JP3737320B2 - ガスコック - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、ガスコンロ等のガス器具に使用するガスコックに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種のガスコックは、例えば実公昭61−37986号公報から、バルブケーシング内の閉子の収容室をテーパ状に形成し、この収容室にテーパ形状の閉子を回動自在に設けたものが知られているが、バルブケーシングや閉子の加工が複雑になるとともに、バルブケーシングに閉子を組付ける際、擦り合わせを行って、バルブケーシングと閉子との間の気密性を確保する必要があった。さらに、パイロットバーナーを使用してメインバーナーを点火する場合、点火操作の後、パイロットバーナーへの燃料ガスの供給を遮断する必要があり、このため、閉子の内周面であってパイロットガス出口の前後に、外周面に開口部を備えたスペーサを介してOリングを配設するとともに、押圧ロッドにくびれ部を形成し、このくびれ部の位置によりパイロットガス出口への燃料ガスの供給を制御するので、押圧ロッドの加工が複雑であった。
【0003】
また、特開平9−170669号公報から、内部のガス通路を貫通する押圧ロッドが一体成形された円筒状閉子を、それに対応する内面を有するバルブケーシング内に収容し、その収容室内で閉子を回転自在かつ前後方向に摺動自在としたガスコックが知られている。このものでは、擦り合わせを行う必要はなく、また、押圧ロッドを複雑に加工する必要がない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、閉子やバルブケーシングの加工時に閉子の外周面やバルブケーシングの内周面の真円度並びに真直度がずれると、閉子のガス通路が常に開放されているので、消火位置で電磁安全弁が誤動作して開弁状態のままとなったような場合に、閉子の弁口を介してまたは閉子の外周面とバルブケーシングの内周面との間の間隙を通ってバルブケーシングの外側に燃料ガスが漏洩する危険性がある。このため、閉子及びバルブケーシングを高精度に加工し、気密性を確保する必要があり、却ってコスト高になる。また、閉子を回動しかつ軸方向に移動させる際、閉子の弁口から流出する燃料ガスが、閉子の外周面を伝ってバルブケーシングの外側に漏洩する場合があり、特に、パイロットバーナーを使用してメインバーナーを点火する種のガスコックでは、点火操作終了後に閉子を回動しかつ軸方向に移動させて火力調節するため、燃料ガスがパイロットガス出口を介してバルブケーシングの外側に漏洩する場合がある。
【0005】
さらに、上述のガスコックでは、操作ロッドを最大限押圧すると、電磁安全弁が開弁するような構造となっているため、ガス器具等の使用者が誤って操作ロッドを押圧した時、電磁安全弁が開弁し、場合によっては、燃料ガスがバルブケーシング外側に漏洩する危険性があった。
【0006】
そこで、本発明の課題は、上述の擦り合わせを不要にするとともに、ガスコック自体の構造を簡単にするために、円筒状の閉子を使用する場合、閉子の外周面やバルブケーシングの内周面を高精度に機械加工することなしに、閉子とバルブケーシングとの間の気密性が確保でき、それに加えて押圧ロッド等の構造を簡単にしてコストダウンを図ることができ、また、例えば、消火位置で電磁安全弁が誤動作して開弁状態のままとなったような場合または点火操作終了後に閉子を回動して火力調節する場合に、燃料ガスがバルブケーシングの外側に漏洩することが防止できるガスコックを提供することにある。
さらに、ガス器具等の使用者が誤って操作ロッドを押圧した時、電磁安全弁が開弁しないガスコックを提供する。
【0007】
【課題を解決するための手段】
この課題を解決するために本発明は、バルブケーシング内に、回動自在な閉子と電磁安全弁とを収容し、前記閉子が、内部にガス通路を備える円筒形状に形成されるとともに、外周面に前記ガス通路に連通する弁口を備えたガスコックであって、バルブケーシングの端部に設けられた操作ロッドを押圧回動して点火操作する際、閉子を開き側に回動するとともに、この操作ロッドに連結されかつバルブケーシング内を軸方向に移動自在な押圧ロッドを前進させることで電磁安全弁を押圧開弁するように構成したものにおいて、円筒形状の閉子の外周面に、バルブケーシングの長手方向であって弁口の前後に、バルブケーシングの内周面に密接するOリングが装着され、押圧ロッドが弁部材を備え、消火位置では、この弁部材が閉子と協働して閉子のガス通路を密閉し、押圧ロッドが前進させられると、弁部材がガス通路を開放することを特徴とする。これにより、閉子の弁口の前後に備えられたOリングがバルブケーシングの内周面に密接するので、閉子の外周面やバルブケーシングの内周面を高精度に機械加工することなしに、閉子とバルブケーシングとの間の気密性が確保できるとともに、コストダウンを図ることができ、また、例えば、消火位置において、電磁安全弁が誤動作して開弁状態のままとなったような場合であっても、前記閉子とバルブケーシングとの間の気密性が確保されるとともに、押圧ロッドに備えられた弁部材が閉子と協働して閉子のガス通路を密閉するので、バルブケーシングの外側に燃料ガスが漏洩しない。
【0008】
パイロットバーナーを使用してメインバーナーの点火を行う種のガスコックでは、バルブケーシングに、閉子の収容室に連通するメインバーナー用のメインガス出口とパイロットバーナー用のパイロットガス出口とが前記閉子の弁口の位置に対応して開設され、閉子の内周面が電磁安全弁側の大径部から小径部に連なる段付形状に形成され、この段部がメインガス出口とパイロットガス出口との間に位置し、閉子のガス通路内を移動する押圧ロッドの外周面に少なくとも1個のOリングが備えられ、このOリングが、点火操作の際、大径部の領域に位置して閉子の内周面に当接しないが、点火操作が終了し、押圧ロッドが後退すると、前記小径部を閉鎖するように配設されることを特徴とする。これにより、押圧ロッド等の構造を簡単にできるとともに、部品点数を少なくしてコストダウンを図ることができ、また、点火操作が終了し、パイロットバーナーのみを消火する場合に、それに伴って移動させられる押圧ロッドのOリングがパイロット弁口の手前でガス通路を閉鎖するので、パイロットガス出口への燃料ガスの供給が止められ、火力調整の間に燃料ガスがバルブケーシングの外側に漏れない。
【0009】
さらに、本発明は、バルブケーシングの後端に、カム溝を画成するように案内手段が備えられ、この案内手段内部を貫通する操作ロッドに、前記カム溝内を移動可能なピン部材が突設されており、操作ロッドを押圧すると、押圧ロッドが電磁安全弁を開弁する前に、ピン部材が前記案内手段のカム溝と当接して操作ロッドの前進が止められるが、この位置から操作ロッドを回動すると、前記ピン部材がカム溝内をさらに移動するとともに、押圧ロッドが電磁安全弁を開弁するように、前記カム溝が構成されることを特徴とする。これにより、操作ロッドを誤って押圧したとしても、電磁安全弁が開弁しない。
【0010】
【発明の実施の形態】
図1は、消火位置にある本発明のガスコック1を示す断面図である。このガスコック1は、2個の収容室11と12を有する、例えばアルミダイカスト製のバルブケーシング10を備えている。一方の収容室11には電磁安全弁2が、他方の収容室12には冷間鍛造等で円筒形状に形成された黄銅製の閉子3が収容される。これらの収容室は電磁安全弁2用の弁材13によって区画される。また、閉子3が収容された収容室12には、メインバーナ用のメインガス出口14とパイロットバーナー用のパイロットガス出口15とが相互に間隔をおいて開設されている。
【0011】
電磁安全弁2はマグネットケース20を備え、このマグネットケースには、バーナーの着火時に、例えばガスバーナーの炎口の近傍に配設された熱電対等の火炎検知素子からの信号に基づいて励磁される電磁石とこれに吸着される吸着片とが収容され、吸着片に連結された弁体21によって弁座13に形成した弁口22を開閉するように構成されている。ばね23は、消火位置において、電磁安全弁を閉弁状態に付勢保持する役割を果たす。
【0012】
閉子3は、内部にガス通路を備えた円筒形状に形成されるとともに、同様に円筒状に形成されたバルブケーシング10の収容室12内で回動自在である。図1(b)及び図1(c)に示すように、閉子3の外周面には、バルブケーシング10に開設されたメインガス出口14及びパイロットガス出口15の位置に対応してメイン弁口31とパイロット弁穴32とが形成されている。また、閉子の外周面には、閉子の長手方向であって各弁口31と32を挟むように3個の環状溝33が形成され、この環状溝に、バルブケーシングに密接するOリング34がそれぞれ装着されている。また、閉子3の内周面は、電磁安全弁2側の大径部35から小径部36に連なる段付形状に形成され、段部37がメインガス出口14とパイロットガス出口15との間のほぼ中央部に位置する。大径部の内径は、後述する押圧ロッドのOリング43の外径より大きく、小径部の内径は、押圧ロッドのOリング44の外周面がこの小径部の内周面と密接するが、この押圧ロッドの軸方向の移動を妨げない大きさに定められている。
【0013】
閉子3内部を貫通する押圧ロッド4は、後述する操作ロッド5によって移動させられ、電磁安全弁2の弁口22を開放する役割を果たす。この押圧ロッド4には弁部材が設けられている。この弁部材は、押圧ロッド4に形成されたつば部41とこのつば部の外周面に装着されたOリング42とからなり、消火位置では、Oリング42が閉子3の前端面に着座するように形成されている。また、押圧ロッド4の外周面には2個の環状溝45が形成され、この環状溝に、Oリング43、44がそれぞれ装着されている。一方のOリング43は、押圧ロッド4が軸方向に移動させられた時、閉子3の大径部35と小径部36との間を移動できるような位置に配置され、他方のOリング44は、押圧ロッドが移動させられたとしても、常にパイロット弁口15の下流側に位置して、閉子3の小径部36の内周面と密接するように配置されている。
【0014】
操作ロッド5は押圧ロッド4に連結され、バルブケーシング10の電磁安全弁2と反対側に突設されている。この操作ロッド5は、バルブケーシング10の端部に取付けられた蓋部50と、この蓋部に取付けられた門形のブラケット51とに、回転自在かつ前後方向に移動自在に挿通支持されている。また、操作ロッド5には、蓋部50に設けられた圧電点火ユニット(図示せず)を駆動するためのレバー52が備えられ、このレバー52と門形ブラケット51の内側に設けられた操作ロッドのフランジ53との間にはばね54が設けられている、このばね54は、操作ロッド5をブラケット方向に付勢する役割を果たす。操作ロッド5の一方の端部付近には、後述する案内手段のカム溝内を案内されるピン部材7が長手方向軸に対して垂直に突設されている。この操作ロッド5は押圧ロッド4と一体的に形成することもできる。
【0015】
また、蓋部50の内側であって、バルブケーシング10の後端部には、案内手段6が備えられている。この案内手段6は、例えば樹脂等を射出形成することにより一体的に形成されるとともに、バルブケーシングの後端部に回動自在に装着されたカム部材から構成されている。該カム部材6は、その内部を操作ロッドが貫通できるように中空形状に形成されるとともに、長手方向軸に対して垂直に突設した操作ロッド5のピン部材7に対応してカム溝60が形成されている。図5の(a)及び(b)に示すように、カム溝60は長手軸方向の縦溝61とその端面から周方向に傾斜して屈曲された横溝62とから構成されている。尚、カム溝60の横溝62を、カム部材6とバルブケーシング10に形成した突起部との間で形成することもできる。縦溝61の長さは、消火位置から操作ロッド5を押圧した場合、そのピン部材7が該縦溝61から連なる横溝62の始端面に当接し、押圧ロッドが電磁安全弁を開弁する手前で操作ロッドの前進を止めるように、定められている。傾斜して屈曲された横溝62は、該押圧位置から操作ロッド5を回動した場合、ピン部材7がカム部材の該横溝62内に侵入でき、そのため、操作ロッド5をさらに前進させる役割を果たす。これにより、押圧ロッド4が前進して電磁安全弁を開弁することができる。また、ピン部材7が横溝62の終端面に当接した時、カム部材は回動させられるが、カム部材6の外周には2個の突出部63が形成されており、この突起部がバルブケーシング10に形成された停止部16に当接することによって、カム部材6、即ち操作ロッド5の回動範囲を制限できる。
【0016】
次に、図面を参照して本発明のガスコックの動作を説明する。
【0017】
図1に示す消火位置から操作ロッド5を押圧すると、この操作ロッド5に連結されかつ閉子3内を前後方向に移動可能な押圧ロッド4は、ばね8の力に抗して電磁安全弁方向に移動させられ、操作ロッド5のピン部材7が横溝62の始端に当接した時、図2に示す状態になる。この状態では、押圧ロッドのつば部41に設けられたOリング42は閉子3の端部から解放されるとともに、押圧ロッド4に装着された2個のOリングのうち、前側のOリング43が閉子の大径部35に移動させられるが、電磁安全弁2の弁体21は未だ開弁されない。
【0018】
この押圧位置から操作ロッドを回動すると、ピン部材7がカム部材6の傾斜して屈曲された横溝62を移動するので、操作ロッド5及び押圧ロッド4がさらに前進し、図3に示す状態になる。この状態では、押圧ロッド4が電磁安全弁2の弁体21を開弁し、これにより、閉子3内部のガス通路に燃料ガスが流入するとともに、操作ロッド5の回動によって閉子3が回動されられ、閉子の各弁口31と32がメインガス出口14とパイロットガス出口15と連通する。その結果、パイロットバーナー並びにメインバーナーに燃料ガスが供給され、それに伴ってレバー52により圧電ユニットが駆動されてパイロットバーナーが点火される。
【0019】
点火後に、操作ロッド5から手を離すと、操作ロッドのフランジ53を付勢するばね54バネの復帰力によって、操作ロッドのピン7がカム溝60を案内されて縦溝まで後退し、図4に示す状態になる。この状態では、押圧ロッドの前側のOリング43は、閉子3の小径部36を閉鎖する位置まで後退させられ、該小径部36の内周面に密接するので、パイロットガス出口15への燃料ガスの供給が止められる。また、この位置では、もはや押圧ロッド4が電磁安全弁2を押圧してないが、メインバーナーが失火しない限り、電磁安全弁2の電磁石が励磁されて開弁状態に保持される。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は、消火位置にある、本発明のガスコック1を示す断面図。(b)は、(a)図のA−A線に沿った断面図。(c)は、(a)図のB−B線に沿った断面図。
【図2】操作ロッドを押圧した状態を示す、本発明のガスコック1を示す断面図。
【図3】操作ロッドを押圧し、開き側に回動した状態を示す、本発明のガスコック1を示す断面図。
【図4】点火後の、本発明のガスコック1を示す断面図。
【図5】(a)は、図1のC−C線に沿った断面図。(b)は、カム部材の断面図。
【符号の説明】
1 ガスコック
10 バルブケーシング
2 電磁安全弁
20 マグネットケース
3 閉子
4 押圧ロッド
5 操作ロッド
6 カム部材
Claims (3)
- バルブケーシング内に、回動自在な閉子と電磁安全弁とを収容し、前記閉子が、内部にガス通路を備える円筒形状に形成されるとともに、外周面に前記ガス通路に連通する弁口を備えたガスコックであって、バルブケーシングの端部に設けられた操作ロッドを押圧回動して点火操作する際、閉子を開き側に回動するとともに、この操作ロッドに連結されかつバルブケーシング内を軸方向に移動自在な押圧ロッドを前進させることで電磁安全弁を押圧開弁するように構成したものにおいて、
円筒形状の閉子の外周面に、バルブケーシングの長手方向であって弁口の前後に、バルブケーシングの内周面に密接するOリングが装着され、
押圧ロッドが弁部材を備え、消火位置では、この弁部材が閉子と協働して閉子のガス通路を密閉し、押圧ロッドが前進させられると、弁部材がガス通路を開放することを特徴とするガスコック。 - バルブケーシングに、閉子の収容室に連通するメインバーナー用のメインガス出口とパイロットバーナー用のパイロットガス出口とが前記閉子の弁口の位置に対応して開設され、閉子の内周面が電磁安全弁側の大径部から小径部に連なる段付形状に形成され、この段部がメインガス出口とパイロットガス出口との間に位置し、閉子のガス通路内を移動する押圧ロッドの外周面に少なくとも1個のOリングが備えられ、このOリングは、点火操作の際、大径部の領域に位置して閉子の内周面に当接しないが、点火操作が終了し、押圧ロッドが後退すると、前記小径部を閉鎖するように配設されることを特徴とする請求項1記載のガスコック。
- バルブケーシングの後端に、カム溝を画成するように案内手段が備えられ、この案内手段内部を貫通する操作ロッドに、前記カム溝内を移動可能なピン部材が突設されており、操作ロッドを押圧すると、押圧ロッドが電磁安全弁を開弁する前に、ピン部材が前記案内手段のカム溝と当接して操作ロッドの前進が止められるが、この位置から操作ロッドを回動すると、前記ピン部材がカム溝内をさらに移動するとともに、押圧ロッドが電磁安全弁を開弁するように、前記カム溝が構成されることを特徴とする請求項1または請求項2記載のガスコック。
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