JP3744309B2 - 温度センサの取付装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は管体内を流れる温水等の温度を検知する温度センサの取付装置に関するもので、特に温度センサの抜け止め構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図5は従来の温度センサの取付装置を示す斜視図であり、図6はその分解斜視図である。
従来の温度センサの取付装置は、図5及び図6に示すような構成であり、ゴム成形品よりなる管体1の屈曲部付近の外周面に筒状台座1aを一体成形し、この筒状台座1aの中央に設けた収納凹所1bに温度センサ2の感温部2aを挿入し、センサとリード線2dとの接続部を覆っている保護筒2cのほぼ中央部付近に形成した径大部2bが前記筒状台座1aの端面に当接する位置まで挿入した後、温度センサ2の感温部2aが挿入されている筒状台座1bの外周面に金属製の締付バンド3を装着して周方向から締め付け、温度センサ2の感温部2aが簡単に収納凹所1bから抜け出さないように取り付けられている。
【0003】
なお、3a,3bは締付バンド3の両端を外側方向に折り曲げて形成した摘み部であり、その間隔を縮めるように押圧することで、締付バンド3の内径が広がり、この締付バンド3を筒状台座1aの外周面に装着したり、取り外したりすることができる。また、前記管体1は温水等が流れる流路の一部として流路中に配置され、温度センサ2はその感温部2aで管体1内を流れる温水等の温度を収納凹所1bの底面を隔てて検知する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
従来の温度センサの取付装置は上記のような構成であるため、温度センサ2に対して軸方向の外力Fが加わった場合、温度センサ2の感温部2aが挿入された筒状台座1aは金属製の締付バンド3により周方向から締め付けられているものの、軸方向の外力Fに対しては比較的弱いため、小さな引張り力でも収納凹所1bから温度センサ2の感温部2aは抜け出ることがあった。特に、ゴム成形品で構成された管体1の場合、成形する際に離型剤を使用しているため、この離型剤によって滑り易くなっており、小さな引張り力でも容易に温度センサ2が筒状台座1aから抜けてしまうという問題点があった。
【0005】
本発明は上記のような問題点を解決するためになされたもので、軸方向の引張り力や成形時に使用される離型剤によっても、温度センサが容易に管体の筒状台座から抜け出ることがない温度センサの取付装置を得るすることを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る温度センサの取付装置は、ゴム成形品よりなる管体の外周面に筒状台座を一体に形成し、この筒状台座内に温度センサの感温部を挿入して、該筒状台座の外周面に締付バンドを装着して前記温度センサの抜け出しを抑えるようにしたものにおいて、一端側を前記締付バンドもしくは筒状台座に係合し、他端側を前記温度センサに係合する抜止補助具を設けたものである。
【0007】
また、前記抜止補助具は、一端側を前記締付バンドの摘み部に係合し、他端側を温度センサの保護筒外周に弾性係合するようにしたものである。
【0008】
また、前記抜止補助具は、一端側を前記筒状台座の外周面に一体に形成した凸部に係合し、他端側を温度センサの保護筒外周に弾性係合するようにしたものである。
【0009】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.
図1は本発明の実施の形態1を示す斜視図で、図2は図1に示す実施の形態1の分解斜視図で、図3は抜止補助具の拡大斜視図である。
図1〜図3において、1は中央部で略く字形に屈曲させて形成されたゴム成形品よりなる管体で、温水が流れる流路の一部を構成する。1aはこの管体1の屈曲部付近の外周面に一体成形された筒状台座、1bはこの筒状台座の中央に設けられた収納凹所、2は先端に感温部2aを有する温度センサで、センサとリード線2dとの接続部を覆っている保護筒2cのほぼ中央部付近には径大部2bを形成してあり、前記筒状台座1aの収納凹所1bに感温部2aを挿入したときに、筒状台座1aの端面に保護筒2cの径大部2bが当接して位置決めされ、保護筒2cの後部が外部に突出している。
【0010】
3は前記筒状台座1aに装着された温度センサ2を筒状台座1bの周方向より締め付けて該温度センサ2の抜け出しを防ぐための締付バンド、4は中央部からU字型に折り返して形成した折返し部4aを一端側に形成し、他端側に一対の湾曲部4b,4cを形成した弾性を有する抜止補助具で、一対の湾曲部4b,4cは温度センサ2の保護筒2cの外径寸法より小さい寸法で形成されている。
【0011】
次に作用について説明する。
温度センサ2及び締付バンド3の管体1への装着方法については、従来技術で説明した内容とまったく同じなので、説明は省略する。
この実施の形態1では、抜止補助具4の一端側に設けた折返し部4aを、締付バンド3の摘み部3aに引っかけ、他端側に設けた一対の湾曲部4b,4cを温度センサ2の保護筒2cの後部外周面に弾性係合させている。これにより、温度センサ2は抜止補助具4を介して締付バンド3と連結される形となり、温度センサ2と締付バンド3とが一体化された状態に保たれることで、軸方向の外力Fに対して温度センサ2が容易に筒状台座1aから抜け出ることがなくなる。
なお、抜止補助具4の折返し部4aは、締付バンド3の摘み部3b側に引っかけるようにしてもよい。
【0012】
実施の形態2.
上記実施の形態1においては、抜止補助具4の折返し部4aを引っかけるための凸部を締付バンド3の摘み部3a,3bを利用したが、図4に示す如く、抜止補助具4の折返し部4aを引っかけるための凸部1cを管体1の筒状台座1aに一体成形してもよく、この場合は、締付バンド3の締め付け力が多少衰えてきても、温度センサ2が筒状台座1aから容易に抜け出るようなことはなくなる。
【0013】
【発明の効果】
以上のように、本発明によれば、温度センサに対して軸方向の外力が付与しても容易に抜け出ることがなくなり、信頼性の高い温度センサの取付装置を得ることができる。
【0014】
また、抜止補助具を引っかけるための凸部を締付バンドの摘み部を利用するこで、構成が簡単で組立ても容易であり、かつ安価に提供することができる。
【0015】
また、抜止補助具を引っかけるための凸部を管体に一体成形することで、構成が簡単で組み立ても容易であり、かつ締め付けバンドの締め付け力が多少衰えてきても、温度センサが容易に抜け出ることがなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1を示す斜視図である。
【図2】 本発明の実施の形態1における分解斜視図である。
【図3】 本発明の実施の形態1における抜止補助具の拡大斜視図である。
【図4】 本発明の実施の形態2を示す斜視図である。
【図5】 従来の温度センサの取付装置を示す斜視図である。
【図6】 従来の温度センサの取付装置の分解斜視図である。
【符号の説明】
1 管体、1a 筒状台座、1b 収納凹所、1c 凸部、2 温度センサ、2a 感温部、2b 径大部、2c 保護筒、3 締付バンド、3a,3b 摘み部、4 抜止補助具、4a 折返し部、4b,4c 湾曲部。

Claims (3)

  1. ゴム成形品よりなる管体の外周面に筒状台座を一体に形成し、この筒状台座内に温度センサの感温部を挿入して、該筒状台座の外周面に締付バンドを装着して前記温度センサの抜け出しを抑えるようにしたものにおいて、一端側を前記締付バンドもしくは筒状台座に係合し、他端側を前記温度センサに係合する抜止補助具を設けたことを特徴とする温度センサの取付装置。
  2. 前記抜止補助具は、一端側を前記締付バンドの摘み部に係合し、他端側を温度センサの保護筒外周に弾性係合するようにしたことを特徴とする請求項1記載の温度センサの取付装置。
  3. 前記抜止補助具は、一端側を前記筒状台座の外周面に一体に形成した凸部に係合し、他端側を温度センサの保護筒外周に弾性係合するようにしたことを特徴とする請求項1記載の温度センサの取付装置。
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