JP3740250B2 - データ・プロセッサにおいてサイクル毎に待受状態を判定する方法および装置 - Google Patents

データ・プロセッサにおいてサイクル毎に待受状態を判定する方法および装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、一般的にデータ処理システムに関し、更に特定すれば、データ処理システムにおいてサイクル毎に待受状態を決定する方法および装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
マイクロプロセッサ集積回路のようなデータ処理システムは、例えば、メモリ集積回路や特定用途集積回路(ASIC:application specific integrated circuit )のような広範囲の周辺素子とともに用いられる。周辺素子への外部バス・アクセスの後、周辺素子には素早く応答するものもあるが、それよりも応答が遅い周辺素子もある。
【0003】
典型的に、データ・プロセッサはシステム内の最も遅い周辺素子より、動作速度は格段に速い。例えば、リード・アクセスの場合、遅い周辺素子は、それよりも高い周波数で動作するデータ・プロセッサにデータを供給することができない。既存のデータ処理システムの中には、所定回数の待受状態を挿入することによって、この問題に対処したものがある。待受状態は、周辺素子がデータ・プロセッサと通信できるようにするものであり、データ・プロセッサは周辺素子がその動作(performance) を完了するまで待っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、この手法は、データ処理システムが遅い周辺素子および速い周辺素子双方にアクセスしなければならない場合には多量の時間を浪費するので不適当である。また、遅い周辺素子は遅延の延長を必要とするが、速い素子は遅延の延長を必要としないことにも注意されたい。最も遅い周辺素子の周波数に基づいて全ての周辺素子に待受状態を適用することにより、貴重なバス時間が浪費されることになる。
【0005】
他のデータ処理システムには、多数のチップ・セレクト信号を用いて、各周辺素子に対して遅延の長さを決定するものがある。しかしながら、多数のチップ・セレクト・ピンが必要となるので、使用する周辺素子の複雑化および数の増大を招くことになる。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は、データ処理システムにおいてサイクル毎に待受状態を決定する方法および装置を提供する。待受状態値をデータ処理システムに供給することにより、各バス・サイクル毎に待受状態の回数を示す。一実施例では、データ処理システムによって待受状態パルスが供給され、その間、データ・バスを通じてデータ処理システムに待受状態値が供給される。待受状態値に応答して、データ処理システムは、現バス・サイクルの間に、待受状態値に対応する回数の待受状態を挿入する。本発明の一実施例では、チップ・セレクト信号をアドレスの一部と組み合わせることによって、チップ・セレクト信号のアドレス範囲を更に分割する。
【発明の実施の形態】
本発明は、データ処理システム10(図1)が、バス28上の1バス・サイクルの間に、0回,1回,またはそれ以上の待受状態を選択的に挿入することによって、遅い周辺素子および速い周辺素子双方に便宜を図ろうとするものである。挿入する待受状態の回数は、データ処理システム10外部の発生源(図5および図6参照)からデータ処理システムに供給される待受状態値によって決定することができる。したがって、データ処理システム10は、最小限必要な回数の待受状態(即ち、遅い周辺素子にアクセスする各バス・サイクルの間は多い方の待受状態回数、そしてより速い周辺素子にアクセスする各バス・サイクルの間は、待受状態なしまたは小さい方の待受状態回数)を選択的に挿入することによって、システム(例えば図5におけるシステム200、または図6におけるシステム300)全体の性能向上および高速化を図ることができる。このように、不要な待受状態を実行することによって貴重なバス・タイムを浪費することなく、システム全体の性能を高めることができる。したがって、本発明を用いることにより、アクセスされている特定の周辺素子の応答速度に応じて、各バス・サイクルの間にデータ処理システム10によって、最適回数の待受状態を挿入することができる。勿論、応答時間が長い周辺素子に必要な待受状態は長く、応答時間が短い周辺素子に必要な待受状態は短く、必要ない場合もある。
【0007】
本発明は、各バス・サイクルの間、データ処理システム10外部からデータ処理システム10に待ち時間値を与える方法を提供する。データ処理システム10は、この待受状態値を用いて、その同じバス・サイクルの間に挿入すべき待受状態の回数を決定する。本発明の一実施例では、データ処理システム10のデータ・バス端子82の一部を通じて、待受状態値をデータ処理システム10に供給する。尚、非多重化バスでは、データ・バス上でデータが駆動されない初期部分が各バス・サイクルにあることを注記しておく。本発明の別の実施例は、データ処理システム10のいずれかの端子を用いて、待受状態値をデータ処理システム10に供給することができる。本発明の一実施例では、データ処理システム10がチップ・セレクト信号を発生し、これをデータ処理システム10外部に供給する。しかしながら、本発明の別の実施例は、ボード上でのチップ・セレクト信号の発生を使用しなくてももよい。
【0008】
従来技術のデータ処理システムには、各チップ・セレクトに対して異なる回数の待受状態をプログラム可能としたものが存在する。しかしながら、図5および図6の例に示すように、多数の周辺素子に対するデコードの一部として同じチップ・セレクト信号を使用する場合、各チップ・セレクトに対してプログラム可能な待受状態回数は1つのみであるので、同じチップ・セレクト信号を使用する周辺素子は全て、同じ回数の待受状態を使用するよう強要されることになる。本発明は、多数の周辺素子に対するデコードの一部として同じチップ・セレクト信号を使用するが、その上でこれらの周辺素子各々に、各バス・サイクル毎に異なる回数の待受状態を選択させる方法を提供する。本発明では、あらゆるチップ・セレクト値とは無関係に、各バス・サイクルの間に、外部回路(例えば、図5および図6における三状態バッファ60)がデータ処理システム10に異なる待受状態値を供給することができる。次に、データ処理システム10はこの待受状態値を用いて、当該バス・サイクルの間に挿入すべき待受状態回数を決定する。
【0009】
「待受状態(群)」という用語は、本明細書で用いる場合、バス・サイクル期間を延長するために、そのバス・サイクルの間に追加される余分な時間のことを意味する。通常、待受状態(群)は応答が遅い周辺素子によって要求される。1回のバス・サイクルの待受状態が完了すると、バス・サイクルが継続する(continue)ことができる。
【0010】
尚、バス・サイクルの終了時にアイドル時間を追加することによって達成される目的は、バス・サイクルの途中に待受状態を追加することによって達成される目的とは全く異なることを注記しておく。待受状態の目的は、バス上で有効なアドレス値と有効なデータ値との間の時間を延長することである。周辺素子の中には、アドレス値の受信とデータ値による応答との間に大量の時間間隔を必要とするものがある。データ処理システムは、アドレス値を供給した後、バスからのデータ値を判定する前に、余分な時間量(即ち、1回以上の待受状態)だけ待たなければならない。データ処理システムが十分に長く待たないと、周辺素子はデータ値によってバスを駆動するための十分な時間量が得られず、データ処理システムは不正確なデータ値を読み取る可能性がある。
【0011】
このように、待受状態によって達成される目的は、バス競合を防止することではなく、データ処理システムが不正確なデータを受信するのを防止することである。更に、バス・サイクルの終了時に挿入されるに過ぎないアイドル・クロックとは異なり、待受状態は、アドレス値の転送とデータ値の転送との間のバス・サイクル途中に挿入される。
【0012】
「バス」という用語は、データ,アドレス,制御,またはステータスのような1つ以上の様々なタイプの情報を転送するために使用可能な複数の信号線または導体を意味する際に使用する。また、「アサート(assert)」および「ニゲート(negate)」は、信号,ステータス・ビット,または同様の装置をその論理真状態から論理虚状態にそれぞれ移行することを意味する場合に用いる。論理真状態が論理レベル1である場合、論理虚状態は論理レベル0となる。また、論理真状態が論理レベル0である場合、論理虚状態は論理レベル1となる。数字の前にある記号「%」は、その番号がその二値即ち基底が2の形態で表されていることを示す。
【0013】
図1ないし図6を参照することにより、本発明についてより完全に近い理解が得られよう。図1はデータ処理システム10を示し、中央演算装置(CPU)12,タイマ回路14,システム統合回路16,直列回路18,A/D変換回路20,スタティック・ランダム・アクセス・メモリ(SRAM)22を含み、これらは全てバス36に双方向的に結合されている。オプションとして、CPU12は、集積回路端子24を通じて、データ処理システム10外部に結合される。タイマ14は、集積回路端子26を通じて、データ処理システム10外部に結合されている。
【0014】
システム統合回路16は、集積回路端子28を通じて、データ処理システム10外部に結合されている。直列回路18は、集積回路端子30を通じて、データ処理システム10外部に結合されている。A/D変換回路20は、集積回路端子32を通じて、データ処理システム10外部に結合されている。SRAM22は、オプションとして、1つ以上の集積回路端子34を通じて、データ処理システム10外部に結合されている。一実施例では、データ処理システム10は、単一集積回路上に形成されたマイクロコンピュータである。本発明の一実施例では、集積回路端子24,26,28,30,32,34は集積回路のボンディング・パッドである。本発明の他の実施例では、集積回路端子24,26,28,30,32,34は集積回路のピンである。
【0015】
図2は、システム統合回路16の一部の一実施例を示す。システム統合回路16の図示の部分は、バス36に双方向的に結合されているバス・インターフェース回路40を含む。アドレス信号導体54が、バス・インターフェース40,比較回路42,レジスタ44,および外部バス回路156に結合されている。データ信号導体56が、バス・インターフェース40,レジスタ44,および外部バス回路156に結合されている。制御信号導体58が、バス・インターフェース40,比較器42,レジスタ44,制御回路152,外部バス回路156,およびチップ・セレクト発生回路70に結合されている。一致信号線91が、比較器42,制御回路152,およびチップ・セレクト発生回路70に結合されている。
【0016】
レジスタ44は、オプション・レジスタ46とアドレス範囲レジスタ48とを含む。比較器42は、オプション信号導体76を通じて、オプション・レジスタ46に結合されている。また、比較器42は、アドレス信号導体78を通じて、アドレス範囲レジスタ48に結合されている。比較器42は、複数の一致信号91を、制御回路152およびチップ・セレクト発生回路70に供給する。
【0017】
外部バス回路156は、データ信号線87を通じて複数のデータ端子82に双方向的に結合され、更にアドレス信号線88を通じて複数のアドレス端子83に結合されている。チップ・セレクト発生回路70は、複数のチップ・セレクト端子73に結合されている。外部バス回路156は、制御回路152にも双方向的に結合されている。
【0018】
制御回路152は、外部バス回路156に双方向的に結合されている。制御回路152は待受状態決定回路90を内蔵しており、この待受状態決定回路90はデータ信号線87に結合されている。制御回路152は、制御信号線85を通じて、制御端子80に双方向的に結合されている。制御回路152は、待受状態パルス信号線86を通じて、待受状態パルス端子81に双方向的に結合されている。
【0019】
チップ・セレクト発生回路70は、一方向導体を通じて、チップ・セレクト端子73に結合されている。外部バス端子72は、制御端子80,待受状態パルス端子81,データ端子82,アドレス端子83,およびチップ・セレクト端子73を含む。
【0020】
図3は、従来技術において用いられており、データ処理システム10(図1参照)が発生可能な、待受状態を用いないデータ処理信号のタイミングを示す。アドレス端子83は、アドレス[A15:A0]の各ビット毎の導体を含む。本発明の一実施例では、データ処理システム10は、T1,T2,T3,T4で表わす、4回のクロック動作サイクルを有する。アドレス端子83が有効なアドレス情報を供給するクロック期間を、アドレス・サイクルとして記載する。図3を参照すると、アドレス・サイクルはクロックT3で開始し、T4,T1,T2と継続し、最終的に次のT3で終了する。対応するデータ・サイクルは、データ情報がデータ端子82上で有効となるクロック周期を規定する。リード・アクセスでは、データ情報は、T2において開始しT3において終了するまで有効であることを注記しておく。一方、ライト・アクセスでは、データ情報は、T1において開始し、T2,T3と継続し、最終的に次のT4で終了するまで有効である。チップ・セレクト端子73(CS0 またはCS1 を含む)および制御端子80(リード・ストローブ180およびライト・ストローブ280を含む)のタイミング関係も図3に示されている。
【0021】
図4は、本発明の一実施例にしたがって、データ・バス82上に待受状態値が供給される場合のデータ処理信号のタイミングを示す。図3におけると同様、外部バス端子72のタイミング関係を示しており、ここでは、アドレス・サイクルは、アドレス端子83上でアドレス情報が有効となっている動作サイクルの部分のことを言う。同様に、データ・サイクルは、データ情報がデータ端子82上で有効となっている動作サイクルの部分のことを言う。加えて、待受状態パルス端子81が、クロックT4の間、待受状態パルス(反転WSP )を供給する。待受状態値情報39は、待受状態パルスの間、データ端子82上で有効となる。待受状態値情報は、T4の間、リード・アクセスおよびライト・アクセス双方に対して有効となることを注記しておく。
【0022】
図5を参照すると、本発明の一実施例を使用したシステム200が図示されている。システム200は、データ処理システム10,1回の待受状態を必要とするプログラム・メモリ68,待受状態を必要としないランダム・アクセス・メモリ(RAM)66,および2回の待受状態を必要とする周辺素子64を含む。データ処理システム10は、プログラム・メモリ68,RAM66,および周辺素子64に、データ端子82およびチップ・セレクト端子73を通じて結合されている。デコード回路62が、アドレス端子83を通じて、データ処理システム10に結合され、導体400を通じて、三状態バッファ60に結合されている。本発明の一実施例では、デコード回路62は、RAM66および周辺素子64に結合されている。本発明の一実施例では、三状態バッファ60への入力の内2つは、所定論理レベル即ち論理状態に、具体的には論理「0」に固定されている。三状態バッファ60は、更に、データ端子82および待受状態パルス端子81を通じて、データ処理システム10に結合されている。
【0023】
図6を参照すると、本発明の別の実施例を使用したシステム300が図示されている。このシステムは、データ処理システム10,2回の待受状態を必要とするプログラム・メモリ67,5回の待受状態を必要とする周辺素子65,および1回の待受状態を必要とする周辺素子61を含む。データ処理システム10は、データ端子82およびチップ・セレクト端子73を通じて、プログラム・メモリ67に結合されている。データ処理システム10は、データ端子82を通じて、周辺素子65および周辺素子61に結合されている。デコード回路63が、アドレス端子83およびチップ・セレクト端子73を通じて、データ処理システム10に結合されている。更に、デコード回路63は、アドレス端子83およびチップ・セレクト端子73を通じて、データ処理システム10に結合されている。更に、デコード回路63は、他の素子,周辺素子65,および周辺素子61にも結合されている。データ処理システム10は、アドレス端子83およびデータ端子82を通じて、三状態バッファ60に結合されている。
好適実施例の動作
次に本発明の動作について論ずる。本発明では、データ処理システム10(図1参照)が、各バス・サイクルの間、バス・サイクル毎に0回,1回またはそれ以上の待受状態を選択的に挿入することができる。挿入する待受状態の回数は、データ処理システム10外部の発生源(図5および図6参照)からデータ処理システム10に供給される待受状態値によって決定することができる。したがって、データ処理システム10は、最小限必要な待受状態回数(遅い周辺素子にアクセスする各バス・サイクルの間は多い待受状態回数、そして速い周辺素子にアクセスする各バスサイクルの間は待受状態なし、または少ない待受状態回数)を選択的に挿入することによって、システム(例えば、図5のシステム200または図6のシステム300)全体の性能向上および高速化を図ることができる。このように、不要な待受状態を実行することによって貴重なバス・タイムを浪費することなく、システム全体の性能を高めることができる。したがって、本発明を用いることによる、アクセス中である特定の周辺素子の応答速度に応じて、各バス・サイクルの間に、データ処理システム10によって最適回数の待受状態を挿入することができる。
【0024】
本発明は、各バス・サイクルの間に、データ処理システム10外部からデータ処理システム10に待受状態値を供給する方法を提供する。データ処理システム10は、この待受状態値を用いて、その同じバス・サイクルの間に挿入すべき待受状態の回数を決定する。本発明の一実施例では、待受状態値は、データ処理システム10のデータ・バス端子82の一部を通じて、データ処理システム10に供給される。尚、非多重化バスでは、データ・バス上でデータが駆動されない初期部分が各バス・サイクルにあることを注記しておく。本発明の別の実施例は、データ処理システム10のいずれかの端子を用いて、待受状態値をデータ処理システム10に供給することができる。本発明の一実施例では、データ処理システム10がチップ・セレクト信号を発生し、これをデータ処理システム10外部に供給する。しかしながら、本発明の別の実施例は、ボード上でのチップ・セレクト信号の発生を使用しなくてもよい。
【0025】
本発明の一実施例では、CPU12がレジスタ44へのリード・アクセスおよびライト・アクセスを開始することができる。レジスタ44は、バス36,バス・インターフェース40,アドレス信号線54,データ信号線56,および制御信号線58を通じて、リード・アクセスおよびライト・アクセスが可能である。データ処理システム10のユーザは、オプション・レジスタ46に値を書き込むことによって、オプション・レジスタ46をプログラムすることができ、更に、アドレス範囲レジスタ48に値を書き込むことによって、アドレス範囲レジスタ48をプログラムすることができる。
【0026】
本発明の一実施例では、CPU12は外部バス・サイクルを開始することができる。外部バス・サイクルは、外部バス端子72を用いて、データ処理システム10外部の外部素子(図5および図6参照)への情報転送および/または外部素子からの情報転送を行うものである。例えば、外部ライト・バス・サイクルを開始するには、CPU12は、バス36を通じて、アドレス信号,データ信号,および制御信号をシステム統合回路16に転送する。本発明の別の実施例では、データ処理システム10における回路の他の部分(図示せず)が、外部バス・サイクルを開始することも可能である。
【0027】
本発明の一実施例では、バス・インターフェース40がバス36からアドレス信号導体54にアドレス信号を供給し、バス36およびデータ信号線56間でデータ信号を転送し、バス36および制御信号導体58間で制御信号を転送する。次に、比較器42は比較動作を行い、オプション信号76の所定のものを、制御信号58の所定のものと比較する。オプション信号76の論理状態は、オプション・レジスタ46における1つ以上の所定の制御ビットの論理状態によって決定される。アドレス信号78の論理状態は、アドレス範囲レジスタ48における1つ以上の所定の制御ビットの論理状態によって決定される。
【0028】
本発明の一実施例では、各チップ・セレクト端子73は、アドレス範囲レジスタ48(図2参照)内に、対応するアドレス範囲レジスタを有する。同様に、各チップ・セレクト端子73は、オプション・レジスタ(図2参照)内に、対応するオプション・レジスタを有する。本発明の一実施例では、チップ・セレクト端子73は2つのチップセレクト端子を含む。その結果、2つのオプション・レジスタ46および2つのアドレス範囲レジスタ48がある。一方のオプション・レジスタ46およびアドレス範囲レジスタ48の対は、チップ・セレクト端子73の各1つと関連付けられる。本発明の別の実施例では、いずれの数のチップ・セレクト端子73でも含むことができ、またチップ・セレクト端子73を含まなくてもよい。
【0029】
一例として、第1チップ・セレクトに対してアドレス信号78およびオプション信号76が一致した場合、対応する一致信号、即ち、導体91上を転送される第1一致信号がアサートされる。同様に、第2チップ・セレクトに対してアドレス信号78およびオプション信号76が一致した場合、対応する一致信号、即ち、導体91上を転送される第2一致信号がアサートされる。本発明の別の実施例では、一致信号をアサートするためにはアドレス信号78のみの比較を行ってもよく、あるいは一致信号をアサートするためにオプション信号76のみの比較を行ってもよい。
【0030】
オプション・レジスタ46における他の制御ビット(図示せず)を用いて、アドレス信号およびオプション信号が一致した場合に、システム統合回路16の応答に影響を与えるようにしてもよい。例えば、かかる他の制御ビット(図示せず)を用いて、必要なデータ転送サイズ,必要な関数コード,またはチップ・セレクト端子73上のチップ・セレクト信号のアサートに関連して必要なタイミングを決定することができる。
【0031】
本発明の別の実施例では、レジスタ44にレジスタを追加してもよい。また、別の実施例では、レジスタ44内のビット・フィールドのビット数は、増減が可能である。加えて、別の実施例では、レジスタ44内のビット・フィールドは、異なるレジスタ内に配置してもよく、あるいは同一レジスタの異なる部分に配置してもよい。
【0032】
本発明の一実施例では、チップ・セレクト発生回路70によって、チップ・セレクト端子73に2つのチップ・セレクト信号が供給される。本発明の一実施例では、各チップ・セレクト信号は、オプション・レジスタ46に対応する1つを有し、このオプション・レジスタ46の対応する1つは、「待受状態発生源選択」ビット・フィールド38および「待受状態回数」ビット・フィールド37を含む。待受状態発生源選択ビット・フィールド38が第1の値を有する場合、オプション・レジスタ46内の待受状態回数ビット・フィールド37から、現バス・サイクルの間に挿入される待受状態回数が決定される。更に、待受状態発生源選択ビット・フィールド38が第2の値を有する場合、データ処理システム10外部からデータ処理システム10に供給される待受状態値から、現バス・サイクルの間に挿入される待受状態回数が決定される。
【0033】
一例として、遅い周辺素子(図5および図6参照)は、第1チップ・セレクト端子73に結合し、第1チップ・セレクト信号を受信することができる。一致が生じたと比較器42が判定した場合、比較器42は第1チップ・セレクト信号に対応する一致信号91をアサートし、これを制御回路152およびチップ・セレクト発生回路70に供給する。その結果、チップ・セレクト発生回路70は、第1チップ・セレクト端子73上の第1チップ・セレクト信号をアサートする。第1チップ・セレクト信号に対応する「待受状態発生源選択」ビット・フィールド38は、制御回路152に供給される。制御回路152は、待受状態発生源選択ビット・フィールド38を用いて、「待受状態回数」ビット・フィールド37または待受状態値39のどちらを選択して、外部バス端子72上の現バス・サイクルの間に挿入すべき待受状態回数を決定する。
【0034】
図2に示す本発明の実施例では、制御回路152を用いて制御端子80上の制御信号の転送を制御し、更に待受状態パルス端子81上の待受状態パルス信号86の供給を制御する。外部バス回路156を用いて、アドレス端子83およびデータ端子82上のアドレス信号88およびデータ信号87の転送をそれぞれ制御する。これらの信号転送のタイミングは、制御回路152および/または制御信号58によって制御される。
【0035】
次に、本発明の一実施例の使用を例示する図4におけるタイミング図を参照する。バス・サイクルの開始は、アドレス端子83上に駆動される有効な外部アドレスを供給することによって示される。時間T4によって示されるバス・サイクルの初期部分の間は、データ・バスおよびデータ端子82は不要であることを注記しておく。したがって、この時間T4は、外部論理回路(例えば、図5および図6における三状態バッファ60)が待受状態値39をデータ処理システム10に返送するために使用することができる。次に、データ処理システム10は外部から供給された待受状態値を用いて、この同じバス・サイクルの間に何回の待受状態を挿入すべきかを決定する。
【0036】
外部論理回路(例えば、図5および図6における三状態バッファ60)は、リード・バス・サイクルのみの間、リード・バス・サイクルのみの間、またはリード・バス・サイクルおよびライト・バス・サイクル双方の間に、待受状態値をデータ処理システム10に供給することができる。本発明の一実施例では、待受状態パルス81を用いて、いつデータ・バス上に待受状態値を駆動すべきかを、外部論理回路に指示する。データ処理システム10は、次に、データ端子82を通じて待受状態値を受信する。本発明の別の実施例では、データ処理システム10の1つ以上のいずれかの端子上で待受状態値を駆動してもよいことを注記しておく。
【0037】
図4におけるタイミング図を参照すると、外部論理回路(例えば、図5および図6における三状態バッファ60)は、待受状態パルス81がアサートされているときに、待受状態値39を用いてデータ・バス82を駆動する。アドレス・バス83,リード・ストローブ信号180,およびライト・ストローブ信号280は、従来技術における場合と同様に動作することを注記しておく。加えて、本発明の実施例の中には、チップ・セレクト端子73(図2参照)を通じて、データ処理システム10によって1つ以上のチップ・セレクト信号を供給する場合もある。図4に示す待受状態パルス81はT4の間にアサートされるが、本発明の別の実施例は、異なるタイミング・パターンを用いてもよく、異なる時点において待受状態パルス81をアサートしてもよい。しかしながら、データ・バス82を用いて待受状態値をデータ処理システム10に供給する場合、外部論理回路(例えば、図5および図6における三状態バッファ60)は、データ処理システム10または外部周辺素子(例えば、図5における周辺素子64,66,または68)のいずれかによって、実際のデータ値がデータ・バス82に駆動される前に、待受状態値を有するデータ・バス82の駆動を中断しなくてはならない。
【0038】
図5は、本発明を使用するシステム200における、データ処理システム10の一実施例の使用を示す。図5では、データ処理システム10が発生するチップ・セレクト信号0(CS0 )を更に多数のアドレス空間にデコード可能とするために、本発明が用いられている。これまで、1つのチップ・セレクト(例えば、CS0 )を多数のアドレス空間にデコードして多数の周辺素子を選択する際に、これらの周辺素子全てに対して、そのチップ・セレクト(例えば、CS0 )にプログラム可能な待受状態値は1つしかないという問題があった。本発明は、周辺素子の各々がそのアドレス・デコードの一部として同一のチップ・セレクト(例えば、CS0 )を使用する場合に、異なる回数の待受状態の使用を可能にする。
図5に示すシステム200の実施例では、チップ・セレクト信号CS0 は、RAM66および周辺層64双方に供給される。デコーダ62はアドレス線A14 ,A15 を受け、所与のバス・サイクルの間に周辺素子64,66のどちらを選択するのかをデコードするために用いられる。本発明は、三状態バッファ60を用いて、データ端子D0,D1,D2を通じて、データ処理システム10に待受状態値を返送する。三状態バッファ60への待受状態パルス入力は、チップ・セレクト信号CS0 もアサートされているT4の間でのみアサートされることを注記しておく。図5に示すシステム200はD0,D1,D2データ・バス端子82を用いて待受状態値をデータ処理システム10に供給するが、本発明の別の実施例では、いずれの数のデータ・バス端子82を使用してもよく、あるいはデータ・バス端子82以外のデータ処理システム10の端子を使用してもよい。
【0039】
システム200は3つの周辺素子、即ち、プログラム・メモリ68,RAM66,および周辺素子64のみを有するものとして示されているが、本発明の別の実施例はあらゆる数の周辺素子を含むことができる。同様に、これらの周辺素子は、0からNまでのあらゆる回数の待受状態を要求してもよい。本発明の別の実施例では、三状態バッファ60は、プログラム可能なアレイ状論理回路,プログラム可能な論理回路アレイ,ゲート・アレイ等を含む、三状態が可能な出力を有するいずれかのタイプの論理ゲートまたはゲート群とすることができる。図5において、チップ・セレクト信号CS0 はRAM66および周辺素子64双方に結合されており、したがって、RAM66または周辺素子64のいずれかのアドレス空間がアドレス・バス83上で駆動されるときに、チップ・セレクト信号CS0 がアサートされることを注記しておく。次に、アドレス線A14 ,A15 をデコードし、RAM66または周辺素子64の一方のみを選択するために用いる。
【0040】
図5に示す例では、D0ないしD2上で駆動される二進値は、二進値%000ないし二進値%111までの二進値である。D0ないしD2上で駆動される二進値は、データ処理システム10によって与えられる待受状態の回数を決定するために用いられる。二進値%000がD0ないしD2上で駆動される場合、0回の待受状態が挿入される。十進数の4に対応する二進値%100がD0ないしD2上で駆動される場合、4回の待受状態が挿入される。本発明の別の実施例では、データ処理システム10の端子上で、上述とは別の待受状態回数をエンコードすることも可能である。重要なのは、外部論理回路(例えば、図5および図6における三状態バッファ60)によって駆動される待受状態値と、データ処理システム10によって挿入される待受状態の可能な回数との間に所定のマッピングがあることである。
次に図6を参照すると、本発明はシステム300において利用されており、この場合、チップ・セレクト信号CS0 を用いて、8つまでの周辺素子がデコード可能となっている。これら8つの周辺素子の各々は、データ端子D0,D1,D2を通じてデータ処理システム10に待受状態値を供給することによって、異なる回数の待受状態を要求することができる。デコード回路63を用いることによって、チップ・セレクトCS0 のアドレス範囲内において、チップ・セレクト0のアドレス空間を最大8つのサブ・ブロックにデコードする。アドレス範囲レジスタ48を用いて、チップ・セレクトCS0 のアドレス範囲をプログラム可能に選択することを注記しておく。アドレス信号を三状態バッファ60への入力としてマッピングすることによって、チップ・セレクトCS0 のアドレス範囲の各サブ・ブロックと関連する待受状態回数を決定する。その結果、各外部周辺素子は、異なる回数の待受状態を有するようにプログラム可能となる。三状態バッファ60は、データ端子D0,D1,D2を通じて、実際に待受状態値をデータ処理システム10に返送する回路である。
【0041】
デコード回路63および三状態バッファ60への入力として示したアドレス信号は、アドレス信号A12 ,A13 ,A14 であるが、アドレス信号線83の1つ以上のいずれの信号でもその代わりに使用可能である。システム300の別の実施例は、三状態バッファ60の入力の1つ以上において、反転器のような論理ゲートを含んでもよい。これによって異なる待受状態値パターンを生成し、データ処理システム10のデータ端子D0,D1,D2上に返送することにより、異なる回数の待受状態を対応する周辺素子に使用する。加えて、本発明の別の実施例は、データ端子82の選択されたものに供給される1または0の数をカウントし、挿入する待受状態回数を決定することも可能である。
【0042】
尚、図5および図6に示した例はボード上でのチップ・セレクト信号の発生を採用したが、本発明はボード上でチップ・セレクト信号を供給する必要はなく、代わりに、アドレス線を直接デコードして、待受状態値39をデータ処理システム10に供給してもよい。チップ・セレクト信号を用いることの利点は、データ処理システム10外部において行わなければならないデコーディングが、少なくて済むことである。図5および図6に示したシステムは、データ処理システム10が供給する待受状態パルス81を使用したが、本発明の別の実施例では、他の方法を用いて、データ処理システム10の端子上の待受状態値39をいつ駆動するかを三状態バッファ60に指示してもよい。
【0043】
以上、本発明をその具体的な実施例を参照しながら示しかつ説明したが、更に別の変更や改良を当業者には想起されよう。例えば、本発明の別の実施例では、データ処理システム10は、外部バス端子72を含み、バス・サイクル毎に1回以上の待受状態を選択的挿入可能であり、この待受状態の回数をデータ処理システム10外部から供給可能な、あらゆるタイプのデータ処理システムとすることができる。一実施例では、データ処理システム10はマイクロコンピュータ集積回路とすることができる。本発明の別の実施例では、データ処理システム10は、図1に示したものとは異なる回路ブロックを有するものでもよい。加えて、本発明の別の実施例では、外部バス端子72は、システム統合回路16の一部として含ませなくてもよく、データ処理システム10内のいずれかの場所に配置すればよい。本発明の別の実施例は、固定トランザクション(fixed transaction) ,パイプライン型(pipelined),非パイプライン型(non-pipelined) ,およびその他のバス・タイプを含む、広範囲の様々な非多重バス・タイプと共に用いることも可能である。
【0044】
本発明の別の実施例では、チップ・セレクト発生回路70およびチップ・セレクト端子73を実施しなくてもよいことを注記しておく。その結果、各バス・サイクルの間1種類の選択された回数の待受状態を挿入することができるが、対応するチップ・セレクト信号はアサートされない。あるいは、チップ・セレクト発生回路70はチップ・セレクト信号を発生してもよいが、しかしながら、チップ・セレクト端子73を実施しないか、あるいはデータ処理システム10外部にチップ・セレクト信号を転送する以外の機能のために用いてもよい。
【0045】
尚、比較器42(図2参照)によって一致信号がアサートされずに、バス・サイクルが開始された場合、本発明の実施例の中には、そのバス・サイクルの間に所定回数の待受状態を挿入することをデフォルトとするものがある。しかしながら、本発明の別の実施例では、デフォルトはユーザがプログラム可能であってもよく、あるいはかかる場合に待受状態の挿入をしなくてもよい。
【0046】
本発明の実施例の中には、データ処理システム10に供給される待受状態値は、代わりに、アイドル状態値としてもよく、この場合、データ処理システム10は、このアイドル状態値を用いて、現バス・サイクルの終了時に挿入すべきアイドル状態即ちアイドル・クロックの数を決定する。このように、本発明の異なる実施例では、外部回路がデータ処理システム10に供給する値は、待受状態値でも、アイドル状態値でもよく、あるいは、挿入すべき遅延の長さをデータ処理システム10に示す他のあらゆるタイプの遅延信号でもよい。本発明の別の実施例は、1つ以上の信号をデータ処理システム10に供給することにより、遅延の種類(例えば、待受状態,アイドル状態,または他の遅延)をも示すこともでき、遅延値自体(例えば、待受状態値,アイドル状態値,またはその他の遅延値)は要求される遅延の長さを示す。
【0047】
したがって、本発明はここに示した特定形態に限定されるのではなく、特許請求の範囲は、本発明の範囲から逸脱しない全ての変更に該当することは理解されよう。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例によるデータ処理システム10を示すブロック図。
【図2】本発明の一実施例による図1のシステム統合回路16の一部を示すブロック図。
【図3】従来技術のデータ処理システムにおける信号のタイミング方式を示すタイミング図。
【図4】本発明の一実施例によるデータ処理システム10における信号のタイミング方式を示すタイミング図。
【図5】本発明の一実施例によるシステム200を示す回路図。
【図6】本発明の一実施例によるシステム300を示す回路図。
【符号の説明】
10 データ処理システム
12 中央演算装置(CPU)
14 タイマ回路
16 システム統合回路
18 直列回路
20 A/D変換回路
22 スタティック・ランダム・アクセス・メモリ
24,26,28,30,32,34 集積回路端子
36 バス
40 バス・インターフェース回路
42 比較回路
44 レジスタ
46 オプション・レジスタ
48 アドレス範囲レジスタ
54 アドレス信号導体
56 データ信号導体
58 制御信号導体
60 三状態バッファ
61 周辺素子
62 デコード回路
63 デコード回路
64 周辺素子
65 周辺素子
66 ランダム・アクセス・メモリ(RAM)
67 プログラム・メモリ
68 プログラム・メモリ
70 チップ・セレクト発生回路
73 チップ・セレクト端子
76 オプション信号導体
78 アドレス信号導体
80 制御端子
81 待受状態パルス端子
82 データ端子
83 アドレス端子
85 制御信号線
86 待受状態パルス信号
87 データ信号線
88 アドレス信号線
90 待受状態決定回路
91 一致信号線
152 制御回路
156 外部バス回路
200 システム
300 システム
400 導体400

Claims (3)

  1. 複数のアドレス・バス端子と、複数のデータ・バス端子とを有するデータ・プロセッサにおいて、待受状態を判定する方法であって:
    バス・サイクルの間に、前記複数のアドレス・バス端子を通じて、前記データ・プロセッサ外部に第1アドレス値を供給する段階;
    前記データ・プロセッサ外部から、第1待受状態値を受信する段階;および
    前記第1待受状態値の受信に応答して、前記データ・プロセッサを通じて、前記第1待受状態値に対応する第1の回数の待受状態を与える段階であって、前記第1の回数の待受状態は前記バス・サイクルの終りには挿入されず、有効な前記第1アドレス値と対応する有効な第1データ値の間、すなわち前記第1アドレス値を供給した後バスからのデータ値を判定する前に挿入され、前記第1の回数の待受状態だけ前記バス・サイクルの間有効データの確認を遅らせる、段階;
    を具備することを特徴とする方法。
  2. データ処理システムであって:
    プロセッサ;
    前記プロセッサに結合された複数の第1バス端子であって、前記データ処理システム外部に複数のアドレス信号を供給する複数の第1バス端子;
    前記プロセッサに結合された複数の第2バス端子であって、ライト・アクセスに対して前記データ処理システム外部に複数のデータ信号を供給し、リード・アクセスに対して前記データ処理システム外部から前記複数のデータ信号を受信し、かつ前記データ処理システム外部から待受状態値を提供する前記複数の第2バス端子;
    バス・サイクルの間、前記データ処理システム外部から前記待受状態値を受信する待受状態決定回路;および
    前記待受状態決定回路に結合された制御回路であって、前記待受状態値を受信し、前記待受状態値に対応する第1の待受状態をアドレス信号を供給した後バスからのデータ信号を判定する前に挿入することにより、選択された待受状態数だけ前記バス・サイクルの間有効データの確認を遅らせ、前記選択された待受状態数は前記待受状態値により決定される制御回路;
    を具備することを特徴とするデータ処理システム。
  3. 複数のアドレス・バス端子および複数のデータ・バス端子を有するデータ・プロセッサにおいて待受状態を与える方法であって:
    バス・サイクルの間、前記複数のアドレス・バス端子を通じて、前記データ・プロセッサ外部に第1アドレス値を供給する段階;
    待受状態パルスを供給する段階;
    前記バス・サイクルの開始時に、前記データ・プロセッサ外部から第1待受状態値を受信する段階;
    前記第1待受状態値の受信に応答して、前記データ・プロセッサを通じて、前記第1待受状態値に対応する第1の回数の待受状態を与える段階;および
    前記第1待受状態値の受信に応答して、ライト・アクセスに対して、前記複数のデータ・バス端子を通じて前記データ・プロセッサ外部に第1データ値を供給し、リード・アクセスに対して、前記複数のデータ・バス端子を通じて前記データ・プロセッサ外部から第1データ値を受信する段階であって、前記第1データ値が前記第1アドレス値に付随する、段階;
    を具備し、前記第1の回数の待受状態は、前記データプロセッサにより、前記第1アドレス値を供給する段階の後にかつ前記第1データ値を供給しかつ受信する段階の前に提供し、前記第1の回数の待受状態だけ前記バス・サイクルの間有効データの確認を遅らせることを特徴とする方法。
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