JP3737790B2 - 茶樹茸エキス粉末の製造方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、茶の採取木(以下、茶樹)に自生する茶樹茸から、その旨味成分と免疫力向上作用をもつ有用成分とを抽出し、これを粉末にした茶樹茸エキス粉末の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
中国福建省威武山近郊の茶樹に自生する茶樹茸は、トリュフやボルチーニに似た香りと、しゃきしゃきとした食感、さらに非常に多くのアミノ酸を含有しているため、古くから最高の食材の1つとして珍重されてきた。しかも、最近では癌等に対する免疫機能増強物質が大量に含まれていることが明らかになり、健康食品としても注目されている。
【0003】
しかし、利用方法としては、原料を乾燥したものを調理や服用時にお湯で戻して煮込んだり、煎じたりする方法が長年変わることなく行われている。しかし、茶樹茸を利用する方法がこのような乾燥物の利用方法に限られるのでは、高価な珍重物というに留まり、一般の消費者の口に入ることはない。そして薬効を生かすために、長時間かけて煎じるというのは、忙しい社会生活を送る人間にはなかなか難しいことである。しかし不十分な抽出のまま利用すると、抽出できなかった大量の有効成分は出がらしとして廃棄されることになる。完全に薬効成分を抽出するのは容易なことではない。
【0004】
そこで、健康維持のために供せられる植物類、キノコ類から工業的、効率的にエキス製品を製造するための技術が提案された(特許第3212278号)。加圧熱水抽出機により、植物類、キノコ類を110℃〜130℃の温度で5分〜30分処理してエキスを抽出し、このエキスを水分分離機により含水固形分(含水率40%〜70%)に分離し、次に飽和水蒸気加熱処理機でこの含水固形分を130℃〜200℃で5分〜60分処理した後、再度加圧熱水抽出機で110℃〜130℃の温度で5分〜30分処理してエキスを抽出するものである。
【0005】
1回目のエキス抽出はビタミン、ミネラル、アミノ酸、糖類を主眼に加圧熱水抽出を行う。また、2回目のエキス抽出は1回目と同一の条件で行うが、2回目の抽出エキスは濃度が低く、数時間程度でアミノ酸が変質するため迅速に40℃〜80℃の低温で減圧濃縮する必要がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
以上説明したように、茶樹茸は食材ととして珍重され、漢方の薬草としても注目を浴びている。茶樹茸の最大の特徴は、調味料として利用できる旨味と、癌等に対する薬効成分が同居していることである。この特徴を活かすことができたら、薬効をもつ新たな薬効付旨味調味料の分野を切り開き、あらゆる料理に対して旨味を加えながら、しかも免疫機能増強物質を服用することが可能になる。しかし、この茶樹茸を長時間かけて煎じるのでは、必要以上の熱を加えて成分の劣化を起こし、歩留りが悪くなるし、逆に短時間すぎても無駄が多く歩留りが悪くなり、扱いづらいものであった。
【0007】
また、特許第3212278号で提案されたエキス抽出方法は、加圧熱水抽出機により110℃〜130℃の温度で5分〜30分処理してエキスを抽出し、これを含水固形分に分離し、次に飽和水蒸気加熱処理機で130℃〜200℃で処理した後、再度加圧熱水抽出機で110℃〜130℃の温度で処理するため、長時間を要した従来の抽出作業に比べると、短時間で処理できるが、高温で処理するためエキス成分の二次分解が起こるものであった。また、エキス成分の熱処理を1回で行うのは難しく、品質の劣化が生じる。そして薬効付旨味調味料としてはこの形態は利用しづらいものであった。
【0008】
そこで、本発明は、茶樹茸の旨味と薬効を抽出でき、抽出の過程で変質することがなく、茶樹茸の味覚と香りを具備した茶樹茸エキス粉末の製造方法を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記問題点を解決するために、本発明の茶樹茸の味覚と香りを具備した茶樹茸エキス粉末の製造方法は、茶樹茸を常圧下90℃以上の熱水で1時間〜1.2時間かけてエキスを抽出し、固液分離後のエキスに加水してから、50℃〜55℃、10KPa〜50KPaで減圧濃縮を行って固形分30%以下に調整し、この濃縮液を加熱殺菌して、その後噴霧して乾燥することを特徴とする。
【0010】
これにより、茶樹茸の旨味と薬効を抽出でき、抽出の過程で変質することがなく、茶樹茸の味覚と香りを具備した茶樹茸エキス粉末によって薬効付旨味調味料の製造が可能になる。
【0011】
【発明の実施の形態】
本発明の請求項1に記載された発明は、茶樹茸を常圧下90℃以上の熱水で1時間〜1.2時間かけてエキスを抽出し、固液分離後のエキスに加水してから、50℃〜55℃、10KPa〜50KPaで減圧濃縮を行って固形分30%以下に調整し、この濃縮液を加熱殺菌して、その後噴霧して乾燥することを特徴とする茶樹茸の味覚と香りを具備した茶樹茸エキス粉末の製造方法であるから、常圧下90℃以上の熱水で1時間〜1.2時間加熱することにより、比較的短時間に抽出処理を1回で終えることができ、高温度で加圧熱水抽出しないため、エキス成分の二次分解が起こらない。固液分離後のエキスに加水してから50℃〜55℃、10KPa〜50KPaで減圧濃縮するため成分の劣化が進まず、噴霧によって粉末にすることを可能にする。従来の旨味調味料とは異なった天然の旨味成分と免疫機能増強物質とを同時に料理に加えることができる。しかもそれは茶樹茸の味覚と香りを与えるものであり、医食同源の薬効付旨味調味料の提供が可能になる。
【0012】
本発明の請求項2に記載された発明は、殺菌した濃縮液を入口温度160℃のガス中に噴霧し、ガスは出口温度90℃で排気するとともに濃縮液は42メッシュ以下の粉末に熱風乾燥することを特徴とする請求項1記載の茶樹茸の味覚と香りを具備した茶樹茸エキス粉末の製造方法であるから、粉末にするとき160℃〜90℃のガスと2秒〜10秒程度の加熱で粉末化でき、製品の品質の劣化が起こらないし、茶樹茸の味覚と香りを具備した均一な粒度の茶樹茸エキス粉末を製造できる。42メッシュ以下の粉末であるため、調理に使用する際に迅速に溶け、利用が容易である。
(実施の形態1)
以下、本発明の実施の形態1における茶樹茸の味覚と香りを具備した茶樹茸エキス粉末の製造方法について説明する。図1は本発明の実施の形態1における茶樹茸の味覚と香りを具備した茶樹茸エキス粉末の製造工程図である。
【0013】
図1に示す実施の形態1の製造方法では、第1工程は原料の茶樹茸を計量し、10倍量の水と一緒に収容して熱水抽出する熱水抽出工程である。茶樹茸の代表的なアミノ酸成分と、椎茸、昆布の同じアミノ酸成分の成分比較を行うと、(表1)のようになる。なお、これは昆布を基準として比較したものである。茶樹茸の旨味の基となるアミノ酸成分が昆布、椎茸と比較して各段に多いことが分かる。
【0014】
【表1】
この茶樹茸の旨味成分と薬効成分の熱水抽出は、常圧90℃以上の温度(従って100度以下)で1時間〜1.2時間かけて行う。この抽出温度と抽出時間は実験を繰返して得たものである。従来の他のキノコの抽出時間と比べても十分短時間の1時間強の時間で、しかも1回の抽出処理で抽出を終えることができる。この間、高温度で加圧熱水抽出しないため、エキス成分の二次分解が起こらない。第2工程は、このようにして熱水抽出したエキスを濾過する工程である。抽出したエキスには茶樹茸の固形分が残存しており、この残存固形分をステンレス製の金属メッシュ(80メッシュ〜120メッシュ)で固液分離する。
【0015】
次に第3工程は、固液分離して得られたエキスが溶けた溶液を減圧濃縮する工程である。本実施の形態1ではエバポレータを使い、55℃以下、好ましくは50℃〜55℃の温度で、10kPa〜50kPaの減圧下で濃縮する。55℃以下、とくに50℃〜55℃、且つ10KPa〜50KPaで減圧濃縮するため成分の劣化が進むことはない。なお、固液分離したエキスに対して1倍量の水を加えてから濃縮するのがよい。濃縮前に糖度をチェックする。
【0016】
第4工程において、濃縮液の濃度を固形分30%以下に調整する。このとき糖度を調整し、賦形剤を加えてもよい。第5工程では、第4工程で得られた濃縮液を殺菌する。常圧下温度100℃で20分の殺菌を行う。殺菌の間に成分の劣化が進むことはない。第6工程で殺菌後の液の冷却を行う。70℃まで冷却する。第7工程において、スプレードライヤによって噴霧乾燥を行う。入口温度160℃、出口温度90℃の熱風ガスの中に、9000rpmの遠心回転式アトマイザから70℃の殺菌後のエキス溶液を噴霧する。これによって2秒〜10秒程度の熱風ガスとの熱交換により微細粉末化する。粒度調整はアトマイザで行えるが、ノズルを選択して調整できる。第8工程においては、得られた粉末を均一混合するためナウターミキサに導入する。
【0017】
第9工程で、ナウターミキサの篩(42メッシュ全通)で42メッシュ以下の均一な粒度の茶樹茸エキス粉末に整えることができる。42メッシュ以下の粉末であるため、調理に使用する際に迅速に溶け、利用が容易である。第10工程において粉末を保管する袋等に充填する。
【0018】
このように本発明の実施の形態1における茶樹茸エキス粉末の製造方法によれば、抽出のための加熱によって製品の品質の劣化が起こらないし、42メッシュ以下の均一な粒度の茶樹茸エキス粉末を製造できる。この粒度が調理に使用する際に迅速に溶け、利用が容易である。
【0019】
ところで、実施の形態1における茶樹茸エキス粉末に対して、食品中の食品添加物分析法により、茶樹茸エキス粉末中のL−グルタミン酸ナトリウム含有量(g/kg)の検査を行った。この結果、L−グルタミン酸ナトリウムは10(g/kg)が得られた。また、同様に酵素法により、β−グルカン含有量(g/100g)の検査を行い、0.8(g/100g)を得た。β−グルカンは高分子多糖体で免疫力を高める免疫機能増強物質であり、身体の中に侵入した細菌や異物を撃退したり、感染したとしても発病を抑制するもので、癌等の腫瘍を抑えるものである。アガリクス茸の乾燥物で8.4〜10.2(g/100g)程度であることを考慮すると、旨味調味料として調理に利用するだけで知らず知らずのうちに免疫増強剤を採ることができる。
【0020】
なお、この茶樹茸エキス粉末だけで純粋な薬効付旨味調味料を作製するほかに、L−グルタミン酸ナトリウムや、糖度を調整するための調整成分を加えて味を調整することもできる。
【0021】
【発明の効果】
本発明の茶樹茸の味覚と香りを具備した茶樹茸エキス粉末の製造方法によれば、常圧下90℃以上の熱水で1時間〜1.2時間加熱することにより、比較的短時間に抽出処理を1回で終えることができ、高温度で加圧熱水抽出しないため、エキス成分の二次分解が起こらない。固液分離後のエキスに加水してから50℃〜55℃、10KPa〜50KPaで減圧濃縮するため成分の劣化が進まず、噴霧によって粉末にすることを可能にする。従来の旨味調味料とは異なった天然の旨味成分と免疫機能増強物質とを同時に料理に加えることができる。しかもそれは旨味と薬効を損なわず、茶樹茸の味覚と香りを与えるものであり、医食同源の薬効付旨味調味料の提供が可能になる。
【0022】
また、粉末にするとき160℃〜90℃のガスと2秒〜10秒程度の加熱で粉末化でき、製品の品質の劣化が起こらないし、均一な粒度の茶樹茸エキス粉末を製造できる。42メッシュ以下の粉末であるため、調理に使用する際に迅速に溶け、利用が容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1における茶樹茸の味覚と香りを具備した茶樹茸エキス粉末の製造工程図
Claims (2)
- 茶樹茸を常圧下90℃以上の熱水で1時間〜1.2時間かけてエキスを抽出し、固液分離後のエキスに加水してから、50℃〜55℃、10KPa〜50KPaで減圧濃縮を行って固形分30%以下に調整し、この濃縮液を加熱殺菌して、その後噴霧して乾燥することを特徴とする茶樹茸の味覚と香りを具備した茶樹茸エキス粉末の製造方法。
- 殺菌した濃縮液を入口温度160℃のガス中に噴霧し、ガスは出口温度90℃で排気するとともに濃縮液は42メッシュ以下の粉末に熱風乾燥することを特徴とする請求項1記載の茶樹茸の味覚と香りを具備した茶樹茸エキス粉末の製造方法。
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