JP3746724B2 - カードクリーニングカートリッジおよびカードクリーニングシステム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、一般的な印刷に関し、より詳細には、カードプリンタにて使用されるカードクリーニングカートリッジに関するものである。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】
プリンタのような従来技術にかかるイメージ成形加工装置は、テキスト、グラフィックスあるいはバーコードがメディアに適用される前に、プラスチックになりうる印刷可能なメディア、ポリ塩化ビニル(PVC)カードまたは同種のものをクリーニングするためのクリーニング機構をときに有している。印刷可能なメディアには、適用に依存する一つあるいは二つの印刷可能な側面があるかもしれない。所定の印刷可能なメディアは、印刷可能なメディアの印刷可能な表面でちり片のような汚染に対するより大きな耐性を持っており、たとえ印刷可能なメディアの印刷可能な表面があまり清潔でない場合であっても、イメージをその上に印刷するためのプリンタにまだ受容力がある。プリンタは、紙表面にイメージを形成するためにリボン・メカニズムを使用することができ、あるいは、イメージを形成するために紙表面に炭素粒子を残すためにインジェクション・メカニズムを使用することができる。炭素粒子は、通常、印字間の輪郭をはっきり示し、紙の表面に残されて分散しない。したがって、ちり片の軽い堆積物は、紙表面上の印刷されたイメージを著しく低下させない。
【0003】
PVCカードのような他のタイプの印刷可能なメディアは、汚染に特に弱い。つまり、PVCカードの印刷可能な表面(両面)は、好ましい印刷品質を達成するために、印刷する前において清潔に維持されなければならない。通常は、これらの印刷可能なメディア(例えばPVCカード)には、イメージ形成のために、高温の熱印刷プロセスが要求される。通常、これらのプラスチックの印刷可能なメディア上でイメージを形成するために使用される熱印刷プロセスの温度は非常に高く、通常の紙上での印刷に必要とされる熱印刷プロセスの温度よりも高い。その結果、これらの印刷可能なメディア(例えばプラスチック・カード)の印刷可能な表面が清潔でない場合には、その上に印刷されたイメージはこの高温のプロセスにより不鮮明となる傾向がある。プラスチックカードの印刷可能な表面上のちり片の少しの堆積物さえ、形成されるイメージを不鮮明とし、印刷結果の品質に非常に大きな影響を及ぼすと考えられる。したがって、クリーニングメカニズムは、PVCカードを印刷するために構成されたプリンタには必要である。
【0004】
従来のプリンタ中のクリーニングメカニズムは、典型的にはプリンタの内部に位置し、フィーディングメカニズムに隣接している。プリンタのフィーディングメカニズムは、フィーディングメカニズム上に積み重ねられた印刷可能なメディアをローディングあるいはアンローディングするために、外部からアクセス可能である。オペレーション中において、フィーディングメカニズムは、プリンタのプリントヘッドによって印刷されるプリンタに、カードのような印刷可能なメディアを供給する。従来技術にかかるプリンタのクリーニングメカニズムは、フィーディングメカニズムとプリントヘッドとの間の従来のプリンタに接続される。したがって、クリーニングメカニズムは、カードがプリントヘッドによって印刷される前にプリンタに供給されて、カードのような印刷可能なメディアを清潔にすることができる。
【0005】
従来技術にかかるクリーニングメカニズムは、一般的には、クリーニングローラ、および従来のプリンタに確実に取り付けられた支援フレームに回転可能に接続された駆動ローラを含んでいる。クリーニングローラおよび駆動ローラは、ほぼ互いに平行に位置している。駆動ローラは、通常、支援フレームに回転可能に接続され、横あるいは垂直のいずれかに移動させることができない。しかしながら、クリーニングローラは、支援フレームにクリーニングローラのクリーニングローラ軸の両端をつなぐことにより、支援フレームに回転可能に接続される。それが駆動ローラ上に直接位置することができるように、クリーニングローラは適切に位置決めされ、駆動ローラに対して印刷可能なメディアをプレスすべく構成されている。さらに、プリンタの内部の駆動ローラおよびクリーニングローラの位置は、それらの間を移動する印刷可能なメディアを与えるために正確に配置される。駆動ローラの駆動ローラ軸は、回転のための従来のプリンタのギヤシステムに接続され、ギヤシステムは、さらにプリンタのモータに接続される。モータは、駆動ローラの回転をコントロールすべく構成されている。
【0006】
カードのような印刷可能なメディアがフィーディングメディアによってプリンタに供給されるとき、カードは、ほぼカードの厚さによって移動可能なクリーニングローラをわずかに持ち上げる。圧縮結果により、クリーニングローラは、真下に位置した駆動ローラに対してカードをプレスすることとなる。クリーニングローラは、一般的に、クリーニングローラ軸を取り囲むべくローラ形に成型されたシリコーン材料によって作られる。さらに、トリートメントプロセスは、シリコーン表面を粘着質のクリーニングローラにするためにクリーニングローラに適用される。前述のトリートメントプロセスは、当業者には周知であって、本発明の特徴ではない。営利上、クリーニングデバイスを備えた利用可能なプリンタは、プリンタのプラテン(ローラ)を作るために一般に使用されるのと同じ材料で駆動ローラを作っている。駆動ローラがモータによって回転駆動させられる場合、それはプリントヘッドの方へカードを移動させる。上述したように、クリーニングローラは駆動ローラに対してカードをプレスする。したがって、カードが駆動ローラによって移動させられるとき、カードはクリーニングローラのシリコーン表面の粘質の影響によりクリーニングローラを回転させる。
【0007】
さらに、クリーニングローラの粘質な表面は、カードの印刷可能な表面に残されたちり片のような不適当な汚染物質を除去する目的に役立つ。カードが、クリーニングローラと駆動ローラとの間を通り抜けて移動するとき、クリーニングローラは、クリーニングローラの粘質の影響によりクリーニングローラに面するカードの表面に残されたちり片を拾い上げるであろう。したがって、カードの印刷可能表面は、クリーニングのためにクリーニングローラに面すべきである。他のいくつかの従来技術にかかるプリンタの駆動ローラは、クリーニングローラに似ている粘質のシリコーン材料にて作られている。その結果、駆動ローラおよびこれらのプリンタのクリーニングローラは、カードの反対の表面をクリーニングするために適応される。したがって、カードの印刷可能な表面はクリーニングのために上下共に面し、カードの両面共に印刷可能な表面となり得る。
【0008】
クリーニングローラの粘着表面は、カードがクリーニングローラによって回転するとともに、カードの印刷可能な表面からのちり片が粘着することにより、カード表面からちり片を取り除く。カードから取り除かれた後に、ちり片はクリーニングローラの表面にくっつくであろう。その結果、クリーニングローラがカードをクリーニングするたびに、クリーニングローラの表面はより多くのちり片を蓄積する。そして、クリーニングローラの効能は各クリーニングの後に従って縮小される。ある時では(所定期間経過後においては)、クリーニングローラは、もはや、その表面が汚染されたカードから有効に多くのちり片を取り除くことはできないと考えられる。したがって、クリーニングローラは、従来のプリンタのクリーニングデバイスの有効性を維持するために、周期的に、クリーニングされる必要があり、あるいは交換される必要がある。
【0009】
上述したように、クリーニングローラは、プリンタの支援フレーム上の一組のスロットにそのクリーニングローラ軸を挿入することにより、プリンタに接続される。一般に、スロットは、プリンタ内部の深い所に位置し、したがって、装着するか交換するか、あるいは掃除のために、あるいはメンテナンス目的のために、クリーニングローラを移動させることは全く困難で不便である。駆動ローラはプリンタ中のクリーニングローラの真下に位置するので、カードを清潔にする機能に役立ち、周期的に清潔になる必要がある駆動ローラを、移動させることあるいは交換することはさらに困難である。さらに、一般的な従来技術にかかるプリンタ中のクリーニングローラのサイズは非常に小さい。通常、クリーニングローラは、普通の業務用名刺の幅よりも若干幅広い約2.4インチの幅を有しており、それは、約0.6インチの直径を有している。したがって、クリーニングローラの表面は非常に小さいので、クリーニングローラの円筒状の表面は、ちり片によって非常に容易に浸される。そして、クリーニングローラは頻繁にクリーニングされる必要がある。したがって、必要なことは、プリンタの内部の比較的小さなスペースを占め、クリーニングローラの頻繁なメンテナンスの必要性をなくし、メンテナンスを容易に行うことができるカードクリーニングデバイス(カートリッジ)を構成することである。
【0010】
そこで、本発明は、上記従来技術の問題を解決するためになされたものであって、コンパクトに構成され、クリーニングローラの交換等を容易に行うことができ、クリーニングローラのメンテナンスを容易に行うことが可能な、カードクリーニングカートリッジおよびカードクリーニングシステムを提供することを課題とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明は、イメージ成形装置にて使用されるカードクリーニングカートリッジを請求の範囲とするものであって、以下の要素を備えている。すなわち、イメージ成形装置に対して移動可能であるように接続されて構成されたハウジングと;ハウジングに対して移動可能に接続され、所定の角度でカードを受け取るべく構成されているハウジングに対して所定の角度で供給されているカードをクリーニングすべく構成された、第一クリーニングメンバと;ハウジングに対して移動可能に接続され、マシンオペレーション中に第一クリーニングメンバをクリーニングすべく構成された第二クリーニングメンバと、を用いてカートリッジおよび当該カートリッジにおいて次に使用する第一クリーニングメンバおよび第二クリーニングメンバを交換すべく、イメージ成形装置から移動可能に構成されている。
【0012】
また、本発明は、イメージ成形装置と共に使用されるカードクリーニングシステムを請求の範囲とするものであって、以下の要素を備えている。すなわち、イメージ成形装置に対して移動可能であるように接続されて構成されたハウジングと;ハウジングに対して移動可能に接続され、カード入口経路に沿ったハウジングに所定の角度で供給されているカードをクリーニングすべく構成され、ハウジングは所定の角度でカードを受け取るべく構成され、かかる角度がハウジングに関するカード入口経路とカード出口経路との間で実質的に定義される、第一クリーニングメンバと;ハウジングに対して移動可能に接続され、マシンオペレーション中に第一クリーニングメンバをクリーニングすべく構成された第二クリーニングメンバとを具備するカートリッジ;およびハウジングに関する所定の角度でカードを供給するための手段;を用いて構成され、カートリッジおよび当該カートリッジにおいて次に使用する第一クリーニングメンバおよび第二クリーニングメンバを交換すべく、カートリッジは、イメージ成形装置から移動可能に構成されている。
【0013】
本発明のこれらおよび他の態様は、添付図面および本発明にかかる好ましい実施例の詳細な記述から明らかとなるであろう。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明のいくつかの好ましい実施例を、図1から図26の図面に基づいて詳細に説明する。なお、本発明は、これらの図面にて説明される実施例に限定されず、追加の実施例、特徴、および/または発明の利点は、以下の記述に基づいて明らかとなり、あるいは発明の実施によって確認される。
【0015】
図面において、図面は寸法を示すものではなく、参照数字は、図面および説明の両方の全体にわたるその特徴を参照するための数字であって、発明の様々な特徴を示す。
【0016】
次の説明は、発明を行なうために熟考されたベストモードを含んでいる。この説明は、後述する発明の範囲内に限定されず、単に発明の一般的な原則について記述する目的でなされている。
【0017】
図1において、本発明にかかるカードクリーニングカートリッジ10は、フィーディングメカニズム(図示省略)とプリンタ1のプリントヘッド(図示省略)との間のプリンタ1に組み込まれている。フィーディングメカニズムは、プラスチックカードのような印刷可能なメディアのスタックを格納するための貯蔵手段(図示省略)を有し、かかるプラスチックカードのような印刷可能なメディアは、フィーディングメカニズム2の供給によってプリンタ1内に供給される。フィードメカニズム2は、印刷の間においては、プリンタ1のジャミングを回避すべく、プリンタ1の本体8内へ連続してカードを移動させる。
【0018】
プリンタ1の本体8内部においては、駆動ローラ30(図7)は、フィーディングメカニズム2によって本体8内に供給されたカードを受け取るために、フィーディングメカニズム2に隣接した位置に設けられている。駆動ローラ30は、プリンタ1の支援フレーム(図示省略)の各端部に配置された、穴72a(図1,5,6)のような一組の受容穴に回転可能に接続された駆動ローラ軸(図示省略)を有する。プリンタ1内の駆動ローラ30の取り付け位置は、予め定められ、一般に変更することができない。したがって、駆動ローラ30は、プリントヘッドの方へカードを移動させるために回転可能ではあるが、基本的に、プリンタ1の本体8に対して水平にあるいは垂直に移動することができない。
【0019】
プリンタ1の本体8内に位置しているギヤシステム(図示省略)は、駆動ローラ30を回転させるために、一端でで駆動ローラ軸に接続されている。ギヤシステムは、さらに、プリンタ1のプリンタ本体8内部に位置するモータ(図示省略)に接続されている。モータは、ギヤシステムとの接続を通じて駆動ローラ30を回転駆動させるべく構成されている。
【0020】
図1に示すように、カートリッジ10は、フィーディングメカニズムに隣接したプリンタ1内部に位置し、駆動ローラ30上に直接位置している。図2に示されるように、カートリッジ10は、他方端部でカートリッジフレーム12に移動可能に接続された下部クリーニングローラ16を有している。下部クリーニングローラ16は、下部ローラ本体20と下部ローラ軸22とを用いて構成されており、下部ローラ本体20は、下部ローラ軸22をしっかりと取り巻くべく設けられている。一組の一般に楕円形に形作られたスロット36a,36bは、底面近くのカートリッジフレーム12の左側と右側壁32a,32bにそれぞれ設けられる。下部ローラ軸22の他方端部は、下部ローラ軸22の端が、楕円形に形作られたスロット36a,36bの長軸に沿って垂直に滑ることを可能にするために適応される、楕円形に形作られたスロット36a,36bにそれぞれ挿入される。図2に示すように、楕円形に形作られたスロット36a,36bの短軸は、下部ローラ軸22の端の直径よりわずかに大きい(端部をそこに提供するためにちょうど十分な程に大きい)。故に、下部ローラ軸22は、楕円形に形作られたスロット36a,36b内を水平に移動しない。その結果、下部クリーニングローラ16は、カートリッジフレーム12に関して単に垂直にのみ移動する。
【0021】
駆動ローラ30は、通常のプラテン材料にて作られている。したがって、駆動ローラ30の表面は、通常粘着性を有せず、駆動ローラ30上に位置していたカードの移動は、駆動ローラ30に対してカードをプレッシングするためにカード表面の上からの圧力を要求する。その圧力は、カートリッジ10の下部クリーニングローラ13から供給される。カートリッジ10がプリンタ1の内部に取り付けられているとき、下部クリーニングローラ16は、一般に、駆動ローラ30と平行に、かつ駆動ローラ30の上部に直接的に位置する。下部クリーニングローラ16は、カートリッジ10の底の近くに設けられている。故に、カートリッジ10がプリンタ1に適切に取り付けられるとき、下部クリーニングローラ16は、その重量と上部クリーニングローラ14からの圧力とにより、駆動ローラ30に対して圧力を及ぼす。その結果、カードがフィーディングメカニズムによって連続して供給されるとともに、カードは、駆動ローラ30と下部クリーニングローラ16との間で駆動させられる。
【0022】
述べたように、下部クリーニングローラ16はカートリッジ10に対して垂直に移動可能に設けられている。一方、駆動ローラ30は固定され(回転可能にもかかわらず)、プリンタ1に接続されており、プリンタ1内のその垂直位置を再調整することができない。カードが下部クリーニングローラ16と駆動ローラ30との間で供給されるとき、カードは、カードの厚さによって下部クリーニングローラ16の上方に置き換えられる。一方、カートリッジ10のフレーム12は、一組の磁石68a,68b(図4)によってプリンタ1に接続され、上方には移動しない。さらに、楕円形に形作られたスロット36a,36bの長軸の長さは、印刷のためにプリンタ1に供給されると意図した最も厚いカードを提供するために選択されている。したがって、下部クリーニングローラ16が届くかもしれない上部の殆どの位置は、楕円形に形作られたスロット(例えば図2の中のスロット36b)の長軸の各々の長さによって決定される。
【0023】
ブランクカードは、下部クリーニングローラ16と駆動ローラ30との間で供給されるとともに、カードは印刷頭の方へ、駆動ローラ30(それはカードの底表面と接触する)によって駆動させられる。下部クリーニングローラ16は、下部クリーニングローラ16と接触するカードの表面からほこりを取り除くために適応される。駆動ローラ30とは異なり、ギヤリングシステムは、それを運転するためには下部クリーニングローラ16には接続されない。さらに、下部クリーニングローラ16のローラ本体20は、35ショア−Aシリコーン材料で一般に作られている。かかる材料は、処理された後の表面は、わずかに粘質である。粘質のローラーにシリコーン材料を成型する製造方法は、当業者においては周知であって、本発明とは関係しない。下部ローラ本体20の粘質の表面により、カードが下部クリーニングローラ16と駆動ローラ30との間で駆動ローラ30によってプリントヘッドの方へ駆動させられるとき、カードは、印刷可能な表面(それは下部クリーニングローラ16に面する)の全長にわたって下部クリーニングローラ16を回転させるべく駆動する。その結果、下部ローラ本体20の粘質の表面は、カードがその上に移動される間にカードの印刷可能な表面に残されたちり片を拾い上げることとなる。しかしながら、この下部クリーニングローラ16の粘着力は、あまり高くすべきではない。そうでなければ、下部ローラ本体20はカード表面からちり片を単に拾い上げるだけではなく、さらにカードをプリンタ1に押し込ませて、カード自体にくっつくてしまうだろう。下部ローラ本体20を作るために一般に使用される35ショア−Aシリコーン材料は、理想的な粘質表面を提供する。つまり、印刷可能な表面上のほとんどのちり片を拾い上げるために十分な粘着性を有しているが、カードをプリンタ1に置き込ませて、カード自体がくっつく程の粘着性は有していない。
【0024】
下部ローラ本体20は、カードの印刷可能な表面を破損しないように低い硬度を有している。言及されるように、下部ローラ本体20は、掃除の間にその表面へいくらかの塵を付けるだろう。したがって、下部ローラ本体20の表面が硬すぎる場合には、カードを転がす時、それはおそらくカードの印刷可能な表面を引っ掻くことのような破損をもたらすこととなる。さらに、圧力下にある場合、下部ローラ本体20が低い硬度は、その表面の小さなひずみを許可する。したがって、下部ローラ本体20の少しのひずみにより、カード上にちり片があっても、下部ローラ本体20の硬度が減少し、接触表面が常に概してカード幅である場合、それらの間の接触表面が増加するので、それは、下部クリーニングローラ16とカードとの間によりよい接触状態を提供する。再び、一般に用いられているシリコン材料を用いて好ましく形成された下部ローラ本体20は、理想的な表面硬度を提供するだろう。他の実施例においては、最終製品の粘着性と硬度品質が本発明にかかる前述の原則に適合する限り、他の材料も下部ローラ本体20を形成するために採用可能である。
【0025】
下部クリーニングローラ16がその印刷可能な表面を清潔にするためにカードを転がすごとに、それに従い下部コーラ本体20の表面は汚くなる。したがって、この下部クリーニングローラ16がその表面上のあるほこりを得ると直ちに、その清潔にする力(クリーニングパワー)は減少する。それ故に、下部ローラ本体20の表面を清潔に維持する方法が必要となる。以前に述べられるように、従来のプリンタ中のクリーニングローラは、クリーニングローラの表面を清潔にするか、あるいは新しいものに交換するために、頻繁に移動させる必要がある。従来のプリンタからクリーニングローラを取り除き清潔にすることは、利便性に欠け、重労働である。さらに、クリーニングローラは頻繁に汚くなり、また、それが汚くなるごとに、新しいものと交換することはあまりコスト的に有効ではない。以下に詳細に説明されるように、これらの問題はすべて本発明によって解決される。
【0026】
本発明の好ましい実施例にしたがって説明すると、付加的な上部クリーニングローラ14は、カートリッジ10に含まれている。図3を参照して、上部クリーニングローラ14は、各端部28a,28bがエンドキャップによって蓋をされた上部ローラ本体18を備えている。エンドキャップ28a,28bは、それぞれ、細いノブネックによってサポートラック24a,24bに各々接続されたキャップノブ26a,26bを含んでいる。上部クリーニングローラ14は、側壁32a,32bに回転可能に接続され、下部クリーニングローラ16上に直接的に位置する。ほぼ逆J形の一組のオープンスロット38a,38bは、側壁32a,32bのそれぞれに形成される。キャップノブ26a,26bの細いノブネックは、オープンスロット38a,38b内へ滑り、且つオープンスロット38a,38bにて受け取られるべく構成されている。キャップノブ26a,26bは、それぞれのノブネックよりもはるかに大きい。その結果、図2に示すように、一旦それがその上に取り付けられれば、上部クリーニングローラ14は、意図せずカートリッジ10から落ちることはない。オープンスロット38a,38bの垂直長さは、次のようにして選択される。すなわち、上部クリーニングローラ14がカートリッジ10のオープンスロット38a,38bに挿入される場合に、上部ローラ本体18が下部ローラ本体に対して接触し、且つ圧力を及ぼすべく構成されるように、オープンスロット38a,38bの垂直長さが選択される。キャップノブ26a,26bのノブネックの直径は、オープンスロット38a,38bのチャンネル幅よりも小さい。したがって、ノブネックは、オープンスロット38a,38b内において自由に回転し垂直に滑る。また、上部クリーニングローラ14は、これらの動きに従い回転し垂直に滑る。
【0027】
図2および図3に示すように、左右のリーフスプリング34a,34bは、側壁32a,32bの内側に取り付けられている。リーフスプリング34a,34bは、下部クリーニングローラ16に対して上部クリーニングローラ14を下方へ押すつけて留めるべく、ノブネックを下方へ押すように伸長すべく設けられている。したがって、上部クリーニングローラ14は、後者が回転するときに、下部クリーニングローラ16との摩擦によって回転すべく構成されている。一つの実施例においては、左右のリーフスプリングが上部クリーニングローラ14上に、ほぼ0.1kgの圧力を作用させる。
【0028】
上部ローラ本体18は、チューブ形ローラを用いて構成され、また、粘質帯はチューブ形ローラ上に重ねられる。粘質帯は、下部クリーニングローラ16の表面よりも高い粘着力を有し、したがって、粘質帯は、下部クリーニングローラ16の表面に残された塵を取り除くべく構成される。その結果、上部クリーニングローラ14は、下部クリーニングローラ16から直接的に移動し、カードから間接的に移動する。上部ローラ本体18の表面の粘着力は、下部ローラ本体20の表面の粘着力よりも強力である。上部クリーニングローラ14の高い粘着力によって、下部クリーニングローラ16のクリーニング、そしてその結果としてのカードのクリーニングは、ダスタあるいはクリーニングカードを用いる場合よりもはるかに効率的である。さらに、上部ローラ本体18がカードに直接触れないので、上部ローラ本体18の粘着力は、下部ローラ本体20のそれよりも強くすることができる。したがって、上部ローラ本体18の高い粘着力は、カードを保持せず、プリンタ1を詰まらせることがない。したがって、下部クリーニングローラ16は、カードから上部クリーニングローラ14に塵を移動させる際の中間媒体として貢献する。したがって、下部クリーニングローラ16はクリーニングメンテナンスを必要とせず、また、その寿命は、従来のプリンタの中で使用される相当物より潜在的にはるかに長い。
【0029】
さらに、上部クリーニングローラ14は、下部クリーニングローラよりもはるかに大きい。したがって、上部クリーニングローラ14は下部クリーニングローラ16の表面より大きな有効なクリーニング表面を有することとなる。上部クリーニングローラ14および下部クリーニングローラ16が、同じ幅Wを有し、上部クリーニングローラ14が半径R1、下部クリーニングローラ16が半径R2を有する、一つの実施例においては、上部クリーニングローラ14の有効クリーニング表面は2πWR1となり、下部クリーニングローラ16の有効クリーニング表面は2πWR2となる。上部クリーニングローラ14と下部クリーニングローラ16との間における有効クリーニング表面の違いは、2πW(R1−R2)となる。この実施例において、Wは約2.4インチで、R1は約0.5インチで、R2は約0.3インチである。したがって、上部クリーニングローラ14の有効クリーニング表面は、下部クリーニングローラ16の有効クリーニング表面よりもはるかに大きくなる。その結果、上部クリーニングローラ14は下部クリーニングローラ16よりさらに多くの塵を保持することができ、従来のプリンタの中で使用される、クリーニングローラのより小さな表面ほど頻繁にクリーニングする必要がない。
【0030】
上部クリーニングローラ14は、カートリッジ10に取り付けられたとき、垂直方向に移動可能である。上に述べられるように、カードが下部クリーニングローラ16を上方へ移される場合、それに従い上部クリーニングローラ14も上方へ移される。したがって、後のものがカードの印刷可能な表面をクリーンにする場合、上部クリーニングローラ14はより下部クリーニングローラ16をクリーンにする。さらに、上部ローラ本体18の粘質帯は、ダブルコートペーパテープで作られている。したがって、粘質帯および/または上部ローラ本体18の全体は、容易に代替可能である。一の実施例においては、ペーパテープは、40オンス/インチの付着力および34ポンド/インチの引張り強さを有し、厚さが約12mmである。上部ローラ本体18は、下部ローラ本体20を作るために使用されたシリコーン材料よりもはるかに安価な材料で作られる。メンテナンスのためにシリコーン製のクリーニングローラを交換する、従来のプリンタと比較して、本発明は、上部クリーニングローラ14の上部ローラ本体18あるいは粘質帯を交換する。上部ローラ本体18および/または代替可能な粘質帯(それは下部クリーニングローラ16を交換するよりはるかに安価)を作ることによって、本発明は従来のプリンタよりもよりよいコスト的な効果を発生させる。
【0031】
従来のプリンタと異なり、本発明は、クリーニングカートリッジに対する容易なアクセスという利点と、クリーニングカートリッジの容易な交換という利点とを有する。図2および図4から明らかなように、カートリッジ10は、一端にラッチ46を有し、反対の一端にハンドル40を有している。これらは、両方とも、カートリッジ10の上部に設けられている。図5に示されるように、ラッチ46は、プリンタ1の内側の後部壁53に位置するラッチスロット50に挿入されるべく構成されている。ラッチスロット50は、ラッチ46よりもわずかに広いサイズに形成されている。よって、ラッチ46はそこに挿入することができる。しかし、ラッチスロット50の抜き代は、ラッチ46に対して横にあるいは垂直に多くの余分なスペースはない。ラッチ46がラッチスロット50に挿入されたとき、ラッチ46は、後部壁53の裏面に対してひっかかることにより、プリンタ1にカートリッジ10をラッチする。さらに、カートリッジ10は、底(図4)の近くの外部の側で左側壁32aに一組の磁石68a,68bを有する。磁石68a,68bは、外部の側で左側壁32aの上にしっかりと取り付けられ、ホルダ66によって保持される。カートリッジ10がプリンタ1に取り付けられたとき、マグネット68a,68bは、メタルプレート52(それは、スロット50の下のプリンタ1の内部で位置する)に強力な磁力によって堅く保持される。したがって、図1の中で示されるように、カートリッジ10はオペレーション中に、望まれない側面への動きのないプリンタ1の内部でしっかりと取り付けられる。一つの実施例においては、各磁石の磁力は0.5mmにつき約0.3kgである。また、磁石は、プラスト−ネオジウム材料を圧縮して作られている。他の実施例においては、異なる材料で形成されおよび/または異なる磁力を供給する他の磁石が、示された本発明の原理に反しない限りにおいて採用可能である。
【0032】
したがって、従来のプリンタ中のクリーニングローラの移動よりも、カートリッジ10を移動させることがはるかに容易である。図6に示すように、カートリッジ10を移動させるためには、ユーザは、メタルプレート52からマグネット68a,68bをはなすために上向きのハンドル40をちょっと引き上げる。一旦磁石68a,68bおよびメタルプレート52が解放されれば、カートリッジ10がラッチスロット50から滑るために、ラッチ46にふさわしい角度の中で置き換えられるまで、ユーザはカートリッジ10を持ち上げることができる(図5)。プリンタ1上にカートリッジ10を装着する際には、前述の手続きの逆のプロセスが実行される。本発明と異なり、従来のプリンタ中のクリーニングローラ移動するためには、ユーザは、従来のプリンタの内部で深く埋められた二つのスロットからクリーニングローラを離す必要がある。したがって、したがって、本発明は、接近可能性、およびクリーニングカートリッジの取り替えの容易さを大幅に改善する。
【0033】
言及されるように、上部クリーニングローラ14は安い材料で作られており、カートリッジ10から手動で取り外すことができる。上部クリーニングローラ14は、各端部に取り付けられたエンドキャップ28a,28b(プラスチック製)を有する。各端部は、ユーザが、上部ローラ本体18の粘質の表面に指を置かずにそれを扱うことを可能にする。どんな新しい上部クリーニングローラ14も、輸送の間のほこりおよび発送のパッケージで接触することから粘質の表面を保護する除去可能なコーティングを施して届けられる。オプションの構成は、多重粘着層の上部クリーニングローラを有することである。したがって、汚いコーティング(それは通常最も外側になるだろう)は、皮をむくようにして、新しい粘着層を真下に現われさせることとなる。
【0034】
先述したように、発明の特定の実施例は実例の目的のためにここに記述されたが、発明の思想および/または範囲に反することのない当業者によって、様々な修正がなされるかもしれないことが認識される。詳細には、すべてのコンポーネントの次元は、機械を形成する異なるサイズのイメージに適合するために変えられることが可能である。また、駆動ローラも、駆動ローラをカードの底表面をクリーンにすべく適切に構成して、シリコン材料で作られることが可能である。上部および下部クリーニングローラに圧力を供給するために、上記の記述された好ましい具体化のリーフスプリングは、代替タイプのメカニズムと取り替えられることが可能である。
【0035】
本発明の他の好ましい実施例に基づき、また、図8〜図19に示されるように、参照数字100によって一般に引用された、カードプリンタに使用されるカードクリーニングデバイスは、プラスチックフレーム102(図10)を用いて構成されている。かかるプラスチックフレーム102は、ボトムカードクリーニングローラ106を効果的に取り付けるための下部101と、ローラ160と摩擦接触すると共に、カードクリーニングローラ106上に位置するトップ粘着性ローラ104を効果的に取り付けるための上部121とを有している。図11に示すように、クリーニングデバイス100は、さらに、メンテナンスまたは交換のためにトップ粘着性ローラ104に容易にアクセスするためのオープンポジションと、プリンタオペレーション中のクローズポジションとの間で、手動回転可能なように、プラスチックフレーム102の上部121のそれぞれの側に蝶番にて取り付けられたプラスチック蓋108を含んでいる。
【0036】
プラスチック蓋108は、それぞれ、フレーム102(図10,12)の上部121上に設けられた開口部158あるいは開口部157のような各々の開口部に取り付けるための、図10のポスト155あるいは図12のポスト156のような不可欠な円筒状のポストを含有している。蓋108は、図11の矢印162によって示されるように、ローラのメンテナンスを容易にするための完全なオープンポジションとするために、ユーザによって、手動で回転させることができる。ピボット軸154は、図12の中で軸154に関して回転する蓋108で示されるような個々の円筒状のポスト155,156の中心を通って定義されるかもしれない。ピボット軸154に関する蓋108の角度の運動の近似の範囲は、例えば0°−90°の範囲であり、例えば、図9に示すように、0°であれば、蓋108が完全に閉じた位置となり、例えば、図8,11に示すように、90°であれば、蓋108が完全に開いた位置となる。もし運動の他のそのような範囲が、現在の発明の範囲および思想から逸脱しなければ、蓋108のための運動の他の範囲が利用される可能性がある。
【0037】
ボトムカードクリーニングローラ106は、図2の下部クリーニングローラ16への構成において本質的に同一で、通過するカードおよび固体からちり片を一般に拾い上げるためにわずかに粘質の外部の表面エリアを備えた固体環状シリコンゴム本体107(図10)を含んでいる。円筒状の軸110は内部の環状本体107および図10の中で示されるような各側(本体107から遠方に)である程度まで突き出るべく配置されている。ボトムカードクリーニングローラ106は、デバイスオペレーション中に、図2の下部クリーニングローラ16と同じ機能を本質的に実行する。円筒状の軸110は、開口部112(図10)および開口部114(図14)のようなフレーム102のそれぞれの側に供給される一般にL形の開口部中で回転する各端部として取り付けられる。開口部112,114は、プリンタオペレーション中において、通過するカードのカード厚さに対応して、取り付けられた軸110の若干の垂直方向の移動を許容し、取り付けられた軸110(図14)の水平方向の移動がないように、設計されている。各開口部も、図10に示すように、一般的なメンテナンスのためにボトムローラ106の容易な移動を可能とすべく構成されている。特に、ボトムクリーニングローラ106がメンテナンスまたは交換を必要とする場合には常に、各L形の開口部は、取り付けられた軸110の突出端に適応するために、開口部112(図10)のボトム部111のような一般に長く形成された垂直ボトム部を有し、また、フレーム102から取り付けられた軸110の各端部を引き離すために必要な余分なスペースを供給するために、開口部112(図10)のトップ部113のような長く形成された外径上曲がった(フレーム102の下部101から遠ざかるように)水平トップ部を有している。ボトムローラ106がフレーム102から引き離される前に、図11から一般的に明らかなように、フレーム102からトップ粘着性ローラ104が取り除かれるべきである。
【0038】
さらに図10にて示されたトップ粘着性ローラ104(このローラは、図3の上部クリーニングローラ14と同様の構成および本質的に同様の機能を有している)は、エンドキャップ126,128(図10)のような環状のエンドキャップを備えて各側部にて終了し、内部が移動可能なツーピースリブコア124を備えた、管状プラスチック体122を用いて一般的に構成されている。より少ない材料が生産の間に製造業者のための重量およびコストを減らすコアを構成するために使用され、さらに、リブが、平面の(円筒状)コア表面と比較してよりよい摩擦抵抗およびよりよい粘着性を提供するので、リブコア構成が現在好まれている。各エンドキャップは、ポスト130,132(図10)のような外面的に突出してる円筒状のポストを有している。これらのポストは、ラック136,138,140,142(図10)のような、四つの不可欠な通常は三角形状に形成されたラックによってサポートされている。個々の円筒状のポストは、図11の中で示されるようなフレーム102の各端部に提供されて、スロット135あるいはスロット137のようなフレーム102上の対応する一般にV形のスロット(フレーム1012の上部121からそれているスロットの裾広がりの部分)の中で回転すべく取り付けられる。スロット135,137は、取り付けられたポスト(トップ粘着性ローラ104のポスト)が水平方向には移動せず、垂直方向には若干移動すべく設計されている。V形のスロット設計がデバイスオペレーション中に取り付けられたトップローラ104を適所に維持することを支援している一方、エンドキャップ設計は、スロット135,137中へのトップ粘着性ローラ104の装着を容易にする。トップローラ104は、図15の中で示されるように、本発明の一般的な法則に従って取り付けられたボトムローラ106の上にむしろ直接的に取り付けられる。
【0039】
管状体122の外部表面は、粘着帯層103(図8)で包まれている構成が好ましい。この粘着帯層は、粘着性の一片層は、上述された好ましい実施例の中で使用されるものと本質的に同一で、ボトムクリーニングローラ106の外部表面よりも一般に粘質である。別の清潔な(未使用)の粘着層を真下に明らかにするように、最上部で使用された粘着層がユーザによって剥き取られるように設計されている場合には、いくつかの重なり合う粘着帯層(図示省略)が使用されてもよい。さらに、粘着性トップローラ104は、ボトムカードクリーニングローラ106の表面領域に比べて本質的により大きな有効なクリーニング表面を提供するために、ボトムカードクリーニングローラ106(図15)の直径よりも大きな直径を有することが好ましい。より大きな有効なクリーニング表面領域を設けたことは、トップ粘着性ローラ104がボトムローラ106よりも多くの塵片を拾い上げそして保持し、ボトムクリーニングローラ106の寿命を延ばし、ボトムローラ106を従来のカードプリンタに必要だったほどしばしば変更する必要がないことが、従来技術にかかるカードクリーニングスキームを超える重大な利点である。
【0040】
トップ粘着性ローラ104のメンテナンスは、比較的容易である。なぜなら、ローラ104が新しい粘着性ローラと取り替えられるかもしれないず、あるいは、もし多数の表面の粘着層を装備すれば、クリーンな粘着性の層を真下に露出するために、ユーザはトップの使用された粘着層を単にはがせばよいからである。トップ粘着性ローラ104上でメンテナンスを実行するためには、ユーザは、方向矢印162によって示されるように一方の手で一方側に蓋108を弾き、他方の手でトップローラ104を引き抜く(図11)。
【0041】
デバイスオペレーション中にトップ粘着性ローラ104の円筒状ポスト130,132の圧力を維持するために、蓋108は、蓋108は、バンプ159,161(図8,10,11)のような、長方形状のバンプとして各側に供給され、図11−14に示すように、蓋108とプラスチックフレーム102の本体との間に取り付けられる、一組のコイルスプリング163,165(図10)によってバネ加重が付されている。例えば、図12に示すように、コイルスプリング165の上端167は、フレーム102の内側に設けられた開口部169に対応すべく取り付けられ、コイルスプリング165の下端171は、フレーム102の本体に設けられた開口部173に対応すべく取り付けられる。スプリング163は、同様の方法によって反対側に取り付けられる(図12)。蓋108がデバイスオペレーション中に完全に閉じた位置にある場合、トップ粘着性ローラ104の適切なオペレーションを保証するために、コイルスプリング163,165は、蓋108の本体によってトップ粘着性ローラ104のポスト130,132に必要な圧力を作用させる。図15に示すように、蓋108をロードするスプリングは、例えば、蓋108が示されるようなデバイスオペレーション中に完全に閉じた位置にある場合に、回転する第一駆動ローラ118とクリーニングローラ106と(それらは摩擦によって回転する)の間のカード116のようなカードの通過を許可するためにフィーダからクリーニングして、あらかじめ印刷するために供給されているカードのトップの表面との十分な摩擦の接触でボトムローラ106を維持する(トップ粘着性ローラ104経由で)。第一駆動ローラ118は、プリンタ(図示省略)の本体内に取り付けられたモータ(図示省略)によって駆動されている。第一駆動ローラ118の軸120は、カードクリーニングデバイス100の適切なオペレーションを保証するために、本発明の一般的な原則に従って、図15の中で示されるように、ボトムカードクリーニングローラ106の軸110の下に直接配置されることが好ましい。軸120を間接的に回転させることは、トップ粘着性ローラ104によってボトムクリーニングローラ106の連続的にクリーニングすることを可能にするデバイスオペレーション中に、完全に閉じた蓋108の下のトップ粘着性ローラ104を摩擦によって運転させ(回転させ)、ボトムクリーニングローラ106を運転させる(回転させる)。フレーム102の下部101には、ノッチ105,109(図10)のような窪んだ円形のノッチが各端部に設けられている。かかるノッチは、カードクリーニングデバイス100が適切に構成されたカードプリンタにオペレーションのために装着されたときに、回転する駆動ローラ軸120(図示省略)の各端部の周囲にフィットするように設計されている。
【0042】
例えば、図8に示すように、カードクリーニングデバイス100は、カードクリーニングデバイス100の向かい合う側に配置された、不可欠な一組の長方形のフレキシブルプラスチックアーム170,172によって、カードプリンタに移動可能であるべく装着されている。それぞれの長方形のフレキシブルアーム(170,172)においては、外部の外面側に突出した水平バー(アーム170上のバー174およびアーム172上のバー172のような水平バー)が設けられている。各アームは、対応する容器(容器178(図19)のような)へ移動できるように滑るべく形成される。この容器178は、図19に示されるように、突出している各アームの外部と共に容器の内部にバー174(あるいはバー176)がスナップするまでプリンタフレーム182の内壁180に供給される。
【0043】
本発明の一つの実施形態にしたがって、カードクリーニングデバイス100の前面131(図8)あるいは背面133(図12)は、カードの供給のために使用されてもよい。例えば、カードクリーニングデバイス100は、一方側のみプリンタに挿入される必要のある従来技術にかかるクリーニングカートリッジに対する利点を有し、どちらの側のプリンタフレーム182にもオペレーションのために装着可能である。カードフィーディングは、カードクリーニングデバイス100の下部101の向かい合う側に設けられた、二つの長方形に形成されたカードフィーディングスロットの一つによって行われる。例えば、前方フィーディングスロット184(図8)あるいは後方フィーディングスロット186(図12)のフィーディングスロットの各自は、装着されたカードクリーニングデバイスの特定の方向に依存するカードフィーディングに用いられる。
【0044】
例えば、図12,13に示すように、後方フィーディングスロット186がフィーディングに用いられるときには、カード(例えば、カード117)は、図12の方向矢印188によって示される角度(図16)で後方フィーディングスロット186に入り、図13の方向矢印189によって示されるべくわずかにその入力する終端部(図17)が曲り、次に、第一駆動ローラ118とボトムクリーニングローラ106との間で(予め印刷するために)クリーニングのために水平方向に通過し、印刷用の前方スロット184によってカードクリーニングデバイス100を出て、前方フィーディングスロット184によって印刷後にカードクリーニングデバイスに戻り(つまり、再び入り)、カードアウトプットホッパ(図示省略)への出口に向かって、図14の方向矢印187に示すべく後方スロット186によって再び(同じ側でそれはもともと入った)カードクリーニングデバイス100(図18)から出る。
【0045】
従来技術にかかる大きくて扱いにくいカードプリンタに対する利点である、よりコンパクトなプリンタの製造を考慮に入れるプリンタフレーム182の内部のスペースを確保するために、各カードは、所定の角度でカードフィーダ190から供給されることが好ましい。カードフィーダ190は、カードクリーニングデバイス100にできるだけ近づくべく、ボトムクリーニングローラ106と第一駆動ローラ118(図18)との間の中心を通過する水平面Xによって定義されたカード出口経路上に配置されることが好ましい。図16の中で一般に示されるように、入口の好ましい角度は、カードクリーニングデバイス100のフレーム102の外壁を通過する垂直面Yに75度の角度にそれぞれあるエントリーパスZ上のカード117のような挿入中のカードのエントリーカードパスZと水平面Xとの間の寸法が略15°であることである。入口の他の角度は、入口のそのような角度が本発明の意図した目的に反しない限り、特別のプリンタ配置に依存して利用されるかもしれない。
【0046】
図16に示すように、カードフィーダ190は、スプリングロードプレート191を含んでいる。かかるスプリングロードプレート191は、回転している第二駆動ローラ194とスプリングロードプレート191の前端193との間にて定められているカードエグジットパス上のブランクカード192の階段状のスタックに対する圧力を作用させる。プレート191は、一連のコイルスプリング195(図16)によって、一度にカードクリーニングデバイス100に供給されているブランクカードが載せられたスプリングである。図16に示すように、カードエグジットスロット198は、カードフィーダ190の前部に取り付けられたフレキシブルシリコンラバーガイド196とカードフィーダ190の底部197との間に定められており、一度に一枚のカードのみの通過を認めるべく構成されている。フレキシブルガイド196は、その柔軟性によりどんなカード厚さを扱うためにも適応され、カードフィーダ190の前部に供給される一連のプラスチックピン(例えばピン197,図16)によってカードフィーダ190の前部に取り付けられることが好ましい。プラスチックピンは、ラバーガイド196上に提供される開口部に対応すべく貫通され、二つの部材を共に連結するために熱して平らになっている。一例において、ローラ118とローラ194との間の距離はISOのカードの3/4である(ISOカードディメンジョン 87.72±0.25mm)。
【0047】
カード117の曲りは、カードが独力で上がるのを防ぐべくカード117(第二駆動ローラによって平行移動させられているカード117)を押すように構成された、フレキシブルガイド196により当然に達成される。また、完全な長方形のプラスチックガイドプレートは、ボトムクリーニングローラ106の下のカードクリーニングデバイス100のそれぞれのカードフィーディングスロットのボトム位置近くに設けられている(例えば、図8のガイドプレート141あるいは図13のガイドプレート143)。ガイドプレートは、カード117の入力する端部に関するファーストコンタクトゾーンとして役立ち、ボトムローラ106の早すぎる摩耗を防ぐことを支援する。カード117の入力端部に関するファーストコンタクトラインは、図16に示されるように、X,Y面の交差部にて定義されることが好ましい。したがって、15度のねじれと平行移動のコンビネーションは、印刷前のクリーニングのために、ボトムクリーニングローラ106と第一駆動ローラ118の間にカード117を通過させることを可能にする。
【0048】
当業者は、本発明の意図した目的を外れることなく他の材料および/または構成を用いてカードクリーニングデバイス100を構成可能であれば、かかる他の材料および/または構成を使用可能であることを認識する。図8−19に示されたカードクリーニングデバイスは、コンパクトに構成されており、従来技術の上述された問題を解決すべく容易なローラへのアクセスを提供し、様々なカードプリンタに組み入れることが可能である。
【0049】
本発明の他の実施例に基づき、また、図20〜図26に示されるように、参照数字200によって一般に引用された、カードプリンタに使用されるカードクリーニングデバイスは、プラスチックフレーム202(図21)を用いて構成されている。かかるプラスチックフレーム202は、ボトムカードクリーニングローラ206を効果的に取り付けるための下部201と、ボトムクリーニングローラ206と摩擦接触すると共に、カードクリーニングローラ206上に位置するトップ粘着性ローラ204を効果的に取り付けるための上部211とを有している。図22に示すように、クリーニングデバイス200は、さらに、メンテナンスおよび/または交換のためにトップ粘着性ローラに容易にアクセスするために、フレーム202の上部221のそれぞれの側に蝶番にて回動可能に取り付けられたプラスチック蓋208を含んでいる。
【0050】
プラスチック蓋208は、フレーム202の上部221に設けられた開口部251(図25)と開口部253(図20)に取り付けられた一組のピン250(図25),252(図20)によってフレーム202の上部221にその端部がそれぞれ旋回軸上に設けられた、一組の向かいあって間隔を有するL形のアーム255(図25),257(図20)を含んでいる。ローラのメンテナンスを促進するために、ユーザは、蓋208を一方の側で手動でめくることができる(図22)。ピボット軸254は、図24aに示されるように、一例におけるピボット軸254に関する蓋208の角運動の範囲0°−180°に関して、各ピン250,252の中心を通るべく定義される。0°の場合は、図20,23a,25a,26に示されるように、蓋208の完全なクローズポジションに対応し、180°の場合は、蓋208の完全なオープンポジションに対応する(図示省略)。他のそのような範囲が本発明の適用範囲から逸脱しなければ、他の蓋の運動範囲を利用することも可能である。蓋208には、例えば、図20,21に示されるように各側に、一組の不可欠なフック258,256が最前部に設けられている。
【0051】
ボトムカードクリーニングローラ206は、図2の下部クリーニングローラ16の構造と基本的に同一であって、図21に示すように、通過するカードから塵片を拾い上げるためにわずかに粘着質の外部表面エリアを有する固体管状シリコンラバー本体207と、それぞれの側で突出し(本体207から遠ざかるように)、管状本体207内部に設けられた固体円筒軸210とを含有している。ボトムカードクリーニングローラ206は、図2の下部クリーニングローラ16と同様の機能を本質的に実行する。円筒軸210は、フレーム202(図21)のそれぞれの側に設けられた一般にL形の開口部212(図20,21)および開口部214(図23a)内で、それぞれ回転可能に取り付けられる。開口部212,214は、プリンタオペレーション中に、カード厚さに対応して、取り付けられた軸210の若干の垂直方向の移動を許容し、取り付けられた軸210の水平方向の移動がほとんどないように、設計されている。それぞれの開口部は、図21に示すように、メンテナンスのためにボトムローラ206の容易な移動を可能とすべく構成されている。特に、ボトムクリーニングローラ206がメンテナンスまたは交換を必要とする場合には、各開口部は、オペレーション中において取り付けられた軸210の各端部に関する開口部212(図21)のボトム部211のような一般に長く形成された垂直ボトム部を有し、また、開口部212(図21)のトップ部213のような長く形成された外径上曲がった(フレーム202の下部201から遠ざかるように)水平トップ部を有している。かかる開口部212の水平トップ部は、ユーザによって、フレーム202から取り付けられた軸210の各端部を取り外すことが可能なように、余分なスペースが設けられている。図22に示すように、ボトムローラ206がフレーム202から取り外される前に、トップ粘着性ローラ204はフレーム202から取り外される。
【0052】
図21に表現されるように、トップ粘着性ローラ204は、図3の上部クリーニングローラ14と同一の構成および機能を本質的に有している。そして、このトップ粘着性ローラ204は、図10のコア124と同様のタイプおよび構成である内部が移動可能なツーピースリブコア224を備えた管状本体222を用いて構成されている。コア224は、エンドキャップ226,228のような環状のエンドキャップを備えて各側の末端を成している。図21に示すように、各エンドキャップは、ノブ(ノブ230,232のような)を含み、かかるノブは一般に三角形に形成された四つのラック234,238,24,242にてサポートされた細く長いネック(例えば、ノブネック234)を有する。それぞれのノブネック(例えばノブネック134)は、スロット234あるいはスロット237のような一般にV形に形成されたスロット(フレーム202の上部221からそれているスロットの裾広がりの部分)に対応すべく回転可能に取り付けられ、各スロット(図20,23)の外部に位置する各ノブを備え、図21に示すように、フレーム202の一端に提供される。一旦トップ粘着性ローラ204が、図26の中で示されるようなボトムカードクリーニングローラ206の上にオペレーションのために直接取り付けられれば、ノブネックにいくらかの垂直移動があったとしても、ノブネックに水平移動がないように、スロット234,237の設計が行われている。
【0053】
管状体222の外部表面は、粘着帯層203(図20)であらかじめ包まれている旺盛が好ましい。この粘着帯層は、図1から図7の実施例にて使用されたものと本質的に同一であり、ボトムローラ206の外表面よりも一般に高い粘着性を有している。もし望まれれば、粘着帯(図示省略)のいくつかがオーバーラップする層を使用してもよい。さらに、粘着性トップローラ204は、ボトムクリーニングカードローラ206に比べて本質的により大きな有効なクリーニング表面を提供するために、ボトムカードクリーニングローラ206の直径よりも大きな直径を有することが好ましい。より大きな有効なクリーニング表面領域を設けたことは、トップ粘着性ローラ204がボトムローラ206よりも多くの塵片を拾い上げそして保持し、ボトムローラ206を従来のカードプリンタに必要だったほどしばしば変更する必要がないことが、従来技術にかかるカードクリーニングスキームを超える重大な利点である。
【0054】
トップ粘着性ローラ204のメンテナンスは、比較的容易である。なぜなら、ローラ204が新しい粘着性ローラと取り替えられるかもしれないず、あるいは、もし多数の表面の粘着層を装備すれば、クリーンな粘着性の層を真下に露出するために、ユーザは最上部の使用された粘着層を単にはがせばよいからである。トップ粘着性ローラ204上でメンテナンスを実行するためには、ユーザは、図22の方向矢印262によって示されるように一方の手で一方側に蓋208を弾き、図22の方向矢印64に示されるように各V形スロットの外面的に張り出した位置を通して他方の手でローラ204を引き抜く。各側でノブネック(トップ粘着性ローラ204のノブネック)が印刷オペレーション中に、スロット212(あるいは214)の内部の垂直方向へ自由に動くのを防ぐために、一組のコイルスプリング242,244(図21)は、図20に示されるように、フック258,256と、プラスチックフレーム202の上部221の外壁の各側に設けられた一組の不可欠な円筒状の外形状突出したポスト231,233との間に取り付けられる。例えば、図20に示すように、スプリング242の一端は、円筒状のポスト231に巻き付けられ、スプリング242の他端はフック258に巻き付けられる。
【0055】
プリンタオペレーション中にトップ粘着性ローラ204のノブネックのそれぞれに対する圧力を維持するために、蓋208は、L形アームのそれぞれの各側内部に近接してプロジェクション260(図21)のような不可欠なキューブ形プロジェクションが設けられることが好ましく、蓋208は、コイルスプリング242,244によって上述したようにスプリングロードされている(図8,図10)。蓋208がデバイスオペレーション中に完全に閉じた位置にある場合、トップ粘着性ローラ204の適切なオペレーションを保証するために、コイルスプリング242,244は、蓋208の本体によってトップ粘着性ローラ204のノブネックに必要な量の圧力を作用させる。図26に示すように、蓋208をロードするスプリングは、例えば、蓋208が示されるようなデバイスオペレーション中に完全に閉じた位置にある場合に、回転する第一駆動ローラ218とクリーニングローラ206と(それらは摩擦によって回転する)の間のカード216のようなカードの通過を許可するためにフィーダからクリーニングして、あらかじめ印刷するために供給されているカードのトップの表面との十分な摩擦の接触でボトムローラ206を維持する(トップ粘着性ローラ204経由で)。第一駆動ローラ218は、プリンタ(図示省略)の本体内に取り付けられたモータ(図示省略)によって駆動されている。第一駆動ローラ218の軸220は、カードクリーニングデバイス200の適切なオペレーションを保証するために、本発明の一般的な原則に従って、図26の中で示されるように、ボトムカードクリーニングローラ206の軸210の下に直接配置されることが好ましい。軸220を間接的に回転させることは、トップ粘着性ローラ204によってボトムクリーニングローラ206の連続的にクリーニングすることを可能にするデバイスオペレーション中に、完全に閉じた蓋208の下のトップ粘着性ローラ204を摩擦によって運転させ(回転させ)、ボトムクリーニングローラ206を運転させる(回転させる)。フレーム202の下部201には、ノッチ205,209(図21)のような窪んだ円形のノッチが各端部に設けられている。かかるノッチは、回転する駆動ローラ軸220(図示省略)の各端部の周囲にフィットするように設計されている。
【0056】
カードクリーニングデバイス200は、適切に形成されたカードプリンタの成型されたセクション(図示省略)に移動可能に装着されることが好ましい。カードクリーニングデバイス200は、ノッチ205によって駆動ローラ218にそれ自体を直接置くことにより、カードパスに入る。装着されたカードクリーニングデバイス200は、プリンタの成型されたセクションからそれを取り除く装置上で、徐々に引っ張ることによって容易に取り外すことができる。
【0057】
本発明の一つの実施形態にしたがって、カードクリーニングデバイス200の前面241(図20)あるいは背面243(図23a)は、カードの供給のために使用されてもよい。この実施形態によれば、一方側のみプリンタに挿入される必要のある従来技術にかかるクリーニングカートリッジに対する利点を有する。カードフィーディングは、カードクリーニングデバイス200の下部201の向かい合う側に設けられた、二つの長方形に形成されたカードフィーディング開口部の一つによって行われる。例えば、前方フィーディング開口部284(図20)あるいは後方フィーディング開口部286(図23a)のフィーディング開口部の各自は、装着されたカードクリーニングデバイス200の特定の方向に依存するカードフィーディングに用いられる。
【0058】
例えば、図23a,24aに示すように、後方フィーディング開口部286がフィーディングに用いられるときには、カード(例えば、カード217)は、図23aの方向矢印267によって示される角度(図23b)で後方フィーディング開口部286に入り、図24aの方向矢印269によって示されるべくわずかにその入力する終端部(図24b)が曲り、次に、第一駆動ローラ218とボトムクリーニングローラ206との間で(予め印刷するために)クリーニングのために水平方向に通過し、印刷用の前方開口部284によってカードクリーニングデバイス200を出て、前方フィーディング開口部284によって印刷後にカードクリーニングデバイス200に戻り(つまり、再び入り)、カードアウトプットホッパ(図示省略)への出口に向かって、図25aの方向矢印270に示すべく後方開口部286によって再び(同じ側でそれはもともと入った)カードクリーニングデバイス200(図25b)から出る。
【0059】
従来技術にかかる大きくて扱いにくいカードプリンタに対する利点である、よりコンパクトなプリンタの製造を考慮に入れる内部プリンタスペースを確保するために、各カードは、所定の角度でカードフィーダ290(図23b)から供給されることが好ましい。カードフィーダ290は、カードクリーニングデバイス200にできるだけ近づくべく、ボトムクリーニングローラ206と第一駆動ローラ218(図23b)との間の中心を通過する水平面Xによって定義されたカード出口経路上に配置されることが好ましい。一例において、ローラ218とローラ294との間の距離はISOのカードの3/4である(ISOカードディメンジョン 87.72±0.25mm)。図23bの中で一般に示されるように、入口の好ましい角度は、カードクリーニングデバイス200のフレーム202の外壁を通過する垂直面Yに75度の角度にそれぞれあるカードエントリーパスZ上のカード217のような挿入中のカードのカードエントリーパスZと水平面Xとの間の寸法が略15°であることである。入口の他の角度は、入口のそのような角度が本発明の意図した目的に反しない限り、特別のプリンタ配置に依存して利用されるかもしれない。
【0060】
カードフィーダ290の構成および機能は、図16〜図18にて示されたカードフィーダ190と本質的に同一である。図23bに示すように、カードエグジット開口部298は、カードフィーダ290の前部に取り付けられたフレキシブルシリコンラバーガイド296とカードフィーダ290の底部297との間に定められており、一度に一枚のカードのみの通過を認めるべく構成されている。フレキシブルガイド296,およびフィーダ290への付属の手段の機能は、図16から図18にて示されたフレキシブルガイド196と同一である。
【0061】
カード217の曲がりは、フレキシブルガイド296を用いて当然に達成される。それは、カード自身が持ち上がるのを防ぐためにカードを押し、第二駆動ローラ294によって平行移動させる。一組の対称的なスペースを有するプラスチックカードエントリーガイド266,268(図20,24a)は、ボトムローラ206の下のそれぞれのカードフィーディング開口部に入れるために、フレーム202の下部201に取り付けられる。ガイドは、カード217の入力する端部に関するファーストコンタクトゾーンとして役立ち、ボトムローラ206の早すぎる摩耗を防ぐことを支援する。カード217の入力端部に関するファーストコンタクトラインは、図23aに示されるように、X,Y面の交差部にて定義されることが好ましい。したがって、15度のねじれと平行移動のコンビネーションは、印刷前のクリーニングのために、ボトムクリーニングローラ206と第一駆動ローラ218の間にカード217を通過させることを可能にする。
【0062】
当業者は、本発明の意図した目的を外れることなく他の材料および/または構成を用いてカードクリーニングデバイス200を構成可能であれば、かかる他の材料および/または構成を使用可能であることを認識する。しかも、上述したように、図20から図26に示されたカードクリーニングデバイスは、コンパクトに構成されており、低コストを達成し、従来技術の上述された問題を解決すべく容易なローラへのアクセスを提供し、様々なカードプリンタに組み入れることが可能である。
【0063】
本発明が好ましい実施例に対する考慮で詳細に記述されていた一方、様々な修正および変化が、発明の範囲あるいは技術的思想を逸脱することなく、本発明を用いて実施可能である。例えば、本発明の意図した目的からの逸脱がない限り、本発明にかかる新規なカードクリーニングデバイスは、他の方法でカードプリンタに装着されることが可能である。さらに、図21のプロジェクション260は、図8から図19の蓋108と同様の形状に蓋208を修正すべく、取り除くことが可能である。もしそれらが、本発明の意図した目的から外れなければ、他の多くの応用および/または変更が利用可能である。
【0064】
一の実施例の一部として説明され記述された特徴は、他の実施例を提供するための他の実施例中で使用することが可能であるので、本発明が上述された特定の実施例に限定されないことは、当業者に理解されるべきである。したがって、それらが、追加されたクレームおよびそれらの等価物の範囲内で構成可能である限り、本発明は、そのような修正、具体化および変化を包含する。
【0065】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、コンパクトに構成されており、低コストを達成し、従来技術の上述された問題を解決すべく容易なローラへのアクセスを提供し、様々なカードプリンタに組み入れることが可能な、カードクリーニングデバイスおよびカードクリーニングシステムを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかるカードクリーニングカートリッジを有するプリンタの部分斜視図である。
【図2】図1に示されたカードクリーニングカートリッジの前面斜視図である。
【図3】図2に示されたカードクリーニングカートリッジから上部クリーニングローラを取り外した状態を示す斜視図である。
【図4】本発明にかかる図2に示されたカードクリーニングカートリッジの底面斜視図である。
【図5】図1に示されたプリンタからカードクリーニングカートリッジを取り外した状態を示す部分斜視図である。
【図6】本発明にかかる図1に示されたプリンタに対してカードクリーニングカートリッジが取り付けられている状態を示す部分斜視図である。
【図7】作動配置中における図1に示されたプリンタおよびカードクリーニングカートリッジの断面図である。
【図8】本発明にかかるオープンポジションにある蓋を備えたカードクリーニングデバイスの好ましい配置を示す斜視図である。
【図9】本発明にかかるクローズポジションにある蓋を備えた図8のカードクリーニングデバイスを示す斜視図である。
【図10】図8に示されたカードクリーニングデバイスの各種の構成要素の分解斜視図である。
【図11】図8のカードクリーニングデバイス上でメンテナンスを実行するユーザを示す斜視図である。
【図12】本発明にかかる図8のカードクリーニングデバイスに所定の角度で供給されるカードを示す斜視図である。
【図13】本発明にかかる図8のカードクリーニングデバイスに供給されているカードを示す斜視図である。
【図14】本発明にかかる図8のカードクリーニングデバイスから排出されている印刷されたカードを示す斜視図である。
【図15】本発明にかかる図14の切断線15−15に沿って得られた断面図である。
【図16】本発明にかかる図8のカードクリーニングデバイスにフィーダから所定の角度で供給されるカードを示す概略図である。
【図17】本発明にかかる図8のカードクリーニングデバイスにフィーダから供給されているカードを示す概略図である。
【図18】本発明にかかる図8のカードクリーニングデバイスから排出され、フィーダの下を通過する印刷されたカードを示す概略図である。
【図19】本発明にかかるプリンタに取り付けられた図8のカードクリーニングデバイスの部分斜視図である。
【図20】本発明の他の実施形態にかかるカードクリーニングデバイスの斜視図である。
【図21】図20に示されたカードクリーニングデバイスの各種の構成要素の分解斜視図である。
【図22】本発明にかかる図20のカードクリーニングデバイス上でメンテナンスを実行するユーザを示す斜視図である。
【図23a】本発明にかかる図20のカードクリーニングデバイスに所定の角度で供給されるカードを示す斜視図である。
【図23b】本発明にかかる図20のカードクリーニングデバイスにフィーダから所定の角度で供給されるカードを示す概略図である。
【図24a】本発明にかかる図20のカードクリーニングデバイスに供給されているカードを示す斜視図である。
【図24b】本発明にかかる図20のカードクリーニングデバイスにフィーダから供給されているカードを示す概略図である。
【図25a】本発明にかかる図20のカードクリーニングデバイスから排出されている印刷されたカードを示す斜視図である。
【図25b】本発明にかかる図20のカードクリーニングデバイスから排出され、フィーダの下を通過する印刷されたカードを示す概略図である。
【図26】本発明にかかる図25aの切断線26−26に沿って得られた断面図である。
【符号の説明】
1…プリンタ、2…フィーディングメカニズム、10…カートリッジ、12…カートリッジフレーム、14…上部クリーニングローラ、16…下部クリーニングローラ、30…駆動ローラ
100,200…カードクリーニングデバイス、102,202…プラスチックフレーム、104,204…トップ粘着性ローラ、106,206…ボトムカードクリーニングローラ、108,208…プラスチック蓋、190,290…カードフィーダ、196,296…フレキシブルガイド

Claims (15)

  1. イメージ成形装置内にて使用されるカードクリーニングカートリッジであって、
    (a)前記イメージ成形装置に対して移動可能に接続されて構成されたハウジングと;
    (b)前記ハウジングに対して移動可能に接続され、前記ハウジングに対して所定の角度で供給されているカードをクリーンにすべく構成された第一クリーニングメンバと;
    (c)前記ハウジングに移動可能に接続され、マシンオペレーション中に前記第一クリーニングメンバをクリーンにすべく構成された第二クリーニングメンバとを備え、
    前記ハウジングは所定角度で前記カードを受け取るべく構成され、
    前記カートリッジならびに当該カートリッジにおいて次に使用する第一クリーニングメンバおよび第二クリーニングメンバを交換すべく、前記イメージ成形装置から移動可能に構成されたことを特徴とするカードクリーニングカートリッジ
  2. 前記第二クリーニングメンバが、前記第一クリーニングメンバと摩擦接触し、マシンオペレーション中に前記第一クリーニングメンバをクリーンにすべく構成されている
    請求項1に記載のカードクリーニングカートリッジ
  3. 前記第一クリーニングメンバが前記ハウジングに移動可能に接続された軸を有する第一ローラを含有し、前記第二クリーニングメンバが前記ハウジングに移動可能に接続されたコアを有する第二ローラを含有し、
    前記第二ローラが、前記第一ローラに摩擦接触し、マシンオペレーション中に前記第一ローラをクリーンにすべく構成されている
    請求項1に記載のカードクリーニングカートリッジ
  4. さらに、ローラメンテナンスに関するオープンポジションとマシンオペレーション中のクローズポジションとの間で回動すべく、実質的に前記第二ローラを覆って前記ハウジングに回動可能に接続された蓋を備え、前記蓋が前記クローズポジションのときには、前記第二ローラの前記コアに前記蓋が接触すべく構成されている
    請求項3に記載のカードクリーニングカートリッジ
  5. さらに、弾性力を作用させるために前記蓋と前記ハウジングとの間を効果的に接続した少なくとも一つのスプリングを備え、前記蓋が前記クローズポジションのときには、前記弾性力を作用させた蓋が前記第二ローラの前記コアに圧力を及ぼし、前記圧力は、前記第一ローラと前記第二ローラとの間における前記摩擦接触の結果として前記第一ローラに転送される
    請求項4に記載のカードクリーニングカートリッジ
  6. 実質的に前記第一ローラの下に配置され、カードクリーニングのために前記第一ローラ下で前記カードを通過させるために供給されているカードと摩擦接触を行うべく配置された、第一駆動ローラをさらに備えた
    請求項5に記載のカードクリーニングカートリッジ
  7. さらに、前記ハウジングに対して所定の角度で供給されているカードのエントリーをガイドするためのエントリーガイド手段を備えた
    請求項3に記載のカードクリーニングカートリッジ
  8. 前記エントリーガイド手段が、前記カードに関するファーストコンタクトゾーンとして役立つべく、およびカードフィーディング中の前記第一ローラの早すぎる摩耗を防止すべく、実質的に前記第一ローラ下の前記ハウジングに接続された少なくとも一つのカードエントリーガイドを含有する
    請求項7に記載のカードクリーニングカートリッジ
  9. イメージ成形装置と共に使用されるカードクリーニングシステムであって、
    (a)カートリッジであって、
    (a1)前記イメージ成形装置に対して移動可能に接続されて構成されたハウジングと;
    (a2)前記ハウジングに対して移動可能に接続され、カードエントリーパスに沿って前記ハウジングに対して所定の角度で供給されているカードをクリーンにすべく構成された第一クリーニングメンバ
    (a3)前記ハウジングに移動可能に接続され、マシンオペレーション中に前記第一クリーニングメンバをクリーンにすべく構成された第二クリーニングメンバと
    を具備するカートリッジ;および
    )前記ハウジングに対して所定角度で前記カードをフィーディングするカードフィーディング手段を具備し、
    前記角度が、前記カードエントリーパスと前記ハウジングに対するカードエグジットパスとの間に定義され、
    前記カートリッジならびに当該カートリッジにおいて次に使用する第一クリーニングメンバおよび第二クリーニングメンバを交換すべく、前記カートリッジは、前記イメージ成形装置から移動可能に構成されたことを特徴とするカードクリーニングシステム。
  10. 前記第二クリーニングメンバが、前記第一クリーニングメンバと摩擦接触し、マシンオペレーション中に前記第一クリーニングメンバをクリーンにすべく構成されている
    請求項9に記載のカードクリーニングシステム。
  11. 前記第一クリーニングメンバが前記ハウジングに移動可能に接続された軸を有する第一ローラを含有し、前記第二クリーニングメンバが前記ハウジングに移動可能に接続されたコアを有する第二ローラを含有し、
    前記第二ローラが、前記第一ローラに摩擦接触し、マシンオペレーション中に前記第一ローラをクリーンにすべく構成されている
    請求項9に記載のカードクリーニングシステム。
  12. さらに、ローラメンテナンスに関するオープンポジションとマシンオペレーション中のクローズポジションとの間で回動すべく、実質的に前記第二ローラを覆って前記ハウジングに回動可能に接続された蓋を備え、前記蓋が前記クローズポジションのときには、前記第二ローラの前記コアに前記蓋が接触すべく構成されている
    請求項11に記載のカードクリーニングシステム。
  13. さらに、弾性力を作用させるために前記蓋と前記ハウジングとの間を効果的に接続した少なくとも一つのスプリングを備え、前記蓋が前記クローズポジションのときには、前記弾性力を作用させた蓋が前記第二ローラの前記コアに圧力を及ぼし、前記圧力は、前記第一ローラと前記第二ローラとの間における前記摩擦接触の結果として前記第一ローラに転送される
    請求項12に記載のカードクリーニングシステム。
  14. 実質的に前記第一ローラの下に配置され、カードクリーニングのために前記第一ローラ下で前記カードを通過させるために供給されているカードと摩擦接触を行うべく配置された、第一駆動ローラをさらに備えた
    請求項13に記載のカードクリーニングシステム。
  15. 前記カードフィーディング手段が、実質的に前記カードエントリーパス上の前記ハウジングの近くに配置されたカードフィーダと、前記カードエントリーパスに沿って前記カードを平行移動させるべく前記カードフィーダの下に実質的に配置された第二駆動ローラと、挿入されるカードに関するファーストコンタクトゾーンとして役立ち、カードフィーディング中の前記第一ローラの早すぎる摩耗を防止すべく、実質的に前記第一ローラ下の前記ハウジングに接続された少なくとも一つのカードエントリーガイドと、前記ハウジングに対して所定の角度でカードを供給することを可能にするための前記少なくとも一つのカードエントリーガイドにカードを接触させて前記カード曲げるために適応されたカードフィーダメカニズムとを含有する
    請求項11に記載のカードクリーニングシステム。
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