JP3736839B2 - 折畳み型携帯端末 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、折畳み自在に構成された本体内にデジタルカメラを備える、携帯電話機やPHS用端末機等の携帯端末に関し、特に、携帯端末の本体内にデジタルカメラのレンズを保護するレンズカバーを備えるとともに、このレンズカバーを本体の展開,折畳み動作と連動して開閉する開閉手段を備えることにより、大型,複雑な構造等を必要とすることなく、端末本体にレンズカバーを一体的に設けることができ、かつ、レンズカバーの独立した開閉操作や着脱操作,保管等も不要となる折畳み型携帯端末に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、携帯可能な筐体に外部との無線通信を行う無線通信手段を備えた、携帯電話機やPHS用端末機等に代表される携帯端末が広く普及している。
そして、特に最近は、このような携帯端末の更なる利便性,商品性の向上を図り、利用者に魅力ある端末装置を提供する観点から、携帯端末本来の無線通信機能,情報処理機能に加えて、種々の付加的機能や装備を備えた携帯端末が提案,開発されている。
ここで、このような付加的な装備を備える携帯端末として、本体内にデジタルカメラを配設したデジタルカメラ内蔵型の携帯端末がある。
【0003】
デジタルカメラ内蔵型の携帯端末は、折畳み自在に構成された本体内にデジタルカメラが配設,内蔵されるとともに、カメラのレンズが本体壁部のレンズ孔から露出するように配設されたもので、携帯端末の液晶ディスプレイ等の表示部を見ながらデジタルカメラを用いた撮影が行えるようになっている。
デジタルカメラの画像データは携帯端末で処理,記憶,編集等が可能である上、携帯端末の無線通信機能を利用して他の携帯端末やPC等の情報処理装置に送信できることから、撮影したその場で他の端末等に転送することも可能であり、携帯端末の利用者にとって利便性の高い魅力ある装備,機能として注目されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、これまでのデジタルカメラ内蔵型の携帯端末では、カメラのレンズ部分を保護するカバー等が備えられていなかったため、端末の携帯時等に、レンズに埃や汚れが付着し易く、最悪の場合、レンズに傷や破損が生じるおそれがあるという問題があった。
このため、内蔵されるデジタルカメラに対して、レンズを保護するための何らかの手段を講じることが必要であった。
【0005】
ここで、このようなレンズの保護手段として、例えば、一般の写真撮影用のカメラ等と同様に、レンズに対して着脱自在に取り付けられるレンズカバーを備えることが考えられる。
しかしながら、通常のカメラの場合、レンズカバーはレンズやカメラ本体と別体に構成されるようになっており、これをそのまま携帯端末に対して適用すると、レンズカバーが携帯端末の本体と別個に設けられることになり、カバーの着脱操作が煩わしくなる上、デジタルカメラの使用時等に、取り外したカバーが邪魔になり、カバーの管理,保管も必要となって、携帯端末の操作性が損なわれるおそれがあった。
【0006】
また、既存のデジタルカメラやビデオカメラに備えられるレンズカバーのように、レンズカバーを本体に一体的に取り付け、カバー開閉用のスイッチやダイヤルを操作することによりカバーを開閉させる構造とすることも考えられる。
しかしながら、この種のカバーの開閉構造は、独立した撮影手段として使用されるデジタルカメラやビデオカメラの場合には問題とならないが、携帯電話機やPHS用端末機等の携帯端末に付加的装備として備えられるデジタルカメラのレンズカバー構造としては大がかりなものとなってしまい、開閉構造が複雑かつ大型なものとなり、製造コストも増大し、また、使用の際のスイッチやダイヤル等の開閉操作も煩雑で、携帯端末の小型軽量化や低価格化,簡易な操作性を阻害するおそれがあった。
【0007】
例えば、特開平8−172559号や特開平8−289184号,特開2000−261699号,特開2000−332871号等の各公報には、この種のレンズカバーの開閉構造が提案されている。
しかし、これらはいずれも、独立したカメラとして使用されるビデオカメラ,デジタルカメラのレンズカバーに関するものであり、上述したように、携帯電話機等の携帯端末に備えられるレンズカバーの開閉構造としては、構造が複雑かつ大型で、開閉動作も煩わしくなるおそれがあり、小型軽量性や操作の簡易性が強く要請される携帯端末への適用は困難であった。
【0008】
本発明は、このような従来の技術が有する問題を解決するために提案されたものであり、折畳み自在に構成される本体内にデジタルカメラを備える携帯電話機やPHS用端末機等の携帯端末において、本体内にデジタルカメラのレンズを保護するレンズカバーを備えるとともに、このレンズカバーを本体の展開,折畳み動作と連動して開閉する開閉手段を備えることにより、大型,複雑な構造等を必要とすることなく、端末本体にレンズカバーを一体的に設けることができ、かつ、レンズカバーの開閉操作や着脱操作,保管等も一切不要とし、携帯端末の小型軽量性や操作性を損なうことなく内蔵されるデジタルカメラのレンズを確実に保護することができる折畳み型携帯端末の提供を目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明の請求項1記載の折畳み型携帯端末は、本体がヒンジ部を介して展開,折畳み自在に構成される折畳み型携帯端末であって、前記本体内に配設され、当該本体の壁部に穿設されたレンズ孔を介して外部に露出するレンズと、この本体内の前記レンズ前方に回動自在に配設され、前記レンズ孔を開閉可能に塞ぐレンズカバーと、前記レンズカバーを、前記本体の展開動作に連動して前記レンズ孔が開く方向に回動させるとともに、当該本体の折畳み動作に連動して前記レンズ孔が閉じる方向に回動させるレンズカバー開閉手段を備え、前記レンズカバー開閉手段が、前記レンズカバーを常に閉じる方向に付勢する弾性部材と、前記本体のヒンジ部の表面に突出形成され、当該本体の展開,折畳み動作に連動してヒンジ部表面に沿って回転移動する凸部と、展開される前記本体に伴って回転移動する前記凸部により押圧されて、前記弾性部材の付勢力に抗して前記レンズカバーを開く方向に引っ張るとともに、折り畳まれる前記本体により前記凸部による押圧が解除されて、前記レンズカバーの引っ張りを解除するアームとを備える構成としてる。
【0010】
また、請求項2では、本体がヒンジ部を介して展開,折畳み自在に構成される折畳み型携帯端末であって、前記本体内に配設され、当該本体の壁部に穿設されたレンズ孔を介して外部に露出するレンズと、この本体内の前記レンズ前方に回動自在に配設され、前記レンズ孔を開閉可能に塞ぐレンズカバーと、前記レンズカバーを、前記本体の展開動作に連動して前記レンズ孔が開く方向に回動させるとともに、当該本体の折畳み動作に連動して前記レンズ孔が閉じる方向に回動させるレンズカバー開閉手段を備え、前記レンズカバー開閉手段が、一端が前記レンズカバーの開く方向側に、他端が当該レンズカバーの閉じる方向側に固定されるワイヤと、このワイヤが巻装状態で固定され、前記本体の展開,折畳み動作に伴って回転し、当該ワイヤを前記レンズカバーの開く方向又は閉じる方向に巻き取るワイヤ巻取りプーリと、前記ワイヤ巻取りプーリに巻装されたワイヤを、前記レンズカバーの開く方向側及び閉じる方向側に張架する、回転自在な複数の補助プーリとを備える構成としてある。
【0011】
このような構成からなる本発明の折畳み型携帯端末によれば、本体に内蔵されるデジタルカメラのレンズを保護するレンズカバーを本体内に一体的に配設するとともに、このレンズカバーを本体の展開,折畳み動作と連動して開閉する開閉手段を備えることにより、本体を折り畳むと同時にレンズカバーを閉じ、また、本体を展開すると同時にレンズカバーを開くように動作させることができる。
これにより、レンズを覆うレンズカバーと、本体の折畳み,展開動作に連動する開閉手段という簡易な構成のみによって、本体に一体的に配設されたレンズカバーを、開閉操作や着脱操作を一切必要とすることなく自動的に開閉させることができ、携帯端末の小型軽量性や操作性を損なうことなく、本体に備えられるデジタルカメラのレンズを保護することができる。
【0013】
特に、請求項1記載の発明によれば、レンズカバーを常に付勢するコイルばね等の弾性部材と、折畳み,展開される本体に押圧されてレンズカバーを引っ張るアームによってレンズカバー開閉手段を構成することができる。
これにより、本発明では、弾性部材とアームというきわめて簡易な構造のみによってレンズカバーを自動的に開閉させることができる。
特に、展開される本体によって押圧されるアームによってレンズカバーの開閉が行われるので、レンズカバー開閉用の駆動源や複雑な機構等が一切不要となり、本体とともに自動開閉するレンズカバーを備えつつ、携帯端末の小型軽量化,低コスト化を図ることが可能となる。
【0015】
また、請求項2記載の発明によれば、レンズカバーを引っ張るワイヤと、このワイヤを巻き取るプーリ及びワイヤを張架するプーリによってレンズカバー開閉手段を構成することができる。
これにより、本発明では、ワイヤとプーリというきわめて簡易な構造のみによって、レンズカバーを自動的に開閉させることが可能となる。
特に、本体の展開,折畳み動作に伴って回転するプーリによってレンズカバーを開閉させることにより、レンズカバー開閉用の駆動源や複雑な機構等を設けることなく、本体に連動して自動的に開閉するレンズカバーを実現することができる。
【0018】
そして、請求項3記載の折畳み型携帯端末は、本体に無線通信手段を備えた無線通信端末を構成するようにしてある。
【0019】
このように、本発明にかかるデジタルカメラのレンズカバー及びレンズカバーの開閉手段を備える携帯端末として、携帯電話機やPHS用端末機等の無線通信端末を採用することができる。
これにより、近年急速に普及しているデジタルカメラ内蔵型の携帯電話機等の携帯端末に対して、本発明にかかる小型軽量で開閉操作が不要なレンズカバー及びその開閉手段を適用することが可能となり、利用者にとって魅力ある携帯端末を提供することができる。
なお、本発明は、携帯電話機やPHS用端末等用端末機以外にも、例えばPDAやノート型PC等、本体が折畳み自在に構成され、本体内にデジタルカメラが備えられる携帯端末であれば、どのような用途,機能のものであっても適用することは可能である。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、本発明にかかる折畳み型携帯端末の好ましい実施形態について、図面を参照しつつ説明する。
[第一実施形態]
まず、図1〜図3を参照して、本発明にかかる折畳み型携帯端末の第一実施形態について説明する。
図1は、本発明の第一実施形態にかかる折畳み型携帯端末を模式的に示す図であり、本体を展開した状態の背面側から見た斜視図である。
図2は、本実施形態にかかる折畳み型携帯端末のレンズカバー開閉手段を模式的に示す図であり、本体を折り畳んだ状態における、(a)は要部断面側面図、(b)は本体壁部の一部を切り欠いた背面図である。
図3は、同じく本実施形態にかかる折畳み型携帯端末のレンズカバー開閉手段を模式的に示す図であり、本体を展開した状態における、(a)は要部断面側面図、(b)は本体壁部の一部を切り欠いた背面図である。
【0021】
これらの図に示す本実施形態の折畳み型携帯端末は、携帯電話機やPHS用端末機等の無線通信装置を構成しており、具体的には、図1に示すように、上側本体1と下側本体2とが、ヒンジ部3を介して折畳み自在に連結されている。
上側本体1及び下側本体2(以下「本体1,2」という)は、本実施形態では特に図示していないが、上側本体1には液晶ディスプレイ等からなる表示手段が備えられ、下側本体2には、キーボタン等からなる入力手段が備えられ、また、本体1,2内には無線通信装置に備えられる各部が配設されるようになっており、無線通信装置として機能するようになっている。
なお、本実施形態にかかる携帯端末は、以下に説明するレンズカバー5及びレンズカバー開閉手段に関する部分を除いて、内蔵されるデジタルカメラを含めて既存の携帯電話機やPHS用端末機等の携帯型無線通信装置と同様の構成,機能となっており、本実施形態においては詳細な説明は省略してある。
【0022】
下側本体2には、デジタルカメラ(図示省略)が内蔵されるとともに、デジタルカメラのレンズ4が、下側本体2の筐体背面側の壁部に穿設されたレンズ孔2aを介して外部に露出するように配設さている。
そして、このレンズ4とレンズ孔2の間に、レンズカバー5が配設されるようになっている。
レンズカバー5は、図2及び図3に示すように、一側において軸5aを支点として下側本体2の内壁に回動自在に取り付けられ、他側においてレンズ孔2aの開口を開閉可能に塞ぐ板状部材である。
本実施形態では、図2及び図3に示すように、レンズカバー5をほぼ笏形状の薄長板により形成してある。
ただし、このレンズカバー5は、下側本体2に回動自在に取り付けられ、レンズ孔2aを開閉可能に塞ぐものであれば、特に外形や厚み,材質等は限定されず、例えば、矩形や長楕円形等とすることもできる。
【0023】
そして、本実施形態では、このレンズカバー5を、本体1,2の展開動作に連動してレンズ孔2aが開く方向に回動させるとともに、本体1,2の折畳み動作に連動してレンズ孔2aが閉じる方向に回動させるレンズカバー開閉手段を備えている。
具体的には、レンズカバー開閉手段は、レンズカバー5を常に閉じる方向に引っ張るコイルばね9と、本体1,2の展開動作に伴ってレンズカバー5を開く方向に引っ張るアーム6及びアーム6にリンクしたロッド7を有している。
【0024】
コイルばね9は、一端がレンズカバー5に固定されるとともに、他端が下側本体2の内壁に固定され、レンズカバー5が軸5aを支点としてレンズ孔2aを閉じる方向に回動するように、当該レンズカバー5を常に一方向(図2(a)に示す矢印方向)に付勢する付勢手段である。
なお、コイルばね9は、レンズカバー5を常に閉じる方向に付勢できる限り、他の弾性部材、例えばゴム,板ばね等に変更することもできる。
【0025】
アーム6は、下側本体2内のヒンジ部3の近傍に配設される棒状部材で、図2及び図3に示すように、軸2bを支点として本体1,2の折畳み,展開方向と同一方向に回動可能に取り付けられている。
また、アーム6の一端側には、回動自在なリンク7aを介して棒状部材からなるロッド7が接続されており、このロッド7の反対側の端部は、回動自在なリンク7bを介してレンズカバー5に取り付けられている。
そして、このアーム6が、本体1,2の展開動作により押圧されて軸2bを支点にして回動されるようになっており、これによって、アーム6の回動がロッド7を介してレンズカバー5に伝えられ、レンズカバー5をコイルばね9の付勢力に抗して開く方向に引っ張るようになっている。
【0026】
具体的には、まず、下側本体2側には、ヒンジ部3の近傍の壁部に、外部と連通する孔部2bが穿設されており、この孔部2bに、アーム6の、ロッド7が接続されていない側の端部(以下「先端部」という)が位置するようになっている(図2参照)。
一方、上側本体1側には、ヒンジ部3の表面に突出する凸部1aが形成されており、この凸部1aが上側本体1の移動に伴ってヒンジ部3の表面に沿って回転して、孔部2bを介してアーム6の先端部に当接し、アーム6を押圧するようになっている。
【0027】
これにより、まず、本体1,2が折り畳まれた状態では、上側本体1の凸部1aがアーム6から離間する位置にあり、アーム6に対する押圧は行われない(図2に示す状態)。すなわち、押圧解除状態にある。
そして、本体1,2が展開されると、凸部1aが上側本体1に伴って回転,移動し、下側本体2の孔部2b内に突出して、孔部2bに位置するアーム6の先端部を押圧する(図3に示す状態)。
これにより、アーム6及びアーム6にリンクするロッド7は、本体1,2が展開動作に伴って凸部1aに押圧され、コイルばね9の付勢力に抗してレンズカバー5を開く方向に引っ張るとともに、本体1,2が折り畳まれると、凸部1aの押圧が解除されて、レンズカバー5の引っ張りを解除し、レンズカバー5がコイルばね9によって付勢され、閉じられることになる。
【0028】
次に、以上のような構成からなる本実施形態にかかる折畳み型携帯端末の動作について、図2及び図3を参照しつつ説明する。
まず、図2に示すように、レンズカバー5は、本体1,2の折畳み状態においては、コイルばね9の付勢力によって常に下側本体2の中央方向(図2に示す矢印方向)に引っ張られており、レンズカバー5はレンズ孔2aを閉じた状態で保持される。
従って、この状態では、レンズカバー5がレンズ4の前方、すなわちレンズ4とレンズ孔2aの間に位置しており、レンズ4は外部に露出することなく保護されるようになる。
【0029】
次に、本体1,2が展開されると、図3に示すように、上側本体1の凸部1aが回転し、下側本体2の孔部2bを介してアーム6の先端部に当接し、アーム6を押圧する。
押圧されたアーム6は、軸6aを支点として回転し、リンク7aを介して接続,連動したロッド7を引っ張り、ロッド7は下側本体2内を、ヒンジ部3の方向(図3に示す矢印方向)に移動する。
【0030】
そして、ロッド7は、リンク7bを介して接続されたレンズカバー5を移動方向に引っ張り、この結果、レンズカバー5は、軸5aを支点として回動し、レンズ孔2aの位置から外れることになる。
これにより、レンズカバー5は、レンズ4の前方から外れて開いた状態となり、この状態でレンズ4はレンズ孔2aから露出する。
従って、この状態で、内蔵されたデジタルカメラを用いた撮影等が可能となる。
なお、レンズカバー5は、ヒンジ部3のロック機構等によって本体1,2の展開状態が固定されることにより、開いた状態で維持される。
また、ヒンジ部3のロック機構は、本体1,2を折り畳むことにより解除されるようになっている。
【0031】
そして、デジタルカメラ等の使用後、本体1,2を折り畳むと、アーム6に当接している凸部1aが離間し、凸部1aによる押圧が解除される。
凸部1aの押圧が解除されると、アーム6によるレンズカバー5の引っ張りも解除されるので、レンズカバー5は、コイルばね9の付勢力によって下側本体2の中央方向(図2に示す矢印方向)に引っ張られることになり、レンズカバー5はレンズ孔2aを閉じる位置まで戻される。
この状態では、レンズカバー5がレンズ4の前方に位置し、上述したレンズ4が保護された状態に復帰する。
【0032】
以上説明したように、本実施形態にかかる折畳み型携帯端末によれば、下側本体2に内蔵されるデジタルカメラのレンズ4を保護するレンズカバー5を、下側本体2内に回動自在に配設するとともに、レンズカバー5を本体の展開,折畳み動作と連動して開閉する開閉手段を備えることにより、本体1,2を折り畳むと同時にレンズカバー5を閉じ、また、本体1,2を展開すると同時にレンズカバー5を開くように動作させることができる。
これにより、レンズ4を覆うレンズカバー5と、本体1,2の折畳み,展開動作に連動する簡易な開閉手段のみによって、下側本体2に一体的に配設されたレンズカバー5を、開閉操作や着脱操作を一切必要とすることなく自動的に開閉させることが可能となり、携帯端末の小型軽量性や操作性を損なうことなく、下側本体2に備えられるデジタルカメラのレンズ4を容易かつ確実に保護することができる。
【0033】
特に、本実施形態では、レンズカバー5の開閉手段を、レンズカバー5を常に付勢するコイルばね9と、折畳み,展開される本体1,2の凸部1aによって押圧されてレンズカバー5を引っ張るアーム6(及びロッド7)によって構成してあるので、コイルばね9とアーム6(及びロッド7)というきわめて簡易な構造のみによってレンズカバー5を自動的に開閉させることができる。
これにより、レンズカバー開閉用の駆動源や複雑な機構等が一切不要となり、本体1,2とともに自動的に開閉するレンズカバー5を備えつつ、携帯端末の小型軽量化,低コスト化を図ることが可能となる。
【0034】
なお、本実施形態では、上述したように、本発明にかかるデジタルカメラのレンズカバー及びレンズカバーの開閉手段を備える携帯端末として、携帯電話機やPHS用端末機等の無線通信端末を採用している。
これにより、近年急速に普及しているデジタルカメラ内蔵型の携帯電話機等の携帯端末に対して、本発明にかかる小型軽量で開閉操作が不要なレンズカバー及びその開閉手段を適用することが可能となり、利用者にとって魅力ある携帯端末を提供することができる。
ただし、本発明は、携帯電話機やPHS用端末等用端末機以外にも、例えばPDAやノート型PC等、本体が折畳み自在に構成され、本体内にデジタルカメラが備えられる携帯端末であれば、どのような用途,機能のものであっても適用することは可能である。
【0035】
[第二実施形態]
次に、本発明にかかる折畳み型携帯端末の第二実施形態について、図4を参照しつつ説明する。
図4は、本発明の第二実施形態にかかる折畳み型携帯端末のレンズカバー開閉手段を模式的に示す図であり、本体を展開した状態における、(a)は要部断面側面図、(b)は本体壁部の一部を切り欠いた背面図である。
【0036】
同図に示す本実施形態にかかる折畳み型携帯端末は、上述した第一実施形態の変形実施形態であり、レンズカバー開閉手段の構成を変更したものである。
従って、その他の構成部分は、第一実施形態と同様となっており、同様の構成部分については、図中で第一実施形態と同一符号を付し、詳細な説明は省略する。
【0037】
図4に示すように、本実施形態にかかるレンズカバー開閉手段は、ワイヤ10,ワイヤ巻取りプーリ11及び補助プーリ12,13を備えている。
ワイヤ10は、図4に示すように、下側本体2内に配設されて、一端がレンズカバー5の開く方向側に固定されるとともに、他端がレンズカバー5の閉じる方向側に固定されるようになっている。
そして、このワイヤ10が、ワイヤ巻取りプーリ11及び補助プーリ12,13に巻装,張架されて、レンズカバー5を開閉させるようになっている。
【0038】
ワイヤ巻取りプーリ11は、上側本体1内のヒンジ部3と同一回転軸上に配設,軸止され、上側本体1の展開,折畳み動作に伴って回転するようになっている。
そして、このワイヤ巻取りプーリ11の外周に、ワイヤ10が巻装状態で固定されるようになっている。
これによって、ワイヤ巻取りプーリ11が上側本体1に伴って回転すると、ワイヤ10がワイヤ巻取り11の外周に巻き取られることになる。
なお、ワイヤ10は、下側本体2の外壁に穿設された孔部2cを介して、上側本体1内に装架され、ワイヤ巻取りプーリ11の外周に巻装できるようになっている。
【0039】
補助プーリ12,13は、下側本体2内に配設され、図示しない本体壁部等によって回転可能に軸支されている。
そして、これら補助プーリ12,13は、一方のプーリ(図4に示す補助プーリ12)が、ワイヤ巻取りプーリ11に巻装されたワイヤ10をレンズカバー5の開く方向側に張架するとともに、他方のプーリ(図4に示す補助プーリ13)が、ワイヤ10をレンズカバー5が閉じる方向側に張架するようになっている。なお、補助プーリは、本実施形態では、二つの補助プーリ(12,13)を備えているが、ワイヤ巻取りプーリ11に巻装されたワイヤ10を、レンズカバー5の開く方向及び閉じる方向に張架できる限り、その個数や配設箇所,大きさ等については特に本実施形態の場合には限定されない。
【0040】
以上のような構成からなる本実施形態のレンズカバー開閉手段の動作について説明する。
本実施形態のレンズカバー開閉手段では、両端がそれぞれレンズカバー5に取り付けられたワイヤ10が、ワイヤ巻取りプーリ11に巻装状態で固定されているので、本体1,2の展開,折畳み動作に伴ってワイヤ巻取りプーリ11が回転すると、ワイヤ10が、ワイヤ巻取りプーリ11によってレンズカバー5の開く方向又は閉じる方向に巻き取られ、これによって、レンズカバー5が開閉される。
【0041】
具体的には、まず、本体1,2が展開されると、上側本体1に伴ってワイヤ巻取りプーリ11は時計回り方向に回転し、ワイヤ10はワイヤ巻取りプーリ11に時計回りに巻き取られる。
ワイヤ10が時計回りに巻き取られると、レンズカバー5の開く方向側に固定されたワイヤ10が引っ張られるとともに、閉じる方向側に固定されたワイヤが緩められることになる。
これよって、レンズカバー5は、ワイヤ10によって開く方向に引っ張られ、レンズ4の前方から外れる位置に移動し、レンズ孔2aが開いた状態となり、レンズ4はレンズ孔2aから露出する。
この状態で、内蔵されたデジタルカメラを用いた撮影等が可能となる。
【0042】
一方、本体1,2が折り畳まれると、上側本体1に伴ってワイヤ巻取りプーリ11は反時計回り方向に回転し、ワイヤ10はワイヤ巻取りプーリ11に反時計回りに巻き取られる。
ワイヤ10が反時計回りに巻き取られると、レンズカバー5の閉じる方向側に固定されたワイヤ10が引っ張られるとともに、開く方向側に固定されたワイヤが緩められることになる。これよって、レンズカバー5は、ワイヤ10によって閉じる方向に引っ張られ、レンズ孔2aを塞ぐ状態に閉じられる。
この状態では、レンズカバー5がレンズ4の前方に位置しており、レンズ4は外部に露出することなく保護されることになる。
【0043】
以上のように、図4に示す本実施形態の折畳み型携帯端末によれば、レンズカバー5を引っ張るワイヤ10と、ワイヤ10を巻き取るワイヤ巻取りプーリ11及びワイヤ10を張架する補助プーリ12,13によってレンズカバー開閉手段を構成することができる。
これによって、ワイヤ10とプーリ11,12,13というきわめて簡易な構造のみによって、レンズカバー5を自動的に開閉させることが可能となり、上述した第一実施形態の場合と同様に、簡易な構成のみによってレンズカバー開閉手段を構成でき、携帯端末の小型軽量性や操作性を損なうことなく、本体1,2と連動するレンズカバー5を備えることができる。
特に図4に示す携帯端末では、上側本体1の展開,折畳み動作に伴って回転するワイヤ巻取りプーリ11によってレンズカバー5を開閉させることができるので、レンズカバー開閉用の駆動源や複雑な機構等を設けることなく、本体1,2に連動して自動的に開閉するレンズカバーを備えることができる。
【0048】
なお、本発明の折畳み型携帯端末は、上述した実施形態にのみ限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲で種々の変更実施が可能であることは言うまでもない。
例えば、本体に内蔵されるデジタルカメラのレンズは、上述した実施形態では端末本体の背面側に配設,露出するようになっていたが、レンズが配設される方向や位置、すなわち、レンズ孔の形成方向や形成位置は、特に端末背面に限られるものではない。
従って、端末の正面側や側面部にレンズが配設,露出される場合でも、本発明にかかるレンズカバーの自動開閉手段を適用することは勿論可能である。
【0049】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の折畳み型携帯端末によれば、折畳み自在に構成された本体内にデジタルカメラを備える携帯電話機やPHS用端末機等の携帯端末において、携帯端末の本体内にデジタルカメラのレンズを保護するレンズカバーを備えるとともに、このレンズカバーを本体の展開,折畳み動作と連動して開閉する開閉手段を備えることにより、大型,複雑な構造等を必要とすることなく、端末本体にレンズカバーを一体的に設けることができ、かつ、レンズカバーの開閉操作や着脱操作,保管等も一切不要とすることができる。
これにより、携帯端末の小型軽量性や操作性を損なうことなく、内蔵されるデジタルカメラのレンズを保護することが可能となり、特に、デジタルカメラ内蔵型の携帯電話機,PHS用端末等の無線通信装置に好適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第一実施形態にかかる折畳み型携帯端末を模式的に示す図であり、本体を展開した状態の背面側から見た斜視図である。
【図2】 本発明の第一実施形態にかかる折畳み型携帯端末のレンズカバー開閉手段を模式的に示す図であり、本体を折り畳んだ状態における、(a)は要部断面側面図、(b)は本体壁部の一部を切り欠いた背面図である。
【図3】 本発明の第一実施形態にかかる折畳み型携帯端末のレンズカバー開閉手段を模式的に示す図であり、本体を展開した状態における、(a)は要部断面側面図、(b)は本体壁部の一部を切り欠いた背面図である。
【図4】 本発明の第二実施形態にかかる折畳み型携帯端末のレンズカバー開閉手段を模式的に示す図であり、本体を展開した状態における、(a)は要部断面側面図、(b)は本体壁部の一部を切り欠いた背面図である。
【符号の説明】
1 上側本体
1a 凸部
2 下側本体
2a レンズ孔
3 ヒンジ部
4 レンズ
5 レンズカバー
5a 軸
6 アーム
6a 軸
7 ロッド
7a リンク
7b リンク
9 コイルばね
10 ワイヤ
11 ワイヤ巻取りプーリ
12,13 補助プーリ
Claims (3)
- 本体がヒンジ部を介して展開,折畳み自在に構成される折畳み型携帯端末であって、
前記本体内に配設され、当該本体の壁部に穿設されたレンズ孔を介して外部に露出するレンズと、
この本体内の前記レンズ前方に回動自在に配設され、前記レンズ孔を開閉可能に塞ぐレンズカバーと、
前記レンズカバーを、前記本体の展開動作に連動して前記レンズ孔が開く方向に回動させるとともに、当該本体の折畳み動作に連動して前記レンズ孔が閉じる方向に回動させるレンズカバー開閉手段を備え、
前記レンズカバー開閉手段が、
前記レンズカバーを常に閉じる方向に付勢する弾性部材と、
前記本体のヒンジ部の表面に突出形成され、当該本体の展開,折畳み動作に連動してヒンジ部表面に沿って回転移動する凸部と、
展開される前記本体に伴って回転移動する前記凸部により押圧されて、前記弾性部材の付勢力に抗して前記レンズカバーを開く方向に引っ張るとともに、折り畳まれる前記本体により前記凸部による押圧が解除されて、前記レンズカバーの引っ張りを解除するアームと、
を備えることを特徴とする折畳み型携帯端末。 - 本体がヒンジ部を介して展開,折畳み自在に構成される折畳み型携帯端末であって、
前記本体内に配設され、当該本体の壁部に穿設されたレンズ孔を介して外部に露出するレンズと、
この本体内の前記レンズ前方に回動自在に配設され、前記レンズ孔を開閉可能に塞ぐレンズカバーと、
前記レンズカバーを、前記本体の展開動作に連動して前記レンズ孔が開く方向に回動させるとともに、当該本体の折畳み動作に連動して前記レンズ孔が閉じる方向に回動させるレンズカバー開閉手段を備え、
前記レンズカバー開閉手段が、
一端が前記レンズカバーの開く方向側に、他端が当該レンズカバーの閉じる方向側に固定されるワイヤと、
このワイヤが巻装状態で固定され、前記本体の展開,折畳み動作に伴って回転し、当該ワイヤを前記レンズカバーの開く方向又は閉じる方向に巻き取るワイヤ巻取りプーリと、
前記ワイヤ巻取りプーリに巻装されたワイヤを、前記レンズカバーの開く方向側及び閉じる方向側に張架する、回転自在な複数の補助プーリと、
を備えることを特徴とする折畳み型携帯端末。 - 前記折畳み型携帯端末が、本体に無線通信手段を備えた無線通信端末を構成する請求項1又は2記載の折畳み型携帯端末。
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