JP3738729B2 - 血圧計の音響フィルタ - Google Patents

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    • A61B5/022Measuring pressure in heart or blood vessels by applying pressure to close blood vessels, e.g. against the skin; Ophthalmodynamometers

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、音響フィルタに関し、より特定的には、電子血圧計等に使用されるエアーポンプの加圧中に発生する圧ノイズを除去するための血圧計の音響フィルタに関する。
【0002】
【従来の技術】
まず、図18を参照して、電子血圧計の概略構成について説明する。電子血圧計は大別すると、腕帯100、圧力検出部200、送気部300、排気部400、電源部500、制御部600、表示部700、操作部800、および、電源スイッチ900に区分けされる。
【0003】
圧力検出部200には、音響フィルタ210、静電容量式圧力センサ220、および、センサ回路230が設けられる。送気部300には、自動加圧用エアポンプ310およびポンプ駆動回路320が設けられる。排気部400には、コントロール弁410およびコントロール弁駆動回路420が設けられる。電源部500には、電池電圧検出回路510および電源回路520が設けられる。また、制御部600は、マイクロプロセッサから構成される。表示部700は、液晶表示器から構成され、操作部800は、加圧スイッチから構成される。
【0004】
ここで、上記電子血圧計に使用される自動加圧用エアーポンプ310の加圧中に発生する圧ノイズを除去するための音響フィルタ210としては、たとえば、特開平7−210167号公報に開示されるものが挙げられる。この公報に開示される音響フィルタの構造は、プレートと、このプレートによって閉ざされることにより細管とタンクとが形成されるように、あらかじめ細管部とタンク部とが設けられるフィルタ本体部とを有し、プレートとフィルタ本体部との間にパッキンを挟み込んで、プレートとフィルタ本体部とを一体とするものである。
【0005】
この構成により、音響フィルタ210の空気圧入口から圧ノイズを含むエアーが入力された場合、細管とタンクとによるフィルタ作用により、圧ノイズが除去され、音響フィルタ210の空気圧出口に接続された静電容量式圧力センサ220によってエアー圧が測定されることになる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記音響フィルタ210の構造においては、プレートとフィルタ本体部との間に、パッキンを介在させる構造が採用されているために、パッキンの厚みのばらつきや、周辺温度変化による厚みの変化のために、パッキンの細管への食込み量が変化し、音響フィルタの特性がばらついてしまう問題が挙げられる。
【0007】
したがって、この発明の目的は、上記課題を解決するためになされたものであり、音響フィルタの特性に影響を与えることのない構造を有する血圧計の音響フィルタを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
この発明に基いた血圧計の音響フィルタにおいては、腕帯と圧力センサとの間に設けられ、上記腕帯に連通する空気圧入口と、上記空気圧入口に連通し上記圧力センサに接続される空気圧出口と、上記空気圧入口と上記空気圧出口との間において直列に設けられる、タンクおよび細管とを備える、音響フィルタであって、重ね合わせることにより、上記タンクおよび上記細管を形成する、フィルタケースとフィルタキャップとを有し、上記フィルタケースおよび上記フィルタキャップのいずれか一方に設けられる凸部領域と、上記凸部領域を設けた上記フィルタケースおよび上記フィルタキャップの他方に設けられ、上記フィルタケースと上記フィルタキャップとを重ね合わされた状態において上記凸部領域を受け入れる凹部領域とからなる溶着接合構造を有し、上記タンクは、上記フィルタケースおよび上記フィルタキャップのいずれか一方に設けられるタンク形成領域と、上記タンク形成領域を設けた上記フィルタケースおよび上記フィルタキャップの他方に設けられるタンク蓋領域とからなり、上記フィルタケースと上記フィルタキャップとを重ね合わされた状態で上記タンク蓋領域が上記タンク形成領域を閉じることにより形成され、上記細管は、上記タンク形成領域に通じるように、上記フィルタケースおよび上記フィルタキャップのいずれか一方に設けられた細管形成領域と、上記細管形成領域を設けた上記フィルタケースおよび上記フィルタキャップの他方に設けられた細管蓋領域とからなり、上記フィルタケースと上記フィルタキャップとを重ね合わされた状態で上記細管蓋領域が上記細管形成領域を閉じることにより形成され、上記溶着接合構造は、上記凹部領域内において上記凸部領域が溶融することにより上記フィルタケースと上記フィルタキャップとを溶着することを特徴とする。
【0009】
この構造においては、従来のようにパッキンを設けていない構造を採用していることから、タンクの空間容量および細管の空間容量に影響を与えることがなく、血圧計の音響フィルタの特性の安定を図ることが可能になる。
【0010】
さらに、凹部領域において凸部領域が溶着する結果、溶着接合部における機密性が確保されるとともに、エアー圧による耐圧性能の向上、さらに血圧計の音響フィルタの特性の安定と図ることが可能となる。
【0011】
また、上記発明において好ましくは、上記溶着接合構造は、上記フィルタケースと上記フィルタキャップとの外周部を取り囲むように設けられる外周凸部領域および外周凹部領域と、上記細管が延びる方向に沿って、上記細管を両側から挟みこむように設けられる内部凸部領域および内部凹部領域とを有することを特徴とする。
【0012】
これにより、細管における機密性の向上がさらに図られ、溶着接合部における機密性をさらに向上させることが可能となる。
【0013】
また、上記発明において好ましくは、当該血圧計の音響フィルタは、それぞれ直列に接続される、第1細管、第1タンク、第2細管、および第2タンクとを備え、上記第1細管と上記第2細管、および上記第1タンクと上記第2タンクは、それぞれ対角線上に配置されることを特徴とする。
【0014】
これにより、溶着接合構造である凸部の密着が比較的均等になるため、均一に溶着することが可能になり、その結果、溶着不良が発生し難くなる。
【0015】
また、上記発明において好ましくは、上記空気圧出口に、リング状のパッキン部材が装着され、上記空気圧出口近傍の当該血圧計用の音響フィルタ内部には、上記パッキン部材の入り込みを防止するための当接部材が設けられることを特徴とする。
【0016】
これにより、空気圧出口における機密性の向上を図ることが可能となる。また、パッキン部材の音響フィルタ内部への入り込みを未然に防止することが可能になる。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、この発明に基づいた血圧計の音響フィルタ(以下、単に音響フィルタと称する。)1の構造について説明する。なお、本実施の形態における音響フィルタ1が適用される血圧計としては、一般的には上腕式血圧計であるが、圧ノイズが問題になる血圧計であれば、他の形式の血圧計に適用することも可能である。また、本発明の本質は、音響フィルタ1の構造にあるため、ここでは、音響フィルタ1の構造についてのみ説明する。
【0018】
(音響フィルタ1の構造)
まず、図1を参照して、本実施の形態における音響フィルタ1の構造について説明する。なお、図1は本実施の形態における音響フィルタ1の全体構造を示す分解斜視図である。
【0019】
この音響フィルタ1は、空気圧入口12を備えるフィルタケース10と、空気圧出口56を備えるフィルタキャップ50と、空気圧出口56に装着されるリング状のパッキン部材80とを備える。本実施の形態における音響フィルタ1は、4つの領域からなり、空気圧入口12が直接連通する第1細管1A、この第1細管1Aに連通する第1タンク1B、この第1タンク1Bに連通する第2細管1C、およびこの第2細管1Cに連通し、空気圧出口56が直接連通する第2タンク1Dを備えている。したがって、空気圧入口12、第1細管1A、第1タンク1B、第2細管1C、第2タンク1D、および、空気圧出口56は管路が直列に接続される状態となる。また、第1細管1Aと第2細管1C、および第1タンク1Bと第2タンク1Dは、それぞれ図示するように対角線上の位置関係となるように配置される。
【0020】
なお、図1においては、結合関係が明確となるように、フィルタケース10、フィルタキャップ50、および、パッキン部材80が分解された状態を示しているが、音響フィルタ1として用いる場合には、フィルタケース10、フィルタキャップ50、および、パッキン部材80が図中矢印方向に結合された状態となる。
【0021】
(フィルタケース10の構造)
次に、フィルタケース10の構造について、図2から図5を参照して説明する。なお、図2は、フィルタケース10の内部構造を示す平面図であり、図3は、図2中III−III線矢視断面図であり、図4は、図3中IVで囲まれる領域の部分拡大図であり、図5は、図2中V線矢視断面図である。また、図2中の矢印は、音響フィルタ1として組立てた場合の、空気圧の流れを示すものである。
【0022】
フィルタケース10は、図2および図3を参照して、上記第1細管1A、第1タンク1B、第2細管1C、および第2タンク1Dに対応する4つの領域から構成される。まず、樹脂製のケース本体部11と、このケース本体部11の外周部を取り囲むように、外周凸部領域11aが設けられている。この外周凸部領域11aは、溶着接合構造を構成する。外周凸部領域11aの形状は、図4の断面図に示すように、上方に凸となる略三角形状を有している。また、外周凸部領域11aの外周部分には、外周凸部領域11aの低部よりも低い位置にステップ11bが設けられている。このステップ11bは、溶着時に、フィルタケース10とフィルタキャップ50との位置合わせに用いられる。
【0023】
ケース本体部11の側面部分には、空気圧入口12が設けられ、上記第1細管1Aに対応するフィルタケース10の上面部分には、空気圧入口12に連通する開口部13が設けられる。さらに、開口部13を含むように、第1細管蓋領域14が蛇行するように設けられ、この第1細管蓋領域14を規定するように、第1凸部領域14aが設けられている。この第1凸部領域14aは、溶着接合構造を構成する。また、第1タンク1Bに対応するフィルタケース10の上面部分には、所定の容量空間からなる平面矩形形状の第1タンク形成領域15が設けられている。
【0024】
次に、上記第2細管1Cに対応するフィルタケース10の上面部分には、第2細管蓋領域16が蛇行するように設けられ、この第2細管蓋領域16を規定するように、第2凸部領域16aが設けられている。この第2凸部領域16aは、溶着接合構造を構成する。また、第2タンク1Dに対応するフィルタケース10の上面部分には、所定の容量空間からなる平面矩形形状の第2タンク形成領域17が設けられている。この第2タンク形成領域17の空気圧出口56が対向する位置には、上記パッキン部材80の入り込みを防止するため、略円筒形状の当接部材18が設けられる。なお、この当接部材18には、空気通路を確保するため、スリット18aが2箇所設けられている。
【0025】
また、第1凸部領域14aおよび第2凸部領域16aの形状は、図5に示すように、上記外周凸部領域11aと同様に、上方に凸となる略三角形状を有している。
【0026】
(フィルタキャップ50の構造)
次に、フィルタキャップ50の構造について、図6から図9を参照して説明する。なお、図6は、フィルタキャップ50の内部構造を示す平面図であり、図7は、図6中VII−VII線矢視断面図であり、図8は、図7中VIIIで囲まれる領域の部分拡大図であり、図9は、図6中IX−IX線矢視断面図である。なお、図2中の矢印は、音響フィルタ1として組立てた場合の、空気圧の流れを示すものである。
【0027】
フィルタキャップ50は、図6および図7を参照して、上記第1細管1A、第1タンク1B、第2細管1C、および第2タンク1Dに対応する4つの領域から構成される。まず、樹脂製のキャップ本体部51を有し、このキャップ本体部51の外周部を取り囲み、重ね合せた状態で、上記外周凸部領域11aに対向する位置に、外周凹部領域51aが設けられている。この外周凹部領域51aは、溶着接合構造を構成する。外周凹部領域51aの形状は、図8の断面図に示すように、上方に凹となる断面矩形形状を有している。また、外周凹部領域51aの外周部分には、下方に延び、上記ステップ11bに対向する位置に垂下部51bが設けられている。
【0028】
上記第1細管1Aに対応するフィルタキャップ50には、重ね合わされた状態で、上記第1細管蓋領域14によって閉じられる第1細管形成領域52が蛇行するように設けられ、この第1細管形成領域52が延びる方向に沿って、第1細管形成領域52を両側から挟み、上記第1凸部領域14aが対向する位置に第1凹部領域52aが設けられている。この第1凹部領域52aは、溶着接合構造を構成する。また、第1タンク1Bに対応するフィルタキャップ50の上面部分には、上記第1タンク形成領域15を塞ぐ第1タンク蓋領域53が設けられている。
【0029】
次に、上記第2細管1Cに対応するフィルタキャップ50には、重ね合わされた状態で、上記第2細管蓋領域16によって閉じられる第2細管形成領域54が蛇行するように設けられ、この第2細管形成領域54が延びる方向に沿って、第2細管形成領域54を両側から挟み、上記第2凸部領域16aが対向する位置に第2凹部領域54aが設けられている。この第2凹部領域54aは、溶着接合構造を構成する。また、第2タンク1Dに対応するフィルタキャップ50の上面部分には、上記第2タンク形成領域17を塞ぐ第2タンク蓋領域55が設けられている。なお、この第2タンク蓋領域55には、空気圧出口56が設けられている。この空気圧出口56は、図7に示すように、円筒形状の立壁部57が設けられ、この立壁部57の内周面には、内方に突出するリング状の係合凸部56aが設けられている。
【0030】
また、第1細管形成領域52および第2細管形成領域54の溝形状は、図8および図9に示すように、断面が略台形形状を有し、細管としての所定の断面容量を有する。また、第1凹部領域52aおよび第2凹部領域54aの溝形状は、図8および図9に示すように、断面が略矩形形状を有し、溶着時に第1凸部領域14aおよび第2凸部領域16aを受け入れ可能な断面容量を有している。
【0031】
(パッキン部材80の構造)
次に、パッキン部材80の構造について、図10および図11を参照して説明する。なお、図10は、パッキン部材80の構造を示す全体斜視図であり、図11は、図10中XI−XI線矢視断面図である。このパッキン部材80は、リング形状を有し、外周面には、上部リング凸部領域81、下部リング凸部領域83、および、上部リング凸部領域81と下部リング凸部領域83とによって挟まれた領域からなり、空気圧出口56に設けられた係合凸部56aが嵌る係合凹部82が設けられている。中心部には、軸方向に延びる貫通通路84が設けられている。
【0032】
(溶着接合構造)
次に、フィルタケース10とフィルタキャップ50とを重ね合せた状態における溶着接合構造について、図12から図15を参照して説明する。なお、図12および図13は、フィルタケース10の外周凸部領域11aと、フィルタキャップ50の外周凹部領域51aとの溶着接合構造を示す断面図であり、図14および図15は、フィルタケース10の第1凸部領域14aと、フィルタキャップ50の第1凹部領域52aとの溶着接合構造を示す断面図である。なお、フィルタケース10の第2凸部領域16aと、フィルタキャップ50の第2凹部領域54aとの溶着接合構造は、図14および図15に示すものと同じ構造であるため、説明は省略する。
【0033】
まず、図12および図13に示すように、外周凸部領域11aと外周凹部領域51aとを重ね合せた状態で、超音波溶着を行なう。これにより、外周凹部領域51a内で外周凸部領域11aが溶融し、フィルタケース10とフィルタキャップ50とが溶着される。
【0034】
また、図14および図15に示すように、第1凸部領域14aと第1凹部領域52aとを重ね合せた状態で、超音波溶着を行なう。これにより、第1凹部領域52aで第1凸部領域14aが溶融し、フィルタケース10とフィルタキャップ50とが溶着される。その結果、第1細管形成領域52が、第1細管蓋領域14によって密閉された状態となり、第1細管に高い機密性を確保することが可能となる。
【0035】
(作用効果)
以上、本実施の形態における音響フィルタ1に構造においては、フィルタケース10に設けたと凸部領域(11a,14a,16a)と、フィルタキャップに設けた凹部領域(51a,52a,54a)とを嵌め合わせた、超音波溶着による溶着接合構造を採用していることから、溶着領域において十分な結合力、機密性、および、エアー圧による十分な耐圧性能が得られる。
【0036】
その結果、従来構造のような、製造プロセスに起因する厚みのばらつきや、周辺温度変化による厚みの変化の影響を受けるパッキンを用いる必要がないため、タンクの空間容量および細管の空間容量に影響を与えることがなく、音響フィルタ1の特性の安定を図ることが可能になる。
【0037】
また、それぞれ直列に接続される、第1細管1A、第1タンク1B、第2細管1C、および第2タンク1Dを備え、第1細管1Aと第2細管1C、および第1タンク1Bと上記第2タンク1Dを、それぞれ対角線上に配置することにより、溶着接合構造である凸部の密着が比較的均等になるため、均一に溶着することが可能になる。その結果、溶着不良が発生し難くなる。
【0038】
また、空気圧出口56に、リング状のパッキン部材80を設けることにより、空気圧出口56における機密性の向上を図ることが可能になる。また、空気圧出口56と、パッキン部材80との間には、相互に係合する係合領域(56a,82)を設けることにより、空気圧出口56からのパッキン部材80の脱落を防止することが可能になる。また、空気圧出口56近傍の音響フィルタ1の内部には、パッキン部材80が当接する当接部材18を設けことにより、パッキン部材80の音響フィルタ1内部への入り込みを未然に防止することが可能になる。
【0039】
ここで、上記実施の形態における音響フィルタ1を用いた場合の、「カットオフ周波数―圧力・温度特性」について、図16および図17を参照して説明する。図16は、音響フィルタ周波数特性を示すもので、縦軸に減衰率(dB)が示され、横軸に対数目盛により周波数(Hz)が示されている。音響フィルタ1においては減衰率(dB)が−3(dB)の場合の周波数をカットオフ周波数と定義し、この場合のカットオフ周波数は約16(Hz)となる。このカットオフ周波数16Hzを基準にして、温度変化によるカットオフ周波数を、本実施の形態における音響フィルタ1と、上述した従来の音響フィルタとで比較した結果を図17に示す。なお、エアー圧は150mmHgとする。
【0040】
図17中において、点線で示す従来構造の音響フィルタの場合、周辺温度が低下すると、カットオフ周波数が大きく上昇し、周辺温度が上昇すると、カットオフ周波数が大きく低下する。一方、本実施の形態における音響フィルタの場合、周辺温度の変化に大きく影響を受けることがない。
【0041】
なお、本実施の形態において、第1細管1A、第1タンク1B、第2細管1C、および第2タンク1Dの配置として、好ましい形態として細管およびタンクがそれぞれ対角線上に設ける場合について説明したが、この配置に限定されるものでなく、一方の側に細管を配置し、他方の側にタンクを配置する構造を採用することも可能である。
【0042】
また、細管およびタンクの数量についても、要求される音響フィルタの特性を得るために、適宜選択されるものであり、本実施の形態の数量に限定されるものではない。
【0043】
また、細管の配置についても、フィルタ効果を得るためには、設計的事項として様々形態が採用され、本実施の形態の配置に限定されるものではない。
【0044】
また、一方の側に設けた凸部領域と、他方の側に設けた凹部領域とを嵌め合わせた、超音波溶着による溶着接合構造を採用しているが、この超音波溶着に限定されるものでなく、その他の接合方法を採用することが可能である。
【0045】
また、タンクおよび細管の蓋領域と、対応するタンクおよび細管の形成領域とについては、それぞれがフィルタケースおよびフィルタキャップのいずれか一方に設けられていれば良く、上記本実施の形態の構造に限定されるものでない。
【0046】
したがって、今回開示した上記実施の形態はすべての点で例示であって、限定的な解釈の根拠となるものではない。したがって、本発明の技術的範囲は、上記した各実施の形態のみによって解釈されるのではなく、特許請求の範囲の記載に基づいて画定される。また、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれる。
【0047】
【発明の効果】
この発明に基いた血圧計の音響フィルタによれば、従来のようにパッキンを設けていない構造を採用していることから、タンクの空間容量および細管の空間容量に影響を与えることがなく、血圧計の音響フィルタの特性の安定を図ることが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本実施の形態における音響フィルタ1の全体構造を示す分解斜視図である。
【図2】 本実施の形態における音響フィルタ1のフィルタケース10の内部構造を示す平面図である。
【図3】 図2中III−III線矢視断面図である。
【図4】 図3中IVで囲まれる領域の部分拡大図である。
【図5】 図2中V線矢視断面図である。
【図6】 本実施の形態における音響フィルタ1のフィルタキャップ50の内部構造を示す平面図である。
【図7】 図6中VII−VII線矢視断面図である。
【図8】 図7中VIIIで囲まれる領域の部分拡大図である。
【図9】 図6中IX−IX線矢視断面図である。
【図10】 本実施の形態における音響フィルタ1のパッキン部材80の構造を示す全体斜視図である。
【図11】 図10中XI−XI線矢視断面図である。
【図12】 フィルタケース10の外周凸部領域11aと、フィルタキャップ50の外周凹部領域51aとの溶着接合構造を示す第1断面図である。
【図13】 フィルタケース10の外周凸部領域11aと、フィルタキャップ50の外周凹部領域51aとの溶着接合構造を示す第2断面図である。
【図14】 フィルタケース10の第1凸部領域14aと、フィルタキャップ50の第1凹部領域52aとの溶着接合構造を示す第1断面図である。
【図15】 フィルタケース10の第1凸部領域14aと、フィルタキャップ50の第1凹部領域52aとの溶着接合構造を示す第2断面図である。
【図16】 音響フィルタ周波数特性を示す図である。
【図17】 温度変化によるカットオフ周波数を、本実施の形態における音響フィルタ1と、従来の音響フィルタとで比較した結果を示す図である。
【図18】 電子血圧計の概略構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 音響フィルタ、1A 第1細管、1B 第1タンク、1C 第2細管、1D 第2タンク、10 フィルタケース、11a 外周凸部領域、11b ステップ、12 空気圧入口、13 開口部、14 第1細管蓋領域、14a 第1凸部領域、15 第1タンク形成領域、16 第2細管蓋領域、16a 第2凸部領域、17 第2タンク形成領域、18 当接部材、18a スリット、50フィルタキャップ、51a 外周凹部領域、51b 垂下部、52 第1細管形成領域、52a 第1凹部領域、53 第1タンク蓋領域、54 第2細管形成領域、54a 第2凹部領域、55 第2タンク蓋領域、56 空気圧出口、56a 係合凸部、57 立壁部、80 パッキン部材、81 上部リング凸部領域、82 係合凹部、83 下部リング凸部領域、84 貫通通路。

Claims (4)

  1. 腕帯と圧力センサとの間に設けられ、前記腕帯に連通する空気圧入口と、前記空気圧入口に連通し前記圧力センサに接続される空気圧出口と、前記空気圧入口と前記空気圧出口との間において直列に設けられる、タンクおよび細管とを備える、血圧計の音響フィルタであって、
    重ね合わせることにより、前記タンクおよび前記細管を形成する、フィルタケースとフィルタキャップとを有し、
    前記フィルタケースおよび前記フィルタキャップのいずれか一方に設けられる凸部領域と、前記凸部領域を設けた前記フィルタケースおよび前記フィルタキャップの他方に設けられ、前記フィルタケースと前記フィルタキャップとを重ね合わされた状態において前記凸部領域を受け入れる凹部領域とからなる溶着接合構造を有し、
    前記タンクは、前記フィルタケースおよび前記フィルタキャップのいずれか一方に設けられるタンク形成領域と、前記タンク形成領域を設けた前記フィルタケースおよび前記フィルタキャップの他方に設けられるタンク蓋領域とからなり、前記フィルタケースと前記フィルタキャップとを重ね合わされた状態で前記タンク蓋領域が前記タンク形成領域を閉じることにより形成され、
    前記細管は、前記タンク形成領域に通じるように、前記フィルタケースおよび前記フィルタキャップのいずれか一方に設けられた細管形成領域と、前記細管形成領域を設けた前記フィルタケースおよび前記フィルタキャップの他方に設けられた細管蓋領域とからなり、前記フィルタケースと前記フィルタキャップとを重ね合わされた状態で前記細管蓋領域が前記細管形成領域を閉じることにより形成され、
    前記溶着接合構造は、前記凹部領域内において前記凸部領域が溶融することにより前記フィルタケースと前記フィルタキャップとを溶着することを特徴とする、血圧計の音響フィルタ。
  2. 前記溶着接合構造は、前記フィルタケースと前記フィルタキャップとの外周部を取り囲むように設けられる外周凸部領域および外周凹部領域と、前記細管が延びる方向に沿って、前記細管を両側から挟みこむように設けられる内部凸部領域および内部凹部領域とを有することを特徴とする、請求項1記載の血圧計の音響フィルタ。
  3. 当該血圧計の音響フィルタは、それぞれ直列に接続される、第1細管、第1タンク、第2細管、および第2タンクとを備え、
    前記第1細管と前記第2細管、および前記第1タンクと前記第2タンクは、それぞれ対角線上に配置されることを特徴とする、請求項1または請求項2のいずれかに記載の血圧計の音響フィルタ。
  4. 前記空気圧出口に、リング状のパッキン部材が装着され、
    前記空気圧出口近傍の当該血圧計用の音響フィルタ内部には、前記パッキン部材の入り込みを防止するための当接部材が設けられることを特徴とする、請求項1からのいずれかに記載の血圧計の音響フィルタ。
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