JP3737327B2 - 移動局の位置登録方法及び移動局及びその方法にて位置登録された移動局への情報配信方法 - Google Patents

移動局の位置登録方法及び移動局及びその方法にて位置登録された移動局への情報配信方法 Download PDF

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、複数の移動局から基地局に対して位置登録を行う際における移動局の位置登録方法に関する。
また、本発明は、上記移動局の位置登録方法に従って位置登録を行うことが可能となる移動局に関する。
【0002】
更に、本発明は、上記移動局の位置登録方法に従って位置登録された複数の移動局に対して基地局から情報を配信する移動局への情報配信方法に関する。
【0003】
【従来の技術】
セルラー方式の移動通信システムでは、各セル内の移動局(MS)は、基地局(BS)に対して位置登録を行っている。これにより、基地局(BS)は、常にセル内に存在する移動局(MS)を把握し、各移動局に対する呼の接続制御を行う。
【0004】
各移動局の位置登録は、従来、次のようにして行われている。
基地局(BS)は報知チャネルを用いてセル内の各移動局(MS)に対して一斉に位置情報を報知送信する。そして、認識している位置情報と異なる位置情報を受信した各移動局(MS)は、自局の位置(位置登録エリア)を再認識すると共に、個々的に基地局(BS)に対して制御チャネルを用いて移動局(MS)のID情報などの位置登録情報を送信する。基地局( BS) は、制御チャネルを用いて受信した各移動局(MS)からの位置登録情報に基づいて位置登録エリア内に存在する各移動局(MS)の位置登録情報を、例えば、交換局に送り、交換局が位置登録エリア内の各移動局(MS)を管理する。基地局(BS)は、上記位置情報の各移動局に対する一斉報知を定期的に行い、その都度受信する各移動局( MS) からの位置登録情報を、例えば、管理局となる交換局に送る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上述したような、セルラー方式の移動通信システムにおける各移動局(MS)の位置登録の方法では、各移動局が個別に制御チャネルを用いて位置登録情報(ID情報など)を基地局(BS)に送信している。
従って、基地局を介して登録されるべき移動局(MS)の数が増大すると、基地局(BS)と移動局( MS) 間における位置登録のための通信トラヒックが増大していまう。
【0006】
そこで、本発明の第一の課題は、複数の移動局の位置登録を基地局に行う際に、基地局と移動局間における位置登録のための通信トラヒックを低減できるような移動局の位置登録方法を提供することである。
また、本発明の第二の課題は、そのような移動局の位置登録方法に従って位置登録を行うことのできる移動局を提供することである。
【0007】
更に、本発明の第三の課題は、そのような移動局の位置登録方法に従って位置登録のなされた複数の移動局に対して基地局から情報を配信する移動局への情報配信方法を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記第一の課題を解決するため、本発明は、請求項1に記載されるように、複数の移動局から基地局に対して位置登録を行う際における移動局の位置登録方法において、複数の移動局間での無線通信により、他の移動局での計測受信レベルが自局での計測受信レベルより大きい場合、他の移動局での計測受信レベルの中で最大の計測受信レベルとなる他の移動局に対して自局の存在を表す情報を送信し、最も受信レベルの高い1つの移動局に他の移動局の存在を表す情報を集積し、他の移動局の存在を表す情報が集積された移動局から、該自局及び他の移動局の位置登録を所定の無線チャネルを用いて基地局に行うように構成される。
【0009】
このような移動通信システムにおける移動局の位置登録方法では、1つの移動局から自局と他の移動局の位置登録が基地局に対して行われることから、複数の移動局の位置登録が基地局に対する1回の通信で行うことが可能となる。
上記他の移動局の存在を表す情報は、他の移動局が基地局と通信可能なエリアに存在することを表す情報であって、当該他の移動局のID情報やその他当該他の移動局を特定するための情報を用いることができる。
【0010】
上記移動通信システムは、基地局と複数の移動局にて構成される通信システムであれば、特に限定されることなく、例えば、携帯・自動車電話システム、PHS(Personal Handy phone System )等とすることができる。
また、上記複数の移動局のうち少なくとも1つが基地局と直接通信可能な位置に存在すればよく、それ以外の移動局は、他の移動局と通信可能であれば、基地局と直接通信できない位置(基地局の通信圏外)に存在していてもよい。
【0011】
できるだけ基地局との通信状態のよい移動局から複数の移動局の位置登録ができるという観点から、本発明は、請求項2に記載されるように、上記位置登録方法において、各移動局が基地局から報知チャネルを用いて一斉に送信される信号の受信レベルを計測するように構成することができる。
【0012】
このような移動通信システムにおける移動局の位置登録方法では、基地局から報知チャネルを用いて一斉に送信される信号の受信レベルの最も高い移動局から複数の移動局についての位置登録が基地局に対して行われる。
上記基地局からの信号の受信レベルが最も高い移動局から複数の移動局についての位置登録を基地局に対して行う際に、1つの移動局に対して他の移動局の存在を表す情報を効率的に集積できるという観点から、本発明は、請求項3に記載されるように、上記位置登録方法において、各移動局は通信可能な他の移動局に上記計測受信レベルを送信すると共に、該他の移動局から当該他の移動局での計測受信レベルを受信し、他の移動局から当該他の移動局の存在を表す情報を受信した移動局は、自局の受信レベルが他の移動局での受信レベルのいずれよりも大きくなると判定される場合、自局及び該存在を表す情報の送信元となる他の移動局の位置登録を所定の無線チャネルを用いて基地局に行うように構成することができる。
【0013】
このような移動通信システムにおける位置登録方法では、各移動局は、通信可能な他の移動局から受信した計測受信レベルと、自局で計測した受信レベルとを比較して、自局での計測受信レベルより大きい他の移動局での計測受信レベルがあれば、その中の最大の計測受信レベルとなる他の移動局に対して自局の存在を表す情報を送信する。その結果、基地局からの信号の受信レベルの最も大きい移動局に他の移動局の存在を表す情報が集積される。
【0014】
更に、通信可能な複数の移動局の一部が通信可能な他の複数の移動局の一部と重なる場合、存在を表す情報を集積できる移動局の範囲を更に拡大できるという観点から、本発明は、請求項4に記載されるように、上記位置登録方法において、他の移動局から当該他の移動局の存在を表す情報を受信した移動局は、更に、他の移動局での計測受信レベルが自局での計測受信レベルより大きい場合、他の移動局での計測受信レベルの中で最大の計測受信レベルとなる他の移動局に対して自局の存在を表す情報及び受信した当該他の移動局の存在を表す情報を送信するように構成することができる。
【0015】
上記第二の課題を解決するため、本発明は、請求項5に記載されるように、複数の移動局から基地局に対して位置登録を行う移動通信システムにおける移動局において、基地局から報知チャネルを用いて一斉に送信される信号の受信レベルを計測する受信レベル計測手段と、他の移動局との間で情報の送受信を行う移動局間通信手段と、受信レベル計測手段に得られた計測受信レベルを上記移動局間通信手段により他の移動局に送信し、他の移動局からの計測受信レベルを上記移動局間通信手段により受信する受信レベル送受信制御手段と、受信した他の移動局での計測受信レベルが自局での計測受信レベルより大きい場合、他の移動局での計測受信レベルの中で最大の計測受信レベルとなる他の移動局に対して自局の存在を表す情報を上記移動局間通信手段により送信する存在情報送信制御手段と、他の移動局から当該他の移動局の存在を表す情報を上記移動局間通信手段にて受信し、自局の受信レベルが他の移動局での受信レベルのいずれよりも大きくなると判定される場合、自局及び該存在を表す情報の送信元となる他の移動局の位置登録を所定の無線チャネルを用いて基地局に対して行う集積位置登録手段とを有するように構成される。
【0016】
また、上記移動局は、請求項6に記載されるように、他の移動局から当該他の移動局の存在を表す情報を受信したときに、更に、他の移動局での計測受信レベルが自局での計測受信レベルより大きい場合、受信した他の移動局での計測受信レベルの中で最大の計測受信レベルとなる他の移動局に対して自局の存在を表す情報と共に受信した当該他の移動局の存在を表す情報を上記移動局間通信手段にて送信する集積存在情報送信制御手段を有するように構成することができる。
【0017】
このような移動局により、通信可能な複数の移動局の一部が通信可能な他の複数の移動局の一部と重なる場合、存在を表す情報を集積できる移動局の範囲を更に拡大することが可能となる。
また、上記第三の課題を解決するため、本発明は、請求項7に記載されるように、複数の移動局間での無線通信により1つの移動局に他の移動局の存在を表す情報を集積し、他の移動局の存在を表す情報が集積された移動局から、該自局及び他の移動局の位置登録を所定の無線チャネルを用いて基地局に行うようにした移動局の位置登録方法に従って基地局に複数の移動局の位置登録がなされた後に、該基地局から当該複数の移動局に情報を配信する情報配信方法において、自局及び他の移動局の位置登録を行った移動局に対して基地局から複数の移動局に配信すべき情報を所定の無線チャネルを用いて送信し、基地局からの情報を受信した当該移動局から、当該他の移動局の存在を表す情報を集積した手順と逆の手順に従った移動局間の無線通信により、基地局からの情報を当該他の移動局に配信するように構成される。
【0018】
このような情報配信方法では、基地局が、自局及び他の移動局の位置登録を行った移動局に対して所定の無線チャネルを用いて配信すべき情報を送信すれば、この情報を受信した移動局から配信すべき情報が、上記他の移動局の存在を表す情報を集積した手順と逆の手順に従った移動局間の無線通信により他の移動局に配信される。
【0019】
基地局からの情報を受信した移動局から、上記他の移動局の存在を表す情報を集積した手順と逆の手順に従った移動局間通信により他の移動局に配信する具体的な手法は、例えば、請求項8に記載されるように、上述した移動局の位置登録方法( 請求項3) に従って基地局に複数の移動局の位置登録がなされた場合、基地局からの情報を受信した当該移動局から、上記存在を表す情報の送信元となる他の移動局に対して移動局間の無線通信により基地局からの情報を配信するようにできる。
【0020】
また、他の具体的な手法は、例えば、請求項9に記載されるように、上述した移動局の位置登録方法( 請求項4) に従って基地局に複数の移動局の位置登録がなされた場合、基地局からの情報を受信した当該移動局から、上記存在を表す情報の送信元となる他の移動局に対して移動局間の無線通信により基地局からの情報を配信し、情報の配信を受けた移動局が上記他の移動局の存在を表す情報を受信していた場合に、その配信された情報を当該移動局から更に移動局間の無線通信により当該存在を表す情報の送信元となる移動局に配信するようにすることができる。
【0021】
更に、上記第二の課題を解決するため、本発明は、請求項10に記載されるように、複数の移動局から基地局に対して位置登録を行う移動通信システムにおける移動局において、基地局と通信を行う第一の無線通信手段と、他の移動局と通信を行う第二の無線通信手段と、第二の無線通信手段にて受信した信号を第一の無線通信手段にて基地局に送信させる第一の通信制御手段と、第一の無線通信手段または第二の無線通信手段にて受信した信号を第二の無線通信手段にて他の移動局に送信させる第二の通信制御手段とを有するように構成される。
【0022】
このような移動局では、他の移動局との間で情報の送受信が可能となるとともに、基地局との間でも情報の送受信が可能となるので、前述したような位置登録方法に従った移動局の位置登録及び前述したような情報配信方法に従った基地局からの情報の配信が可能となる。
【0023】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の一形態を図面に基づいて説明する。
セルラー方式の移動通信システム、例えば、携帯・自動車電話システムでは、例えば、図1に示すように、基地局(BS)と通信可能なエリア( セル) E内の各移動局(MS)は、基地局(BS)との間で無線通信を行い、基地局(BS)から更に所定のネットワークを介して他の通信装置との間で通信( 音声通信、データ通信) を行う。また、上記基地局(BS)と通信可能なエリアEの圏外に存在する移動局(MS)は、そのエリアE内のいずれかの移動局(MS)と局所的な通信が可能となる。
【0024】
上記各移動局(MS)は、例えば、図2に示すように構成される。
図2において、この移動局は、無線部10、無線送信制御部12、自機制御部14、着信・受信制御部20、局所無線部21、局所無線送信部23及びテーブル格納部30を有している。
自機制御部14は、当該移動局の送受信制御を行う。無線送信制御部12は、自機制御部14からの指令に基づいて無線部10を介した基地局BSとの間の無線送信制御を行う。また、基地局BSから配信されるメッセージは、無線部10にて受信され、その受信メッセージは着信・受信制御部20にて処理される。
【0025】
更に、着信・受信制御部20は、基地局(BS)からの所定下り信号を無線部10を介して受信したときに、その受信レベルを演算する。
局所無線送信制御部23は、局所無線部21を介した他の移動局MSとの局所無線送信の制御を行う。局所無線部21にて行われる他の移動局との局所無線通信により相互のID情報及び上記受信レベルが送受信されると共にそのID情報にて作成された子機登録テーブル及び受信レベルを記述した受信レベルテーブルの送受信がなされる。このように他の移動局から得られたID情報、子機登録テーブル及び受信レベル、受信レベルテーブルは、着信・受信制御部20にて処理され、その受信した子機登録テーブル及び受信レベルテーブルの情報に基づいてテーブル格納部30内の子機登録テーブル及び受信レベルテーブルが作成、更新される。テーブル格納部30内の子機登録テーブル及び受信レベルテーブルは、着信・受信制御部20の制御のもと基地局BSもしくは移動局に対して送信される。なお、子機登録テーブル及び受信レベルテーブルについては後述する。
【0026】
このような移動通信システムにおいて、各移動局(MS)の基地局(BS)に対する位置登録は、次のようにしてなされる。
例えば、図3に示すように、基地局(BS)と通信可能なエリア( セル) Eの圏外にMS1が存在し、エリアE内に6台の移動局MS2〜MS7が存在する場合を想定する。移動局MS1〜MS3は、移動局間通信(局所無線通信)の可能なエリアEs1内に位置し、移動局MS3〜MS5は、移動局間通信の可能なエリアEs2内に位置し、更に、移動局MS5〜MS7は、移動局間通信の可能なエリアEs3内に位置している。
【0027】
各移動局MS1〜MS7は、基地局(BS)から報知チャネルを用いて一斉に送信される信号を周期的に受信している。その過程で、各移動局MS1〜MS7は、例えば、図4及び図5に示す手順に従って位置登録に関する処理を実行している。
図4において、まず、タイマTがリセット・スタートされ(S1)、該タイマTが所定時間To を超えると、基地局(BS)からの下り信号の受信レベル( 以下、適宜、BS受信レベルという) を算出する(S3)。そして、その算出されたBS受信レベルを移動局間通信可能なエリア内の他の移動局に送信する(S4)。例えば、図3におけるエリアEs1において、移動局MS1でのBS受信レベルL1は、移動局MS2及びMS3に送信され、移動局MS2でのBS受信レベルL2は、移動局MS1及びMS3に送信され、更に、移動局MS3でのBS受信レベルL3は、移動局MS1及びMS2に送信される。なお、移動局MS1でのBS受信レベルL1は、当該移動局MS1が基地局BSの通信エリア( セル) Eの圏外に存在するので、非常に微弱か、または、雑音レベルのものとなる。エリアEs2及びエリアEs3においても、同様に、移動局間通信により、各移動局はBS受信レベルをエリア内の他の移動局に送信する。
【0028】
上記のように、各移動局MS1〜MS7は、周期的(To 毎)に、基地局(BS)からの下り信号の受信レベル( BS受信レベル) を算出して、移動局間通信により、そのBS受信レベルを他の移動局に送信する。
各移動局MS1〜MS7は、更に、上記のようにBS受信レベルの算出及び送信を行う過程で、更に、図5に示す手順に従って、位置登録の処理を実行している。
【0029】
図5において、各移動局は、他の移動局(MS)からのBS受信レベルを受信し(S11)、受信レベルテーブルTBLを作成する(S12)。この受信レベルテーブルは、例えば、図6に示すように、受信したBS受信レベル(Ln )と、その送信元となる移動局のID情報(MSIDn )との関係を表す。
図3に示す移動通信システムでは、例えば、図8に示すように、移動局MS1の受信レベルテーブルTBLには、移動局MS2でのBS受信レベルL2と移動局MS3でのBS受信レベルL3が記述される。移動局MS2の受信レベルテーブルTBLには、移動局MS1でのBS受信レベルL1と移動局MS3でのBS受信レベルL3が記述される。
【0030】
移動局MS3は、移動局MS1及びMS2との移動局間通信が行えるエリアEs1と移動局MS4及びMS5との移動局間通信が行えるエリアEs2の双方に位置する。このため、移動局MS3の受信レベルテーブルTBLには、移動局MS1でのBS受信レベルL1、移動局MS2でのBS受信レベルL2、移動局MS4でのBS受信レベルL4及び移動局MS5でのBS受信レベルL5が記述される。また、移動局MS4の受信レベルテーブルTBLには、移動局MS3でのBS受信レベルL3と移動局MS5でのBS受信レベルL5が記述される。
【0031】
移動局MS5は、移動局MS3及びMS4との移動局間通信が行えるエリアEs2と移動局MS6及びMS7との移動局間通信が行えるエリアEs3との双方に位置する。このため、移動局MS5の受信レベルテーブルTBLには、移動局MS3でのBS受信レベルL3、移動局MS4でのBS受信レベルL4、移動局MS6でのBS受信レベルL6及び移動局MS7でのBS受信レベルL7が記述される。
【0032】
また、移動局MS6の受信レベルテーブルTBLには、移動局MS5でのBS受信レベルL5と移動局MS7でのBS受信レベルL7が記述され、移動局MS7の受信レベルテーブルTBLには、移動局MS5でのBS受信レベルL5と移動局MS6でのBS受信レベルL6が記述される。
図5に戻って、上記のようにして受信レベルテーブルTBLを作成する(S12)各移動局は、更に、後述するような子機登録要求が他の移動局からなされたか否かを判定する(S13)。その要求があれば、当該移動局は、その要求のあった他の移動局を子機登録テーブルに登録する(S14)。この子機登録テーブルは、例えば、図7に示すように、子機登録要求のあった他の移動局のID情報が自局のID情報に対応させて記録される。
【0033】
また、各移動局は、上記のようにして作成した受信レベルテーブルTBLを参照して、自局にて算出したBS受信レベルが受信レベルテーブルに記述された他の移動局でのBS受信レベルより大きいか否かを判定する(S15)。自局でのBS受信レベルより大きいかまたは同じとなる他の移動局でのBS受信レベルが存在すれば(S15においてNO)、更に、自局でのBS受信レベルと同じBS受信レベルの他の移動局が存在するか否かが判定される(S16)。そして、そのような他の移動局が存在しない場合(S16においてNO)、その自局でのBS受信レベルより大きいBS受信レベルのなかで最大のBS受信レベルとなる他の移動局MSk が選択される(S17)。その後、この選択された移動局MSkに対して当該自局のID情報と共に子機登録要求が送信される(S20)。
【0034】
一方、自局でのBS受信レベルと同じとなる他の移動局でのBSレベルが存在する場合(S16においてYES)、最も小さいID情報(ID番号)にて特定される移動局MSkが選択される(S18)。そして、更に、その選択された移動局が自局であるか否かが判定される(S19)。ここで、その選択された移動局が自局でない場合(S19においてNO)、上述したの同様に、その選択された移動局MSk に対して当該自局のID情報と共に子機登録要求が送信される(S20)。
【0035】
当該他の移動局MSk では、子機登録要求を受信すると、上述した処理(S13、S14)により、上記子機登録テーブルに当該子機登録要求と共に送信された移動局のID情報が登録される。
基地局(BS)からの下り信号の受信レベルは、移動局(MS)が基地局(BS)から離れれば離れるほど低くなる。そのため、例えば、図3に示すうようなシステムにおいては、移動局MS1及びMS2は、自局でのBS受信レベルL1及びL2より大きいBS受信レベルL3( 最大レベル) となる移動局MS3に子機登録要求を送信する。また、移動局MS3及びMS4は、自局でのBS受信レベルL3及びL4より大きいBS受信レベルL5( 最大レベル) となる移動局MS5に子機登録要求を送信する。更に、移動局MS6及びMS7は、自局でのBS受信レベルL6及びL7より大きいBS受信レベルL5( 最大レベル) となる移動局MS5に子機登録要求を送信する。
【0036】
また、移動局MS3は、他の移動局MS1およびMS2からの子機登録要求を受信しているので、移動局MS5に自局の子機登録要求を行う際に、自局のID情報(MS3)と共に、自局に登録されたMS1及びMS2のID情報も移動局MS5に送信する。
上記のような子機登録に関する処理の結果、各移動局MS1〜MS7における子機登録テーブルは、図8に示すように形成される。即ち、移動局MS1、MS2、MS4、MS6、MS7の各子機登録テーブルには、他の移動局のID情報は登録されておらず、移動局MS3の子機登録テーブルには、他の移動局MS1及びMS2のID情報が登録される。また、移動局MS5の子機登録テーブルには、他の移動局MS1、MS2、MS3、MS4、MS6及びMS7の各ID情報が登録される。
【0037】
また、図5に戻って、移動局MS1、MS2、MS3、MS4、MS6、MS7では、自局のBS受信レベルが受信レベルテーブルに記述された他の移動局でのBS受信レベルのいずれよりもより大きいとは判定されず(S15においてNO)、上述した処理(S16、S17)が行われる。一方、移動局MS5では、受信レベルテーブルを参照して、自局のBS受信レベルL5が他の移動局でのBS受信レベルL3、L4、L6及びL7のいずれよりも大きくなると判定される(S15においてYES)。従って、移動局MS5は、子機登録テーブルを参照して、自局のID情報及び子機登録テーブルに登録された他の移動局のID情報を所定の無線チャネルを用いて基地局(BS)に送信し、基地局(BS)に対して自局MS5及び他の移動局MS1、MS2、MS3、MS4、MS6及びMS7の位置登録を一括して行う(S21)。
【0038】
なお、自局のBS受信レベルと他の移動局でのBS受信レベルが同じ場合であって(S16にてYES)、最も小さいID情報(ID番号)で特定される移動機が自局である場合(S19においてYES)、上述したのと同様に、基地局BSに対して自局及び他の移動局の位置登録が一括して行われる(S21)。
上述した例では、基地局(BS)から報知チャネルを用いて各移動局に一斉に送信された下り信号の最も受信レベル(BS受信レベル)の高い移動局MS5に他の移動局MS1、MS2、MS3、MS4、MS6及びMS7の各ID情報が集積される。そして、当該移動局MS5から自局及び集積されたID情報で特定される他の移動局MS1、MS2、MS3、MS4、MS6及びMS7の基地局( BS) に対する位置登録が一括して行われる。そのため、位置登録に要する基地局(BS)及び各移動局間の通信トラフィックの低減を図ることができる。
【0039】
また、基地局BSの通信エリアの圏外に存在する移動局MS1についても、圏内の他の移動局MS2〜MS7と同様に位置登録を行うことができる。
上記のようにして各移動局MS1〜MS7の基地局(BS)に対する位置登録が終了した後に、基地局(BS)から各移動局MS1〜MS7に情報を配信する場合、例えば、次のような手順で行うことが可能となる。
【0040】
図9に示すように、基地局( BS) から各移動局の位置登録を一括して行った移動局MS5に対して所定の無線チャネルを用いて情報が送信される。この移動局MS5は、子機登録テーブルを参照して、該子機登録テーブルに登録された他の移動局から移動局間通信が可能な移動局MS3、MS4、MS6及びMS7を選択し、それら選択された移動局に対して移動局間通信により基地局(BS)から受信した情報を転送する。また、この情報を受信した移動局MS3は、自局の子機登録テーブルを参照して、該子機登録テーブルに登録された他の移動局MS1およびMS2に対して移動局間通信により移動局MS5から受信した情報を転送する。
【0041】
各移動局MS1、MS2、MS4、MS6及びMS7では、子機登録テーブルに他の移動局の登録がないので、受信した情報の他の移動局への転送は行われない。
上述したような情報の配信方法によれば、基地局(BS)が一括して位置登録を行った移動局MS5に対して情報を送信すると、上述した子機登録の手順と逆の手順に従って( 図3及び図9参照) 、当該情報が移動局間通信によって他の移動局MS1、MS2、MS3、MS4、MS6及びMS7に転送される。従って、基地局(BS)から移動局MS1〜MS7への情報配信における通信トラフィックを低減させることができる。
【0042】
【発明の効果】
以上、説明してきたように、請求項1乃至4記載の本願発明によれば、1つの移動局から自局と他の移動局の位置登録が基地局に対して行われるので、基地局と複数の移動局間の位置登録における通信トラヒックを低減させることができる。
【0043】
また、請求項5、6及び10記載の本願発明によれば、上記のような移動局の位置登録方法に従って位置登録が可能となる移動局を提供することができる。
更に、請求項7乃至9記載の本願発明によれば、上記のような移動局の位置登録方法に従って位置登録がなされた移動局に対して基地局から情報を配信する情報配信方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】セルラー方式の移動通信システムにおける基地局と移動局との関係を示す図である。
【図2】移動局の構成例を示すブロック図である。
【図3】本発明の実施の一形態に係る移動局の位置登録方法に従った処理の手順を示す図である。
【図4】本発明の実施の一形態に係る移動局の位置登録方法に従って実行される各移動局での処理の手順を示すフローチャートである。
【図5】本発明の実施の一形態に係る移動局の位置登録方法に従って実行される各移動局での他の処理の手順を示すフローチャートである。
【図6】受信レベルテーブルの構成例を示す図である。
【図7】子機登録テーブルの構成例を示す図である。
【図8】図3に示すシステムにおける各移動局が有する受信レベルテーブル及び子機登録テーブルの状態を示す図である。
【図9】図2に示すような手順にて各移動局の位置登録がなされた後になされる基地局から各移動局に対する情報の配信手順を示す図である。
【符号の説明】
BS 基地局
MS1〜MS7 移動局
10 無線部
12 無線送信制御部
14 自動制御部
20 着信・受信制御部
21 局所無線部
23 局所無線送信制御部
30 テーブル格納部

Claims (10)

  1. 複数の移動局から基地局に対して位置登録を行う際における移動局の位置登録方法において、
    複数の移動局間での無線通信により、他の移動局での計測受信レベルが自局での計測受信レベルより大きい場合、他の移動局での計測受信レベルの中で最大の計測受信レベルとなる他の移動局に対して自局の存在を表す情報を送信し、
    最も受信レベルの高い1つの移動局に他の移動局の存在を表す情報を集積し、
    他の移動局の存在を表す情報が集積された移動局から、該自局及び他の移動局の位置登録を所定の無線チャネルを用いて基地局に行うようにした移動局の位置登録方法。
  2. 請求項1記載の移動局の位置登録方法において、
    各移動局が基地局から報知チャネルを用いて一斉に送信される信号の受信レベルを計測するようにした移動局の位置登録方法。
  3. 請求項2記載の移動局の位置登録方法において、
    各移動局は通信可能な他の移動局に上記計測受信レベルを送信すると共に、該他の移動局から当該他の移動局での計測受信レベルを受信し、他の移動局から当該他の移動局の存在を表す情報を受信した移動局は、自局の受信レベルが他の移動局での受信レベルのいずれよりも大きくなると判定される場合、自局及び該存在を表す情報の送信元となる他の移動局の位置登録を所定の無線チャネルを用いて基地局に行うようにした移動局の位置登録方法。
  4. 請求項3記載の移動局の位置登録方法において、
    他の移動局から当該他の移動局の存在を表す情報を受信した移動局は、更に、他の移動局での計測受信レベルが自局での計測受信レベルより大きい場合、他の移動局での計測受信レベルの中で最大の計測受信レベルとなる他の移動局に対して自局の存在を表す情報及び受信した当該他の移動局の存在を表す情報を送信するようにした移動局の位置登録方法。
  5. 複数の移動局から基地局に対して位置登録を行う移動通信システムにおける移動局において、
    基地局から報知チャネルを用いて一斉に送信される信号の受信レベルを計測する受信レベル計測手段と、
    他の移動局との間で情報の送受信を行う移動局間通信手段と、
    受信レベル計測手段に得られた計測受信レベルを上記移動局間通信手段により他の移動局に送信し、他の移動局からの計測受信レベルを上記移動局間通信手段により受信する受信レベル送受信制御手段と、
    受信した他の移動局での計測受信レベルが自局での計測受信レベルより大きい場合、他の移動局での計測受信レベルの中で最大の計測受信レベルとなる他の移動局に対して自局の存在を表す情報を上記移動局間通信手段により送信する存在情報送信制御手段と、
    他の移動局から当該他の移動局の存在を表す情報を上記移動局間通信手段にて受信し、自局の受信レベルが他の移動局での受信レベルのいずれよりも大きくなると判定される場合、自局及び該存在を表す情報の送信元となる他の移動局の位置登録を所定の無線チャネルを用いて基地局に対して行う集積位置登録手段と
    を有する移動局。
  6. 請求項5記載の移動局において、
    他の移動局から当該他の移動局の存在を表す情報を受信したときに、更に、他の移動局での計測受信レベルが自局での計測受信レベルより大きい場合、受信した他の移動局での計測受信レベルの中で最大の計測受信レベルとなる他の移動局に対して自局の存在を表す情報と共に受信した当該他の移動局の存在を表す情報を上記移動局間通信手段にて送信する集積存在情報送信制御手段
    を有する移動局。
  7. 請求項1または2記載の移動局の位置登録方法に従って基地局に複数の移動局の位置登録がなされた後に、該基地局から当該複数の移動局に情報を配信する情報配信方法において、
    自局及び他の移動局の位置登録を行った移動局に対して基地局から複数の移動局に配信すべき情報を所定の無線チャネルを用いて送信し、
    基地局からの情報を受信した当該移動局から、当該他の移動局の存在を表す情報を集積した手順と逆の手順に従った移動局間の無線通信により、基地局からの情報を当該他の移動局に配信するようにした移動局への情報配信方法。
  8. 請求項3記載の移動局の位置登録方法に従って基地局に複数の移動局の位置登録がなされた後に、該基地局から当該複数の移動局に情報を配信する情報配信方法において、
    自局及び他の移動局の位置登録を行った移動局に対して基地局から複数の移動局に配信すべき情報を所定の無線チャネルを用いて送信し、
    基地局からの情報を受信した当該移動局から、上記存在を表す情報の送信元となる他の移動局に対して移動局間の無線通信により基地局からの情報を配信するようにした移動局への情報配信方法。
  9. 請求項4記載の移動局の位置登録方法に従って基地局に複数の移動局の位置登録がなされた後に、該基地局から当該複数の移動局に情報を配信する情報配信方法において、
    自局及び他の移動局の位置登録を行った移動局に対して基地局から複数の移動局に配信すべき情報を所定の無線チャネルを用いて送信し、
    基地局からの情報を受信した当該移動局から、上記存在を表す情報の送信元となる他の移動局に対して移動局間の無線通信により基地局からの情報を配信し、
    情報の配信を受けた移動局が上記他の移動局の存在を表す情報を受信していた場合に、その配信された情報を当該移動局から更に移動局間の無線通信により当該存在を表す情報の送信元となる移動局に配信するようにした移動局への情報配信方法。
  10. 請求項5または6記載の移動局において、
    基地局と通信を行う第一の無線通信手段と、
    他の移動局と通信を行う第二の無線通信手段と、
    第二の無線通信手段にて受信した信号を第一の無線通信手段にて基地局に送信させる第一の通信制御手段と、
    第一の無線通信手段または第二の無線通信手段にて受信した信号を第二の無線通信手段にて他の移動局に送信させる第二の通信制御手段と
    を有する移動局。
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