JP3734825B2 - 情報記録媒体製造装置、情報記録方法及び情報記録媒体 - Google Patents
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Description
所定のフォーマットに従い複数のシンクフレームから構成される記録単位にて情報を1回のみ記録可能な記録トラックを備える情報記録媒体であって、前記フォーマットに従って記録された情報のコピー防止を制御するための再生制御情報が前記記録単位にて記録されるべき領域であって、その先頭位置が前記領域よりも先に読み出される位置に属する前記記録単位内のシンクフレームのシンクコードが設けられている位置から所定ビット分だけ離間した位置からなるプリ記録領域に対し、予め所定のプリ記録データがレーザにより記録されていることを特徴とする。
(1)リンクスタートポイントSPを含む行
(2)セクタ0の最後のPOパリティ行
(3)セクタ1の最後のPOパリティ行
(4)リンクエンドポイントEPを含む行
である。
次に、本発明の第1の実施形態について説明する。ここでは、上述のデータ構造を有するDVD−R、DVD−RWを製造する情報記録媒体製造装置としてのカッティング装置について図5〜図7を参照して説明する。第1の実施形態に係るカッティング装置は、本発明のプリ記録領域に対応するエンボスピット列が形成された光ディスクを大量生産するためのスタンパディスクを作製するための装置である。
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。ここでは、記録情報を1回書き込み可能なDVD−Rに対する記録と再生を行う情報記録再生装置について図8〜図11を参照して説明する。
11…DVD−R
12…クランプ孔
13…リードイン領域
13a…オールゼロ領域
13b…リファレンスコード領域
13c…コントロールデータ領域
14…データ領域
15…リードアウト領域
20…ランドデータ発生器
21…パラレル/シリアル発生器
22…プリフォーマット用エンコーダ
23…クロック信号発生部
24…レーザ発生装置
25…光変調器
26…対物レンズ
27…ガラス基板
28…レジスト
29…スピンドルモータ
30…回転検出器
31…回転サーボ回路
32…送りユニット
33…位置検出器
34…送りサーボ回路
40…CPU
50…グルーブデータ発生器
51…ウォブリング信号発生器
52…可変利得アンプ
53…スイッチ
61…再生増幅器
62…デコーダ
63…プリピット信号デコーダ
64…スピンドルモータ
65…サーボ回路
66…CPU
67…エンコーダ
68…パワー制御回路
69…レーザ駆動回路
70…インターフェース
71…ホストコンピュータ
72…ウォブリング信号抽出部
73…プリ記録データ発生器
74…スイッチ
Claims (48)
- 所定のフォーマットに従い複数のシンクフレームから構成される記録単位にて情報を記録可能な情報記録媒体を製造するためのスタンパディスクを形成する情報記録媒体製造装置であって、
前記フォーマットに従って記録された情報のコピー防止を制御するための再生制御情報が前記記録単位で記録されるべき領域に対応した前記スタンパディスク上の範囲を判別する領域判別手段と、
前記判別された領域の全領域を少なくとも含む領域であって、その先頭位置が前記領域よりも先に読み出される位置に属する前記記録単位内のシンクフレームのシンクコードが設けられている位置から所定ビット分だけ離間した位置からなるプリ記録領域に対し、所定のプリ記録データをエンボスピット列として形成するエンボスピット列形成手段と、を備えることを特徴とする情報記録媒体製造装置。 - 前記再生制御情報は、前記記録情報に施されたスクランブルを解除するためのキーデータであることを特徴とする請求項1に記載の情報記録媒体製造装置。
- 前記記録単位内において、1つ又は複数の前記シンクフレームにより行が形成され、且つ、当該複数の行毎に誤り訂正のためのパリティビットが設けられている場合に、
前記プリ記録領域の先頭位置は、前記パリティビットの設けられた行に含まれる所定のシンクフレーム内に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の情報記録媒体製造装置。 - 前記プリ記録領域の終端位置は、前記領域よりも後に読み出される位置に属する前記記録単位内のシンクフレームのシンクコードが設けられている位置から所定ビット分だけ離間した位置に設定されていることを特徴とする請求項1に記載の情報記録媒体製造装置。
- 前記記録単位が複数の前記シンクフレームにより構成されるセクタである場合に、
前記プリ記録領域の先頭位置及び終端位置の少なくとも何れか一方は、前記セクタを構成する最初のシンクフレームのシンクコードが設けられている位置から所定ビット分だけ離間した位置に設定されていることを特徴とする請求項1に記載の情報記録媒体製造装置。 - 前記プリ記録領域はリードインエリア内に位置することを特徴とする請求項1乃至5の何れか一項に記載の情報記録媒体製造装置。
- 前記情報記録媒体はDVD−RWであることを特徴とする請求項1乃至6の何れか一項に記載の情報記録媒体製造装置。
- 前記再生制御情報は、前記所定の記録フォーマットにおいてコントロールデータ領域の各ECCブロック内に含まれるディスク製造情報であることを特徴とする請求項1乃至7の何れか一項に記載の情報記録媒体製造装置。
- 所定のフォーマットに従い複数のシンクフレームから構成される記録単位にて情報を記録可能な情報記録媒体を製造するためのスタンパディスクを形成する情報記録媒体製造方法であって、
前記フォーマットに従って記録された情報のコピー防止を制御するための再生制御情報が前記記録単位で記録されるべき領域に対応した前記スタンパディスク上の範囲を判別する領域判別工程と、
前記判別された領域の全領域を少なくとも含む領域であって、その先頭位置が前記領域よりも先に読み出される位置に属する前記記録単位内のシンクフレームのシンクコードが設けられている位置から所定ビット分だけ離間した位置からなるプリ記録領域に対し、所定のプリ記録データをエンボスピット列として形成するエンボスピット列形成工程と、を備えることを特徴とする情報記録媒体製造方法。 - 前記再生制御情報は、前記記録情報に施されたスクランブルを解除するためのキーデータであることを特徴とする請求項9に記載の情報記録媒体製造方法。
- 前記記録単位内において、1つ又は複数の前記シンクフレームにより行が形成され、且つ、当該複数の行毎に誤り訂正のためのパリティビットが設けられている場合に、
前記プリ記録領域の先頭位置は、前記パリティビットの設けられた行に含まれる所定のシンクフレーム内に設けられていることを特徴とする請求項9に記載の情報記録媒体製造方法。 - 前記プリ記録領域の終端位置は、前記領域よりも後に読み出される位置に属する前記記録単位内のシンクフレームのシンクコードが設けられている位置から所定ビット分だけ離間した位置に設定されていることを特徴とする請求項9に記載の情報記録媒体製造方法。
- 前記記録単位が複数の前記シンクフレームにより構成されるセクタである場合に、
前記プリ記録領域の先頭位置及び終端位置の少なくとも何れか一方は、前記セクタを構成する最初のシンクフレームのシンクコードが設けられている位置から所定ビット分だけ離間した位置に設定されていることを特徴とする請求項9に記載の情報記録媒体製造方法。 - 前記プリ記録領域はリードインエリア内に位置することを特徴とする請求項9乃至13の何れか一項に記載の情報記録媒体製造方法。
- 前記情報記録媒体はDVD−RWであることを特徴とする請求項9乃至14の何れか一項に記載の情報記録媒体製造方法。
- 前記再生制御情報は、前記所定の記録フォーマットにおいてコントロールデータ領域の各ECCブロック内に含まれるディスク製造情報であることを特徴とする請求項9乃至15の何れか一項に記載の情報記録媒体製造方法。
- 所定のフォーマットに従い複数のシンクフレームから構成される記録単位にて情報を記録可能な情報記録媒体であって、
前記フォーマットに従って記録された情報のコピー防止を制御するための再生制御情報が前記記録単位で記録される領域の全領域を少なくとも含む領域であって、その先頭位置が前記領域よりも先に読み出される位置に属する前記記録単位内のシンクフレームのシンクコードが設けられている位置から所定ビット分だけ離間した位置からなるプリ記録領域に対し、所定のプリ記録データに対応したエンボスピット列が形成されていることを特徴とする情報記録媒体。 - 前記再生制御情報は、前記記録情報に施されたスクランブルを解除するためのキーデータであることを特徴とする請求項17に記載の情報記録媒体。
- 前記記録単位内において、1つ又は複数の前記シンクフレームにより行が形成され、且つ、当該複数の行毎に誤り訂正のためのパリティビットが設けられている場合に、
前記プリ記録領域の先頭位置は、前記パリティビットの設けられた行に含まれる所定のシンクフレーム内に設けられていることを特徴とする請求項17に記載の情報記録媒体。 - 前記プリ記録領域の終端位置は、前記領域よりも後に読み出される位置に属する前記記録単位内のシンクフレームのシンクコードが設けられている位置から所定ビット分だけ離間した位置に設定されていることを特徴とする請求項17に記載の情報記録媒体。
- 前記記録単位が複数の前記シンクフレームにより構成されるセクタである場合に、
前記プリ記録領域の先頭位置及び終端位置の少なくとも何れか一方は、前記セクタを構成する最初のシンクフレームのシンクコードが設けられている位置から所定ビット分だけ離間した位置に設定されていることを特徴とする請求項17に記載の情報記録媒体。 - 前記プリ記録領域はリードインエリア内であることを特徴とする請求項17乃至21の何れか一項に記載の情報記録媒体。
- 前記情報記録媒体はDVD−RWであることを特徴とする請求項17乃至22の何れか一項に記載の情報記録媒体。
- 前記再生制御情報は、前記所定の記録フォーマットにおいてコントロールデータ領域の各ECCブロック内に含まれるディスク製造情報であることを特徴とする請求項17乃至23の何れか一項に記載の情報記録媒体。
- 所定のフォーマットに従い複数のシンクフレームから構成される記録単位にて情報を1回のみ記録可能な記録トラックを備える情報記録媒体に記録情報を記録する情報記録装置であって、
前記フォーマットに従って記録された情報のコピー防止を制御するための再生制御情報が前記記録単位にて記録されるべき領域を判別する領域判別手段と、
前記トラック中の前記判別された領域の全領域を少なくとも含む領域であって、その先頭位置が前記領域よりも先に読み出される位置に属する前記記録単位内のシンクフレームのシンクコードが設けられている位置から所定ビット分だけ離間した位置からなるプリ記録領域に対し、予め所定のプリ記録データをレーザにより記録するプリ記録データ記録手段を備えることを特徴とする情報記録装置。 - 前記再生制御情報は、前記記録情報に施されたスクランブルを解除するためのキーデータであることを特徴とする請求項25に記載の情報記録装置。
- 前記記録単位内において、1つ又は複数の前記シンクフレームにより行が形成され、且つ、当該複数の行毎に誤り訂正のためのパリティビットが設けられている場合に、
前記プリ記録領域の先頭位置は、前記パリティビットの設けられた行に含まれる所定のシンクフレーム内に設けられていることを特徴とする請求項25に記載の情報記録装置。 - 前記プリ記録領域の終端位置は、前記領域よりも後に読み出される位置に属する前記記録単位内のシンクフレームのシンクコードが設けられている位置から所定ビット分だけ離間した位置に設定されていることを特徴とする請求項25に記載の情報記録装置。
- 前記記録単位が複数の前記シンクフレームにより構成されるセクタである場合に、
前記プリ記録領域の先頭位置及び終端位置の少なくとも何れか一方は、前記セクタを構成する最初のシンクフレームのシンクコードが記録されるべき位置から所定ビット分だけ離間した位置に設定されていることを特徴とする請求項25に記載の情報記録装置。 - 前記プリ記録領域はリードインエリア内に位置することを特徴とする請求項25乃至29の何れか一項に記載の情報記録装置。
- 前記情報記録媒体はDVD−Rであることを特徴とする請求項25乃至30の何れか一項に記載の情報記録装置。
- 前記再生制御情報は、前記所定の記録フォーマットにおいてコントロールデータ領域の各ECCブロック内に含まれるディスク製造情報であることを特徴とする請求項25乃至31の何れか一項に記載の情報記録装置。
- 所定のフォーマットに従い複数のシンクフレームから構成される記録単位にて情報を1回のみ記録可能な記録トラックを備える情報記録媒体に記録情報を記録する情報記録方法であって、
前記フォーマットに従って記録された情報のコピー防止を制御するための再生制御情報が前記記録単位にて記録されるべき領域を判別する領域判別工程と、
前記トラック中の前記判別された領域の全領域を少なくとも含む領域であって、その先頭位置が前記領域よりも先に読み出される位置に属する前記記録単位内のシンクフレームのシンクコードが設けられている位置から所定ビット分だけ離間した位置からなるプリ記録領域に対し、予め所定のプリ記録データをレーザにより記録するプリ記録データ記録工程と、を備えることを特徴とする情報記録方法。 - 前記再生制御情報は、前記記録情報に施されたスクランブルを解除するためのキーデータであることを特徴とする請求項33に記載の情報記録方法。
- 前記記録単位内において、1つ又は複数の前記シンクフレームにより行が形成され、且つ、当該複数の行毎に誤り訂正のためのパリティビットが設けられている場合に、
前記プリ記録領域の先頭位置は、前記パリティビットの設けられた行に含まれる所定のシンクフレーム内に設けられていることを特徴とする請求項33に記載の情報記録方法。 - 前記プリ記録領域の終端位置は、前記領域よりも後に読み出される位置に属する前記記録単位内のシンクフレームのシンクコードが設けられている位置から所定ビット分だけ離間した位置に設定されていることを特徴とする請求項33に記載の情報記録方法。
- 前記記録単位が複数の前記シンクフレームにより構成されるセクタである場合に、
前記プリ記録領域の先頭位置及び終端位置の少なくとも何れか一方は、前記セクタを構成する最初のシンクフレームのシンクコードが記録されるべき位置から所定ビット分だけ離間した位置に設定されていることを特徴とする請求項33に記載の情報記録方法。 - 前記プリ記録領域はリードインエリア内に位置することを特徴とする請求項33乃至37の何れか一項に記載の情報記録方法。
- 前記情報記録媒体はDVD−Rであることを特徴とする請求項33乃至38の何れか一項に記載の情報記録方法。
- 前記再生制御情報は、前記所定の記録フォーマットにおいてコントロールデータ領域の各ECCブロック内に含まれるディスク製造情報であることを特徴とする請求項33乃至39の何れか一項に記載の情報記録方法。
- 所定のフォーマットに従い複数のシンクフレームから構成される記録単位にて情報を1回のみ記録可能な記録トラックを備える情報記録媒体であって、
前記フォーマットに従って記録された情報のコピー防止を制御するための再生制御情報が前記記録単位にて記録されるべき領域であって、その先頭位置が前記領域よりも先に読み出される位置に属する前記記録単位内のシンクフレームのシンクコードが設けられている位置から所定ビット分だけ離間した位置からなるプリ記録領域に対し、予め所定のプリ記録データがレーザにより記録されていることを特徴とする情報記録媒体。 - 前記再生制御情報は、前記記録情報に施されたスクランブルを解除するためのキーデータであることを特徴とする請求項41に記載の情報記録媒体。
- 前記記録単位内において、1つ又は複数の前記シンクフレームにより行が形成され、且つ、当該複数の行毎に誤り訂正のためのパリティビットが設けられている場合に、
前記プリ記録領域の先頭位置は、前記パリティビットの設けられた行に含まれる所定のシンクフレーム内に設けられていることを特徴とする請求項41に記載の情報記録媒体。 - 前記プリ記録領域の終端位置は、前記領域よりも後に読み出される位置に属する前記記録単位内のシンクフレームのシンクコードが設けられている位置から所定ビット分だけ離間した位置に設定されていることを特徴とする請求項41に記載の情報記録媒体。
- 前記記録単位が複数の前記シンクフレームにより構成されるセクタである場合に、
前記プリ記録領域の先頭位置及び終端位置の少なくとも何れか一方は、前記セクタを構成する最初のシンクフレームのシンクコードが記録されるべき位置から所定ビット分だけ離間した位置に設定されていることを特徴とする請求項41に記載の情報記録媒体。 - 前記プリ記録領域はリードインエリア内に位置することを特徴とする請求項41乃至45の何れか一項に記載の情報記録媒体。
- 前記情報記録媒体はDVD−Rであることを特徴とする請求項41乃至46の何れか一項に記載の情報記録媒体。
- 前記再生制御情報は、前記所定の記録フォーマットにおいてコントロールデータ領域の各ECCブロック内に含まれるディスク製造情報であることを特徴とする請求項41乃至47の何れか一項に記載の情報記録媒体。
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