JP3745157B2 - 光音響顕微鏡装置及びその映像方法 - Google Patents

光音響顕微鏡装置及びその映像方法 Download PDF

Info

Publication number
JP3745157B2
JP3745157B2 JP09834699A JP9834699A JP3745157B2 JP 3745157 B2 JP3745157 B2 JP 3745157B2 JP 09834699 A JP09834699 A JP 09834699A JP 9834699 A JP9834699 A JP 9834699A JP 3745157 B2 JP3745157 B2 JP 3745157B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
linear motor
microscope apparatus
photoacoustic microscope
photoacoustic
movable
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP09834699A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2000292416A (ja
Inventor
務 星宮
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Japan Science and Technology Agency
National Institute of Japan Science and Technology Agency
Original Assignee
Japan Science and Technology Agency
National Institute of Japan Science and Technology Agency
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Japan Science and Technology Agency, National Institute of Japan Science and Technology Agency filed Critical Japan Science and Technology Agency
Priority to JP09834699A priority Critical patent/JP3745157B2/ja
Publication of JP2000292416A publication Critical patent/JP2000292416A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3745157B2 publication Critical patent/JP3745157B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Ultrasonic Waves (AREA)
  • Investigating Or Analysing Materials By Optical Means (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、固体試料の表面および内部欠陥、ならびに微小試料の表面および内部の品質を非破壊的に評価・検査し測定する装置、ならびに生体も含めた固体試料の任意の位置に任意のタイミングで光ビームを照射し、光音響効果を用いて検出する装置、及びそれらを応用した映像方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、光音響顕微鏡では、圧電素子を用いる方法とコンデンサーマイクロフォン法を用いる方法が主であった。いずれの場合にも光ビームの走査系に関しては、精密さが要求される工業計測の場合、パルスモーターやサーボモーターなどで駆動する機械的なスライド・ステージを用いるものがほとんどであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記した従来の光音響顕微鏡を用いて、微小なサイズから大きなサイズまでの汎用の試料に対して試料の高速駆動を行う場合、ウオームギヤなどの機構を用いているステージを使用する事が必要不可欠である。しかしながら、その際に発生する音響的な騒音と、駆動にかなりの時間を必要とするという、アクセス時間の問題を解決しなければならず、ここに技術的な隘路が存在していた。
【0004】
本発明は、精密さが要求される工業計測においても、微小なサイズから大きなサイズまでの汎用の試料に対して、試料の高速駆動を音響的な騒音の発生を極力抑止した環境下で行うとともに、同時に電磁力に基づくリニア・モーター式のスライド・ステージを用い、その制御をプログラミング的に工夫する事により、光音響顕微鏡の駆動部を高速に動作させ、かつ静粛な動作環境を実現し、光ビームを試料に対してランダムに走査することができる光音響顕微鏡装置及びその映像方法を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明では、上記目的を達成するために、
〔1〕断続光であるレーザービームを変調器により変調し、光学系により密閉容器の光音響セルの検出部内に設置された試料表面に照射して、物質内部に熱を発生させ、これを音波に変化させて音響センサにより検出し、情報処理装置による信号処理により、画像として構成する光音響顕微鏡装置であって、レーザービームと試料との相対的位置変動を伴いながら光走査・集光させる際に、操作する可動ミラーと、偏平コイル型の可動形リニア直流モータからなるリニアモーターステージとを備え、広範囲にわたり高速でかつ静粛な動作環境を実現し、レーザービームを前記試料表面に対してランダムに走査するとともに、前記リニアモーターステージは、固定子と可動子とからなり、前記固定子はヨーク部材を構成するベース部(31)とそのベース部(31)の中央から突出した中央突出部(32)と、この中央突出部(32)から両側に広がる水平部(33)と、前記ベース部(31)の側面に突出する側面突出部(34)を有し、前記ベース部(31)にはマグネット(35)が配置されており、前記可動子は、可動テーブル(36)と、その可動テーブル(36)の両側の下方に延びる垂下部(37)と、の垂下部(37)の下端の内側に配置される偏平可動コイル(38)が配置されており、前記固定子の側面突出部(34)の上端内面と前記可動子の下部外側面との間にクロスローラーガイドとが配置されるようにしたものである。
【0006】
〕上記〔〕記載の光音響顕微鏡装置において、前記可動ミラーを静止させ、レーザービームを固定させた状態で、リニアモーターステージを駆動して走査を行うようにしたものである。
【0007】
〕上記〔〕記載の光音響顕微鏡装置において、前記リニアモーターステージを固定して、前記可動ミラーを駆動して、レーザービームによる走査を行うようにしたものである。
【0008】
〕上記〔〕記載の光音響顕微鏡装置において、前記可動ミラーと、リニアモーターステージとの協動により走査を行うようにしたものである。
【0009】
〕上記〔〕記載の光音響顕微鏡装置において、前記リニアモーターステージを情報処理装置のプログラミングにより、レーザービームを試料表面の上にランダムに走査するようにしたものである。
【0010】
〕光音響顕微鏡装置による映像方法であって、上記〔1〕から〔の何れか一項記載の光音響顕微鏡装置を用いて、前記試料表面の映像を得るようにしたものである。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態について説明する。
【0012】
図1は本発明の実施例を示す光音響顕微鏡装置の基本的な構成を示す図である。
【0013】
図1において、1は断続光源となるレーザー光源、2は光変調器(メカニカルチョッパー)、3はレーザー・ビームの位置を試料表面に照射するための可動ミラー、4は光学顕微鏡であり、レーザー・ビームの集光に用いられる。5は密閉容器内の光音響セルであり、この光音響セル5中に試料6を装着する。7はコンデンサ・マイクロフォン等の音響センサである。8は駆動系に用いられるリニアモーターステージである。9,10はそれぞれプリアンプ、ロックイン・アンプ等の電気信号の増幅・整形機能を持たせた部分である。11は情報の表示部、記録部となるマイクロコンピュータであり、ステージ制御装置12とGP−IBなどの情報バス13を経由して制御のための通信を行っている。なお、マイクロコンピュータ11と計測器とを直接接続する場合、情報バス13は省略可能である。14はD/A変換器、15はスキャナドライバーである。
【0014】
以下、この実施例の具体的構成の説明を行う。
【0015】
この光音響顕微鏡装置は大きく分けて光学部、駆動部、検出部、信号処理部、コンピュータ部に分けられる。光学部は、レーザー光源(例えば、アルゴンレーザー)1とレーザー光を変調させるための光変調器(メカニカルチョッパー)2、可動ミラー3、そして、レーザー光収束のための光学顕微鏡4からなる。
【0016】
駆動部は、試料6を走査する2軸リニアモーターステージ8と、これを制御するステージ制御装置(CATII)12からなる。
【0017】
検出部は、光音響セル5と、音響センサ7(圧力センサ:コンデンサ・マイクロフォン)、信号処理部は、光音響信号を増幅するプリアンプ9、同期検波するロックイン・アンプ10を有する。
【0018】
コンピュータ部は、マイクロコンピュータ11及び情報バス(GP−IBバス)13からなる。また、この情報バス13にはD/A変換器14を介してスキャナドライバー15が接続されている。
【0019】
そこで、レーザー光源1から照射されたレーザー光は光変調器(メカニカルチョッパー)2により一定周波数に変調される。変調されたレーザー光は、光学顕微鏡4の対物レンズにより収束され、試料6表面上に照射される。試料6の走査は2軸リニアモーターステージ8を駆動して行う。光音響セル5内では試料6が断続光を吸収するため、発生した熱の一部が試料6表面近傍の気体に伝わり、気体が膨張する。ここで、発生した周期的な圧力変化を音響センサ(マイクロフォン)7によって電気的信号に変換して検出する。検出された信号は、ロックイン・アンプ10により変調信号と同期検波され、S/Nの向上がなされる。そして、振幅及び位相がマイクロコンピュータ11内に読み込まれ、処理されて画像としてマイクロコンピュータ11の画面上に再構成・表示される。
【0020】
以下、リニアモーターステージの構成について説明する。
【0021】
このリニアモーターステージとしては、例えば、中央精機(株)製を用いることができる。
【0022】
図2は本発明で用いられるリニアモーターステージの側面図、図3は図2のA−A′矢視図である。
【0023】
これらの図に示すように、このリニアモーターステージ8は、固定子30と可動子としての可動テーブル36から構成されている。その固定子30は、ヨーク部材を構成するベース部31とそのベース部31の中央から突出した中央突出部32と、この中央突出部32から両側に広がる水平部33と、ベース部31の側面に突出する側面突出部34を有している。そのベース部31にはマグネット35が配置されている。
【0024】
一方、可動子側には、可動テーブル36と、その可動テーブル36の両側の下方に延びる垂下部37と、その垂下部37の下端の内側に配置される偏平可動コイル38が配置されている。
【0025】
更に、固定子側の側面突出部34の上端内面と可動子側の下部外側面との間にクロスローラーガイド39が配置されている。
【0026】
そこで、マグネット35による磁束Bの磁界中に置かれた偏平可動コイル38に電流Iを流すと偏平可動コイル38にはフレニングの左手の法則により、推力が発生することにより、可動テーブル36を駆動することができる。
【0027】
このように、本発明で用いるリニアモーターステージ8は可動形リニア直流モーターに属し、偏平コイル型の直流モーターである。今まで用いていたパルスステージは、1パルスで2μmの精度で駆動しており、駆動時の音響ノイズもかなりのものであっが、本発明で用いるリニアモーターステージ8は、偏平可動コイル38を有し、強力なマグネット35〔例えば、住友特殊金属(株)製、NEOMAX)を使用しているので、小型、薄型、軽量である。また、コイルインダクタンスがL=3mhと小さく、電気的応答性に優れている。更に、ダイレクトドライブであるため、ボールネジ等の回転−直線運動変換機構が無く高速駆動(40mm/sec)が可能である。
【0028】
また、可動部はステージ及び可動コイルのみで構成され、構造が簡単で信頼性が高い。可動部はクロスローラガイド使用により低発塵、高耐久、低騒音である。更に、ブラシが用いられていないので、保守が簡単であるという利点がある。
【0029】
図4は本発明で用いられるリニアモーターステージの制御システム構成図である。
【0030】
この図において、リニアモーターステージ8にはリニアスケール41が配置され、このリニアスケール41からの情報は波形整形ユニット42を介して、位置検出のために、パルス指令Scom と比較されるとともに、F/V変換器43により速度検出が行われる。なお、45は位置制御部、46は速度制御部、47は電流制御部であり、フィードバック制御が行われるようになっている。
【0031】
このリニアモーターステージ8の制御システムは、フルクローズドループ方式となっている。
【0032】
この図に示すように、この制御システムは、機械系すなわち可動テーブルの位置情報をフィードバックする制御であるため、高い精度の位置決めができる。この系は、位置ループ、速度ループ、電流ループより構成され、各制御部に別れる。まず、位置制御部45でで指令位置と現在位置の差を計算し、偏差に応じた速度指令を出す。次に、速度制御部46では指令速度と現在速度とを比較してその速度偏差から、トルク指令を計算する。電流制御部47ではトルク指令と電流の差をとり、トルク指令通りの電流を流すための演算を行い、パワーFETを用いたPWM電流増幅回路によりリニアモーターステージ8を駆動する。リニアスケール41からの移動距離と速度に比例したパルス信号は、位置制御部45と速度制御部46へフィードバックされる。
【0033】
このように構成したので、本発明のリニアモーターステージ8によれば、高分解能の達成ができる。例えば、パルスステージ20分の1の0.1μmの精度で駆動することができる。
【0034】
また、高精度位置決めが可能である。つまり、ギアを使用していないためバックラッシュがなく、位置決めの経年変化が無い。また、フルクローズドループ方式であるため、精密な位置決めが可能である。
【0035】
更に、駆動時の音響ノイズもほとんど無く、さらに高速応答、高速駆動などが特徴として挙げられる。
【0036】
次に、試料のランダム走査について説明する。
【0037】
レーザービームを試料表面の任意の位置にランダムな順序で照射することは、オプティカル・スキャナによっても、リニアモーターステージのいずれによっても達成することができる。
【0038】
オプティカル・スキャナの場合は、フィードバックループを有するガルバノメーターによった制御を行うため、かなりの高速動作が可能であるが、鏡を回転させるようにしているため、原理的に非直線歪みを有している(変位量が回転角度のtanに比例するために、正方形の中心からビームを振った場合に変位量が大きくなるにつれて正方形の四隅を対角線方向に延ばした図形になってしまう)。
【0039】
一方、リニアモーターステージの場合には、パルスエンコーダーを有するリニアモーターステージに加えるパルス数と移動方向を自由に変更することにより、従来のようなパルスモーターステージとは異なって、騒音を発生することなく、しかも移動途中の滞在時間が極めて少ない駆動が可能である。
【0040】
図5は本発明の実施例を示す光音響顕微鏡の試料の平面図である。
【0041】
この図に示すように、試料21には、アルミニウムの矩形板を用いた。その大きさはL1 (40mm)×L2 (40mm)×厚さ(10mm)である。この試料21のほぼ中央部にスリット状の欠陥22,23がお互いに直角に交差している。これらの欠陥22,23の深さはどちらも2.0mmである。
【0042】
本発明の光音響顕微鏡装置を用い上記試料21を測定して得られた光音響画像の一例を、図6に示す。
【0043】
解像度は100×100ピクセルであり、変調周波数は180Hzであった。画像において、白い部分では光音響信号が強く、黒くなるにつれて信号が弱くなっていく様子を示している。画像中央部に著しく強い光音響(上下、左右)が確認できる。このことから、上記試料21の2本の表面欠陥22,23が互いに交差している状態が、光音響画像として明瞭に表示されていることが分かり、本画像が表面欠陥の交差部光音響信号であることがわかる。
【0044】
図の中央部で、欠陥22,23が直角に交差している光音響像が最大になっている。
【0045】
このように、本発明によれば、広範囲にわたり高速でかつ静粛な動作環境を実現し、走査を行うことができる。
【0046】
上記では、リニアモーターステージによる走査について述べたが、リニアモーターステージは固定しておき、マイクロコンピュータ11−情報バス13−D/A変換器14を介したスキャナドライバー15の駆動により、可動ミラー3を駆動して試料表面の走査を行うようにしてもよい。
【0047】
さらに、上記したリニアモーターステージ8の走査と可動ミラー3の走査との協動作用により、試料6表面の走査を行うようにしてもよい。
【0048】
特に、スキャナドライバー15の駆動による可動ミラー3による走査の場合には、高速でかつ静粛な動作環境を実現し、走査を行うことができる。
【0049】
このように、本発明によれば、それぞれ高速・ランダムアクセス、ならびに高精度の試料上の位置決め・照射を行う2つの動作モードが可能である多機能型の光音響顕微鏡装置を提供することができる。
【0050】
なお、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づいて種々の変形が可能であり、これらを本発明の範囲から排除するものではない。
【0051】
【発明の効果】
以上、詳細に説明したように、本発明によれば、静粛さと高速性、またコンピュータ制御によるランダム・アクセス性を兼ね備えた光音響顕微鏡及びその映像方法を実現することができ、本装置によればマイクロマシンや微小電子部品の内部欠陥を非破壊的に検査したり、また尿や血液などの時間的に変化しやすい生体試料などをランダムな順序で定量的に測定することが1台の装置で可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例を示す光音響顕微鏡装置の基本的構成を示した説明図である。
【図2】 本発明で用いられるリニアモーターステージの側面図である。
【図3】 図2のA−A′矢視図である。
【図4】 本発明で用いられるリニアモーターステージの制御システム構成図である。
【図5】 本発明の実施例を示す光音響顕微鏡装置の試料の平面図である。
【図6】 本発明の実施例を示す光音響顕微鏡装置による光音響画像を示す図である。
【符号の説明】
1 レーザー光源
2 光変調器(メカニカルチョッパー)
3 可動ミラー
4 光学顕微鏡
5 光音響セル
6,21 試料
7 音響センサ
8 リニアモーターステージ
9 プリアンプ
10 ロックイン・アンプ
11 マイクロコンピュータ
12 ステージ制御装置
13 情報バス
14 D/A変換器
15 スキャナドライバー
22,23 欠陥

Claims (6)

  1. 断続光であるレーザービームを変調器により変調し、光学系により密閉容器の光音響セルの検出部内に設置された試料表面に照射して、物質内部に熱を発生させ、これを音波に変化させて音響センサにより検出し、情報処理装置による信号処理により、画像として構成する光音響顕微鏡装置であって、レーザービームと試料との相対的位置変動を伴いながら光走査・集光させる際に、操作する可動ミラーと、偏平コイル型の可動形リニア直流モータからなるリニアモーターステージとを備え、広範囲にわたり高速でかつ静粛な動作環境を実現し、レーザービームを前記試料表面に対してランダムに走査するとともに、前記リニアモーターステージは、固定子と可動子とからなり、前記固定子はヨーク部材を構成するベース部と該ベース部の中央から突出した中央突出部と、該中央突出部から両側に広がる水平部と、前記ベース部の側面に突出する側面突出部を有し、前記ベース部にはマグネットが配置されており、前記可動子は、可動テーブルと、その可動テーブルの両側の下方に延びる垂下部と、該垂下部の下端の内側に配置される偏平可動コイルが配置されており、前記固定子の側面突出部の上端内面と前記可動子の下部外側面との間にクロスローラーガイドとが配置されることを特徴とする光音響顕微鏡装置。
  2. 請求項記載の光音響顕微鏡装置において、前記可動ミラーを静止させ、レーザービームを固定させた状態で、リニアモーターステージを駆動して走査を行うことを特徴とする光音響顕微鏡装置。
  3. 請求項記載の光音響顕微鏡装置において、前記リニアモーターステージを固定して、前記可動ミラーを駆動して、レーザービームによる走査を行うことを特徴とする光音響顕微鏡装置。
  4. 請求項記載の光音響顕微鏡装置において、前記可動ミラーと、リニアモーターステージとの協動により走査を行うことを特徴とする光音響顕微鏡装置。
  5. 請求項記載の光音響顕微鏡装置において、前記リニアモーターステージを情報処理装置のプログラミングにより、レーザービームを試料表面の上にランダムに走査することを可能にしたことを特徴とする光音響顕微鏡装置。
  6. 請求項1から5の何れか一項記載の光音響顕微鏡装置を用いて、前記試料表面の映像を得ることを特徴とする光音響顕微鏡装置による映像方法。
JP09834699A 1999-04-06 1999-04-06 光音響顕微鏡装置及びその映像方法 Expired - Fee Related JP3745157B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP09834699A JP3745157B2 (ja) 1999-04-06 1999-04-06 光音響顕微鏡装置及びその映像方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP09834699A JP3745157B2 (ja) 1999-04-06 1999-04-06 光音響顕微鏡装置及びその映像方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000292416A JP2000292416A (ja) 2000-10-20
JP3745157B2 true JP3745157B2 (ja) 2006-02-15

Family

ID=14217351

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP09834699A Expired - Fee Related JP3745157B2 (ja) 1999-04-06 1999-04-06 光音響顕微鏡装置及びその映像方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3745157B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10265047B2 (en) 2014-03-12 2019-04-23 Fujifilm Sonosite, Inc. High frequency ultrasound transducer having an ultrasonic lens with integral central matching layer
US10478859B2 (en) 2006-03-02 2019-11-19 Fujifilm Sonosite, Inc. High frequency ultrasonic transducer and matching layer comprising cyanoacrylate

Families Citing this family (22)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4511977B2 (ja) * 2005-03-04 2010-07-28 三井造船株式会社 光音響顕微鏡装置
JP4595117B2 (ja) * 2005-04-19 2010-12-08 独立行政法人産業技術総合研究所 超音波伝搬の映像化方法および装置
CN101918811B (zh) 2007-10-25 2013-07-31 圣路易斯华盛顿大学 具有光学横向分辨率的共焦光声显微镜
US9351705B2 (en) 2009-01-09 2016-05-31 Washington University Miniaturized photoacoustic imaging apparatus including a rotatable reflector
EP4241673A3 (en) * 2009-02-11 2023-11-15 ResMed Pty Ltd Acoustic detection for respiratory treatment apparatus
JP5413051B2 (ja) * 2009-08-21 2014-02-12 株式会社豊田中央研究所 超音波検査システム
US9086365B2 (en) 2010-04-09 2015-07-21 Lihong Wang Quantification of optical absorption coefficients using acoustic spectra in photoacoustic tomography
US8997572B2 (en) 2011-02-11 2015-04-07 Washington University Multi-focus optical-resolution photoacoustic microscopy with ultrasonic array detection
US11020006B2 (en) 2012-10-18 2021-06-01 California Institute Of Technology Transcranial photoacoustic/thermoacoustic tomography brain imaging informed by adjunct image data
JP2013190442A (ja) * 2013-06-20 2013-09-26 Dkk Toa Corp 回転多面鏡及びこれを用いた油膜検出装置
US11137375B2 (en) 2013-11-19 2021-10-05 California Institute Of Technology Systems and methods of grueneisen-relaxation photoacoustic microscopy and photoacoustic wavefront shaping
KR101921360B1 (ko) 2014-10-10 2019-02-13 연세대학교 산학협력단 초고분해능 광음향 영상 방법 및 그 장치
KR101817543B1 (ko) * 2016-09-22 2018-01-11 전남대학교산학협력단 대상체의 손상 검출 시스템 및 방법
US11672426B2 (en) 2017-05-10 2023-06-13 California Institute Of Technology Snapshot photoacoustic photography using an ergodic relay
CN107091881B (zh) * 2017-06-09 2019-09-24 北京半导体专用设备研究所(中国电子科技集团公司第四十五研究所) 一种高分辨率超声扫描显微镜的加速处理方法
CN107692975B (zh) * 2017-10-26 2020-08-28 电子科技大学 三维光声层析成像装置及方法
WO2020037082A1 (en) 2018-08-14 2020-02-20 California Institute Of Technology Multifocal photoacoustic microscopy through an ergodic relay
US11592652B2 (en) 2018-09-04 2023-02-28 California Institute Of Technology Enhanced-resolution infrared photoacoustic microscopy and spectroscopy
US11369280B2 (en) 2019-03-01 2022-06-28 California Institute Of Technology Velocity-matched ultrasonic tagging in photoacoustic flowgraphy
WO2021092250A1 (en) 2019-11-05 2021-05-14 California Institute Of Technology Spatiotemporal antialiasing in photoacoustic computed tomography
CN112803230B (zh) * 2019-11-14 2022-01-28 中国科学院大连化学物理研究所 一种柔性可调谐生物仿生随机激光器
CN113835683A (zh) * 2021-09-17 2021-12-24 博锐尚格科技股份有限公司 一种目标程序的镜像制作方法和装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10478859B2 (en) 2006-03-02 2019-11-19 Fujifilm Sonosite, Inc. High frequency ultrasonic transducer and matching layer comprising cyanoacrylate
US10265047B2 (en) 2014-03-12 2019-04-23 Fujifilm Sonosite, Inc. High frequency ultrasound transducer having an ultrasonic lens with integral central matching layer
US11083433B2 (en) 2014-03-12 2021-08-10 Fujifilm Sonosite, Inc. Method of manufacturing high frequency ultrasound transducer having an ultrasonic lens with integral central matching layer
US11931203B2 (en) 2014-03-12 2024-03-19 Fujifilm Sonosite, Inc. Manufacturing method of a high frequency ultrasound transducer having an ultrasonic lens with integral central matching layer

Also Published As

Publication number Publication date
JP2000292416A (ja) 2000-10-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3745157B2 (ja) 光音響顕微鏡装置及びその映像方法
US5406832A (en) Synchronous sampling scanning force microscope
JP4511977B2 (ja) 光音響顕微鏡装置
JPH0611327A (ja) 一体化された光学系およびカンチレバーマウントを備える走査力顕微鏡
US4977544A (en) Ultrasonic microscope
JP2000171446A (ja) 光音響顕微鏡装置及び映像法
JPH0112192Y2 (ja)
JPS61123003A (ja) バイアス磁界印加装置
Farell Principles of Laser Scanning Microscopes: Part I: Confocal optical systems, 2D and 3D scanning, confocal effect and extended focus image, and scanning mechanisms
JPS6222838Y2 (ja)
JP2001116677A (ja) 走査型プローブ顕微鏡
JP2010190590A (ja) 走査プローブ顕微鏡及びその動作方法
JPH02144126U (ja)
JP2003215017A (ja) 走査プローブ顕微鏡
US7065011B2 (en) Method for adjusting mechanical error of optical disc reading device
JPS61254834A (ja) 走査型光音響顕微鏡装置
JP2993207B2 (ja) 光磁気ディスクヘッドの調整装置
JPH06148400A (ja) 表面凹凸像とx線透過像の観察装置及び観察方法
JP2970949B2 (ja) フォース顕微鏡
JPS59203908A (ja) 光学的計測装置
JPH085644A (ja) 表面形状測定装置
CN116953904A (zh) 光学系统、三维成像系统及三维成像方法
JPS59225349A (ja) 超音波顕微鏡の試料台傾斜調整方法
JPH05217181A (ja) 光学的情報記録再生装置
JP2014035252A (ja) 走査機構および走査型プローブ顕微鏡

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050224

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050308

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050420

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20050823

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050908

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20050908

A911 Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20051024

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20051115

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20051116

R150 Certificate of patent (=grant) or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees