JP3747122B2 - いなり寿司製造機 - Google Patents

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喜作 鈴木
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、いなり寿司を機械的に連続して製造するための自動化されたいなり寿司製造機に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のいなり寿司製造機は、その一部を図8に示した如く、油揚aを一定間隔をおいて一定方向へ間欠搬送するターンテーブル等による油揚間欠搬送機構b上の油揚aにおける切口部cの上下を、油揚開口機構dの一対の掴持用爪e、eにて掴持し、上下方向へ対称に移動させることで、上記切口部cを開口させ、この開口部fから図示しない寿司飯押出機構によって所定形状、大きさに成形した寿司飯を油揚a内部へ押込んで、いなり寿司を製造する構成である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし乍ら、予め甘煮されて半截された油揚aは、その上下両表皮が互いに接着されていて剥離し難くなっているので、上記したようにして油揚開口機構dにより切口部cを開口すると、図9に示したように油揚aは、上下、左右両方向ともに、切口部cが最も拡幅に、これより後端部gへ徐々に狭幅に開口されるもので、後部の左右両隅部h、hは、開口(剥離)されず上下両表皮が接着されたまゝの状態となる。
【0004】
ために、図示しない寿司飯押出機構によって成形された寿司飯を油揚a内部へ押込んでも当該寿司飯が奥部まで充填されることはなく、奥部、特に左右の両隅部h、h内部に寿司飯の詰め残しが生じてしまう。その結果、形状的にバラツキが生じ易く、所定定形で形の良い、商品価値の高いいなり寿司が得難いものである。
【0005】
また、油揚開口機構によって切口部cの上下を上下方向へ対称に無理なく広げ、大きく開口しようとしたり、寿司飯を無理に奥部及び両隅部h、h内へ押込むと油揚aが傷ついたり、破れる等して不良品が発生し、歩留りが悪くなる。
【0006】
【目的】
本発明は、上記従来の技術の有するこのような問題点に鑑みて検討の結果、油揚の開口及び寿司飯の押込工程の前工程として、上下一対の掴持用爪を有する油揚摘み開口機構と、左右一対の押開き用板を有する油揚押開き機構とで予備開口装置を構成し、上記油揚摘み開口機構にて切口部を開いた状態にて油揚内部へ進入する一対の押開き用板を左右方向へ開き動作することで、油揚は内側から左右両外側へ押し広げられ、もって油揚げは、内部に接着部が残存することなく、外形に沿った所定形状に予備開口されるから、次工程で油揚は、切口から奥部まで大きく開口され、成形寿司飯の定位置への押込みが容易、かつ確実となって、所定形状で、形の良い高品質のいなり寿司を歩留りよく製造できるようにしたいなり寿司製造機を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明のいなり寿司製造機は、油揚を載せ、該油揚を一定間隔をおいて一定方向へ間欠搬送する油揚間欠搬送機構の上流側に油揚予備開口装置、下流側に油揚本開口機構をそれぞれ設けたいなり寿司製造機において、
前記油揚予備開口装置は、油揚間欠搬送機構上流側の上下に対向して上下動自在なるよう配置され、油揚間欠搬送機構上の油揚における切口部の上下を掴持し、該切口部を開口する上下一対の掴持用爪を有する油揚摘み開口機構と、該油揚摘み開口機構と対応して配置され、前記一対の掴持用爪によって開口された切口部から油揚内へ進入する油揚押開き機構とを具備してなり、
この油揚押開き機構は、帯形状とした左右一対の押開き用板の長さ方向におけるほぼ中間部を上下に重合させると共に、押開き用板の先端部が左右方向へ開閉自在となるよう前記重合部分を枢着させてあり、かつ押開き用板を前後方向へ移動させる前後駆動機構および押開き用板先端をリンクを介在させて左右方向へ開閉させる前後駆動機構を具備しており、
一方、前記油揚本開口機構は、油揚間欠搬送機構下流側の上下に対向して上下動自在なるよう配置され、前記油揚予備開口装置によって開口されている油揚間欠搬送機構上の油揚における切口部の上下を掴持し、該切口部をさらに開口する上下一対の掴持用爪を有するものであって、
前記油揚本開口機構における掴持用爪によって開口されている油揚内部に、寿司飯押出機構によって所定形状大きさに成形した寿司飯を、先端が開閉自在に保持されている飯導入案内機構における上下一対のガイドピース内を通して押込むように構成したことを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係るいなり寿司製造機の実施形態につき図面を参照して説明する。
図1は本発明の一部断面した側面図を示し、図2は本発明における油揚間欠搬送機の一部の平面図を示し、図3は本発明による油揚予備開口状態の一部断面した側面図を示し、図4は本発明における一対の押開き用板の他の実施形態の平面図を示し、図5は本発明における油揚摘み開口機構の駆動機構の右側面図を示す。
【0009】
図1及び図2に示したように、フレーム1の上面には、半截された油揚2を、一定の間隔をおいて、かつ図2に矢印イが示す一定方向へ間欠的に搬送するための油揚間欠搬送機構3を水平に配置してある。
【0010】
上記油揚間欠搬送機構3は図2に示した如く、複数の油揚搬送コマ4・・・を互いに枢着により無端状に連結し、図示しない駆動スプロケット及び従動スプロケットに巻き掛けして形成され、モータ等の駆動源によって間欠的に回転される。
【0011】
上記各油揚搬送コマ4・・・の上面には、油揚載置用凹部5を形成してあり、この凹部5の底壁外側部には、後述する油揚摘み開口機構の下部の掴持用爪挿通用孔6を上下方向へ貫通して形成させてある。
【0012】
図2において、上記油揚間欠搬送機構3の上方外側部には、その上流側から下流側(図2に矢印イで示した回転方向)へ、本発明の油揚予備開口装置Aと、図示しない不良油揚払い出し機構、油揚本開口機構、寿司飯導入案内機構、寿司飯押出機等を、周方向へ一定の間隔をおいて順次配置してある。
【0013】
上記油揚予備開口装置Aは、図1ないし図3に示したように、油揚摘み開口機構7と、油揚押開き機構8と、これらの駆動機構9とで構成されている。
【0014】
上記油揚摘み開口機構7は図1及び図3並びに図5に示したように、上下に対向して配置され、油揚間欠搬送機構3上の油揚2における切口部2aの上下を掴持し、該切口部2aを開口する上下一対の掴持用爪7a、7bを備えて構成されている。
【0015】
上記した上下一対の掴持用爪7a、7bは、先端が開閉自在なるよう互いに枢着し、介在した支軸10へ巻装のバネ11により開き方向へ付勢させてある左右一対の爪片12、13のうち、その一方、図示例では爪片12を昇降板14と昇降軸15に各固定し、他方の爪片13は、後端一側にローラ16、16を各軸支して形成されている。
【0016】
上記した油揚押開き機構8は、図1ないし図3に示したように、帯形状とした左右一対の押開き用板17、18の長さ方向におけるほぼ中間部を上下に重合させ、各先端部17a、18aが左右方向へ開閉自在となるよう、上記重合部を移動ブロック19上面に段ビス20等にて水平に枢着してあると共に、各押開き用板17、18の各基端部17b、18bは、一端を互いに段ビス21にて枢着した左右一対のリンク22、23の他端と各段ビス24、25にて枢着して形成されている。
【0017】
上記した一対の押開き用板17、18が、図1及び図2に示したように直線的に形成されている場合は、図2中二点鎖線で示した如く、それら先端部17a、18aで油揚2を内側から左右方向へ押し広げるので、このとき油揚2を傷つけたり、破ることがないよう、各先端部17a、18a外側面を円弧面に形成させてある。
【0018】
また、上記一対の押開き板17、18は、図4に示したように、平面略くの字形状に、かつ同一形状に形成して、図4中実線で示した如く、その前半部分17b、18bが、油揚2内の左右両側面と並行に開成されるよう移動ブロック19に段ビス20等にて開閉自在に枢着して形成することも可能であり、このように構成すると、油揚2内部を残すことなく、全てをより確実に剥離、開口することができる。
【0019】
前記駆動機構9は図5に示したように、上部掴持用爪7aの上下駆動機構9aと、下部掴持用爪7bの上下駆動機構9bと、上部、下部両掴持用爪7a、7bの開閉駆動機構9cとを備えてなる。
【0020】
一方の上下駆動機構9aは図5に示した如く、フレーム1と、該フレーム1上面に固定したブロック26を上下方向へ貫通して2本の昇降軸27、28を並設し、該両昇降軸27、28の上端と下端は各水平な連結板29、30にて連結し、上部の連結板29の一端に前記昇降板14をボルト31・・・にて固定し、下部の連結板30は、図示しないモータ等の駆動源によって回転されるカム機構32と上下動自在なるよう連動連結して構成されており、これによって上部の掴持用爪7aを上下動する。
【0021】
他方の上下駆動機構9bは図5に示した如く、フレーム1と、該フレーム1に固定したブロック33に上記した昇降軸15と並行に貫通して垂設した昇降駆動軸34と上記昇降軸15の両下端が水平な連結板35に固定され、該連結板35を、図示しないモータ等の駆動源によって回転されるカム機構36と上下動自在なるよう連動連結して構成され、これによって、下部の掴持用爪7bは昇降動される。
【0022】
上記開閉駆動機構9cは図2及び図5に示したように、上記フレーム1とブロック26に、上下方向へ貫通して垂設した昇降軸37の上端に支持板38を水平に固定し、該支持板38に軸受39を介在して回転軸40の上端を回転自在に支承し、該回転軸40の下端は、フレーム1に軸受41を介在して回転、かつ軸方向(図5において上下方向)へ摺動自在に支承し、上記昇降軸37の下端は、図示しないモータ等の駆動源によって回転されるカム機構42と昇降動自在なるよう連結し、一方、上記回転軸40の下端は、図示しないモータ等の駆動源によって回転されるクランク機構43と連動連結され、該回転軸40が正転、逆転されるよう構成されている。
【0023】
上記回転軸40の上部と下部には開閉用作動板44、45を各固定してあり、一方の作動板44を、上部の掴持用爪7aにおける爪片13のローラ16、16と接触させてあり、他の作動板45は、下部の掴持用爪7bにおける爪片13のローラ16と接触させてある。これによって、上記回転軸40の正転、逆転により、上記作動板44、45、ローラ16・・・を介して一対の掴持用爪7a、7bは開閉動作され、油揚2における切口部2aの上下を掴持し、または掴持を解除する。
【0024】
さらに、上記昇降軸37がカム機構42によって昇降されることで、上記作動板44、45は掴持用爪7a、7bの上下動と同期して上下動する。
【0025】
上記した油揚押開き機構8は、図1、図3に示す移動ブロック19に固定したロッド46が、図示しないカム機構やクランク機構等からなる前後駆動機構と連動連結されることで進退動作され、また、リンク22、23の段ビス21等による枢着部が、上記したと同様の図示しない前後駆動機構とロッド47を介在して連動連結され、該ロッド47が前後方向、つまり、図1及び図2並びに図4に示した矢印ロ方向と、反矢印方向へ移動されることで、一対の押開き用板17、17は開閉動作される。
【0026】
図6は、既述油揚予備開口装置Aの次の工程である油揚本開口機構Cと、寿司飯導入案内機構Dと、寿司飯押出機構Eと、これらによって油揚2内部へ、所定形状、大きさに成形された寿司飯Fを押込み充填した状態を示している。
【0027】
上記油揚本開口機構Cは、油揚2の切口部2a上下を掴持し、該切口部2aを開口する上下一対の掴持用爪48、49を備え、既述油揚摘み開口機構7と同様に構成されている。
【0028】
寿司飯導入案内機構Dは、ほぼアヒルの嘴形状とした上下一対のガイドピース50、51を図示しない移動ブロックに枢着し、先端を開閉自在となるよう構成されている。
【0029】
寿司飯押出機構Eは、前後方向へ摺動自在なるよう設けた寿司飯押出用ロッド52を有し、図示しない寿司飯供給機構から供給される成形寿司飯Fを、上記ロッド52により、上記した一対のガイドピース50、51内を通して油揚2内部へ押込むよう構成されている。
【0030】
尚、図6において53、54は、寿司飯Fの押込みに対して、油揚2の上部及び後部を支える上部支え機構と、後部支え機構を各示し、図7は本発明装置によって予備開口された油揚2を示す。
【0031】
而して、上記構成とした油揚予備開口装置Aによれば下記のようにして油揚2を予備開口する。図1及び図2に示したように、油揚2が搬送コマ4の凹部5内に載せられ、油揚間欠搬送機構3の間欠回転によって所定位置(本発明装置の位置)まで間欠的に搬送されて停止すると、上下一対の掴持用爪7a、7bが対向移動し、油揚2における切口部2aの上下に当接すると同時に、一対の爪片12、13が閉成し、切口部2aの上下を掴持する。
【0032】
次いで、上下一対の掴持用爪7a、7bのうち、下部の掴持用爪7bは、図3に示した如く、挿通孔6を通して切口部2a下部を掴持した位置に保持され、上部の掴持用爪7aのみが切口部2aの上部を掴持して所定位置まで上昇し、その位置に停止する。これによって、油揚2の切口部2aは開口される。
【0033】
次いで、油揚押開き機構8は前進するが、この時、左右一対の押開き用板17、18は図2中に実線で示したように閉成されており、この閉成状態で、一対の押開き用板7、18の前部は開口されている切口部2aから油揚2内の奥部まで進入する。
【0034】
次いで、左右一対の押開き用板17、18は、図2中に二点鎖線で示したように、左右方向へ対称に開成される。即ち、一対の押開き用板17、18は、油揚2の接着している上下両表皮を剥離しながら左右方向へ対称に開成するので、図3に示した如く、油揚2は、その切口部2aから奥部まで確実に予備開口されることとなる。
【0035】
また、一対の押開き用板17、18は閉じた狭幅状態にて油揚2内部へ進入されるので、油揚摘み開口機構7によって、切口部2aを大きく開口する必要はなく、僅少に開口すればよいから、開口時、切口部2aの上下に無理な力が加えられることはない。
【0036】
予備開口後は、左右一対の押開き用板17、18は閉成と同時に後退して油揚2内から抜き取られ、所定位置に停止する。油揚摘み開口機構7における上下一対の掴持用爪7a、7bによる切口部2a上下の掴持は解かれ、上下対称に移動されて所定位置に停止し、次回の予備開口に備えられる。
【0037】
【発明の効果】
本発明は、以上説明したように構成されているので、左右一対の押開き用板の開成動作によって、油揚の上下両表皮が接着している部分を、切口部から奥部まで余すところなく全て剥離、開口することができるから、次工程の油揚本開口機構による油揚の開口を、当該油揚切口部に無理な力を加えることなく容易にして、かつ外形状に沿った所定形状に行なうことができ、また成形された寿司飯を無理に押込むことなく、奥部まで円滑、かつ確実に充填できるから、形の良い高品質のいなり寿司を製造できると共に、油揚が損傷されることはないので、歩留りを向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るいなり寿司製造機の実施形態を示す一部断面した側面図である。
【図2】 同上いなり寿司製造機の一部を示す平面図である。
【図3】 同上いなり寿司製造機におけるいなり寿司予備開口状態を示す一部断面した側面図である。
【図4】 同上いなり寿司製造機における左右一対の押開き用板の他の実施形態を示す平面図である。
【図5】 同上いなり寿司製造機における油揚摘み開口機構の駆動機構を示す右側面図である。
【図6】 同上いなり寿司製造機における油揚本開口機構、寿司飯導入案内機構、寿司飯押出し機構、上部支え機構、後部支え機構と、油揚内部に寿司飯を押込んだ状態を各示す一部断面した側面図である。
【図7】 同上いなり寿司製造機によって予備開口した油揚を示す斜視図である。
【図8】 従来のいなり寿司製造機の油揚開口機構と、同機構によって油揚切口部を開口した状態を示す一部断面した側面図である。
【図9】 従来のいなり寿司製造機の油揚開口機構によって開口した油揚を示す斜視図である。
【符号の説明】
A 油揚予備開口装置
C 油揚本開口機構
D 寿司飯導入案内機構
E 寿司飯押出機構
2 油揚
2a 切口部
3 油揚間欠搬送機構
7 油揚摘み開口機構
7a、7b、48、49 一対の掴持用爪
8 油揚押開き機構
17、18 一対の押開き用板
22、23 リンク
50、51 ガイドピース

Claims (1)

  1. 油揚を載せ、該油揚を一定間隔をおいて一定方向へ間欠搬送する油揚間欠搬送機構の上流側に油揚予備開口装置、下流側に油揚本開口機構をそれぞれ設けたいなり寿司製造機において、
    前記油揚予備開口装置は、油揚間欠搬送機構上流側の上下に対向して上下動自在なるよう配置され、油揚間欠搬送機構上の油揚における切口部の上下を掴持し、該切口部を開口する上下一対の掴持用爪を有する油揚摘み開口機構と、該油揚摘み開口機構と対応して配置され、前記一対の掴持用爪によって開口された切口部から油揚内へ進入する油揚押開き機構とを具備してなり、
    この油揚押開き機構は、帯形状とした左右一対の押開き用板の長さ方向におけるほぼ中間部を上下に重合させると共に、押開き用板の先端部が左右方向へ開閉自在となるよう前記重合部分を枢着させてあり、かつ押開き用板を前後方向へ移動させる前後駆動機構および押開き用板先端をリンクを介在させて左右方向へ開閉させる前後駆動機構を具備しており、
    一方、前記油揚本開口機構は、油揚間欠搬送機構下流側の上下に対向して上下動自在なるよう配置され、前記油揚予備開口装置によって開口されている油揚間欠搬送機構上の油揚における切口部の上下を掴持し、該切口部をさらに開口する上下一対の掴持用爪を有するものであって、
    前記油揚本開口機構における掴持用爪によって開口されている油揚内部に、寿司飯押出機構によって所定形状大きさに成形した寿司飯を、先端が開閉自在に保持されている飯導入案内機構における上下一対のガイドピース内を通して押込むように構成したことを特徴とするいなり寿司製造機。
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