JP3738117B2 - 電子鍵盤楽器におけるボイス割り当て装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、シンセサイザー等の電子鍵盤楽器にて押鍵された鍵盤に、複音または単音のボイスを適宜割り当てることのできるボイス割り当て装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、シンセサイザー等の電子鍵盤楽器では、スイッチ操作により複音アサイン(ポリフォニックアサインともいう)と単音アサイン(モノフォニックアサインともいう)とを切り換え可能なものが多く採用されている。複音アサインとは、複数の鍵盤を押鍵した際に、押鍵された鍵盤に対応する音が全て発音されるものであり、単音アサインとは、押鍵された鍵盤のうち、最後に押された鍵盤音のみが優先されて単音で発音されるものである。
【0003】
例えば、演奏者がド、ミ、ソの順で押鍵した場合、複音アサインに設定されていると、「ドの単音」、「ド、ミの複音」、「ド、ミ、ソの複音」という順序で発音されることになる。一方、単音アサインに設定されている場合には、「ドの単音」、「ミの単音」、「ソの単音」の順でそれぞれ単音のみが出力されることになる。そして、複音アサインでは和音を演奏することができるという利点があり、また、単音アサインではメロディを弾く場合に有効なスラーやトリルといった演奏法を理想的に実現することができるという長所を有する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来におけるシンセサイザ等の電子鍵盤楽器においては、単音アサイン、複音アサインを切り換えることはできるものの、各アサインは音色プログラムによって固定であり、例えば、同一の音色を使用しながら複音アサインによる和音と、単音アサインによるスラーやトリルを交えたメロディを奏でることができないという欠点があった。
【0005】
この発明はこのような従来の課題を解決するためになされたものであり、その目的とするところは、同一の音色を使用しながら複音アサイン、単音アサインを切り換えることのできる電子鍵盤楽器におけるボイス割り当て装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明は、電子鍵盤楽器にて押鍵された鍵盤に、ボイスを割り当てるボイス割り当て装置において、単音、複音を切り換える際の要因として、鍵盤を押鍵する強さを設定し、且つ、押鍵する強さのしきい値を決め、該しきい値の上下でアサイン方法を単音、複音に切り換え設定する要因設定手段と、前記要因設定手段にて複音が設定されている際に、押鍵された鍵盤入力に対してボイスを複数で割り当てる複音割り当て手段と、前記要因設定手段にて単音が設定され、且つ、他に単音アサイン方法で鍵盤に割り当てられているボイスが存在しない場合には、押鍵される第1の鍵盤入力に対し、押鍵状態でこの第1の鍵盤に最も近い第2の鍵盤に割り当てられたボイスを第1の鍵盤に移行させて単音を割り当てる処理を行い、他に単音が割り当てられた第3の鍵盤が存在する場合には、この第3の鍵盤に割り当てられたボイスを第1の鍵盤に移行させて単音を割り当てる処理を行い、前記第3の鍵盤を押鍵した状態で前記第1の鍵盤を離鍵した場合には、第1の鍵盤に単音アサイン方法で割り当てられたボイスを第3の鍵盤に移行させる単音割り当て手段と、を有することが特徴である。
【0007】
上述の如く構成された本発明によれば、要因設定手段にて設定されている切り換え要因として押鍵強さを採用し、例えば押鍵の強さが「中」以上に対してその鍵盤に複音を割当てるものとして、複数の鍵盤を同時に強さが「中」以上で押鍵すると、押鍵された各鍵盤全てについてボイスが割り当てられ、各ボイスのアサインの方法が複音とされるので、押鍵された音程全ての和音が出力されることになる。例えば、「ド、ミ、ソ、シ」の4音を同時に押鍵すればドミソシの和音が出力されることになる。
【0008】
また、要因を単音に設定した状態で(例えば、押鍵の強さが「中」以下)1つの鍵盤(x)を押鍵すると、単音が割り当てられている鍵盤、又は押鍵されている鍵盤のなかで最も近い鍵盤に割り当てられているボイスが新たに押鍵された鍵盤(x)に移行され、この鍵盤(x)に単音のボイスが割り当てられてこの単音が発音される。更に、他の鍵盤(y)が押鍵されると鍵盤(x)に割り当てられているボイスが鍵盤(y)に移行され、ボイスが割り当てられてこの単音が発音されることになる。そして、鍵盤(y)を離鍵すると、該鍵盤(y)に割り当てられているボイスが鍵盤(x)に移行し、今度は鍵盤(x)の単音が発音されることになる。これにより、スラーやトリルといった演奏法を容易に実行することができるようになる。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。図1は、本発明のボイス割り当て装置が適用される電子鍵盤楽器のハードウェア構成を示す説明図であり、同図に示すように、この電子鍵盤楽器は、例えば128鍵を有する鍵盤1と、演奏者により押鍵された鍵盤1の情報及び押鍵の強さ(ベロシティともいう)を読み取るキースキャナー2と、要因設定手段3a、複音割り当て手段3b、単音割り当て手段3cを含み且つ制御中枢となるCPU3と、システムプログラムが記憶されるROM4と、後述する鍵盤状態表の内容を読み出し・書き込み可能に記憶するRAM5と、操作パネル6と、割り当てられたボイスを実際に発音する音源7と、から構成されている。
【0010】
操作パネル6は、複音アサインと単音アサインとの切り換えの要因を指定すると共に、実際に切り換え動作が行われるしきい値を設定するものである。そして、本実施形態のボイス割り当て装置では、操作パネル6にて切り換えの要因を「鍵盤を弾く強さ(いわゆるベロシティ)」に設定し、このしきい値を「中レベル」に設定することにより、演奏者が鍵盤を弾く強さが中レベル以上であるかどうかにより、ボイスの割り当てが複音のアサインであるか、単音のアサインであるかが切り換えられるように動作させている。
【0011】
RAM5には、後述する表1に示す如くの各鍵盤(この場合は128鍵)のオン、オフ状態、オンとされた鍵盤に割り当てられるボイス(アサインボイス)、及びアサインの方法(複音であるか、単音であるか)の情報が記述された鍵盤状態表が読み出し・書き込み可能に記憶されている。
【0012】
【表1】
【0013】
図2〜図6は、CPU3による具体的な処理の操作手順を示すフローチャートであり、以下、各フローチャートを参照しながら本実施形態の作用について説明する。なお、ここでは複音アサインと単音アサインとの切り換えの要因を「鍵盤を弾く強さ」に設定し、また、アサインが切り換えられるしきい値として「押鍵の強さが中以上のとき」と設定している。図2は、ボイスの割り当てを初期化する際の操作手順を示しており、まず図1に示した操作パネル6にて初期化を開始する旨の操作を入力すると、鍵盤(番号)1をオフ状態とし、且つ、アサインボイスを「無し」に設定する(ステップST1,2)。次いで、鍵盤2について同様に操作し、これを繰り返すことにより全ての鍵盤をオフ状態とし、且つ、アサインボイスを「無し」とする(ステップST3,4)。
【0014】
図3は、実際に鍵盤が押鍵された時のアサインの変化を示すフローチャートであり、鍵盤kの押鍵が検出されると(ステップST11)、RAM5に記憶された鍵盤状態表におけるk行目の、「オン/オフ」の欄が、オフからオンに変更される(ステップST12)。そして、鍵盤kを押鍵した強さが「中」以上であるかどうかが判定され(ステップST13)、「中」以上であれば(即ち、演奏者が比較的強めに鍵盤を弾いた場合)鍵盤kには「複音」が割り当てられる(ステップST15)。一方、強さが「中」よりも弱ければ(ステップST13でNO)、鍵盤k以外にオンとされている鍵盤が存在するかどうかが判定され(ステップST14)、存在しなければ(ステップST14でNO)前記と同様に「複音」が割り当てられ、存在する場合には(ステップST14でYES)、「単音」が割り当てられる。
【0015】
図4は、図3のフローチャートにて複音が割り当てられた際の動作手順を示すフローチャート、図5は同単音が割り当てられた際の動作手順を示すフローチャート、図6は、押鍵されていた鍵盤kを離鍵した時の動作を示すフローチャートである。
【0016】
いま、表1に示した如くの初期化された状態から、表2に示すように演奏者が鍵盤24,28,31の3つの鍵盤を「中」以上の強さにて押鍵すると(例えば、ドミソの3音)、図3に示されるフローチャートのステップ15に示されるように複音アサインとされる。
【0017】
【表2】
【0018】
より詳細には、図4のフローチャートに示すように、押鍵された各鍵盤にボイスを割り当てて、音源(図1に示した符号7)に対して発音の処理を行ない(ステップST21)、更に、鍵盤状態表の各鍵盤24,28,31に対応する「アサインボイス」の欄にボイス番号を書き込む(ステップST22)。つまり、表2に示すように、鍵盤24についてはボイス1が割り当てられ、鍵盤28についてはボイス2が割り当てられ、更に、鍵盤31についてはボイス3が割り当てられる。その後、各鍵盤24,28,31の、「アサインの方法」の欄に「複音」を記述する(ステップST23)。これにより、音源7からは、鍵盤24,28,31の和音が出力されることになる。
【0019】
次いで、前記の3つの鍵盤が押鍵されている状態で、更に、鍵盤36を「中」以上の強さで押鍵すると、図3のステップ13にて「YES」となり、やはり複音アサインが指定されるので、図4のフローチャートに従ってこの鍵盤36にボイス4が割り当てられ(表3参照)、音源7からは複音が発音されることになる。即ち、鍵盤24,28,31,36の4つの和音が出力されることになる。
【0020】
【表3】
【0021】
その後、例えば、鍵盤37を「中」よりも弱く押鍵すると、図3のステップST13にてNOとなり、且つステップST14にてYESとなるので、今度は単音アサインが指定されることになる。すると、図5のフローチャートに示すように、他に「ON」状態とされている鍵盤を検索し(ステップST31)、アサインの方法が単音とされているものがあるかどうかを検索する(ステップST32)。この場合は、鍵盤24,28,31,36の4つの鍵盤が「ON」とされ、それぞれが複音のアサインとされているので(ステップST32でNO)、鍵盤37に最も近く、且つ、「ON」状態とされている鍵盤を検索する(ステップST33)。この場合は、鍵盤36が鍵盤37に最も近いので、鍵盤36が検索されることになる。
【0022】
そして、表4に示すように、この鍵盤36に割り当てられていたアサインボイスの番号を鍵盤37に割り当て(ステップST35)、鍵盤36,37のアサインの方法をそれぞれ「単音」とし(ステップST36,38)、更に、鍵盤36のアサインボイスを「無し」とする(ステップST37)。この結果、鍵盤24,28,31の複音と鍵盤37の単音が同時に発音されることになる。なお、この際、鍵盤36は押鍵された状態とされている。
【0023】
【表4】
【0024】
更に、表4に示した状態から鍵盤38を「中」よりも弱く押鍵すると、図3に示すステップST14にてYESとされるので、単音アサインが選択される。そして、この場合、鍵盤37が単音に設定されているので、図5のステップST32にて「アサイン方法」が単音とされている鍵盤が存在する、と判定されることになり(ステップST32でYES)、現在、単音に設定されている鍵盤を検索する(ステップST39)。その結果、鍵盤37が単音に設定されていることが検索されるので(表4参照)、この鍵盤37に割り当てられているボイス(即ち、ボイス4)を鍵盤38に割り当てて発音させ(ステップST40)、表5に示すように、鍵盤38の「アサインボイス」の欄にボイス4を記述する(ステップST41)。
【0025】
【表5】
【0026】
また、鍵盤37の「アサイン方法」は単音のままとし(ステップST42)「アサインボイス」を「無し」に書き換える(ステップST43)。これにより、鍵盤24,28,31による和音と鍵盤38の単音が同時に発音されることになる。なお、この際、鍵盤36,37は押鍵された状態とされている。
【0027】
次の操作として、鍵盤38を離鍵する(鍵盤から指を離す)と、図6のフローチャートに示すように、鍵盤38がオフ状態とされ(ステップST51)、鍵盤38の「アサインボイス」にボイスが割り当てられているかどうかが判定される(ステップST52)。表5に示したように、鍵盤38には「ボイス4」が割り当てられているので(ステップST52でNO)、この鍵盤38の「アサインの方法」が単音であるかどうかが判定され(ステップST53)、この場合は「単音」が割り当てられているので(ステップST53でYES)、鍵盤状態表の内容から鍵盤が「オン」状態であり、アサインボイスが「無し」で、且つ、アサインの方法が「単音」とされている鍵盤が存在するかどうかが検索される(ステップST56)。この場合、表5から容易に理解できるように、鍵盤37が検索されることになる(ステップST57でYES)。そして、鍵盤38に割り当てられていたボイス4を鍵盤37に割り当てて発音させ(ステップST58)、表6に示すように、鍵盤37のアサインボイスを「ボイス4」に書き換える(ステップST59)。この操作により、鍵盤24,28,31の和音と、鍵盤37の単音が同時に出力されることになる。
【0028】
【表6】
【0029】
次いで、鍵盤37を離鍵すると前記と同様の手順により鍵盤37のアサインボイスは「無し」とされ、鍵盤36のアサインボイスが「ボイス4」に設定されるので、結果として、鍵盤24,28,31の和音と鍵盤36の単音が同時に発音されることになる(表7参照)。
【0030】
【表7】
【0031】
こうして、鍵盤を押鍵する強さを調整することにより和音アサイン、単音アサインを任意に切り換えることができるのである。なお、図6におけるステップST52でYESの場合は、離鍵された鍵盤に対してボイスが割り当てられていないのでそのまま終了する。また、ステップST53にてNOの場合、及びステップST57にてNOの場合は、離鍵された鍵盤に割り当てられているボイスを他の鍵盤に割り当てる必要が無いので、そのボイスの発音を停止させ(ステップST54)、この鍵盤のアサインボイスを「無し」とする(ステップST55)。
【0032】
そして、上記の如く構成された本実施形態によるボイス割り当て装置によれば、3つの鍵盤24,28,31を同時且つ強めに弾くことにより3つの和音を発音させることができ、また、鍵盤36を強めに弾くことによりこの鍵盤の音程の複音を追加して発音させることができる。そして、各鍵盤24、28、31、36を押鍵したままの状態で鍵盤37を弱めに弾くと、鍵盤37に最も近い鍵盤36の発音が停止され、鍵盤37の音程が単音として発音されることになる。更に、鍵盤36,37をそれぞれ押鍵した状態で鍵盤38を弱めに押鍵すると、今度は鍵盤37の発音が停止されて鍵盤38の音程が単音として発音される。この状態で鍵盤38を離鍵すると鍵盤38の発音が停止されて鍵盤37の単音が発音され、次いで、鍵盤37を離鍵すると今度は鍵盤36の単音が発音されることになる。つまり、3つの鍵盤24,28,31を同時に押鍵して和音を発音させた状態で、鍵盤36〜38を弱め且つ瞬時的にオン、オフさせることにより、スラーやトリルといった演奏が可能となり、演奏の幅が著しく広がり、より演奏者の好みにあった演奏が可能となる。
【0033】
なお、上記した実施形態ではアサインを切り換える要因として、「押鍵の強さ」を例に説明したが、本発明はこれに限定されるものでは無く、例えば、鍵盤楽器上の適所に専用の切り換えスイッチを配置し、このスイッチを切り換えることにより複音アサイン、単音アサインを切り換えるようにしても良い。また、押鍵の強さのしきい値を「中程度」とし、これ以上を複音、これ以下を単音に設定する例についえ説明したが、この反対としてもよい。即ち、しきい値以上の時に複音アサインとし、しきい値以下の時に単音アサインとしても良い。
【0034】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明のボイス割り当て装置によれば、演奏者が押鍵の強さ等の要因を適宜切り換えることにより、複音、単音を切り換えてボイスを割り当てることができるので、同一の音色プログラムにて和音出力及び単音出力を選択することができる。これにより、和音を出力させながらスラー、トリル等の演奏法を同時に実行することができるようになり、演奏の幅が広がり、好みに応じた楽音を幅広く発音させることができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るボイス割り当て装置を含む鍵盤楽器のハードウェア構成を示すブロック図。
【図2】初期化設定の動作手順を示すフローチャート。
【図3】複音、単音のいずれかを選択する手順を示すフローチャート。
【図4】複音アサインが選択された時の手順を示すフローチャート。
【図5】単音アサインが選択された時の手順を示すフローチャート。
【図6】鍵盤を離鍵した時の処理手順を示すフローチャート。
【符号の説明】
1 鍵盤
2 キースキャナ
3 CPU
4 ROM
5 RAM
6 操作パネル
7 音源
Claims (1)
- 電子鍵盤楽器にて押鍵された鍵盤に、ボイスを割り当てるボイス割り当て装置において、下記構成の要因設定手段、複音割り当て手段、単音割り当て手段を具備したことを特徴とする電子鍵盤楽器におけるボイス割り当て装置。
(イ)要因設定手段:単音、複音を切り換える際の要因として、鍵盤を押鍵する強さを設定し、且つ、押鍵する強さのしきい値を決め、該しきい値の上下でアサイン方法を単音、複音に切り換え設定する。
(ロ)複音割り当て手段:前記要因設定手段にて複音が設定されている際に、押鍵された鍵盤入力に対してボイスを複数で割り当てる。
(ハ)単音割り当て手段:
前記要因設定手段にて単音が設定され、且つ、他に単音アサイン方法で鍵盤に割り当てられているボイスが存在しない場合には、押鍵される第1の鍵盤入力に対し、押鍵状態でこの第1の鍵盤に最も近い第2の鍵盤に割り当てられたボイスを第1の鍵盤に移行させて単音を割り当てる処理を行い、
他に単音が割り当てられた第3の鍵盤が存在する場合には、この第3の鍵盤に割り当てられたボイスを第1の鍵盤に移行させて単音を割り当てる処理を行い、
前記第3の鍵盤を押鍵した状態で前記第1の鍵盤を離鍵した場合には、第1の鍵盤に単音アサイン方法で割り当てられたボイスを第3の鍵盤に移行させる処理を行う。
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