JP3748553B2 - 移動通信システムにおける専用物理制御チャンネルの断続伝送のための装置 - Google Patents

移動通信システムにおける専用物理制御チャンネルの断続伝送のための装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、移動通信システムに関し、特に、使用者データ伝送容量を増大させるための専用物理制御チャンネル信号を断続する装置及び方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
本願出願人は、次世代移動通信システムであるUMTS(Universal Mobile Terrestrial System)標準化のために3GPP(3rd Generation Partnership Project)に専用物理制御チャンネル信号を断続する技術を提案したことがある。前記本願出願人が提案した専用物理制御チャンネル信号の断続技術は、UTRAN(UMTS(Universal Mobile Terrestrial System)とUE(User Equipment)との間に設定された専用データチャンネルを通じて所定の時間の間伝送するデータがなければ、専用物理制御チャンネル信号を断続する技術である。前記専用物理制御チャンネル信号を断続するための提案された技術とは異なり、本発明は、UTRANがダウンリンク物理共通チャンネルを通じて多数のUEへデータを伝送し、ダウンリンク専用物理チャンネルを通じて制御データ及び物理チャンネル制御信号を伝送すると、UEがアップリンク専用物理チャンネルを通じて制御データ及び物理チャンネル制御信号を伝送するダウンリンク物理共通チャンネル/専用物理チャンネル(DSCH/DCH)状態で専用物理制御チャンネル信号を断続する装置及び方法に関する。
【0003】
まず、非同期式UMTS移動通信システムのチャンネル構造を説明する。
【0004】
前記UMTSのチャンネルは、物理チャンネル(Physical Channel)、伝送チャンネル(Transport Channel)、論理チャンネル(Logical Channel)に区分され、前記物理チャンネルのうち、ダウンリンクチャンネルの場合は、ダウンリンク物理共通チャンネル(PDSCH;Physical Downlink Shared Channel)とダウンリンク専用物理チャンネル(DPCH;Dedicated Physical Channel)とに区分される。前記ダウンリンク専用物理チャンネルは、ダウンリンク専用物理制御チャンネル(DPCCH;Dedicated Physical Control Channel)とダウンリンク専用物理データチャンネル(DPDCH;Dedicated Physical Data Channel)とに区分される。前記ダウンリンク専用物理データチャンネルDPDCH及び前記ダウンリンク専用物理制御チャンネルDPCCHは、1個のスロット内に時間多重化された後、対応する直交コードで直交拡散されて他の物理チャンネルと区分され、UTRANの固有のスクランブリングコードで拡散される。前記物理チャンネルのうち、アップリンクチャンネルの場合、専用物理チャンネル(DPCH)は、アップリンク専用物理制御チャンネル(DPCCH)とアップリンク専用物理データチャンネル(DPDCH)とに区分される。前記アップリンク専用物理データチャンネルDPDCH及び前記アップリンク専用物理制御チャンネルDPCCHは、対応する直交コードで直交拡散されて相互区分され、対応する直交コードで直交拡散された信号が加算されて1個のスクランブリングコードで拡散される。ここで、図1を参照して前記ダウンリンク専用物理チャンネルの構造を説明する。
【0005】
図1は、移動通信システムのダウンリンク専用物理チャンネルの構造を示す。ダウンリンク専用物理チャンネルの1個のフレームは、15個のスロットSlot#0〜Slot#14で構成される。前記それぞれのスロットは、UTRANからUEへ伝送される上位階層のデータを伝送する専用物理データチャンネルと、物理階層制御信号、すなわち、UEの伝送電力を制御するための伝送電力制御(TPC;Transmit Power Control)シンボル、伝送フォーマット組合せ表示(Transport Format Combination Indicator)シンボル、及びパイロットシンボルを含む専用物理制御チャンネルDPCCHで構成される。図1に示すように、前記専用物理チャンネルのそれぞれのスロットは2560チップで構成される。第1データシンボルData1及び第2データシンボルData2は、専用物理データチャンネルDPDCHを通じてUTRANからUEへ伝送される上位階層のデータを示し、TPCシンボルは、前記UTRANからUEへ伝送されるUEの伝送電力を制御するための情報を示す。前記TFCIシンボルは、現在伝送されている1個のフレームの間伝送されるダウンリンクチャンネルがどんな形態のTFCを使用して伝送されたかを示し、パイロットシンボルは、UTRANが専用物理チャンネルの伝送電力を制御することができるように基準を提供する。ここで、TFCIに含まれている情報は、ダイナミックパート(dynamic part)とセミスタティックパート(semi-static part)とに分類されることができるが、ダイナミックパートは、伝送ブロックサイズ(transport block size)情報及び伝送ブロック設定サイズ(transport block set size)情報を含み、セミスタティックパートは、伝送時間間隔(TTI;Transmission Time Interval)、チャンネル符号化方法、符号化率、スタティックレートマッチング、及びCRCサイズなどの情報を含む。従って、TFCIは、1個のフレームの間伝送されるチャンネルの伝送ブロック数とそれぞれの伝送ブロックで使用することができるTFCに番号を割り当てる。
【0006】
以下、図2を参照して、アップリンク専用物理チャンネルの構造を説明する。
【0007】
図2は、移動通信システムのアップリンク専用物理チャンネルの構造を示す。前記ダウンリンク専用物理チャンネルと同様に、アップリンク専用物理チャンネルの1個のフレームは、15個のスロットSlot#0〜Slot#14で構成される。前記逆方向専用物理チャンネルの専用物理データチャンネルDPDCHの各スロットは、UEからUTRANへの上位階層データを伝送し、次のような構造を有する。すなわち、前記スロットは、UEがUTRANへ伝送するデータを復調するとき、チャンネル推定信号として利用するパイロットシンボルと、現在伝送されているフレームの間伝送されるチャンネルがどんなTFCを使用してデータを伝送するかを示すTFCIシンボルと、送信ダイバーシティ(transmission diversity)技術を適用する場合、フィードバック情報を伝送するFBI(FeedBack Information)シンボルと、ダウンリンクチャンネルの伝送電力を制御するためのTPCシンボルとで構成される。
【0008】
以下、前記アップリンク専用物理チャンネル及びダウンリンク専用物理チャンネルの伝送電力を制御する過程を説明する。
【0009】
一番目に、アップリンク専用物理制御チャンネル及びアップリンク専用物理データチャンネルの伝送電力を制御する過程を説明する。まず、ダウンリンク専用物理チャンネルのTPC=00のシンボル値をアップリンク専用物理制御チャンネル及びアップリンク専用物理データチャンネルの伝送電力を増加させるパワーアップ命令と定義し、ダウンリンク物理チャンネルのTPC=11のシンボル値をアップリンク専用物理制御チャンネル及びアップリンク専用物理データチャンネルの伝送電力を減少させるパワーダウン命令と定義した後、UTRANは、ダウンリンク専用物理チャンネルのTPCシンボルを利用してUEの専用物理制御チャンネル及び専用物理データチャンネル、すなわち、アップリンク専用物理制御チャンネル及びアップリンク専用物理データチャンネルの伝送電力を制御する。前記アップリンク専用物理制御チャンネル及びアップリンク専用物理データチャンネルの伝送電力を増加させるかまたは減少させるかに対する決定は、前記UTRANがUEから受信するアップリンク専用物理制御チャンネルのパイロットシンボルの信号強度による。前記パイロットシンボルの信号強度が予め設定された値と同一であるかまたは高い場合、UTRANは、前記TPCシンボルを通じて前記UEにパワーダウン命令を伝送する。その一方、前記パイロットシンボルの信号強度が予め設定された値より低い場合、UTRANは、前記TPCシンボルを通じて前記UEへパワーアップ命令を伝送し、これにより、UEが適切の伝送電力で前記アップリンク専用物理制御チャンネル及び前記アップリンク専用物理データチャンネルを伝送することができるようにする。
【0010】
二番目に、前記ダウンリンク専用物理チャンネルの伝送電力を制御する過程を説明する。まず、アップリンク専用物理制御チャンネルのTPC=00のシンボル値を前記ダウンリンク専用物理チャンネルの伝送電力を増加させるパワーアップ命令と定義し、前記アップリンク専用物理制御チャンネルのTPC=11のシンボル値を前記ダウンリンク専用物理チャンネルの伝送電力を減少させるパワーダウン命令と定義した後、UEは、前記アップリンク専用物理制御チャンネルのTPCシンボルを利用して前記ダウンリンク専用物理チャンネルの伝送電力を制御する。ウランからの前記ダウンリンク専用物理チャンネルの伝送電力を増加させるかまたは減少させるかに対する決定は、UEがUTRANから受信した前記ダウンリンク専用物理チャンネルのパイロットシンボルの信号強度による。前記ダウンリンク専用物理チャンネルのパイロットシンボルの信号強度が予め設定された値と同一であるかまたは高い場合、UEは、前記アップリンク専用物理制御チャンネルのTPCシンボルを通じて前記ダウンリンク専用物理チャンネルの伝送電力を減少させるパワーダウン命令を伝送する。一方、前記受信されたダウンリンク専用物理チャンネルのパイロットシンボルの信号強度が予め設定された値より低い場合、UEは、前記アップリンク専用物理制御チャンネルのTPCシンボルを通じて前記ダウンリンク専用物理チャンネルの伝送電力を増加させるパワーアップ命令を伝送し、これにより、UTRANが適切の伝送電力で前記ダウンリンク専用物理チャンネルを伝送することができるようにする。
【0011】
以下、図3を参照してダウンリンク物理共通チャンネルの構造を説明する。
【0012】
図3は、移動通信システムのダウンリンク物理共通チャンネルの構造を示す。前記ダウンリンク物理共通チャンネルの1個のフレームは、15個のスロットSlot#0〜Slot#14で構成される。UMTSシステムのチップレート(chip rate)は、2.84Mcpsである。前記15個のスロットのそれぞれは2560チップであり、TPC及びTFCIを指定するために、専用物理チャンネルと関連してUEへ上位階層のデータを伝送する。前記ダウンリンク物理共通チャンネルは、大量のパケットデータをUEのそれぞれに効率的に伝送するためのチャンネルであり、多数のUEが共有する。UEが前記ダウンリンク物理共通チャンネルを使用するために、UEとUTRANとの間に別途の専用物理チャンネルが保持されなければならない。すなわち、前記UEとUTRANとの間に前記ダウンリンク物理共通チャンネルと連結されるダウンリンク専用物理チャンネル及びアップリンク専用物理チャンネルが保持されなければならない。前記ダウンリンク物理共通チャンネルは、多数のUEが共有するので、前記ダウンリンク物理共通チャンネルの使用効率は、前記ダウンリンク物理共通チャンネルを共有するUEが増加すればするほど高くなる。すなわち、前記ダウンリンク物理共通チャンネルは、多数のUEが共有するので、特定のUEが前記ダウンリンク物理共通チャンネルを使用するために、ダウンリンク及びアップリンク専用物理チャンネルを個別的に設定しなければならない。例えば、N個のUEが前記ダウンリンク物理共通チャンネルを共有すれば、UEのそれぞれは、ダウンリンク及びアップリンク専用物理チャンネルを1個ずつ設定するので、N個のUEは、N個のダウンリンク及びN個のアップリンク専用物理チャンネルを使用する。前記ダウンリンク物理共通チャンネルは、大量のパケットデータを伝送するために物理的に設定したチャンネルであり、前記専用物理チャンネルは、前記ダウンリンク物理共通チャンネルと比較して、少量のパケットデータ及び再伝送関連データ(retransmission-related data)を伝送するために物理的に設定したチャンネルである。
【0013】
前述したように、UEがパケットデータサービスを受ける場合、前記ダウンリンク物理共通チャンネル及びダウンリンク専用物理チャンネルが相互連結され、これを図4及び図5を参照して説明する。
【0014】
図4は、移動通信システムで専用物理チャンネルのTFCIの構造を示す。図4に示すように、ダウンリンク専用物理チャンネルを通じて伝送されるTFCIDPCHシンボルは、前記ダウンリンク物理共通チャンネルの伝送フォーマットを示す情報である。前記ダウンリンクTFCIシンボルは、予め定められた時間の後、前記ダウンリンク物理共通チャンネルを通じて伝送されたパケットデータがどんなUEへ伝送されるかを示し、UEは、ダウンリンク専用物理チャンネルを継続的に受信して分析することによって、UEの自分に受信されるべきダウンリンク物理共通チャンネルデータが存在するか否かを識別することができる。UEが受信したTFCIシンボルが次のフレームのダウンリンク物理共通チャンネル上にUEの自分が受信するデータが存在することを示す場合、UEは、そのフレームでダウンリンク物理共通チャンネルデータを受信しなければならない。そこで、UEは、UEの自分に伝送したフレームでダウンリンク物理共通チャンネルを通じて受信した信号の復調及び復号を行ってUTRANが伝送したデータを受信する。また、前記ダウンリンク物理共通チャンネルのTFCIは、前記ダウンリンク物理共通チャンネルを通じて伝送されるデータの適切の伝送電力を決定するのに使用され、UTRANは、前記ダウンリンク物理共通チャンネルの適切の伝送電力に基づいて、前記ダウンリンク物理共通チャンネルの伝送電力を決定する。図5を参照して、前述したように、ダウンリンク物理共通チャンネル及びダウンリンク専用物理チャンネルが相互連結される場合、すなわち、ダウンリンク共通チャンネル/専用物理チャンネル(DSCH/DCH)状態でダウンリンク物理共通チャンネル及びダウンリンク専用物理チャンネルの伝送電力を説明する。
【0015】
図5は、移動通信システムでダウンリンク物理共通チャンネル及びダウンリンク専用物理チャンネルの連結構造を示す。図5に示すように、通常のダウンリンク共通チャンネル/専用物理チャンネル(DSCH/DCH)状態でのデータ通信は、1個のUEが実際にダウンリンク物理共通チャンネルDSCHを通じてデータを受信する時間が短く、待機時間が比較的長いサービスに適合である。図5において、前記ダウンリンク共通チャンネルは、ダウンリンク物理共通チャンネルを、前記専用チャンネルは、専用物理チャンネルを一例にして説明する。前記DSCH/DCH状態でデータ通信を行うUEは、待機時間の間電力制御を通じて適切のチャンネル状態を保持するために、ダウンリンク共通チャンネル、すなわち、前記ダウンリンク物理共通チャンネルと連結されるダウンリンク専用チャンネルDCH(すなわち、ダウンリンク専用物理チャンネル信号)及びアップリンク専用チャンネルDCH(すなわち、アップリンク専用物理チャンネル信号)を送受信しなければならない。前述したように、前記ダウンリンク物理共通チャンネルを保持するために、UEは、前記ダウンリンク及びアップリンク専用物理チャンネル信号を継続して送受信しなければならなく、バッテリ消耗を引き起こし、ダウンリンク及びアップリンク間の干渉を増加させる。結果的に、前記ダウンリンク物理共通チャンネルを共有するUEの数を制限するという問題点があった。
【0016】
また、ダウンリンク物理共通チャンネルの場合、前記ダウンリンク物理共通チャンネルに無線資源を割り当てた後、多数のUEが前記ダウンリンク物理共通チャンネルを時分割(Time Division)し、前記ダウンリンク物理共通チャンネルに対する無線資源を効率的に使用するためには、資源管理器が前記ダウンリンク物理共通チャンネルを常に使用するようにすることが重要である。しかし、UTRANからUEへ伝送されるデータの発生量及びデータの発生時間は、不規則であり予測が不能であるので、前記ダウンリンク共通物理チャンネルを通じて常にデータを伝送することは不能である。
【0017】
従って、前記ダウンリンク物理共通チャンネルの効率を増加させるためには、前記ダウンリンク物理共通チャンネルを同時に使用するUEの数を増加させる必要がある。すなわち、前記ダウンリンク物理共通チャンネルを使用するUEの数が増加すれば、予め定められた時間の間、前記ダウンリンク物理共通チャンネルを通じてデータが伝送される確率を増加させる。これにより、前記ダウンリンク物理共通チャンネルの使用効率が増加する。しかし、ダウンリンク物理共通チャンネルを同時に使用するUEの数を増加させるために、各UEに対してダウンリンク物理共通チャンネルと連結される専用物理チャンネルを設定する必要がある。その結果、前記専用物理チャンネルの設定及び保持のための無線資源を要求する。従って、同時に設定されることができる前記専用物理チャンネルの数を制限するという問題点があった。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】
従って、本発明の目的は、一番目に、ダウンリンク物理共通チャンネル及び専用物理データチャンネルを通じて伝送されるデータが存在しない場合、専用物理制御チャンネルを断続する装置及び方法を提供することにある。
【0019】
二番目に、ダウンリンク物理共通チャンネルの伝送効率を増加させるために専用物理制御チャンネルを断続する装置及び方法を提供することにある。
【0020】
三番目に、断続動作による専用物理データチャンネルの品質低下を補償するために、専用物理制御チャンネルを断続する装置及び方法を提供することにある。
【0021】
四番目に、断続動作によるTFCIシンボルの品質低下を補償するために専用物理制御チャンネルを断続する装置及び方法を提供することにある。
【0022】
五番目に、断続動作によるダウンリンク物理共通チャンネルの品質低下を補償するために専用物理制御チャンネルを断続する装置及び方法を提供することにある。
【0023】
六番目に、断続動作を現在遂行しているUEが前記断続動作の終了を要求する専用物理制御チャンネルの断続装置及び方法を提供することにある。
【0024】
七番目に、断続開始及び終了メッセージプロトコルを提供して階層間のインタフェースを提供する専用物理制御チャンネルの断続装置及び方法を提供することにある。
【0025】
八番目に、断続動作を現在遂行しているUEのハンドオフによる断続動作を保持する専用物理制御チャンネルの断続装置及び方法を提供することにある。
【0026】
九番目に、使用者プレーンを通じて断続シグナリングを高信頼性で伝送する専用物理制御チャンネルの断続装置及び方法を提供することにある。
【0027】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するために、多数のUEに共有されてデータを伝送するダウンリンク物理共通チャンネル、前記ダウンリンク物理共通チャンネルと連動して制御データを伝送する専用物理制御チャンネル、及び使用者データを伝送する専用物理データチャンネルを有するUTRANでの専用物理制御チャンネルを断続する装置において、設定時間の間、前記ダウンリンク物理共通チャンネル及び専用物理データチャンネルを通じて伝送されるデータが存在しない場合、前記専用物理制御チャンネルに対する断続開始要求を発生し、前記専用物理制御チャンネルを断続するうち、前記ダウンリンク物理共通チャンネルを通じて伝送されるデータが発生する場合断続終了要求を発生し、前記断続開始または断続終了要求によってそれぞれ断続動作を開始または終了する断続開始命令または断続終了命令を生成する断続命令生成器と、前記生成された断続開始命令または断続終了命令を前記専用物理制御チャンネルの特定の伝送フォーマット組合せ表示シンボルに挿入して該当UEへ伝送する送信器とを含むことを特徴とする。
【0028】
また、前記目的を達成するために、ダウンリンク物理共通チャンネルを共有し、制御データを受信する専用物理制御チャンネル及び使用者データを受信する専用物理データチャンネルを有するUEでの専用物理制御チャンネルを断続する装置において、専用物理制御チャンネル信号を受信する専用物理制御チャンネル受信器と、前記受信した専用物理制御チャンネル信号の伝送フォーマット組合せ表示シンボルを分析して前記伝送フォーマット組合せ表示シンボルが前記専用物理制御チャンネルの断続開始命令を含む場合、前記専用物理制御チャンネルに対する断続を開始し、前記伝送フォーマット組合せ表示シンボルが断続終了命令を含む場合、前記専用物理制御チャンネルに対する断続を終了する断続制御器とを含むことを特徴とする。
【0029】
さらに、前記目的を達成するために、多数のUEに共有されてデータを伝送するダウンリンク物理共通チャンネル、前記ダウンリンク物理共通チャンネルと連動して制御データを伝送する専用物理制御チャンネル、及び使用者データを伝送する専用物理データチャンネルを有するUTRANでの専用物理制御チャンネルを断続する方法において、設定時間の間、前記ダウンリンク物理共通チャンネル及び専用物理データチャンネルを通じて伝送されるデータが存在しない場合、前記専用物理制御チャンネルに対する断続開始要求を発生し、前記専用物理制御チャンネルを断続するうち、前記ダウンリンク物理共通チャンネルを通じて伝送されるデータが発生する場合断続終了要求を発生し、前記断続開始または断続終了要求によってそれぞれ断続動作を開始または終了する断続開始命令または断続終了命令を生成するステップと、前記生成された断続開始命令または断続終了命令を前記専用物理制御チャンネルの特定の伝送フォーマット組合せ表示シンボルに挿入して該当UEへ伝送するステップとからなることを特徴とする。
【0030】
なお、前記目的を達成するために、ダウンリンク物理共通チャンネルを共有し、制御データを受信する専用物理制御チャンネル及び使用者データを受信する専用物理データチャンネルを有するUEでの専用物理制御チャンネルを断続する方法において、専用物理制御チャンネル信号を受信するステップと、前記受信した専用物理制御チャンネル信号の伝送フォーマット組合せ表示シンボルが前記専用物理制御チャンネルの断続開始命令または断続終了命令を示す場合、前記断続開始命令または断続終了命令によって前記専用物理制御チャンネルに対する断続開始動作または断続終了動作を遂行するステップとからなることを特徴とする。
【0031】
【発明の実施の形態】
以下、本発明による好適な実施形態を添付図面を参照しつつ詳しく説明する。下記の説明において、本発明の要旨のみを明瞭にするために公知の機能及び構成に対する詳細な説明は省略する。
【0032】
図6は、本発明の一実施形態による断続開始命令による専用物理制御チャンネルの断続開始時点を示す。
【0033】
すでに図4に説明したように、特定のUEがダウンリンク物理共通チャンネルを使用している場合、前記ダウンリンク物理共通チャンネルと連結される専用物理チャンネルがUEに設定され、前記ダウンリンク物理共通チャンネル及び専用物理チャンネルが相互連結される場合、前記専用物理チャンネルのTFCIシンボルは、前記ダウンリンク物理共通チャンネルのTFCIPDSCHシンボル及び専用物理データチャンネルのTFCIDPDCHシンボルを含む構造を有する。前記TFCIシンボルは、TFCI符号化によって符号化された後無線で伝送される。本発明の実施形態において、前記ダウンリンク専用物理チャンネルDPCHのTFCIシンボルビットのうち、特定の1個のビットを専用物理制御チャンネルDPCCH(Dedicated Physical Control Channel)を通じて伝送することにより、専用物理制御チャンネルDPCCHの断続を開始せよとの命令と定義されることができる。そうすると、UTRANは、ダウンリンク物理共通チャンネル及び専用物理データチャンネルを通じて特定のUEに伝送されるデータが存在しない時間区間が予め定められた時間区間以上持続する場合、または、システムが他の理由で専用物理制御チャンネルの断続を開始する必要がある場合、前記ダウンリンク専用物理チャンネルのTFCIシンボルの特定の1個のビットを使用して、特定のUEに断続開始命令を伝送する。このとき、UTRANは、ダウンリンク物理共通チャンネル及び専用物理データチャンネルがUEに伝送するデータが存在しない場合、断続開始命令を指示することができる。前記TFCIシンボルは、現在伝送されている1個のフレームの間伝送されるチャンネルがどんな形態のTFCを使用して伝送されるかを示す情報であり、伝送チャンネルの当たり伝送ブロックの数に対する情報及び伝送ブロックサイズ情報を含む。ここで、断続開始命令として使用されることができるTFCIビットTFCIPDSCHの一例として、前記伝送ブロックの数が‘0’ではなく、前記伝送ブロックサイズが‘0’であるTFCIPDSCHまたはTFCIPDSCHの最大値TFCIMAXまたは最小値TFCIMINを使用することができる。
【0034】
UTRANがダウンリンク専用物理チャンネルを通じて前記TFCIシンボルの特定のビットを利用して断続開始命令をUEへ伝送すると、UEは、受信されたダウンリンク専用物理チャンネル信号に含まれた特定のTFCIビットが専用物理制御チャンネルに対する断続開始命令を示す場合、専用物理制御チャンネルの断続を開始する。そして、UTRANもUEがアップリンク専用物理制御チャンネルの断続動作を開始する時点と合わせてダウンリンク専用物理制御チャンネルの断続動作を開始することができる。また、専用物理制御チャンネル信号の断続を示す情報、すなわち、断続開始命令がUTRANからUEへ伝送される時点と前記専用物理制御チャンネルの断続が実際開始される時点との間隔は、システムで可変的に設定されるか、または放送チャンネル(Broadcasting channel)を通じて伝送されることができる。前記断続開始命令がUTRANからUEへ伝送される時点と前記専用物理制御チャンネルの断続動作が実際に開始される時点との間隔を固定させると、前記放送チャンネルを通じて前記断続開始命令が伝送される時点と実際に断続動作が開始される時点との間隔に対する情報を伝送する必要がない。図6は、専用物理制御チャンネルの断続開始命令伝送時点と専用物理制御チャンネルの実際断続開始時点との時間間隔(以下、“断続開始待機時間”と称する。)が1フレーム(10ms)の場合を示している。この場合、UTRANが断続開始命令を伝送すると、UEは、前記伝送時点で1フレームの後に実際に断続動作を開始する。しかし、前記のように、専用物理制御チャンネルに対する断続開始命令が伝送中の誤りによってUEへ正常に伝送されなかった場合、前記専用物理制御チャンネルの断続動作を正常に開始するためには、断続開始命令に対する誤りを克服しなければならない。前記断続開始命令に対する誤りを克服する過程を図7を参照して説明する。
【0035】
図7は、本発明の他の実施形態による断続開始命令の伝送誤りによる専用物理制御チャンネルの断続開始時点を示す。図7に示すように、前記断続開始命令の伝送誤りによる専用物理制御チャンネルに対する断続開始誤りを除去するために、UTRANは、前記専用物理制御チャンネルの断続動作の開始を示す断続開始命令、すなわち、ダウンリンク物理共通チャンネルのTFCIシンボルを多数のフレームを通じて反復してUEへ伝送する。そうすると、UEは、前記多数のフレームを通じて反復して受信された断続開始命令のうち、一番目の断続開始命令を受信した時点に基づいて実際の断続開始時点を決定する。言い換えれば、UEは、誤りない断続開始命令を受信した時点に基づいて実際断続開始時点を決定し、前記断続動作を開始した後受信される断続開始命令を無視する。
【0036】
前記のように、断続開始命令に対する誤りを克服するための専用物理制御チャンネルの断続開始時点が図7に示され、ダウンリンク専用物理制御チャンネル上のダウンリンク物理共通チャンネルのTFCIシンボルを多数の連続フレーム、例えば、3個の連続フレームを通じて反復して伝送する場合、一番目のフレームで誤りが発生する。前記一番目のフレームで誤りが発生したので、UTRANは、二番目のフレームで断続動作を実際に開始し、UEは、前記二番目のフレームからの前記断続開始待機時間が経過した時点、すなわち、三番目のフレームで断続動作を開始する。ここで、断続開始命令の受信時間と断続開始時間との差は約1フレームである。もちろん、UTRANが前記専用物理制御チャンネルに対する断続開始命令を多数のフレームを通じて反復して伝送する場合、前記数回のすべての断続開始命令に誤りが発生すると、UTRANは、専用物理制御チャンネルに対する断続動作をすでに開始したとしても、UEは、正常動作を継続して遂行することができる。従って、UTRANは、専用物理制御チャンネルに対する断続動作をすでに開始したとしても、UEが正常動作を継続して遂行する場合を防止するために、UTRANは、断続動作を遂行するうち、専用物理制御チャンネルが断続動作を遂行していることを示すダウンリンク物理共通チャンネルのTFCIシンボルをUEに間欠的に伝送する。前記専用物理制御チャンネルが断続動作を遂行していることを示すダウンリンク物理共通チャンネルのTFCIシンボルを伝送する周期及び伝送回数は、UTRANが可変的に設定することができる。また、専用物理制御チャンネルの断続開始命令に対する誤りを克服するために、UTRANは、正常動作する場合のTFCIシンボルより断続開始を命令するダウンリンク物理共通チャンネルのTFCIシンボルの伝送電力を増加させて伝送することによって信頼度を向上させる。本発明の実施形態では、ダウンリンク物理共通チャンネルのTFCIPDSCHシンボルを使用して断続開始命令を伝送したが、専用物理データチャンネルのTFCIDPDCHシンボルを使用して断続開始命令を伝送する場合にも適用されることができる。
【0037】
以下、図8を参照して、前述した本発明の実施形態によるUTRANの断続開始過程を説明する。
【0038】
図8は、本発明の他の実施形態によるUTRANの断続開始過程を示すフローチャートである。ステップ811で、UTRANは、専用物理制御チャンネルの断続開始命令を示すダウンリンク物理共通チャンネルのTFCIシンボルを何回連続して伝送するかを示す伝送回数Nを設定する。ステップ813で、前記専用物理制御チャンネルに対する断続開始条件が満足すれば、すなわち、断続開始要求の発生を感知すれば、UTRANは、ステップ813へ進行する。例えば、専用物理データチャンネル及びダウンリンク物理共通チャンネルを通じて、設定時間の間伝送するデータが存在しない場合、またはシステムの要求に応じて断続開始要求の発生を感知すれば、UTRANは、ステップ815へ進行する。UTRANは、ステップ815で過程[1]を開始した後、ステップ817へ進行する。ここで、前記過程[1]を説明すると次のようである。ステップ851で、UTRANは、前記断続開始要求が発生するにつれて、予め定められた断続開始待機時間Mを設定する。ステップ853で、UTRANは、前記予め定められた断続開始待機時間Mを待機する。前記断続開始待機時間Mがステップ855で経過した場合、ステップ859で、UTRANは、ダウンリンク専用物理制御チャンネルの断続を開始する。しかし、前記断続開始待機時間Mがステップ855で経過しなかったら、UTRANは、ステップ857で、前記断続開始待機時間Mを持続的に待機する。
【0039】
前記過程[1]を遂行している間、UTRANは、ステップ817で断続開始命令の伝送を開始した後、ステップ819へ進行する。ステップ819で、UTRANは、前記断続開始命令を伝送するたび、設定された断続開始命令伝送回数Nのダウンカウントを行う。その後、ステップ821で、UTRANは、前記設定された断続開始命令伝送回数Nのダウンカウント値がゼロ(0)に到達したか否かを検査する。前記断続開始命令伝送回数Nのダウンカウント値がゼロに到達した場合、これは、設定された回数だけ断続開始命令が伝送されたことを意味するので、ステップ823で、UTRANは、断続開始命令の伝送を終了させる。
【0040】
このような方式にてUTRANが断続開始命令を伝送すると、該当UEは、専用物理制御チャンネルに対する断続を開始する。これは、図9を参照して説明する。
【0041】
図9は、本発明の実施形態によるUEの断続開始過程を示すフローチャートである。ステップ911で、UEは、正常モードで動作するので、断続開始を示すパラメータGating_Startedは、‘0’に設定される。ステップ913で、UEは、前記正常動作モードでダウンリンク専用物理チャンネル信号をフレーム単位で受信した後、ステップ915で、UEは、断続開始命令が前記受信したフレームに含まれているか否か、すなわち、断続開始命令が前記受信したダウンリンク物理共通チャンネルのTFCIシンボルに含まれているかを検査する。前記断続開始命令が前記受信したダウンリンク物理共通チャンネルに含まれている場合、UEは、ステップ917で、前記断続開始パラメータ値が‘1’(Gating_Started=1)であるか否かを検査する。ここで、前記断続開始パラメータ値がGating_Starte=1であれば、UEが専用物理制御チャンネルに対する断続動作を遂行していることを意味する。しかし、前記断続開始パラメータ値がGating_Started=0であれば、UEが正常動作を遂行していることを意味する。前記検査の結果として、前記断続開始パラメータ値がGating_Started=1として貯蔵されている場合、UEが現在断続動作を遂行していることを意味する。その結果、UEは、ステップ913へ戻ってチャンネル信号を受信する。その一方、前記断続開始パラメータ値がGating_Started=0として貯蔵される場合、UEは、ステップ919で、前記断続開始パラメータ値をGating_Started=1として貯蔵する。その後、ステップ921で、UEは過程[2]を開始する。ここで、前記過程[2]を説明すれば次のようである。ステップ923で、UEとUTRANとの間に予め設定されている断続開始待機時間Mを検出する。その後、UEは、ステップ927で、前記断続開始待機時間Mが経過したか否かを検査する。その結果、前記断続開始待機時間Mが経過した場合、UEは、ステップ929で、前記専用物理制御チャンネルに対する断続を開始する。しかし、ステップ927で、前記断続開始待機時間Mが経過しなかったら、UEは、ステップ925で前記断続開始待機時間Mを待機した後、ステップ927へ進行する。
【0042】
一方、具体的に図面に示されなかったが、専用物理制御チャンネルに対する断続の開始を上位階層(3階層)制御メッセージのうち、物理チャンネルの特性を変更することができるメッセージを利用して命令することもできる。すなわち、ダウンリンク物理共通チャンネル及び専用物理データチャンネルを通じて予め設定された時間区間の間伝送するデータが存在しない場合、UTRANは、専用物理制御チャンネルに対する断続開始命令及び断続開始待機時間を含む3階層制御メッセージをUEへ伝送し、UEは、前記3階層制御メッセージを正常に受信することを示す応答信号をUTRANへ伝送して断続動作を初期化する。
【0043】
これまで、専用物理制御チャンネルに対する断続を開始する過程について説明してきた。以下、現在断続中である専用物理制御チャンネルに対する断続を終了させる過程を説明する。
【0044】
まず、図10を参照して、本発明の第1実施形態による断続終了命令による専用物理制御チャンネルの断続終了開始時点を説明する。
【0045】
図10は、本発明の第1実施形態による断続終了命令によって発生した専用物理制御チャンネルの断続終了開始時点を示す図である。ダウンリンク物理共通チャンネルを通じて伝送するデータが存在する場合、UTRANは、断続動作をかならず終了させなければならない。しかし、専用物理データチャンネルを通じて伝送する少量のデータが存在する場合、UTRANは、専用物理制御チャンネルに対する断続動作を終了させないこともでき、終了させることもできる。すなわち、専用物理データチャンネルを通じて少量のデータを伝送しつつ、専用物理制御チャンネルの断続動作を保持することができることを意味する。従って、断続終了の条件は、ダウンリンク物理共通チャンネルにデータが存在する場合、または専用物理データチャンネルを通じて伝送される少量のデータが存在する場合になる。すなわち、専用物理データチャンネルを通じて伝送する少量のデータが存在する場合は、断続動作を終了するか、または断続動作を終了することなくデータを伝送することもできる。図10に示すように、本発明の第1実施形態による断続終了方法において、UTRANは、ダウンリンク専用物理チャンネル上のダウンリンク物理共通チャンネルのTFCIPDSCHシンボルを利用して、ダウンリンク物理共通チャンネルを通じて受信するデータが存在することを示す信号を伝送し、前記ダウンリンク専用物理チャンネル上のダウンリンク物理共通チャンネルのTFCIシンボルを受信すると、UEは、このような時点から、現在断続動作を遂行している専用物理制御チャンネルに対する断続動作を終了させる。
【0046】
前記断続終了命令をUEへ伝送する他の例として、ダウンリンク専用物理チャンネル上のダウンリンク物理共通チャンネルのTFCIPDSCHシンボルのうち、特定のビット値、すなわち、TFCIPDSCHの最小値の次にくるシンボル値TFCIMIN+1、TFCIPDSCHの最大値の前にくるシンボル値TFCIMAX−1、または伝送ブロック数が‘0’であるTFCIPDSCHを断続終了命令と予め定義し、その結果、断続動作のうちであるUEが前記断続終了命令を受信すると、断続動作を終了することができる。
【0047】
前述した方法にて、断続終了を遂行する場合、前記ダウンリンク物理共通チャンネルのTFCIPDSCHシンボルを分析し、専用物理制御チャンネルの電力制御動作を復旧する間、伝送されるダウンリンク物理共通チャンネルに対する電力制御が不安定になることができ、これに従って、断続終了動作の信頼性が低下することができる。従って、前記断続終了 動作の信頼性を向上させるために、専用物理制御チャンネルを断続する状態でダウンリンク物理共通チャンネルを通じて伝送するデータが発生するにつれて、前記断続動作を終了させる場合、UTRANは、伝送されるダウンリンク物理共通チャンネルのTFCIPDSCHフレームのうち、最初伝送されるN個のフレームの伝送電力を一般的のTFCIフレームの伝送電力に比べて一定の程度増加させ、これに対応するダウンリンク物理共通チャンネルの最初(N-1)個のフレームの伝送電力を一般的のダウンリンク物理共通チャンネルフレームの伝送電力に比べて一定の程度増加させる。従って、不安定の電力制御によってダウンリンク物理共通チャンネルデータとダウンリンク物理共通チャンネルのTFCIPDSCHシンボルに対する誤り率の増加を防止することにより、専用物理制御チャンネルの断続終了動作の信頼性を向上させる。ここで、前記‘N’は、増加された伝送電力で伝送されるダウンリンク物理共通チャンネルのTFCIフレームの数を示し、その個数Nは、チャンネル状況によって適応的に選択可能である。図10は、前記Nが2に設定される例を示す。
【0048】
ここで、図11を参照して、図10に示すような断続終了命令によるUTRANの断続終了過程を説明する。
【0049】
図11は、図10の断続終了命令によるUTRANの断続終了過程を示すフローチャートである。まず、ステップ1111で、UTRANは、専用物理チャンネルDPCHを送受信する動作を遂行する。専用物理チャンネル信号を受信した後、UTRANは、ステップ1113で、前記専用物理チャンネル上のダウンリンク物理共通チャンネルのTFCIPDSCHシンボルを利用して、次のフレームにダウンリンク物理共通チャンネルを通じて伝送されるデータが発生したか否かを検査する。その結果、ダウンリンク物理共通チャンネルを通じて伝送されるデータが発生する場合、ステップ1115で、UTRANは、専用物理制御チャンネルに対する断続動作を終了する断続終了命令を示すダウンリンク物理共通チャンネルのTFCIPDSCHシンボルを生成する。ステップ1117で、UTRANは、前記生成されたダウンリンク物理共通チャンネルのTFCIPDSCHシンボルを一般の伝送電力より高い予め設定された伝送電力で伝送する。ステップ1119で、UTRANは、前記専用物理制御チャンネルに対する断続動作を終了する。その後、ステップ1121で、UTRANは、次のフレームにダウンリンク物理共通チャンネルを通じて伝送するデータが発生したか否かを検査する。その結果、ダウンリンク物理共通チャンネルを通じて伝送するデータが発生する場合、ステップ1123で、UTRANは、ダウンリンク物理共通チャンネルのTFCIPDSCH及び前記ダウンリンク物理共通チャンネルのフレームを生成する。ステップ1125で、UTRANは、ダウンリンク物理共通チャンネルの前記生成されたTFCIPDSCH及びダウンリンク物理共通チャンネルの前記生成されたフレームを一般の伝送電力より高い予め設定された伝送電力で伝送する。その後、ステップ1127で、UTRANは、前記ダウンリンク物理共通チャンネルを通じて次のフレームに伝送するデータが発生したか否かを検査する。その結果、前記ダウンリンク物理共通チャンネルを通じて伝送するデータが発生する場合、ステップ1129で、UTRANは、ダウンリンク物理共通チャンネルのTFCIPDSCH及びダウンリンク物理共通チャンネルのフレームを生成する。ステップ1131で、UTRANは、前記生成されたダウンリンク物理共通チャンネルのTFCIPDSCH及びダウンリンク物理共通チャンネルのフレームを一般の伝送電力で伝送する。しかし、ステップ1127で、ダウンリンク物理共通チャンネルを通じて次のフレームに伝送するデータが発生しない場合、ステップ1133で、UTRANは、ダウンリンク物理共通チャンネルのフレームを生成する。ステップ1135で、UTRANは、前記生成されたダウンリンク物理共通チャンネルを一般の伝送電力で伝送すると同時に、1個のフレームの間専用物理チャンネル信号を送受信する。ステップ1137で、UTRANは、ダウンリンク物理共通チャンネルを通じて次のフレームに伝送するデータが発生したか否かを検査する。その結果、ダウンリンク物理共通チャンネルを通じて伝送するデータが発生する場合、ステップ1139で、UTRANは、ダウンリンク物理共通チャンネルのTFCIPDSCHを生成する。ステップ1141で、UTRANは、前記生成されたダウンリンク物理共通チャンネルのTFCIPDSCHを一般の伝送電力で伝送した後、ステップ1127へ戻る。しかし、ステップ1137で、前記ダウンリンク物理共通チャンネルを通じて伝送するデータが発生しない場合、UTRANは、ステップ1143で、1個のフレームの間専用物理チャンネル信号を送受信した後、ステップ1137へ戻る。前記伝送電力で伝送されるフレームの数が2である理由は、前述したように、伝送電力を増加させて伝送されるダウンリンク物理共通チャンネルのTFCIフレームの数(N)が2であるからである。
【0050】
また、ステップ1121で、ダウンリンク物理共通チャンネルを通じて伝送するデータが発生しない場合、ステップ1145で、UTRANは、ダウンリンク物理共通チャンネルのフレームを生成する。ステップ1147で、UTRANは、前記設定された伝送電力で前記生成されたダウンリンク物理共通チャンネルのフレームを伝送した後、ステップ1137へ進行する。
【0051】
図11を参照して、図10の断続終了命令によるUTRANの断続終了過程を説明する。次に、図12を参照して、図10の断続終了命令によるUEの断続終了過程を説明する。
【0052】
図12は、図10の断続終了命令によるUEの断続終了過程を示すフローチャートである。
【0053】
まず、ステップ1211で、UEは、専用物理チャンネル(DPCH) 信号を受信し、ステップ1213で、専用物理データチャンネル(DPDCH)を上位階層へ伝送する。その後、ステップ1215で、UEは、専用物理チャンネルを通じて受信されるダウンリンク物理共通チャンネルのTFCIPDSCHを分析する。ステップ1217で、UEは、前記分析したダウンリンク物理共通チャンネルのTFCIPDSCHがダウンリンク物理共通チャンネルを通じて受信するデータが次のフレームに存在することを示すか否かを検査する。その結果、ダウンリンク物理共通チャンネルを通じて受信するデータが存在する場合、UEは、ステップ1219へ進行する。ここで、前記ダウンリンク物理共通チャンネルのTFCIPDSCHは、UTRANから伝送した断続終了命令、すなわち、次のフレームにダウンリンク物理共通チャンネルを通じて受信するデータが存在することを示す情報を含む。ステップ1219で、UEは、専用物理制御チャンネルの断続動作を終了する。その後、ステップ1221で、UEは、ダウンリンク物理共通チャンネル及び専用物理チャンネルを受信し、ステップ1223で、ダウンリンク物理共通チャンネル及び専用物理データチャンネルを上位階層へ伝送する。ステップ1225で、UEは、前記受信した専用物理チャンネル上のダウンリンク物理共通チャンネルのTFCIPDSCHを分析する。ステップ1227で、UEは、前記分析したダウンリンク物理共通チャンネルのTFCIPDSCHが次のフレームにダウンリンク物理共通チャンネルを通じて受信するデータが存在することを示すか否かを検査する。その結果、ダウンリンク物理共通チャンネルを通じて受信するデータが存在する場合、UEは、ステップ1221へ戻る。ダウンリンク物理共通チャンネルを通じて受信するデータが存在しない場合、UEは、ステップ1229で専用物理チャンネルを受信する。ステップ1231で、UEは、専用物理データチャンネルを上位階層へ伝送した後、ステップ1225へ進行する。
【0054】
図10乃至図12を参照して、本発明の第1実施形態による断続終了過程を説明してきた。次に、図13乃至図15を参照して、本発明の第2実施形態による断続終了過程を説明する。
【0055】
図13は、本発明の第2実施形態による断続終了命令によって発生した専用物理制御チャンネルの断続終了開始時点を示す図である。図10で説明した本発明の第1実施形態による断続終了過程のように、本発明の第2実施形態による断続終了過程もダウンリンク専用物理チャンネル上のダウンリンク物理共通チャンネルのTFCIPDSCを通じて、ダウンリンク物理共通チャンネルを通じて受信するデータが存在することを示す信号、すなわち、断続終了命令が受信されると、専用物理制御チャンネルの断続動作を終了するようになる。しかし、本発明の第1実施形態とは異なり、第2実施形態は、一番目のダウンリンク物理共通チャンネルフレームの伝送電力を一般の伝送電力より高く設定する必要がない。すなわち、一番目のダウンリンク物理共通チャンネルのTFCIPDSCHを伝送した後、第2実施形態は、一番目のダウンリンク物理共通チャンネルが伝送される前に電力制御ループ(Power Control Loop)を迅速に復旧し、その結果、ダウンリンク物理共通チャンネルの伝送電力を増加させる必要がない。このように、迅速な電力制御ループの復旧のために、UTRAN及びUEは、断続動作区間と正常動作区間との間に存在する電力制御ループ復旧区間で電力制御命令に対して電力制御単位を他の区間、すなわち、断続動作区間及び正常動作区間より高く設定する。ここで、前記“電力制御単位”とは、電力制御ループ復旧区間で電力制御命令に応じてUTRAN及びUEが出力量を変化させる単位である。前記電力制御ループ復旧区間の長さ及び前記電力制御ループ復旧区間での電力制御単位は、システムでチャンネル状況によって適応的に調整することができる。二番目のダウンリンク物理共通チャンネルのTFCIPDSCHの伝送電力を1個のスロットの間、一般の伝送電力より高くなるように保持することができ(図13に示すDPCH#1に対するダウンリンク物理共通チャンネルのTFCIPDSCHを参照。)、または電力制御ループ復旧区間でのみ高い伝送電力を保持することもできる(図13に示すDPCH#2に対するダウンリンク物理共通チャンネルのTFCIPDSCHを参照。)。
【0056】
ここで、図13の断続終了命令によるUTRANの断続終了過程を図14を参照して説明する。
【0057】
図14は、図13の断続終了命令によるUTRANの断続終了過程を示すフローチャートである。ステップ1411で、UTRANは、10msの間専用物理チャンネルDPCHに対する送受信動作を遂行する。ステップ1413で、UTRANは、前記受信した専用物理チャンネルの専用物理データチャンネルを上位階層へ伝送する。ステップ1415で、UTRANは、ダウンリンク物理共通チャンネルを通じて次のフレームに伝送するデータが発生したか否かを検査する。その結果、前記ダウンリンク物理共通チャンネルを通じて伝送されるデータが発生する場合、ステップ1417で、UTRANは、過程[3]を開始する。このとき、前記過程[3]は、伝送されるTFCIシンボルを正常の伝送電力より高い伝送電力で伝送することにより、断続終了命令の誤り率を減少させる。前記過程[3]を具体的に説明すると、ステップ1451で、UTRANは、専用物理制御チャンネルの断続動作の終了を示す命令を含むダウンリンク物理共通チャンネルのTFCIPDSCHを生成する。ステップ1453で、UTRANは、前記生成したダウンリンク物理共通チャンネルのTFCIPDSCHを前記過程[3]の開始時点に与えられた一番目の電力レベル(電力#1)で伝送する。このとき、このようなTFCIPDSCH値を保持する時間は、専用物理チャンネルDPCHの位相がダウンリンク物理共通チャンネルPDSCHの位相より先に進む時間に該当する。この時間値は、1.25msの整数倍であり、以下、“PHASE”と称する。PHASE*1.25msの間TFCIPDSCHを前記電力#1の強さで伝送した後、ステップ1455で、UTRANは、TFCIPDSCHを前記過程[3]の開始時点で与えられた二番目の電力レベル(電力#2)の強さで伝送する。このとき、TFCIPDSCHを伝送する時間は、1.25ms*(15-PHASE)に該当する。前記電力#2でTFCIPDSCHを伝送した後、ステップ1457で、UTRANは、PHASEだけのスロット(1.25ms)を待機した後、ステップ1459で、ダウンリンク物理共通チャンネルを正常の伝送電力で伝送する。
【0058】
このように、前記過程[3]を開始した後、UTRANは、ステップ1419で、1個のフレーム(10ms)の間専用物理チャンネル(DPCH)データを送受信する。その後、ステップ1421で、UTRANは、専用物理制御チャンネルに対する断続動作を終了し、電力制御単位を増加させた後、UEから受信した専用物理データチャンネルを上位階層へ伝送する。また、UTRANは、上位階層から伝送されたデータが貯蔵されるバッファの内容を分析する。ステップ1423で、UTRANは、ダウンリンク物理共通チャンネルを通じて次のフレームに伝送するデータが存在するか否かを検査する。その結果、ダウンリンク物理共通チャンネルを通じて伝送するデータが存在する場合、ステップ1425で、UTRANは、前記過程[3]を開始し、このとき、前記電力#1を増加された電力に設定し、電力#2を正常の電力に設定する。前記過程[3]を開始した後、ステップ1427で、UTRANは、PHASEスロットの間増加された電力で専用物理チャンネルデータを送受信する。ステップ1429で、UTRANは、電力制御単位を正常化させ、ステップ1431で、UTRANは、1個のフレームの残りのスロットの間、一般の伝送電力で専用物理チャンネルデータを送受信する。その後、ステップ1433で、UTRANは、受信した専用物理データチャンネル上のデータを上位階層へ伝送する。ステップ1435で、UTRANは、ダウンリンク物理共通チャンネルを通じて次のフレームに伝送するデータが発生したか否かを検査する。その結果、ダウンリンク物理共通チャンネルを通じて伝送するデータが発生する場合、ステップ1437で、UTRANは、電力#1が正常の電力に設定され、電力#2も正常の電力に設定される前記過程[3]を開始する。ステップ1439で、UTRANは、1個のフレームの間専用物理チャンネルデータを送受信する。ステップ1441で、UTRANは、受信した専用物理データチャンネル上のデータを上位階層へ伝送した後、前記上位階層から提供されたデータを貯蔵したバッファを分析する。
【0059】
また、図13の断続終了命令によるUEの断続終了過程を図15を参照して説明する。
【0060】
図15は、図13の断続終了命令によるUEの断続終了過程を示すフローチャートである。まず、ステップ1511で、UEは、1個のフレーム(10ms)の間、専用物理チャンネル(DPCH)信号を送受信する。ステップ1513で、UEは、前記受信した専用物理データチャンネル上のデータを上位階層へ伝送する。ステップ1515で、UEは、前記ダウンリンク物理共通チャンネルのTFCIPDSCHを分析する。ステップ1517で、UEは、前記分析したダウンリンク物理共通チャンネルのTFCIPDSCHがダウンリンク物理共通チャンネルを通じて次のフレームに受信するデータが存在するか否かを検査する。その結果、ダウンリンク物理共通チャンネルを通じて次のフレームに受信するデータが存在する場合、ステップ1519で、UEは、専用物理制御チャンネルに対する断続動作を終了させた後、電力制御単位を増加させる。その後、ステップ1521で、UEは、PHASEだけのスロットの間専用物理チャンネルのデータを受信する。ステップ1523で、UEは、前記電力制御単位を正常化させた後、過程[4]を開始する。ここで、前記過程[4]を具体的に説明すると、ステップ1551で、UEは、1個のフレームの間ダウンリンク物理共通チャンネルPDSCHを受信した後、ステップ1553で、前記受信したダウンリンク物理共通チャンネルの信号を上位階層へ伝送する。
【0061】
前記過程[4]を開始した後、ステップ1525で、UEは、(15-PHASE)だけのスロットの間専用物理チャンネルを受信し、その後、ステップ1527で、前記受信した専用物理チャンネルの専用物理データチャンネルを上位階層へ伝送する。その後、ステップ1529で、UEは、前記受信したダウンリンク物理共通チャンネルのTFCIPDSCHを分析した後、ステップ1531で、UEは、前記分析したダウンリンク物理共通チャンネルのTFCIPDSCHがダウンリンク物理共通チャンネルを通じて次のフレームに受信するデータが存在するか否かを検査する。その結果、ダウンリンク物理共通チャンネルを通じて次のフレームに受信するデータが存在する場合、ステップ1533で、UEは、PHASE個のスロットの間専用物理チャンネルを受信した後、ステップ1535で、前記過程[4]を開始する。その後、ステップ1537で、UEは、前記残りのスロット、すなわち、(15-PHASE)スロットに対する専用物理チャンネルを受信した後、ステップ1527へ進行する。しかし、ステップ1531で、前記ダウンリンク物理共通チャンネルを通じて次のフレームに受信するデータが存在しない場合、ステップ1539で、UEは、1個のフレームの間専用物理チャンネルを受信した後、ステップ1527へ進行する。
【0062】
図13乃至図15を参照して、本発明の第2実施形態による断続終了過程を説明してきた。次に、図16乃至図19を参照して、本発明の第3実施形態による断続終了過程を説明する。
【0063】
まず、図16は、本発明の第3実施形態による断続終了命令によって発生した専用物理制御チャンネルの断続終了開始時点を示す図である。図16に示すように、ダウンリンク専用物理チャンネル上のダウンリンク物理共通チャンネルのTFCIPDSCHのうち、特定の値を専用物理制御チャンネルに対する断続動作の終了のための断続終了命令と定義する。UTRANがダウンリンク物理共通チャンネルを通じてデータを伝送する前、前記断続終了命令を設定回数Nと同じだけUEへ伝送する場合、UEは、前記断続終了命令を受信すると、専用物理制御チャンネルに対する断続動作を終了する。UTRANが断続終了命令を伝送した後、次のフレームから専用物理制御チャンネルに対する断続動作を終了すると、ダウンリンク物理共通チャンネルを通じてデータの伝送が行われる間発生する不安定の初期電力制御現象を防止することができる。このとき、断続動作の終了を命令するために、UEへ伝送されるダウンリンク物理共通チャンネルのTFCIPDSCHは、正常の伝送電力より高い伝送電力を有し、これは、誤り発生率を適正のレベルに保持させる。図16は、前記設定回数N=1である場合、断続動作を終了した後、ダウンリンク物理共通チャンネルを通じてデータを伝送するための方法を示す。
【0064】
図16に示すように、本発明の第3実施形態による断続終了過程は、不安定の初期電力制御を防止することができるという長所がある。しかし、前記断続終了命令が伝送上の誤りによってUEに正常に伝送されることができない場合、断続終了動作の信頼性が低下する。このように、図17を参照して、断続終了命令の誤りを克服するための断続終了開始時点を説明する。
【0065】
図17は、図16で発生した断続終了命令の誤りを克服するために、専用物理制御チャンネルの断続終了開始時点を示す図である。前述したように、UEが前記断続終了命令の誤りによって前記断続終了命令を受信することができないとしても、ダウンリンク物理共通チャンネルを通じてUEの自分に伝送されたデータがUEによって分析されると、UEは、直ちに専用物理制御チャンネルに対する断続動作を終了した後、別途の断続開始命令が受信されるときまで、正常の動作を遂行する。図17は、設定回数N=1であり、断続終了命令がすべて紛失した場合、UEとUTRANが断続と関連した状態の不一致を克服するための誤り克服過程を示す。
【0066】
そうすると、図18を参照して、図16の断続終了命令によるUTRANの断続終了過程を説明する。
【0067】
図18は、図16の断続終了命令によるUTRANの断続終了過程を示すフローチャートである。ステップ1811で、UTRANは、1個のフレーム(10ms)の間専用物理チャンネル(DPCH)信号を送受信する。ステップ1813で、UTRANは、受信した専用物理チャンネルの専用物理データチャンネルを上位階層へ伝送する。ステップ1815で、UTRANは、ダウンリンク物理共通チャンネルを通じて次のフレームに伝送するデータが存在するか否かを検査する。その結果、伝送するデータが存在する場合、ステップ1817で、UTRANは、1個のフレームの間専用物理チャンネル(DPCH)信号を送受信し、断続終了命令を生成した後、前記生成された断続終了命令をダウンリンク物理共通チャンネルのTFCIPDSCHに含ませて伝送する。ここで、前記断続終了命令が含まれたダウンリンク物理共通チャンネルのTFCIPDSCHは、一般の伝送電力より高い予め設定された伝送電力で伝送される。ステップ1819で、UTRANは、前記受信された専用物理データチャンネルを上位階層へ伝送し、断続動作を終了した後、前記過程[5]を開始する。このとき、前記電力#1を増加された電力に設定し、電力#2も増加された電力に設定する。
【0068】
ここで、前記過程[5]を具体的に説明すると、ステップ1851で、UTRANは、ダウンリンク物理共通チャンネルのTFCIPDSCHを生成し、ステップ1853で、PHASE個のスロットの間、前記生成されたダウンリンク物理共通チャンネルのTFCIPDSCHを電力#1で伝送する。その後、ステップ1855で、UTRANは、前記フレームの(15-PHASE)個のスロットの間、ダウンリンク物理共通チャンネルのTFCIPDSCHを電力#2で伝送する。ステップ1857で、UTRANは、PHASE個のスロットの間待機した後、ステップ1859で、一般の伝送電力で1個のフレームの間ダウンリンク物理共通チャンネルを伝送する。
【0069】
その後、ステップ1821で、UTRANは、1個のフレームの間専用物理チャンネルDPCHを送受信した後、ステップ1823で、UTRANは、前記受信した専用物理チャンネルの専用物理データチャンネル上のデータを上位階層へ伝送する。そうすると、ステップ1825で、UTRANは、ダウンリンク物理共通チャンネルを通じて次のフレームに伝送するデータが存在するか否かを検査する。その結果、ダウンリンク物理共通チャンネルを通じて伝送するデータが存在する場合、UTRANは、ステップ1827で、前記過程[5]を開始し、このとき、前記電力#1を正常の伝送電力に設定し、電力#2も正常の伝送電力に設定する。
【0070】
ステップ1827の過程[5]で、UTRANは、ステップ1853で、一般の伝送電力で設定されたスロットの間ダウンリンク物理共通チャンネルのTFCIPDSCHを伝送し、ステップ1855でもやはり、前記一般の伝送電力で前記設定されたスロット以外のスロットの間、ダウンリンク物理共通チャンネルのTFCIPDSCHを伝送する。
【0071】
次に、図19を参照して、図16の断続終了命令によるUEの断続終了過程を説明する。
【0072】
図19は、図16の断続終了命令によるUEの断続終了過程を示すフローチャートである。ステップ1911で、UEは、1個のフレーム(10ms)の間専用物理チャンネル(DPCH)信号を送受信する。そうすると、ステップ1913で、UEは、前記受信した専用物理チャンネルの専用物理データチャンネル上のデータを上位階層へ伝送する。ステップ1915で、UEは、前記受信した専用物理チャンネル上のダウンリンク物理共通チャンネルのTFCIPDSCHを分析する。ステップ1917で、UEは、前記ダウンリンク物理共通チャンネルの分析されたTFCIPDSCHが断続終了命令を示すか否かを検査する。前記分析されたTFCIPDSCHが断続終了命令を示す場合、ステップ1919で、UEは、専用物理制御チャンネルに対する断続動作を終了する。その後、ステップ1921で、UEは、1個のフレームの間専用物理チャンネル(DPCH)データを受信する。ステップ1923で、UEは、前記受信した専用物理チャンネルの専用物理データチャンネル上のデータを上位階層へ伝送する。ステップ1925で、前記受信した専用物理チャンネル上のダウンリンク物理共通チャンネルのTFCIPDSCHを分析する。そうすると、ステップ1927で、UEは、前記ダウンリンク物理共通チャンネルの分析されたTFCIPDSCHがダウンリンク物理共通チャンネルを通じて次のフレームに受信するデータの存在を示すか否かを検査する。その結果、ダウンリンク物理共通チャンネルを通じて次のフレームに受信するデータが存在する場合、ステップ1937で、UEは、予め設定したスロットの間専用物理チャンネル信号を受信する。その後、ステップ1939で、UEは、過程[6]を開始させる。
【0073】
前記過程[6]を具体的に説明すると、ステップ1951で、UEは、1個のフレームの間ダウンリンク物理共通チャンネル(PDSCH)信号を受信した後、ステップ1953で、前記受信したダウンリンク物理共通チャンネル信号を上位階層へ伝送する。
【0074】
ステップ1939で、前記過程[6]を開始させたUEは、ステップ1941で、前記設定されたスロット以外のスロット、すなわち、(15-PHASE)スロットの間、専用物理チャンネルデータを再び受信した後、ステップ1923へ進行する。
【0075】
一方、UTRANから伝送した断続終了命令が含まれているダウンリンク物理共通チャンネルのTFCIPDSCHが無くなったとしても、ステップ1931で、前記ダウンリンク物理共通チャンネルを通じて次のフレームに受信するデータが存在すると判断されると、ステップ1933で、UEは、前記専用物理制御チャンネルに対する断続動作を終了する。
【0076】
また、上位階層制御メッセージのうちで、物理チャンネルの特性を変更することができるメッセージを利用して、専用物理制御チャンネルに対する断続動作を終了せよという命令を伝送する方法で断続動作を終了させることもできる。このような場合、UTRANは、断続終了命令及び実行時間を含む3階層制御メッセージをUEへ伝送する。その後、UEは、前記3階層制御メッセージを正常に受信したことを示す応答信号をUTRANへ伝送する。その結果、UTRAN及びUEは、断続動作を終了する。
【0077】
一方、専用物理制御チャンネルに対する断続動作の間、専用物理データチャンネルの品質と専用物理データチャンネルの伝送電力との密接の関係を保持することにより、前記専用物理データチャンネルの品質低下を防止するために、前記専用物理データチャンネルの伝送電力は、断続動作を遂行する以前の一般の伝送電力より増加させる。すなわち、専用物理データチャンネルの伝送電力は、断続動作区間でのフレームエラー率(Frame Error Rate;FER)が断続動作を遂行する以前のフレームエラー率と同一に保持されることができるように増加されなければならない。
【0078】
前述した実施形態において、UTRANは、断続動作の終了を判断し、UEにその断続終了命令を含むTFCIPDSCHを伝送した後、UEは、前記TFCIPDS CHを受信してその断続終了命令によって断続動作を終了する。
【0079】
本発明は、断続動作が行われる間、UEから断続終了命令を受信すると、UEが断続終了動作を遂行する実施形態を参照して説明してきた。次に、図20を参照して、UEからUTRANへの断続終了の要求を伝送する方法を説明する。
【0080】
図20は、本発明の他の実施形態によるUEの断続終了要求過程を示すフローチャートである。UEが専用物理制御チャンネルを断続している場合、すなわち、Gating_Started=1である場合、UEは、ステップ2011で、データバッファを分析する。ステップ2012で、UEは、アップリンク物理データチャンネルDPDCHを通じて伝送するデータが存在するか否かを検査する。その結果、前記アップリンク物理データチャンネルを通じて伝送するデータが存在する場合、UEは、ステップ2013で、伝送ブロック(TB;Transport Block)数が‘0’ではなく、伝送ブロックサイズ(Transport Block size)が‘0’であるTFCIDPDCHを生成する。ステップ2014で、UEは、伝送ブロック(TB)数が‘0’ではなく、伝送ブロックサイズが‘0’である前記生成されたTFCIDPDCHをN個のフレームの間アップリンク物理制御チャンネルを通じてUTRANに反復して伝送する。ここで、UEが前記生成されたTFCIDPDCHをN個のフレームの間アップリンク物理制御チャンネルを通じてUTRANに反復して伝送する理由は、UEが伝送すべきデータが存在するので、断続動作の終了を要求するためである。このように、前記生成されたTFCIDPDCHを伝送した後、ステップ2015で、UEは、UTRANから受信される断続終了命令を待機する。一方、UEから伝送ブロックサイズが‘0’であるTFCIDPDCHを受信すると、UTRANは、ダウンリンク物理チャンネル及びダウンリンク共通チャンネルを通じてUEへ伝送するデータが存在しないとしても、UEへ断続終了命令を伝送し、UTRANの自分も断続動作を終了してUEからのデータを受信する。従って、ステップ2016で、UEは、UTRANから断続終了命令を受信し、ステップ2017で、前記専用物理制御チャンネルに対する断続動作を終了させる。ここで、UTRANは、UEに断続終了命令を含むTFCIDPDCHを一時的に伝送し、その結果、UE及びUTRANは断続動作を終了する。UEからUTRANへの断続終了要求は、図20で説明したように、TFCIまたは上位階層からのシグナリングメッセージを利用して遂行されることができる。また、断続動作のうちであるUTRANがダウンリンク共通チャンネルDSCHを通じて断続開始命令を含むTFCIを継続して伝送する場合、UEは、前記断続開始命令を含むTFCIを除外した他のTFCIを受信すると、断続動作を終了することもできる。
【0081】
図21を参照して、UTRANで断続動作を終了する方法を説明する。
【0082】
図21は、本発明のさらに他の実施形態によるUTRANの断続終了過程を示すフローチャートである。
【0083】
ステップ2111で、専用物理制御チャンネルに対する断続動作を現在遂行しているUTRANは、ステップ2113で、UTRANからUEへ伝送するダウンリンク共通チャンネル(DSCH)データが発生したか否かを検査する。前記データが発生した場合、UTRANは、前記ダウンリンク共通チャンネルDSCHを通じて伝送するデータのためのTFCIDSCHを生成して、ステップ2115で、前記生成されたTFCIDSCHをUEへ伝送する。ここで、前記ダウンリンク共通チャンネルDSCHを通じてデータを伝送するために、UTRANは、断続終了命令と定義されたTFCIDSCH、例えば、伝送ブロックTBサイズが0であるTFCIを生成し、前記生成されたTFCIを伝送する。その後、ステップ2117で、UTRANは、断続動作を終了させる。このように、専用物理制御チャンネルに対する断続動作が終了されると、UTRANは、TFCIDSCHをUEへ伝送した後、ステップ2119で、前記ダウンリンク共通チャンネルDSCHを通じてデータを伝送する。
【0084】
図22を参照して、図21で説明したUTRANの断続終了動作に対応するUEの断続終了動作を説明する。
【0085】
図22は、本発明のさらに他の実施形態によるUEの断続終了過程を示すフローチャートである。ステップ2211で、UEは、専用物理制御チャンネルに対する断続動作を遂行した後、ステップ2213で、ダウンリンク共通チャンネルDSCHのTFCIDSCHを受信する。そうすると、UEは、前記受信されたTFCIDSCHビットを分析し、ステップ2215で、断続終了命令が前記TFCIDSCHビットに含まれているか否かを検査する。その結果、前記断続終了命令が前記TFCIDSCHビットに含まれている場合、ステップ2217で、UEは、前記専用物理制御チャンネルに対する断続動作を終了した後、前記ダウンリンク共通チャンネルDSCHを通じてデータを受信する準備をする。ここで、前記断続終了命令を含むTFCIビットは、伝送ブロック(TB)数が‘0’ではないが、伝送ブロックサイズが‘0’であるTFCIDSCHになる。
【0086】
図23を参照して、本発明の実施形態による断続開始/終了状態遷移を説明する。
【0087】
図23は、本発明の実施形態による断続開始/終了状態遷移図であって、TFCI_onは、断続開始指示者、すなわち、断続開始命令と定義され、TFCI_othersは、断続開始指示者の以外のTFCIと定義される。前記TFCI_onは、伝送ブロック数は、‘0’ではないが、伝送ブロックサイズが‘0’であるTFCIPDSCHと定義されることができ、または、TFCIの最大値TFCIMAXまたは最小値TFCIMINと定義されることもできる。反面、TFCI_othersは、ダウンリンク共通チャンネルDSCHを通じて伝送するデータが存在する場合、断続動作を終了させ、前記データ伝送を遂行するためのTFCIPDSCHを伝送し、TFCI_othersは、前記ダウンリンク共通チャンネルDSCHを通じて伝送するデータが存在しないとしても、断続動作を終了しなければならない場合、前記TB数が‘0’であるTFCIを断続終了指示者、すなわち、断続終了命令と定義されることができ、または、最大値TFCIMAX-1または最小値TFCIMIN+1と定義されることもできる。
【0088】
図24は、本発明のさらに他の実施形態による断続開始動作が行われる間無線リンク設定過程を示す信号フロー図である。具体的に、図24は、無線ネットワーク制御器(Radio Network Controller;RNC)、UTRAN(以下、“Node B”と称する。)、及びUE間の断続パラメータ(gating parameter)を設定する過程を示す信号フロー図である。
【0089】
まず、Control RNC(以下、CRNCと称する。)がセルを設定すると、前記CRNCは、断続指示者(gating indicator)を含むセル設定要求メッセージを伝送する。しかし、前記セル設定要求メッセージを受信したNode Bが断続動作を支援しない場合、Node Bは、その断続失敗原因として断続動作を支援することができないことを示す指示者gating_not_supportedを含んだセル設定失敗メッセージを前記CRNCへ伝送する。前記Node Bが断続動作を支援する場合は、前記Node Bは、前記セル設定要求メッセージに応答して、前記Node Bが断続動作を遂行することができることを示すセル設定応答メッセージを前記CRNCに伝送した後、前記CRNCは、対応Node Bが断続動作を支援することができることを示す情報を貯蔵する。UEは、UEのケイパビリティ情報グループ(capability Information group)内に含まれた断続支援指示者(Gating support Indicator;UL)を有するRRC連結設定確認メッセージをSRNCへ伝送する。前記RRC連結設定確認メッセージを受信すると、前記SRNCは、UEとのデータ通信が行われる間、断続動作を開始することができることを示す情報を貯蔵する。
【0090】
このように、前記Node B及びUEは、すべて断続動作を支援することができれば、断続開始動作のための無線リンク設定過程を必要とする。図24を参照して、前記無線リンク設定が行われる間、断続初期化動作を説明する。まず、Serving RNC(以下、SRNCと称する。)が無線リンクを設定すると、SRNCは、NBAP/RNSAPメッセージである無線リンク設定要求メッセージ(Radio Link Setup Request Message)または無線リンク追加要求メッセージ(Radio Link Addition Request Message)を断続パラメータとともにNode Bへ伝送する。前記メッセージを受信すると、Node Bは、前記RL設定要求メッセージまたはRL追加要求メッセージに含まれた断続パラメータを貯蔵し、断続動作が開始する場合前記貯蔵された断続パラメータを使用する。また、DRNC(Drift RNC)は、周辺セル情報の一部として、断続動作を支援するか否かを示す指示者をSRNCへ伝送することもでき、SRNCは、その情報を貯蔵する。しかし、UEとの無線リンクを有しているセルのいずれか一つでも断続動作を支援しなければ、SRNCは、断続動作を終了させ、新たな断続動作を開始しない。
【0091】
図24に示すように、ステップ2411で、SRNCは、DRNCを通じて無線リンクを設定するとき、断続率及び断続方向を示すRL設定要求メッセージをDRNCへ伝送する。そうすると、ステップ2413で、DRNCは、Node BへNBAPメッセージであるRL設定要求メッセージを伝送してNode Bが無線リンクを設定するように要求する。その後、ステップ2417で、DRNCからNBAPメッセージを受信すると、Node Bは資源を割り当て、断続パラメータを貯蔵する。その後、DRNCへRL設定応答メッセージを伝送して無線リンクが設定されたことを示す。ステップ2419で、前記RL設定応答メッセージを受信すると、DRNCは、SRNCに無線リンクが設定されたことを通報し、周辺セルが断続動作を支援するか否かを示す断続支援指示者(gating support indicator)を伝送することもできる。そして、ステップ2421で、SRNCに属したNode Bは資源を割り当て、断続パラメータを貯蔵した後、RL設定応答メッセージを伝送することにより、無線リンクが設定されたことをSRNCに通報する。ステップ2423で、SRNCは、断続パラメータである断続率及び断続方向を含む無線ベアラー設定(Radio Bearer Setup)メッセージをUEへ伝送する。ステップ2425で、UEは、SRNCから受信した断続パラメータを貯蔵し、無線ベアラー設定完了メッセージを前記SRNCへ伝送して無線ベアラーが設定されたことを示す。
【0092】
一方、本発明の実施形態による断続動作の開始及び終了を遂行する方法では、次のような3つの方法がある。
(1) RNSAP/NBAPシグナリングメッセージ及びRRCシグナリングメッセージを利用する方法
(2) RNSAP/NBAPシグナリングメッセージ及びTFCIを利用する方法
(3) フレームプロトコル及びTFCIを利用する方法
【0093】
一番目に、図25を参照して前記RNSAP/NBAPシグナリングメッセージ及びRRCシグナリングメッセージを利用する方法を説明する。
【0094】
図25は、RNSAP/NBAPシグナリングメッセージ及びRRCシグナリングメッセージを利用して断続動作の開始及び終了を遂行する過程を示す信号フロー図である。まず、SRNCは、NBAP/RNSAPメッセージであるRL再構成準備(Reconfiguration Prepare)メッセージに断続パラメータである断続指示者を含ませて伝送し、また、SRNCは、断続動作の開始及び終了のために、断続パラメータ及び断続指示者を含むRRCメッセージである無線ベアラー再構成メッセージ、伝送チャンネル再構成メッセージ、または物理チャンネル再構成メッセージをUEへ伝送する。前記断続動作が現在遂行されていると、前記SRNC及びUEは、ダウンリンク共通チャンネルDSCH及び専用トラフィックチャンネルDTCHを伝送しない。すなわち、シグナリングベアラーを除外したすべての無線ベアラーは、伝送一時中止状態(suspended)で存在する。ここで、断続開始動作及び断続終了動作は、同期化無線リンク再構成(Synchronized Radio Link Reconfiguration)手順及び無線ベアラー再構成(Radio Bearer Reconfiguration)手順が同期化可能の開始時間を有するので、同期化されて遂行される。すなわち、Node B及びUEは、断続開始動作及び断続終了動作を同時に初期化することができる。
【0095】
図25を参照して、これを詳細に説明する。
【0096】
まず、ステップ2511で、SRNCは、DRNCへ断続指示者を含むRL再構成準備メッセージを伝送して断続動作を開始または終了するための準備をする。ステップ2513で、DRNCは、断続指示者を含むRL再構成準備メッセージをNode Bへ伝送して断続開始または終了動作を要求する。また、ステップ2515で、SRNCは、前記Node Bへ断続指示者を含むRL再構成準備メッセージを伝送して断続開始または終了動作を要求する。そうすると、ステップ2517で、ステップ2513でRL再構成準備メッセージを受信した前記Node Bは、断続動作を準備し、これをRL再構成準備メッセージを利用して前記DRNCへ通報する。ステップ2519で、前記DRNCは、RL再構成準備メッセージを前記SRNCへ伝送する。また、ステップ2521で、断続動作を準備したNode Bは、これをRL再構成準備メッセージを利用して前記SRNCへ通報する。ステップ2523で、前記SRNCは、RNSAPメッセージであるRL再構成コミット(Radio Link Reconfiguration Commit)を前記DRNCへ伝送して予め設定された時間(Connection Frame Number;以下、“CFN”と称する。)に断続開始または終了動作を要求する。前記RL再構成コミットメッセージを受信すると、ステップ2525で、DRNCは、NBAPメッセージであるRL再構成コミットメッセージを前記Node Bへ伝送して断続開始または終了動作を要求する。そうすると、ステップ2527で、前記SRNCは、NBAPメッセージであるRL再構成コミットメッセージを前記Node Bへ伝送して断続動作の開始または終了動作を要求する。また、ステップ2529で、前記SRNCは、RRCシグナリングメッセージである無線ベアラー再構成(Radio Bearer Reconfiguration)メッセージに断続指示者を含ませてUEへ伝送して断続開始及び終了動作を要求する。従って、ステップ2531で、UEは、前記受信した無線ベアラー再構成メッセージに対する応答メッセージである無線ベアラー再構成完了(Radio Bearer Reconfiguration Complete)メッセージを前記SRNCへ伝送し、前記CFN値によって定められた時間に断続動作の開始または終了を遂行する。
【0097】
二番目に、図26を参照して、RNSAP/NBAPシグナリングメッセージ及びTFCIを利用する方法を説明する。
【0098】
図26は、本発明のさらに他の実施形態によるRNSAP/NBAPシグナリングメッセージ及びTFCIを利用して断続動作の開始及び終了を遂行する過程を示す信号フロー図である。図26の過程を要約すると、断続動作の開始及び終了を決定する場合、SRNCは、断続パラメータである断続指示者とともにNBAP/RNSAPメッセージであるRL再構成準備メッセージを伝送する。このようなメッセージを受信すると、Node Bは、DPCCHチャンネルを通じて断続動作の開始または終了を指示するTFCIを伝送する。断続動作が行われる間、SRNC及びUEは、DSCH及びDTCHチャンネルをすべて伝送しないように動作することもでき、すなわち、伝送一時中止状態になることができる。このとき、シグナリングチャンネルは除外する。無線ベアラーが伝送中止状態になることができない場合、断続動作が行われる間、予め指定された伝送フォーマット組合わせセット(Transport Format Combination Set)がMAC段で使用されることができる。このとき、高信頼性を保持するためには、断続動作の開始及び終了のためのTFCIを反復して伝送することができる。
【0099】
これを図26を参照して詳細に説明する。
【0100】
まず、ステップ2611で、SRNCは、断続指示者を含むRL再構成準備メッセージをDRNCに伝送することにより、断続開始及び終了動作の準備を要求する。ステップ2613で、DRNCは、断続指示者を含むRL再構成準備メッセージを対応Node Bに伝送して断続開始及び終了動作の準備を要求する。ステップ2615で、SRNCは、断続指示者を含むRL再構成準備メッセージを対応Node Bに伝送して断続開始及び終了動作の準備を要求する。ステップ2617で、Node Bは、断続動作を準備し、断続動作が準備されたことをRL再構成準備メッセージを伝送することによってDRNCに通報する。ステップ2619で、DRNCは、断続動作を準備し、断続動作が準備されたことを知らせるRL再構成準備メッセージを伝送することによってSRNCに通報する。ステップ2621で、Node Bは、断続動作を準備し、断続動作が準備されたことを知らせるRL再構成準備メッセージを伝送することによってSRNCに通報する。ステップ2623で、SRNCは、RNSAPメッセージであるRL再構成コミットメッセージをDRNCへ伝送して断続開始または終了動作の実行を要求する。ステップ2625で、DRNCは、NBAPメッセージであるRL再構成コミットメッセージをNode Bへ伝送して断続開始または終了動作の実行を要求する。ステップ2627で、SRNCは、NBAPメッセージであるRL再構成コミットメッセージをNode Bへ伝送して断続開始または終了動作の実行を要求する。ステップ2629で、SRNCに属したNode Bは、断続動作の開始または終了のために、DPCCHチャンネルを利用して断続動作の開始または終了を指示するTFCIビットをUEに伝送する。前記TFCIを伝送した後、Node Bは、断続動作の開始または終了を遂行する。前記TFCIを受信すると、UEは、断続動作の開始または終了も遂行する。
【0101】
三番目に、図27を参照して、フレームプロトコル及びTFCIを利用する方法を説明する。
【0102】
図27は、本発明のさらに他の実施形態によるフレームプロトコル及びTFCIを利用して断続動作の開始及び終了のための過程を示す信号フロー図である。図27の過程を要約すると、SRNCは、断続動作の開始または終了を決定する場合、すべてのNode Bに断続パラメータである断続指示者とともに制御フレームである断続シグナリングを伝送する。前記メッセージを受信すると、Node Bのそれぞれは、DPCCHチャンネルを通じて断続動作の開始または終了を指示するTFCIを伝送する。断続動作が行われる間、SRNC及びUEは、DSCHチャンネル及びDTCHチャンネルを通じてデータを伝送しないようにすることもできる。しかし、無線ベアラーを一時伝送中止状態にできなければ、断続動作のうちであっても、予め定義されたTFCIをMAC段で使用することができる。断続開始動作及び断続終了動作は、制御フレームが断続開始及び終了動作のための基準時間として使用されるCFNを含むので、同期的に遂行されることができる。受信器が断続開始及び終了動作のために使用されるTFCIを正しく受信するために、前記TFCIを数回伝送することができる。また、UEも断続終了動作を要求するためのTFCIを使用することができる。
【0103】
これを図27を参照して詳細に説明する。
【0104】
ステップ2711で、SRNCは、断続指示者を含む断続シグナリング制御フレームを伝送して、断続開始及び終了動作を要求する。ここで、前記断続動作のための断続シグナリングである制御フレームは、使用者プレーン(User Plane)を通じて伝送されることができ、前記使用者プレーンを通じて前記制御フレームを伝送する場合は、制御プレーンを通じて前記制御フレームを伝送する場合に比べて伝送遅延が少ないので、高速の伝送が可能である。ステップ2713で、DRNCは、前記SRNCから制御フレームを受信すると、断続動作の開始または終了のために、前記Node Bへ前記断続シグナリング制御フレームを伝送して断続開始及び終了動作を要請する。ここで、前記SRANCから前記Node Bへ伝送する断続シグナリングである制御フレームを前記使用者プレーンを通じて伝送することもできる。前記使用者プレーンを通じて前記制御フレームが伝送される場合、前記制御フレームを前記制御プレーンを通じて伝送する場合に比べて伝送遅延が少ないので、高速の伝送が可能である。このように、使用者プレーンの場合、伝送遅延が少なくて制御フレームの伝送速度は増加するが、前記制御フレームの伝送信頼度を低下させ、その結果、制御フレームは、伝送が行われる間損失されることもある。従って、本発明は、前記使用者プレーンを通じて断続開始及び終了動作のためのシグナリングを伝送することによって伝送速度を増加させつつも、前記シグナリング伝送の信頼性を保証できる断続動作シグナリング伝送方法を図28に開示する。また、図28において、前記使用者プレーンを通じた前記断続開始及び終了動作に対する断続指示者の場合、前記使用者プレーンで使用されるメッセージのうち1つ、例えば、無線インタフェースパラメータアップデート(Radio Interface Parameter Update)メッセージを選択することができる。このように、前記使用者プレーン上のメッセージのうち1つを利用して前記断続指示者を伝送する方法も、図28を参照して詳細に説明する。
【0105】
ステップ2715で、SRNCは、SRNCに属したNode Bへの断続動作を開始及び終了する前記断続シグナリング制御フレームを伝送することによって断続開始及び終了動作を要求する。ステップ2717で、SRNCに属したNode Bは、DPCCHを通じて断続開始または終了動作を示すTFCIビットを伝送する。前記Node Bは、前記TFCIを伝送した後、断続動作の開始または終了を遂行する。ステップ2719で、DRNCに属したNode Bは、DPCCHを通じて断続開始または終了動作を示すTFCIビットを伝送する。そこで、前記TFCIを受信すると、UEは、前記受信されたTFCIによって断続動作の開始または終了を遂行する。
【0106】
一方、前記3つの断続開始及び終了方法以外の他の方法でも断続動作の開始及び終了が可能である。すなわち、一番目に、断続開始動作は、RNSAP/NBAP及びRRCシグナリングメッセージを利用して遂行され、断続終了動作は、RNSAP/NBAPシグナリングメッセージ及びTFCIを利用して遂行される。二番目に、断続開始動作は、RNSAP/NBAP及びRRCシグナリングメッセージを利用して遂行され、断続終了動作は、フレームプロトコル及びTFCIを利用して遂行される。すなわち、新たな方法は、前記のような方法のすべてに利用可能である。また、Node Bを再構成するための過程である図27のステップ2715までは、フレームプロトコルを利用し、UEのためにはRRCメッセージを利用することもできる。
【0107】
以下、図28を参照して、前記使用者プレーンを通じて断続シグナリングを高信頼度で伝送する方法を説明する。
【0108】
図28は、本発明のさらに他の実施形態による使用者プレーンを通じて断続シグナリングを伝送するための過程を示すフロー図である。特に、図28は、図27のステップ2713、すなわち、SRNCからNode Bへ断続シグナリングメッセージを伝送するための過程を使用者プレーンで遂行して信頼度を向上させる。
【0109】
まず、図28に示す本発明の実施形態で、前記断続シグナリング、すなわち、断続動作の開始及び終了を指示する断続指示者を前記使用者プレーンを通じて伝送される制御メッセージのうち1つ、すなわち、無線インタフェースパラメータアップデートメッセージに含ませて伝送する。すなわち、前記無線インタフェースパラメータアップデートメッセージを構成する最初2個のビットの制御情報で、現在使用されていない二番目のビットを断続指示者として指定した後、前記二番目のビットを‘1’に設定する。例えば、現在断続動作が遂行されている場合、前記二番目のビットが‘1’に設定されると、前記断続動作を終了する。一方、前記断続動作が現在遂行されていない場合、前記二番目のビットが‘1’に設定されると、前記断続動作を開始する。本発明は、前記使用者プレーンを通じて伝送される制御メッセージのうち、無線インタフェースパラメータアップデートメッセージに前記断続指示者を含ませて伝送する実施形態を参照して説明したが、前記使用者プレーンを通じて伝送される制御メッセージのうち、前記断続指示者が含まれることができる予備(reserved)領域が存在すると、ある制御メッセージでも使用することができる。
【0110】
以下、図28を参照して、前記使用者プレーンを通じて断続シグナリングを高信頼度で伝送する過程を説明する。
【0111】
SRNCがメッセージ、例えば、前記使用者プレーンの制御メッセージである無線インタフェースパラメータアップデートメッセージをNode Bへ伝送する(ステップ2811)。前記無線インタフェースパラメータアップデートメッセージが前記使用者プレーンを通じて伝送されるので、メッセージ伝送の信頼性を保証することができない。従って、前記SRNCは、前記無線インタフェースパラメータアップデートを伝送するとともに、前記SRNCの自分の内部に含まれたタイマの駆動を開始して、前記Node Bから前記無線インタフェースパラメータアップデートメッセージが受信されたことを示す応答メッセージを予め設定された時間の間待機させる。ここで、前記SRNCが待機する“設定時間”は、前記無線インタフェースパラメータアップデートメッセージの往復伝送遅延を考慮した時間(round trip time)で設定される。
【0112】
前記SRNCが前記無線インタフェースパラメータアップデートメッセージを伝送すると、前記Node Bは、前記無線インタフェースパラメータアップデートメッセージを受信する。そうすると、前記Node Bは、前記SRNCから受信した無線インタフェースパラメータアップデートメッセージのCRC(Cyclic Redundancy Code)を確認して正常に受信されたか否かを検査する。前記無線インタフェースパラメータアップデートメッセージが正常に受信された場合、前記Node Bは、前記SRNCへ前記無線インタフェースパラメータアップデートメッセージが正常に受信されたことを示す無線インタフェースパラメータアップデート応答(Radio Interface Parameter Update Response)メッセージを伝送する(ステップ2813)。ここで、前記無線インタフェースパラメータアップデート応答メッセージは、本発明の実施形態で新たに定義したメッセージである。前記無線インタフェースパラメータアップデート応答メッセージは、前記断続開始及び終了動作を示す断続指示者を含むメッセージが成功的に受信されたか否かを示す役割を行うメッセージとして、前記断続シグナリング関連メッセージに対する受信を認知することができれば、前記使用者プレーンから伝送される他の制御メッセージも使用することができる。
【0113】
このように、前記Node Bから前記無線インタフェースパラメータアップデート応答メッセージを受信すると、前記SRNCは、前記無線インタフェースパラメータアップデートメッセージが正常に伝送されたことを判断した後、その動作を終了する。しかし、前記SRNCが前記設定時間の内に前記Node Bから前記無線インタフェースパラメータアップデート応答メッセージを受信することができなければ、前記SRNCは、前記Node Bへ伝送した無線インタフェースパラメータアップデートメッセージが損失されたことを判断する。そこで、前記SRNCは、前記Node Bへ前記無線インタフェースパラメータアップデートメッセージを再伝送する(ステップ2815)。従って、本発明の実施形態による使用者プレーンを通じた断続シグナリング伝送方法は、使用者プレーンを通じて伝送速度を向上させるのみならず、信頼性も確保することができる。
【0114】
図29は、本発明のさらに他の実施形態による断続動作が行われる間のハンドオーバ過程を示す信号フロー図である。特に、RNSAP、NBAP、及びRRCシグナリングメッセージを利用して、断続動作が行われる間のハンドオーバ過程を示す信号フロー図である。
【0115】
図29の過程を要約すれば、前記SRNCが断続動作の間DRNCを通じて新たな無線リンクを設定しようとする場合、SRNCは、DRNCにRL追加要求またはRL追加要求メッセージを伝送する。このとき、前記メッセージは、断続率及び断続方向などのような断続情報を伝送し、また、DRNCに断続動作が遂行されていることを知らせる指示者を伝送する。このとき伝送される指示者を断続指示者と称する。前記断続指示者を受信すると、Node Bは、断続情報、すなわち、断続率及び断続方向に基づいたデータの送受信を開始することができる。断続動作を終了するために、前記SRNCは、断続指示者を使用することもできる。ハンドオーバの間断続動作を終了すると、前記SRNCは、UEへ断続指示者を含むRRCメッセージであるアクティブセットアップデートメッセージ(Active Set Update Message)を伝送することができる。
【0116】
図29を参照して、断続動作が行われる間のハンドオーバ過程を詳細に説明する。
【0117】
ステップ2911で、SRNCは、DRNCを通じて新たな無線リンクの設定を決定した後、RNSAPメッセージであるRL追加要求メッセージをDRNCに伝送する。断続動作が遂行されていることを知らせる断続指示者を前記メッセージに含ませて伝送する。このとき、前記メッセージに挿入された断続指示者は、断続動作がONまたはOFFであることを知らせる指示者である。ステップ2913で、SRNCから断続情報を受信した場合、DRNCは、NBAPメッセージであるRL設定要求メッセージを利用して、前記受信された情報をNode Bへ伝送する。このとき伝送される情報は、前記断続指示者である。ステップ2915で、前記断続情報を受信すると、Node Bは、前記受信された情報を利用してUEとのデータの送受信を開始する。また、無線リンクが成功的に設定されると、Node Bは、NBAPメッセージであるRL設定応答メッセージをRNCに伝送する。ステップ2917で、DRNCがNode BからRL設定応答メッセージを受信した後、RNSAPメッセージであるRL追加応答メッセージをSRNCへ伝送する。ステップ2919で、SRNCが新たなセルに無線リンクを成功的に設定すると、RRCメッセージであるアクティブセットアップデートメッセージを伝送する。前記無線リンクが断続動作を支援しないセルに設定される場合、SNRCは、断続動作の終了を知らせる断続指示者を含むアクティブセットアップデートメッセージを伝送する。ステップ2921で、UEは、SRNCにRRCメッセージであるアクティブセットアップデート完了メッセージを伝送する。UEは、断続動作が遂行される場合、新たな無線リンクとの送受信を開始して断続動作を保持する。
【0118】
図30は、本発明のさらに他の実施形態によるRNSAP/NBAPシグナリング過程及びTFCIを利用して、断続動作が行われる間のハンドオーバ過程を示す信号フロー図である。
【0119】
図30の過程を要約すれば、断続動作が行われる間、DRNCを通じて新たな無線リンクを設定しようとする場合、SRNCは、DRNCにRL追加要求またはRL追加要求メッセージを伝送する。このとき、前記メッセージは、断続情報である断続率及び断続方向などを伝送し、また、DRNCに断続動作が遂行されていることを知らせる断続指示者を伝送する。断続指示者を受信すると、Node Bは、断続情報、すなわち、断続率及び断続方向に基づいてデータの送受信を開始することができる。ハンドオーバのうち、断続動作を支援しないセルに新たな無線リンクを設定する場合、SRNCは、断続動作を終了する。従って、断続動作を終了するために、SRNCは断続指示者を使用することができる。ハンドオーバのうち断続動作を終了すると、SRNCは、Node Bに対応するシグナリングメッセージを伝送し、Node Bは、断続動作の終了のためのTFCIを伝送する。
【0120】
図30を参照して、前記断続動作の間のハンドオーバ過程を詳細に説明する。
【0121】
まず、ステップ3011で、SRNCは、DRNCを通じて新たな無線リンクの設定を決定した後、RNSAPメッセージであるRL追加要求メッセージをDRNCへ伝送する。前記SRNCは、断続動作が遂行されていることを知らせる断続指示者を含む前記メッセージを伝送する。このとき、前記メッセージに含まれた断続指示者は、断続動作がONまたはOFFであることを示す指示者である。ステップ3013で、DRNCは、SRNCから断続情報を受信すると、前記受信された情報をNode BへNBAPメッセージであるRL設定要求メッセージを利用して伝送する。このとき伝送される情報は前記断続指示者である。ステップ3015で、断続情報を受信すると、Node Bは、前記受信された情報を利用してUEとのデータの送受信を開始する。また、無線リンクが成功的に設定されると、Node Bは、NBAPメッセージであるRL設定応答メッセージをRNCに伝送する。ステップ3017で、DRNCがNode BからRL設定応答メッセージを受信した後、RNSAPメッセージであるRL追加応答メッセージをSRNCへ伝送する。ステップ3019で、SRNCが新たなセルに無線リンクを成功的に設定すると、RRCメッセージであるアクティブセットアップデートメッセージを伝送する。前記SRNCが断続動作を支援しないNode Bとの無線リンクの設定を試みた場合、SRNCは、断続終了過程を開始する。すなわち、前記SRNCは、Node BにRL再構成メッセージを伝送し、また、Node Bの断続動作を終了するためのTFCIを伝送する。ステップ3021で、UEは、SRNCにRRCメッセージであるアクティブセットアップデート完了メッセージを伝送する。UEは、断続動作が遂行される場合、新たな無線リンクとの送受信を開始して断続動作を保持する。
【0122】
図31は、本発明のさらに他の実施形態によるフレームプロトコルシグナリング過程及びTFCIを利用して、断続動作が行われる間のハンドオーバ過程を示す信号フロー図である。
【0123】
図31の過程を要約すれば、断続動作が行われる間、DRNCを通じて新たな無線リンクを設定しようとする場合、SRNCは、DRNCにRL追加要求またはRL追加要求メッセージを伝送する。このとき、前記メッセージは、断続情報である断続率及び断続方向などを伝送する。SRNCが無線リンクを設定しようとする場合、SRNCは、Node Bに断続指示者を含む断続シグナリング制御フレームを伝送して断続動作が遂行されていることをNode Bに通報する。断続指示者を受信すると、Node Bは、断続情報、すなわち、断続率及び断続方向に基づいてデータの送受信を開始することができる。ハンドオーバのうち、断続動作を支援しないセルに新たな無線リンクを設定する場合、SRNCは、断続動作を終了する。従って、断続動作を終了するために、SRNCは、断続シグナリング制御フレームを利用してNode Bに断続指示者を伝送し、前記Node Bは、断続動作の終了のためのTFCIを伝送する。
【0124】
図31を参照して、前記断続動作の間のハンドオーバ過程を詳細に説明する。
【0125】
まず、ステップ3111で、SRNCは、DRNCを通じて新たな無線リンクの設定を決定した後、RNSAPメッセージであるRL追加要求メッセージをDRNCへ伝送する。ステップ3113で、SRNCから断続情報を受信した場合、DRNCは、NBAPメッセージであるRL設定要求メッセージを利用して、前記受信された情報をNode Bへ伝送する。ステップ3115で、無線リンクが成功的に設定されると、Node Bは、NBAPメッセージであるRL設定応答メッセージをRNCに伝送する。Node Bは、UEからのデータの受信を開始することができる。ステップ3117で、Node BからRL設定応答メッセージを受信した後、DRNCは、SRNCにRNSAPメッセージであるRL追加応答メッセージを伝送する。ステップ3119で、SRNCは、Node Bに断続動作が遂行されていることを知らせる断続シグナリング制御フレームを伝送する。前記断続シグナリング制御フレームに含まれた情報は、断続動作が遂行されていることを知らせる断続指示者を含む。前記情報を受信すると、Node Bは、前記受信した断続情報を利用してデータの送受信を遂行する。ステップ3121で、新たなセルに無線リンクを成功的に設定した場合、SRNCは、RRCメッセージであるアクティブセットアップデートメッセージを伝送する。SRNCが断続動作を支援しないNode Bとの無線リンクの設定を試みた場合、SRNCは、断続終了過程を開始する。すなわち、Node BにRL再構成メッセージを伝送し、また、Node Bの断続動作を終了するためのTFCIを伝送する。ステップ3123で、UEは、SRNCにRRCメッセージであるアクティブセットアップデート完了メッセージを伝送する。UEは、新たな無線リンクとの送受信を開始して、断続動作が遂行されると、断続動作を保持する。
【0126】
図32は、本発明のさらに他の実施形態によるフレームプロトコルで使用される断続シグナリング制御フレームの構造を示す。前記断続シグナリング制御フレームは、時間情報を示すCFN、断続動作の開始または終了を知らせる断続指示者で構成される。
【0127】
前述の如く、本発明の詳細な説明では具体的な実施形態を参照して詳細に説明してきたが、本発明の範囲は前記実施形態によって限られるべきではなく、本発明の範囲内で様々な変形が可能であるということは、当該技術分野における通常の知識を持つ者には明らかである。
【0128】
【発明の効果】
以上述べてきたように、本発明は、次のような利点を有する。
【0129】
一番目に、ダウンリンク物理共通チャンネル及び専用物理チャンネルが相互連結される場合、前記専用物理チャンネルの専用物理制御チャンネルを断続して前記ダウンリンク物理共通チャンネルを使用するUEの数を増加させ、これにより、前記ダウンリンク物理共通チャンネルの資源効率性を増加させる。従って、単位時間の当たりダウンリンク物理共通チャンネルを通じて伝送されるデータ量を増加させる。
【0130】
二番目に、前記専用物理チャンネルの特定のTFCIシンボルを利用して断続開始及び断続終了を命令することにより、断続開始及び終了動作に必要な遅延時間を減少させることができる。すなわち、上位階層を通じないで物理階層で断続動作を直接遂行することができるので、上位階層メッセージを利用して断続開始及び断続終了の命令を伝送する場合に比べて断続開始及び断続終了の動作に必要な遅延時間を減少させる。
【0131】
三番目に、前記物理階層で断続開始及び終了動作を直接遂行することができるので、RNCとUEとの間の制御信号の交換は不要であり、従って、遅延時間が発生しない。そこで、Node B/RNCシステムの複雑度を減少させ、システム効率を向上させる。
【0132】
四番目に、専用物理制御チャンネルの断続動作の間伝送電力を制御してデータを伝送する場合、その伝送データの品質劣化を防止することができる。また、断続動作から正常動作への遷移のとき、電力制御ループを迅速に復旧することにより、断続動作による伝送データの品質劣化を防止することができる。
【0133】
五番目に、専用物理制御チャンネルに対する断続動作を遂行するUEが前記専用物理制御チャンネルに対する断続動作の終了を直接要求することができるので、UEの状況に応じて断続動作を適応的に遂行することができる。
【0134】
六番目に、断続動作の開始及び終了のためのメッセージプロトコルを提供して階層間の断続動作の開始及び終了制御によるインタフェースを提供することができる。
【0135】
七番目に、使用者プレーンを通じて断続動作の開始及び終了に関連する断続シグナリングを高信頼性で伝送することができ、また、断続シグナリングの伝送速度を向上させて断続動作の適応性を増加させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 移動通信システムのダウンリンク専用物理チャンネルの構造を示す図である。
【図2】 移動通信システムのアップリンク専用物理チャンネルの構造を示す図である。
【図3】 移動通信システムのダウンリンク物理共通チャンネルの構造を示す図である。
【図4】 移動通信システムの専用物理チャンネルのTFCIの構造を示す図である。
【図5】 移動通信システムでダウンリンク物理共通チャンネル及びダウンリンク専用物理チャンネルの連結構造を示す図である。
【図6】 本発明の一実施形態による断続開始命令による専用物理制御チャンネルの断続開始時点を示す図である。
【図7】 本発明の他の実施形態による断続開始命令の伝送誤りによる専用物理制御チャンネルの断続開始時点を示す図である。
【図8】 本発明のさらに他の実施形態によるUTRANの断続開始過程を示すフローチャートである。
【図9】 本発明のさらに他の実施形態によるUEの断続開始過程を示すフローチャートである。
【図10】 本発明の第1実施形態による断続終了命令によって発生する専用物理制御チャンネルの断続終了開始時点を示す図である。
【図11】 図10の断続終了命令によるUTRANの断続終了過程を示すフローチャートである。
【図12】 図10の断続終了命令によるUEの断続終了過程を示すフローチャートである。
【図13】 本発明の第2実施形態による断続終了命令による専用物理制御チャンネルの断続終了開始時点を示す図である。
【図14】 図13の断続終了命令によるUTRANの断続終了過程を示すフローチャートである。
【図15】 図13の断続終了命令によるUEの断続終了過程を示すフローチャートである。
【図16】 本発明の第3実施形態による断続終了命令による専用物理制御チャンネルの断続終了開始時点を示す図である。
【図17】 図16の断続終了命令誤りを克服するための専用物理制御チャンネルの断続終了開始時点を示す図である。
【図18】 図16の断続終了命令によるUTRANの断続終了過程を示すフローチャートである。
【図19】 図16の断続終了命令によるUEの断続終了過程を示すフローチャートである。
【図20】 本発明のさらに他の実施形態によるUEの断続終了要求過程を示すフローチャートである。
【図21】 本発明のさらに他の実施形態によるUTRANの断続終了過程を示すフローチャートである。
【図22】 図21のUTRANの断続終了過程に対応するUEの断続終了過程を示すフローチャートである。
【図23】 本発明のさらに他の実施形態による断続開始/終了状態遷移図である。
【図24】 本発明のさらに他の実施形態による断続開始動作の間無線リンク設定過程を示す信号フロー図である。
【図25】 本発明のさらに他の実施形態によるRNSAP/NBAPシグナリングメッセージ及びRRCシグナリングメッセージを利用して断続動作の開始及び終了を遂行する過程を示す信号フロー図である。
【図26】 本発明のさらに他の実施形態によるRNSAP/NBAPシグナリングメッセージ及びTFCIを利用して断続動作の開始及び終了を遂行する過程を示す信号フロー図である。
【図27】 本発明のさらに他の実施形態によるフレームプロトコル及びTFCIを利用して断続動作の開始及び終了を遂行する過程を示す信号フロー図である。
【図28】 本発明のさらに他の実施形態による使用者プレーンを通じて断続シグナリングを伝送する過程を示すフロー図である。
【図29】 本発明のさらに他の実施形態によるRNSAP及びNBAPシグナリングメッセージ及びRRCシグナリングメッセージを利用して断続動作を遂行するハンドオーバ過程を示す信号フロー図である。
【図30】 本発明のさらに他の実施形態によるRNSAP/NBAPシグナリング過程及びTFCIを利用して断続動作を遂行する間ハンドオーバ過程を示す信号フロー図である。
【図31】 本発明のさらに他の実施形態によるフレームプロトコルシグナリング過程及びTFCIを利用して断続動作を遂行する間ハンドオーバ過程を示す信号フロー図である。
【図32】 本発明のさらに他の実施形態によるフレームプロトコルで使用される断続シグナリング制御フレームの構造を示す図である。

Claims (53)

  1. 多数のUE(User Equipment)に共有されてデータを伝送するダウンリンク物理共通チャンネル、前記ダウンリンク物理共通チャンネルと連動して制御データを伝送する専用物理制御チャンネル、及び使用者データを伝送する専用物理データチャンネルを有するUTRAN(UMTS(Universal Mobile Terrestrial System)での専用物理制御チャンネルを断続する装置において、
    設定時間の間、前記ダウンリンク物理共通チャンネル及び専用物理データチャンネルを通じて伝送されるデータが存在しない場合、前記専用物理制御チャンネルに対する断続開始要求を発生し、前記専用物理制御チャンネルを断続するうち、前記ダウンリンク物理共通チャンネルを通じて伝送されるデータが発生する場合断続終了要求を発生し、前記断続開始または断続終了要求によってそれぞれ断続動作を開始または終了する断続開始命令または断続終了命令を生成する断続命令生成器と、
    前記生成された断続開始命令または断続終了命令を前記専用物理制御チャンネルの特定の伝送フォーマット組合せ表示シンボルに挿入して該当UEへ伝送する送信器と
    を含むことを特徴とする装置。
  2. 前記断続開始命令または断続終了命令を含む伝送フォーマット組合せ表示シンボルの伝送電力を正常動作の間伝送フォーマット組合せ表示シンボルの伝送電力より設定値以上大きく設定する制御器をさらに備えることを特徴とする請求項1記載の装置。
  3. 前記制御器は、断続開始命令または断続終了命令を含む前記特定の伝送フォーマット組合せ表示シンボルを1個以上のフレームの間反復して伝送することを特徴とする請求項2記載の装置。
  4. 前記制御器は、前記断続開始命令を含む伝送フォーマット組合せ表示シンボルを伝送した後、予め設定された断続開始実行時間になると断続動作を開始することを特徴とする請求項2記載の装置。
  5. 前記制御器は、前記反復して伝送される断続開始命令のうち、最初の断続開始命令を伝送するとき断続動作を開始することを特徴とする請求項3記載の装置。
  6. 前記制御器は、前記最初の断続開始命令を伝送した後予め設定された断続開始実行時間になると断続動作を開始することを特徴とする請求項5記載の装置。
  7. 前記伝送フォーマット組合せ表示シンボルは、ダウンリンク物理共通チャンネルの伝送フォーマット組合せ表示シンボルであることを特徴とする請求項1記載の装置。
  8. 前記特定の伝送フォーマット組合せ表示シンボルは、専用物理データチャンネルの伝送フォーマット組合せ表示シンボルであることを特徴とする請求項1記載の装置。
  9. 前記制御器は、前記断続動作の間予め設定されたフレーム周期単位で前記特定の伝送フォーマット組合せ表示シンボルを通じて断続開始命令を伝送することを特徴とする請求項4記載の装置。
  10. 前記制御器は、前記断続動作の間予め設定されたフレーム周期単位で前記特定の伝送フォーマット組合せ表示シンボルを通じて断続開始命令を前記該当UEへ伝送することを特徴とする請求項5記載の装置。
  11. 前記制御器は、前記ダウンリンク物理共通チャンネルを通じて伝送する信号の伝送電力を前記伝送フォーマット組合せ表示シンボルの伝送電力を増加させて伝送するフレーム数より1個のフレームが少ないフレームの間のみ、正常の伝送電力より設定値以上大きく設定することを特徴とする請求項3記載の装置。
  12. 前記制御器は、前記多数のフレームのうち最初フレームで前記伝送フォーマット組合せ表示シンボルの伝送電力を設定値以上大きく設定して伝送した後、電力制御ループを復旧することを特徴とする請求項11記載の装置。
  13. 前記多数のフレームのうち最初フレームで前記伝送フォーマット組合せ表示シンボルの伝送電力を設定値以上大きく設定して伝送した後、電力制御ループ復旧区間に対する電力制御単位を正常の動作区間で電力制御命令に対応する伝送電力より大きく設定することを特徴とする請求項11記載の装置。
  14. 前記電力制御ループ復旧区間は、前記断続動作から正常動作へ遷移する過程で発生する区間であることを特徴とする請求項13記載の装置。
  15. 前記電力制御ループが復旧すると、前記電力制御単位を正常動作区間と同一に設定することを特徴とする請求項12記載の装置。
  16. 前記送信器は、前記断続終了命令を含む伝送フォーマット組合せ表示シンボルの伝送電力を正常動作のときのフレームエラー率と同一のフレームエラー率が保持されるように増加させることを特徴とする請求項1記載の装置。
  17. ダウンリンク物理共通チャンネルを共有し、制御データを受信する専用物理制御チャンネル及び使用者データを受信する専用物理データチャンネルを有するUEでの専用物理制御チャンネルを断続する装置において、
    専用物理制御チャンネル信号を受信する専用物理制御チャンネル受信器と、
    前記受信した専用物理制御チャンネル信号の伝送フォーマット組合せ表示シンボルを分析して前記伝送フォーマット組合せ表示シンボルが前記専用物理制御チャンネルの断続開始命令を含む場合、前記専用物理制御チャンネルに対する断続を開始し、前記伝送フォーマット組合せ表示シンボルが断続終了命令を含む場合、前記専用物理制御チャンネルに対する断続を終了する断続制御器と
    を含むことを特徴とする装置。
  18. 前記断続制御器は、前記断続開始命令を検出した後予め設定された断続開始実行時間になると断続を開始することを特徴とする請求項17記載の装置。
  19. 前記伝送フォーマット組合せ表示シンボルは、前記ダウンリンク物理共通チャンネルの伝送フォーマット組合せ表示シンボルであることを特徴とする請求項17記載の装置。
  20. 前記伝送フォーマット組合せ表示シンボルは、前記専用物理データチャンネルの伝送フォーマット組合せ表示シンボルであることを特徴とする請求項17記載の装置。
  21. 前記断続終了命令は、次のフレームに前記ダウンリンク物理共通チャンネルを通じて受信するデータの存在を示すことを特徴とする請求項17記載の装置。
  22. 前記断続制御器は、断続終了動作を開始した後、電力制御ループ復旧区間で電力制御単位を正常動作のときの電力制御単位より大きくなるように増加させることを特徴とする請求項17記載の装置。
  23. 前記断続制御器は、前記断続終了動作を開始した後、前記電力制御ループが復旧される場合、前記電力制御単位を正常動作のときと同一に設定することを特徴とする請求項22記載の装置。
  24. ダウンリンク物理共通チャンネルを共有し、制御データを受信する専用物理制御チャンネル及び使用者データを受信する専用物理データチャンネルを有するUEでの専用物理制御チャンネルを断続する装置において、
    前記専用物理制御チャンネルを断続するうち、ダウンリンク物理共通チャンネル信号を受信するダウンリンク物理共通チャンネル受信器と、
    前記受信したダウンリンク物理共通チャンネル信号が受信されるデータの存在を示す場合、前記専用物理制御チャンネルに対する断続を終了する断続制御器とからなることを特徴とする装置。
  25. 多数のUE(User Equipment)に共有されてデータを伝送するダウンリンク物理共通チャンネル、前記ダウンリンク物理共通チャンネルと連動して制御データを伝送する専用物理制御チャンネル、及び使用者データを伝送する専用物理データチャンネルを有するUTRANでの専用物理制御チャンネルを断続する方法において、
    設定時間の間、前記ダウンリンク物理共通チャンネル及び専用物理データチャンネルを通じて伝送されるデータが存在しない場合、前記専用物理制御チャンネルに対する断続開始要求を発生し、前記専用物理制御チャンネルを断続するうち、前記ダウンリンク物理共通チャンネルを通じて伝送されるデータが発生する場合断続終了要求を発生し、前記断続開始または断続終了要求によってそれぞれ断続動作を開始または終了する断続開始命令または断続終了命令を生成するステップと、
    前記生成された断続開始命令または断続終了命令を前記専用物理制御チャンネルの特定の伝送フォーマット組合せ表示シンボルに挿入して該当UEへ伝送するステップと
    からなることを特徴とする方法。
  26. 前記断続開始命令または断続終了命令を含む伝送フォーマット組合せ表示シンボルの伝送電力を正常動作の間の伝送フォーマット組合せ表示シンボルの伝送電力より設定値以上大きく設定することを特徴とする請求項25記載の方法。
  27. 前記特定の伝送フォーマット組合せ表示シンボルに挿入される前記断続開始命令または断続終了命令は、多数のフレームの間反復して伝送することを特徴とする請求項25記載の方法。
  28. 前記断続開始命令を含む伝送フォーマット組合せ表示シンボルを伝送した後、予め設定された断続開始実行時間になると断続を開始するステップをさらに備えることを特徴とする請求項25記載の方法。
  29. 前記反復して伝送する断続開始命令のうち最初の断続開始命令を伝送する時点で断続動作を開始するステップとをさらに備えることを特徴とする請求項25記載の方法。
  30. 前記最初の断続開始命令を伝送した後、予め設定された断続開始実行時間になると断続動作を開始するステップをさらに備えることを特徴とする請求項29記載の方法。
  31. 前記伝送フォーマット組合せ表示シンボルは、前記ダウンリンク物理共通チャンネルの伝送フォーマット組合せ表示シンボルであることを特徴とする請求項25記載の方法。
  32. 前記特定の伝送フォーマット組合せ表示シンボルは、前記専用物理データチャンネルの伝送フォーマット組合せ表示シンボルであることを特徴とする請求項25記載の方法。
  33. 前記断続動作の間予め設定されたフレーム周期単位で前記特定の伝送フォーマット組合せ表示シンボルを通じて断続開始命令を伝送するステップをさらに備えることを特徴とする請求項32記載の方法。
  34. 前記断続動作の間予め設定されたフレーム周期単位で前記特定の伝送フォーマット組合せ表示シンボルを通じて断続開始命令を伝送するステップをさらに備えることを特徴とする請求項29記載の方法。
  35. 前記ダウンリンク物理共通チャンネルを通じて伝送する信号の伝送電力を前記伝送フォーマット組合せ表示シンボルの伝送電力を増加させて伝送するフレーム数より1個のフレームが少ないフレームの間のみ、正常の伝送電力より設定値以上大きく設定するステップをさらに備えることを特徴とする請求項27記載の方法。
  36. 前記多数のフレームのうち最初フレームで前記伝送フォーマット組合せ表示シンボルの伝送電力を設定値以上大きく設定して伝送した後、電力制御ループを復旧するステップをさらに備えることを特徴とする請求項35記載の方法。
  37. 前記多数のフレームのうち最初フレームで前記伝送フォーマット組合せ表示シンボルの伝送電力を設定値以上大きく設定して伝送した後、電力制御ループ復旧区間に対する電力制御単位を正常の動作区間で電力制御命令に対応する伝送電力より大きく設定することを特徴とする請求項35記載の方法。
  38. 前記電力制御ループ復旧区間は、前記断続動作から正常動作へ遷移する過程で発生する区間であることを特徴とする請求項37記載の方法。
  39. 前記電力制御ループが復旧すると、前記電力制御単位を正常動作区間と同一に設定することを特徴とする請求項38記載の方法。
  40. 前記断続終了命令を含む伝送フォーマット組合せ表示シンボルの伝送電力を正常動作のときのフレームエラー率と同一のフレームエラー率が保持されるように増加させることを特徴とする請求項25記載の方法。
  41. ダウンリンク物理共通チャンネルを共有し、制御データを受信する専用物理制御チャンネル及び使用者データを受信する専用物理データチャンネルを有するUEでの専用物理制御チャンネルを断続する方法において、
    専用物理制御チャンネル信号を受信するステップと、
    前記受信した専用物理制御チャンネル信号の伝送フォーマット組合せ表示シンボルが前記専用物理制御チャンネルの断続開始命令または断続終了命令を示す場合、前記断続開始命令または断続終了命令によって前記専用物理制御チャンネルに対する断続開始動作または断続終了動作を遂行するステップと
    からなることを特徴とする方法。
  42. 前記専用物理制御チャンネルに対する断続動作は、前記断続開始命令を検出した後、予め設定された断続開始実行時間になると断続を開始することを特徴とする請求項41記載の方法。
  43. 前記伝送フォーマット組合せ表示シンボルは、前記ダウンリンク物理共通チャンネルの伝送フォーマット組合せ表示シンボルであることを特徴とする請求項41記載の方法。
  44. 前記伝送フォーマット組合せ表示シンボルは、前記専用物理データチャンネルの伝送フォーマット組合せ表示シンボルであることを特徴とする請求項41記載の方法。
  45. 前記断続終了命令は、次のフレームで前記ダウンリンク物理共通チャンネルを通じて受信されるデータの存在を示すことを特徴とする請求項41記載の方法。
  46. 前記断続終了動作を開始した後、電力制御ループ復旧区間で電力制御単位を正常動作のときの電力制御単位より大きくなるように増加させるステップをさらに備えることを特徴とする請求項41記載の方法。
  47. 前記断続終了動作を開始した後、前記電力制御ループが復旧される場合、前記電力制御単位を正常動作のときと同一に設定するステップをさらに備えることを特徴とする請求項46記載の方法。
  48. ダウンリンク物理共通チャンネルを共有し、制御データを受信する専用物理制御チャンネルを有するUEでの専用物理制御チャンネルを断続する方法において、
    前記専用物理制御チャンネルを断続するうち、ダウンリンク物理共通チャンネル信号を受信するステップと、
    前記受信したダウンリンク物理共通チャンネル信号が受信されるデータの存在を示す場合、前記専用物理制御チャンネルに対する断続を終了するステップと
    からなることを特徴とする方法。
  49. 無線ネットワーク制御器と、前記無線ネットワーク制御器に連結され、多数のUEに共有されてデータを伝送するダウンリンク物理共通チャンネルを有するNode Bと、前記ダウンリンク物理共通チャンネルと連動して制御データを伝送する専用物理制御チャンネル及び使用者データを伝送する専用物理データチャンネルを有する移動通信システムでの専用物理制御チャンネルを断続する方法において、
    前記無線ネットワーク制御器が設定時間の間、前記ダウンリンク物理共通チャンネル及び専用物理データチャンネルを通じて伝送されるデータが存在しない場合、前記専用物理制御チャンネルに対する断続動作の開始を示す断続指示者を含む断続メッセージを使用者プレーンを通じてNode Bへ伝送し、前記専用物理制御チャンネルに対する断続動作を遂行するうち、前記ダウンリンク物理共通チャンネルを通じて伝送されるデータが発生する場合、断続動作の終了を示す断続指示者を含む断続メッセージを伝送するステップと、
    前記断続メッセージを受信したNode Bは、前記UEが予め設定された時間に断続開始または断続終了を遂行するように前記断続指示者を含むRRCシグナリングメッセージを前記UEへ伝送するステップと
    からなることを特徴とする方法。
  50. 前記基地局は、前記断続動作の開始または終了を示す断続指示者を特定のチャンネルの伝送フォーマット組合せ表示にマッピングして前記Node Bから前記UEへ伝送するステップをさらに備えることを特徴とする請求項49記載の方法。
  51. 無線ネットワーク制御器と、前記無線ネットワーク制御器に連結され、多数のUEに共有されてデータを伝送するダウンリンク物理共通チャンネルを有するNode Bと、前記ダウンリンク物理共通チャンネルと連動して制御データを伝送する専用物理制御チャンネル及び使用者データを伝送する専用物理データチャンネルを有する移動通信システムでの専用物理制御チャンネルを断続する方法において、
    前記無線ネットワーク制御器が前記専用物理制御チャンネルに対して断続動作を遂行するUEがハンドオフを感知すると、前記断続動作を遂行していることを示す断続指示者とともに新たな無線リンクの設定を要求する断続メッセージをNode Bへ伝送するステップと、
    前記断続メッセージを受信したNode Bは、前記断続指示者によって該当UEとハンドオフデータを送受信し、新たな無線リンクが設定されたことを前記無線ネットワーク制御器へ報告するステップと、
    前記新たな無線リンクが設定されたことを示す情報を受信すると、無線ネットワーク制御器で前記新たな無線リンクを通じてUEと断続動作を保持するステップと
    からなることを特徴とする方法。
  52. 前記断続メッセージを受信すると、Node Bは、前記断続メッセージが正常的に受信されたことを示す応答メッセージを前記無線ネットワーク制御器へ伝送するステップをさらに備えることを特徴とする請求項51記載の方法。
  53. 前記無線ネットワーク制御器は、前記断続メッセージを伝送した後、予め設定された時間の間前記応答メッセージが受信されない場合、前記断続メッセージを前記Node Bへ再伝送するステップをさらに備えることを特徴とする請求項52記載の方法。
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