JP3740520B2 - 舗装マーキング材料 - Google Patents
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Description
発明の分野
本発明は道路に接着して交通制御マーキングなどを提供することが可能な舗装マーキング材料に関する。
背景技術
背景
予備形成舗装マーキング材料は、短距離レーンストライピング、停止線、横断歩道の歩道マーキング、幹線道路のレーン線引き、肩線引きおよびスキップなど、様々な交通制御マーキングとして使用される。一般に、予備形成舗装マーキング材料は軟質ベースシートの上に重なる連続した、好ましくは耐摩耗性の上層を含む。このようなマーキング材料は、一般に感圧接着剤または接触接合剤を使用して道路表面に貼付される。
交差点の横断歩道や停止線などのマーキングなどの舗装マーキングは、時として「横方向用途」と呼ばれ、その位置で出発、停止、およびターンする乗り物から非常に高く、且つ非常に迅速な剪断力を受ける。一般に、横方向用途で遭遇する剪断応力は、幹線道路のレーン線引き、肩線引き、スキップなど「長い線」すなわち「縦方向用途」における交通によって一般に遭遇する剪断力よりも実質的に大きい。多くのマーキング上の接着剤は、横軸用途で十分な性能を達成するために望ましい剪断抵抗を提供しない。
米国特許第3,902,939号(Eigenmann)には、室温で粘着性ではないが、熱下塗剤層または溶剤によって活性化され、舗装表面への接着を提供する接着剤を使用する舗装マーキングテープ材料が開示されている。
米国特許第4,146,635号(Eigenmann)には、伸びない、引張抵抗性中間層を組込むことにより、本質的に正接応力によりよく耐えるように設計された道路マーキングテープ材料が開示されている。
米国特許第2,956,904号(Hendricks)には、接着剤の凝集特性を高めるためにゴム樹脂タイプの感圧接着剤の高エネルギー電子(「e−ビーム」)衝撃を使用することが開示されている。
発明の開示
発明の概要
本発明は、上層、任意に軟質のベースシート、および接着剤層を含む改良型舗装マーキング材料を提供する。本発明の舗装マーキング材料は、一度道路表面に貼付されると、その後はひときわ優れた衝撃剪断抵抗を示し、その結果、改良された耐久性および安全性を提供する。
簡単に要約すると、本発明のマーキング材料の接着剤層は、後述する炭化水素系エラストマー、好ましくは無溶剤ホットメルト法を使用した非晶性炭化水素エラストマー、後述する粘着付与剤の有効量、たとえば、エラストマー100重量部当たり約80〜約125重量部、すなわち、粘着付与剤の約80〜約125phrを含む。
一般に、ゴム樹脂混合物中の粘着付与樹脂のレベルを上げると静剪断強さの低い組成物が生じることは、感圧接着剤作製技術における熟練者に周知である。意外なことに我々は、ゴム樹脂感圧接着剤中の粘着付与剤の量を特定の高水準、すなわち、約80〜約125phrまで増加すると、横方向レーンマーキング用途で遭遇するような衝撃様剪断力に対して改良された抵抗性を示す接着剤になることを発見した。このような接着剤を使用すると、表面に下塗剤を塗付する必要のない舗装マーキングを貼付ずることも可能である。下塗剤は接着剤とうまく協力するが、多くの欠点がある。下塗剤は溶剤を主成分とするため、潜在的な可燃性の危険がある。第2に、下塗剤と接着剤の塗付は段階的であり、それ故時間がかかり、費用もより多くかかる。最後に、下塗剤は、炭化水素を環境に放出することができる固形分を約25〜35%含み、そのため、一部の州では使用が禁止されている。
本発明の舗装マーキング材料は、交差点の横断歩道、停止線などのマーキング、すなわち横方向用途に使用するのに特に適している。本発明の舗装マーキング材料は、たとえば、幹線道路のレーン線引き、肩線引き、およびスキップなど、縦方向用途で使用するのにも適しており、様々な舗装表面、たとえば、コンクリートやアスファルトなどでも使用することが可能である。
比較的高い範囲の粘着付与剤を含有する接着剤層を含む舗装マーキングは、南部の気候でよりよく機能することが確認されている。
【図面の簡単な説明】
図面を参照すると、本発明はさらによく説明される。Figure 1は、本発明の舗装マーキング材料の例示的実施態様の一部を示す断面図である。この図は理想化されており、一定の比例に拡大されたものではなく、例示的にすぎず、且つ非限定的なものである。
発明を実施するための最良の形態
例示的実施態様の詳細な説明
Figure 1に示すように、本発明の典型的な実施態様で、舗装マーキング材料10は上層12、任意のベースシート14、およびマーキング材料10を道路の舗装表面(表示せず)などの基材に接着する接着剤層16を含む。
接着剤層16はゴムおよび粘着付与剤を含み、商業的に基材に貼付するとき、厚さは約14ミルから50ミルまで変化し得る。接着剤層の厚さの好ましい範囲は約20〜27ミルで、南部の気候では低い範囲が好ましく、北部の気候では高い範囲が好ましい。
本願明細書で使用するゴムはガラス転移温度が低い、すなわち、約-120℃から約-50℃の間のTgを有する。ゴムは、少し架橋することができる(好ましくは約4Mradまでの電子ビームによる)が、トルエンでの不溶点までではならない。電子ビームの代替として、フェノール樹脂などの化学的架橋を僅かに使用してゴムの分子量を増大してもよい。適当なエラストマーの例示的な例としては、次のものがある。天然ゴム、ポリイソプレン、ポリブタジエン、ポリイソブチレン、ブチルゴム、エチレン−プロピレンゴム、エチレン−プロピレン−ジエンモノマーゴム(EPDM)、ポリ(エチレン/ブチレン)、ポリ(アルファオレフィン)およびスチレン−ブタジエンランダムコポリマーゴム。これらは、単独または組み合せて使用することができるため、ブロックコポリマータイプと区別される。好ましいゴムは天然ゴムである。
本発明で使用される粘着付与剤は、ゴム成分と相溶性でなければならない、すなわち、粘着付与剤はあらゆる比率で混和できることが好ましい。本発明で使用される粘着付与剤は、約70℃から約140℃までの間のリングおよびボール軟化点を有することが好ましい。適当な粘着付与剤の例示的な例には、次のタイプが含まれる:ロジンおよびロジン誘導体、C5およびC9炭化水素樹脂、テルペン類およびテルペンフェノール誘導体。これらは、単独または組み合せて使用することができる。天然ゴムと完全に混和できる好ましい粘着付与剤はβ-ピネンである。
連続配合装置を使用した方法で好ましく製造された感圧接着剤(PSA)は、本発明で有用である。このような装置は数多く知られている。このような装置は単一ユニットでもよく、またはエラストマーを連続的に加工するために相互に連結された一連のユニットを含んでもよい。装置は、運搬区画と加工区画が交互に並んでいる相互に連結された連続を具有する。本発明で有用な連続配合装置の例は、連続した運搬ゾーンおよび加工ゾーンを具有する二軸スクリュー押出機である。複数の投入開口部は、粘着付与樹脂、フィラー、酸化防止剤、可塑化酸(要望があれば)、電子ビーム増感剤や光開始剤などの放射線強化剤、光安定化剤や当該分野で周知の他の補助剤など、様々な材料の添加を容易にするために押出機の長さに沿って設けられることが好ましい。エラストマー、粘着付与剤、または他の補助剤のいずれであっても、材料は、投入口を通して部分的に充満している運搬ゾーンに添加される。メルトポンプおよびフィルターは、押出機の一体部分として、あるいは配合装置からの接着剤除去と接着剤流れからの望ましくない汚染物質の除去の両者を容易にするための別個のユニットとして存在することが可能である。
この方法を実施する際に、エラストマーがそのゾーンを完全に充満しないように、調節された速度でエラストマーを配合装置の第1運搬ゾーンに加える。エラストマーを、配合装置に供給する前に研削または押出ペレット化によりペレット化してもよい。あるいは、Moriyama押出機などの装置を使用すれば、研削またはペレット化せずに、エラストマーを配合装置に直接供給してもよい。エラストマーがペレット化されている場合、ペレットの凝集を防止するためにタルクなどの材料で処理することが好ましい。
第1運搬ゾーンによってエラストマーを第1加工ゾーンに輸送し、ここでエラストマーを混練する。一般に、第1加工ゾーンは、本質的に完全に充満されて、エラストマーを混練するように設計されている。さらに、この加工ゾーンはエラストマーを次のゾーンに運搬する。第1加工ゾーンは輸送区画によって互いに分離された少なくとも2個の不連続な加工区画として設けられることが好ましい。このようにすると、エラストマーは幾つかの工程で混練され、混練されたエラストマーを各工程の間で冷却することが可能である。
2種以上のエラストマーを加工する場合、それらを第1運搬ゾーンに加えて、第1加工ゾーンで混練することも可能である。あるいは、エラストマーを異なる運搬ゾーンに連続的に加え、各エラストマーの添加後に連続的に混練することも可能である。1種のエラストマーを使用するときに、異なる運搬ゾーンに連続的にエラストマーを添加することも可能である。
混練は、エラストマーを潤滑にし、分子量の低減を妨げる材料が存在しない条件で実行することが好ましい。しかし、存在する量が混練の速度を事実上低減しないという条件で、このような材料が少量存在してもよい。タルク、無機フィラー、酸化防止剤など、ある種の他の固体補助剤は、混練中にそれらが存在するように配合装置に供給してもよい。
混練されたエラストマーは、第1加工ゾーンから第2運搬ゾーンに進む。第1運搬ゾーンの場合と同様、第2運搬ゾーンはエラストマーによって完全に充満されていない。粘着付与剤、および任意に他の添加物を第2運搬ゾーンに供給する。得られた混合物は次の加工ゾーンに運搬され、そこで混合され、材料の配合物が形成される。幾つかの技術を使用してこれらの材料を配合装置に供給することが可能である。たとえば、K-Tron減量フィーダーなど定速フィーダーを使用して固体材料を加えることが可能である。熱ペイルアンローダー、ギヤーポンプ、および調節された速度で液体を供給するための他の適切な装置を使用して、液体を配合装置に供給することが可能である。低濃度で存在する添加物は、より正確に加えるために、他の成分の1種以上と予め配合しておくことが可能である。
第1加工ゾーンで実質的にすべての混練が行われるが、配合装置による次のエラストマー加工で若干の混練が行われてもよい。この補足的混練は、次の運搬ゾーンまたは加工ゾーンで行われてもよい。いずれにしても、本発明を実行する際にエラストマーを混練しなければならない程度は、使用する各エラストマーおよび所望の最終製品によって変化する。一般に、(i)その後加えられた粘着付与剤および他の補助剤を、エラストマーに十分に混合して配合物を形成することができるように、また(ii)この配合物を、本質的にゴム粒子も、未混合の粘着付与剤および他の補助剤が視覚的に確認できる領域もない流れとして押出すことができるように、エラストマーを十分に混練しなければならない。
混練されたエラストマー、粘着付与剤、および他の補助剤を一度配合物に形成するとその後は、この組成物は接着剤と呼ばれる。この接着剤は一般に加工温度で、500Poiseから5000Poiseの範囲の粘度を有する(1000/秒の剪断速度で測定)。本発明の方法で、高粘度接着剤を加工することもできる。接着剤の加工温度は一般に100〜200℃の範囲である。
二軸スクリュー押出機を配合装置として使用することが好ましい。粘着付与剤を加える前に、第1加工ゾーンでエラストマーを混練するように、押出機スクリューを配列しなければならない。さらに、エラストマーの配合物を接着剤に使用する場合、第1加工ゾーンでエラストマー成分の混練および配合をできることが好ましい。第1加工ゾーンに続く押出機およびスクリューの部分は、粘着付与剤および他の接着剤をエラストマーに加えて、エラストマーとこれらの材料を十分に混合できるように設計されなければならない。スクリューは、均質な接着剤組成物が得られるように設計されることが好ましい。
混練、運搬および配合を実現するためのスクリューのデザインは、当該分野で周知の通常の手段に従う。すなわち、スクリーンは一連の運搬ゾーンと加工ゾーンを具有する。スクリューに沿って適切な流れが達成でき、適切な混練および混合が得られるように、流れ制限および混合要素が提供される。運搬ゾーンは普通のArchimedesスクリュー要素を含んでもよい。加工ゾーンは、混練ブロック、ピンミキサー、または混練、配合および混合用に設計された他の要素を含んでもよい。逆ピッチで配置された混練ブロック、逆ピッチ運搬スクリュー、ディスク要素または材料の流れを制限するように設計された他の装置など、流れ制限要素が加工ゾーンに存在してもよい。これらの要素に先行する加工ゾーンの部分は材料で充満されて流れる傾向があるが、これらの要素に続く運搬ゾーンは部分的に充満されただけで流れる傾向がある。
一般に、接着組成物は、接着剤のすぐれた衝撃剪断抵抗を有すると同時に、基材に接着できる十分な程度のタックを維持するように、粘着付与剤を約80〜約125phr含む。粘着付与剤の含有量が不十分な粘着組成物は、一般に低衝撃剪断抵抗性を示す傾向があり、多回剪断衝撃を受けると基材からはずれる傾向があると考えられる。
一般に、粘着付与剤を過剰に含有する接着組成物は基材に結合することがより困難であり、この困難を克服するためには下塗剤を使用することが必要である。この接着組成物は、特に低温で脆性破壊を受け、基材からはじける公算が高い。粘着付与剤の最適添加量は、粘着付与剤の軟化点によって異なる。等量の粘着付与剤添加レベルで軟化点が比較的低い粘着付与剤は、軟化点が比較的高い粘着付与剤ほど、強化に有効ではない。
基材に貼付される接着剤層部分、すなわち、接着剤の底部は、好ましくは、下記の試験に準拠して測定した静剪断が、約2000秒未満である。
本発明の舗装マーキングが貼付される表面は、確実に効果的に結合させるため、本質的に乾燥していることが好ましい。
接着剤、および上層12または任意のベースシート14のいずれかと接触している層は、舗装マーキングが曝される条件で離層に耐えることができる程強く接着するように選択されなければならない。
一般に、上層12は、好ましくは耐久性で且つ耐摩耗性である軟質高分子層である。上層が作製される材料の例示的例としては、ポリビニル類、ポリウレタン類、エポキシ樹脂類、ポリアミド類、ポリウレア類、およびポリエステル類である。このような材料の混合物を使用することも可能である。適当な高分子材料は、熱可塑性ポリマーまたは熱硬化性ポリマーのいずれであってもよい。
多くの実施態様で、上層12は、当業者に周知の、上層12の上面から突き出している若干の粒子とともに、上層12に埋封された複数の逆反射粒子18または耐横滑り粒子20またはその両者も含む。たとえば、本発明の実施態様は、米国特許第3,935,365号(Eigenmann)に記載の横滑り抵抗性粒子を含有す上層を用いて作製することが可能である。
本発明の舗装マーキング材料に使用するのに適した逆反射粒子18の例示的例としては、屈折率が約1.5から約2.0の間、一般に好ましくは約1.8から約1.95の間のガラス微小球などがある。一般に、屈折率が約1.5により近いガラス微小球は、屈折率がより大きいものと比べてさほど高価ではなく、且つより耐久性があるが、屈折率が約1.8から約1.9の間のガラス微小球は、一般に高い逆反射効率を提供する傾向がある。逆反射粒子18の他の実施態様を本発明のマーキング材料に使用できることは、当業者に理解されるであろう。
好ましくは、横滑り抵抗性粒子20を使用して、より大きい摩擦特性をマーキング材料に与える。たとえば、横滑り抵抗性粒子は、マーキング材料が英国ポータブル横滑り抵抗試験(British Portable Skid Resistance Test)で少なくとも50BPNの横滑り抵抗性を有する適切なタイプのものを十分量選択することが可能である。BPNは、Road Research Laboratory, Crawthorne, Berkshire, Englandによって樹立されたPortable Skid Resistance Testerを使用して測定したBritish Portable Numberを意味する。白色酸化アルミニウム粒子は、適当な横滑り抵抗性粒子の例示的な例である。別の例示的な例は、鉱物粒子、アルミナ、および結合剤を含む焼灼セラミックであるセラミック長球である。
幾つかの実施態様で、上層12の粒子18および20と高分子成分との間の接着を改良するカップリング剤で粒子18および20を処理することが可能である。あるいは、上層12を形成する組成物にカップリング剤を組込むことも可能である。カップリング剤は一般に、粒子18および20と結合する親無機性部分および上層12の有機成分と結合する親有機性部分を含む。シラン化合物、たとえばアミノシラン類は、概して適当なカップリング剤の例示的な例である。
任意のベースシート14は、所望の従順性と強さをマーキング材料10に与えるように、一般に厚さ約20〜約50ミル(0.8〜2ミクロン)である。ベースシート14が薄すぎると、材料10を扱ったり道路に貼付したりすることができるための十分な強さまたは支持を、マーーキング材料10に提供しない可能性がある。ベースシートが厚すぎると、得られるマーキング材料10は、除雪機により容易に損傷を受たり移動したりするほど、貼付された舗装から突き出る傾向がある。
ベースシート14、上層12およびマーキング材料10全体の費用の低減、特性たとえば、強化、表面硬度、可撓性などの修正のために、ベースシート14または上層12またはその両者は、粒状フィラーを含んでもよい。
任意に、顔料などの着色剤をベースシート14または上層12またはその両者に加えて、所望の着色をすることが可能である。適当な着色剤の例示的な例としては、白色を提供する二酸化チタン顔料および黄色を提供するクロム酸鉛顔料などがある。
他の実施態様で、本願明細書に記載の接着剤層を使用して、米国特許第3,587,415号(Eigenmann)に開示されている反射要素を呈する上層を含む舗装マーキングを作製することが可能である。
一般に、本発明の舗装マーキングは、ローリング前に、舗装マーキング裏材の上面に適当な低粘着力裏糊または剥離剤が塗付され、保存のために、ロール形式に巻き込まれる。
実施例
以下の非限定的な例示的実施例により、本発明はさらに説明されるであろう。他に記載がなければ、量はすべて重量部で表現されている。
他に記載がなければ、以下の試験方法を使用した。他に記載がなければ、試験は室温で実施した。
ローリングボールタック
重量約8.35g、直径約0.5インチ(1.2cm)の清潔なステンレススチールボールを、総垂直高さ約2.1インチ(5.3cm)から対象接着剤の水平層まで勾配20°の傾斜路を転がり落とすことにより、ローリングボールタック(Rolling Ball Tack)を測定した。傾斜路の末端からボールが停止したところまでの距離を測定し、ロリングボールタックとして報告した。この手順は感圧接テープ協議会試験法(Pressure Sensitive Tape Council Test Method)PSTC-6に類似している。
溶剤抵抗性
ポリエステル裏材上の対象接着剤の1インチ(2.5cm)平方片のをトルエンに24時間浸漬することにより、溶剤抵抗性(Solvent Resistance)を測定した。24時間後、試料を評価すると溶解性であることが確認され、接着剤は実質的に未架橋であることを示した。
静剪断
2ミル(50μm)ポリエステルテレフタレートフィルム上の対象接着剤の7ミル(25μm)フィルムを含む被験テープの0.5×4インチ(1.2×10cm)ストリップを、テープの0.5×0.5インチ(1.2×1.2cm)部分をステンレススチールパネルに接触させ、残りを向こう側に伸ばして、ステンレススチールパネルに貼付することにより、静剪断を測定した。2kgローラーを6回通過させるハンドローリングによって、この試料を試験パネルに貼合せた。重力誘導性剥離力がテープに加わわらないように、パネルの上面のテープで垂直から2°の角度で試験パネルを試験スタンドに吊下げた。試料を約150°F(65℃)で10分間平衡化させた後、試料の全幅全体に重量を均等に分配するフックを使用して、500gの重みをテープから吊下げた。テープがスチールパネルから完全に滑るまで試料を約150°F(65℃)のままにし、経過時間を破壊までの時間(Time-to-Fail)として記した。この手順は、感圧接着テープ協議会試験PSTC-7に類似している。
衝撃剪断抵抗性
交差点付近に位置する舗装マーキングが経験する剪断条件および摩耗条件を真似て設計された乗り物摩耗シミュレーターを使用して、衝撃剪断抵抗性(Impact Shear Resistance)を測定した。シミュレーターは、下塗していないコンクリート表面を有する直径約6フィート(1.8m)、幅約1フィート(0.3m)の水平輪形環から成る試験領域を有する。舗装マーキング材料の試料を2×6インチ(5×15cm)の矩形に切断し、試料の長軸を環の放射軸に並べて輪形環にのせた。下塗していない舗装表面に十分に接触させるために、各試料をゴムローラーを用いて手で回転させ、その初期の位置を記した。タイヤ(B.F. Goodrich P165/80R13スチールベルトを締めた膨張圧30ポンド/inch2(2.1×105パスカル)のラジアルタイヤ)2個を、堅い接続フレームの両端の試験領域の上に垂直に置いた。空気により下向き圧力を接続フレームにかけ、各タイヤに約420〜約440ポンド(約190〜約200kg)の負荷を与えた。フレームを回転させ、幹線道路交差点で遭遇する高衝撃剪断および摩擦力を真似て、試験領域の表面全体をタイヤ線速度約12.5マイル/時間(20km/時間)に等しい60回転/分で駆動した。明記されたタイヤヒット数による、基材上の試料の横方向運動として衝撃剪断抵抗性を評価した。
実施例1
粘着付与剤が衝撃剪断特性に及ぼす影響、および接着剤の厚さが衝撃型剪断(VWS、乗り物摩耗シュミレーター)に対する抵抗性と物性測定値(たとえば、静剪断およびローリングボールタック)の両者に及ぼす影響を証明するために、次の試料を作成し、上述の試験を使用して試験した。
この実験に、天然ゴム(技術級−SMRCV-60、(すなわち、Standard Malayasian Rubber Controlled Viscosity、60はMooney research#を指す)を使用した。このゴムのトルエン中20%固形分溶液を作製した。溶液は非常に濃厚であった(すなわち、高粘度)が、ゲル構造の証拠は全く示さなかった。同時に、Piccolyte S-115(Herculesのβ−ピネン粘着付与樹脂)の40%溶液を作製した。各試料中のゴム100重量部を基準にして、様々な比率の粘着付与剤とゴム溶液を使用して、以下の配合物(Lot#)を作製した。
結果を表1および表2に示す。
表1および表2から以下のことがわかる。
1.未架橋接着剤の場合でも、接着剤中の粘着付与樹脂のレベルを上昇させることによって衝撃剪断抵抗性を改良することができる。
2.高い静剪断(テープの1/2"*1/2"片がスチールパネルから滑るのに要する時間)と、良好な衝撃剪断抵抗性との間に相関関係はない。
3.樹脂が150phrの天然ゴムβ-ピネン接着剤の場合、タク(すなわち、中等度の圧力および短時間で基材と結合を作ることができる力)はゼロになる。
4.若干の境界例では、より濃い接着剤レベルを使用することにより、タックを幾らか取り戻すことができる(表1の試料2.1および2.2)。
5.より濃い接着剤層を使用することによって衝撃剪断抵抗性を改良することができる。
実施例2
一般実験手順:
様々な気候条件がテープおよび接着剤の性能レベルに及ぼす影響を測定するために、様々な秘密試験路面現場で現地評価を実施した。St.Paul(寒冷湿潤)、Fort Lauderdale,Florida(温暖湿潤)で試験を実施した。所与の交差点で異なる評価試料の数を最大にするために、以下のレイアウトを使用した。テープの1'×4'区画4枚を横断歩道に敷設し、(2'×8')コンチネンタルブロックを形成した(長方向が交通の流れと平行である)。通常、各ブロックは異なる4試料または異なる3試料およびコントロールを有する。一般に、1つの交差点は少なければ50ブロック、多ければ100ブロックを有することができる。所与の実験計画で、(各試料)最小限3反復を各路面に貼付した。特定の配合物の反復が様々な環境全体に均等に分配されるように交差点全体の試料の配置を図示した。たとえば、次の通りである。一般的な交差点の場合、ターンレーンは直進レーンより過酷な環境である(そこで遭遇する剪断レベルが高いため)。特定の配合物の反復すべてが直進レーンのみにあるブロックに配置された場合、試料は人工的に良好にみえるが、実際には、その配合物は高剪断環境では性能が劣る可能性がある。
上述の方法を使用して、以下の接着剤配合物を嫌気的に配合し、特異的な剥離ライナーに被覆した。調節されたムーニー(Mooney)粘度天然ゴム(SMR CV60)(Ore and Chemical Company,Inc.)を粉砕し、タルクを散布した。このゴムを同時回転二軸スクリュー押出機(ZSK-90 Warner-Pfeiderer Co.)のゾーン1に速度124lb/時間(56.3kg/時間)で供給した。押出機スクリューは250rpmで作動した。ゴムを輸送し、ゾーン3および4を通過させて混練した。PiccorlyteTMS-115粘着付与剤をゾーン4に速度49.8lb/時間(22.6kg/時間)で加えた。粘着付与剤流れと共にIrganoxTM1010をゾーン5に速度1.2lb/時間(.55kg/時間)で加えた。特異的な剥離ライナーの張り側に接着剤を塗付するために、ダイギャップの下流側に回転しているスチールロッドを具有する幅1.4インチ(35.6cm)の接触押出ダイに接着剤を計量した。接着剤柄お速度250lb/時間(11.3kg/時間)で塗付し、約14インチ(35.6cm)の幅に被覆した。線速度は、塗膜の厚さ20ミル(508μm)を遂行するように、自動的に調節された。押出機全体を、約110℃の溶解温度に維持した。加速電位差210kVを使用して、線量1MRadの電子ビーム放射線に接着剤をインライン曝露した。このようにして得られた接着剤を3Mが製造した予備形成レーンマーキング材料N−420に貼合せた。得られたテープは無下塗剤交差点レーンマーキングテープとして有用であった。
実施例3
実施例1に記載の方法および材料を使用して、次の接着剤配合物を配合し、後でレーンマーキングテープに貼合せるために、剥離ライナーに被覆した。粉砕した天然ゴムを押出機のゾーン1に速度66.4lb/時間(30.1kg/時間)で供給した。ゴム流れと共に、粘着付与剤をゾーン1に速度10lb/時間(4.5kg/時間)で加えた。ゾーン1〜3の温度を約40℃に設定した。粘着付与剤をゾーン4に速度19.9lb/時間(9.0kg/時間)で加えた。追加の粘着付与剤をゾーン5に速度53.1lb/時間(24.1kg/時間)で加えた。ゾーン4および5の温度を66℃に設定した。酸化防止剤をゾーン5粘着付与剤流れに速度.7lb/時間(.32kg/時間)で加えた。接着剤を速度150lb/時間(68.1kg/時間)で塗布し、14インチ(35.6cm)の幅に被覆した。線速度は、塗膜の厚さ7ミル(177μm)を遂行するように、自動的に調節された。加速電位差175kVで、1MRadの電子ビーム放射線に接着剤をインライン曝露した。
実施例4
塗膜の厚さ13ミル(330μm)を維持するように線速度を調節し、電子ビーム加速電位差を192kVに上げたこと以外は、実施例2を繰り返した。
実施例5
電子ビーム線量を4Mradに上げたこと以外は、実施例2を繰り返した。
実施例6
電子ビーム線量を4Mradに上げたこと以外は、実施例3を繰り返した。
実施例7
実施例2〜6に記載の方法および材料を使用して、2種類の接着剤配合物を3種類の硬化レベルで作製した。硬化および粘着剤添加量が150°F静剪断に及ぼす作用を表3に示す。当業者に周知の通り、静剪断は硬化レベルの上昇と共に増強し、粘着付与樹脂レベルの上昇とともに低減した。
実施例8
実施例2〜5で作製した接着剤を使用して、23デザインの実験を実行して、様々なパラメーターが道路接着に及ぼす影響を評価した。調べた返送およびそのレベルは次の通りであった。粘着付与剤レベル(100phrおよび125phr)、硬化レベル(1Mradおよび4Mrad)および接着剤厚さ(20ミルおよび27ミル)。すべての接着剤試料を、3M Companyから入手可能な予備耐摩耗性仕上塗を有する予備形成可撓性ポリマーレーンマーキング材料N−420に貼合せた。接着剤の厚さは、複数のラミネートを使用して所望の厚さを築き上げることによって遂行した。Fort Lauderdale,Florida(温暖湿潤)の秘密交差点試験路面に試料を貼付した。1フィート×4フィートのテープ試料を集めて2フィート×8フィートのコンチネンタルブロックを形成した。この配置で配合品当たり12反復を実行した。道路表面を、ガス作動送風機で道路表面を吹き飛ばし、テープを道路に接着した。200lbのタンピングカートで試行した。1日の平均交通量(ADT)は40,000であった。
13ヶ月後、96敷設のうち2敷設のみが失敗した。粘着付与剤の添加量が多い、すなわち125phrの試料では、テープの外観および摩耗は著しく良好と思われた。低粘着付与剤接着剤(100phr)は、幾らかくねり、少し多く解体する可撓性ポリマーを生じた。
実施例9
この完全設計で粘着付与剤の追加レベルを評価した(80phr)こと以外は、実施例6と同様の実験をSt.Paul,Minnesota(寒冷湿潤)で実行した。配合品当たり6反復を実行した。この秘密試験路面で9ヶ月後、厚い高粘着付与剤レベル低硬化、および薄い低粘着付与剤(80phr)低硬化の配合品2種のみがゼロ破壊を示した。全体で、低硬化試料は、その65%が敷設されたままであったが、この期間の後、高硬化試料は、その37%が存在していただけであった。ADTは15,000であった。
この発明の様々な修正および変更は、本発明の範囲および精神からはずれることなく、当業者に明白になるであろう。
Claims (8)
- 上層、接着剤層、および前記上層と接着剤層の間の任意のベースシートを含む舗装マーキング材料であって、前記接着剤は無溶剤ホットメルト法を用いて製造された非晶質炭化水素エラストマーであり、
a)ガラス転移温度が−120℃〜−50℃であり、未架橋であるかもしくは架橋しているがトルエンに可溶であるゴムと、
b)リングおよびボール軟化点が70℃〜140℃の粘着付与剤とを含み、前記接着剤はエラストマー100重量部当たり80〜125重量部の前記粘着付与剤を含む、
舗装マーキング材料。 - 前記ゴムは、天然ゴム、ポリイソプレン、ポリブタジエン、ポリイソブチレン、ブチルゴム、エチレン−プロピレンゴム、エチレン−プロピレン−ジエンモノマーゴム、ポリ(アルファ−オレフィン)およびスチレン−ブタジエンランダムコポリマーおよびそれらの混合物の少なくとも1つから選択される請求項1に記載のマーキング材料。
- 前記ゴムは本質的に天然ゴムから成る請求項1に記載のマーキング材料。
- 前記粘着付与剤は、テルペン類およびテルペンフェノール誘導体、ロジンおよびロジン誘導体、並びにC5炭化水素樹脂およびC9炭化水素樹脂の少なくとも1つから選択される請求項1に記載のマーキング材料。
- 前記粘着付与剤は本質的にβ−ピネンから成る請求項1に記載のマーキング材料。
- 前記接着剤層の底部は2,000秒未満の静剪断を有する請求項1に記載のマーキング材料。
- 前記接着剤層は厚さが、0.36〜1.27mm(14〜50ミル)である請求項1に記載のマーキング材料。
- 前記接着剤は天然ゴムおよび天然ゴム100重量部あたり80〜125重量部のβ−ピネンを含み、前記接着剤層は厚さが0.51〜0.69mm(20〜27ミル)である請求項1に記載のマーキング材料。
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