態】
以下本発明の実施の形態の例を図面を参照して詳細に説明する。
【0027】
図1を参照して、本発明の実施の形態の第1例に係るディスク状基板材料及びこれから光ディスクを製造する方法について説明する。なお、ここでは、得られる光ディスクの中心孔の径は15mmとされている。
【0028】
この製造方法では、まず、情報記録面形成用のパターンが形成されたスタンパ10(図1(A)参照)を、金型装置30(図2参照)内にセットし、この金型装置30のキャビティ内に、溶融した合成樹脂を射出してディスク状基板材料12を成形する。
【0029】
前記射出成形の過程で、ディスク状基板材料12の中心部を抜くことなく、即ち中心孔を形成することなく、スプルーランナー14が一体に付着したままのディスク状基板材料12を金型装置30から取り出し(図1(B)参照)、スパッタリング工程(図1(C)参照)、スピンコート工程(図1(D)参照)等を経て、最後に中心孔28Aをスプルーランナー14とともに打抜くようにしたものである。
【0030】
図2に示されるように、金型装置30は、固定金型32及び可動金型34を有し、又、前記スタンパ10はその中心に、内径が10mmの貫通孔10Aが形成されていて、金型装置30内では、可動金型34側に配置され、溶融合成樹脂を注入するためのゲート33と反対側に配置される。
【0031】
このゲート33の上流側には、ホットランナ35が設けられ、ゲート33から金型内に注入される溶融状態の合成樹脂材料が固化温度よりも高い温度に保たれるようにしている。
【0032】
上記のように、前記スタンパ10は、可動金型34側に配置されているが、この可動金型34には、前記スタンパ10を負圧により吸着固定するための吸着手段36が設けられている。この吸着手段36は、例えば背面から負圧が印加される連続発泡メタルからなり、スタンパ10を吸引するとともに、樹脂の圧力に抗してスタンパ10の平面(鏡面)を維持できるようにされている。
【0033】
又、前記スタンパ10の中央にある貫通孔10Aの位置には、例えばイジェクタピンからなる離型手段38が配置され、前記貫通孔10Aを通って金型装置30におけるキャビティ31内に突出して、射出成形後固化されたディスク状基板材料12を押して、固定金型32から離間している可動金型34から、ディスク状基板材料12を離型させるようにしている。
【0034】
ここで、スタンパ10は、スタンパ10の内周端部10Aによって、可動金型34にスタンパ径方向の位置決めがなされるように構成されている。
【0035】
この実施の形態の例の製造方法においては、溶融状態の合成樹脂を、前記ホットランナ35を経てゲート33から、キャビティ31内に射出する。
【0036】
キャビティ31内でディスク状基板材料12が固化した後は、可動金型34を固定金型32から離間させ、このとき、離型手段38の先端を、前記貫通孔10Aから固定金型32方向に突出させて、固化したディスク状基板材料12を可動金型34から離型させる。
【0037】
図1、図2の符号15は、スタンパ10の、得られるディスク状基板材料12の可動金型34側の表面に形成されて情報記録面となる領域を形成するためのパターンを示す。このパターン15は、中心孔28を設けることで得られる光ディスクのフォーマットに合わせて設けられている。
【0038】
金型装置30から離型されたディスク状基板材料12は、例えば図1(C)に示されるように、情報記録面12A上に、無機材料16がスパッタリングされて薄膜17が形成される。
【0039】
スパッタリングによって薄膜17が形成されたディスク状基板材料12には、図1(D)に示されるように、光透過性樹脂層19を形成する樹脂材料が例えばスピンコート法によって塗布される。ここでは、紫外線硬化樹脂を用い、塗布後に紫外線を照射して硬化させ、その後に、図1(E)に示されるように、超音波プレス25等によりスプルーランナー14部分を打抜いて所望の中心孔28を形成し、光ディスクが完成する。
【0040】
なお、上記実施の形態の例では、スタンパが可動側にある場合を例に挙げたが、次の実施の形態の第2例のように固定側に用いてもよい。
【0041】
図3に示される実施の形態の第2例に用いる金型装置40は、上側に固定金型42、下側に可動金型44が配置され、スタンパ11は固定金型42側に、前記と同様の吸着手段46により吸着保持されている。図3の符号45はスプルーランナー、48は前記と同様の離型手段をそれぞれ示す。
【0042】
このスタンパ11の貫通孔11Aは、ディスク状基板材料43の中心孔43Aよりも小径とされ、且つ、該貫通孔11Aにおいて、スプルブッシュ42Aの、図3において下端外周段部42Bによって位置決めされている。この金型装置40には、スタンパホルダが設けられていない。
【0043】
次に、図4に示される本発明の実施の形態の第3例に用いる金型装置50について説明する。
【0044】
この金型装置50は、上側に固定金型52、下側に可動金型54がそれぞれ配置して構成され、スタンパ11は可動金型54側に、前記と同様の吸着手段56により吸着保持されている。
【0045】
又、この実施の形態の第3例においては、突出ピンからなる離型手段58が、固定金型52側のゲート59に対向する位置で、可動金型54の中心位置に設けられている。
【0046】
この実施の形態の第3例においても、形成されるディスク状基板材料53の中心孔53Aの内径に対して、スタンパ11の貫通孔11Aの内径が小さくなるようにされている。図4の符号52Aはスプルブッシュ、54Aはスタンパホルダ、55はスプルーランナーをそれぞれ示す。
【0047】
この実施の形態の第3例においては、ディスク状基板材料53を射出成形して溶融樹脂が固化した後、可動金型54を固定金型52から離間させる際に、離型手段58によって前記ディスク状基板材料13の中心部にこれと一体に形成されているスプルーランナー55を、図4において下方から押すことにより、可動金型54からディスク状基板材料53を離型させる。
【0052】
なお、スタンパ10、11の吸着手段36、46、56として、それぞれ負圧が印加される連続発泡メタルを用いているが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば図に示されるように、実施の形態の第2例の金型装置50と同様の金型装置70(図4におけると同一部分には同一符号を付する)において、スタンパ11(10)の情報エリア外の内周部及び/又は外周部に相当する位置で、金型に、負圧が印加される溝やスリットからなる吸着手段76を設けて、スタンパを吸着する方法を用いてもよい。
【0053】
【発明の効果】
本発明は、上記のように構成したので、形成されるディスク状基板材料の表面に、金型部品などによる段差が無く、更には中心孔が無い状態で形成されることから、その後に形成される樹脂層の面内膜厚ばらつきを小さくすることができると共に、量産性に優れた方法であることから歩留まりの向上が望めるという優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態の第1例に係るディスク状基板材料及びこれから光ディスクを製造する方法を示す略示斜視図
【図2】 同製造方法に用いる金型装置を示す断面図
【図3】 本発明の実施の形態の第2例の製造方法における金型装置を示す断面図
【図4】 本発明の実施の形態の第3例の製造方法における金型装置を示す断面図
【図】 上記各実施の形態の例におけると異なる態様のスタンパ吸着手段を用いた金型装置を示す断面図
【図】 従来の光ディスク製造に用いる金型装置を示す断面図
【符号の説明】
10、11、71…スタンパ
10A…貫通孔
12、43、53…ディスク状基板材料
12A…情報記録面
14…パターン
20…光ディスク
20A…中心部
30、40、70…金型装置
31…キャビティ
32、42、52…固定金型
33…ゲート
34、44、54…可動金
5…ホットランナ
36、46、56、76…吸着手段
38、48、58…離型手段

Claims (6)

  1. 情報記録面の所定領域上に種々機能層が形成され、情報の記録及び/又は再生が可能に構成された中心部に中心孔を有する光ディスクに加工されるディスク状基板材料を、金型及びこの金型のキャビティ内に配置されたスタンパを用いて、中心部に中心孔を有しない形状に製造する方法であって、前記スタンパには、その中心近傍位置に、前記中心孔以下の直径の貫通孔を形成することを特徴とするディスク状基板材料の製造方法。
  2. 請求項1において、前記スタンパの転写面と反対側の面の少なくとも一部を吸引して前記金型に保持することを特徴とするディスク状基板材料の製造方法。
  3. 請求項1又は2において、前記スタンパの貫通孔の内径を離型手段が挿通可能程度とし、前記金型のキャビティ内に注入された前記溶融材料が固化した後、前記貫通孔から前記離型手段を突出させて、固化したディスク状基板材料を離型させることを特徴とするディスク状基板材料の製造方法。
  4. 請求項1又は2において、前記スタンパの貫通孔の内径を溶融材料を注入可能程度とし、前記貫通孔から前記金型のキャビティ内に前記溶融材料を注入することを特徴とするディスク状基板材料の製造方法。
  5. 請求項1乃至4のいずれかにおいて、前記貫通孔から前記離型手段を突出させることのみにより、前記キャビティ内で固化したディスク状基板材料を離型させることを特徴とするディスク状基板材料の製造方法。
  6. 請求項1乃至5のいずれかにおいて、前記金型はホットランナ方式であり、溶融材料を固化温度よりも高い温度に維持して前記キャビティに注入することを特徴とするディスク状基板材料の製造方法。
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