JP5551275B2 - 状態/モード伝送のための方法および装置 - Google Patents
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Description
本願は、米国仮特許出願第61/303,224号(2010年月2日10出願)の利益を主張し、この出願は、その全体が参照することによって本明細書に援用される。
本開示は、ユーザ機器(UE)または他のワイヤレスあるいはモバイルデバイスと、ワイヤレスネットワークとの間の無線リソース制御に関し、具体的には、例えば、ユニバーサルモバイルテレコミュニケーションシステム(Universal Mobile Telecommunication Systems/UMTS)ネットワーク等のワイヤレスネットワークにおいて、動作の状態とモードとの間で遷移するステップに関する。
CELL−DCH:データを交換するために、この状態においてアップリンクおよびダウンリンクで専用チャネルがUEに割り当てられる。UEは、3GPP 25.331で概説されるようなアクションを行わなければならない。
CELL_FACH:この状態において、いずれの専用チャネルもユーザ機器に割り当てられない。その代わり、少量の集中的データを交換するために共通チャネルが使用される。UEは、3GPP TS 25.304で定義されるようなセル選択プロセスを含む、3GPP 25.331で概説されるようなアクションを行わなければならない。
CELL_PCH:UEは、ページングインジケータチャネル(Paging Indicator Channel/PICH)を介してブロードキャストメッセージおよびページを監視するために、不連続受信(Discontinuous Reception/DRX)を使用する。いずれのアップリンクアクティビティも可能ではない。UEは、3GPP TS 25.304で定義されるようなセル選択プロセスを含む、3GPP 25.331で概説されるようなアクションを行わなければならない。UEは、セル再選択後に、セル更新プロシージャを行わなければならない。
URA_PCH:UEは、ページングインジケータチャネル(Paging Indicator Channel/PICH)を介してブロードキャストメッセージおよびページを監視するために、不連続受信(Discontinuous Reception/DRX)を使用する。いずれのアップリンクアクティビティも可能ではない。UEは、3GPP TS 25.304で定義されるようなセル選択プロセスを含む、3GPP 25.331で概説されるようなアクションを行わなければならない。この状態は、URA更新プロシージャがUTRAN登録エリア(UTRAN Registration Area/URA)の再選択を介してのみ誘起されることを除いて、CELL_PCHと同様である。
本発明はさらに、例えば、以下を提供する。
(項目1)
ユーザ機器(UE)によって実行される方法であって、該方法は、
該ユーザ機器において、少なくとも1つの無線リソース制御(RRC)状態にある間、1つの原因の設定を有する指示メッセージが該UEによって既にいくつ送信されたかについてのカウントを維持することと、
該少なくとも1つのRRC状態からアイドルモードに入ることと、
該少なくとも1つのRRC状態からアイドルモードに入ることに応じて、該カウントをリセットすることと
を含む、方法
(項目2)
前記少なくとも1つのRRC状態は、RRCコネクトモードにおける状態を含む、項目1に記載の方法。
(項目3)
前記指示メッセージは、シグナリングコネクション解放指示メッセージを含む、項目1および2のいずれか一項に記載の方法。
(項目4)
前記カウントにおける前記指示メッセージは各々、「UEがPSデータセッション終了を要求した」に設定される原因を有する、項目1〜3のいずれか一項に記載の方法。
(項目5)
前記原因は、「UEがPSデータセッション終了を要求した」に設定される、項目1
〜4のいずれか一項に記載の方法。
(項目6)
前記少なくとも1つのRRC状態は、CELL_PCH状態またはURA_PCH状態を含む、項目1〜5のいずれか一項に記載の方法。
(項目7)
カウントを維持することは、カウンタを使用することを含む、項目1〜6のいずれか一項に記載の方法。
(項目8)
指示メッセージを処理するように構成されるユーザ機器(UE)であって、該ユーザ機器は、
少なくとも1つの無線リソース制御(RRC)状態にある間、1つの原因の設定を有する指示メッセージが該UEによって既にいくつ送信されたかについてのカウントを維持することと、
該少なくとも1つのRRC状態からアイドルモードに入ることと、
該少なくとも1つのRRC状態からアイドルモードに入ることに応じて、該カウントをリセットすることと
を行うように構成される、ユーザ機器。
(項目9)
前記少なくとも1つのRRC状態は、RRCコネクトモードにおける状態を含む、項目8に記載のユーザ機器。
(項目10)
前記指示メッセージは、シグナリングコネクション解放指示メッセージを含む、項目8および9のいずれか一項に記載のユーザ機器。
(項目11)
前記カウントにおける前記指示メッセージは各々、「UEがPSデータセッション終了を要求した」に設定される原因を有する、項目8〜10のいずれか一項に記載のユーザ機器。
(項目12)
前記原因は、「UEがPSデータセッション終了を要求した」に設定される、項目8
〜11のいずれか一項に記載のユーザ機器。
(項目13)
前記少なくとも1つのRRC状態は、CELL_PCH状態またはURA_PCH状態を含む、項目8〜12のいずれか一項に記載のユーザ機器。
(項目14)
前記カウントを維持するためのカウンタをさらに含む、項目8〜13のいずれか一項に記載のユーザ機器。
このメッセージは、継続中のCSドメインデータ転送がないことをUEが決定し、そのPSデータ転送を完了したことをUTRANに知らせるために、UEによって使用される。
RLC−SAP:AM
論理チャネル:DCCH
方向:UE→UTRAN
10.2.48.8.6 システム情報ブロックタイプ3;
10.2.48.8.7 システム情報ブロックタイプ4;
10.2.1 アクティブセット更新;
10.2.8 セル更新確認;
10.2.16a UTRANコマンドへのハンドオーバ;
10.2.22 物理チャネル再構成;
10.2.27 無線ベアラ再構成;
10.2.30 無線ベアラ解放;
10.2.33 無線ベアラ設定;
10.2.40 RRCコネクション設定;
10.2.50 輸送チャネル再構成。
速度適応アルゴリズム(ステップの周期性/ステップサイズ);
初期許可無線ベアラ;
最大許可無線ベアラ;
呼設定時間の最小化(トラフィック量測定等の不必要なステップの回避)、およびエアインターフェース(GPRS/EDGE/UMTS/HSDPA/HSUPA/LTE等)。
前述のように、UEが、それによって、その現在のRRC状態に遷移し得る種々の機構が存在する。遷移の開始は、例えば、観察された非アクティビティの結果として、ネットワークによって全体的に駆動されてもよい。この実施例において、ネットワークは、RRC状態のそれぞれに対して、非アクティビティタイマを維持する。UEの現在のRRC状態に対する非アクティビティタイマが終了する場合、ネットワークは、RRC再構成メッセージを送信し、UEを異なる状態に遷移させるであろう。代替として、遷移の開始は、前述のように、遷移指示機構を使用して(例えば、遷移指示メッセージの使用によって)、UEによって駆動されてもよい。ネットワークは、RRC状態機械の制御を有するため、この場合、UEは、現在のRRC状態を維持する必要はないことの指示をネットワークに送信し、低バッテリ消耗性RRC状態に遷移することを要求することができる。
いくつかの実施形態において、UEが、遷移指示が以前に伝送されている結果、その現在の状態にある場合、UEは、この現在の状態にある間、いかなるさらなる遷移指示も伝送することを禁止される。
いくつかの実施形態において、UEが、遷移指示が以前に伝送されている結果としてその現在の状態にある場合、UEは、ネットワークが、UEをこの同じ現在の状態に維持する間、所定の最大数を超えるいかなるさらなる遷移指示も伝送することが禁止される。いくつかの実施形態において、所定数は、UE内でハードコードされる。他の実施形態において、所定数は、ネットワークによって構成され、UEが、異なるネットワーク間を移動することに伴って変更を被る。ネットワーク構成は、例えば、直接基地局へのシグナリングメッセージを使用して、またはブロードキャストメッセージの一部として、生じてもよい。
いくつかの実施形態において、UEは、ネットワークが、UEをその同じ現在の状態に維持する間、所定の最大数を超えるいかなる遷移指示も伝送することが禁止される。いくつかの実施形態において、所定の数は、UE上にハードコードされる。他の実施形態において、所定の数は、ネットワークによって構成され、基地局が異なるネットワーク間を移動することに伴って変更を被る。ネットワーク構成は、例えば、基地局への直接シグナリングメッセージを使用して、またはブロードキャストメッセージの一部として、生じてもよい。
a)コネクト→アイドル;
b)アイドル→コネクト;
c)遷移が、
−UEが、RB3以上で伝送するためのアップリンクRLCデータPDUまたはアップリンクRLC制御PDUを有すること、または
−UEが、3GPP TS 25.331の第8.1.2.3項に規定のセル更新プロシージャを開始するための条件を満たすPAGING TYPE 1メッセージを受信したこと
によって生じさせられる場合に、
CELL−PCHまたはURA−PCH→CELL_FACHまたはCELL_DCH.
いくつかの実施形態において、状態遷移は、上記c)に列挙されたものよりもむしろコネクトモードにある間、カウンタをリセットしない。
1)遷移指示の伝送を可能にする前提条件は、以前の状態遷移が、UEが以前に遷移指示を伝送した結果であってはならないことである。この前提条件は、前提条件の充足のみだけによって、必ずしも、UEが、遷移指示の伝送を可能となり得ないように、他の前提条件または禁止事項と組み合わせることができる。
2)遷移指示の伝送を可能にする前提条件は、以前の状態遷移が、UEが以前に遷移指示を伝送した結果である場合、規定数以下の遷移指示が、UEによって伝送されていることである。この前提条件は、前提条件の充足のみだけによって、必ずしも、UEが、遷移指示の伝送を可能となり得ないように、他の前提条件または禁止事項と組み合わせることができる。
3)以前の状態遷移が、UEが以前に遷移指示を伝送した結果である場合、遷移指示の伝送を禁止する。これは、前述の1)に論理的に匹敵する。この禁止事項は、禁止事項がトリガされない場合、それだけによって、必ずしも、UEが、遷移指示の伝送を可能となり得ないように、他の前提条件または禁止事項と組み合わせることができる。
4)以前の状態遷移が、UEが以前に遷移指示を伝送した結果である場合、規定数の遷移指示以上の伝送を禁止する。これは、前述の2)に論理的に匹敵する。この禁止事項は、禁止事項がトリガされない場合、それだけによって、必ずしも、UEが、遷移指示の伝送を可能となり得ないように、他の前提条件または禁止事項と組み合わせることができる。
5)以前の状態遷移が、UE駆動ではない場合、遷移指示の伝送を可能にする。
6)以前の状態遷移が、UEが以前に遷移指示を伝送した結果である場合、規定数の遷移指示までのみの伝送を可能にする。
7)あるRRC状態に対して、規定数の遷移指示までのみの伝送を可能にする。
前述のように、状態遷移ベースの前提条件または禁止事項は、他の前提条件または禁止事項と組み合わせることができる。以前に遷移指示を送信した後の一定時間周期の間、UEが遷移指示を送信することを禁止する、実施形態が前述されている。いくつかの実施形態において、この禁止事項は、前述の状態遷移ベースの禁止事項/前提条件と組み合わせられる。
以前の状態遷移は、UEが以前に遷移指示を伝送した結果?遷移指示の伝送を禁止する、またはUEが以前に遷移指示を伝送した結果の以前の遷移に続いて、規定数を超える遷移指示の伝送を禁止する。
禁止タイマ作動中?遷移指示の伝送を禁止する。
禁止タイマが作動中であって、UEが以前に遷移指示を伝送した結果である状態遷移に続いて、規定数未満の遷移指示が伝送されている場合、遷移指示の伝送を可能にする。
UEは、現在の状態がUEによる遷移指示の以前の伝送の結果であるか否かの指示を維持するための機構を有する。この指示は、いくつかの実施例を挙げると、UEの一部を形成するプロセッサ、またはハードウェア内に実装されたスイッチによってアクセス可能なUE上のメモリ内に記憶された以前の状態遷移原因値であることができる。具体的実施例では、以前の状態遷移原因は、以前の状態遷移UEが以前に遷移指示を伝送した結果であることを示す、第1の値(「1」または「0」)、そうでなければ、第2の値(「0」または「1」)である、単一ビットである。
UEは、現在の状態が、UEによる遷移指示の以前の伝送の結果であるか否かを決定するための機構を有する。
1)遷移指示(または、特定の原因値を伴う遷移指示)を伝送する。
2)遷移指示を伝送する規定の時間間隔内に、遷移指示と一致しない状態遷移が生じる場合、状態遷移がUEが以前に遷移指示を伝送した結果であると査定し、そうでなければ、状態遷移がUEが以前に遷移指示を伝送した結果以外であると査定する。
UEが、RRC再構成メッセージをネットワークから受信する場合、この再構成の受信に先立って、原因値「UEがPSデータセッション終了を要求した」を伴うSCRIメッセージを送信したか否かを決定することができる。
図1の状態図を参照すると、UEは、最初、Cell_DCH状態122にあると想定される。その後、UEは、例えば、送信するためのデータが存在しないとの決定に応じて、遷移指示を伝送する。それに応答して、ネットワークは、遷移指示を肯定応答し、UEをURA_PCHに遷移させる。いくつかの実施形態において、これは、直接状態遷移である。他の実施形態において、これは、Cell_FACH状態を介した間接状態遷移である。その後、UEは、別の遷移指示を送信することが不可能である。
いくつかの実施形態において、UEが、遷移指示を送信し、肯定応答されたたが、ネットワークが、固定時間周期内に、RRC再構成を送信しない場合、UEは、現在、ネットワークがその状態に留まることを所望している状態にあると想定する。いくつかの実施形態において、このイベントのシーケンスの発生に応じて、UEは、遷移指示の伝送を禁止されるが、現在の状態は、必ずしも、UEが以前に遷移指示を伝送した結果でなくてもよい。
いくつかの実施形態において、UEが、以前に伝送された遷移指示の結果である状態にある時、UEは、ファストドーマンシーの起動による状態にあるはずである。いくつかの実施形態において、UEが、遷移指示を伝送し、肯定応答されるが、UEが、状態変化を受けない時、UEはまた、ファストドーマンシー起動による状態にあるはずである。
−UEが、RB3以上で伝送するためのアップリンクRLCデータPDUまたはアップリンクRLC制御PDUを有すること、または
−UEが、3GPP TS 25.331の第8.1.2.3項に規定のセル更新プロシージャを開始するための条件を満たすPAGING TYPE 1メッセージを受信したこと
によって生じさせられる場合に、CELL−PCHまたはURA−PCH→CELL_FACHまたはCELL_DCHの遷移時にリセットされる。いくつかの実施形態において、状態遷移は、上記c)の下に列挙されたものよりもむしろコネクトモードにある間、カウンタをリセットしない。
UEの現在の状態が、以前の状態遷移の結果であるか否か;
現在の状態が、状態遷移を送信する前のUEの状態と同一であるか否か;
現在の状態が、状態遷移を送信する前のUEの状態よりもバッテリ集約的であるか否か;
いくつかの実施形態では、遷移指示の伝送を禁止するための機構が実行される、またはそうではない場合、状態毎となる。いくつかの実施形態では、ある状態に対して、機構は、実装されない。他の実施形態では、異なる機構が、少なくとも2つの状態のそれぞれに対して、使用される。
(付録A)
(8.1.14 シグナリングコネクション解放指示プロシージャ)
(8.1.14.1 概要)
シグナリングコネクション解放指示プロシージャは、そのシグナリングコネクションのうちの1つが解放されたことをUTRANに示すために、UEによって使用される。このプロシージャは、次に、RRCコネクション解放プロシージャを開始してもよい。
UEは、特定のCNドメインに対して、上層から、シグナリングコネクションを解放(中止)するよう要求を受信すると:
1>IE「CNドメイン識別」によって識別された特定のCNドメインに対して、変数ESTABLISHED_SIGNALLING_CONNECTIONS内にシグナリングコネクションが存在する場合:
2>シグナリングコネクション解放指示プロシージャを開始する。
2>8.1.3.5aに規定されるように、その特定のCNドメインに対するいかなる進行中のシグナリングコネクションの確立も中止する.
CELL_PCHまたはURA_PCH状態におけるシグナリングコネクション解放指示プロシージャの開始に応じて、UEは:
1>変数READY_FOR_COMMON_EDCHが、TRUEに設定される場合:
2>CELL_FACH状態に移行し;
2>周期的セル更新が、「無限大」以外の任意の他の値に設定されたIE「コネクトモードにおけるUEタイマおよび定数」内に、T305によって、構成される場合、その初期値を使用して、タイマT305を再開する.
1>そうでなければ:
2>変数H_RNTIおよび変数C_RNTIが設定される場合:
3>以下のように、シグナリングコネクション解放指示プロシージャを継続する.
2>そうでなければ:
3>原因「アップリンクデータ伝送」を使用して、第8.3.1項に従って、セル更新プロシージャを行い;
3>セル更新プロシージャが正常に完了すると:
4>以下のように、シグナリングコネクション解放指示プロシージャを継続する.
UEは:
1>IE「CNドメイン識別」を上層によって示される値に設定する.IEの値は、上層が解放されるべきと示している、シグナリングコネクションが関連付けられた、CNドメインを示す.
1>変数「ESTABLISHED_SIGNALLING_CONNECTIONSから上層によって示された識別とのシグナリングコネクションを除去し;
1>SIGNALLING CONNECTION RELEASE INDICATIONメッセージを、AM RLCを使用して、DCCH上で伝送し;
SIGNALLING CONNECTIONS RELEASE INDICATIONメッセージの正常送達がRLCによって確認されると、プロシージャは、終了する.
加えて、タイマT323値が、変数TIMERS_AND_CONSTANTS内のIE「コネクトモードにおけるUEタイマおよび定数」に記憶される場合、かつ変数ESTABLISHED_SIGNALLING_CONNECTIONSによって示されるCSドメインコネクションが存在しない場合、UEは、
1>上層が、長期間にわたって、PSデータが存在しないことを示す場合:
2>タイマT323が作動中ではない場合:
3>UEが、CELL_DCH状態またCELL_FACH状態にある場合;または
3>UEが、CELL_PCH状態またはURA_PCH状態にあって、変数TRIGGERED_SCRI_IN_PCH_状態内の「トリガされた」が、FALSEである場合:
4>UEが、CELL_PCHまたはURA_PCH状態にある場合、変数TRIGGERED_SCRI_IN_PCH_状態内の「トリガされた」をTRUEに設定し;
4>IE「CNドメイン識別」をPSドメインに設定し;
4>IE「シグナリングコネクション解放指示原因」を「UEがPSデータセッション終了を要求した」に設定し;
4>SIGNALLING CONNECTION RELEASE INDICATIONメッセージを、AM RLCを使用して、DCCH上で伝送し;
4>タイマT323を開始してもよい.
SIGNALLING CONNECTION RELEASE INDICATIONメッセージの正常な送達が、RLCによって確認されると、プロシージャは、終了する。
UEは、タイマT323が作動中、「UEがPSデータセッション終了を要求した」に設定されたIE「シグナリングコネクション解放指示原因」を伴うSIGNALLING CONNECTION RELEASE INDICATIONメッセージを送信することが禁止される.
「UEがPSデータセッション終了を要求した」に設定されたIE「シグナリングコネクション解放指示原因」を伴うSIGNALLING CONNECTION RELEASE INDICATIONメッセージを送信後、PSデータが、伝送のために利用可能となる場合、UEは、変数TRIGGERED_SCRI_IN_PCH_STATE内の「トリガされた」をFALSEに設定する。
シグナリング無線ベアラRB2上でのRLCエンティティの伝送側の再確立が、SIGNALLING CONNECTION RELEASE INDICATIONメッセージの正常な送達が、RLCによって確認される前に生じる場合、UEは:
1>シグナリング無線ベアラRB2上のAM RLCを使用して、アップリンクDCCH上でSIGNALLING CONNECTION RELEASE INDICATIONメッセージを再伝送する.
SIGNALLING CONNECTION RELEASE INDICATIONメッセージの正常な送達が、RLCによって確認される前に、UTRANプロシージャからのRAT間ハンドオーバが生じる場合、UEは:
1>新しいRATにある間、シグナリングコネクションを中止する。
SIGNALLING CONNECTION RELEASE INDICATIONメッセージの受信に応じて、IE「シグナリングコネクション解放指示原因」が含まれない場合、UTRANは、上層からシグナリングコネクションの解放を要求する。次いで、上層は、シグナリングコネクションの解放を開始してもよい.
IE「シグナリングコネクション解放指示原因」が、SIGNALLING CONNECTION RELEASE INDICATIONメッセージ内に含まれない場合、UTRANは、効率的バッテリ消費IDLE、CELL_PCH、URA_PCH、またはCELL_FACH状態への状態遷移を開始してもよい。
タイマT323の終了すると:
1>UEは、長期間、PSデータが存在しない上層からの任意の後続指示がないか否かを決定してもよく、その場合、第8.1.14.2項に従って、単一SIGNALLING CONNECTION RELEASE INDICATIONメッセージの伝送をトリガする;
1>プロシージャは、終了する。
この変数は、SIGNALLING CONNECTION RELEASE INDICATIONメッセージが、CELL_PCHまたはURA_PCH状態においてトリガされたか否かに関する情報を含有する。UE内にそのような変数の1つが存在する。
(8.1.14 シグナリングコネクション解放指示プロシージャ)
(8.1.14.1 概要)
シグナリングコネクション解放指示プロシージャは、そのシグナリングコネクションのうちの1つが解放されたことを示すために、UEによって使用される。このプロシージャは、次に、RRCコネクション解放プロシージャを開始してもよい。
UEは、特定のCNドメインに対して、上層から、シグナリングコネクションを解放(中止)するよう要求を受信すると:
1>IE「CNドメイン識別」によって識別された特定のCNドメインに対して、変数ESTABLISHED_SIGNALLING_CONNECTIONS内にシグナリングコネクションが存在する場合:
2>シグナリングコネクション解放指示プロシージャを開始する.
1>そうでなければ:
2>8.1.3.5aにおいて規定されたその特定のCNドメインに対して、シグナリングコネクションのいかなる進行中の確立も中止する.
CELL_PCHまたはURA_PCH状態におけるシグナリングコネクション解放指示プロシージャの開始に応じて、UEは:
1>変数READY_FOR_COMMON_EDCHが、TRUEに設定される場合:
2>CELL_FACH状態に移行する;
2>周期的セル更新が、T305によって、「無限大」以外の任意の他の値に設定されたIE「コネクトモードにおけるUEタイマおよび定数」内に構成されている場合、その初期値を使用して、タイマT305を再開する.
1>そうでなければ:
2>変数H_RNTIおよび変数C_RNTIが設定される場合:
3>以下のように、シグナリングコネクション解放指示プロシージャを継続する.
2>そうでなければ:
3>原因「アップリンクデータ伝送」を使用して、第8.3.1項に従って、セル更新プロシージャを行い;
3>セル更新プロシージャが正常に完了すると:
4>以下のように、シグナリングコネクション解放指示プロシージャを継続する.
UEは:
1>IE「CNドメイン識別」を上層によって示される値に設定する。IEの値は、上層が解放されるべきと示している、シグナリングコネクションが関連付けられた、CNドメインを示す.
1>変数「ESTABLISHED_SIGNALLING_CONNECTIONSから上層によって示された識別とのシグナリングコネクションを除去し;
1>SIGNALLING CONNECTION RELEASE INDICATIONメッセージを、AM RLCを使用して、DCCH上で伝送し;
SIGNALLING CONNECTIONS RELEASE INDICATIONメッセージの正常送達がRLCによって確認されると、プロシージャは、終了する.
加えて、タイマT323値が、変数TIMERS_AND_CONSTANTS内のIE「コネクトモードにおけるUEタイマおよび定数」に記憶される場合、かつ変数ESTABLISHED_SIGNALLING_CONNECTIONSによって示されるCSドメインコネクションが存在しない場合、UEは:
1>上層が、長期間にわたって、PSデータが存在しないことを示す場合:
2>タイマT323が作動中ではない場合:
3>UEが、CELL_DCH状態またCELL_FACH状態にある場合;または
3>UEが、CELL_PCH状態またはURA_PCH状態にあって、V316<N316である場合:
4>UEが、CELL_PCHまたはURA_PCH状態にある場合、V316を1インクリメントし;
4>IE「CNドメイン識別」をPSドメインに設定し;
4>IE「シグナリングコネクション解放指示原因」を「UEがPSデータセッション終了を要求した」に設定し;
4>SIGNALLING CONNECTION RELEASE INDICATIONメッセージを、AM RLCを使用して、DCCH上で伝送し;
4>タイマT323を開始する.
SIGNALLING CONNECTIONS RELEASE INDICATIONメッセージの正常送達がRLCによって確認されると、プロシージャは、終了する.
UEは、タイマT323が作動中、「UEがPSデータセッション終了を要求した」に設定されたIE「シグナリングコネクション解放指示原因」を伴うSIGNALLING CONNECTION RELEASE INDICATIONメッセージを送信することが禁止される。
PSデータが、伝送のために利用可能となる場合、またはUEが、セル更新プロシージャをトリガするページングメッセージを受信する場合、UEは、V316をゼロにする。
シグナリング無線ベアラRB2上でのRLCエンティティの伝送側の再確立が、SIGNALLING CONNECTION RELEASE INDICATIONメッセージの正常な送達が、RLCによって確認される前に生じる場合、UEは:
1>シグナリング無線ベアラRB2上のAM RLCを使用して、アップリンクDCCH上でSIGNALLING CONNECTION RELEASE INDICATIONメッセージを再伝送する.
SIGNALLING CONNECTION RELEASE INDICATIONメッセージの正常な送達が、RLCによって確認される前に、UTRANプロシージャからのRAT間ハンドオーバが生じる場合、UEは:
1>新しいRATにある間、シグナリングコネクションを中止する。
SIGNALLING CONNECTION RELEASE INDICATIONメッセージの受信に応じて、IE「シグナリングコネクション解放指示原因」が含まれない場合、UTRANは、上層からシグナリングコネクションの解放を要求する.次いで、上層は、シグナリングコネクションの解放を開始してもよい。
IE「シグナリングコネクション解放指示原因」が、SIGNALLING CONNECTION RELEASE INDICATIONメッセージ内に含まれない場合、UTRANは、効率的バッテリ消費IDLE、CELL_PCH、URA_PCH、またはCELL_FACH状態への状態遷移を開始してもよい。
タイマT323の終了すると:
1>UEは、長期間、PSデータが存在しない上層からの任意の後続指示がないか否かを決定してもよく、その場合、第8.1.14.2項に従って、単一SIGNALLING CONNECTION RELEASE INDICATIONメッセージの伝送をトリガする;
1>プロシージャは、終了する。
(8.3 RRCコネクションモビリティプロシージャ)
(8.3.1 セルおよびURA更新プロシージャ)
図24は、セル更新処理および基本フローを例示する.
図25は、UTRANモビリティ情報の更新を伴うセル更新プロシージャを例示する.
図26は、物理チャネル再構成を伴うセル更新プロシージャを例示する.
図27は、トランスポートチャネル再構成を伴うセル更新プロシージャを例示する.
図28は、無線ベアラ解放を伴うセル更新プロシージャを例示する.
図29は、無線ベアラ再構成を伴うセル更新プロシージャを例示する.
図30は、無線ベアラ設定を伴うセル更新プロシージャを例示する.
図31は、失敗の場合のセル更新プロシージャを例示する.
図32は、基本フローのURA更新プロシージャを例示する.
図33は、UTRANモビリティ情報の更新を伴うURA更新プロシージャを例示する.
図34は、失敗の場合のURA更新プロシージャを例示する.
(8.3.1.1 概要)
URA更新およびセル更新プロシージャは、いくつかの主要目的を果たす:
−URA_PCHまたはCELL_PCH状態において、サービスエリアに再入後、UTRANに通知する;
−AM RLCエンティティ上のRLC回復不能エラー[16]をUTRANに通知する;
−周期的更新によって、CELL_FACH、CELL_PCH、またはURA_PCH状態における監視機構として使用される.
加えて、URA更新プロシージャはまた、以下の目的を果たす:
−URA_PCH状態においてUEに割り当てられる現在のURAに属さないセルへのセル再選択後、新しいURA識別を読み出す.
加えて、セル更新プロシージャはまた、以下の目的を果たす:
−セル再選択後、UEがキャンプオンしている現在のセルによって、UTRANを更新する;
−CELL_DCH状態における無線リンク失敗に作用する;
−UE CAPABILITY INFORMATIONメッセージの伝送失敗に作用する;
−FDDおよび1.28Mcps TDDに対して、変数H_RNTIが設定されていない場合、ならびに3.84Mcps TDDおよび7.68Mcps TDDに対して:
URA_PCHまたはCELL_PCH状態においてトリガされると、UTRAN発信ページングの受信による、またはアップリンクデータ伝送要求による、CELL_FACH状態への遷移をUTRANに通知する;
−MBMS伝送の受信に関心がある、URA_PCH、CELL_PCH、およびCELL_FACHにおけるUEの数をカウントする;
−URA_PCH、CELL_PCH、およびCELL_FACH状態においてトリガされると、UEがMBMSサービスの受信に関心があることをUTRANに通知する;
−CELL_PCH、URA_PCH、およびCELL_FACH状態において、UEによるP−T−P RB設定をMBMSに要求する.
URA更新およびセル更新プロシージャは、以下を行ってもよい:
1>UE内のモビリティ関連情報の更新を含む;
1>CELL_FACH状態から、CELL_DCH、CELL_PCH、またはURA_PCH状態、またはアイドルモードに状態遷移させる.
セル更新プロシージャはまた、以下を含んでもよい:
−AM RLCエンティティの再確立;
−無線ベアラ解放、無線ベアラ再構成、トランスポートチャネル再構成、または物理チャネル再構成.
(8.3.1.2 開始)
UEは、以下の場合、セル更新プロシージャを開始する:
1>アップリンクデータ伝送:
2>FDDおよび1.28Mcps TDDに対して、変数H_RNTIが設定されていない場合、ならびに3.84Mcps TDDおよび7.68Mcps TDDに対して:
3>UEが、URA_PCHまたはCELL_PCH状態にある場合;および
3>タイマT320が作動中でない場合:
4>UEが、RB1以上に伝送するためのアップリンクRLCデータPDUまたはアップリンクRLC制御PDUを有する場合:
5>原因「アップリンクデータ伝送」を使用して、セル更新を行う.
3>そうでなければ:
4>変数ESTABLISHMENT_CAUSEが設定される場合:
5>原因「アップリンクデータ伝送」を使用して、セル更新を行う.
1>ページング応答:
2>現在の項において、前述の原因を伴うセル更新を行うための基準が満たされない場合;および
2>UEが、URA_PCHまたはCELL_PCH状態にある場合、第8.1.2.3項に規定のセル更新プロシージャを開始するための条件を満たすPAGING TYPE 1メッセージを受信し:
3>原因「ページング応答」を使用して、セル更新を行う.
1>無線リンクの失敗:
2>現在の項において、前述の原因を伴うセル更新を行うための基準のいずれも満たされない場合:
3>UEが、CELL_DCH状態にあって、無線リンクの失敗のための基準が、第8.5.6項に規定されるように満たされる場合;または
3>UE CAPABILITY INFORMATIONメッセージの伝送が、第8.1.6.6項に規定されるように、失敗する場合:
4>原因「無線リンクの失敗」を使用して、セル更新を行う.
1>MBMS ptp RB要求:
2>現在の項において、前述の原因を伴うセル更新を行うための基準のいずれも満たされない場合;および
2>UEが、URA_PCH、CELL_PCH、またはCELL_FACH状態にある場合;および
2>タイマT320が作動中でない場合;および
2>UEが、第8.6.9.6項に規定されるように、MBMS ptp無線ベアラ要求のためのセル更新を行うべき場合:
3>原因「MBMS ptp RB要求」を使用して、セル更新を行う.
1>サービスエリアへの再入:
2>現在の項において、前述の原因を伴うセル更新を行うための基準のいずれも満たされない場合;および
2>UEが、CELL_FACHまたはCELL_PCH状態にある場合;および
2>UEが、サービスエリアから出て、T307またはT317の終了する前に、サービスエリアに再入する場合:
3>原因「サービスエリアへの再入」を使用して、セル更新を行う.
1>RLC回復不能エラー:
2>現在の項において、前述の原因を伴うセル更新を行うための基準のいずれも満たされない場合;および
2>UEが、AM RLCエンティティ内のRLC回復不能エラー[16]を検出する場合:
3>原因「RLC回復不能エラー」を使用して、セル更新を行う.
1>セルの再選択:
2>現在の項において、前述の原因を伴うセル更新を行うための基準のいずれも満たされない場合:
3>UEが、CELL_FACHまたはCELL_PCH状態にあって、UEが、セルの再選択を行う場合;または
3>UEが、CELL_FACH状態にあって、変数C_RNTIが、空である場合:
4>原因「セルの再選択」を使用して、セル更新を行う.
1>周期的セル更新:
2>現在の項において、前述の原因を伴うセル更新を行うための基準のいずれも満たされない場合;および
2>UEが、CELL_FACHまたはCELL_PCH状態にある場合;および
2>タイマT305の終了する場合;および
2>第8.5.5.2項に規定される「サービスエリア内」のための基準が満たされる場合;および
2>周期的更新が、「無限大」以外の任意の他の値に設定されたIE「コネクトモードにおけるUEタイマおよび定数」において、T305によって構成されている場合:
3>FDDに対して:
4>変数COMMON_E_DCH_TRANSMISSIONが、FALSEに設定される場合:
5>原因「周期的セル更新」を使用して、セル更新を行う.
4>そうでなければ:
5>タイマT305を再開する;
5>およびプロシージャを終了する.
3>1.28Mcps TDDおよび3.84/7.68Mcps TDDに対して:
4>原因「周期的セル更新」を使用して、セル更新を行う.
1>MBMS受信:
2>現在の項において、前述の原因を伴うセル更新を行うための基準のいずれも満たされない場合;および
2>UEが、URA_PCH、CELL_PCH、またはCELL_FACH状態にある場合;および
2>UEが、第8.7.4項に規定されるMBMSカウンティングのためのセル更新を行うべきである場合:
3>原因「MBMS受信」を使用して、セル更新を行う.
URA_PCH状態にあるUEは、以下の場合、URA更新プロシージャを開始する:
1>URAの再選択:
2>UEが、変数URA_IDENTITY内に記憶された、UEに割り当てられた現在のURAが、システム情報ブロックタイプ2内のURA識別のリスト内に存在しないことを検出する場合;または
2>システム情報ブロックタイプ2内のURA識別のリストが、空である場合;または
2>システム情報ブロックタイプ2が見つからない場合:
3>原因「URAの変更」を使用して、URA更新を行う.
1>周期的URA更新:
2>現在の項において前述の原因を伴うURA更新を行うための基準が見なされない場合:
3>タイマT305の終了する場合および周期的更新が、「無限大」以外の任意の他の値に設定されたIE「コネクトモードにおけるUEタイマおよび定数」において、T305によって構成されている場合;または
3>第8.1.1.6.5項に規定のURA更新プロシージャを開始するための条件が満たされる場合:
4>原因「周期的URA更新」を使用して、URA更新を行う.
URA更新またセル更新プロシージャを開始時、UEは:
1>UEが、RB3以上で伝送するためのアップリンクRLCデータPDUまたはアップリンクRLC制御PDUを有する場合;または
1>UEが、第8.1.2.3項に規定のセル更新プロシージャを開始するための条件を満たすPAGING TYPE 1メッセージを受信する場合:
2>カウンタV316をゼロに設定する.
1>タイマT320が作動中である場合:
2>タイマT320を停止する;
2>UEが、RB1以上に伝送するためのアップリンクRLCデータPDUまたはアップリンクRLC制御PDUを有する場合:
3>原因「アップリンクデータ伝送」を使用して、セル更新を行う.
2>そうでなければ:
3>セル更新プロシージャが、ページング応答または無線リンクの失敗によってトリガされない場合;および
3>UEが、第8.6.9.6項に規定されるように、MBMS ptp無線ベアラ要求のためのセル更新を行うべき場合:
4>原因「MBMS ptp RB要求」を使用して、セル更新を行う.
1>作動中である場合、タイマT319を停止する;
1>タイマT305を停止する;
1>FDDおよび1.28Mcps TDDに対して:
2>UEが、CELL_FACH状態にある場合;および
2>IE「HS−DSCH共通システム情報」が、システム情報ブロックタイプ5またはシステム情報ブロックタイプ5ビット内に含まれる場合;および
2>1.28Mcps TDDに対して、IE「共通E−DCHシステム情報」がシステム情報ブロックタイプ5内にある場合;および
2>UEが、CELL_FACH状態において、HS−DSCH受信をサポートする場合:
3>変数H_RNTIが設定されない、または変数C_RNTIが設定されない場合:
4>変数H_RNTIをクリアする;
4>変数C_RNTIをクリアする;
4>任意の記憶されたIE「HARQ情報」をクリアする;
4>変数HS_DSCH_RECEPTION_OF_CCCH_ENABLEDをTRUEに設定する;
4>かつ第8.5.37項におけるプロシージャに従って、IE「HS−DSCH共通システム情報」によって与えられたパラメータを使用することによって、タイプHS−SCCHおよびHS−PDSCHのHS−DSCHトランスポートチャネルマップ物理チャネルの受信を開始する.
3>そうでなければ:
4>第8.5.36項におけるプロシージャに従って、IE「HS−DSCH共通システム情報」によって与えられたパラメータを使用することによって、タイプHS−SCCHおよびHS−PDSCHのHS−DSCHトランスポートチャネルマップ物理チャネルを受信する;
4>HSPA_RNTI_STORED_CELL_PCH変数に対する値を決定し、第8.5.56項に説明される対応するアクションを行う;
4>READY_FOR_COMMON_EDCH変数に対する値を決定し、第8.5.47項に説明される対応するアクションを行う;
4>COMMON_E_DCH_TRANSMISSION変数に対する値を決定し、第8.5.46項に説明される対応するアクションを行う;
4>変数READY_FOR_COMMON_EDCHが、TRUEに設定される場合:
5>FDDに対しては、第8.5.45項、1.28Mcps TDDに対しては、第8.5.45a項に規定されるように、拡張アップリンクをCELL_FACH状態およびアイドルモードに構成する.
1>UEが、CELL_DCH状態にある場合:
2>変数RB_TIMER_INDICATORにおいて、IE「T314満了」およびIE「T315満了」をFALSEに設定する;
2>タイマT314およびタイマT315の記憶された値が、両方ともゼロに等しい場合;または
2>タイマT314の記憶された値が、ゼロに等しく、それに対して、変数ESTABLISHED_RABSにおいて、IE「再確立タイマ」の値が、「T315を使用する」に設定され、シグナリングコネクションが、CSドメインに対してのみ存在する、任意の無線アクセスベアラと関連付けられた無線ベアラが存在しない場合:
3>その無線リソースをすべて解放する;
3>確立されたシグナリングコネクション(変数ESTABLISHED_SIGNALLING_CONNECTIONS内に記憶されるように)および確立された無線アクセスベアラ(変数ESTABLISHED_RABS内に記憶されるように)の解放(中止)を上層に示す;
3>変数ESTABLISHED_SIGNALLING_CONNECTIONSをクリアする;
3>変数ESTABLISHED_RABSをクリアする;
3>アイドルモードに入る;
3>第8.5.2項に規定されるように、コネクトモードからアイドルモードに入る時、他のアクションを行う;
3>かつプロシージャを終了する.
2>タイマT314の記憶された値が、ゼロに等しい場合:
3>それに対して、変数ESTABLISHED_RABSにおいて、IE「再確立タイマ」の値が、「T314を使用する」に設定される、任意の無線アクセスベアラと関連付けられたすべての無線ベアラを解放する;
3>変数RB_TIMER_INDICATORにおいて、IE「T314満了」をTRUEに設定する;
3>CNドメインと関連付けられたすべての無線アクセスベアラが解放される場合:
4>そのCNドメインに対するシグナリングコネクションを解放する;
4>変数ESTABLISHED_SIGNALLING_CONNECTIONSから、そのCNドメインに対するシグナリングコネクションを除去する;
4>シグナリングコネクションの解放(中止)を上層に示す;
2>タイマT315の記憶された値が、ゼロに等しい場合:
3>それに対して、変数ESTABLISHED_RABSにおいて、IE「再確立タイマ」の値が、「T315を使用する」に設定される、任意の無線アクセスベアラと関連付けられたすべての無線ベアラを解放する;
3>変数RB_TIMER_INDICATORにおいて、IE「T315満了」をTRUEに設定する.
3>CNドメインと関連付けられたすべての無線アクセスベアラが解放される場合:
4>そのCNドメインに対するシグナリングコネクションを解放する;
4>変数ESTABLISHED_SIGNALLING_CONNECTIONSから、そのCNドメインに対するシグナリングコネクションを除去する;
4>シグナリングコネクションの解放(中止)を上層に示す;
2>タイマT314の記憶された値が、ゼロより大きい場合:
3>それに対して、変数ESTABLISHED_RABSにおいて、IE「再確立タイマ」の値が、「T314を使用する」に設定される、任意の無線アクセスベアラと関連付けられた無線ベアラが存在する場合:
4>タイマT314を開始する.
3>それに対して、変数ESTABLISHED_RABSにおいて、IE「再確立タイマ」の値が、「T314を使用する」または「T315を使用する」に設定され、シグナリングコネクションが、CSドメインに対して存在する、任意の無線アクセスベアラと関連付けられた無線ベアラが存在する場合:
4>タイマT314を開始する.
2>タイマT315の記憶された値が、ゼロより大きい場合:
3>それに対して、変数ESTABLISHED_RABSにおいて、IE「再確立タイマ」の値が、「T315を使用する」に設定される、任意の無線アクセスベアラと関連付けられた無線ベアラが存在する場合;または
3>シグナリングコネクションが、PSドメインに対して存在する場合:
4>タイマT315を開始する.
2>解放された無線ベアラに対して:
3>変数ESTABLISHED_RABSから、無線ベアラに関する情報を削除する;
3>同一無線アクセスベアラに属するすべての無線ベアラが解放されたとき:
4>変数ESTABLISHED_RABS内に記憶されたRAB識別とともに、CNドメイン識別を使用して、無線アクセスベアラのローカル側解放を上層に示す;
4>変数ESTABLISHED_RABSから、無線アクセスベアラに関するすべての情報を削除する.
2>変数E_DCH_TRANSMISSIONが、TRUEに設定される場合:
3>変数E_DCH_TRANSMISSIONをFALSEに設定する;
3>任意のE−AGCHおよびE−HICH受信プロシージャを停止する;
3>FDDに対して、任意のE−RGCH受信プロシージャを停止する.
3>FDDに対して、任意のE−DPCCHおよびE−DPDCH伝送プロシージャを停止する.
3>1.28Mcps TDDに対して、任意のE−PUCH伝送プロシージャを停止する.
3>変数E_RNTIをクリアする;
3>IE「MAC−es/eリセットインジケータ」が受信されたように作用し、TRUEに設定する;
3>すべてのE−DCH HARQリソースを解放する;
3>任意の無線リンクが、E−DCH無線リンクをサービングしていると見なさない.
2>CELL_FACH状態に移行する;
2>[4]に従って、現在の周波数に関する好適なUTRAセルを選択する;
2>変数E_RNTIをクリアする:
3>HSPA_RNTI_STORED_CELL_PCH変数に対する値を決定し、第8.5.56項に説明される対応するアクションを行う;
3>READY_FOR_COMMON_EDCH変数に対する値を決定し、第8.5.47項に説明される対応するアクションを行う;
3>COMMON_E_DCH_TRANSMISSION変数に対する値を決定し、第8.5.46項に説明される対応するアクションを行う.
2>3.84Mcps TDDおよび7.68Mcps TDDに対して;または
2>FDDおよび1.28Mcps TDDに対して、UEが、CELL_FACH状態において、HS−DSCH受信をサポートしない場合;または
2>IE「HS−DSCH共通システム情報」が、システム情報ブロックタイプ5またはシステム情報ブロックタイプ5ビット内に含まれない場合;または
2>1.28Mcps TDDに対して、IE「共通E−DCHシステム情報」が、システム情報ブロックタイプ5内に含まれない場合:
3>第8.5.17項に従って、PRACHを選択する;
3>第8.5.19項に従って、二次CCPCHを選択する;
3>第8.6.5.1項に規定されるように、システム情報内に与えられる、トランスポートフォーマットセットを使用する;
3>第8.5.37a項に説明されるように、HS_DSCH_RECEPTION_GENERAL変数に関連するアクションを行う.
2>そうでなければ:
3>変数READY_FOR_COMMON_EDCHが、TRUEに設定される場合:
4>第8.5.45項に規定されるように、拡張アップリンクをCELL_FACH状態およびアイドルモードに構成する.
3>そうでなければ:
4>第8.5.17項に従って、PRACHを選択する:
5>第8.6.5.1項に規定されるように、システム情報内に与えられる、PRACHトランスポートフォーマットセットを使用する.
3>変数H_RNTIをクリアする;
3>任意の記憶されたIE「HARQ情報」をクリアする;
3>MAC−ehsエンティティ[15]をリセットする;
3>変数HS_DSCH_RECEPTION_OF_CCCH_ENABLEDをTRUEに設定する;
3>かつ第8.5.37項におけるプロシージャに従って、HS−DSCHの受信を開始する.
2>変数ORDERED_RECONFIGURATIONをFALSEに設定する.
1>変数PROTOCOL_ERROR_INDICATOR、FAILURE_INDICATOR、UNSUPPORTED_CONFIGURATION、およびINVALID_CONFIGURATIONをFALSEに設定する;
1>変数CELL_UPDATE_STARTEDをTRUEに設定する;
1>HS−DSCHに関連する任意のIEが、UE内に記憶される場合:
2>任意の記憶されたIE「ダウンリンクHS−PDSCH情報」をクリアする;
2>任意の記憶されたIE「ダウンリンク二次セル情報FDD」をクリアする;
2>変数TARGET_CELL_PRECONFIGURATIONからすべての入力をクリアする;
2>1.28Mcps TDDに対して、IE「DLマルチキャリア情報」内のIE「HS−PDSCH Midamble構成」およびIE「HS−SCCHセット構成」をクリアする;
2>HS_DSCH_RECEPTION変数に対する値を決定し、第8.5.25項に説明されるように、対応するアクションを行う;
2>SECONDARY_CELL_HS_DSCH_RECEPTION変数に対する値を決定し、第8.5.51項に説明されるように、対応するアクションを行う.
1>E−DCHに関連する任意のIEが、UE内に記憶される場合:
2>任意の記憶されたIE「E−DCH情報」をクリアする;
2>E_DCH_TRANSMISSION変数に対する値を決定し、第8.5.28項に説明されるように、対応するアクションを行う.
1>IE「DTX−DRXタイミング情報」または「DTX−DRX情報」のいずれかが、UE内に記憶される場合:
2>DTX_DRX_STATUS変数に対する値を決定し、第8.5.34項に説明されるように、対応するアクションを行う.
1>IE「HS−SCCH削減情報」が、UE内に記憶される場合:
2>HS_SCCH_LESS_STATUS変数に対する値を決定し、第8.5.35項に説明されるように、対応するアクションを行う.
1>MIMOに関連する任意のIEが、UE内に記憶される場合:
2>MIMO_STATUS変数に対する値を決定し、第8.5.33項に説明されるように、対応するアクションを行う.
1>1.28Mcps TDDに対して、IE「制御チャネルDRX情報」が、UE内に記憶される場合:
2>CONTROL_CHANNEL_DRX_STATUS変数に対する値を決定し、第8.5.53項に説明されるように、対応するアクションを行う.
1>1.28Mcps TDDに対して、IE「SPS情報」が、UE内に記憶される場合:
2>E_DCH_SPS_STATUS変数に対する値を決定し、第8.5.54項に説明されるように、対応するアクションを行う;
2>HS_DSCH_SPS_STATUS変数に対する値を決定し、第8.5.55項に説明されるように、対応するアクションを行う.
1>UEが、既に、CELL_FACH状態にない場合:
2>CELL_FACH状態に移行する;
2>HSPA_RNTI_STORED_CELL_PCH変数に対する値を決定し、第8.5.56項に説明される対応するアクションを行う;
2>READY_FOR_COMMON_EDCH変数に対する値を決定し、第8.5.47項に説明される対応するアクションを行う;
2>COMMON_E_DCH_TRANSMISSION変数に対する値を決定し、第8.5.46項に説明される対応するアクションを行う;
2>3.84Mcps TDDおよび7.68Mcps TDDに対して;または
2>FDDおよび1.28Mcps TDDに対して、UEが、CELL_FACH状態において、HS−DSCH受信をサポートしない場合;または
2>IE「HS−DSCH共通システム情報」が、システム情報ブロックタイプ5またはシステム情報ブロックタイプ5ビット内に含まれない場合;または
2>1.28Mcps TDDに対して、IE「共通E−DCHシステム情報」が、システム情報ブロックタイプ5内に含まれない場合:
3>第8.5.17項に従って、PRACHを選択する;
3>第8.5.19項に従って、二次CCPCHを選択する;
3>第8.6.5.1項に規定されるように、システム情報内に与えられる、トランスポートフォーマットセットを使用する;
3>第8.5.37a項に説明されるように、HS_DSCH_RECEPTION_GENERAL変数に関連するアクションを行う.
2>そうでなければ:
3>変数READY_FOR_COMMON_EDCHが、TRUEに設定される場合:
4>第8.5.45項に規定されるように、拡張アップリンクをCELL_FACH状態およびアイドルモードに構成する.
3>そうでなければ:
4>第8.5.17項に従って、PRACHを選択する:
5>第8.6.5.1項に規定されるように、システム情報内に与えられる、PRACHトランスポートフォーマットセットを使用する.
3>変数H_RNTIが設定されない、または変数C_RNTIが設定されない場合:
4>変数C_RNTIをクリアする;
4>変数H_RNTIをクリアする;
4>任意の記憶されたIE「HARQ情報」をクリアする;
4>変数HS_DSCH_RECEPTION_OF_CCCH_ENABLEDをTRUEに設定する;
4>かつ第8.5.37項におけるプロシージャに従って、HS−DSCHの受信を開始する.
3>そうでなければ:
4>第8.5.36項におけるプロシージャにしたがって、HS−DSCHを受信する.
1>UEが、セルの再選択を行う場合:
2>変数C_RNTIをクリアする;および
2>MAC内の変数C_RNTIからちょうどクリアされたそのC_RNTIを使用して停止する;
2>FDDおよび1.28Mcps TDDに対して、変数H_RNTIが設定される場合:
3>変数H_RNTIをクリアする;および
3>MAC内の変数H_RNTIからちょうどクリアされたそのH_RNTIを使用して停止する;
3>任意の記憶されたIE「HARQ情報」をクリアする;
2>FDDおよび1.28Mcps TDDに対して、変数E_RNTIが設定される場合:
3>変数E_RNTIをクリアする.
2>HSPA_RNTI_STORED_CELL_PCH変数に対する値を決定し、第8.5.56項に説明される対応するアクションを行う;
2>READY_FOR_COMMON_EDCH変数に対する値を決定し、第8.5.47項に説明される対応するアクションを行う;
2>COMMON_E_DCH_TRANSMISSION変数に対する値を決定し、第8.5.46項に説明される対応するアクションを行う;
2>FDDおよび1.28Mcps TDDに対して、UEが、CELL_FACH状態において、HS−DSCH受信をサポートし、IE「HS−DSCH共通システム情報」が、システム情報ブロックタイプ5またはシステム情報ブロックタイプ5ビット内に含まれる場合:
3>MAC−ehsエンティティ[15]をリセットする.
3>変数HS_DSCH_RECEPTION_OF_CCCH_ENABLEDをTRUEに設定する;
3>かつ第8.5.37項におけるプロシージャに従って、HS−DSCHの受信を開始する.
3>第8.5.37a項に説明されるように、HS_DSCH_RECEPTION_GENERAL変数に関連するアクションを行う.
1>第8.5.15項に従って、現在のセルのSFNに関連して、CFNを設定する;
1>セル更新プロシージャの場合:
2>第8.3.1.3項に従って、セル更新メッセージのコンテンツを設定する;
2>アップリンクCCCH上での伝送のためのセル更新メッセージを提出する.
1>URA更新プロシージャの場合:
2>第8.3.1.3項に従って、URA更新メッセージのコンテンツを設定する;
2>アップリンクCCCH上での伝送のためのURA更新メッセージを提出する.
1>カウンタV302を1に設定する;
1>MAC層が、メッセージを伝送する際、成功または失敗を示すと、タイマT302を開始する。
(10.3.3.43 コネクトモードにおけるUEタイマおよび定数)
この情報要素は、コネクトモードにおいて、UEによって使用される、タイマおよび定数値を規定する。
この変数は、SIGNALLING CONNECTION RELEASE INDICATIONメッセージが、CELL_PCHまたはURA_PCH状態においてトリガされたか否かに関する情報を含有する。UE内にそのような変数の1つが存在する。
(8.1.14 シグナリングコネクション解放指示プロシージャ)
(8.1.14.1 概要)
シグナリングコネクション解放指示プロシージャは、そのシグナリングコネクションのうちの1つが解放されたことを示すために、UEによって使用される。このプロシージャは、次に、RRCコネクション解放プロシージャを開始してもよい。
UEは、特定のCNドメインに対して、上層から、シグナリングコネクションを解放(中止)するよう要求を受信すると:
1>IE「CNドメイン識別」によって識別された特定のCNドメインに対して、変数ESTABLISHED_SIGNALLING_CONNECTIONS内にシグナリングコネクションが存在する場合:
2>シグナリングコネクション解放指示プロシージャを開始する;
1>そうでなければ:
2>8.1.3.5aにおいて規定されたその特定のCNドメインに対して、シグナリングコネクションのいかなる進行中の確立も中止する.
CELL_PCHまたはURA_PCH状態におけるシグナリングコネクション解放指示プロシージャの開始に応じて、UEは:
1>変数READY_FOR_COMMON_EDCHが、TRUEに設定される場合:
2>CELL_FACH状態に移行する;
2>周期的セル更新が、T305によって、「無限大」以外の任意の他の値に設定されたIE「コネクトモードにおけるUEタイマおよび定数」内に構成されている場合、その初期値を使用して、タイマT305を再開する;
1>そうでなければ:
2>変数H_RNTIおよび変数C_RNTIが設定される場合:
3>以下のように、シグナリングコネクション解放指示プロシージャを継続する;
2>そうでなければ:
3>原因「アップリンクデータ伝送」を使用して、第8.3.1項に従って、セル更新プロシージャを行い;
3>セル更新プロシージャが正常に完了すると:
4>以下のように、シグナリングコネクション解放指示プロシージャを継続する.
UEは:
1>IE「CNドメイン識別」を上層によって示される値に設定する.IEの値は、上層が解放されるべきと示している、シグナリングコネクションが関連付けられた、CNドメインを示す;
1>変数「ESTABLISHED_SIGNALLING_CONNECTIONSから上層によって示された識別とのシグナリングコネクションを除去し;
1>SIGNALLING CONNECTION RELEASE INDICATIONメッセージを、AM RLCを使用して、DCCH上で伝送する.
SIGNALLING CONNECTIONS RELEASE INDICATIONメッセージの正常送達がRLCによって確認されると、プロシージャは、終了する.
加えて、タイマT323値が、変数TIMERS_AND_CONSTANTS内のIE「コネクトモードにおけるUEタイマおよび定数」に記憶される場合、かつ変数ESTABLISHED_SIGNALLING_CONNECTIONSによって示されるCSドメインコネクションが存在しない場合、UEは:
1>上層が、長期間にわたって、PSデータが存在しないことを示す場合:
2>タイマT323が作動中ではない場合:
3>UEが、CELL_DCH状態またCELL_FACH状態にある場合;または、
3>UEが、CELL_PCH状態またはURA_PCH状態にあって、V316<N316である場合:
4>UEが、CELL_PCHまたはURA_PCH状態にある場合、V316を1インクリメントし;
4>IE「CNドメイン識別」をPSドメインに設定し;
4>IE「シグナリングコネクション解放指示原因」を「UEがPSデータセッション終了を要求した」に設定し;
4>SIGNALLING CONNECTION RELEASE INDICATIONメッセージをAM RLCを使用して、DCCH上で伝送し;
4>タイマT323を開始する.
SIGNALLING CONNECTIONS RELEASE INDICATIONメッセージの正常送達がRLCによって確認されると、プロシージャは、終了する.
UEは、タイマT323が作動中、「UEがPSデータセッション終了を要求した」に設定されたIE「シグナリングコネクション解放指示原因」を伴うSIGNALLING CONNECTION RELEASE INDICATIONメッセージを送信することが禁止される.
PSデータが、伝送のために利用可能となる場合、またはUEが、セル更新プロシージャをトリガするページングメッセージを受信する場合、UEは、V316をゼロにする.
UEが、CELL_DCHまたはCELL_FACH状態において、「UEがPSデータセッション終了を要求した」に設定されたIE「シグナリングコネクション解放指示原因」を伴うSIGNALLING CONNECTION RELEASE INDICATIONメッセージを送信し、それに応答して、UEが、UEをCELL_PCH状態またはURA_PCH状態に遷移させる再構成メッセージを受信する場合、UEは、V316をN316に設定する.UEは、再構成メッセージが、500ms以内に受信される場合、SIGNALLING CONNECTION RELEASE INDICATIONメッセージに応答したものであると見なす。
シグナリング無線ベアラRB2上でのRLCエンティティの伝送側の再確立が、SIGNALLING CONNECTION RELEASE INDICATIONメッセージの正常な送達が、RLCによって確認される前に生じる場合、UEは:
1>シグナリング無線ベアラRB2上のAM RLCを使用して、アップリンクDCCH上でSIGNALLING CONNECTION RELEASE INDICATIONメッセージを再伝送する.
SIGNALLING CONNECTION RELEASE INDICATIONメッセージの正常な送達が、RLCによって確認される前に、UTRANプロシージャからのRAT間ハンドオーバが生じる場合、UEは:
1>新しいRATにある間、シグナリングコネクションを中止する。
SIGNALLING CONNECTION RELEASE INDICATIONメッセージの受信に応じて、IE「シグナリングコネクション解放指示原因」が含まれない場合、UTRANは、上層からシグナリングコネクションの解放を要求する。次いで、上層は、シグナリングコネクションの解放を開始してもよい.
IE「シグナリングコネクション解放指示原因」が、SIGNALLING CONNECTION RELEASE INDICATIONメッセージ内に含まれない場合、UTRANは、効率的バッテリ消費IDLE、CELL_PCH、URA_PCH、またはCELL_FACH状態への状態遷移を開始してもよい.
(8.1.14.4 タイマT323の満了)
タイマT323の終了すると:
1>UEは、長期間、PSデータが存在しない上層からの任意の後続指示がないか否かを決定してもよく、その場合、第8.1.14.2項に従って、単一SIGNALLING CONNECTION RELEASE INDICATIONメッセージの伝送をトリガする;
1>プロシージャは、終了する.
(8.3 RRCコネクションモビリティプロシージ)
(8.3.1 セルおよびURA更新プロシージャ)
図36は、セル更新プロシージャの基本フローを例示する.
図37は、UTRANモビリティ情報の更新を伴うセル更新プロシージャを例示する.
図38は、物理チャネル再構成を伴うセル更新プロシージャを例示する.
図39は、トランスポートチャネル再構成を伴うセル更新プロシージャを例示する.
図40は、無線ベアラ解放を伴うセル更新プロシージャを例示する.
図41は、無線ベアラ再構成を伴うセル更新プロシージャを例示する.
図42は、無線ベアラ設定を伴うセル更新プロシージャを例示する.
図43は、セル更新プロシージャの失敗の場合を例示する.
図44は、URA更新プロシージャの基本フローを例示する.
図45は、UTRANモビリティ情報の更新を伴うセル更新プロシージャを例示する.
図46は、URA更新プロシージャ、失敗の場合を例示する.
(8.3.1.1 概要)
URA更新およびセル更新プロシージャは、いくつかの主要目的を果たす:
−URA_PCHまたはCELL_PCH状態において、サービスエリアに再入後、UTRANに通知する;
−AM RLCエンティティ上のRLC回復不能エラー[16]をUTRANに通知する;
−周期的更新によって、CELL_FACH、CELL_PCH、またはURA_PCH状態における監視機構として使用される.
加えて、URA更新プロシージャはまた、以下の目的を果たす:
−URA_PCH状態においてUEに割り当てられる現在のURAに属さないセルへのセル再選択後、新しいURA識別を読み出す.
加えて、セル更新プロシージャはまた、以下の目的を果たす:
−セル再選択後、UEがキャンプオンしている現在のセルによって、UTRANを更新する;
−CELL_DCH状態における無線リンク失敗に作用する;
−UE CAPABILITY INFORMATIONメッセージの伝送失敗に作用する;
−FDDおよび1.28Mcps TDDに対して、変数H_RNTIが設定されていない場合、ならびに3.84Mcps TDDおよび7.68Mcps TDDに対して:
URA_PCHまたはCELL_PCH状態においてトリガされると、UTRAN発信ページングの受信による、またはアップリンクデータ伝送要求による、CELL_FACH状態への遷移をUTRANに通知する;
−MBMS伝送の受信に関心がある、URA_PCH、CELL_PCH、およびCELL_FACHにおけるUEの数をカウントする;
−URA_PCH、CELL_PCH、およびCELL_FACH状態においてトリガされると、UEがMBMSサービスの受信に関心があることをUTRANに通知する;
−CELL_PCH、URA_PCH、およびCELL_FACH状態において、UEによるP−T−P RB設定をMBMSに要求する.
URA更新およびセル更新プロシージャは、以下を行ってもよい:
1>UE内のモビリティ関連情報の更新を含む;
1>CELL_FACH状態から、CELL_DCH、CELL_PCH、またはURA_PCH状態、またはアイドルモードに状態遷移させる.
セル更新プロシージャはまた、以下を含んでもよい:
−AM RLCエンティティの再確立;
−無線ベアラ解放、無線ベアラ再構成、トランスポートチャネル再構成、または物理チャネル再構成。
UEは、以下の場合、セル更新プロシージャを開始する:
1>アップリンクデータ伝送:
2>FDDおよび1.28Mcps TDDに対して、変数H_RNTIが設定されていない場合、ならびに3.84Mcps TDDおよび7.68Mcps TDDに対して:
3>UEが、URA_PCHまたはCELL_PCH状態にある場合;および
3>タイマT320が作動中でない場合:
4>UEが、RB1以上に伝送するためのアップリンクRLCデータPDUまたはアップリンクRLC制御PDUを有する場合:
5>原因「アップリンクデータ伝送」を使用して、セル更新を行う.
3>そうでなければ:
4>変数ESTABLISHMENT_CAUSEが設定される場合:
5>原因「アップリンクデータ伝送」を使用して、セル更新を行う.
1>ページング応答:
2>現在の項において、前述の原因を伴うセル更新を行うための基準が満たされない場合;および
2>UEが、URA_PCHまたはCELL_PCH状態にある場合、第8.1.2.3項に規定のセル更新プロシージャを開始するための条件を満たすPAGING TYPE 1メッセージを受信し:
3>原因「ページング応答」を使用して、セル更新を行う.
1>無線リンクの失敗:
2>現在の項において、前述の原因を伴うセル更新を行うための基準のいずれも満たされない場合:
3>UEが、CELL_DCH状態にあって、無線リンクの失敗のための基準が、第8.5.6項に規定されるように満たされる場合;または
3>UE CAPABILITY INFORMATIONメッセージの伝送が、第8.1.6.6項に規定されるように、失敗する場合:
4>原因「無線リンクの失敗」を使用して、セル更新を行う.
1>MBMS ptp RB要求:
2>現在の項において、前述の原因を伴うセル更新を行うための基準のいずれも満たされない場合;および
2>UEが、URA_PCH、CELL_PCH、またはCELL_FACH状態にある場合;および
2>タイマT320が作動中でない場合;および
2>UEが、第8.6.9.6項に規定されるように、MBMS ptp無線ベアラ要求のためのセル更新を行うべき場合:
3>原因「MBMS ptp RB要求」を使用して、セル更新を行う.
1>サービスエリアへの再入:
2>現在の項において、前述の原因を伴うセル更新を行うための基準のいずれも満たされない場合;および
2>UEが、CELL_FACHまたはCELL_PCH状態にある場合;および
2>UEが、サービスエリアから出て、T307またはT317の終了する前に、サービスエリアに再入する場合:
3>原因「サービスエリアへの再入」を使用して、セル更新を行う.
1>RLC回復不能エラー:
2>現在の項において、前述の原因を伴うセル更新を行うための基準のいずれも満たされない場合;および
2>UEが、AM RLCエンティティ内のRLC回復不能エラー[16]を検出する場合:
3>原因「RLC回復不能エラー」を使用して、セル更新を行う.
1>セルの再選択:
2>現在の項において、前述の原因を伴うセル更新を行うための基準のいずれも満たされない場合:
3>UEが、CELL_FACHまたはCELL_PCH状態にあって、UEが、セルの再選択を行う場合;または
3>UEが、CELL_FACH状態にあって、変数C_RNTIが、空である場合:
4>原因「セルの再選択」を使用して、セル更新を行う.
1>周期的セル更新:
2>現在の項において、前述の原因を伴うセル更新を行うための基準のいずれも満たされない場合;および
2>UEが、CELL_FACHまたはCELL_PCH状態にある場合;および
2>タイマT305の終了する場合;および
2>第8.5.5.2項に規定される「サービスエリア内」のための基準が満たされる場合;および
2>周期的更新が、「無限大」以外の任意の他の値に設定されたIE「コネクトモードにおけるUEタイマおよび定数」において、T305によって構成されている場合:
3>FDDに対して:
4>変数COMMON_E_DCH_TRANSMISSIONが、FALSEに設定される場合:
5>原因「周期的セル更新」を使用して、セル更新を行う.
4>そうでなければ:
5>タイマT305を再開する;
5>およびプロシージャを終了する.
3>1.28Mcps TDDおよび3.84/7.68Mcps TDDに対して:
4>原因「周期的セル更新」を使用して、セル更新を行う.
1>MBMS受信:
2>現在の項において、前述の原因を伴うセル更新を行うための基準のいずれも満たされない場合;および
2>UEが、URA_PCH、CELL_PCH、またはCELL_FACH状態にある場合;および
2>UEが、第8.7.4項に規定されるMBMSカウンティングのためのセル更新を行うべきである場合:
3>原因「MBMS受信」を使用して、セル更新を行う.
URA_PCH状態にあるUEは、以下の場合、URA更新プロシージャを開始する:
1>URAの再選択:
2>UEが、変数URA_IDENTITY内に記憶された、UEに割り当てられた現在のURAが、システム情報ブロックタイプ2内のURA識別のリスト内に存在しないことを検出する場合;または
2>システム情報ブロックタイプ2内のURA識別のリストが、空である場合;または
2>システム情報ブロックタイプ2が見つからない場合:
3>原因「URAの変更」を使用して、URA更新を行う.
1>周期的URA更新:
2>現在の項において前述の原因を伴うURA更新を行うための基準が見なされない場合:
3>タイマT305の終了する場合および周期的更新が、「無限大」以外の任意の他の値に設定されたIE「コネクトモードにおけるUEタイマおよび定数」において、T305によって構成されている場合;または
3>第8.1.1.6.5項に規定のURA更新プロシージャを開始するための条件が満たされる場合:
4>原因「周期的URA更新」を使用して、URA更新を行う.
URA更新またセル更新プロシージャを開始時、UEは:
1>UEが、RB3以上で伝送するためのアップリンクRLCデータPDUまたはアップリンクRLC制御PDUを有する場合;または
1>UEが、第8.1.2.3項に規定のセル更新プロシージャを開始するための条件を満たすPAGING TYPE 1メッセージを受信する場合:
2>カウンタV316をゼロに設定する.
1>タイマT320が作動中である場合:
2>タイマT320を停止する;
2>UEが、RB1以上に伝送するためのアップリンクRLCデータPDUまたはアップリンクRLC制御PDUを有する場合:
3>原因「アップリンクデータ伝送」を使用して、セル更新を行う.
2>そうでなければ:
3>セル更新プロシージャが、ページング応答または無線リンクの失敗によってトリガされない場合;および
3>UEが、第8.6.9.6項に規定されるように、MBMS ptp無線ベアラ要求のためのセル更新を行うべき場合:
4>原因「MBMS ptp RB要求」を使用して、セル更新を行う.
1>作動中である場合、タイマT319を停止する;
1>タイマT305を停止する;
1>FDDおよび1.28Mcps TDDに対して:
2>UEが、CELL_FACH状態にある場合;および
2>IE「HS−DSCH共通システム情報」が、システム情報ブロックタイプ5またはシステム情報ブロックタイプ5ビット内に含まれる場合;および
2>1.28Mcps TDDに対して、IE「共通E−DCHシステム情報」がシステム情報ブロックタイプ5内にある場合;および
2>UEが、CELL_FACH状態において、HS−DSCH受信をサポートする場合:
3>変数H_RNTIが設定されない、または変数C_RNTIが設定されない場合:
4>変数H_RNTIをクリアする;
4>変数C_RNTIをクリアする;
4>任意の記憶されたIE「HARQ情報」をクリアする;
4>変数HS_DSCH_RECEPTION_OF_CCCH_ENABLEDをTRUEに設定する;
4>かつ第8.5.37項におけるプロシージャに従って、IE「HS−DSCH共通システム情報」によって与えられたパラメータを使用することによって、タイプHS−SCCHおよびHS−PDSCHのHS−DSCHトランスポートチャネルマップ物理チャネルの受信を開始する.
3>そうでなければ:
4>第8.5.36項におけるプロシージャに従って、IE「HS−DSCH共通システム情報」によって与えられたパラメータを使用することによって、タイプHS−SCCHおよびHS−PDSCHのHS−DSCHトランスポートチャネルマップ物理チャネルを受信する;
4>HSPA_RNTI_STORED_CELL_PCH変数に対する値を決定し、第8.5.56項に説明される対応するアクションを行う;
4>READY_FOR_COMMON_EDCH変数に対する値を決定し、第8.5.47項に説明される対応するアクションを行う;
4>COMMON_E_DCH_TRANSMISSION変数に対する値を決定し、第8.5.46項に説明される対応するアクションを行う;
4>変数READY_FOR_COMMON_EDCHが、TRUEに設定される場合:
5>FDDに対しては、第8.5.45項、1.28Mcps TDDに対しては、第8.5.45a項に規定されるように、拡張アップリンクをCELL_FACH状態およびアイドルモードに構成する.
1>UEが、CELL_DCH状態にある場合:
2>変数RB_TIMER_INDICATORにおいて、IE「T314満了」およびIE「T315満了」をFALSEに設定する;
2>タイマT314およびタイマT315の記憶された値が、両方ともゼロに等しい場合;または
2>タイマT314の記憶された値が、ゼロに等しく、それに対して、変数ESTABLISHED_RABSにおいて、IE「再確立タイマ」の値が、「T315を使用する」に設定され、シグナリングコネクションが、CSドメインに対してのみ存在する、任意の無線アクセスベアラと関連付けられた無線ベアラが存在しない場合:
3>その無線リソースをすべて解放する;
3>確立されたシグナリングコネクション(変数ESTABLISHED_SIGNALLING_CONNECTIONS内に記憶されるように)および確立された無線アクセスベアラ(変数ESTABLISHED_RABS内に記憶されるように)の解放(中止)を上層に示す;
3>変数ESTABLISHED_SIGNALLING_CONNECTIONSをクリアする;
3>変数ESTABLISHED_RABSをクリアする;
3>アイドルモードに入る;
3>第8.5.2項に規定されるように、コネクトモードからアイドルモードに入る時、他のアクションを行う;
3>かつプロシージャを終了する.
2>タイマT314の記憶された値が、ゼロに等しい場合:
3>それに対して、変数ESTABLISHED_RABSにおいて、IE「再確立タイマ」の値が、「T314を使用する」に設定される、任意の無線アクセスベアラと関連付けられたすべての無線ベアラを解放する;
3>変数RB_TIMER_INDICATORにおいて、IE「T314満了」をTRUEに設定する;
3>CNドメインと関連付けられたすべての無線アクセスベアラが解放される場合:
4>そのCNドメインに対するシグナリングコネクションを解放する;
4>変数ESTABLISHED_SIGNALLING_CONNECTIONSから、そのCNドメインに対するシグナリングコネクションを除去する;
4>シグナリングコネクションの解放(中止)を上層に示す;
2>タイマT315の記憶された値が、ゼロに等しい場合:
3>それに対して、変数ESTABLISHED_RABSにおいて、IE「再確立タイマ」の値が、「T315を使用する」に設定される、任意の無線アクセスベアラと関連付けられたすべての無線ベアラを解放する;
3>変数RB_TIMER_INDICATORにおいて、IE「T315満了」をTRUEに設定する.
3>CNドメインと関連付けられたすべての無線アクセスベアラが解放される場合:
4>そのCNドメインに対するシグナリングコネクションを解放する;
4>変数ESTABLISHED_SIGNALLING_CONNECTIONSから、そのCNドメインに対するシグナリングコネクションを除去する;
4>シグナリングコネクションの解放(中止)を上層に示す;
2>タイマT314の記憶された値が、ゼロより大きい場合:
3>それに対して、変数ESTABLISHED_RABSにおいて、IE「再確立タイマ」の値が、「T314を使用する」に設定される、任意の無線アクセスベアラと関連付けられた無線ベアラが存在する場合:
4>タイマT314を開始する.
3>それに対して、変数ESTABLISHED_RABSにおいて、IE「再確立タイマ」の値が、「T314を使用する」または「T315を使用する」に設定され、シグナリングコネクションが、CSドメインに対して存在する、任意の無線アクセスベアラと関連付けられた無線ベアラが存在する場合:
4>タイマT314を開始する.
2>タイマT315の記憶された値が、ゼロより大きい場合:
3>それに対して、変数ESTABLISHED_RABSにおいて、IE「再確立タイマ」の値が、「T315を使用する」に設定される、任意の無線アクセスベアラと関連付けられた無線ベアラが存在する場合;または
3>シグナリングコネクションが、PSドメインに対して存在する場合:
4>タイマT315を開始する.
2>解放された無線ベアラに対して:
3>変数ESTABLISHED_RABSから、無線ベアラに関する情報を削除する;
3>同一無線アクセスベアラに属するすべての無線ベアラが解放されたとき:
4>変数ESTABLISHED_RABS内に記憶されたRAB識別とともに、CNドメイン識別を使用して、無線アクセスベアラのローカル側解放を上層に示す;
4>変数ESTABLISHED_RABSから、無線アクセスベアラに関するすべての情報を削除する.
2>変数E_DCH_TRANSMISSIONが、TRUEに設定される場合:
3>変数E_DCH_TRANSMISSIONをFALSEに設定する;
3>任意のE−AGCHおよびE−HICH受信プロシージャを停止する;
3>FDDに対して、任意のE−RGCH受信プロシージャを停止する.
3>FDDに対して、任意のE−DPCCHおよびE−DPDCH伝送プロシージャを停止する.
3>1.28Mcps TDDに対して、任意のE−PUCH伝送プロシージャを停止する.
3>変数E_RNTIをクリアする;
3>IE「MAC−es/eリセットインジケータ」が受信されたように作用し、TRUEに設定する;
3>すべてのE−DCH HARQリソースを解放する;
3>任意の無線リンクが、E−DCH無線リンクをサービングしていると見なさない.
2>CELL_FACH状態に移行する;
2>[4]に従って、現在の周波数に関する好適なUTRAセルを選択する;
2>変数E_RNTIをクリアする:
3>HSPA_RNTI_STORED_CELL_PCH変数に対する値を決定し、第8.5.56項に説明される対応するアクションを行う;
3>READY_FOR_COMMON_EDCH変数に対する値を決定し、第8.5.47項に説明される対応するアクションを行う;
3>COMMON_E_DCH_TRANSMISSION変数に対する値を決定し、第8.5.46項に説明される対応するアクションを行う.
2>3.84Mcps TDDおよび7.68Mcps TDDに対して;または
2>FDDおよび1.28Mcps TDDに対して、UEが、CELL_FACH状態において、HS−DSCH受信をサポートしない場合;または
2>IE「HS−DSCH共通システム情報」が、システム情報ブロックタイプ5またはシステム情報ブロックタイプ5ビット内に含まれない場合;または
2>1.28Mcps TDDに対して、IE「共通E−DCHシステム情報」が、システム情報ブロックタイプ5内に含まれない場合:
3>第8.5.17項に従って、PRACHを選択する;
3>第8.5.19項に従って、二次CCPCHを選択する;
3>第8.6.5.1項に規定されるように、システム情報内に与えられる、トランスポートフォーマットセットを使用する;
3>第8.5.37a項に説明されるように、HS_DSCH_RECEPTION_GENERAL変数に関連するアクションを行う.
2>そうでなければ:
3>変数READY_FOR_COMMON_EDCHが、TRUEに設定される場合:
4>第8.5.45項に規定されるように、拡張アップリンクをCELL_FACH状態およびアイドルモードに構成する.
3>そうでなければ:
4>第8.5.17項に従って、PRACHを選択する:
5>第8.6.5.1項に規定されるように、システム情報内に与えられる、PRACHトランスポートフォーマットセットを使用する.
3>変数H_RNTIをクリアする;
3>任意の記憶されたIE「HARQ情報」をクリアする;
3>MAC−ehsエンティティ[15]をリセットする;
3>変数HS_DSCH_RECEPTION_OF_CCCH_ENABLEDをTRUEに設定する;
3>かつ第8.5.37項におけるプロシージャに従って、HS−DSCHの受信を開始する.
2>変数ORDERED_RECONFIGURATIONをFALSEに設定する.
1>変数PROTOCOL_ERROR_INDICATOR、FAILURE_INDICATOR、UNSUPPORTED_CONFIGURATION、およびINVALID_CONFIGURATIONをFALSEに設定する;
1>変数CELL_UPDATE_STARTEDをTRUEに設定する;
1>HS−DSCHに関連する任意のIEが、UE内に記憶される場合:
2>任意の記憶されたIE「ダウンリンクHS−PDSCH情報」をクリアする;
2>任意の記憶されたIE「ダウンリンク二次セル情報FDD」をクリアする;
2>変数TARGET_CELL_PRECONFIGURATIONからすべての入力をクリアする;
2>1.28Mcps TDDに対して、IE「DLマルチキャリア情報」内のIE「HS−PDSCH Midamble構成」およびIE「HS−SCCHセット構成」をクリアする;
2>HS_DSCH_RECEPTION変数に対する値を決定し、第8.5.25項に説明されるように、対応するアクションを行う;
2>SECONDARY_CELL_HS_DSCH_RECEPTION変数に対する値を決定し、第8.5.51項に説明されるように、対応するアクションを行う.
1>E−DCHに関連する任意のIEが、UE内に記憶される場合:
2>任意の記憶されたIE「E−DCH情報」をクリアする;
2>E_DCH_TRANSMISSION変数に対する値を決定し、第8.5.28項に説明されるように、対応するアクションを行う.
1>IE「DTX−DRXタイミング情報」または「DTX−DRX情報」のいずれかが、UE内に記憶される場合:
2>DTX_DRX_STATUS変数に対する値を決定し、第8.5.34項に説明されるように、対応するアクションを行う.
1>IE「HS−SCCH削減情報」が、UE内に記憶される場合:
2>HS_SCCH_LESS_STATUS変数に対する値を決定し、第8.5.35項に説明されるように、対応するアクションを行う.
1>MIMOに関連する任意のIEが、UE内に記憶される場合:
2>MIMO_STATUS変数に対する値を決定し、第8.5.33項に説明されるように、対応するアクションを行う.
1>1.28Mcps TDDに対して、IE「制御チャネルDRX情報」が、UE内に記憶される場合:
2>CONTROL_CHANNEL_DRX_STATUS変数に対する値を決定し、第8.5.53項に説明されるように、対応するアクションを行う.
1>1.28Mcps TDDに対して、IE「SPS情報」が、UE内に記憶される場合:
2>E_DCH_SPS_STATUS変数に対する値を決定し、第8.5.54項に説明されるように、対応するアクションを行う;
2>HS_DSCH_SPS_STATUS変数に対する値を決定し、第8.5.55項に説明されるように、対応するアクションを行う.
1>UEが、既に、CELL_FACH状態にない場合:
2>CELL_FACH状態に移行する;
2>HSPA_RNTI_STORED_CELL_PCH変数に対する値を決定し、第8.5.56項に説明される対応するアクションを行う;
2>READY_FOR_COMMON_EDCH変数に対する値を決定し、第8.5.47項に説明される対応するアクションを行う;
2>COMMON_E_DCH_TRANSMISSION変数に対する値を決定し、第8.5.46項に説明される対応するアクションを行う;
2>3.84Mcps TDDおよび7.68Mcps TDDに対して;または
2>FDDおよび1.28Mcps TDDに対して、UEが、CELL_FACH状態において、HS−DSCH受信をサポートしない場合;または
2>IE「HS−DSCH共通システム情報」が、システム情報ブロックタイプ5またはシステム情報ブロックタイプ5ビット内に含まれない場合;または
2>1.28Mcps TDDに対して、IE「共通E−DCHシステム情報」が、システム情報ブロックタイプ5内に含まれない場合:
3>第8.5.17項に従って、PRACHを選択する;
3>第8.5.19項に従って、二次CCPCHを選択する;
3>第8.6.5.1項に規定されるように、システム情報内に与えられる、トランスポートフォーマットセットを使用する;
3>第8.5.37a項に説明されるように、HS_DSCH_RECEPTION_GENERAL変数に関連するアクションを行う.
2>そうでなければ:
3>変数READY_FOR_COMMON_EDCHが、TRUEに設定される場合:
4>第8.5.45項に規定されるように、拡張アップリンクをCELL_FACH状態およびアイドルモードに構成する.
3>そうでなければ:
4>第8.5.17項に従って、PRACHを選択する:
5>第8.6.5.1項に規定されるように、システム情報内に与えられる、PRACHトランスポートフォーマットセットを使用する.
3>変数H_RNTIが設定されない、または変数C_RNTIが設定されない場合:
4>変数C_RNTIをクリアする;
4>変数H_RNTIをクリアする;
4>任意の記憶されたIE「HARQ情報」をクリアする;
4>変数HS_DSCH_RECEPTION_OF_CCCH_ENABLEDをTRUEに設定する;
4>かつ第8.5.37項におけるプロシージャに従って、HS−DSCHの受信を開始する.
3>そうでなければ:
4>第8.5.36項におけるプロシージャにしたがって、HS−DSCHを受信する.
1>UEが、セルの再選択を行う場合:
2>変数C_RNTIをクリアする;および
2>MAC内の変数C_RNTIからちょうどクリアされたそのC_RNTIを使用して停止する;
2>FDDおよび1.28Mcps TDDに対して、変数H_RNTIが設定される場合:
3>変数H_RNTIをクリアする;および
3>MAC内の変数H_RNTIからちょうどクリアされたそのH_RNTIを使用して停止する;
3>任意の記憶されたIE「HARQ情報」をクリアする;
2>FDDおよび1.28Mcps TDDに対して、変数E_RNTIが設定される場合:
3>変数E_RNTIをクリアする.
2>HSPA_RNTI_STORED_CELL_PCH変数に対する値を決定し、第8.5.56項に説明される対応するアクションを行う;
2>READY_FOR_COMMON_EDCH変数に対する値を決定し、第8.5.47項に説明される対応するアクションを行う;
2>COMMON_E_DCH_TRANSMISSION変数に対する値を決定し、第8.5.46項に説明される対応するアクションを行う;
2>FDDおよび1.28Mcps TDDに対して、UEが、CELL_FACH状態において、HS−DSCH受信をサポートし、IE「HS−DSCH共通システム情報」が、システム情報ブロックタイプ5またはシステム情報ブロックタイプ5ビット内に含まれる場合:
3>MAC−ehsエンティティ[15]をリセットする.
3>変数HS_DSCH_RECEPTION_OF_CCCH_ENABLEDをTRUEに設定する;
3>かつ第8.5.37項におけるプロシージャに従って、HS−DSCHの受信を開始する.
2>そうでなければ:
3>第8.5.37a項に説明されるように、HS_DSCH_RECEPTION_GENERAL変数に関連するアクションを行う.
1>第8.5.15項に従って、現在のセルのSFNに関連して、CFNを設定する;
1>セル更新プロシージャの場合:
2>第8.3.1.3項に従って、セル更新メッセージのコンテンツを設定する;
2>アップリンクCCCH上での伝送のためのセル更新メッセージを提出する.
1>URA更新プロシージャの場合:
2>第8.3.1.3項に従って、URA更新メッセージのコンテンツを設定する;
2>アップリンクCCCH上での伝送のためのURA更新メッセージを提出する.
1>カウンタV302を1に設定する;
1>MAC層が、メッセージを伝送する際、成功または失敗を示すと、タイマT302を開始する。
(10.3.3.43 コネクトモードにおけるUEタイマおよび定数)
この情報要素は、コネクトモードにおいて、UEによって使用される、タイマおよび定数値を規定する。
この変数は、SIGNALLING CONNECTION RELEASE INDICATIONメッセージが、CELL_PCHまたはURA_PCH状態においてトリガされたか否かに関する情報を含有する。UE内にそのような変数の1つが存在する。
25.331の第8.2.2節、図8.2.2−3:は、無線ベアラ再構成の正常フローを描写する。
メッセージは、以下に説明され、提案される追加については、イタリックおよび太字で示される。
(10.2.27 無線ベアラ再構成)
このメッセージは、UTRANから、QoSの変更に関連するパラメータを再構成する、またはブロードキャストタイプのMBMSサービスのptp伝送のために使用される無線ベアラを解放および設定するために送信される.このプロシージャはまた、トランスポートチャネルおよび物理チャネルを再構成するために、MACの多重化を変更することができる。このメッセージはまた、GERAN Iu modeからUTRANへのハンドオーバを行うために使用される。
RLC−SAP:AMまたはUMあるいはGERAN Iu modeを通して送信される。
論理チャネル:DCCHまたはGERAN Iu modeを通して送信される。
方向:UTRAN→UE
(8.1.3.6 UEによるRRC CONNECTION SETUPメッセージの受信)
UEは、受信したRRC CONNECTION SETUPメッセージ内のIE「初期UE識別」の値を変数INITIAL_UE_IDENTITYの値と比較する.
値が異なる場合、UEは:
1>メッセージの残りを無視する.
値が等しい場合、UEは:
2>「仕様モード」が「プレ構成」に設定され、IE「プレ構成モード」がIE「所定構成」に設定される場合:
3>以下を例外として、IE「所定構成識別」によって識別される所定パラメータに従って、無線ベアラおよびトランスポートチャネル構成を開始する;
4>IE「リストを設定するためのRB」およびIE「再確立タイマ」を無視する.
注記:IEは、システム情報ブロック16内に含まれるIE「所定RB構成」を含むことが義務づけられるが、前述のIEは、RRC接続確立の際、RABを確立不可能であるため、無視されるべきである.
3>受信した物理チャネル情報要素に従って、物理チャネルを開始する;
2>IE「仕様モード」が「プレ構成」に設定され、IE「プレ構成モード」が「デフォルト構成」に設定される場合:
3>以下を例外として、IE「デフォルト構成モード」およびIE「デフォルト構成識別」によって識別されるデフォルトパラメータに従って、無線ベアラおよびトランスポートチャネル構成を開始する:
4>シグナリング無線ベアラ以外の無線ベアラを無視する.
3>受信した物理チャネル情報要素に従って、物理チャネルを開始する.
注記:IE「デフォルト構成モード」は、デフォルト構成のFDDまたはTDDバージョンが使用されるべきかどうかを規定する.
2>IE「仕様モード」が「完全仕様」に設定される場合:
3>受信した無線ベアラ、トランスポートチャネル、および物理チャネル情報要素に従って、無線ベアラ、トランスポートチャネル、および物理チャネル構成を開始する.
1>IE「CELL_FACHのためのデフォルト構成」が設定される場合:
2>第13.8節に準拠して、デフォルトパラメータに従って作用する;
1>変数ESTABLISHMENT_CAUSEをクリアする;
1>FDDおよび1.28Mcps TDDに対して、HS_DSCH_RECEPTION_OF_CCCH_ENABLEDがTRUEに設定される場合:
2>変数HS_DSCH_RECEPTION_OF_CCCH_ENABLEDをFALSEに設定する.
1>以下に別様に規定されない限り、作動しているいずれかのタイマT300またはT318を停止し、第8.6項に規定されるように、すべての受信した情報要素に作用する:
2>UEが、第8.6.3.3項に準拠して、プロシージャの終了時にCELL_FACH状態にあるであろう場合:
3>IE「周波数情報」が含まれる場合:
4>その周波数に関して、[4]に準拠して、好適なUTRAセルを選択する.
3>UTRA RRCコネクトモードに入る;
3>READY_FOR_COMMON_EDCH変数のための値を決定し、第8.5.47項に記載される対応するアクションを行う;
3>COMMON_E_DCH_TRANSMISSION変数のための値を決定し第8.5.46項に記載される対応するアクションを行う;
3>変数READY_FOR_COMMON_EDCHがFALSEに設定される場合:
4>第8.5.17項に準拠して、PRACHを選択する;
3>そうでなければ:
4>FDDの場合、第8.5.45項に、1.28Mcps TDDの場合、第8.5.45a項に規定されるように、CELL_FACH状態およびアイドルモードにおいて、拡張アップリンクを構成する.
3>3.84Mcpsおよび7.68Mcps TDDに対して;または
3>FDDおよび1.28Mcps TDDに対して、UEが、CELL_FACH状態において、HS−DSCH受信をサポートしない場合;または
3>IE「HS−DSCH 共通システム情報」が、システム情報ブロックタイプ5またはシステム情報ブロックタイプ5bis内に含まれない場合;または
3>1.28Mcps TDDに対して、IE「共通E−DCHシステム情報」が、システム情報ブロックタイプ5内に含まれない場合:
4>第8.5.19項に準拠して、二次CCPCHを選択する;
3>そうでなければ:
4>変数HS_DSCH_RECEPTION_OF_CCCH_ENABLEDをFALSEに設定する;
4>FDDに対して、変数READY_FOR_COMMON_EDCHがFALSEに設定される場合:
5>RBが、DLに対して、トランスポートチャネルタイプ「HS−DSCH」、ULに対して、トランスポートチャネルタイプ「RACH」を伴う、多重伝送オプションを有する場合;および
5>「新しいH−RNTI」および「新しいC−RNTI」が含まれる場合:
6>第8.6.3.1b項に準拠して、「新しいH−RNTI」を記憶する;
6>第8.6.3.9項に準拠して、「新しいC−RNTI」を記憶する;
6>および第8.5.36項におけるプロシージャに準拠して、HS−DSCHの受信を開始する.
5>そうでなければ:
6>変数C_RNTIをクリアし、いずれの記憶されたC−RNTI値も削除する;
6>変数H_RNTIをクリアし、いずれの記憶されたH−RNTI値も削除する;
6>いずれの記憶されたIE「HARQ情報」もクリアする;
6>変数INVALID_CONFIGURATIONをTRUEに設定する.
4>そうでなければ:
5>RBが、DLに対して、トランスポートチャネルタイプ「HS−DSCH」、ULに対して、トランスポートチャネルタイプ「E−DCH」を伴う、多重伝送オプションを有する場合;および
5>IE「新しい一次E−RNTI」、「新しいH−RNTI」、および「新しいC−RNTI」が含まれる場合:
6>第8.6.3.14項に準拠して、「新しい一次E−RNTI」を記憶する;
6>第8.6.3.1b項に準拠して、「新しいH−RNTI」を記憶する;
6>第8.6.3.9項に準拠して、「新しいC−RNTI」を記憶する;
6>FDDの場合、第8.5.45項に、1.28Mcps TDDの場合、第8.5.45a項に準拠して、CELL_FACH状態およびアイドルモードにおいて拡張アップリンクを構成する;
6>および第8.5.36項におけるプロシージャに準拠して、HS−DSCHの受信を開始する.
5>そうでなければ:
6>変数C_RNTIをクリアし、いずれの記憶されたC−RNTI値も削除する;
6>変数H_RNTIをクリアし、いずれの記憶されたH−RNTI値も削除する;
6>変数E_RNTIをクリアし、いずれの記憶されたE−RNTI値も削除する;
6>いずれの記憶されたIE「HARQ情報」もクリアする;
6>変数INVALID_CONFIGURATIONをTRUEに設定する.
3>IE「UTRAN DRXサイクル長係数」を無視し、DRXの使用を停止する.
1>UEが、第8.6.3.3項に準拠して、プロシージャの終了時、CELL_DCH状態にあるであろう場合:
2>[29]に指定されるように、物理層同期プロシージャAを行う(FDDのみ);
2>UTRA RRCコネクトモードに入る;
2>IE「UTRAN DRXサイクル長係数」を無視し、DRXの使用を停止する.
1>以下に規定されるように、コンテンツセットとともに、第8.6.3.3項に従って、正常状態遷移後、RRC CONNECTION SETUP COMPLETEメッセージをアップリンクDCCH上の下位層に提出する:
2>IE「RRCトランザクション識別子」を以下に設定する:
3>変数TRANSACTIONSにおけるテーブル「容認トランザクション」のRRC CONNECTION SETUPメッセージのための入力内の「RRCトランザクション識別子」の値;および
3>その入力をクリアする.
2>USIMまたはSIMが存在する場合:
3>存在する場合、USIM[50]内に記憶されている、またはSIMが存在する場合、UE内に記憶されるように、対応するSTART値を伴うRRC CONNECTION SETUP COMPLETEメッセージにおけるIE「STARTリスト」内の各CN領域に対して、「START」を設定する;次いで
3>存在する場合、USIM[50]に記憶されている、かつSIMが、いずれかのCN領域に対して存在する場合、UE内に記憶されるように、START値を変数START_THRESHOLDの値「THRESHOLD」に設定する.
2>USIMまたはSIMのいずれも存在しない場合:
3>RRC CONNECTION SETUP COMPLETEメッセージにおけるIE「STARTリスト」内の各CN領域に対する「START」をゼロに設定する;
3>変数「START_THRESHOLD」内の「THRESHOLD」の値をデフォルト値[40]に設定する.
2>変数UE_CAPABILITY_REQUESTEDから、そのUTRA UE無線アクセス能力情報要素を読み出す;次いで
2>これをIE「UE無線アクセス能力」およびIE「UE無線アクセス能力拡張子」内に含める、但し、本IEは、変数UE_CAPABILITY_REQUESTED内に含まれる;
2>変数UE_CAPABILITY_REQUESTEDから、そのRAT間特定UE無線アクセス能力情報要素を読み出す;次いで
2>これをIE「UEシステム特定能力」内に含める;
2>変数DEFERRED_MEASUREMENT_STATUSがTRUEである場合:
3>システム情報ブロックタイプ11が、BCCH上にスケジューリングされ、UEが、IEが本システム情報ブロック内に存在することを読取または記憶していない場合、または
3>システム情報ブロックタイプ11bisが、BCCH上にスケジューリングされ、UEが、IEが本システム情報ブロック内に存在することを読取または記憶していない場合、または
3>システム情報ブロックタイプ12が、BCCH上にスケジューリングされ、UEが、IEが本システム情報ブロック内に存在することを読取または記憶していない場合:
4>IE「遅延測定制御読取」を含める.
注記:「RRC状態インジケータ」が値「CELL_FACH」に設定される場合、UEは、システム情報ブロックタイプ11、システム情報ブロックタイプ11bis、およびシステム情報ブロックタイプ12内のIEの読取および記憶を継続し、伝送される場合、RRC接続設定完了メッセージを下層に提出後である(第8.5.31項参照).
RRC CONNECTION SETUP COMPLETEメッセージが、伝送のために、下層に提出されると、UEは:
1>UEが、CELL_DCH状態に入っている場合:
2>IE「遅延測定制御読取」が、RRC CONNECTION SETUP COMPLETEメッセージ内に含められている場合:
3>変数MEASUREMENT_IDENTITYをクリアする;
3>変数CELL_INFO_LISTをクリアする.
1>UEが、CELL_FACH状態に入っている場合:
2>周期的更新が、変数TIMERS_AND_CONSTANTS内の「無限」以外の値に設定される、IE「コネクトモードにおけるUEタイマおよび定数」において、T305によって構成されている場合、その初期値を使用して、タイマT305を起動させる.
1>変数UE_CAPABILITY_REQUESTEDのコンテンツを変数UE_CAPABILITY_TRANSFERRED内に記憶する;
1>第13.4項に規定されるように、UTRA RRCコネクトモードに入るのに応じて、変数を初期化する;
1>V316をゼロに設定する;
1>プロシージャは正常であると見なす;
そして、プロシージャは、終了する.
(8.1.14 シグナリングコネクション解放指示プロシージャ)
図47は、シグナリングコネクション解放指示プロシージャの正常な場合を例示する
(8.1.14.1 概要)
シグナリングコネクション解放指示プロシージャは、UTRANに、そのシグナリングコネクションのうちの1つが、解放されることを示すために、UEによって使用される、またはUTRANに、バッテリ効率的RRC状態への状態遷移を開始することを要求するために、UEによって使用される.プロシージャは、順に、RRCコネクション解放プロシージャを開始してもよい.
(8.1.14.2 開始)
UEは、特定のCN領域に対して、上層から、シグナリングコネクションを解放(中止)する要求の受信に応じて:
1>IE「CN領域識別」によって識別される特定のCN領域に対する変数ESTABLISHED_SIGNALLING_CONNECTIONS内のシグナリングコネクションが存在する場合:
2>シグナリングコネクション解放指示プロシージャを開始する.
1>そうでなければ:
2>第8.1.3.5a項に規定されるように、その特定のCN領域に対するシグナリングコネクションのいずれの継続中の確立も中止する.
CELL_PCHまたはURA_PCH状態におけるシグナリングコネクション解放指示プロシージャの開始に応じて、UEは:
1>変数READY_FOR_COMMON_EDCHがTRUEに設定される場合:
2>CELL_FACH状態に移行する;
2>周期的セル更新が、「無限」以外の値に設定されたIE「コネクトモードにおけるUEタイマおよび定数」において、T305によって構成されている場合、その初期値を使用して、タイマT305を再起動する.
1>そうでなければ:
2>変数H_RNTIおよび変数C_RNTIが設定される場合:
3>以下のように、シグナリングコネクション解放指示プロシージャを継続する.
2>そうでなければ:
3>原因「アップリンクデータ伝送」を使用して、第8.3.1項に準拠して、セル更新プロシージャを行う;
3>セル更新プロシージャが正常に完了すると:
4>以下のように、シグナリングコネクション解放指示プロシージャを継続する.
UEは:
1>IE「CN領域識別」を上層によって指示される値に設定する.IEの値は、その関連付けられたシグナリングコネクションが、上層が解放されることを示している、CN領域を示す;
1>AM RLCを使用して、DCCH上でSIGNALLING CONNECTION RELEASE INDICATIONメッセージを伝送する.
1>SIGNALLING CONNECTION RELEASE INDICATIONメッセージが、「UEがPSデータセッション終了を要求した」に設定されたIE「シグナリングコネクション解放指示原因」を含まない場合:
2>変数ESTABLISHED_SIGNALLING_CONNECTIONSから、上層によって指示される識別を伴うシグナリングコネクションを除去する.
SIGNALLING CONNECTION RELEASE INDICATIONメッセージの正常送達が、RLCによって確認されると、プロシージャは、終了する.
加えて、タイマT323値が、変数TIMERS_AND_CONSTANTSにおけるIE「コネクトモードにおけるUEタイマおよび定数」内に記憶されている場合、および変数ESTABLISHED_SIGNALLING_CONNECTIONS内に指示されるCS領域接続が存在しない場合、UEは、以下を行ってもよい:
1>上層が、長期間、PSデータがこれ以上存在しないことを示す場合:
2>タイマT323が作動していない場合:
3>UEが、CELL_DCH状態またはCELL_FACH状態にある場合;または
3>UEが、CELL_PCH状態またはURA_PCH状態にあって、かつV316<2である場合:
4>UEが、CELL_PCHまたはURA_PCH状態にあって、V316を1ずつインクリメントする場合;
4>IE「CN領域識別」をPS領域に設定する;
4>IE「シグナリングコネクション解放指示原因」を「UEがPSデータセッション終了を要求した」に設定する;
4>AM RLCを使用して、DCCH上でSIGNALLING CONNECTION RELEASE INDICATIONメッセージを伝送する;
4>タイマT323を起動する.
SIGNALLING CONNECTION RELEASE INDICATIONメッセージの正常送達が、RLCによって確認されると、プロシージャは、終了する.
UEは、タイマT323が作動中、「UEがPSデータセッション終了を要求した」に設定されたIE「シグナリングコネクション解放指示原因」を伴うSIGNALLING CONNECTION RELEASE INDICATIONメッセージを送信することが禁止される.
UEは、「UEがPSデータセッション終了を要求した」に設定されたIE「シグナリングコネクション解放指示原因」を伴うSIGNALLING CONNECTION RELEASE INDICATIONメッセージを送信後、PSシグナリングコネクションをローカルに解放しない.
PSデータが、伝送のために利用可能となる場合、またはUEが、セル更新プロシージャをトリガする、ページングメッセージを受信する場合、UEは、V316をゼロに設定する.
(8.1.14.2a RLC再確立またはRAT間変更)
SIGNALLING CONNECTION RELEASE INDICATIONメッセージの正常伝達が、RLCによって確認される前に、シグナリング無線ベアラRB2上のRLCエンティティの伝送側の再確立が生じる場合、UEは:
1>シグナリング無線ベアラRB2上のAM RLCを使用して、アップリンクDCCH上でSIGNALLING CONNECTION RELEASE INDICATIONメッセージを再伝送する.
SIGNALLING CONNECTION RELEASE INDICATIONメッセージの正常送達が、RLCによって確認される前に、UTRANプロシージャからのRAT間ハンドオーバが生じる場合、UEは:
1>新しいRATにある間、シグナリングコネクションを中止する.
(8.1.14.3 UTRANによるSIGNALLING CONNECTION RELEASE INDICATIONの受信)
SIGNALLING CONNECTION RELEASE INDICATIONメッセージの受信に応じて、IE「シグナリングコネクション解放指示原因」が含まれない場合、UTRANは、上層から、シグナリングコネクションの解放を要求する.次いで、上層は、シグナリングコネクションの解放を開始してもよい.
IE「シグナリングコネクション解放指示原因」が、SIGNALLING CONNECTION RELEASE INDICATIONメッセージ内に含まれる場合、UTRANは、効率的バッテリ消耗IDLE、CELL_PCH、URA_PCH、またはCELL_FACH状態への状態遷移を開始してもよい.
(8.1.14.4 タイマT323の終了)
タイマT323が終了すると:
1>UEは、上層からのいずれかの後続指示が、長期間、PSデータがこれ以上存在しないことを示すかどうか決定してもよく、その場合、第8.1.14.2項に準拠して、単一SIGNALLING CONNECTION RELEASE INDICATIONメッセージの伝送をトリガする;
1>プロシージャは、終了する.
(8.3 RRCコネクションモビリティプロシージャ)
(8.3.1 セルおよびURA更新プロシージャ)
図48は、セル更新プロシージャの基本フローを例示する.
図49は、UTRANモビリティ情報の更新を伴うセル更新プロシージャを例示する.
図50は、物理チャネル再構成を伴うセル更新プロシージャを例示する.
図51は、トランスポートチャネル再構成を伴うセル更新プロシージャを例示する.
図52は、無線ベアラ解放を伴うセル更新プロシージャを例示する.
図53は、無線ベアラ再構成を伴うセル更新プロシージャを例示する.
図54は、無線ベアラ設定を伴うセル更新プロシージャを例示する.
図55は、セル更新プロシージャの失敗の場合を例示する.
図56は、を例示するURA更新プロシージャの基本フローを例示する.
図57は、UTRANモビリティ情報の更新を伴うURA更新プロシージャを例示する.
図58は、を例示するURA更新プロシージャの失敗の場合を例示する.
(8.3.1.1 概要)
URA更新およびセル更新プロシージャは、いくつかの主要目的を果たす:
−URA_PCHまたはCELL_PCH状態において、サービスエリアに再入した後、UTRANに通知する;
−UTRANに、AM RLCエンティティ上のRLC回復不能エラー[16]を通知する;
−周期的更新によって、CELL_FACH、CELL_PCH、またはURA_PCH状態における監視機構として使用される.
加えて、URA更新プロシージャはまた、以下の目的を果たす:
−URA_PCH状態において、UEに割り当てられる現在のURAに属さないセルに対するセル再選択後、新しいURA識別を読み出す.
加えて、セル更新プロシージャはまた、以下の目的を果たす:
−セル再選択後、UEがキャンプオンしている現在のセルでUTRANを更新する;
−CELL_DCH状態において、無線リンク失敗に作用する;
−UE CAPABILITY INFORMATIONメッセージの伝送失敗に作用する;
−FDDおよび1.28Mcps TDDに対して、変数H_RNTIが設定されていない場合、および3.84Mcps TDDおよび7.68Mcps TDDに対して:
URA_PCHまたはCELL_PCH状態においてトリガされると、UTRANに、ページング起因UTRANの受信またはアップリンクデータ伝送要求による、CELL_FACH状態への遷移を通知する;
−MBMS伝送の受信を所望するURA_PCH、CELL_PCH、およびCELL_FACHにおけるUEの数をカウントする;
−URA_PCH、CELL_PCH、およびCELL_FACH状態においてトリガされると、UTRANに、MBMSサービスの受信を所望するUEを通知する;
−CELL_PCH、URA_PCH、およびCELL_FACH状態において、UEによって、MBMS P−T−P RB設定を要求する.
URA更新およびセル更新プロシージャは、以下を行ってもよい:
1>UE内にモビリティ関連情報の更新を含む;
1>CELL_FACH状態から、CELL_DCH、CELL_PCH、またはURA_PCH状態、あるいはアイドルモードに状態遷移させる.
セル更新プロシージャはまた、以下を含めてもよい:
−AM RLCエンティティの再確立;
−UM RLCエンティティの再確立;
−無線ベアラ解放、無線ベアラ再構成、トランスポートチャネル再構成、または物理チャネル再構成.
(8.3.1.2 開始)
UEは、以下の場合、セル更新プロシージャを開始する:
1>アップリンクデータ伝送:
2>FDDおよび1.28Mcps TDDに対して、変数H_RNTIが設定されていない場合、および3.84Mcps TDDおよび7.68Mcps TDDに対して:
3>UEが、URA_PCHまたはCELL_PCH状態にある場合;および
3>タイマT320が作動していない場合:
4>UEが、RB1以降上に伝送するためのアップリンクRLCデータPDUまたはアップリンクRLC制御PDUを有する場合:
5>原因「アップリンクデータ伝送」を使用して、セル更新を行う.
3>そうでなければ:
4>変数ESTABLISHMENT_CAUSEが設定される場合:
5>原因「アップリンクデータ伝送」を使用して、セル更新を行う.
1>ページング応答:
2>本項に前述の原因によって、セル更新を行うための基準が満たされない場合;および
2>URA_PCHまたはCELL_PCH状態にあるUEが、第8.1.2.3項に規定されるセル更新プロシージャを開始するための条件を充足するPAGING TYPE 1メッセージを受信する場合:
3>原因「ページング応答」を使用して、セル更新を行う.
1>無線リンク失敗:
2>本項に前述の原因によって、セル更新を行うための基準のいずれも満たされない場合:
3>UEが、CELL_DCH状態にあって、無線リンク失敗の基準が、第8.5.6項に規定されるように、満たされる場合;または
3>UE CAPABILITY INFORMATIONメッセージの伝送が、第8.1.6.6項に規定されるように、失敗する場合;または
3>UEが、PDCPエンティティ内のPDCP回復不能エラー[36]を検出する場合:
4>原因「無線リンク失敗」を使用して、セル更新を行う.
1>MBMS ptp RB要求:
2>本項に前述の原因によって、セル更新を行うための基準のいずれも満たされない場合;および
2>UEが、URA_PCH、Cell_PCH、またはCell_FACH状態にある場合;および
2>タイマT320が作動していない場合;および
2>UEが、第8.6.9.6項に規定されるように、MBMS ptp 無線ベアラ要求のためのセル更新を行うべきである場合:
3>原因「MBMS ptp RB要求」を使用して、セル更新を行う.
1>サービスエリア再入:
2>本項に前述の原因によって、セル更新を行うための基準のいずれも満たされない場合;および
2>UEが、CELL_FACHまたはCELL_PCH状態にある場合;および、
2>UEが、T307またはT317の終了する前に、サービスエリアから出て、サービスエリアに再入した場合:
3>原因「サービスエリア再入」を使用して、セル更新を行う.
1>RLC回復不能エラー:
2>本項に前述の原因によって、セル更新を行うための基準のいずれも満たされない場合;および
2>UEが、AM RLCエンティティ内のRLC回復不能エラー[16]を検出する場合:
3>原因「RLC回復不能エラー」を使用して、セル更新を行う.
1>セル再選択:
2>本項に前述の原因によって、セル更新を行うための基準のいずれも満たされない場合:
3>UEが、CELL_FACHまたはCELL_PCH状態にあって、UEが、セル再選択を行う場合;または
3>UEが、CELL_FACH状態にあって、変数C_RNTIが空である場合:
4>原因「セル再選択」を使用して、セル更新を行う.
1>周期的セル更新:
2>本項に前述の原因によって、セル更新を行うための基準のいずれも満たされない場合;および
2>UEが、CELL_FACHまたはCELL_PCH状態にある場合;および
2>タイマT305の終了する場合;および
2>第8.5.5.2項に規定される「サービスエリア内」の基準が充足される場合;および
2>周期的更新が、「無限」以外の値に設定されたIE「コネクトモードにおけるUEタイマおよび定数」において、T305によって構成されている場合:
3>FDDに対して:
4>変数COMMON_E_DCH_TRANSMISSIONがFALSEに設定される場合:
5>原因「周期的セル更新」を使用して、セル更新を行う.
4>そうでなければ:
5>タイマT305を再起動する;5>およびプロシージャを終了する.
3>1.28Mcps TDDおよび3.84/7.68Mcps TDDに対して:
4>原因「周期的セル更新」を使用して、セル更新を行う.
1>MBMS受信:
2>本項に前述の原因によって、セル更新を行うための基準のいずれも満たされない場合;および
2>UEが、URA_PCH、セル_PCH、またはセル_FACH状態にある場合;および
2>UEが、第8.7.4項に規定されるように、MBMSカウントのために、セル更新を行うべき場合:
3>原因「MBMS受信」を使用して、セル更新を行.
URA_PCH状態にあるUEは、以下の場合、URA更新プロシージャを開始する:
1>URA再選択:
2>UEが、UEに割り当てられ、変数URA_IDENTITY内に記憶された現在のURAが、システム情報ブロックタイプ2内のURA識別のリスト内に存在しないことを検出する場合;または
2>システム情報ブロックタイプ2内のURA識別のリストが空である場合;または
2>システム情報ブロックタイプ2が見つからない場合:
3>原因「URAの変更」を使用して、URA更新を行う.
1>周期的URA更新:
2>本項に前述の原因によって、URA更新を行うための基準が満たされない場合:
3>タイマT305の終了する場合および周期的更新が、「無限」以外の値に設定されたIE「コネクトモードにおけるUEタイマおよび定数」において、T305によって構成されている場合;または
3>第8.1.1.6.5項に規定されるURA更新プロシージャを開始するための条件が充足される場合:
4>原因「周期的URA更新」を使用して、URA更新を行う.
URA更新またはセル更新プロシージャを開始すると、UEは:
1>UEが、RB3以降上で伝送するためのアップリンクRLCデータPDUまたはアップリンクRLC制御PDUを有する場合;または
1>UEが、第8.1.2.3項に規定されるセル更新プロシージャを開始するための条件を充足するPAGING TYPE 1メッセージを受信した場合:
2>カウンタV316をゼロに設定する.
1>タイマT320が作動中である場合:
2>タイマT320を停止する;
2>UEが、RB1以降上に伝送するためのアップリンクRLCデータPDUまたはアップリンクRLC制御PDUを有する場合:
3>原因「アップリンクデータ伝送」を使用して、セル更新を行う.
2>そうでなければ:
3>セル更新プロシージャが、ページング応答または無線リンク失敗によってトリガされない場合;および
3>UEが、第8.6.9.6項に規定されるように、MBMS ptp無線ベアラ要求のためのセル更新を行うべきである場合:
4>原因「MBMS ptp RB要求」を使用して、セル更新を行う.
1>タイマT319が作動中である場合、停止する.
1>タイマT305を停止する;
1>FDDおよび1.28Mcps TDDに対して:
2>UEが、CELL_FACH状態にある場合;および
2>IE「HS−DSCH共通システム情報」が、システム情報ブロックタイプ5またはシステム情報ブロックタイプ5bis内に含まれる場合;および
2>1.28Mcps TDDに対して、IE「共通E−DCHシステム情報」が、システム情報ブロックタイプ5内に含まれる場合;および
2>UEが、CELL_FACH状態において、HS−DSCH受信をサポートする場合:
3>変数H_RNTIが設定されない、または変数C_RNTIが設定されない場合:
4>変数H_RNTIをクリアする;
4>変数C_RNTIをクリアする;
4>いずれの記憶されたIE「HARQ情報」もクリアする;
4>変数HS_DSCH_RECEPTION_OF_CCCH_ENABLEDをTRUEに設定する;
4>および第8.5.37項におけるプロシージャに準拠して、IE「HS−DSCH共通システム情報」によって与えられるパラメータを使用することによって、タイプHS−SCCHおよびHS−PDSCHのHS−DSCHトランスポートチャネルがマップされた物理チャネルの受信を開始する.
3>そうでなければ:
4>第8.5.36項におけるプロシージャに準拠して、IE「HS−DSCH共通システム情報」によって与えられるパラメータを使用することによって、タイプHS−SCCHおよびHS−PDSCHのHS−DSCHトランスポートチャネルがマップされた物理チャネルを受信する;
4>HSPA_RNTI_STORED_CELL_PCH変数のための値を決定し、第8.5.56項に記載されるように、対応するアクションを行う;
4>READY_FOR_COMMON_EDCH変数のための値を決定し、第8.5.47項に記載されるように、対応するアクションを行う;
4>COMMON_E_DCH_TRANSMISSION変数のための値を決定し、第8.5.46項に記載されるように、対応するアクションを行う;
4>変数READY_FOR_COMMON_EDCHがTRUEに設定される場合:
5>FDDの場合、第8.5.45項に、1.28Mcps TDDの場合、第8.5.45a項に規定されるように、CELL_FACH状態およびアイドルモードにおいて、拡張アップリンクを構成する.
1>UEが、CELL_DCH状態にある場合:
2>変数RB_TIMER_INDICATORにおいて、IE「T314終了」およびIE「T315終了」をFALSEに設定する;
2>タイマT314およびタイマT315の記憶された値が両方とも、ゼロに等しい場合;または
2>タイマT314の記憶された値が、ゼロに等しく、変数ESTABLISHED_RABSにおいて、IE「再確立タイマ」の値が「T315を使用する」に設定され、CS領域に対するシグナリングコネクションのみ存在する、いずれかの無線アクセスベアラと関連付けられた無線ベアラが存在しない場合:
3>すべてのその無線リソースを解放する;
3>上層への確立されたシグナリングコネクション(変数ESTABLISHED_SIGNALLING_CONNECTIONS内に記憶されるように)および確立された無線アクセスベアラ(変数ESTABLISHED_RABS内に記憶されるように)の解放(中止)を示す;
3>変数ESTABLISHED_SIGNALLING_CONNECTIONSをクリアする;
3>変数ESTABLISHED_RABSをクリアする;
3>アイドルモードに入る;
3>第8.5.2項に規定されるように、コネクトモードから、アイドルモードに入ると、他のアクションを行う;
3>およびプロシージャは終了する.
2>タイマT314の記憶された値がゼロに等しい場合:
3>変数ESTABLISHED_RABSにおいて、IE「再確立タイマ」の値が「T314を使用する」に設定される、いずれかの無線アクセスベアラと関連付けられたすべての無線ベアラを解放する;
3>変数RB_TIMER_INDICATORにおいて、IE「T314終了」をTRUEに設定する;
3>CN領域と関連付けられたすべての無線アクセスベアラが解放される場合:
4>そのCN領域に対するシグナリングコネクションを解放する;
4>変数ESTABLISHED_SIGNALLING_CONNECTIONSから、そのCN領域に対するシグナリングコネクションを除去する;
4>上層にシグナリングコネクションの解放(中止)を示す;
2>タイマT315の記憶された値が、ゼロに等しい場合:
3>変数ESTABLISHED_RABSにおいて、IE「再確立タイマ」の値が「T315を使用する」に設定される、いずれかの無線アクセスベアラと関連付けられたすべての無線ベアラを解放する;
3>変数RB_TIMER_INDICATORにおいて、IE「T315終了」をTRUEに設定する.
3>CN領域と関連付けられたすべての無線アクセスベアラが解放される場合:
4>そのCN領域に対するシグナリングコネクションを解放する;
4>変数ESTABLISHED_SIGNALLING_CONNECTIONSから、そのCN領域に対するシグナリングコネクションを除去する;
4>上層にシグナリングコネクションの解放(中止)を示す;
2>タイマT314の記憶された値が、ゼロより大きい場合:
3>変数ESTABLISHED_RABSにおいて、IE「再確立タイマ」の値が「T314を使用する」に設定される、いずれかの無線アクセスベアラと関連付けられた無線ベアラが存在する場合:
4>タイマT314を起動する.
3>変数ESTABLISHED_RABSにおいて、IE「再確立タイマ」の値が「T314を使用する」または「T315を使用する」に設定され、CS領域に対するシグナリングコネクションが存在する、いずれかの無線アクセスベアラと関連付けられた無線ベアラが存在しない場合:
4>タイマT314を起動する.
2>タイマT315の記憶された値が、ゼロより大きい場合:
3>変数ESTABLISHED_RABSにおいて、IE「再確立タイマ」の値が「T315を使用する」に設定される、いずれかの無線アクセスベアラと関連付けられる無線ベアラが存在する場合;または
3>シグナリングコネクションが、PS領域に対して存在する場合:
4>タイマT315を開始する.
2>解放された無線ベアラに対して:
3>変数ESTABLISHED_RABSから、無線ベアラに関する情報を削除する;
3>同一無線アクセスベアラに属するすべての無線ベアラが解放されると:
4>変数ESTABLISHED_RABS内に記憶されたRAB識別とともに、CN領域識別を使用して、上層に無線アクセスベアラのローカルエンド解放を示す;
4>変数ESTABLISHED_RABSから、無線アクセスベアラに関するすべての情報を削除する.
2>変数E_DCH_TRANSMISSIONがTRUEに設定される場合:
3>変数E_DCH_TRANSMISSIONをFALSEに設定する;
3>いずれのE−AGCHおよびE−HICH受信プロシージャも停止する;
3>FDDに対して、いずれのE−RGCH受信プロシージャも停止する.
3>FDDに対して、いずれのE−DPCCHおよびE−DPDCH伝送プロシージャも停止する.
3>1.28Mcps TDDに対して、いずれのE−PUCH伝送プロシージャも停止する.
3>変数E_RNTIをクリアする;
3>IE「MAC−es/eリセットインジケータ」が受信され、TRUEに設定された場合のように作用する;
3>すべてのE−DCH HARQリソースを解放する;
3>もはやいずれの無線リンクもサービングE−DCH無線リンクと見なされない.
2>CELL_FACH状態に移行する;
2>[4]に準拠して、現在の周波数に基づく好適なUTRAセルを選択する;
2>変数E_RNTIをクリアし、および:
3>HSPA_RNTI_STORED_CELL_PCH変数のための値を決定し、第8.5.56項に記載されるように、対応するアクションを行う;
3>READY_FOR_COMMON_EDCH変数のための値を決定し、第8.5.47項に記載されるように、対応するアクションを行う;
3>COMMON_E_DCH_TRANSMISSION変数のための値を決定し、第8.5.46項に記載されるように、対応するアクションを行う.
2>3.84Mcps TDDおよび7.68Mcps TDDに対して;または
2>FDDおよび1.28Mcps TDDに対して、UEが、CELL_FACH状態において、HS−DSCH受信をサポートしない場合;または
2>IE「HS−DSCH共通システム情報」が、システム情報ブロックタイプ5またはシステム情報ブロックタイプ5bis内に含まれない場合;または
2>1.28Mcps TDDに対して、IE「共通E−DCHシステム情報」が、システム情報ブロックタイプ5内に含まれない場合:
3>第8.5.17項に準拠して、PRACHを選択する;
3>第8.5.19項に準拠して、二次CCPCHを選択する;
3>第8.6.5.1項に規定されるように、システム情報内に与えられるトランスポートフォーマットセットを使用する;
3>第8.5.37a項に記載されるように、HS_DSCH_RECEPTION_GENERAL変数に関連するアクションを行う.
2>そうでなければ:
3>変数READY_FOR_COMMON_EDCHがTRUEに設定される場合:
4>第8.5.45項に規定されるように、CELL_FACH状態およびアイドルモードにおいて、拡張アップリンクを構成する.
3>そうでなければ:
4>第8.5.17項に準拠して、PRACHを選択し、および:
5>第8.6.5.1項に規定されるように、PRACHに対して、システム情報内に与えられるトランスポートフォーマットセットを使用する.
3>変数H_RNTIをクリアする;
3>いずれの記憶されたIE「HARQ情報」もクリアする;
3>MAC−ehsエンティティ[15]をリセットする;
3>変数HS_DSCH_RECEPTION_OF_CCCH_ENABLEDをTRUEに設定する;
3>および第8.5.37項におけるプロシージャに準拠して、HS−DSCHの受信を開始する.
2>変数ORDERED_RECONFIGURATIONをFALSEに設定する.
1>変数PROTOCOL_ERROR_INDICATOR、FAILURE_INDICATOR、UNSUPPORTED_CONFIGURATION、およびINVALID_CONFIGURATIONをFALSEに設定する;
1>変数CELL_UPDATE_STARTEDをTRUEに設定する;
1>HS−DSCHに関連するいずれかのIEが、UE内に記憶されている場合:
2>いずれの記憶されたIE「ダウンリンクHS−PDSCH情報」もクリアする;
2>いずれの記憶されたIE「ダウンリンク二次セル情報FDD」もクリアする;
2>変数TARGET_CELL_PRECONFIGURATIONから、すべての入力をクリアする;
2>1.28Mcps TDDに対して、IE「DLマルチキャリア情報」内のIE「HS−PDSCHミッドアンブル構成」およびIE「HS−SCCH設定構成」をクリアする;
2>HS_DSCH_RECEPTION変数のための値を決定し、第8.5.25項に記載されるように、対応するアクションを行う;
2>SECONDARY_CELL_HS_DSCH_RECEPTION変数のための値を決定し、第8.5.51項に記載されるように、対応するアクションを行う.
1>E−DCHに関連するいずれかのIEが、UE内に記憶されている場合:
2>いずれの記憶されたIE「E−DCH情報」もクリアする;
2>E_DCH_TRANSMISSION変数のための値を決定し、第8.5.28項に記載されるように、対応するアクションを行う.
1>IE「DTX−DRXタイミング情報」または「DTX−DRX情報」のいずれかが、UE内に記憶されている場合:
2>DTX_DRX_STATUS変数のための値を決定し、第8.5.34項に記載されるように、対応するアクションを行う.
1>IE「HS−SCCH削減情報」が、UE内に記憶されている場合:
2>HS_SCCH_LESS_STATUS変数のための値を決定し、第8.5.35項に記載されるように、対応するアクションを行う.
1>MIMOに関連するいずれかのIEが、UE内に記憶されている場合:
2>MIMO_STATUS変数のための値を決定し、第8.5.33項に記載されるように、対応するアクションを行う.
1>1.28Mcps TDDに対して、IE「制御チャネルDRX情報」が、UE内に記憶されている場合:
2>CONTROL_CHANNEL_DRX_STATUS変数のための値を決定し、第8.5.53項に記載されるように、対応するアクションを行う.
1>1.28Mcps TDDに対して、IE「SPS情報」が、UE内に記憶されている場合:
2>E_DCH_SPS_STATUS変数のための値を決定し、第8.5.54項に記載されるように、対応するアクションを行う.
2>HS_DSCH_SPS_STATUS変数のための値を決定し、第8.5.55項に記載されるように、対応するアクションを行う.
1>UEが、CELL_FACH状態に既にない場合:
2>CELL_FACH状態に移行する;
2>HSPA_RNTI_STORED_CELL_PCH変数のための値を決定し、第8.5.56項に記載されるように、対応するアクションを行う;
2>READY_FOR_COMMON_EDCH変数のための値を決定し、第8.5.47項に記載されるように、対応するアクションを行う;
2>COMMON_E_DCH_TRANSMISSION変数のための値を決定し、第8.5.46項に記載されるように、対応するアクションを行う;
2>3.84Mcps TDDおよび7.68Mcps TDDに対して;または
2>FDDおよび1.28Mcps TDDに対して、UEが、CELL_FACH状態において、HS−DSCH受信をサポートしない場合;または
2>IE「HS−DSCH共通システム情報」が、システム情報ブロックタイプ5またはシステム情報ブロックタイプ5bis内に含まれない場合;または
2>1.28Mcps TDDに対して、IE「共通E−DCHシステム情報」が、システム情報ブロックタイプ5内に含まれない場合:
3>第8.5.17項に準拠して、PRACHを選択する;
3>第8.5.19項に準拠して、二次CCPCHを選択する;
3>第8.6.5.1項に規定されるように、システム情報内に与えられるトランスポートフォーマットセットを使用する;
3>第8.5.37a項に記載されるように、HS_DSCH_RECEPTION_GENERAL変数に関連するアクションを行う.
2>そうでなければ:
3>変数READY_FOR_COMMON_EDCHがTRUEに設定される場合:
4>第8.5.45項に規定されるように、CELL_FACH状態およびアイドルモードにおいて、拡張アップリンクを構成する.
3>そうでなければ:
4>第8.5.17項に準拠して、PRACHを選択し、および:
5>第8.6.5.1項に規定されるように、PRACHに対して、システム情報内に与えられるトランスポートフォーマットセットを使用する.
3>変数H_RNTIが設定されない、または変数C_RNTIが設定されない場合:
4>変数C_RNTIをクリアする;
4>変数H_RNTIをクリアする;
4>いずれの記憶されたIE「HARQ情報」もクリアする;
4>変数HS_DSCH_RECEPTION_OF_CCCH_ENABLEDをTRUEに設定する;
4>および第8.5.37項におけるプロシージャに準拠して、HS−DSCHの受信を開始する.
3>そうでなければ:
4>第8.5.36項におけるプロシージャに準拠して、HS−DSCHを受信する.
1>UEが、セル再選択を行う場合:
2>変数C_RNTIをクリアする;および
2>MAC内の変数C_RNTIからクリアされたばかりのそのC_RNTIの使用を停止する;
2>FDDおよび1.28Mcps TDDに対して、変数H_RNTIが設定される場合:
3>変数H_RNTIをクリアする;および
3>MAC内の変数H_RNTIからクリアされたばかりのそのH_RNTIの使用を停止する;
3>いずれの記憶されたIE「HARQ情報」もクリアする;
2>FDDおよび1.28Mcps TDDに対して、変数E_RNTIが設定される場合:
3>変数E_RNTIをクリアする.
2>HSPA_RNTI_STORED_CELL_PCH変数のための値を決定し、第8.5.56項に記載されるように、対応するアクションを行う;
2>READY_FOR_COMMON_EDCH変数のための値を決定し、第8.5.47項に記載されるように、対応するアクションを行う;
2>COMMON_E_DCH_TRANSMISSION変数のための値を決定し、第8.5.46項に記載されるように、対応するアクションを行う;
2>FDDおよび1.28Mcps TDDに対して、UEが、CELL_FACH状態において、HS−DSCH受信をサポートし、IE「HS−DSCH共通システム情報」が、システム情報ブロックタイプ5またはシステム情報ブロックタイプ5bis内に含まれる場合:
3>MAC−ehsエンティティ[15]をリセットする.
3>変数HS_DSCH_RECEPTION_OF_CCCH_ENABLEDをTRUEに設定する;
3>および第8.5.37項におけるプロシージャに準拠して、HS−DSCHの受信を開始する.
2>そうでなければ:
3>第8.5.37a項に記載されるように、HS_DSCH_RECEPTION_GENERAL変数に関連するアクションを行う.
1>第8.5.15項に準拠して、現在のセルのSFNに関連して、CFNを設定する;
1>セル更新プロシージャの場合:
2>第8.3.1.3項に準拠して、CELL UPDATEメッセージのコンテンツを設定する;
2>アップリンクCCCH上に伝送のためのCELL UPDATEメッセージを提出する.
1>URA更新プロシージャの場合:
2>第8.3.1.3項に準拠して、URA UPDATEメッセージのコンテンツを設定する;
2>アップリンクCCCH上に伝送のためのURA UPDATEメッセージを提出する.
1>カウンタV302を1に設定する;
1>MAC層が、メッセージ伝送の成功または失敗を示すと、タイマT302を起動する.
(付録F)
(8.1.14 シグナリングコネクション解放指示プロシージャ
図59は、シグナリングコネクション解放指示プロシージャ正常な場合を例示する.
(8.1.14.1 概要)
シグナリングコネクション解放指示プロシージャは、UTRANに、そのシグナリングコネクションのうちの1つが、解放されることを示すために、UEによって使用される、またはUTRANに、バッテリ効率的RRC状態への状態遷移を開始することを要求するために、UEによって使用される.プロシージャは、順に、RRCコネクション解放プロシージャを開始してもよい.
(8.1.14.2 開始)
UEは、特定のCN領域に対して、上層から、シグナリングコネクションを解放(中止)する要求の受信に応じて:
1>IE「CN領域識別」によって識別される特定のCN領域に対する変数ESTABLISHED_SIGNALLING_CONNECTIONS内のシグナリングコネクションが存在する場合:
2>シグナリングコネクション解放指示プロシージャを開始する.
1>そうでなければ:
2>第8.1.3.5a項に規定されるように、その特定のCN領域に対するシグナリングコネクションのいずれの継続中の確立も中止する.
CELL_PCHまたはURA_PCH状態におけるシグナリングコネクション解放指示プロシージャの開始に応じて、UEは:
1>変数READY_FOR_COMMON_EDCHがTRUEに設定される場合:
2>CELL_FACH状態に移行する;
2>周期的セル更新が、「無限」以外の値に設定されたIE「コネクトモードにおけるUEタイマおよび定数」において、T305によって構成されている場合、その初期値を使用して、タイマT305を再起動する.
1>そうでなければ:
2>変数H_RNTIおよび変数C_RNTIが設定される場合:
3>以下のように、シグナリングコネクション解放指示プロシージャを継続する.
2>そうでなければ:
3>原因「アップリンクデータ伝送」を使用して、第8.3.1項に準拠して、セル更新プロシージャを行う;
3>セル更新プロシージャが正常に完了すると:
4>以下のように、シグナリングコネクション解放指示プロシージャを継続する.
UEは:
1>IE「CN領域識別」を上層によって指示される値に設定する.IEの値は、その関連付けられたシグナリングコネクションが、上層が解放されることを示している、CN領域を示す;
1>AM RLCを使用して、DCCH上でSIGNALLING CONNECTION RELEASE INDICATIONメッセージを伝送する.
1>SIGNALLING CONNECTION RELEASE INDICATIONメッセージが、「UEがPSデータセッション終了を要求した」に設定されたIE「シグナリングコネクション解放指示原因」を含まない場合:
2>変数ESTABLISHED_SIGNALLING_CONNECTIONSから、上層によって指示される識別を伴うシグナリングコネクションを除去する.
SIGNALLING CONNECTION RELEASE INDICATIONメッセージの正常送達が、RLCによって確認されると、プロシージャは、終了する.
加えて、タイマT323値が、変数TIMERS_AND_CONSTANTSにおけるIE「コネクトモードにおけるUEタイマおよび定数」内に記憶されている場合、および変数ESTABLISHED_SIGNALLING_CONNECTIONS内に指示されるCS領域コネクションが存在しない場合、UEは、以下を行ってもよい:
1>上層が、長期間、PSデータがこれ以上存在しないことを示す場合:
2>タイマT323が作動していない場合:
3>UEが、CELL_DCH状態またはCELL_FACH状態にある場合;または
3>UEが、CELL_PCH状態またはURA_PCH状態にあって、かつV316<2である場合:
4>UEが、CELL_PCHまたはURA_PCH状態にあって、V316を1ずつインクリメントする場合;
4>IE「CN領域識別」をPS領域に設定する;
4>IE「シグナリングコネクション解放指示原因」を「UEがPSデータセッション終了を要求した」に設定する;
4>AM RLCを使用して、DCCH上でSIGNALLING CONNECTION RELEASE INDICATIONメッセージを伝送する;
4>タイマT323を起動する.
SIGNALLING CONNECTION RELEASE INDICATIONメッセージの正常送達が、RLCによって確認されると、プロシージャは、終了する.
UEは、タイマT323が作動中、「UEがPSデータセッション終了を要求した」に設定されたIE「シグナリングコネクション解放指示原因」を伴うSIGNALLING CONNECTION RELEASE INDICATIONメッセージを送信することが禁止される.
UE「UEがPSデータセッション終了を要求した」に設定されたIE「シグナリングコネクション解放指示原因」を伴うSIGNALLING CONNECTION RELEASE INDICATIONメッセージを送信後、PSシグナリングコネクションをローカルに解放しない.
PSデータが、伝送のために利用可能となる場合、またはUEが、セル更新プロシージャをトリガする、ページングメッセージを受信する場合、UEは、V316をゼロに設定する.
(8.1.14.2a RLC再確立またはRAT間変更)
SIGNALLING CONNECTION RELEASE INDICATIONメッセージの正常伝達が、RLCによって確認される前に、シグナリング無線ベアラRB2上のRLCエンティティの伝送側の再確立が生じる場合、UEは:
1>シグナリング無線ベアラRB2上のAM RLCを使用して、アップリンクDCCH上でSIGNALLING CONNECTION RELEASE INDICATIONメッセージを再伝送する.
SIGNALLING CONNECTION RELEASE INDICATIONメッセージの正常送達が、RLCによって確認される前に、UTRANプロシージャからのRAT間ハンドオーバが生じる場合、UEは:
1>新しいRATにある間、シグナリングコネクションを中止する.
(8.1.14.3 UTRANによるSIGNALLING CONNECTION RELEASE INDICATIONの受信)
SIGNALLING CONNECTION RELEASE INDICATIONメッセージの受信に応じて、IE「シグナリングコネクション解放指示原因」が含まれない場合、UTRANは、上層から、シグナリングコネクションの解放を要求する.次いで、上層は、シグナリングコネクションの解放を開始してもよい.
IE「シグナリングコネクション解放指示原因」が、SIGNALLING CONNECTION RELEASE INDICATIONメッセージ内に含まれる場合、UTRANは、効率的バッテリ消耗IDLE、CELL_PCH、URA_PCH、またはCELL_FACH状態への状態遷移を開始してもよい.
(8.1.14.4 タイマT323の終了)
タイマT323が終了すると:
1>UEは、上層からのいずれかの後続指示が、長期間、PSデータがこれ以上存在しないことを示すかどうか決定してもよく、その場合、第8.1.14.2項に準拠して、単一SIGNALLING CONNECTION RELEASE INDICATIONメッセージの伝送をトリガする;
1>プロシージャは終了する.
(8.3 RRCコネクションモビリティプロシージャ)
(8.3.1 セルおよびURA更新プロシージャ)
図60は、セル更新プロシージャの基本フローを例示する.
図61は、UTRANモビリティ情報の更新を伴うセル更新プロシージャを例示する.
図62は、物理チャネル再構成を伴うセル更新プロシージャを例示する.
図63は、トランスポートチャネル再構成を伴うセル更新プロシージャを例示する.
図64は、無線ベアラ解放を伴うセル更新プロシージャを例示する.
図65は、無線ベアラ再構成を伴うセル更新プロシージャを例示する.
図66は、無線ベアラ設定を伴うセル更新プロシージャを例示する.
図67は、セル更新プロシージャの失敗の場合を例示する.
図68は、URA更新プロシージャの基本フローを例示する.
図69は、UTRANモビリティ情報の更新を伴うURA更新プロシージャを例示する.
図70は、URA更新プロシージャ、失敗の場合を例示する.
(8.3.1.1 概要)
URA更新およびセル更新プロシージャは、いくつかの主要目的を果たす:
−URA_PCHまたはCELL_PCH状態において、サービスエリアに再入した後、UTRANに通知する;
−UTRANに、AM RLCエンティティ上のRLC回復不能エラー[16]を通知する;
−周期的更新によって、CELL_FACH、CELL_PCH、またはURA_PCH状態における監視機構として使用される.
加えて、URA更新プロシージャはまた、以下の目的を果たす:
−URA_PCH状態において、UEに割り当てられる現在のURAに属さないセルに対するセル再選択後、新しいURA識別を読み出す.
加えて、セル更新プロシージャはまた、以下の目的を果たす:
−セル再選択後、UEがキャンプオンしている現在のセルでUTRANを更新する;
−CELL_DCH状態において、無線リンク失敗に作用する;
−UE CAPABILITY INFORMATIONメッセージの伝送失敗に作用する;
−FDDおよび1.28Mcps TDDに対して、変数H_RNTIが設定されていない場合、および3.84Mcps TDDおよび7.68Mcps TDDに対して:
URA_PCHまたはCELL_PCH状態においてトリガされると、UTRANに、ページング起因UTRANの受信またはアップリンクデータ伝送要求による、CELL_FACH状態への遷移を通知する;
−MBMS伝送の受信を所望するURA_PCH、CELL_PCH、およびCELL_FACHにおけるUEの数をカウントする;
−URA_PCH、CELL_PCH、およびCELL_FACH状態においてトリガされると、UTRANに、MBMSサービスの受信を所望するUEを通知する;
−CELL_PCH、URA_PCH、およびCELL_FACH状態において、UEによって、MBMS P−T−P RB設定を要求する.
URA更新およびセル更新プロシージャは、以下を行ってもよい:
1>UE内にモビリティ関連情報の更新を含む;
1>CELL_FACH状態から、CELL_DCH、CELL_PCH、またはURA_PCH状態、あるいはアイドルモードに状態遷移させる.
セル更新プロシージャはまた、以下を含めてもよい:
−AM RLCエンティティの再確立;
−UM RLCエンティティの再確立;
−無線ベアラ解放、無線ベアラ再構成、トランスポートチャネル再構成または物理チャネル再構成.
(8.3.1.2 開始)
UEは、以下の場合、セル更新プロシージャを開始する:
1>アップリンクデータ伝送:
2>FDDおよび1.28Mcps TDDに対して、変数H_RNTIが設定されていない場合、および3.84Mcps TDDおよび7.68Mcps TDDに対して:
3>UEが、URA_PCHまたはCELL_PCH状態にある場合;および
3>タイマT320が作動していない場合:
4>UEが、RB1以降上に伝送するためのアップリンクRLCデータPDUまたはアップリンクRLC制御PDUを有する場合:
5>原因「アップリンクデータ伝送」を使用して、セル更新を行う.
3>そうでなければ:
4>変数ESTABLISHMENT_CAUSEが設定される場合:
5>原因「アップリンクデータ伝送」を使用して、セル更新を行う.
1>ページング応答:
2>本項に前述の原因によって、セル更新を行うための基準が満たされない場合;および
2>URA_PCHまたはCELL_PCH状態にあるUEが、第8.1.2.3項に規定されるセル更新プロシージャを開始するための条件を充足するPAGING TYPE 1メッセージを受信する場合:
3>原因「ページング応答」を使用して、セル更新を行う.
1>無線リンク失敗:
2>本項に前述の原因によって、セル更新を行うための基準のいずれも満たされない場合:
3>UEが、CELL_DCH状態にあって、無線リンク失敗のための基準が、第8.5.6項に規定されるように、満たされない場合;または
3>UE CAPABILITY INFORMATIONメッセージの伝送が、第8.1.6.6項に規定されるように、失敗する場合;または
3>UEが、PDCPエンティティ内のPDCP回復不能エラー[36]を検出する場合:
4>原因「無線リンク失敗」を使用して、セル更新を行う.
1>MBMS ptp RB要求:
2>本項に前述の原因によって、セル更新を行うための基準のいずれも満たされない場合;および
2>UEが、URA_PCH、セル_PCH、またはセル_FACH状態にある場合;および
2>タイマT320が作動していない場合;および
2>UEが、第8.6.9.6項に規定されるように、MBMS ptp無線ベアラ要求のためのセル更新を行うべきである場合:
3>原因「MBMS ptp RB要求」を使用して、セル更新を行う.
1>サービスエリア再入:
2>本項に前述の原因によって、セル更新を行うための基準のいずれも満たされない場合;および
2>UEが、CELL_FACHまたはCELL_PCH状態にある場合;および
2>UEが、T307またはT317の終了する前に、サービスエリアから出て、サービスエリアに再入した場合:
3>原因「サービスエリア再入」を使用して、セル更新を行う.
1>RLC回復不能エラー:
2>本項に前述の原因によって、セル更新を行うための基準のいずれも満たされない場合;および
2>UEが、AM RLCエンティティ内のRLC回復不能エラー[16]を検出する場合:
3>原因「RLC回復不能エラー」を使用して、セル更新を行う.
1>セル再選択:
2>本項に前述の原因によって、セル更新を行うための基準のいずれも満たされない場合:
3>UEが、CELL_FACHまたはCELL_PCH状態にあって、UEが、セル再選択を行う場合;または
3>UEが、CELL_FACH状態にあって、変数C_RNTIが空である場合:
4>原因「セル再選択」を使用して、セル更新を行う.
1>周期的セル更新
2>本項に前述の原因によって、セル更新を行うための基準のいずれも満たされない場合;および
2>UEが、CELL_FACHまたはCELL_PCH状態にある場合;および
2>タイマT305の終了する場合;および
2>第8.5.5.2項に規定される「サービスエリア内」の基準が充足される場合;および
2>周期的更新が、「無限」以外の値に設定されたIE「コネクトモードにおけるUEタイマおよび定数」において、T305によって構成されている場合:
3>FDDに対して:
4>変数COMMON_E_DCH_TRANSMISSIONがFALSEに設定される場合:
5>原因「周期的セル更新」を使用して、セル更新を行う.
4>そうでなければ:
5>タイマT305を再起動する;
5>およびプロシージャを終了する.
3>1.28Mcps TDDおよび3.84/7.68Mcps TDDに対して:
4>原因「周期的セル更新」を使用して、セル更新を行う.
1>MBMS受信:
2>本項に前述の原因によって、セル更新を行うための基準のいずれも満たされない場合;および
2>UEが、URA_PCH、セル_PCH、またはセル_FACH状態にある場合;および
2>UEが、第8.7.4項に規定されるように、MBMSカウントのために、セル更新を行うべき場合:
3>原因「MBMS受信」を使用して、セル更新を行う.
URA_PCH状態にあるUEは、以下の場合、URA更新プロシージャを開始する:
1>URA再選択:
2>UEが、UEに割り当てられ、変数URA_IDENTITY内に記憶された現在のURAが、システム情報ブロックタイプ2内のURA識別のリスト内に存在しないことを検出する場合;または
2>システム情報ブロックタイプ2内のURA識別のリストが空である;または
2>システム情報ブロックタイプ2が見つからない場合:
3>原因「URAの変更」を使用して、URA更新を行う.
1>周期的URA更新:
2>本項に前述の原因によって、URA更新を行うための基準が満たされない場合:
3>タイマT305の終了する場合および周期的更新が、「無限」以外の値に設定されたIE「コネクトモードにおけるUEタイマおよび定数」において、T305によって構成されている場合;または
3>第8.1.1.6.5項に規定されるURA更新プロシージャを開始するための条件が充足される場合:
4>原因「周期的URA更新」を使用して、URA更新を行う.
URA更新またはセル更新プロシージャを開始すると、UEは:
1>UEが、RB3以降上で伝送するためのアップリンクRLCデータPDUまたはアップリンクRLC制御PDUを有する場合;または
1>UEが、第8.1.2.3項に規定されるセル更新プロシージャを開始するための条件を充足するPAGING TYPE 1メッセージを受信した場合:
2>カウンタV316をゼロに設定する.
1>タイマT320が作動中である場合:
2>タイマT320を停止する;
2>UEが、RB1以降上に伝送するためのアップリンクRLCデータPDUまたはアップリンクRLC制御PDUを有する場合:
3>原因「アップリンクデータ伝送」を使用して、セル更新を行う.
2>そうでなければ:
3>セル更新プロシージャが、ページング応答または無線リンク失敗によってトリガされない場合;および
3>UEが、第8.6.9.6項に規定されるように、MBMS ptp無線ベアラ要求のためのセル更新を行うべきである場合:
4>原因「MBMS ptp RB要求」を使用して、セル更新を行う.
1>タイマT319が作動中である場合、停止する;
1>タイマT305を停止する;
1>FDDおよび1.28Mcps TDDに対して:
2>UEが、CELL_FACH状態にある場合;および
2>IE「HS−DSCH共通システム情報」が、システム情報ブロックタイプ5またはシステム情報ブロックタイプ5bis内に含まれる場合;および
2>1.28Mcps TDDに対して、IE「共通E−DCHシステム情報」が、システム情報ブロックタイプ5内に含まれる場合;および
2>UEが、CELL_FACH状態において、HS−DSCH受信をサポートする場合:
3>変数H_RNTIが設定されない、または変数C_RNTIが設定されない場合:
4>変数H_RNTIをクリアする;
4>変数C_RNTIをクリアする;
4>いずれの記憶されたIE「HARQ情報」もクリアする;
4>変数HS_DSCH_RECEPTION_OF_CCCH_ENABLEDをTRUEに設定する;
4>および第8.5.37項におけるプロシージャに準拠して、IE「HS−DSCH共通システム情報」によって与えられるパラメータを使用することによって、HS−SCCHおよびHS−PDSCH.
3>そうでなければ:
4>第8.5.36項におけるプロシージャに準拠して、IE「HS−DSCH共通システム情報」によって与えられるパラメータを使用することによって、タイプHS−SCCHおよびHS−PDSCHのHS−DSCHトランスポートチャネルがマップされた物理チャネルを受信する;
4>HSPA_RNTI_STORED_CELL_PCH変数のための値を決定し、第8.5.56項に記載されるように、対応するアクションを行う;
4>READY_FOR_COMMON_EDCH変数のための値を決定し、第8.5.47項に記載されるように、対応するアクションを行う;
4>COMMON_E_DCH_TRANSMISSION変数のための値を決定し、第8.5.46項に記載されるように、対応するアクションを行う;
4>変数READY_FOR_COMMON_EDCHがTRUEに設定される場合:
5>FDDの場合、第8.5.45項に、1.28Mcps TDDの場合、第8.5.45a項に規定されるように、CELL_FACH状態およびアイドルモードにおいて、拡張アップリンクを構成する.
1>UEが、CELL_DCH状態にある場合:
2>変数RB_TIMER_INDICATORにおいて、IE「T314終了」およびIE「T315終了」をFALSEに設定する;
2>タイマT314およびタイマT315の記憶された値が両方とも、ゼロに等しい場合;または
2>タイマT314の記憶された値が、ゼロに等しく、変数ESTABLISHED_RABSにおいて、IE「再確立タイマ」の値が「T315を使用する」に設定され、CS領域に対するシグナリングコネクションのみ存在する、いずれかの無線アクセスベアラと関連付けられた無線ベアラが存在しない場合:
3>すべてのその無線リソースを解放する;
3>上層への確立されたシグナリングコネクション(変数ESTABLISHED_SIGNALLING_CONNECTIONS内に記憶されるように)および確立された無線アクセスベアラ(変数ESTABLISHED_RABS内に記憶されるように)の解放(中止)を示す;
3>変数ESTABLISHED_SIGNALLING_CONNECTIONSをクリアする;
3>変数ESTABLISHED_RABSをクリアする;
3>アイドルモードに入る;
3>第8.5.2項に規定されるように、コネクトモードから、アイドルモードに入ると、他のアクションを行う;
3>およびプロシージャは終了する.
2>タイマT314の記憶された値がゼロに等しい場合:
3>変数ESTABLISHED_RABSにおいて、IE「再確立タイマ」の値が「T314を使用する」に設定される、いずれかの無線アクセスベアラと関連付けられたすべての無線ベアラを解放する;
3>変数RB_TIMER_INDICATORにおいて、IE「T314終了」をTRUEに設定する;
3>CN領域と関連付けられたすべての無線アクセスベアラが解放される場合:
4>そのCN領域に対するシグナリングコネクションを解放する;
4>変数ESTABLISHED_SIGNALLING_CONNECTIONSから、そのCN領域に対するシグナリングコネクションを除去する;
4>上層にシグナリングコネクションの解放(中止)を示す;
2>タイマT315の記憶された値が、ゼロに等しい場合:
3>変数ESTABLISHED_RABSにおいて、IE「再確立タイマ」の値が「T315を使用する」に設定される、いずれかの無線アクセスベアラと関連付けられたすべての無線ベアラを解放する;
3>変数RB_TIMER_INDICATORにおいて、IE「T315終了」をTRUEに設定する.
3>CN領域と関連付けられたすべての無線アクセスベアラが解放される場合:
4>そのCN領域に対するシグナリングコネクションを解放する;
4>変数ESTABLISHED_SIGNALLING_CONNECTIONSから、そのCN領域に対するシグナリングコネクションを除去する;
4>上層にシグナリングコネクションの解放(中止)を示す;
2>タイマT314の記憶された値が、ゼロより大きい場合:
3>変数ESTABLISHED_RABSにおいて、IE「再確立タイマ」の値が「T314を使用する」に設定される、いずれかの無線アクセスベアラと関連付けられた無線ベアラが存在する場合:
4>タイマT314を起動する.
3>変数ESTABLISHED_RABSにおいて、IE「再確立タイマ」の値が「T314を使用する」または「T315を使用する」に設定され、CS領域に対するシグナリングコネクションが存在する、いずれかの無線アクセスベアラと関連付けられた無線ベアラが存在しない場合:
4>タイマT314を起動する.
2>タイマT315の記憶された値が、ゼロより大きい場合:
3>変数ESTABLISHED_RABSにおいて、IE「再確立タイマ」の値が「T315を使用する」に設定される、いずれかの無線アクセスベアラと関連付けられる無線ベアラが存在する場合;または
3>シグナリングコネクションが、PS領域に対して存在する場合:
4>タイマT315を開始する.
2>解放された無線ベアラに対して:
3>変数ESTABLISHED_RABSから、無線ベアラに関する情報を削除する;
3>同一無線アクセスベアラに属するすべての無線ベアラが解放されると:
4>変数ESTABLISHED_RABS内に記憶されたRAB識別とともに、CN領域識別を使用して、上層に無線アクセスベアラのローカルエンド解放を示す;
4>変数ESTABLISHED_RABSから、無線アクセスベアラに関するすべての情報を削除する.
2>変数E_DCH_TRANSMISSIONがTRUEに設定される場合:
3>変数E_DCH_TRANSMISSIONをFALSEに設定する;
3>いずれのE−AGCHおよびE−HICH受信プロシージャも停止する;
3>FDDに対して、いずれのE−RGCH受信プロシージャも停止する.
3>FDDに対して、いずれのE−DPCCHおよびE−DPDCH伝送プロシージャも停止する.
3>1.28Mcps TDDに対して、いずれのE−PUCH伝送プロシージャも停止する.
3>変数E_RNTIをクリアする;
3>IE「MAC−es/eリセットインジケータ」が受信され、TRUEに設定された場合のように作用する;
3>すべてのE−DCH HARQリソースを解放する;
3>もはやいずれの無線リンクもサービングE−DCH無線リンクと見なされない.
2>CELL_FACH状態に移行する;
2>[4]に準拠して、現在の周波数に基づく好適なUTRAセルを選択する;
2>変数E_RNTIをクリアし、および:
3>HSPA_RNTI_STORED_CELL_PCH変数のための値を決定し、第8.5.56項に記載されるように、対応するアクションを行う;
3>READY_FOR_COMMON_EDCH変数のための値を決定し、第8.5.47項に記載されるように、対応するアクションを行う;
3>COMMON_E_DCH_TRANSMISSION変数のための値を決定し、第8.5.46項に記載されるように、対応するアクションを行う.
2>3.84Mcps TDDおよび7.68Mcps TDDに対して;または
2>FDDおよび1.28Mcps TDDに対して、UEが、CELL_FACH状態において、HS−DSCH受信をサポートしない場合;または
2>IE「HS−DSCH共通システム情報」が、システム情報ブロックタイプ5またはシステム情報ブロックタイプ5bis内に含まれない場合;または
2>1.28Mcps TDDに対して、IE「共通E−DCHシステム情報」が、システム情報ブロックタイプ5内に含まれない場合:
3>第8.5.17項に準拠して、PRACHを選択する;
3>第8.5.19項に準拠して、二次CCPCHを選択する;
3>第8.6.5.1項に規定されるように、システム情報内に与えられるトランスポートフォーマットセットを使用する;
3>第8.5.37a項に記載されるように、HS_DSCH_RECEPTION_GENERAL変数に関連するアクションを行う.
2>そうでなければ:
3>変数READY_FOR_COMMON_EDCHがTRUEに設定される場合:
4>第8.5.45項に規定されるように、CELL_FACH状態およびアイドルモードにおいて、拡張アップリンクを構成する.
3>そうでなければ:
4>第8.5.17項に準拠して、PRACHを選択し、および:
5>第8.6.5.1項に規定されるように、PRACHに対して、システム情報内に与えられるトランスポートフォーマットセットを使用する.
3>変数H_RNTIをクリアする;
3>いずれの記憶されたIE「HARQ情報」もクリアする;
3>MAC−ehsエンティティ[15]をリセットする;
3>変数HS_DSCH_RECEPTION_OF_CCCH_ENABLEDをTRUEに設定する;
3>および第8.5.37項におけるプロシージャに準拠して、HS−DSCHの受信を開始する.
2>変数ORDERED_RECONFIGURATIONをFALSEに設定する.
1>変数PROTOCOL_ERROR_INDICATOR、FAILURE_INDICATOR、UNSUPPORTED_CONFIGURATION、およびINVALID_CONFIGURATIONをFALSEに設定する;
1>変数CELL_UPDATE_STARTEDをTRUEに設定する;
1>HS−DSCHに関連するいずれかのIEが、UE内に記憶されている場合:
2>いずれの記憶されたIE「ダウンリンクHS−PDSCH情報」もクリアする;
2>いずれの記憶されたIE「ダウンリンク二次セル情報FDD」もクリアする;
2>変数TARGET_CELL_PRECONFIGURATIONから、すべての入力をクリアする;
2>1.28Mcps TDDに対して、IE「DLマルチキャリア情報」内のIE「HS−PDSCHミッドアンブル構成」およびIE「HS−SCCH設定構成」をクリアする;
2>HS_DSCH_RECEPTION変数のための値を決定し、第8.5.25項に記載されるように、対応するアクションを行う;
2>SECONDARY_CELL_HS_DSCH_RECEPTION変数のための値を決定し、第8.5.51項に記載されるように、対応するアクションを行う.
1>E−DCHに関連するいずれかのIEが、UE内に記憶されている場合:
2>いずれの記憶されたIE「E−DCH情報」もクリアする;
2>E_DCH_TRANSMISSION変数のための値を決定し、第項8.5.28項に記載されるように、対応するアクションを行う.
1>IE「DTX−DRXタイミング情報」または「DTX−DRX情報」のいずれかが、UE内に記憶されている場合:
2>DTX_DRX_STATUS変数のための値を決定し、第8.5.34項に記載されるように、対応するアクションを行う.
1>IE「HS−SCCH削減情報」が、UE内に記憶されている場合:
2>HS_SCCH_LESS_STATUS変数のための値を決定し、第8.5.35項に記載されるように、対応するアクションを行う.
1>MIMOに関連するいずれかのIEが、UE内に記憶されている場合:
2>MIMO_STATUS変数のための値を決定し、第8.5.33項に記載されるように、対応するアクションを行う.
1>1.28Mcps TDDに対して、IE「制御チャネルDRX情報」が、UE内に記憶されている場合:
2>CONTROL_CHANNEL_DRX_STATUS変数のための値を決定し、第8.5.53項に記載されるように、対応するアクションを行う.
1>1.28Mcps TDDに対して、IE「SPS情報」が、UE内に記憶されている場合:
2>E_DCH_SPS_STATUS変数のための値を決定し、第8.5.54項に記載されるように、対応するアクションを行う.
2>HS_DSCH_SPS_STATUS変数のための値を決定し、第8.5.55項に記載されるように、対応するアクションを行う.
1>UEが、CELL_FACH状態に既にない場合:
2>CELL_FACH状態に移行する;
2>HSPA_RNTI_STORED_CELL_PCH変数のための値を決定し、第8.5.56項に記載されるように、対応するアクションを行う;
2>READY_FOR_COMMON_EDCH変数のための値を決定し、第8.5.47項に記載されるように、対応するアクションを行う;
2>COMMON_E_DCH_TRANSMISSION変数のための値を決定し、第8.5.46項に記載されるように、対応するアクションを行う;
2>3.84Mcps TDDおよび7.68Mcps TDDに対して;または
2>FDDおよび1.28Mcps TDDに対して、UEが、CELL_FACH状態において、HS−DSCH受信をサポートしない場合;または
2>IE「HS−DSCH共通システム情報」が、システム情報ブロックタイプ5またはシステム情報ブロックタイプ5bis内に含まれない場合;または
2>1.28Mcps TDDに対して、IE「共通E−DCHシステム情報」が、システム情報ブロックタイプ5内に含まれない場合:
3>第8.5.17項に準拠して、PRACHを選択する;
3>第8.5.19項に準拠して、二次CCPCHを選択する;
3>第8.6.5.1項に規定されるように、システム情報内に与えられるトランスポートフォーマットセットを使用する;
3>第8.5.37a項に記載されるように、HS_DSCH_RECEPTION_GENERAL変数に関連するアクションを行う.
2>そうでなければ:
3>変数READY_FOR_COMMON_EDCHがTRUEに設定される場合:
4>第8.5.45項に規定されるように、CELL_FACH状態およびアイドルモードにおいて、拡張アップリンクを構成する.
3>そうでなければ:
4>第8.5.17項に準拠して、PRACHを選択し、および:
5>第8.6.5.1項に規定されるように、PRACHに対して、システム情報内に与えられるトランスポートフォーマットセットを使用する.
3>変数H_RNTIが設定されない、または変数C_RNTIが設定されない場合:
4>変数C_RNTIをクリアする;
4>変数H_RNTIをクリアする;
4>いずれの記憶されたIE「HARQ情報」もクリアする;
4>変数HS_DSCH_RECEPTION_OF_CCCH_ENABLEDをTRUEに設定する;
4>および第8.5.37項におけるプロシージャに準拠して、HS−DSCHの受信を開始する.
3>そうでなければ:
4>第8.5.36項におけるプロシージャに準拠して、HS−DSCHを受信する.
1>UEが、セル再選択を行う場合:
2>変数C_RNTIをクリアする;および
2>MAC内の変数C_RNTIからクリアされたばかりのそのC_RNTIの使用を停止する;
2>FDDおよび1.28Mcps TDDに対して、変数H_RNTIが設定される場合:
3>変数H_RNTIをクリアする;および
3>MAC内の変数H_RNTIからクリアされたばかりのそのH_RNTIの使用を停止する;
3>いずれの記憶されたIE「HARQ情報」もクリアする;
2>FDDおよび1.28Mcps TDDに対して、変数E_RNTIが設定される場合:
3>変数E_RNTIをクリアする.
2>HSPA_RNTI_STORED_CELL_PCH変数のための値を決定し、第8.5.56項に記載されるように、対応するアクションを行う;
2>READY_FOR_COMMON_EDCH変数のための値を決定し、第8.5.47項に記載されるように、対応するアクションを行う;
2>COMMON_E_DCH_TRANSMISSION変数のための値を決定し、第8.5.46項に記載されるように、対応するアクションを行う;
2>FDDおよび1.28Mcps TDDに対して、UEが、CELL_FACH状態において、HS−DSCH受信をサポートし、IE「HS−DSCH共通システム情報」が、システム情報ブロックタイプ5またはシステム情報ブロックタイプ5bis内に含まれる場合:
3>MAC−ehsエンティティ[15]をリセットする.
3>変数HS_DSCH_RECEPTION_OF_CCCH_ENABLEDをTRUEに設定する;
3>および第8.5.37項におけるプロシージャに準拠して、HS−DSCHの受信を開始する.
2>そうでなければ:
3>第8.5.37a項に記載されるように、HS_DSCH_RECEPTION_GENERAL変数に関連するアクションを行う.
1>第8.5.15項に準拠して、現在のセルのSFNに関連して、CFNを設定する;
1>セル更新プロシージャの場合:
2>第8.3.1.3項に準拠して、CELL UPDATEメッセージのコンテンツを設定する;
2>アップリンクCCCH上に伝送のためのCELL UPDATEメッセージを提出する.
1>URA更新プロシージャの場合:
2>第8.3.1.3項に準拠して、URA UPDATEメッセージのコンテンツを設定する;
2>アップリンクCCCH上に伝送のためのURA UPDATEメッセージを提出する.
1>カウンタV302を1に設定する;
1>MAC層が、メッセージ伝送の成功または失敗を示すと、タイマT302を起動する.
(8.5.2 コネクトモードから、アイドルモードに入るときのアクション)
コネクトモードからアイドルモードに入るとき、UEは:
1>第13.4項に規定されるように、UTRA RRCコネクトモードから離れるのに応じて、変数をクリアまたは設定する;
1>V316をゼロに設定する;
1>RRC CONNECTION RELEASEメッセージが、受信され、IE「リダイレクト情報」が、その中に存在する場合:
2>IE「周波数情報」が存在する場合、RRC CONNECTION RELEASEメッセージ内に含まれる、示されるUTRAキャリア上の好適なセルにキャンプオンを試みる;
2>IE「GSM(登録商標)標的セル情報」が存在する場合、RRC CONNECTION RELEASEメッセージ内に含まれる、示されるRATのためのセルのリストの好適なセルにキャンプオンを試みる.いずれのセルも、そのRATのために示されない場合、またそのRATのために示されるセルの好適なセルが、10秒以内に見つからない場合、そのRATのいずれかの好適なセルにキャンプオンを試みる;または
2>IE「E−UTRA標的情報」が存在する場合、RRC CONNECTION RELEASEメッセージ内に含まれる、示されるRATのための周波数のいずれかにキャンプオンを試みるが、存在する場合、そのRATのために許可されていないセルのリスト内にしめされるいずれのセルも除く(すなわち、E−UTRAのための「周波数リストに従って、ブラックリスト化されたセル」).そのRATのための示される周波数上に好適なセルが、10秒以内に見つからない場合、そのRATのいずれかの好適なセルにキャンプオンを試みる;または
2>好適なセルが、示されるUTRAキャリアまたはRAT上に見つからな場合、いずれかの好適なセルにキャンプオンする.
1>キャンプオンするための好適なセルの選択を試みる.
[4]に準拠して、コネクトモードを離れると、UEは:
1>セル選択を行う.
セル上にキャンプオンする間、UEは:
1>第8.1項におけるシステム情報プロシージャに準拠して、システム情報を取得する;
1>第8.4項に規定される測定制御プロシージャに準拠して、測定を行う;および
1>UEが、登録される場合:
2>第8.2項におけるページングプロシージャに準拠して、ページングメッセージを受信する準備を行う.
UEが、「GSM(登録商標)−MAPモード」で動作している場合、UEは:
1>コネクトモードにおいて受信したいずれのNASシステム情報も削除する;
1>システム情報ブロックタイプ1内のNASシステム情報を取得する;および
1>第8.6.1.2項に準拠して、続行する.
アイドルモードに入ると、UEは:
1>USIMが存在する場合、各CN領域に対して:
2>新しいセキュリティキーセットが、本CN領域に対して受信されるが、本RRCコネクションの間、統合保護または暗号化のいずれかのために使用されなかった場合:
3>本領域に対する本START値をゼロに設定する;および
3>本領域に対する本START値をUSIM内に記憶する.
2>そうでなければ:
3>CN領域に対する現在の「START」値が、第8.5.9項に準拠して、変数START_THRESHOLDの値「THRESHOLD」以上である場合:
4>そのCN領域に対して、USIM内に記憶される、暗号化および統合キーを削除する;
4>上層にこれらのキーの削除を知らせる.
3>そうでなければ:
4>本CN領域に対する現在の「START」値をUSIM上に記憶する.
注記:「START」値の記憶に先立って、UEは、第8.5.9項に準拠して、この「START」値を計算すべきである.
1>そうでなければ:
2>SIMが存在する場合、各CN領域に対して:
3>新しいセキュリティキーセットが、本CN領域に対して受信されるが、本RRCコネクションの間、統合保護または暗号化のいずれかのために使用されなかった場合:
4>本領域に対する本START値をゼロに設定する;および
4>本領域に対する本START値をUE内に記憶する
3>そうでなければ:
4>本CN領域に対する現在の「START」値が、第8.5.9項に準拠して、変数START_THRESHOLDの値「THRESHOLD」以上である場合:
5>本CN領域のためのKcキーを削除する;
5>そのCN領域に対して、UE内に記憶される、暗号化および統合キーを削除する;
5>本CN領域に対する「START」値をゼロに設定し、それをUE内に記憶する;
5>上層にキーの削除を知らせる.
4>そうでなければ:
5>本CN領域に対する現在の「START」値をUE内に記憶する.
注記:「START」値の記憶に先立って、UEは、第8.5.9項に準拠して、本「START」値を計算すべきである.
Claims (14)
- ユーザ機器(UE)において、前記UEによってネットワークに送信されたシグナリングコネクション解放指示(SCRI)メッセージのカウントを維持することであって、前記カウントは、SCRI禁止タイマが作動していない間、維持される、ことと、
前記UEにおいて、パケット交換(PS)データを受信することと、
前記UEにおいて、前記PSデータを受信したことに応答して、前記カウントをリセットすることと
を含む、方法。 - 前記UEによって送信される前記SCRIメッセージのそれぞれは、設定された原因を有する、請求項1に記載の方法。
- 前記原因は、「UEがPSデータセッション終了を要求した」に設定される、請求項2に記載の方法。
- 前記SCRIメッセージは、少なくとも1つの無線リソース制御(RRC)状態にある間に前記UEによって送信される、請求項1に記載の方法。
- 前記少なくとも1つのRRC状態は、CELL_PCH状態またはURA_PCH状態を含む、請求項4に記載の方法。
- カウントを維持することは、カウンタを使用することを含む、請求項1に記載の方法。
- プロセッサを含むユーザ機器(UE)であって、前記プロセッサは、
前記UEによってネットワークに送信されたシグナリングコネクション解放指示(SCRI)メッセージのカウントを維持することであって、前記カウントは、SCRI禁止タイマが作動していない間、維持される、ことと、
パケット交換(PS)データを受信することと、
前記PSデータを受信することに応答して、前記カウントをリセットすることと
を行うように構成されている、UE。 - 前記UEによって送信される前記指示メッセージのそれぞれは、設定された原因を有する、請求項7に記載のUE。
- 前記原因は、「UEがPSデータセッション終了を要求した」に設定される、請求項7に記載のUE。
- 前記指示メッセージは、少なくとも1つの無線リソース制御(RRC)状態にある間に前記UEによって送信される、請求項7に記載のUE。
- 前記少なくとも1つのRRC状態は、CELL_PCH状態またはURA_PCH状態を含む、請求項10に記載のUE。
- カウントを維持することは、カウンタを使用することを含む、請求項7に記載のUE。
- 前記維持することは、前記カウントをインクリメントすることを含む、請求項1に記載の方法。
- 前記維持することは、前記カウントをインクリメントすることを含む、請求項7に記載のUE。
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