JP3740128B2 - ポリウレタンマトリックスを含む複合火薬装填材料を製造するための半連続二成分法 - Google Patents

ポリウレタンマトリックスを含む複合火薬装填材料を製造するための半連続二成分法 Download PDF

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Description

【0001】
本発明は軍事分野に関し、より詳しくは、爆弾および砲弾(shell)等の火薬軍需品の軍事分野に関する。
【0002】
本発明のより具体的な主題は、固体ポリウレタンマトリックスを含む複合火薬装填材料を製造するための新規な方法である。
【0003】
「複合火薬」という用語は、一般にはポリウレタンマトリックスである装填された固体高分子マトリックスを含む機能的に爆発性の火工品組成物であって、前記装填材料が粉末状であるとともにニトロ有機火薬装填材料、例えば、ヘキソゲン、オクトゲン、ONTA(オキシニトロトリアゾール)またはこれらの化合物の少なくとも二種の混合物を含む火工品組成物を意味することが従来から理解されている。
【0004】
複合火薬装填材料および該材料を得る方法は、例えば、J. Quinchon, les poudres, propergols et explosifs [Powders, Propellents and explosives], Volume1,les explosifs [Explosive], Technique et documentation, 1982,頁190−192によって記載されている。粉末状装填材料は、液体重合性樹脂、例えば、ヒドロキシル末端を含むプレポリマーとブレンダー内で混合される。ペーストが得られ、そのペーストを型内でキャスティングすることが可能であり、その後、硬化によって重合させることが可能である。樹脂を架橋させるための薬剤、触媒および他の添加剤の選択および調節によって、特性を変えた成形品を得ることが可能である。
【0005】
定義された手順に従ってブレンダーに導入され混合される全ての構成成分をブレンドするために、この従来のプロセスには欠点と限界がある。
【0006】
混合が完了した時、ペーストは、かなり短時間(ポットライフ)内に用いなければならない。架橋触媒のレベルを減らすことによってポットライフを延ばすと、別の問題として重合時間が長くなり、特に幾つかの構成成分の火工技術的性質によって温度が制限される。
【0007】
従って、この方法で運転することは、ポットライフと硬化時間との間の技術的妥協、およびペーストをブレンドしキャスティングするシーケンスの必要な連係を必要とする。
【0008】
ブレンダーのサイズと成形品のサイズとの間の経済性に関する妥協も必要である。
【0009】
これは、このバッチ式プロセスが機雷、魚雷および爆弾等の大きな物体の製造にかなり適合すると思われる一方で、他方、このバッチ式プロセスが大量の小さい成形品の高速での製造、例えば、それぞれが数百グラムから数キログラムの複合火薬を含む直径およそ50〜100mmの数百個の砲弾の1〜3トンのペーストのブレンドの製造において非常に不利で高価であることが分かるからである。
【0010】
この状況において、ペーストを架橋させるための特に長い時間ならびに装置および要員を占有する時間のゆえに製造サイクルの非常に高いコストを別の問題として有する同じブレンドを多くの軍需品に装填することができるために長いポットライフを有することが必要である。
【0011】
ブレンダーのサイズを小さくする場合、ブレンド当たりの満たされるべき軍需品の数は減少し、それは経済的に不利である。
【0012】
当業者は、このポットライフ/硬化時間の束縛およびブレンディングとキャスティングの運転のこの必要且つ厳密な連係から逃れようと試みてきた。
【0013】
この問題を解決するために、バージニアビーチ(米国)で1989年10月23−25にAmerican Defense Preparedness Association(ADPA)によって準備されたシンポジウム「Compatibility and Processing」における標題「Some Comments on Processing Energetic Materials」という論文(非特許文献1)でJ.M.Tauziaは、ほぼ同じレベルの装填量および同じ粘度を示す化学的に安定な二高分子成分を最初にブレンダー内で構成成分からバッチ式で調製する二成分プロセスを提案した。
【0014】
これらのペースト状二成分は、その後、約1の質量(重量)比で連続的に混合される。
【0015】
この二成分プロセスは、ポットライフ/硬化時間の妥協を排除することをまさに可能にするとともに数週間にわたって二成分の貯蔵を可能にする一方で、幾つかの欠点を有する。
【0016】
第1の欠点は、均質製品を得るためにペースト状二成分を連続的に混合することが非常に問題であることが分かることである。
第2の欠点は、二成分が火工技術的に活性(火薬装填材料の存在)であり、従って、両方を安全上確かな工場内で調製し貯蔵しなければならないことである。
【0017】
第3の欠点は、最終的に得られる複合火薬の固体高分子マトリックスが、従来のバッチ式プロセスによる同じ割合の同じ構成成分を用いて得られるマトリックスとは異なることである。これは、Tauziaによると、イソシアネート成分が高分子であるからである。出発イソシアネートモノマーからのイソシアネートプレポリマーを中間体として調製するという事実は、全てのイソシアネートモノマーと全てのヒドロキシルプレポリマーを直接混合することによるバッチ式プロセスにより得られる固体ポリウレタンマトリックスとは異なる固体ポリウレタンマトリックスを製造する結果を有する。
【0018】
固体ポリウレタンマトリックスの構造のこの相違は、機械的特性および/または爆発特性の好ましくない相違の原因となり、よって最終製品の非常に高価で不利な再適格化を必要とする。
【0019】
J.M.Tauziaによって記載された二成分プロセスは、従って、完全に満足とはかぎらない。
【非特許文献1】
J.M.Tauzia;バージニアビーチ(米国)で1989年10月23−25にAmerican Defense Preparedness Association(ADPA)によって準備されたシンポジウム「Compatibility and Processing」における標題「Some Comments on Processing Energetic Materials」の文献
【0020】
本発明の主な主題は、この二成分プロセスの改善であり、本発明は、ポリウレタンマトリックスを含む複合火薬装填材料を製造するための半連続二成分プロセスであって、従来のバッチ式プロセスの欠点もJ.M.Tauziaによって記載された半連続二成分プロセスの上述した欠点も示さないプロセスを提供する。
【0021】
二成分中の構成成分の分配と二成分の混合物の質量(重量)比とに関する技術的特徴の非常に厳密な組み合わせに基づいて、最終製品の再適格化を必要としない単純で安価な半連続二成分プロセスによりポリウレタンマトリックスを含む複合火薬装填材料を得ることが可能であることが意外にも発見された。
【0022】
より詳しくは、本発明の主題は、少なくとも一種のニトロ有機火薬を含み、装填された固体ポリウレタンマトリックスを含む複合火薬粉末状装填材料を製造するための半連続法であって、ポリオールプレポリマーと、可塑剤と、ポリイソシアネートモノマーと、少なくとも一種のニトロ有機火薬を含む粉末状固体装填材料とを本質的に含む構成成分を混合することにより得られるペースト状火薬組成物を型に導入し、その後前記組成物を熱架橋することによる方法である。
【0023】
本発明によるこの方法は、前記ペースト状火薬組成物を得るために、全ての前記ポリオールプレポリマーおよび全ての前記粉末状装填材料を含むペースト状成分Aと全ての前記ポリイソシアネートモノマーを含む液体成分Bの2成分であって、前記可塑剤が2成分AとBとの間で区別なく分配されている2成分を最初に単純均質混合によって前記組み合わせ構成成分からバッチ式条件下で調製し、成分A/成分Bの質量(重量)比が一定で95/5と99.5/0.5との間であるように成分Aおよび成分Bをその後連続条件下で混合することを特徴とする。
【0024】
成分AおよびBは同じ粘度をもたず、一方はペースト状であるとともに全ての装填材料とポリオールプレポリマーを含み、他方は液体であるとともに全てのポリイソシアネートモノマーを化学的変性なしで、特にポリオールを用いる前重合なしにそのまま含むという事実を非常に特定の成分A/成分B質量(重量)比に加えて本発明により明確に留意するべきである。
【0025】
最新技術の半連続二成分プロセスと比べた独特の技術的特徴のこの組み合わせは、上述した全ての欠点を排除するとともにプロセスを特に単純で安価にする技術的効果を有する。
【0026】
成分Aのみが火工技術的に活性であり、それは、安全上の制約をかなり限定し、そして成分AとBの混合が容易に均質化される。
【0027】
さらに、最終製品の物理化学的特性、機械的特性、爆発特性および脆弱特性は、同じ割合で同じ構成成分から従来のバッチ式プロセスにより得られる製品の上述した特性と同じであり、それは、製品の不利な再適格化を避ける。
【0028】
成分AおよびBを調製する運転は、成分AおよびBを混合する運転およびキャスティングする運転とは完全に無関係であり、並行して行うことが可能である。これらの成分AおよびBは、必要があれば、混合する前に数週間にわたって貯蔵することが可能である。
【0029】
さらに、本発明によるプロセスは、少量の成分AおよびBが迅速且つ連続的に混合されるという事実のゆえにポットライフと完全に無関係であり、それは、型内の架橋触媒の百分率を増やしたり、従ってペースト状火薬組成物を架橋させる時間を短くしたり、および/またはより低い温度でこの架橋を行ったりすることを可能にする。
【0030】
室温(20℃)での架橋は更に可能であり、それは特に有利である。
【0031】
本発明によると、ペースト状火薬組成物は、先行プロセスにより用いられ、当業者に周知の通常の構成成分から得られる。
【0032】
これらの構成成分は、ポリオールプレポリマーと、可塑剤と、ポリイソシアネートモノマーと、少なくとも一種のニトロ有機火薬を含む粉末状装填材料とを本質的に含む。
【0033】
「本質的に」という用語は、上述した構成成分が常に存在し、ペースト状火薬組成物の全重量を基準にして総合的に90質量(重量)%より多いことを表す。
【0034】
好ましくは、ポリオールプレポリマー、可塑剤、ポリイソシアネートモノマーおよび粉末状装填材料の重量による含有率の合計は、組み合わせ構成成分の98〜100%の間である。
【0035】
一般に、構成成分と組成物の物理的状態である固体状態、液体状態またはペースト状態は、室温(約20℃)および大気圧(約0.1MPa)での物理的状態であるとして本説明において理解されるべきである。
【0036】
「ニトロ有機火薬」という用語は、ニトロ芳香族火薬(少なくとも一個のC−NO2基を含む、芳香族環の炭素原子形成部分)、硝酸エステル火薬(少なくとも一個のC−O−NO2基を含む)およびニトロアミン火薬(少なくとも一個のC−N−NO2基を含む)からなる群から選択された火薬を意味すると従来通り理解されるべきである。
【0037】
好ましくは、ニトロ芳香族火薬は、ヘキソゲン、オクトゲン、ペントリット、5−オキソ−3−ニトロ−1,2,4−トリアゾール(ONTA)、トリアミノトリニトロベンゼン、ニトログアニジンおよびそれらの混合物、すなわち、上述した化合物の少なくとも二種の全ての混合物からなる群から選択される。
【0038】
特に好ましい方法において、ニトロ有機火薬は、ヘキソゲン、オクトゲン、ONTAおよびそれらの混合物からなる群から選択される。
【0039】
好ましい別の形態によると、ニトロ有機火薬の含有率は複合火薬を基準にして15質量(重量)%〜90質量(重量)%の間であり、粉末状固体装填材料の含有率は複合火薬を基準にして75質量(重量)%〜90質量(重量)%の間である。
【0040】
別の形態によると、粉末状固体装填材料はニトロ有機火薬のみを含む。
【0041】
もう一つの別の形態によると、粉末状固体装填材料はニトロ有機火薬以外の少なくとも一種の化合物も含む。
【0042】
粉末状固体装填材料は、例えば、アルミニウム、ジルコニウム、マグネシウム、タングステン、硼素およびそれらの混合物からなる群から選択された還元性金属を含むことが可能である。特に好ましい方法において、還元性金属はアルミニウムである。
【0043】
還元性金属の含有率は、例えば、複合火薬を基準にして0質量(重量)%〜35質量(重量)%の間であることが可能である。
【0044】
粉末状装填材料は、還元性金属と組み合わせて、または還元性金属と組み合わせずに、好ましくは過塩素酸アンモニウム、過塩素酸カリウム、硝酸アンモニウム、硝酸ナトリウムおよびそれらの混合物からなる群から選択された無機酸化剤も含むことが可能であり、過塩素酸アンモニウムが特に好ましい。
【0045】
無機酸化剤の含有率は、例えば、複合火薬を基準にして0質量(重量)%〜45質量(重量)%の間であることが可能である。
【0046】
粉末状固体装填材料がニトロ有機火薬以外の少なくとも一種の化合物を含む時、この他の化合物は、好ましくは、過塩素酸アンモニウム、アルミニウムおよびそれらの混合物からなる群から選択される。
【0047】
本発明によると、ポリオールプレポリマーは多少とも粘性の液体である。その数平均分子量(Mn)は、好ましくは500〜10000の間であり、好ましくは、ポリイソブチレンポリオール、ポリブタジエンポリオール、ポリエーテルポリオール、ポリエステルポリオールおよびポリシロキサンポリオールからなる群から選択される。特に好ましい方法において、ヒドロキシル末端を含むポリブタジエンが用いられる。
【0048】
ポリイソシアネートモノマーは、好ましくは、トルエンジイソシアネート(TDI)、イソホロンジイソシアネート(IPDI)、ジシクロヘキシルメチレンジイソシアネート(MDCI)、ヘキサメチレンジイソシアネート(HMDI)、ビューレットトリヘキサンイソシアネート(BTHI)、3,5,5−トリメチル−1,6−ヘキサメチレンジイソシアネートおよびそれらの混合物からなる群から選択された液体である。
【0049】
特に好ましい方法において、IPDIまたはMDCIが用いられる。
【0050】
可塑剤も液体であり、好ましくはイソデシルペラルゴネート(IDP)等のモノエステルであるか、またはフタレート、アジペート、アゼレートおよびアセテートからなる群から選択されたポリエステルである。ポリエステルの中で、トリアセチン、ジオクチルフタレート(DOP)等のアルキルフタレート、ジオクチルアゼレート(DOZ)等のアルキルアゼレート、ジオクチルアジペート(DOA)等のアルキルアジペートが特に好ましい。
【0051】
上述した必須構成成分に加えて、組み合わせ構成成分は、架橋触媒(NCO/OH反応の触媒)、湿潤剤、酸化防止剤および結合剤−装填材料接着用剤からなる群から選択された少なくとも一種の添加剤も含むことも可能である。
【0052】
ジブチル錫ジラウレート(DBTL)が架橋触媒として用いられるが、当業者に周知の他のいかなる触媒も、特に、カルボン酸の第一錫塩、酸化トリアルキル錫、二ハロゲン化ジアルキル錫または酸化ジアルキル錫等の他の有機錫化合物も使用してよい。例えば、二酢酸ジブチル錫、二酢酸ジエチル錫、二酸化ジオクチル錫およびオクタン酸第一錫を挙げることが可能である。
【0053】
第三アミン、特にトリアルキルアミン、そうでなければトリフェニルビスマス等の有機ビスマス化合物も使用してよい。
【0054】
好ましくは、大豆レシチン等のレシチンまたはシロキサンは湿潤剤として用いられる。
【0055】
好ましくは、ジ−t−ブチル−パラクレゾール(Ionol)または2,2’−メチレンビス(4−メチル−6−(t−ブチル)フェノール)(MBP5)は酸化防止剤として用いられる。
【0056】
好ましくは、トリエチレンペンタミンアクリロニトリル(TEPAN)、または(3−(トリエトキシシリル)プロピル)無水コハク酸(C13246Si)等のシラノールから誘導された特定の化合物は、結合剤−装填材料接着用剤として用いられる。
【0057】
構成成分は、ポリウレタンポリマー鎖を延長するための化合物も含むことも可能である。
【0058】
この化合物は、一般に、約300未満の低分子量のポリオールモノマー、好ましくはトリメチロールプロパン(TMP)等のトリオールまたはジプロピレングリコール等のジオールである。
【0059】
本発明によると、全てのポリオールプレポリマーおよび全ての粉末状固体装填材料を含むペースト状成分Aと全てのポリイソシアネートモノマーを含む液体成分Bの2成分であって、可塑剤が2成分AとBとの間で区別なく分配されている2成分は、最初に単純均質混合によって組み合わせ構成成分からバッチ式条件下で調製される。
【0060】
好ましくは、成分Aは全ての可塑剤を含む。
【0061】
特に好ましい方法において、成分Bはポリイソシアネートモノマーのみを含む。
【0062】
構成成分が連鎖延長化合物を含む時、連鎖延長化合物が完全に成分Aに含まれることが必須である。
【0063】
架橋触媒、湿潤剤、酸化防止剤および結合剤−装填材料接着用剤からなる群から選択された少なくとも一種の添加剤を構成成分が含む時、この添加剤を成分AとBの二成分間に区別なく分配することが可能であるが、好ましくは完全に成分Aに含められる。
【0064】
好ましい別の形態によると、ポリオールプレポリマー、可塑剤、ポリイソシアネートモノマーおよび粉末状固体装填材料以外の構成成分は、連鎖延長化合物、架橋触媒、湿潤剤、酸化防止剤および結合剤−装填材料接着用剤からなる群からのみ選択され、連鎖延長化合物は完全に成分Aに含まれ、架橋触媒、湿潤剤、酸化防止剤および結合剤−装填材料接着用剤がそれぞれ二成分AとBとの間に区別なく分配されることが可能である。しかし、それらは、好ましくは完全に成分Aに含められる。
【0065】
成分AおよびBは、例えば、ブレンダー内での単純均質混合によってバッチ式条件下で独立して調製され、化学的に安定である。すなわち、各成分の混合された構成成分間に化学反応がなく、全ての構成成分は、混合中と後続の貯蔵中の両方において、成分AおよびBに関係なく構造的同一性を保持する。
【0066】
本発明によると、ペースト状火薬組成物を得るために、成分AおよびBは、その後、成分A/成分Bの質量(重量)比が一定で95/5と99.5/0.5との間、好ましくは98/2と99.2/0.8の間、例えば、99の域(region)であるように連続条件下で混合される。
【0067】
成分AとBとの間のこの連続混合は、例えば且つ好ましくは、通過する製品を強いて分離させ、その後再混合させる横材を含む管の形を取った当業者に周知のミキサーであるスタチックミキサー内で行われる。
【0068】
好ましい別の形態によると、成分AおよびBはそれぞれ、ピストンであって、そのモーターによる動きが、前記スタチックミキサーの上流に位置するミキサーヘッドであって、その内容物がスタチックミキサーに流れ込むようなミキサーヘッドに前記成分AおよびBをフィードすることを可能にするピストンが装着された容器内に存在する。
【0069】
ミキサーヘッド中の成分Aと成分Bの混合物上の圧力は、好ましくは1MPa〜10MPaの間であり、二個のピストンは、好ましくは同じモーターによって駆動される。
【0070】
成分A/成分Bの高い質量(重量)比を考慮すると、連続プロセスを混乱させずに、こうしたアセンブリーが成分Aの幾つかの容器を成分Bの同じ容器に対して連結する可能性を提供することを重視することが有利である。
【0071】
本発明によるスタチックミキサーは、好ましくは15mm〜60mmの間の直径を有する管の形をとった、好ましくは直列で取り付けられた幾つかのエレメントを含む。
【0072】
例えば、商業的に販売され当業者に周知のエレメント等の、例えば、6〜15個の間の混合エレメントが用いられる。
【0073】
もう一つの好ましい別の形態によると、ペースト状火薬組成物は、0.1L/分〜5L/分の間、より好ましくは0.3L/分〜1L/分の間、例えば、0.5L/分の域の体積によるスループットで得られる。
【0074】
ピストンが装着された容器内に成分AおよびBがそれぞれ存在することによる上述した好ましい別の形態は、非常に厳密な計量および非常に均一なフィードを可能にするが、例えば、成分AおよびBの貯蔵用のタンクに接続された計量型ポンプを用いてスタチックミキサーにフィードすることも可能である。
【0075】
スタチックミキサーには、一般に、温度の調節を可能にするためにジャケットが装着されている。
【0076】
各エレメントを異なる温度に調節することが可能である。最終エレメントは、例えば、型内の火薬ペーストの後続の架橋のために選択された温度に調節することが可能であり、上流に位置する他のエレメントは、より低い温度に調節される。
【0077】
成分AおよびBを含む容器またはタンクにも、加熱システムを装着することが可能である。
【0078】
好ましい別の形態によると、成分AおよびBは、40℃〜80℃の間の温度で混合される。
【0079】
本発明によると、成分AおよびBを混合後に得られるペースト状火薬組成物は型に導入され、型内で、組成物は、その後、例えばオーブン内で熱架橋に供される。
【0080】
この架橋は、ポリオールプレポリマーおよび任意に連鎖延長化合物のヒドロキシル官能基とポリイソシアネートモノマーのイソシアネート官能基との反応の結果としてのウレタンブリッジの形成から生じる。架橋速度は温度および触媒の含有率と共に増加する。
【0081】
好ましい別の形態によると、型は、ケーシング、一般には金属ケーシング、軍需品のケーシング、例えば、砲弾のケーシングを含む。
【0082】
好ましくは、且つ連続条件下で成分AとBを混合するためにスタチックミキサーを用いる時に特に、ミキサーから出るペースト状火薬組成物は、型の長い列、例えば、数百個の砲弾ケーシングにコンピュータコントロール下で導入される。本発明の好ましい形態によると、型に導入されたペースト状火薬組成物を架橋させる温度は15℃〜80℃の間である。
【0083】
架橋は特に室温(約20℃)で行うことが可能であり、それは特に有利である。
【0084】
もう一つの好ましい別の形態によると、架橋温度は、成分AとBが混合される温度と同じか、または類似している。
【0085】
以下の非限定的な例は本発明を例示する。
【0086】
例1:ヘキソゲンが装填されたポリウレタンマトリックスを含む複合火薬装填材料の調製。
ペースト状成分A
以下の構成成分を記載した相対割合で4時間にわたり60℃で混合することにより容量35リットルの垂直ステンレススチールブレンダー内で均質ペースト状成分Aを調製する。
−Atochemによって商品名R45HTで販売されている数平均分子量約2500および約2.2のヒドロキシル官能基の官能価を有するヒドロキシル末端を含む7.49重量部のポリブタジエン(ポリオールプレポリマー)
−0.08重量部のトリメチロールプロパン(連鎖延長化合物)
−3.37重量部のジオクチルアジペート(可塑剤)
−0.12重量部のMBP5(酸化防止剤)
−0.12重量部の大豆レシチン(湿潤剤)
−0.06重量部のTEPAN(結合剤−装填材料接着用剤)
−0.0001重量部のジブチル錫ジラウレート(架橋触媒)
−88.76重量部の粉末状ヘキソゲン(ニトロ有機火薬製の装填材料)
液体成分B
成分Bは、イソホロンジイソシアネート(IPDI)、すなわち、ポリイソシアネートモノマーのみを含む。
【0087】
連続条件下での成分AとBの混合によるペースト状火薬組成物の調製
ピストンが装着された容器に成分AおよびBの各々を移送後に、長さ32mmおよび直径32mmの直列に取り付けられた13個のエレメントを含むスタチックミキサー内で成分Aと成分Bとの間の連続混合を行う。成分Aを含む容器は300mmの直径および250mmの高さを有する。成分Bを含む容器は40mmの直径および250mmの高さを有する。
【0088】
同じモーターによって二個のピストンを動かすと、スタチックミキサーの上流に位置するミキサーヘッドに成分AおよびBをフィードすることが可能になり、他方、成分A/成分Bの質量(重量)比は一定で(欠文)99.14/0.86に等しく、他方、ミキサーヘッドの内容物はスタチックミキサーに流れ込む。
【0089】
混合ヘッド内の成分AとBの混合物上の圧力は2.5MPaである。
【0090】
プラント全体、すなわち、特に成分AおよびBを含む二個の容器、ミキサーヘッドおよびスタチックミキサーの13個のエレメントを60℃にサーモスタットで制御する。
【0091】
スタチックミキサーの出口で、ペースト状火薬組成物は0.35L/分のスループットで得られる。
【0092】
このペースト状火薬組成物は均質であり、重量で以下の組成を有する。
−ポリオールプレポリマー:7.42%
−連鎖延長剤:0.07%
−ポリイソシアネートモノマー:0.86%
−可塑剤:3.35%
−酸化防止剤:0.12%
−湿潤剤:0.12%
−結合剤−装填材料接着用剤:0.06%
−架橋触媒:0.0001%
−ヘキソゲン:88.00%
【0093】
型内でのキャスティングによる複合火薬の調製およびその後の火薬組成物の架橋スタチックミキサーから出るペースト状火薬組成物をスタチックミキサーの出口に位置するバルブに接続されたキャスティングチャンバ内に前もって置かれた80mmX80mmの正方形断面および120mmの高さを有する型内で室温約20℃においてキャスティングする。チャンババルブの漏れ抵抗はゴムリングによってもたらされる。
【0094】
スタチックミキサーの出口のペースト状火薬組成物の動的粘度は580Pa・S(5800ポイズ)である。
【0095】
型に装填するこの運転は、キャスティングチャンバ内で約15mmHgの部分真空下で行われる。
【0096】
装填後に、型を60℃で7日にわたりオーブンに導入する。それは、火薬組成物の結合剤を架橋させることを可能にし、そして12質量(重量)%のポリウレタンマトリックスおよび88質量(重量)%のヘキソゲンから成り密度1.62g/cm3の複合火薬装填材料を最終的に得ることを可能にする。
【0097】
型内の組成物の60℃での架橋中、時間の関数としてのこの組成物の動的粘度の変化を監視した。
2時間後:690Pa・S(6900ポイズ)
4時間後:790Pa・S(7900ポイズ)
6時間後:910Pa・S(9100ポイズ)
【0098】
当業者に周知の方法に従い標準化一次元試験片から始めて、50mm/分の引張速度により20℃で従来の引張試験機を用いて、得られた複合火薬の引張機械的特性を決定した(6回の測定の平均)。
最大応力(MS):0.8MPa
弾性率(E):15MPa
最大応力点伸び(em):9%
破断応力(BS):0.8MPa
破断点伸び(eb):10%
【0099】
これらの機械的特性は、装填材料のこのタイプに関して満足である。
【0100】
さらに、当業者に周知のJulius Peters法および装置に従って、得られた複合火薬の摩擦感応性および衝撃感応性を決定した。
【0101】
衝撃感応性は25ジュールである。
【0102】
摩擦感応性に関して、30回の内20回のポジティブ試験(positive tests)が装置の最高限度である353Nで見られる。
【0103】
比較例
この比較例は本発明の部分を構成しない。本発明の主題である半連続二成分プロセスに従って得られた複合火薬の物理化学的特性および機械的特性が当業者によって今まで用いられた従来のバッチ式プロセスに従って同じ割合で同じ構成成分から得られた複合火薬の特性と同じであることを示す目的のためにのみ比較例を行った。
【0104】
この比較例によると、135リットルの容量を有する垂直ブレンダーに以下を導入する。
−例1のために用いられたポリオールプレポリマー:7.42重量部
−トリメチロールプロパン:0.07重量部
−ジオクチルアジペート:3.35重量部
−MBP5:0.12重量部
−大豆レシチン:0.12重量部
−TEPAN:0.06重量部
−ジブチル錫ジラウレート:0.0001重量部
−粉末状ヘキソゲン:88.00重量部
【0105】
これらの全ての構成成分は、例1のために用いられた構成成分と同じである(同じ供給業者および同じ特性)。
【0106】
60℃で4時間にわたり混合した後、約15mmHgの部分真空をブレンダー内で生じさせ、その後、攪拌を60℃で4時間にわたり再び続ける。
【0107】
さらに、ペーストの動的粘度は480Pa・S(4800ポイズ)である。
【0108】
その後、0.86重量部のIPDI(例1のために用いたのと同じ供給業者および同じ特性)を添加し、その後、混合物を約15mmHgの部分真空下で60℃において30分にわたり攪拌する。
【0109】
得られたペースト状火薬組成物は、例1のために得られたのと同じ重量による組成を有する。
【0110】
その後、この組成物を例1のために用いたのと同じ型内でキャスティングし、オーブン内で60℃において7日にわたり架橋させる。
【0111】
組成物を60℃で架橋中に、時間の関数としての粘度の変化を監視した。時間の出発点はIPDIをブレンダーに導入する瞬間である。
2時間後:730Pa・S(7300ポイズ)
4時間後:990Pa・S(9900ポイズ)
6時間後:1250Pa・S(12500ポイズ)
【0112】
ペースト状組成物の粘度の変化が例1のために測定した変化と大幅には異ならないことが分かる。
【0113】
60℃で7日にわたって架橋した後に得られた複合火薬は、1.62g/cm3、すなわち、例1で得られた複合火薬の粘度と同じ値の密度を有する。
【0114】
この比較例により得られた複合火薬の機械的特性を例1に記載したのと同じ条件下で決定した。
最大応力(MS):1.0MPa
弾性率(E):18MPa
最大応力点伸び(em):10%
破断応力(BS):1.0MPa
破断点伸び(eb):11%
【0115】
これらの値のどれもが例1の複合火薬のために得られた値と大幅に異なる。
【0116】
得られた複合火薬の摩擦感応性および衝撃感応性も例1のために用いたのと同じ方法により決定した。
【0117】
衝撃感応性は21ジュールである。
【0118】
摩擦感応性に関して、30回の内16回のポジティブ試験が装置の最高限度である353Nで見られる。
【0119】
これらの値は、例1の複合火薬のために得られた値と大幅には異ならない。

Claims (20)

  1. 少なくとも一種のニトロ有機火薬を含み、装填された(charged)固体ポリウレタンマトリックスを含む複合火薬粉末状装填材料を製造するための半連続法であって、ポリオールプレポリマーと、可塑剤と、ポリイソシアネートモノマーと、少なくとも一種のニトロ有機火薬を含む粉末状固体装填材料とを本質的に含む構成成分を混合することにより得られるペースト状火薬組成物を型に導入し、その後前記組成物を熱架橋することによる方法において、前記ペースト状火薬組成物を得るために、
    全ての前記ポリオールプレポリマーおよび全ての前記粉末状固体装填材料を含むペースト状成分Aと、
    全ての前記ポリイソシアネートモノマーを含む液体成分Bの2成分であって、前記可塑剤が2成分AとBとの間で区別なく分配されている2成分を最初に単純均質混合によって前記組み合わせ構成成分からバッチ式条件下で調製し、
    成分A/成分Bの質量(重量)比が一定で95/5と99.5/0.5との間であるように成分Aおよび成分Bをその後連続条件下で混合することを特徴とする方法。
  2. 前記ポリオールプレポリマー、前記可塑剤、前記ポリイソシアネートモノマーおよび前記粉末状固体装填材料の重量による含有率の合計は前記組み合わせ構成成分の98%〜100%の間である請求項1に記載の方法。
  3. 前記構成成分は連鎖延長性化合物も含み、前記化合物は成分A中に完全に(entirely)含まれる請求項1に記載の方法。
  4. 前記構成成分は架橋触媒、湿潤剤、酸化防止剤および結合剤−装填材料接着用剤からなる群から選択された少なくとも一種の添加剤であって、2成分AとBとの間で区別なく分配されている添加剤も含む請求項1に記載の方法。
  5. 前記添加剤は成分A中に完全に含まれる請求項4に記載の方法。
  6. 他の構成成分は、連鎖延長性化合物、架橋触媒、湿潤剤、酸化防止剤および結合剤−装填材料接着用剤からなる群のみから選択され;前記連鎖延長性化合物は成分A中に完全に含まれ;前記架橋触媒、前記湿潤剤、前記酸化防止剤および結合剤−装填材料接着用剤はそれぞれ2成分AとBとの間で区別なく分配されている請求項1に記載の方法。
  7. 前記成分Bは、ポリイソシアネートモノマーのみから構成される請求項1に記載の方法。
  8. 前記成分A/成分B質量(重量)比は98/2〜99.2/0.8の間である請求項1に記載の方法。
  9. 前記ペースト状火薬組成物は、0.1〜5L/分の間の体積によるスループットで得られる請求項1に記載の方法。
  10. 前記成分Aと前記成分Bとの間の混合はスタチックミキサー内で行われる請求項1に記載の方法。
  11. 前記成分AおよびBはそれぞれ、ピストンが装着された容器であって、そのモーターによる動きが前記スタチックミキサーの上流に位置するミキサーヘッドに前記成分AおよびBをフィードすることを可能にするピストンが装着された容器内に存在する請求項10に記載の方法。
  12. 前記ミキサーヘッド中の前記成分Aと前記成分Bの混合物上の圧力は1MPa〜10MPaの間である請求項11に記載の方法。
  13. 二個のピストンが同じモーターによって駆動される請求項11に記載の方法。
  14. 前記スタチックミキサーは、直列で取り付けられた幾つかの混合エレメントから構成される請求項1に記載の方法。
  15. 前記ペースト状火薬組成物を架橋させる温度は15℃〜80℃の間である請求項1に記載の方法。
  16. 前記成分Aおよび前記成分Bは40℃〜80℃の間の温度で混合される請求項1に記載の方法。
  17. 前記ペースト状火薬組成物を架橋させる温度は、前記成分Aおよび前記成分Bを混合する温度と同じか、または類似している請求項16に記載の方法。
  18. 前記ペースト状火薬組成物を架橋させる温度は室温(ambient temperature)である請求項16に記載の方法。
  19. 前記ポリオールプレポリマーは500〜10000の間の数平均分子量(Mn)を有し、ポリイソブチレンポリオール、ポリブタジエンポリオール、ポリエーテルポリオール、ポリエステルポリオールおよびポリシロキサンポリオールからなる群から選択される請求項1に記載の方法。
  20. 前記ポリイソシアネートモノマーは、トルエンジイソシアネート、イソホロンジイソシアネート、ジシクロヘキシルメチレン ジイソシアネート、ヘキサメチレンジイソシアネート、ビウレットトリヘキサンイソシアネート、3,5,5−トリメチル−1,6−ヘキサメチレンジイソシアネートおよびそれらの混合物からなる群から選択される請求項1に記載の方法。
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