JP3749042B2 - マガジン昇降装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、プリント基板を収納するためのマガジンを昇降するマガジン昇降装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、部品実装ラインにマガジン内のプリント基板の供給をするための装置、または、実装ラインの最後でプリント基板をマガジン内に収納する装置においては、マガジンを昇降するマガジン昇降装置が用いられている。
【0003】
この種、マガジンを昇降する装置にあっては、自動運転する場合にマガジンが搬送コンベアからエレベータ室内に完全に収納されたことをセンサで確認してからエレベータの昇降を駆動し、タイマーで設定された時間が経過してもセンサが完全に収納されたことを検出しない場合に異常として報知するようにしていた。
【0004】
また、エレベータからマガジンをコンベア上に受け渡す場合にも受け渡されたマガジンがコンベア上の所定の到着位置に到着したことを検出するセンサを設け、そのセンサが到着を検出してからエレベータを昇降させるようにし、タイマーで設定された時間が経過してもセンサがマガジンを検出しない場合には異常として報知するようにしていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし前記従来技術では、タイマーで設定した時間が経たないとマガジンがエレベータの出入り口で引っかかっていてもタイマーの時間が経たない限り異常の判断がすることができない。
【0006】
また特に、コンベアからのエレベータへのマガジンの移載及びエレベータの昇降等を自動運転せずに、夫々の動さを手動で運転する必要がある場合にはマガジンがエレベータの入り口で引っかかった状態でエレベータを駆動するとマガジンがエレベータ室とコンベアの間で挟みこまれてしまうことがある。
【0007】
または、自動運転または手動運転を問わず、基板がマガジンから飛び出している場合には、基板がエレベータ室とコンベアとの間に挟まれ破損していまう恐れがあった。マガジンは対抗する2方向から基板が挿入できる構造になっているものが多く、振動等により、1方向から挿入された基板が他方に飛び出てしまうこともあるのである。
【0008】
そこで、本発明ではマガジン等がエレベータとコンベアとの間にある場合にエレベータを昇降させないようにすることを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】
このため、本発明は、プリント基板を収納するためのマガジンを昇降するマガジン昇降装置において、前記マガジンを載置して昇降するエレベータと、搬送したマガジンを前記エレベータに受け渡す受け渡しコンベアと、該エレベータからマガジンを受取り搬送する受取りコンベアと、前記エレベータと受取りコンベア及び受け渡しコンベアとの間でマガジンの有無を投光素子からの光ビームを受光素子が受光しないことにより検出するマガジン検出手段とを設け、前記投光素子と前記受光素子とをその光ビームがエレベータと受け渡しコンベアとの境界及びエレベータと受取りコンベアとの境界の双方とに跨り通過するようにしたものである。
【0014】
このようにしたので、検出素子を1対用いるだけで受取り側と受け渡し側を兼用できる。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明のマガジン昇降装置に係る一実施形態について図面を参照しながら説明する。
【0016】
図1にはマガジン昇降装置が用いられたプリント基板収納装置1を示すが、この基板収納装置1は、空のマガジン2に図示しない部品実装ラインで電子部品が実装され半田付けがされたプリント基板3を収納する装置である。
【0017】
図示しない部品実装ラインで部品の実装がされたプリント基板3は基板搬送コンベア5に搬送されるが、基板収納装置1には搬送された基板3が収納されるマガジンを昇降させるエレベータ6が設置される。
【0018】
エレベータ6の上部には受け渡しコンベア7が設けられ、該コンベア7上で空のマガジン2が搬送され、エレベータ6内で昇降するエレベータ室9内に移載されるものである。
【0019】
エレベータ室9が下降した位置で、エレベータ6にはマガジン2が移載される受取りコンベア10が設置されている。
【0020】
エレベータ6のマガジン2の出入り口側には、投光素子11及び、受光素子12がその外壁に取り付けられている。投光素子11からは光ビームが受光素子12に向かって発せられるが、この光ビームがマガジン2等で遮られ、受光素子12が光ビームを受光しないことによりマガジン2等が受け渡し中であることが検出される。投光素子11及び受光素子12がマガジン検出手段を構成しており、マガジン2の有無の判断はこれらに接続される図示しないCPUによりなされる。
【0021】
投光素子11はエレベータ6の片側の外壁の下方位置に設置され、受光素子12はエレベータ6の反対側の外壁の情報位置に設置され、光ビームは斜め方向に発せられる。また、この光ビームはエレベータ6と受け渡しコンベア7との境界及びエレベータ6と受取りコンベア10との境界を通過する。
【0022】
尚、投光素子11及び受光素子12は受け渡しコンベア7の上部に1対設け、受け渡しコンベア7と受取りコンベア10との間にさらに1対夫々、光が斜めに走るように取り付けてもよいが、本実施形態のようにすれば1対で受け渡しコンベア7と受取りコンベア10について共用できる。
【0023】
以下、動作について説明する。
【0024】
先ず、自動運転の場合について説明する。
【0025】
受け渡しコンベア7上に空のマガジン2が載置されると、コンベア7が駆動され、エレベータ6側に搬送する。このとき、エレベータ室9は上昇して、コンベア7よりマガジン2が移載される位置に停止している。
【0026】
次に、コンベア7がマガジン2を搬送して、エレベータ室9内にマガジン2を受け渡し、エレベータ室9内の図示しないセンサがマガジン2が完全に移載されたことを検出するとエレベータ室9は最初の基板3が収納可能な位置まで下降する。このとき、エレベータ室9が下降をする前に図示しなしCPUは受光素子12の受光状態を確認し、受光素子12が受光状態にある場合に下降を指令する。
【0027】
通常、図示しないセンサがマガジン2の到着を検出するときには、マガジン2はエレベータ室9に完全に収納され、受光素子12は受光状態であるが、マガジン2が倒れていたり、中に収納されている基板3が振動等で飛び出している場合には、受光素子12が受光せずOFFとなっていることもある。このような場合には、エレベータ室9の下降はさせず警報を発する。
【0028】
次に、基板3が搬送コンベア5に搬送されマガジン2内に収納される毎にエレベータ室9はマガジン2の基板収納段の段差分だけ下降する。この下降動作をさせる場合毎に受光素子12の受光状態の確認が行われる。
【0029】
次に、基板3でマガジン2が満杯になった時には、エレベータ室9はマガジン2を受取りコンベア10に移載可能な位置まで下降する。
【0030】
次に、コンベア10が駆動され、マガジン2はエレベータ6より排出搬送される。コンベア10がマガジン2をエレベータ6から完全に排出される所定の位置にあることが図示しないセンサで検出されると、エレベータ室9は上昇するが、この場合も上昇する前に、受光素子12が受光している時のみエレベータ室9の上昇が許される。
【0031】
次に、手動運転の場合について説明する。
【0032】
手動運転は生産前の基板収納位置の確認調整、及びメンテナンス作業の時などに行われる。
【0033】
受け渡しコンベア7上に空のマガジン2が載置され、コンベア7を駆動させ、エレベータ6側に搬送する。このとき、エレベータ室9を上昇させておく必要があるが、この上昇動作時にエレベータ室9を上昇させるスイッチを押圧すると図示しないCPUは受光素子12の受光がされている場合のみ上昇動作させる。そして、エレベータ室9をコンベア7よりマガジン2が移載される位置に停止させる。
【0034】
コンベア7がマガジン2を搬送して、エレベータ室9内にマガジン2を受け渡すと、作業者はエレベータ6を下降させる図示しないスイッチを押圧する。
【0035】
このスイッチの押圧により、図示しないCPUは受光素子12の受光状態を確認し、受光している場合にはマガジン2の引っかかりが無いことを判断して、エレベータ室9を下降させる。
【0036】
この時、受光素子12が受光してない場合には図示しないCPUはマガジン2がコンベア7とエレベータ6との間にあることを判断し、エレベータ室9を下降させないで、作業者に図示しないブザー、タワー灯等で報知する。
【0037】
このようにして、基板3の収納位置の調整等がなされる。
【0038】
第2の実施形態として図2に示すようにエレベータ室9のマガジンの出入り口側を斜めに横切るように投光素子11及び受光素子12を配置してもよい。但し、この場合にはこの素子11、12からの配線を移動するエレベータ室からエレベータ6の固定側にしなければならない。
【0039】
また、本実施形態にはプリント基板収納装置1について説明したが、マガジン2からプリント基板3を部品実装ラインに供給するプリント基板供給装置についても同様に適用可能である。即ち、電子部品が実装されていないプリント基板3が受け渡しコンベアからエレベータ室に移載され、エレベータ室の下降に伴い基板を基板搬送コンベアに移載させ供給させ、空になったマガジン2を受取りコンベアに移載し排出搬送するのである。この装置の受取りコンベアとエレベータの間受け渡しコンベアとエレベータの間のマガジン2等の引っかかりを検出できるように、図1と同様な位置に投光素子及び受光素子を配置することができる。
【0040】
【発明の効果】
本発明によれば、エレベータと受取りコンベアとの間のマガジンの有無が検出できる。
【0041】
また、エレベータと受け渡しコンベアとの間のマガジンの有無が検出できる
また、検出素子を1対用いるだけで受取り側と受け渡し側を兼用してマガジン等の引っかかりの検出ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態のプリント基板収納装置を示す斜視図である。
【図2】本発明の第2の実施形態のエレベータ室を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 プリント基板収納装置
2 マガジン
3 プリント基板
6 エレベータ
7 受け渡しコンベア
9 エレベータ室
10 受取りコンベア
11 投光素子
12 受光素子
Claims (1)
- プリント基板を収納するためのマガジンを昇降するマガジン昇降装置において、
前記マガジンを載置して昇降するエレベータと、搬送したマガジンを前記エレベータに受け渡す受け渡しコンベアと、該エレベータからマガジンを受取り搬送する受取りコンベアと、前記エレベータと受取りコンベア及び受け渡しコンベアとの間でマガジンの有無を投光素子からの光ビームを受光素子が受光しないことにより検出するマガジン検出手段とを設け、前記投光素子と前記受光素子とをその光ビームがエレベータと受け渡しコンベアとの境界及びエレベータと受取りコンベアとの境界の双方とに跨り通過するようにしたことを特徴とするマガジン昇降装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20648499A JP3749042B2 (ja) | 1999-07-21 | 1999-07-21 | マガジン昇降装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP20648499A JP3749042B2 (ja) | 1999-07-21 | 1999-07-21 | マガジン昇降装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001036286A JP2001036286A (ja) | 2001-02-09 |
JP3749042B2 true JP3749042B2 (ja) | 2006-02-22 |
Family
ID=16524148
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP20648499A Expired - Fee Related JP3749042B2 (ja) | 1999-07-21 | 1999-07-21 | マガジン昇降装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3749042B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100871316B1 (ko) * | 2008-08-11 | 2008-12-01 | 주식회사 코엠에스 | 다열식 매거진 및 적재테이블 겸용 피씨비 자동투입기 및 자동수취기 |
-
1999
- 1999-07-21 JP JP20648499A patent/JP3749042B2/ja not_active Expired - Fee Related
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KR100871316B1 (ko) * | 2008-08-11 | 2008-12-01 | 주식회사 코엠에스 | 다열식 매거진 및 적재테이블 겸용 피씨비 자동투입기 및 자동수취기 |
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