JP2009110659A - 情報記録媒体、情報記録媒体再生装置、情報記録媒体再生方法、情報記録媒体記録装置、情報記録媒体記録方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 誤り訂正ブロックを記録再生の単位として情報を記録再生する情報記録媒体において、前記情報を記録する誤り訂正のブロックを記録再生の単位として構成される第1の深さを有する記録領域と、前記情報を記録する前記記録領域に挟まれて、誤り訂正のブロックを記録再生の単位として再生可能なプリピットを形成した第2の深さを有するプリピット領域が、前記誤り訂正のブロックの単位とは異なる境界を前記記録領域との間に有して構成される。
【選択図】 図1
Description
一方、高密度型ディスク記録装置でDVDビデオのコンテンツをCSSキーと共に記録した高密度型ディスクを、DVDビデオ再生装置で再生した場合には、CSSキーが読み出せてしまうので、コピー禁止のDVDビデオのコンテンツは再生できてしまう。この結果、コピー禁止のDVDビデオの著作権は保護できないという事態が発生する。
ところで、前記した複数回記録可能な高密度型ディスクではないが、DVD−R(Rewritable)のように1回のみ記録可能なディスクにおいては、普通の状態ではDVDビデオのCSSキーが記録されてしまうディスクの所定の領域(CSS領域)に、出荷時にCSSキー以外の特別なコードを記録して、後からCSSキーがオーバーライトできないように加工しておく。これによって、高密度型ディスク記録装置でDVDビデオのコンテンツをCSSキーと共に記録していないDVD−Rを、DVDビデオ再生装置で再生した場合には、CSSキーが読み出せないのでDVDビデオのコンテンツは再生できない。この結果、コピー禁止のDVDビデオの著作権保護を図ることができる。
前記情報を記録する誤り訂正のブロックを記録再生の単位として構成される第1の深さを有する記録領域と、前記情報を記録する前記記録領域に挟まれて、誤り訂正のブロックを記録再生の単位として再生可能なプリピットを形成した第2の深さを有するプリピット領域が、前記誤り訂正のブロックの単位とは異なる境界を前記記録領域との間に有して構成されたプリピット領域を備えたことを特徴とする情報記録媒体及び情報記録媒体再生方法を提供することを目的とする。これによって、本発明は、コピーが禁止されているDVDビデオのコンテンツを違法にコピーをしても、このコンテンツに関する著作権情報は記録できないから、このコンテンツは再生できず、そのコピーは不可能となる結果、このコンテンツの著作権保護を確実に図ることができる。また、コピーが禁止されていない例えばコピーが禁止されていないDVDビデオあるいは自己記録したビデオのコンテンツは、このコンテンツに関する著作権情報と一緒に記録できるから、このコンテンツは再生でき、そのコピーは少なくとも1回可能となるのである。
(1) 図1,図7(C)に示すように、第1の情報(コピーが禁止されているDVDビデオのコンテンツ)はコピー不可能であるが、第2の情報(コピーが禁止されていないDVDビデオあるいは自己記録したビデオのコンテンツなど)は少なくとも1回コピー可能である情報記録媒体(光ディスク)Dであって、
前記第1及び第2の情報をそれぞれ記録する領域であって、かつ第1の深さd1を有する記録領域Rと、
前記第1の情報に対してはコピー禁止を示しかつ前記第2の情報に対しては少なくとも1回コピー可能を示す著作権情報(例えば、コピー無制限に可、コピー1回可、コピー2回可などのCSSキー)を記録する領域であって、かつ(CSS領域prに)前記第1の深さd1よりも深い第2の深さd2のプリピットを形成したプリピット領域PRとを備えたことを特徴とする情報記録媒体。
(2) 前記記録領域Rは相変化記録領域であり、前記プリピット領域PRに記録されている前記著作権情報は再生可能であることを特徴とする請求項1記載の情報記録媒体。
(3) 請求項1又は2記載の情報記録媒体Dに前記第2の情報を記録する情報記録媒体記録方法であって、
前記プリピット領域PRに記録されている前記著作権情報と前記第2の情報とからなる記録情報に基づいて、所定のエラー訂正単位でエラー訂正ブロック情報を順次生成し、
一連の前記エラー訂正ブロック情報を前記記録領域Rに順次記録することを特徴とする情報記録媒体記録方法。
(4) 請求項1又は2記載の情報記録媒体Dに記録された前記第2の情報を再生する情報記録媒体再生方法であって、
前記プリピット領域PRから前記著作権情報を再生し、
前記記録領域Rから前記エラー訂正ブロック情報を再生し、
前記エラー訂正ブロック情報を所定のエラー訂正単位でエラー訂正することにより、前記第2の情報を再生することを特徴とする情報記録媒体再生方法。
(5) 図8に示すように、請求項1又は2記載の情報記録媒体Dに前記第2の情報を記録再生する情報記録媒体記録再生装置であって、
前記情報記録媒体Dから読み出したセクターアドレスに基づいて、前記記録領域Rのセクターアドレスと前記記録領域Rに記録する記録タイミングとを管理する管理手段(システムコントローラ)9と、
前記プリピット領域PRのセクターアドレスと前記著作権情報とを記憶している記憶手段(メモリ)14と、
前記著作権情報と前記第2の情報とからなる記録情報に基づいて、所定のエラー訂正単位でエラー訂正ブロック情報を順次生成する情報生成手段(信号処理部)5と、
一連の前記エラー訂正ブロック情報を前記記録領域に前記記録タイミングで記録する記録手段(光学ヘッド)3と、
前記プリピット領域PRから再生した前記著作権情報に基づいて、前記記録領域Rに記録されている前記エラー訂正ブロック情報を順次読み出して、所定のエラー訂正単位でエラー訂正することにより、前記第2の情報を再生する再生手段(AV符号化復号化部)6とを備えたことを特徴とする情報記録媒体記録再生装置。
(6) 図1,図7(C)に示すように、第1の情報(コピーが禁止されているDVDビデオのコンテンツ)はコピー不可能であるが、第2の情報(コピーが禁止されていないDVDビデオあるいは自己記録したビデオのコンテンツなど)は少なくとも1回コピー可能である情報記録媒体(光ディスク)Dであって、
前記第2の情報を、所定のエラー訂正ブロック単位で第1の記録手法を用いて記録する第1の記録領域Rと、
前記所定のエラー訂正ブロック単位のエラー訂正能力が情報量としてnバイトとすると、前記第1の情報に対してはコピー禁止を示しかつ前記第2の情報に対しては少なくとも1回コピー可能を示す著作権情報を、前記所定のエラー訂正ブロック単位のnバイト以上の情報量を有する情報として、第2の記録手法を用いて記録する第2の記録領域(プリピット領域)PRとを備えたことを特徴とする情報記録媒体。
(7) 前記第1の記録手法は相変化記録であり、前記第2の記録手法はプリピット記録であることを特徴とする請求項6記載の情報記録媒体。
(8) 請求項6又は7記載の情報記録媒体Dに前記第2の情報を記録する情報記録媒体記録方法であって、
前記第2の記録領域(プリピット領域)PRに記録されている前記著作権情報と前記第2の情報とからなる記録情報に基づいて、所定のエラー訂正単位で一連のエラー訂正ブロック情報を生成し、
一連の前記エラー訂正ブロック情報を前記第1の記録領域に順次記録することを特徴とする情報記録媒体記録方法。
(9) 請求項6又は7記載の情報記録媒体Dに記録された前記第2の情報を再生する情報記録媒体再生方法であって、
前記第2の記録領域から前記著作権情報を再生し、
前記第1の記録領域Rから前記エラー訂正ブロック情報を再生し、
前記エラー訂正ブロック情報を所定のエラー訂正単位でエラー訂正することにより、前記第2の情報を再生することを特徴とする情報記録媒体再生方法。
(10) 図8に示すように、請求項6又は7記載の情報記録媒体Dに前記第2の情報を記録再生する情報記録媒体記録再生装置であって、
前記情報記録媒体Dから読み出したセクターアドレスに基づいて、前記第1の記録領域Rのセクターアドレスと前記第1の記録領域Rに記録する記録タイミングとを管理する管理手段(システムコントローラ)9と、
前記第2の記録領域(プリピット領域)PRのセクターアドレスと前記著作権情報とを記憶している記憶手段(メモリ)14と、
前記著作権情報と前記第2の情報とからなる記録情報に基づいて、所定のエラー訂正単位でエラー訂正ブロック情報を順次生成する情報生成手段(信号処理部)5と、
一連の前記エラー訂正ブロック情報を前記第1の記録領域Rに前記記録タイミングで記録する記録手段(光学ヘッド)3と、
前記第2の記録領域(プリピット領域)PRから再生した前記著作権情報に基づいて、前記第1の記録領域Rに記録されている前記エラー訂正ブロック情報を順次読み出して、所定のエラー訂正単位でエラー訂正することにより、前記第2の情報を再生する再生手段(AV符号化復号化部)6とを備えたことを特徴とする情報記録媒体記録再生装置。
(11) 図5〜図7に示すように、請求項1又は2記載の情報記録媒体Dの原盤を製造する情報記録媒体原盤製造方法であって、
ガラス基板1A上に、第1の光感光性膜(第二レジスト層)1B、中間層1C、第2の光感光性膜(第一レジスト層)1Dを順次積層し、かつ前記中間層1Cの厚さと前記第2の光感光性膜1Dの厚さとを合わせた厚さが、前記情報記録媒体Dの前記記録領域Rの第1の深さd1と同一であり、しかも前記第1の光感光性膜1Bと前記中間層1Cの厚さと前記第2の光感光性膜1Dの厚さとを合わせた厚さが、前記情報記録媒体Dの前記プリピット領域PRの第2の深さd2と同一であるように積層し、
第1の光強度で露光用レーザーを前記第2の光感光性膜1Dの上方から照射することにより、前記第2の光感光性膜1Dと前記中間層1Cとを露光して、前記ガラス基板1A上に、第1の深さd1で前記記録領域Rを形成し、
前記第1の光強度よりも強い第2の光強度で前記露光用レーザーを前記第2の光感光性膜1Dの上方から照射することにより、前記第2の光感光性膜1Dと前記中間層1Cと前記第1の光感光性膜1Bを全て露光して、前記ガラス基板1A上に、第2の深さd2で前記プリピット領域PRを形成したことを特徴とする情報記録媒体原盤製造方法。
(12) 図5〜図7に示すように、請求項6又は7記載の情報記録媒体Dの原盤を製造する情報記録媒体原盤製造方法であって、
ガラス基板1A上に、第1の光感光性膜(第二レジスト層)1B、中間層1C、第2の光感光性膜(第一レジスト層)1Dを順次積層し、かつ前記中間層1Cの厚さと前記第2の光感光性膜1Dの厚さとを合わせた厚さが、前記情報記録媒体Dの前記第1の記録領域Rの深さと同一であり、しかも前記第1の光感光性膜1Bと前記中間層1Cの厚さと前記第2の光感光性膜1Dの厚さとを合わせた厚さが、前記情報記録媒体Dの前記第2の記録領域(プリピット領域)PRの深さd2と同一であるように積層し、
第1の光強度で露光用レーザーを前記第2の光感光性膜1Dの上方から照射することにより、前記第2の光感光性膜1Dと前記中間層1Cとを露光して、前記ガラス基板1A上に、前記第1の記録領域Rを形成し、
前記第1の光強度よりも強い第2の光強度で前記露光用レーザーを前記第2の光感光性膜1Dの上方から照射することにより、前記第2の光感光性膜1Dと前記中間層1Cと前記第1の光感光性膜1Bを全て露光して、前記ガラス基板1A上に、前記第2の記録領域PRを形成したことを特徴とする情報記録媒体原盤製造方法。
また、本発明は次の(A)−(Q)のものであっても良い。
(A) 実質的に第一の溝深さのグルーブ領域に複数回記録可能な記録媒体であって、所定の単位で記録するためのアドレスを持ち、この媒体の一部のアドレス領域に記録する情報のコピー防止に関する記録領域を、実質的に第二の溝深さのグルーブ領域として形成し、この領域に読み出し可能な大きさの所定のプリピットを形成することを特徴とする記録再生媒体。
(B) 実質的に第一の溝深さのグルーブ領域に複数回記録可能な記録媒体に、所定の単位で記録するためのアドレスを持ち、この媒体の一部のアドレス領域のコピー防止に関する領域を、実質的に第二の溝深さのグルーブ領域として形成し、この領域に所定のプリピットを形成した記録再生媒体に記録する方法であって、所定の訂正の単位で訂正ブロックを生成し、コピー防止に関するデータ領域の記録は、前記プリピットに埋め込まれたデータを想定し、このデータをもとに前記訂正ブロックを生成し、記録時に、前記プリピット以外の訂正ブロック領域に、前記訂正ブロックのデータを記録することを特徴とする記録再生装置におけ記録方法。
(C) 実質的に第一の溝深さのグルーブ領域に複数回記録可能な記録媒体に、所定の単位で記録するためのアドレスを持ち、この媒体の一部のアドレス領域のコピー防止に関する領域を、実質的に第二の溝深さのグルーブ領域として形成し、この領域に所定のプリピットを形成した記録再生媒体、
(D) 媒体からアドレスを読み出すアドレス読み出し手段、
所定の訂正の単位で訂正ブロックを生成する記録情報生成手段、
記録情報を媒体に記録する記録手段、
読み出したアドレスにより記録位置及び記録タイミングを管理する記録管理手段、
前記プリピット領域のアドレス位置及びデータを記憶しているプリピット記憶手段、
前記プリピット記憶手段の記憶された値に基づいて、この領域の前記訂正ブロックを生成しするブロック生成手段、
記録時に前記ブロック生成手段で生成されたデータ中の、前記プリピット以外の訂正ブロック領域に、前記タイミング信号を基に、前記訂正ブロックのデータを記録することを記録手段を持つことを特徴とする記録再生装置。
(E) 所定の訂正ブロック単位で所定のアドレス信号が埋め込まれた記録領域に第一の形成方法で複数回記録可能な記録媒体であって、所定の訂正ブロック単位の訂正能力が情報量としてnバイトとすると、所定の訂正ブロック単位のnバイト以上の情報量を所定のアドレス領域に第二の形成方法で記録情報のコピー防止に関する記録情報として記録し、この第一と第二の形成方法にて所定の訂正ブロック単位とすることを特徴とする記録再生媒体。
(F) 所定の訂正ブロック単位で所定のアドレス信号が埋め込まれた記録領域に第一の形成方法で複数回記録可能な記録媒体に記録する方法であって、所定の訂正ブロック単位の訂正能力が情報量としてnバイトとすると、所定の訂正ブロック単位のnバイト以上の情報量を所定のアドレス領域に第二の形成方法で記録情報のコピー防止に関する記録情報として記録されている領域に対して、媒体以外に記憶しているコピー防止に関する記録情報を読み出す段階と、この情報とこの情報以外の情報をもとに前記訂正ブロックを生成し、記録時に、前記情報以外の訂正ブロック領域に、前記訂正ブロックのデータを記録することを特徴とする記録再生装置におけ記録方法。
(G) 所定の訂正ブロック単位で所定のアドレス信号が埋め込まれた記録領域に第一の形成方法で複数回記録可能な記録媒体、
所定の訂正ブロック単位の訂正能力が情報量としてnバイトとすると、所定の訂正ブロック単位のnバイト以上の情報量を所定のアドレス領域に第二の形成方法で記録情報のコピー防止に関する記録情報として記録した前記記録媒体、
媒体からアドレスを読み出すアドレス読み出し手段、
所定の訂正の単位で訂正ブロックを生成する記録情報生成手段、
記録情報を媒体に記録する記録手段、
読み出したアドレスにより記録位置及び記録タイミングを管理する記録管理手段、
前記コピー防止に関する記録領域のアドレス位置及びデータを記憶している記録領域記憶手段、
前記記録領域記憶手段の記憶された値と、その情報以外の情報に基づいて、この領域の前記訂正ブロックを生成しする訂正ブロック生成手段、
記録時に前記ブロック生成手段で生成されたデータ中の、前記記録領域以外の訂正ブロック領域に、前記タイミング信号を基に、前記訂正ブロックのデータを記録することを記録手段を持つことを特徴とする記録再生装置。
(H) 記録媒体は相変化記録でありプリピット領域の情報は再生可能であることを特徴とする上記(A)の媒体。
(I) 記録媒体は相変化記録でありプリピット領域の情報は再生可能であることを特徴とする上記(B)の記録方法。
(J) 記録媒体は相変化記録でありプリピット領域の情報は再生可能であることを特徴とする上記(C)の記録装置。
(K) 第一の形成方法は相変化記録であり、第二の形成方法はプリピットであることを特徴とする上記(D)の媒体。
(L) 第一の形成方法は相変化記録であり、第二の形成方法はプリピットであることを特徴とする上記(E)の記録方法。
(M) 第一の形成方法は相変化記録であり、第二の形成方法はプリピットであることを特徴とする上記(F)の記録装置。
(N) 複数回記録可能な実質的に第一の溝深さのグルーブ領域を形成するための第一の光感光性膜と、読み出し可能な大きさのコピー防止に関するプリピットを形成するための実質的に第二の溝深さのグルーブ領域として形成する第二の光感光性膜と、この2つの膜間を分離するための中間層と、この2つの光感光性膜を2つの強度レベルからなる光により記録することを特徴とする記録再生媒体の原盤記録方法。
(O) 所定の訂正ブロック単位で記録再生を行うために所定のアドレス信号が埋め込まれた記録領域に相変化記録として形成するための第一の光感光性膜と、所定の訂正ブロック単位の訂正能力が情報量としてnバイトとすると、所定の訂正ブロック単位のnバイト以上の情報量を所定のアドレス領域にプリピットとして記録情報のコピー防止に関する記録情報を形成する第二の光感光性膜と、この2つの膜間を分離するための中間層と、この2つの光感光性膜を2つの強度レベルからなる光により記録することを特徴とする記録再生媒体の原盤記録方法。
(P) 実質的に第一の溝深さのグルーブ領域に複数回記録可能な記録媒体を再生する方法であって、この媒体の一部のアドレス領域のコピー防止に関する領域を、実質的に第二の溝深さのグルーブ領域として形成し、この領域に所定のプリピットを形成した記録領域を再生する第一の再生段階と、前記一の溝深さのグルーブ領域を再生する第二の再生段階と、第一と第二の再生段階での再生信号を、所定の訂正の単位として訂正することを特徴とする記録再生装置における再生方法。
(Q) 実質的に第一の形成方法でグルーブ領域に複数回記録可能な記録媒体を再生する方法であって、所定の訂正ブロック単位の訂正能力が情報量としてnバイトとすると、この媒体の一部のアドレス領域のコピー防止に関する領域を、実質的に第二の形成方法で所定の訂正ブロック単位のnバイト以上の情報量の記録領域を再生する第一の再生段階と、前記一の形成方法のグルーブ領域を再生する第二の再生段階と、第一と第二の再生段階での再生信号を、所定の訂正の単位として訂正することを特徴とする記録再生装置における再生方法。
(1) DVDビデオは再生専用ディスクであり、CSSデータ及び記録済のコンテンツは全てピットから構成されており、そのピット深さは、650nmのレーザーに対して、λ/4程度である。一方、DVD−RWは相変化記録再生用ディスクであり、記録済又は記録すべきコンテンツはグルーブ領域に記録されており、この記録再生特性を最良にするために、ランド領域に対して、グルーブ領域の深さはλ/16程度となっている。このため、DVDビデオにおけるCSSデータをDVD−RWに記録する場合に、このCSSデータをDVD−RWの深さλ/16程度のプリピットで構成せずに、λ/4からλ/8程度の深いプリピットで構成した。これによって、DVDビデオプレーヤでは、DVD−RWにおける、λ/4からλ/8程度の深いプリピットのCSSデータを良好に再生できる。
A.「記録フォーマットの実施の形態」
B.「ディスクの実施の形態」
C.「情報記録再生装置の形態」
まず、「記録フォーマットの実施の形態」について説明する。始めに、DVD−RWに記録情報を記録する際の一般的な物理フォーマット及び当該記録情報における誤り訂正処理について、図2〜図4を用いて説明する。
(172+10)バイト×(192+16)行=37856バイト
であり、この内、実際のデータ領域24内に記録されるデータは、
2048バイト×16=32768バイト
となる。
91バイト×8×(16/8)=1456バイト
となり、このシンクフレーム42が連続した形態でDVD−RWディスクに情報が書き込まれる。このとき、一のレコーディングセクター40は、26のシンクフレーム42を含むこととなる。
つぎに、「ディスクの実施の形態」について説明する。
さらに、「情報記録装置の形態」について説明する。本発明に関連する情報記録媒体記録再生装置は、図8に示すように、前記した情報記録媒体Dに前記第2の情報を記録再生する情報記録媒体記録再生装置であって、前記情報記録媒体Dから読み出したセクターアドレスに基づいて、前記記録領域Rのセクターアドレスと前記記録領域Rに記録する記録タイミングとを管理する管理手段(システムコントローラ)9と、前記プリピット領域PRのセクターアドレスと前記第1の情報に対してはコピー禁止を示しかつ前記第2の情報に対しては少なくとも1回コピー可能を示す著作権情報とを記憶している記憶手段(メモリ)14と、前記著作権情報と前記第2の情報とからなる記録情報に基づいて、所定のエラー訂正単位でエラー訂正ブロック情報を順次生成する情報生成手段(信号処理部)5と、一連の前記エラー訂正ブロック情報を前記記録領域に前記記録タイミングで記録する記録手段(光学ヘッド)3と、前記プリピット領域PRから再生した前記著作権情報に基づいて、前記記録領域Rに記録されている前記エラー訂正ブロック情報を順次読み出して、所定のエラー訂正単位でエラー訂正することにより、前記第2の情報を再生する再生手段(AV符号化復号化部)6とを備えたことを特徴とする情報記録媒体記録再生装置である。
1A ガラス基板
1B 第二レジスト層
1C 中間層
1D 第一レジスト層
3 光学ヘッド
5 信号処理部
6 AV符号化復号化部
9 システムコントローラ
14 トラックバッファメモリ
d1,d2 深さ(第1,第2の深さ)
G グルーブ領域
pr 記録位置
PR プリピット領域
R 記録領域
Claims (5)
- 縦方向にデータブロックとECC内符号を付加した訂正ブロックを192行と16行のECC外符号を付加した誤り訂正ブロックを記録再生の単位として情報を記録再生する情報記録媒体において、アドレス情報を有する第1の深さの記録再生可能な記録領域と、前記情報を記録する前記記録領域に挟まれて、前記誤り訂正ブロックの訂正可能な範囲である16行以上の訂正ブロックに相当する再生可能な第2の深さのプリピット領域とを有し、前記プリピット領域は、前記誤り訂正ブロック単位とは異なる境界を前記記録領域との間に有して構成されたことを特徴とする情報記録媒体。
- 縦方向にデータブロックとECC内符号を付加した訂正ブロックを192行と16行のECC外符号を付加した誤り訂正ブロックを記録再生の単位として情報を記録再生する情報記録媒体であって、アドレス情報を有する第1の深さの記録再生可能な記録領域と、前記情報を記録する前記記録領域に挟まれて、前記誤り訂正ブロックの訂正可能な範囲である16行以上の訂正ブロックに相当する再生可能な第2の深さのプリピット領域とを有し、前記プリピット領域は、前記誤り訂正ブロック単位とは異なる境界を前記記録領域との間に有して構成された情報記録媒体に対して、
再生用ヘッドをヘッド移動手段により前記情報記録媒体上に位置決めし、前記ヘッドを用いて、記録された情報を前記誤り訂正ブロック単位で再生する情報記録媒体再生装置。 - 縦方向にデータブロックとECC内符号を付加した訂正ブロックを192行と16行のECC外符号を付加した誤り訂正ブロックを記録再生の単位として情報を記録再生する情報記録媒体であって、アドレス情報を有する第1の深さの記録再生可能な記録領域と、前記情報を記録する前記記録領域に挟まれて、前記誤り訂正ブロックの訂正可能な範囲である16行以上の訂正ブロックに相当する再生可能な第2の深さのプリピット領域とを有し、前記プリピット領域は、前記誤り訂正ブロック単位とは異なる境界を前記記録領域との間に有して構成された情報記録媒体に対して、
再生用ヘッドを前記情報記録媒体上に位置決めし、前記ヘッドを用いて、記録された情報を前記誤り訂正ブロック単位で再生する情報記録媒体再生方法。 - 縦方向にデータブロックとECC内符号を付加した訂正ブロックを192行と16行のECC外符号を付加した誤り訂正ブロックを記録再生の単位として情報を記録再生する情報記録媒体であって、アドレス情報を有する第1の深さの記録再生可能な記録領域と、前記情報を記録する前記記録領域に挟まれて、前記誤り訂正ブロックの訂正可能な範囲である16行以上の訂正ブロックに相当する再生可能な第2の深さのプリピット領域とを有し、前記プリピット領域は、前記誤り訂正ブロック単位とは異なる境界を前記記録領域との間に有して構成された情報記録媒体に対して、
記録再生用ヘッドをヘッド移動手段により前記情報記録媒体上に位置決めし、前記ヘッドを用いて、記録すべき情報を生成すると共に、生成された情報を前記誤り訂正ブロック単位で記録する情報記録媒体記録装置。 - 縦方向にデータブロックとECC内符号を付加した訂正ブロックを192行と16行のECC外符号を付加した誤り訂正ブロックを記録再生の単位として情報を記録再生する情報記録媒体であって、アドレス情報を有する第1の深さの記録再生可能な記録領域と、前記情報を記録する前記記録領域に挟まれて、前記誤り訂正ブロックの訂正可能な範囲である16行以上の訂正ブロックに相当する再生可能な第2の深さのプリピット領域とを有し、前記プリピット領域は、前記誤り訂正ブロック単位とは異なる境界を前記記録領域との間に有して構成された情報記録媒体に対して、
記録再生用ヘッドを前記情報記録媒体上に位置決めし、前記ヘッドを用いて、記録すべき情報を生成すると共に、生成された情報を前記誤り訂正ブロック単位で記録する情報記録媒体記録方法。
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