JP3749190B2 - 液面レベル検出装置の抵抗板加工方法 - Google Patents

液面レベル検出装置の抵抗板加工方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動車の燃料タンクの液面を検出するのに適した液面レベル検出装置の抵抗板加工方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
この種の従来の液面レベル検出装置の一例を図5を用いて説明する。図5に示すように、液面レベル検出装置100は、抵抗板101と、この抵抗板101上をフロートアーム(図示せず)の回転に連動してスライドする摺動アーム102とを備えている。抵抗板101上には摺動部103が設けられている。摺動部103は、摺動アーム102の摺動方向に間隔を置いて複数の導電セグメント104が配置され、互いに隣接する導電セグメント104間が抵抗体105を介して接続されている。
【0003】
摺動部103の一端側にはそれぞれ端部ランド106が設けられており、この端部ランド106と摺動アーム102との間より検出出力を得るように構成される。
【0004】
上記構成において、液面レベルに応じて摺動アーム102がスライドすると、摺動アーム102の接点部102aが摺動部103上を摺動し、接点部102aが摺動部103のある導電セグメント104に接触する。そして、摺動部103と摺動アーム102によって構成される電気回路の主な抵抗は、摺動部103の端部ランド106と接点部102aが接触する導電セグメント104との間に配置される抵抗体105の抵抗となるので、摺動アーム102の摺動位置、つまり液面レベルの位置に応じた電気量が端部ランド106と摺動アーム102との間より得られる。
【0005】
ここで、摺動アーム102の接点部102aが任意の導電セグメント104に接触する状態からその隣接する導電セグメント104に接触する状態に移行すると、隣接する導電セグメント104間の抵抗体105の抵抗量がステップ的に増減されるため、液面レベルの変動が細かなステップ状の変化として検出できるものである。
【0006】
そして、液面レベル検出装置100は、摺動アーム102が接触する各導電セグメント104の位置に応じて所望の電気量を出力するように各導電セグメント104間の抵抗体105の抵抗値が調整される。抵抗板105の抵抗値を所定量とするべく行われる抵抗板加工方法の従来例を以下に説明する。
【0007】
図6に示すように、端部ランド106と調整基準とする導電セグメント104との間を一対のプローブ用ピン107で接続し、この一対のプローブ用ピン107間に現れる抵抗値を測定する抵抗測定器(図示せず)と、抵抗体105に傷aを付けるべくレーザを照射するレーザ照射手段(図示せず)と、このレーザ照射手段を制御すると共に抵抗測定器(図示せず)の測定結果が入力されている制御部(図示せず)と、データ入力部(図示せず)とを備えている。制御部(図示せず)は、図7に示すフローを実行することによって抵抗板加工を行う。ここで、端部ランド106をPV、調整基準とする導電セグメント104をSGNo.3とし、目的区間抵抗値を6Ωとして説明する。
【0008】
図7に示すように、端部ランド102aと調整基準の導電セグメント104との間の配置される導体セグメント104の数を分割数とし、この分割数(3個)を入力する(ステップS1)。調整基準の導電セグメント104に摺動アーム102が位置する際に、摺動アーム102と端部ランド106との間に構成される閉回路について目的とする抵抗値を目的区間抵抗値とし、この目的区間抵抗値(6Ω)を入力する(ステップS1)。
【0009】
次に、端部ランド102aと調整基準の導電セグメント104との間におけるトリミング前区間抵抗値を測定する(ステップS2)。測定したトリミング前区間抵抗値は、3Ωであったとする。次に、端部ランド102aから調整基準の導電セグメント104までに位置する導体セグメント104に対して順番にそれぞれ付けたナンバーをセグメントナンバー(SGNo.)とすると、(トリミング前区間抵抗値/分割数)×(分割数−セグメントナンバー)+(目的区間抵抗値/分割数)×セグメントナンバーの演算式▲1▼より、セグメントナンバーに対応する導電セグメント104の端部ランド106側に位置する抵抗体105をそれぞれトリミングする際に目的とする各トリミング後抵抗目的値をそれぞれ算出する(ステップS3)。
【0010】
上記の演算式▲1▼より、1回目のセグメントNo.1におけるトリミング後抵抗目的値は、(3Ω/3)×(3−1)+(6Ω/3)×1=4Ωとなる。2回目のセグメントNo.2におけるトリミング後抵抗目的値は、(3Ω/3)×(3−2)+(6Ω/3)×2=5Ωとなる。3回目のセグメントNo.3におけるトリミング後抵抗目的値は、(3Ω/3)×(3−3)+(6Ω/3)×3=6Ωとなる。
【0011】
そして、演算式▲1▼より、セグメントNo.N〜セグメントNo.3間のトリミング前区間抵抗値を想定し(ステップS4)、その後、トリミング後抵抗目的値になるよう導電セグメント104間に配置された抵抗体105の箇所をレーザ照射手段(図示せず)で傷a1、a2、a3を付けてトリミングする(ステップS5、S6)。
【0012】
この従来の抵抗板加工方法では、抵抗板101に摺動アーム102を組み付ける前に、つまり、抵抗板単体で抵抗板加工ができ構造上の制約を受けず、かつ、抵抗調整で使用するプローブ用ピン107が2本と少なく、プローブ用ピン107の位置管理が容易であるという利点がある。
【0013】
ところで、上記した液面レベル検出装置の抵抗板101では、摺動アーム102が単一の摺動部103を摺動する構成であったが、摺動アーム102が第1摺動部および第2摺動部の2箇所を摺動する構成のものが提案されている。この種の液面レベル検出装置を図8を用いて簡単に説明する。
【0014】
図8に示すように、液面レベル検出装置110は、抵抗板111と、この抵抗板111上をフロートアーム(図示せず)の回転に連動してスライドする摺動アーム112とを備えている。抵抗板111上には、第1摺動部113と第2摺動部114とが設けられている。第1摺動部113は、摺動アーム112の摺動方向に間隔を置いて複数の第1導電セグメント115が配置され、互いに隣接する第1導電セグメント115間が抵抗体116を介して接続されている。第2摺動部114は、摺動アーム112の摺動方向に間隔を置いて複数の第2導電セグメント117が配置され、互いに隣接する第2導電セグメント117間が第2導電セグメント117と同じ導電部材によって導通されている。第1摺動部113および第2摺動部114の各一端側にはそれぞれ第1端部ランド120aおよび第2端部ランド120bが設けられており、この第1および第2端部ランド120a、120b間より検出出力を得るように構成される。
【0015】
摺動アーム112は、導電性部材にて構成され、第1摺動部113上を摺動する第1接点部112aと第2摺動部114上を摺動する第2接点部112bとを有する。この摺動アーム112を介して第1摺動部113と第2摺動部114とが電気的に接続される。
【0016】
上記構成において、液面レベルに応じて摺動アーム112がスライドすると、第1接点部112aおよび第2接点部112bが第1摺動部113上および第2摺動部114上をそれぞれ摺動し、第1接点部112aが第1摺動部113のある第1導電セグメント115に、第2接点部112bが第2摺動部114のある第2導電セグメント117にそれぞれ接触する。そして、第1摺動部113と摺動アーム112と第2摺動部114とによって構成される電気回路の主な抵抗は、第1摺動部113の端部ランド120aと第1接点部112aが接触する第1導電セグメント115との間に配置される抵抗体116の抵抗となるので、摺動アーム112の摺動位置、つまり液面レベルの位置に応じた電気量が第1および第2端部ランド120a、120b間より得られる。
【0017】
ここで、摺動アーム112の第1接点部112aが任意の第1導電セグメント115に接触する状態からその隣接する第1導電セグメント115に接触する状態に移行すると、隣接する第1導電セグメント115間の抵抗体116の抵抗量がステップ的に増減されるため、液面レベルの変動が細かなステップ状の変化として検出できるものである。
【0018】
ところで、第1および第2摺動部113、114を有する抵抗板111の液面レベル検出装置110にあって、前記した抵抗板加工方法の演算式▲1▼を採用すると、第2摺動部114の導体抵抗値を無視した抵抗板加工しかできないため、精度の低い装置しか作製できない。
【0019】
そこで、前記した抵抗板加工方法の演算式▲1▼を利用すると共に、第2摺動部114の導体抵抗を加味した抵抗値調整を行う加工方法として次のような加工方法が考えられる。つまり、第2摺動部114の導体抵抗特性は、図9に示すようなリニア特性を示すため、第2摺動部114の各第2導電セグメント117の位置における導体抵抗値を、過去測定データを基に計算式で導き出す。そして、(第1端部ランド〜第2端部ランド間の目的区間抵抗値)−(セグメントNo.N番目の第2摺動部導体抵抗値)=セグメントNo.N番目の第1摺動部の目的区間抵抗値となる式より第1摺動部113の目的区間抵抗値を選定する。図10に示すように、
第1端部ランド120aと調整基準とする第1導電セグメント15との間を一対のプローブ用ピン107で接続し、選定した目的区間抵抗値を用い、前記した抵抗板加工方法の演算式▲1▼による抵抗板加工方法を行う。
【0020】
しかし、第2摺動部114は印刷によって形成され、その導体抵抗値は印刷状態によって導体膜厚が厚くなったり、薄くなったりするため、図9に示すように、その印刷膜厚によって導体抵抗値が異なる。従って、各抵抗板111毎に第2摺動部導体抵抗値にバラツキがあるため、精度の高い抵抗板加工ができない。
【0021】
次に、第1摺動部113と第2摺動部114を有する抵抗板111における他の抵抗板加工方法を次に説明する。
【0022】
図11に示すように、抵抗体116を予め低い抵抗値で形成した抵抗板111と摺動アーム112とを組み付ける。摺動アーム112を利用して第1端部ランド120aに最も近い第1導電セグメント115より順に、第1摺動部113と第2摺動部114の第1および第2の端部ランド120a、120b間に閉回路を形成し、第1導電セグメント115間の抵抗体116の箇所にレーザで傷a1、a2、a3を入れて抵抗値を調整するトリミングを行い、各第1導電セグメント115間の抵抗体116を所望の抵抗値に加工する。
【0023】
また、図12に示すように、抵抗体116を予め低い抵抗値で形成した抵抗板111を作製し、この抵抗板111の全ての第1導電セグメント115と全ての第2導電セグメント117と第1端部ランド120aと第2端部ランド120bとにプローブ用ピン107を立て、これらプローブ用ピン107を選択的に利用して第1導電セグメント115間に配置された抵抗体116の箇所にレーザで傷を入れて抵抗値を調整するトリミングを行い、各第1導電セグメント115間の抵抗体116の箇所を所望の抵抗値に加工する。
【0024】
【発明が解決しようとする課題】
前者の加工方法では、第1摺動部113と第2摺動部114との第1および第2端部ランド120a、120b間に構成される閉回路について所望の抵抗値に調整できるため、第2摺動部114の抵抗値、および、摺動アーム112の各接点部112a、112bが関係する接点抵抗値等を加味した調整ができ、精度の高い液面レベル検出装置が得られる。しかし、抵抗板111と摺動アーム112とを組み付けた後で抵抗体116を加工するため、作業性が悪く、加工時間が長くなるという問題がある。特に、抵抗板111が1枚の原基板から多数を取るような場合にあっては、この方法では全ての抵抗板111について摺動アーム112との組み付けを行い、その後に抵抗加工をそれぞれ行う必要があるため、同じように加工時間を要する。また、抵抗板111と摺動アーム112とを組み付けした状態でレーザを抵抗体116に照射できるような構造としなければならず、構造に制限が加わる。
【0025】
また、後者の加工方法では、抵抗板111単体で抵抗体116のトリミングが可能であるため、作業性が良く加工時間が短くでき、また、構造に制限が加わることがない。しかし、全ての第1および第2導電セグメント115、117に対してプローブ用ピン107を立てなければならないため、プローブ用ピン107の位置管理が難しいという問題がある。
【0026】
そこで、本発明は、前記した課題を解決すべくなされたものであり、作業性が良く加工時間が短く、しかも、精度の良い抵抗体の抵抗調整ができると共に、プローブ用ピンの位置管理が容易である液面レベル検出装置の抵抗板加工方法を提供することを目的とする。
【0027】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、摺動アームのほぼ摺動方向に間隔を置いて複数の第1導電セグメントが配置され、互いに隣接する第1導電セグメント間が抵抗体を介して接続された第1摺動部と、前記摺動アームのほぼ摺動方向に間隔を置いて複数の第2導電セグメントが配置され、互いに隣接する第2導電セグメント間が電気的に短絡接続された第2摺動部を有する抵抗板と、この抵抗板上を液面レベルに応じて移動し、前記第1摺動部上を摺動する第1接点部と前記第2摺動部上を摺動する第2接点部とが互いに対応する前記第1導電セグメントと前記第2導電セグメントにそれぞれ接触する摺動アームとを備え、この摺動アームが接触する前記第1導電セグメントと前記第2導電セグメントの位置に応じて前記第1摺動部の第1端部ランドと前記第2摺動部の第2端部ランドとの間に現れる電気量を検出出力とする液面レベル検出装置において、前記第1端部ランドと前記第2端部ランドと調整基準とされ、互いに対応する前記第1導電セグメントおよび前記第2導電セグメントとにそれぞれプローブ用ピンを立て、前記第1端部ランドと調整基準とする前記第1導電セグメントとの間における抵抗トリミング前の第1摺動部トリミング前区間抵抗値を測定し、前記第2端部ランドと調整基準とする前記第2導電セグメントとの間における第2摺動部導体抵抗値を測定し、前記第1端部ランドと調整基準の前記第1導電セグメントとの間に配置される前記第1導体セグメントの数を分割数とし、前記第1端部ランドから調整基準の前記第1導電セグメントまでに位置する前記第1導体セグメントに対して順番にそれぞれ付けたナンバーをセグメントナンバーとし、前記第1摺動部6と前記第2摺動部7とが調整基準である前記第1導電セグメントおよび前記第2導電セグメントを介して導通された際に、前記第1端部ランドと前記第2端部ランドとの間に形成される閉回路について目的とする抵抗値を目的区間抵抗値とすると、(第1摺動部トリミング前区間抵抗値/分割数)×(分割数−セグメントナンバー)+{(目的区間抵抗値−第2摺動部導体抵抗値)/分割数}×セグメントナンバーの演算式より、セグメントナンバーに対応する前記各第1導電セグメントの前記第1端部ランド側に位置する前記抵抗体をそれぞれトリミングする際に目的とする各トリミング後抵抗目的値をそれぞれ算出し、このトリミング後抵抗目的値になるよう前記第1導電セグメント間に配置された前記抵抗体をトリミングすることにより前記抵抗板を作製したことを特徴とする。
【0028】
この液面レベル検出装置の抵抗板加工方法では、摺動アームを使用しないことから抵抗板単体で加工ができ、また、第2摺動部の実際の導体抵抗値を測定し、これを基にトリミング後抵抗目的値を計算し、このトリミング後抵抗目的値によって抵抗体の抵抗値調整を行うものであり、この加工工程で必要な測定値の測定や所定の閉回路の形成には第1および第2端部ランドと調整基準とする第1および第2導電セグメントにのみプローブ用ピンを立てれば足りる。
【0029】
請求項2の発明は、請求項1記載の液面レベル検出装置の抵抗板加工方法であって、目的区間抵抗値は、前記摺動アームの接点抵抗値を考慮した値としたことを特徴とする。
【0030】
この液面レベル検出装置の抵抗板加工方法では、請求項1の発明の作用に加え、摺動アームの各接点部が関係する接点抵抗値についてほぼ同一抵抗値を加味した調整ができる。
【0031】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。
【0032】
図1〜図4は本発明の一実施形態を示し、図1は液面レベル検出装置の概略構成図、図2は抵抗板の平面図、図3は抵抗板の加工工程の具体例を説明するための平面図、図4は抵抗板加工方法の概略フローチャートである。
【0033】
図1に示すように、液面に浮かぶフロート1がフロートアーム2の先端に支持され、このフロートアーム2の基端側が検出装置本体3に回転自在に支持されている。検出装置本体3には抵抗板4と、この抵抗板4上をフロートアーム2の回転に連動してスライドする摺動アーム5とが設けられている。
【0034】
図2に示すように、抵抗板4は、前記従来例(図8等)とほぼ同様であり、その一面上には第1摺動部6と第2摺動部7とが設けられている。第1摺動部6は、摺動アーム5(図1に示す)の摺動方向に間隔を置いて複数の第1導電セグメント8が配置され、互いに隣接する第1導電セグメント8間が抵抗体9を介して接続されている。抵抗体9は、第1摺動部6上に抵抗材を印刷することにより形成されている。
【0035】
第2摺動部7は、摺動アーム5の摺動方向に間隔を置いて複数の第2導電セグメント10が配置され、互いに隣接する第2導電セグメント10間が導電連結部11によって電気的に短絡接続されている。また、第1摺動部6および第2摺動部7の各一端側には第1端部ランド12aおよび第2端部ランド12bがそれぞれ設けられており、この第1および第2端部ランド12a、12b間より検出出力を得るように構成される。
【0036】
摺動アーム5(図1に示す)も、前記従来例(図8等)と同様であり、導電性部材にて構成され、第1摺動部6上を摺動する第1接点部(図示せず)と第2摺動部7上を摺動する第2接点部(図示せず)とを有する。摺動アーム5の第1接点部と第2接点部とは、互いに対応する第1導電セグメント8および第2導電セグメント10に共に接触され、摺動アーム5を介して第1摺動部6と第2摺動部7とが電気的に接続される。
【0037】
次に、抵抗板加工装置について説明する。抵抗板加工装置は、第1端部ランド12aと第2端部ランド12bと調整基準とされ、互いに対応する第1導電セグメント8および第2導電セグメント10とにそれぞれ立てられる4本のプローブ用ピン20a〜20dと、これらプローブ用ピン20a〜0dの電線の他端側が導かれ、任意のペアとしたプローブ用ピン20a〜20d間に現れる抵抗値を選択的に測定可能な抵抗測定器(図示せず)と、抵抗体9に傷a1〜a3を付けるためにレーザを照射するレーザ照射手段(図示せず)と、このレーザ照射手段(図示せず)や前記抵抗測定器を制御する制御部(図示せず)と、制御部(図示せず)にデータを入力するデータ入力手段(図示せず)とから構成されている。
【0038】
次に、抵抗板4の加工方法を図3および図4を用いて説明する。セグメントナンバーは、第1および第2端部ランド(PV、PG)12a、12bに近いものから順に数え、第1および第2端部ランド(PV、PG)12a、12bに最も近い第1および第2導電セグメント8、10は、各第1および第2端部ランド(PV、PG)12a、12bに短絡されているため、セグメントナンバーを「0」とする。そして、調整基準とされ、互いに対応する第1導電セグメント8および第2導電セグメント10は、セグメントナンバーが「3」のもの(P1、P`1)として説明する。つまり、第1および第2端部ランド(PV、PG)12a、12bからセグメントナンバー3の第1および第2導電セグメント8、10までの区間が第1摺動部6および第2摺動部7のトリミング区間(PV〜P1、P`1〜PG)となり、この間に配置される抵抗体9の箇所がトリミング対象とされる。そして、第1摺動部6と第2摺動部7とが調整基準である第1導電セグメント8および第2導電セグメント10を介して導通された際に、第1端部ランド12aと第2端部ランド12bとの間に形成される閉回路について目的とする抵抗値を目的区間抵抗値とし、この目的区間抵抗値を6Ωとする。目的区間抵抗値は、摺動アーム(5)の接点抵抗値を考慮した値とされている。以下、順に説明する。
【0039】
図3に示すように、抵抗板4は、その抵抗体9が目的の抵抗値より予め低い抵抗値で形成されており、この抵抗板4の第1端部ランド12aと、第2端部ランド12bと、調整基準とされ、互いに対応する第1導電セグメント8および第2導電セグメント10とにそれぞれプローブ用ピン20a〜20dを立てる。
【0040】
次に、第1端部ランド12aと調整基準の第1導電セグメント8との間に配置される第1導体セグメント8の数を分割数とし、この分割数のデータ:3を入力する。また、トリミング区間の目的区間抵抗値:6Ωを入力する(ステップS10)。
【0041】
次に、プローブ用ピン20aとプローブ用ピン20c間の抵抗値を測定することにより、第1端部ランド12aと調整基準とする第1導電セグメント8との間における抵抗トリミング前の第1摺動部トリミング前区間抵抗値を測定する(ステップS11)。測定した第1摺動部トリミング前区間抵抗値は、例えば3Ωであったとする。また、プローブ用ピン20bとプローブ用ピン20d間の抵抗値を測定することにより、第2端部ランド12bと調整基準とする第2導電セグメント8との間における第2摺動部導体抵抗値を測定する(ステップS12)。測定した第2摺動部導体抵抗値は、例えば0.3Ωであったとする。
【0042】
次に、(第1摺動部トリミング前区間抵抗値/分割数)×(分割数−セグメントナンバー)+{(目的区間抵抗値−第2摺動部導体抵抗値)/分割数}×セグメントナンバー…の演算式▲2▼より、セグメントNo.N〜PG間の第2摺動部導体抵抗値を設定すると共に(ステップS13)、セグメントナンバーに対応する各第1導電セグメント8の第1端部ランド12a側に位置する抵抗体9a、9b、9cをそれぞれトリミングする際に目的とする各トリミング後抵抗目的値をそれぞれ算出する(ステップS14)。
【0043】
ここで、セグメントNo.1に対応する第1導電セグメント8の第1端部ランド12a側に位置する抵抗体9をトリミングする1回目のトリミング後抵抗目的値は、上記演算式▲2▼より、(3Ω/3)×(3−1)+{(6Ω−0.3)/3}×1=3.9Ωとなる。セグメントNo.2に対応する第1導電セグメント8の第1端部ランド12a側に位置する抵抗体9をトリミングする2回目のトリミング後抵抗目的値は、上記演算式▲2▼より、(3Ω/3)×(3−2)+{(6Ω−0.3)/3}×2=4.8Ωとなる。セグメントNo.3に対応する第1導電セグメント8の第1端部ランド12a側に位置する抵抗体9をトリミングする3回目のトリミング後抵抗目的値は、上記演算式▲2▼より、(3Ω/3)×(3−3)+{(6Ω−0.3)/3}×3=5.7Ωとなる。
【0044】
次に、セグメントNo.N〜セグメントNo.3間のトリミング前抵抗値を想定し(ステップS15)、レーザ照射手段(図示せず)によるトリミングを開始する(ステップS16)。1回目のトリミングは、セグメントNo.0とセグメントNo.1の第1導電セグメント8間に配置された抵抗体9の箇所に傷a1を付け、トリミング後目的抵抗値:3.9Ωになれば終了する。2回目のトリミングは、セグメントNo.1とセグメントNo.2の第1導電セグメント8間に配置された抵抗体9の箇所に傷a2を付け、トリミング後目的抵抗値:4.8Ωになれば終了する。3回目のトリミングは、セグメントNo.2とセグメントNo.3の第1導電セグメント8間に配置された抵抗体9の箇所に傷a3を付け、トリミング後目的抵抗値:5.7Ωになれば終了する(ステップS17)。このようにPV〜セグメントNo.3までのトリミングが終了すれば、PV〜PG間の区間抵抗値が6Ωとなり、これで上記トリミング区間(PV〜P1、P`1〜PG)のトリミングが全て終了する。
【0045】
次に、セグメントNo.3より大きいセグメントナンバーにトリミング区間を移行して上記動作を繰り返し、第1導電セグメント8間に配置された抵抗体9の全ての箇所をトリミングすれば、完了する。
【0046】
以上、液面レベル検出装置の抵抗板加工方法では、摺動アーム5を使用しないことから抵抗板4単体で加工ができ、また、第2摺動部7の実際の導体抵抗値を測定し、これを基にトリミング後抵抗目的値を計算し、このトリミング後抵抗目的値によって抵抗体9の抵抗値調整を行うものであり、この加工工程で必要な測定値の測定や所定の閉回路の形成には第1および第2端部ランド12a、12bと調整基準とする第1および第2導電セグメント8、10にのみプローブ用ピン20a〜20dを立てれば足りる。従って、作業性が良く加工時間が短く、しかも、精度の良い抵抗体の抵抗調整ができると共に、プローブ用ピン20a〜20dの位置管理が容易である。尚、調整基準とされる第1および第2導電セグメント8、10の数は、調整が要求される複数箇所とされるのが一般的である。
【0047】
前記実施形態では、目的区間抵抗値は、摺動アーム5の接点抵抗値を考慮した値としたので、摺動アーム5の各接点部(図示せず)が関係する接点抵抗値についてほぼ同一抵抗値を加味した調整ができるため、更に精度の良い抵抗体9の抵抗調整ができる。
【0048】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1の発明によれば、第1端部ランドと第2端部ランドと調整基準とされ、互いに対応する第1導電セグメントおよび第2導電セグメントとにそれぞれプローブ用ピンを立て、第1端部ランドと調整基準とする第1導電セグメントとの間における抵抗トリミング前の第1摺動部トリミング前区間抵抗値を測定し、第2端部ランドと調整基準とする第2導電セグメントとの間における第2摺動部導体抵抗値を測定し、第1端部ランドと調整基準の第1導電セグメントとの間に配置される第1導体セグメントの数を分割数とし、第1端部ランドから調整基準の第1導電セグメントまでに位置する第1導体セグメントに対して順番にそれぞれ付けたナンバーをセグメントナンバーとし、第1摺動部6と第2摺動部7とが調整基準である第1導電セグメントおよび第2導電セグメントを介して導通された際に、第1端部ランドと第2端部ランドとの間に形成される閉回路について目的とする抵抗値を目的区間抵抗値とすると、(第1摺動部トリミング前区間抵抗値/分割数)×(分割数−セグメントナンバー)+{(目的区間抵抗値−第2摺動部導体抵抗値)/分割数}×セグメントナンバーの演算式より、セグメントナンバーに対応する各第1導電セグメントの前記第1端部ランド側に位置する抵抗体をそれぞれトリミングする際に目的とする各トリミング後抵抗目的値をそれぞれ算出し、このトリミング後抵抗目的値になるよう第1導電セグメント間に配置された抵抗体をトリミングすることにより抵抗板を作製したので、摺動アームを使用しないことから抵抗板単体で加工ができ、また、第2摺動部の実際の導体抵抗値を測定し、これを基にトリミング後抵抗目的値を計算し、このトリミング後抵抗目的値によって抵抗体の抵抗値調整を行うものであり、この加工工程で必要な測定値の測定や所定の閉回路の形成には第1および第2端部ランドと調整基準とする第1および第2導電セグメントにのみプローブ用ピンを立てれば足りる。従って、作業性が良く加工時間が短く、しかも、精度の良い抵抗体の抵抗調整ができると共に、プローブ用ピンの位置管理が容易である。
【0049】
請求項2の発明によれば、請求項1記載の液面レベル検出装置の抵抗板加工方法であって、目的区間抵抗値は摺動アームの接点抵抗値を考慮した値としたので、請求項1の発明の効果に加え、摺動アームの各接点部が関係する接点抵抗値についてほぼ同一抵抗値を加味した調整ができるため、更に精度の良い抵抗体の抵抗調整ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示し、液面レベル検出装置の概略構成図である。
【図2】本発明の一実施形態を示し、抵抗板の平面図である。
【図3】本発明の一実施形態を示し、抵抗板の加工工程の具体例を説明するための平面図である。
【図4】本発明の一実施形態を示し、抵抗板加工方法の概略フローチャートである。
【図5】液面レベル検出装置の抵抗板の平面図である。
【図6】従来例を示し、抵抗板の加工方法を説明する平面図である。
【図7】従来例を示し、加工方法のフローチャートである。
【図8】別の従来例を示し、抵抗板の加工方法を説明する平面図である。
【図9】第2摺動部の導体膜厚によって導体抵抗値が異なることを示す特性線図である。
【図10】更に別の従来例を示し、抵抗板の加工方法を説明する平面図である。
【図11】更に別の従来例を示し、抵抗板の加工方法を説明する平面図である。
【図12】更に別の従来例を示し、抵抗板の加工方法を説明する平面図である。
【符号の説明】
4 抵抗板
6 第1摺動部
7 第2摺動部
8 第1導電セグメント
9 抵抗体
10 第2導電セグメント
12a 第1端部ランド
12b 第2端部ランド
20a〜20d プローブ用ピン

Claims (2)

  1. 摺動アームのほぼ摺動方向に間隔を置いて複数の第1導電セグメントが配置され、互いに隣接する第1導電セグメント間が抵抗体を介して接続された第1摺動部と、前記摺動アームのほぼ摺動方向に間隔を置いて複数の第2導電セグメントが配置され、互いに隣接する第2導電セグメント間が電気的に短絡接続された第2摺動部を有する抵抗板と、この抵抗板上を液面レベルに応じて移動し、前記第1摺動部上を摺動する第1接点部と前記第2摺動部上を摺動する第2接点部とが互いに対応する前記第1導電セグメントと前記第2導電セグメントにそれぞれ接触する摺動アームとを備え、この摺動アームが接触する前記第1導電セグメントと前記第2導電セグメントの位置に応じて前記第1摺動部の第1端部ランドと前記第2摺動部の第2端部ランドとの間に現れる電気量を検出出力とする液面レベル検出装置であって、
    前記第1端部ランドと前記第2端部ランドと調整基準とされ、互いに対応する前記第1導電セグメントおよび前記第2導電セグメントとにそれぞれプローブ用ピンを立て、
    前記第1端部ランドと調整基準とする前記第1導電セグメントとの間における抵抗トリミング前の第1摺動部トリミング前区間抵抗値を測定し、
    前記第2端部ランドと調整基準とする前記第2導電セグメントとの間における第2摺動部導体抵抗値を測定し、
    前記第1端部ランドと調整基準の前記第1導電セグメントとの間に配置される前記第1導体セグメントの数を分割数とし、前記第1端部ランドから調整基準の前記第1導電セグメントまでに位置する前記第1導体セグメントに対して順番にそれぞれ付けたナンバーをセグメントナンバーとし、前記第1摺動部と前記第2摺動部とが調整基準である前記第1導電セグメントおよび前記第2導電セグメントを介して導通された際に、前記第1端部ランドと前記第2端部ランドとの間に形成される閉回路について目的とする抵抗値を目的区間抵抗値とすると、(第1摺動部トリミング前区間抵抗値/分割数)×(分割数−セグメントナンバー)+{(目的区間抵抗値−第2摺動部導体抵抗値)/分割数}×セグメントナンバーの演算式より、セグメントナンバーに対応する前記各第1導電セグメントの前記第1端部ランド側に位置する前記抵抗体をそれぞれトリミングする際に目的とする各トリミング後抵抗目的値をそれぞれ算出し、
    このトリミング後抵抗目的値になるよう前記第1導電セグメント間に配置された前記抵抗体をトリミングすることにより前記抵抗板を作製したことを特徴とする液面レベル検出装置の抵抗板加工方法。
  2. 請求項1記載の液面レベル検出装置の抵抗板加工方法であって、
    目的区間抵抗値は、前記摺動アームの接点抵抗値を考慮した値としたことを特徴とする液面レベル検出装置の抵抗板加工方法。
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