JP3740397B2 - 画像処理方法及び画像処理装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、画像形成装置における個体差や環境変動等によらずに形成画像の品質を安定化させるキャリブレーションを実行するものに関する。
【0002】
【従来の技術】
プリンタにおける個体差や環境変動等によらずに形成画像の品質を安定化させるキャリブレーション技術が知られている。従来のキャリブレーションにおいては、プリンタにおける出力濃度等の画像形成特性を、予め設定した目標状態に合わせるように制御していた。
【0003】
また、複数台のプリンタを接続したシステムにおいてキャリブレーションを行う場合、各プリンタの特性を予め決められた共通の目標状態に合わせるように、個別的にキャリブレーション処理を行っていた。これにより、各プリンタにおける形成画像の品質を同等とすることができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、プリンタにおいて目標状態に合わせたキャリブレーションを行っても、得られる調整結果は完全に目標状態に一致するものではなく、多少の誤差を含んでいることが通常である。従って、複数台のプリンタについて個々にキャリブレーションを行った場合にも、各プリンタにおいて調整結果と目標状態との誤差が生じている。従って、例えば2台のプリンタに対して同じ目標状態へのキャリブレーションを行ったとしても、その調整後に形成された共通色の測色値においては互いの誤差を合わせた分の色差が発生してしまい、結果として適切なキャリブレーションが行われないという問題があった。
【0005】
また、目標状態として設定される数値は、設計値、または特定のプリンタにおける特定の環境での測定値であるため、実際に複数台のプリンタに対するキャリブレーションを行う際には、各個体や使用環境によっては、プリンタ特性を理想的な目標状態に合わせる事が不可能な場合があった。そのような場合、やはり適切なキャリブレーションは行われない。
【0006】
本発明は上述した問題を解決するためになされたものであり、複数台の画像形成装置を接続した画像形成システムにおいて、各装置における画像形成特性が同等となるようにキャリブレーションすることを目的とする。
【0007】
また、画像形成特性を所定の基準画像チャートに合わせるようにキャリブレーションすることを目的とする。
【0008】
また、実際に出力した印刷物をスキャナで読み込むことによってキャリブレーションを行う際に、スキャナにおける該印刷物の載置ミスを回避することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するための一手段として、本発明に係る画像処理方法は以下の工程を備える。
【0010】
すなわち、複数台の画像形成装置の画像形成特性を合わせるためのキャリブレーションを行う画像処理装置の画像処理方法であって、前記複数台の画像形成装置のそれぞれから試験画像を形成させ、前記形成された複数の試験画像を画像読取装置によって読み取った結果を取得し、前記複数の試験画像の読み取り結果から基準画像データを算出する方法(A)、及び、前記複数の試験画像の読み取り結果の1つを基準画像データとして選択する方法(B)、を含む基準画像の設定方法の中から、キャリブレーション用の基準画像の設定方法を選択するためのユーザ指示を前記画像処理装置のユーザインタフェースを介して入力し、前記方法(A)が選択された場合には、前記複数の試験画像の読み取り結果から基準画像データを算出し、該算出された基準画像データを目標として前記複数台の画像形成装置のそれぞれに対して補正条件を設定し、前記方法(B)が選択された場合には、前記複数の試験画像の読み取り結果の1つを基準画像データとして選択し、該選択された基準画像データを目標として該選択された基準画像データに対応する試験画像を形成した画像形成装置と異なる画像形成装置の補正条件を設定することを特徴とする。
【0011】
また、前記試験画像を形成した記録媒体の裏面に、前記画像読取装置に該記録媒体を載置する際のレイアウト情報を形成することを特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る一実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。
【0015】
<第1実施形態>
図1は、本実施形態における画像形成システムの構成を示すブロック図である。同図において、コンピュータサーバ10に2台のプリンタ18a,18bとスキャナ19が接続されている。なお、この接続形態としては特に限定せず、直接接続であってもネットワーク接続であっても構わない。
【0016】
コンピュータサーバ10は、中央制御装置11とユーザインタフェース(UI)12と記憶装置13を備える。記憶装置13は、出力画像14、入力画像15、基準画像16、プリンタ補正テーブル17を記憶保持する。
【0017】
また図2は、本実施形態の他の構成例を示すブロック図である。図に示すようにプリンタ18a,18b及びスキャナ19に代えて、デジタル複写機21a,21bがコンピュータサーバ10に接続されている。デジタル複写機21aはプリンタ18a、スキャナ19a、制御装置20aから構成され、デジタル複写機21bはプリンタ18b、スキャナ19b、制御装置20bから構成される。
【0018】
図1,図2に示すように本実施形態の構成は、プリンタに相当する装置が2台以上でスキャナに相当する装置が1台以上であれば良く、図1,図2に示した構成に限定されない。
【0019】
以下、本実施形態におけるプリンタキャリブレーションについて説明する。
【0020】
図4は、UI12におけるキャリブレーション用画像プリントの指示画面例を示す図である。同図において、40a,40bはキャリブレーションを2台のプリンタにおいて実施するのか、1台のプリンタで実施するのかを切り替えるラジオボタンである。本実施形態においては、2台のプリンタのキャリブレーションを示すラジオボタン40aが選択された場合を例として説明する。
【0021】
図8は、本実施形態における2台のプリンタのキャリブレーション手順を示すフローチャートである。
【0022】
先ずステップS80において、ユーザは2台のプリンタへのキャリブレーション用画像プリントの設定を行うが、この詳細について図4を参照して説明する。
【0023】
図4に示すUI画面において1台目のプリンタ設定ボタン41aを押下し、1台目のプリンタ(またはプリンタドライバ)の選択と印刷条件の設定を行う。選択されたプリンタの名称等が42a欄に表示される。次に、参照ボタン43aを押下し、表示されるファイルブラウザ等を参照して1台目のプリンタにおいて印刷するキャリブレーション用画像のファイルを選択する。このとき、選択されたファイル名44aが表示され、初期状態である44bにも同じファイル名が表示される。これにより、同一ファイルを2台のプリンタから出力する場合に、ファイル指定を2度行う必要がない。なお、キャリブレーション用画像としてデフォルトファイルが設定されているのであれば、ファイル指定を行う必要はない。
【0024】
次に、2台目のプリンタ設定ボタン41bを押下し、2台目のプリンタ(またはプリンタドライバ)の選択と印刷条件設定を行う。選択されたプリンタの名称等が42b欄に表示される。ここで、基本的には1台目と2台目は異なるプリンタが選択されるが、1台目と2台目として同一のプリンタを選択して、異なる条件設定によるキャリブレーションを指示することも可能である。また、特に指定がなければ、キャリブレーション用画像として1台目と2台目において同じファイルを印刷するが、参照ボタン43bを押下して2台目のプリンタにおいて印刷するファイルを別途指定することも可能である。これにより例えば、異なる解像度用に別々の画像データを用意する、というような用途にも使用できる。参照ボタン43bを押下してファイルが指定された場合には、44bにそのファイル名が表示される。
【0025】
そして出力実行ボタン45が押下されると、ステップS81において2台のプリンタから各設定に基づいて各指定ファイルが印刷される。
【0026】
次にステップS82における基準画像指定、及びステップS83におけるスキャナ選択を行うが、この詳細について図6を参照して説明する。
【0027】
図6は、プリントされたキャリブレーション用画像をスキャナから読み込む際のUI12の表示画面例を示す図である。
【0028】
先ず、基準選択ラジオボタン60a,60b,60cによりキャリブレーションの基準画像を指定する。すなわち、1台目のプリンタ出力を基準とするならば60aを選択し、2台目のプリンタ出力を基準とするならば60bを選択し、あるいは1台目と2台目のプリンタ出力の平均値を基準とするならば60cを選択する。このとき、2台のプリンタによってプリントされたキャリブレーション用画像をスキャナの原稿台へ載置する際のレイアウトが、レイアウト表示部61に表示され、ユーザに示される。
【0029】
次に、スキャナ選択ボタン62を押下して、ユーザが読み込みに使用するスキャナを選択する。このとき、選択したスキャナ名等の情報が63欄に表示される。
【0030】
そして入力実行ボタン64を押下すると、ステップS84において選択されたスキャナによる画像スキャンが実行され、読み込まれた画像データがサーバ10内の記憶装置13に入力画像15として記憶される。
【0031】
次にステップS85において、入力画像15に基づく画像分割及び基準画像の生成が行われる。先ず、入力画像15から第1プリンタの出力スキャン画像と第2プリンタの出力スキャン画像をそれぞれ抽出する。
【0032】
そして、図6に示す基準選択ラジオボタン60aが選択されていれば、第1プリンタ出力スキャン画像を基準画像として設定する。同様に60bが選択されていれば、第2プリンタ出力スキャン画像を基準画像として設定する。また60cが選択されていれば、第1プリンタ出力スキャン画像と第2プリンタ出力スキャン画像との平均値からなる画像を生成し、これを基準画像として設定する。なお、設定された基準画像は、サーバ10内の記憶装置13に基準画像16として記憶される。
【0033】
そしてステップS86において、設定された基準画像を目標値として、プリンタ毎に、それぞれの出力スキャン画像に基づいて、例えば色補正等を行うプリンタ補正テーブルを作成する。作成されたプリンタ毎の補正テーブルは、それぞれの設定条件と対応付けられて、サーバ10内の記憶装置13にプリンタ補正テーブル17として記憶される。
【0034】
以上説明したように本実施形態によれば、複数台のプリンタに対してキャリブレーションを行う際に、共通目標値を予め設定することなく、該複数台のプリンタにおける現在のプリント特性に基づいて目標値を生成する。この生成された目標値に合わせるように、各プリンタにおいてキャリブレーションを行うことにより、該複数台のプリンタ間における個体差が小さくなるように制御することができる。
【0035】
<第2実施形態>
以下、本発明に係る第2実施形態について説明する。
【0036】
上述した第1実施形態においては、図4に示すUI画面においてラジオボタン40aを選択し、2台のプリンタ間でキャリブレーションを行う例について説明した。第2実施形態においては、1台のプリンタに対するキャリブレーションを示すラジオボタン40bが選択された場合について説明する。
【0037】
第2実施形態におけるキャリブレーション用画像プリント指示を行うUI画面例を図5に示す。同図においては1台のプリンタによる出力が選択されているため、2台目のプリンタに関する設定行はグレーアウトされ、ボタン操作は不可となる。
【0038】
図9は、第2実施形態における1台のプリンタのキャリブレーション手順を示すフローチャートである。
【0039】
先ずステップS90において、ユーザはキャリブレーション用画像プリントの設定を行うが、この詳細について図5を参照して説明する。
【0040】
図5に示すUI画面においてプリンタ設定ボタン41aを押下し、プリンタ(またはプリンタドライバ)の選択と印刷条件の設定を行う。選択されたプリンタの名称等が42a欄に表示される。次に、参照ボタン43aを押下し、表示されるファイルブラウザ等を参照して印刷するキャリブレーション用画像のファイルを選択する。このとき、選択されたファイル名44aが表示される。
【0041】
そして出力実行ボタン45が押下されると、ステップS91においてプリンタから各設定に基づいて指定ファイルが印刷される。
【0042】
次にステップS92におけるスキャナ選択を行うが、この詳細について図7を参照して説明する。
【0043】
図7は、プリントされたキャリブレーション用画像をスキャナから読み込む際のUI12の表示画面例を示す図である。レイアウト表示部71に、所定の基準画像チャートと、プリントされたキャリブレーション用画像をスキャナの原稿台へ載置する際のレイアウトが表示され、ユーザに示される。すなわち第2実施形態においては、基準画像チャートが予め用意されている必要がある。ユーザはスキャナ選択ボタン72を押下して、読み込みに使用するスキャナを選択する。このとき、選択したスキャナ名等の情報が73欄に表示される。
【0044】
そして入力実行ボタン74を押下すると、ステップS93において選択されたスキャナによる画像スキャンが実行され、読み込まれた画像データがサーバ10内の記憶装置13に入力画像15として記憶される。
【0045】
このように、基準画像チャートとキャリブレーション用画像とを同じスキャナから同時に読み込むことによって、スキャナ特性の影響が同様に反映された入力画像が得られる。
【0046】
次にステップS94において、入力画像15から基準画像とプリンタ出力のスキャン画像をそれぞれ抽出し、ステップS95において、基準画像を目標値として、プリンタの出力スキャン画像に基づいて補正テーブルを作成する。作成された補正テーブルは、その設定条件と対応付けられて、サーバ10内の記憶装置13にプリンタ補正テーブル17として記憶される。
【0047】
以上説明したように第2実施形態によれば、1台のプリンタに対してキャリブレーションを行う際に、プリンタ特性を単純に所定の標準状態へ合わせるように制御するのではなく、対象プリンタからの任意の画像データのプリント結果と任意の基準画像チャートを1つのスキャナから同時に読み取り、基準画像チャートの入力画像データへ合わせるように、プリンタの出力補正テーブルを作成する。これにより、現在のプリント特性を適切に反映したキャリブレーションを、スキャナ特性の変動の影響を受けずに行うことができる。
【0048】
なお、第2実施形態における画像形成システムの構成としては、上述した図1及び図2に示す構成に限らず、図3に示すようにプリンタ、スキャナとも各1台であっても良い。すなわち第2実施形態における構成としては、プリンタ、スキャナ共に1台以上を備えていればよい。
【0049】
<第3実施形態>
以下、本発明に係る第3実施形態について説明する。
【0050】
上述した第1及び第2実施形態において、プリントされたキャリブレーション画像をスキャナから読み込む際には、その原稿台への載置位置が徹底される必要がある。そこで第3実施形態においては、キャリブレーション用画像をプリントする際に、その裏面にレイアウト確認画像を形成することを特徴とする。
【0051】
図10は、第1実施形態において2台のプリンタでキャリブレーション用画像をプリントした際の、それぞれの裏面の印刷例を示す図である。なお第3実施形態においては、プリンタは2台とも両面印刷機能を有する必要がある。図10において、101は第1のプリンタ出力の裏面印刷画像であり、102は第2のプリンタ出力の裏面印刷画像である。
【0052】
また図11は、第2実施形態において1台のプリンタでキャリブレーション用画像をプリントした際の、裏面の印刷画像111を示す図である。この場合もやはり、プリンタは両面印刷機能を有する必要がある。
【0053】
以上説明したように第3実施形態によれば、プリンタからキャリブレーション用画像を出力する際にその裏面にレイアウト確認画像を形成することによって、印刷画像をスキャナから入力する際に、該印刷物を原稿台上に載置すべき位置をユーザに確実知らせることができる。従って、原稿台への載置レイアウトミスが回避されるため、結果として適切なキャリブレーションを確実に行うことができる。
【0054】
なお、第3実施形態は上述した第1及び第2実施形態に示したキャリブレーションを更に確実に行えるようにするのみならず、実際にプリントした基準チャートをスキャナの原稿台に載置して読み込み、キャリブレーションを行う構成であれば、第3実施形態は有用である。
【0055】
<他の実施形態>
なお、本発明は、複数の機器(例えばホストコンピュータ、インタフェース機器、リーダ、プリンタなど)から構成されるシステムに適用しても、一つの機器からなる装置(例えば、複写機、ファクシミリ装置など)に適用してもよい。
【0056】
また、本発明の目的は、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体(または記録媒体)を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行することによっても、達成されることは言うまでもない。この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているオペレーティングシステム(OS)などが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0057】
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張カードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張カードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0058】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、複数台の画像形成装置を接続した画像形成システムにおいて、各装置における画像形成特性が同等となるようにキャリブレーションを行うことができる。
【0059】
また、画像形成特性を所定の基準画像チャートに合わせるようにキャリブレーションを行うことができる。
【0060】
また、実際に出力した印刷物をスキャナで読み込むことによってキャリブレーションを行う際に、スキャナにおける該印刷物の載置ミスを回避することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る一実施形態に係る画像形成システムの構成を示すブロック図である。
【図2】本実施形態における画像形成システムの他の構成を示すブロック図である。
【図3】第2実施形態に係る画像形成システムの構成を示すブロック図である。
【図4】本実施形態におけるキャリブレーション用画像のプリント指示画面例を示す図である。
【図5】第2実施形態におけるキャリブレーション用画像のプリント指示画面例を示す図である。
【図6】プリントされたキャリブレーション用画像をスキャナから読み込む際のUI画面例を示す図である。
【図7】第2実施形態においてプリントされたキャリブレーション用画像をスキャナから読み込む際のUI画面例を示す図である。
【図8】本実施形態における2台のプリンタのキャリブレーション手順を示すフローチャートである。
【図9】第2実施形態における1台のプリンタのキャリブレーション手順を示すフローチャートである。
【図10】第3実施形態におけるキャリブレーション用画像の裏面印刷例を示す図である。
【図11】第3実施形態におけるキャリブレーション用画像の裏面印刷例を示す図である。
【符号の説明】
10 コンピュータサーバ
11 中央制御装置
12 ユーザインタフェース
13 記憶装置
14 出力画像
15 入力画像
16 基準画像
17 プリンタ補正テーブル
18,18a,18b プリンタ
19,19a,19b スキャナ
20a,20b 制御装置
21a,21b デジタル複写機
Claims (6)
- 複数台の画像形成装置の画像形成特性を合わせるためのキャリブレーションを行う画像処理装置の画像処理方法であって、
前記複数台の画像形成装置のそれぞれから試験画像を形成させ、
前記形成された複数の試験画像を画像読取装置によって読み取った結果を取得し、
前記複数の試験画像の読み取り結果から基準画像データを算出する方法(A)、及び、前記複数の試験画像の読み取り結果の1つを基準画像データとして選択する方法(B)、を含む基準画像の設定方法の中から、キャリブレーション用の基準画像の設定方法を選択するためのユーザ指示を前記画像処理装置のユーザインタフェースを介して入力し、
前記方法(A)が選択された場合には、前記複数の試験画像の読み取り結果から基準画像データを算出し、該算出された基準画像データを目標として前記複数台の画像形成装置のそれぞれに対して補正条件を設定し、前記方法(B)が選択された場合には、前記複数の試験画像の読み取り結果の1つを基準画像データとして選択し、該選択された基準画像データを目標として該選択された基準画像データに対応する試験画像を形成した画像形成装置と異なる画像形成装置の補正条件を設定する
ことを特徴とする画像処理方法。 - 前記複数の試験画像の読み取りは同時に行われることを特徴とする請求項1記載の画像処理方法。
- 前記複数の試験画像の読み取り結果から基準画像データを算出する方法(A)は、前記複数台の画像形成装置のそれぞれから形成された前記複数の試験画像の読み取り結果を平均化することによって基準画像データを生成することを特徴とする請求項2記載の画像処理方法。
- ユーザ指示に基づき、画像形成装置毎に試験画像として任意の画像が指定されることを特徴とする請求項1記載の画像処理方法。
- 前記試験画像を形成した記録媒体の裏面に、前記画像読取装置に該記録媒体を載置する際のレイアウト情報を形成させることを特徴とする請求項1記載の画像処理方法。
- 複数台の画像形成装置の画像形成特性を合わせるためのキャリブレーションを行う画像処理装置であって、
前記複数台の画像形成装置のそれぞれから試験画像を形成させる手段と、
前記形成された複数の試験画像を画像読取装置によって読み取った結果を取得する手段と、
前記複数の試験画像の読み取り結果から基準画像データを算出する方法(A)、及び、前記複数の試験画像の読み取り結果の1つを基準画像データとして選択する方法(B)、を含む基準画像の設定方法の中から、キャリブレーション用の基準画像の設定方法を選択するためのユーザ指示を前記画像処理装置のユーザインタフェースを介して入力する手段と、
前記方法(A)が選択された場合には、前記複数の試験画像の読み取り結果から基準画像データを算出し、該算出された基準画像データを目標として前記複数台の画像形成装置のそれぞれに対して補正条件を設定し、前記方法(B)が選択された場合には、前記複数の試験画像の読み取り結果の1つを基準画像データとして選択し、該選択された基準画像データを目標として該選択された基準画像データに対応する試験画像を形成した画像形成装置と異なる画像形成装置の補正条件を設定する手段と
を備えることを特徴とする画像処理装置。
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