JP3734222B2 - External preparation for skin, cell activator, and antioxidant - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、老化症状の防止・改善に優れた効果を発揮する皮膚外用剤、細胞賦活剤、及び抗酸化剤に関する。さらに詳しくは、ヤブコウジ科(Myrsinaceae)のアエギセラス属(Aegiceras)植物抽出物を含有する皮膚外用剤、ヤブコウジ科(Myrsinaceae)のアエギセラス属(Aegiceras)植物抽出物を有効成分とする細胞賦活剤、及びヤブコウジ科(Myrsinaceae)のアエギセラス属(Aegiceras)植物抽出物を有効成分とする抗酸化剤に関する。
【0002】
【従来の技術】
加齢などによる真皮線維芽細胞の機能低下は、コラーゲンやエラスチン等の真皮マトリックスの減少や変性を惹き起こし、シワや皮膚の弾性低下といった老化症状の重要な要因となっている。また、紫外線等の外来ストレスによる酸化傷害も、シワ,シミ,皮膚の弾性低下といった老化症状の原因となっている。これまでの皮膚外用剤の分野では、係る細胞の機能低下や酸化傷害による老化症状を防止・改善するために、様々な細胞賦活剤や抗酸化剤の検索及び配合検討がなされてきた。細胞賦活剤としては、ポンカンのエッセンス(特許文献1参照)、ツリガネニンジン属,クサギ及びそれらの抽出物(特許文献2参照)、有機溶媒によるクロレラ抽出物(特許文献3参照)が知られており、抗酸化剤としては、キク科へテロテカ属植物抽出物(特許文献4参照)、サルオガセ科サルオガセ属植物の抽出物(特許文献5参照)が知られている。
【0003】
なお、本発明に係るヤブコウジ科(Myrsinaceae)植物の従来の技術としては、ポリ塩化ビフェニル類及び/又はダイオキシン類含有土壌に、ポリ塩化ビフェニル類及び/又はダイオキシン類を吸収又は吸収分解する能力を有するヤブコウジ科植物を植栽することを特徴とするポリ塩化ビフェニル及び/又はダイオキシン類含有土壌の浄化方法(特許文献6参照)、ヤブコウジ科植物であるヤブコウジ(Ardisia japonica Blume),シシアクチ(A. quinquegona Blume),及びモクタチバナ(A. sieboldi Miq.)の抽出物より選ばれる1種又は2種以上を含有することを特徴とする皮膚外用剤(特許文献7参照)、構成糖であるグルコースの2位又は6位を硫酸化したβ-1,3-グルカン、及び構成糖であるグルコースの2位及び6位を硫酸化したβ-1,3-グルカンより選ばれる1種又は2種以上と、ヤブコウジ科植物であるヤブコウジ(Ardisia japonica Blume),シシアクチ(A.quinquegona Blume),及びモクタチバナ(A.sieboldi Miq.)の抽出物より選ばれる1種又は2種以上とを含有して成る皮膚外用剤(特許文献8参照)が開示されている。しかし、これらの文献公知発明には、ヤブコウジ科(Myrsinaceae)のアエギセラス属(Aegiceras)植物抽出物の皮膚外用剤、細胞賦活剤、及び抗酸化剤への利用に関する記載は全く認められなかった。
【0004】
【特許文献1】
特開2001−131045号公報
【特許文献2】
特開2000−178198号公報
【特許文献3】
特開平11−335293号公報
【特許文献4】
特開平11−180886号公報
【特許文献5】
特開平10−182413号公報
【特許文献6】
特開平10−1438号公報
【特許文献7】
特開平11−171784号公報
【特許文献8】
特開2001−276804号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
従来用いられている細胞賦活剤及び抗酸化剤は、老化現象の一部の過程にのみ作用している場合が多く、本質的な老化改善効果としては不十分であると考えられた。また、皮膚外用剤の基剤中に配合した場合、有効な効果を得るにはかなりの高濃度を配合しなければならず、製剤に好ましくない色や臭いを付与してしまう場合があるなど、作用効果や安定性の面ですべてを満足できるものが少ないのが現状であった。このため、より優れた有効成分の開発が期待されており、本発明はこのような事情に鑑みてなされたものである。従って、本発明の目的は、皮膚の老化症状の防止・改善に優れた効果を発揮する皮膚外用剤、優れた効果を有する細胞賦活剤、及び優れた効果を有する抗酸化剤を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明者らは、皮膚の老化症状の防止・改善に優れた成分を見出すために、種々の物質について細胞賦活作用と抗酸化作用に関する検討を行った。その結果、ヤブコウジ科(Myrsinaceae)のアエギセラス属(Aegiceras)植物抽出物に優れた細胞賦活作用と抗酸化作用を見出し、さらに検討を重ね、本発明を完成するに至った。
【0007】
【発明の実施の形態】
本発明の原料として用いられる植物は、ヤブコウジ科(Myrsinaceae)のアエギセラス属(Aegiceras)の植物であればよい。アエギセラス属(Aegiceras)植物としては、アエギセラス コルニキュラタム(Aegiceras corniculatum),アエギセラス フロリドゥム(Aegiceras floridum)などが知られており、入手が比較的容易などの理由から原料として適当なものとしては、アエギセラス コルニキュラタム(Aegiceras corniculatum)が挙げられる。
【0008】
これらアエギセラス属(Aegiceras)植物を使用する際は、抽出物を用いるのが一般的である。抽出には、アエギセラス属(Aegiceras)植物の幹,枝,果実,葉,花,種子,樹皮,樹液,根,芽などのいずれの部位を用いても構わないが、簡便に利用するには、葉や種子などを用いるとよい。抽出の際は、生のまま用いてもよいが、抽出効率を考えると、細切,乾燥,粉砕等の処理を行った後に抽出を行うことが好ましい。抽出は、抽出溶媒に浸漬するか、超臨界流体や亜臨界流体を用いた抽出方法でも行うことができる。抽出効率を上げるため、撹拌や抽出溶媒中でホモジナイズしてもよい。抽出温度としては、5℃程度から抽出溶媒の沸点以下の温度とするのが適切である。抽出時間は抽出溶媒の種類や抽出温度によっても異なるが、1時間〜14日間程度とするのが適切である。
【0009】
抽出溶媒としては、水の他、メタノール,エタノール,プロパノール,イソプロパノール等の低級アルコール、1,3−ブチレングリコール,プロピレングリコール,ジプロピレングリコール,グリセリン等の多価アルコール、エチルエーテル,プロピルエーテル等のエーテル類、酢酸ブチル,酢酸エチル等のエステル類、アセトン,エチルメチルケトン等のケトン類などの溶媒を用いることができ、これらより1種又は2種以上を選択して用いる。また、生理食塩水,リン酸緩衝液,リン酸緩衝生理食塩水等を用いてもよい。さらに、水や二酸化炭素,エチレン,プロピレン,エタノール,メタノール,アンモニアなどの1種又は2種以上の超臨界流体や亜臨界流体を用いてもよい。
【0010】
アエギセラス属(Aegiceras)植物の上記溶媒による抽出物は、そのままでも使用することができるが、濃縮,乾固した物を水や極性溶媒に再度溶解したり、或いはこれらの生理作用を損なわない範囲で脱色,脱臭,脱塩等の精製処理を行ったり、カラムクロマトグラフィー等による分画処理を行った後に用いてもよい。アエギセラス属(Aegiceras)植物の前記抽出物やその処理物及び分画物は、各処理及び分画後に凍結乾燥し、用時に溶媒に溶解して用いることもできる。また、リポソーム等のベシクルやマイクロカプセル等に内包させて用いることもできる。
【0011】
本発明における老化症状の予防・改善に優れた効果を発揮する皮膚外用剤は、上述のアエギセラス属(Aegiceras)植物抽出物を含有する。また、優れた効果を発揮する細胞賦活剤及び抗酸化剤は、係るアエギセラス属(Aegiceras)植物抽出物を有効成分とする。
【0012】
本発明におけるアエギセラス属(Aegiceras)植物抽出物の配合量は、皮膚外用剤の種類や目的等によって調整することができるが、皮膚外用剤の全量に対して、0.0001〜10.0重量%が好ましく、より好ましくは、0.001〜5.0重量%である。
【0013】
本発明に係る皮膚外用剤は、ローション,乳液,ゲル,クリーム,軟膏剤,粉末,顆粒等、種々の剤型で提供することができる。
【0014】
なお、本発明に係る皮膚外用剤には、アエギセラス属(Aegiceras)植物抽出物の他に、通常医薬品,医薬部外品,皮膚化粧料,毛髪用化粧料及び洗浄料に配合される、油性成分,保湿剤,粉体,色素,乳化剤,可溶化剤,洗浄剤,紫外線吸収剤,増粘剤,薬剤,香料,樹脂,防菌防黴剤,アルコール類等を適宜配合することができる。また、本発明の効果を損なわない範囲において、他の細胞賦活剤,抗酸化剤,植物抽出物との併用も可能である。
【0015】
【実施例】
さらに実施例により、本発明の特徴について詳細に説明する。まず、本発明のアエギセラス属(Aegiceras)植物抽出物の調製方法について示す。
【0016】
[調製方法1]
アエギセラス属(Aegiceras)植物の乾燥粉砕物1kgに50重量%エタノール水溶液を10リットル加え、室温で7日間浸漬した。抽出液をろ過して回収し、溶媒を除去した後、アエギセラス属(Aegiceras)植物抽出物を得た。
【0017】
[調製方法2]
アエギセラス属(Aegiceras)植物の乾燥粉砕物1kgに水を9リットル加え、90℃にて6時間還流して抽出した。抽出液をろ過して回収し、溶媒を除去した後、アエギセラス属(Aegiceras)植物抽出物を得た。
【0018】
[調製方法3]
アエギセラス属(Aegiceras)植物の乾燥粉砕物1kgにメタノールを9リットル加え、室温で7日間浸漬した。抽出液をろ過して回収し、溶媒を除去した後、アエギセラス属(Aegiceras)植物抽出物を得た。
【0019】
[調製方法4]
超臨界抽出装置にアエギセラス属(Aegiceras)植物を投入し、40℃において15MPaの気圧下で二酸化炭素の超臨界流体を用いて抽出した。抽出物を回収し、アエギセラス属(Aegiceras)植物抽出物を得た。
【0020】
次に、アエギセラス属(Aegiceras)植物抽出物の真皮線維芽細胞賦活作用を示す。試料には、アエギセラス コルニキュラタム(Aegiceras corniculatum)の葉より調製方法1を用いて抽出したアエギセラス コルニキュラタム抽出物を用いた。
【0021】
評価は、以下の手順で行った。正常ヒト真皮線維芽細胞を1ウェル当たり2.0×104個となるように96穴マイクロプレートに播種した。播種培地には、ダルベッコ改変イーグル培地(DMEM)に1%のウシ胎児血清を添加したものを用いた。24時間培養後、任意の濃度の試料を添加した試験培地に交換し、さらに48時間培養した。次いで3−(4,5−ジメチル−2−チアゾリル)−2,5−ジフェニルテトラゾリウムブロミド(MTT)を400μg/mL含有する培地に交換して2時間培養し、テトラゾリウム環の開環により生じるフォルマザンを2−プロパノールにて抽出し、マイクロプレートリーダーにて550nmの吸光度を測定した。同時に濁度として650nmにおける吸光度を測定し、両測定値の差により細胞賦活作用を評価した。また、測定法の妥当性を確認するために、試料を添加した培地の代わりに、ダルベッコ改変イーグル培地(DMEM)に5%のウシ胎児血清を添加したものを陽性コントロールとし、測定を行った。評価結果を、試料無添加のブランクにおける細胞賦活作用を100とした相対値にて表1に示す。
【0022】
【表1】
【0023】
表1より明らかなように、アエギセラス コルニキュラタム抽出物を添加した培地では、有意な真皮線維芽細胞賦活作用が認められた。特に、アエギセラス コルニキュラタム抽出物を0.04〜0.2mg/mL添加した場合に、ブランクと比較して、危険率5%未満で有意な真皮線維芽細胞賦活作用が認められた。このことから、アエギセラス コルニキュラタム抽出物は、優れた真皮線維芽細胞賦活作用を有することが明らかとなった。
【0024】
次に、アエギセラス属(Aegiceras)植物抽出物の抗酸化作用について示す。試料には、アエギセラス コルニキュラタム(Aegiceras corniculatum)の葉より調製方法1を用いて抽出したアエギセラス コルニキュラタム抽出物を用いた。
【0025】
評価は、以下の手順で行った。50重量%エタノール水溶液にて1mg/mLに希釈したアエギセラス コルニキュラタム抽出物溶液を96穴マイクロプレートに100μL添加した。次に、0.2mMの濃度になるようにエタノールにて調製した1,1−ジフェニル−2−ピクリルヒドラジル(DPPH)溶液を96穴マイクロプレートに100μL添加した。攪拌しながら暗所に放置し、10分後に516nmの吸光度を測定した。試料が無添加のブランクの吸光度を(A)、試料を添加したときの吸光度を(B)としたとき、式(1)の値をラジカル消去率とした。
式(1) {1−(B)/(A)}×100(%)
アエギセラス コルニキュラタム抽出物の実験結果を表2に示す。
【0026】
【表2】
【0027】
表2より明らかなように、アエギセラス コルニキュラタム抽出物は優れた抗酸化作用を有することが分かった。
【0028】
続いて、本発明に係るアエギセラス属(Aegiceras)植物抽出物を配合した皮膚外用剤の処方を示す。実施例1〜5の処方には、表3に示すアエギセラス属(Aegiceras)植物抽出物を配合し、実施例6〜18の各処方には、それぞれの処方に記載のアエギセラス属(Aegiceras)植物の葉から得られる抽出物を配合した。
【0029】
製法:(1)〜(6)の油相成分を80℃にて加熱溶解する。一方(7)〜(10)の水相成分を80℃にて加熱溶解する。これに前記油相成分を攪拌しながら加え、ホモジナイザーにより均一に乳化する。乳化終了後、冷却を開始し、(11)と(12)を順次加え、均一に混合する。
【0030】
【表3】
【0031】
[実施例6]化粧水
(1)エタノール 15.0(重量%)
(2)ポリオキシエチレン(40E.O.)硬化ヒマシ油 0.3
(3)香料 0.1
(4)精製水 81.36
(5)クエン酸 0.02
(6)クエン酸ナトリウム 0.1
(7)グリセリン 3.0
(8)ヒドロキシエチルセルロース 0.1
(9)アエギセラス コルニキュラタム抽出物[調製方法3]0.02
製法:(1)に(2)及び(3)を溶解する。溶解後、(4)〜(8)を順次添加した後、十分に攪拌し、(9)を加え、均一に混合する。
【0032】
[実施例7]クリーム
(1)スクワラン 10.0(重量%)
(2)ステアリン酸 2.0
(3)水素添加パーム核油 0.5
(4)水素添加大豆リン脂質 0.1
(5)セタノール 3.6
(6)親油型モノステアリン酸グリセリン 2.0
(7)グリセリン 10.0
(8)パラオキシ安息香酸メチル 0.1
(9)アルギニン(20重量%水溶液) 15.0
(10)精製水 40.7
(11)カルボキシビニルポリマー(1重量%水溶液) 15.0
(12)アエギセラス コルニキュラタム抽出物[調製方法1]1.0
製法:(1)〜(6)の油相成分を80℃にて加熱溶解する。一方(7)〜(10)の水相成分を80℃にて加熱溶解する。これに前記油相成分を攪拌しながら加え、ホモジナイザーにより均一に乳化する。乳化終了後、(11)を加え、冷却を開始し、40℃にて(12)を加え、均一に混合する。
【0033】
製法:(1)〜(6)の水相成分を混合し、75℃にて加熱溶解する。一方、(7)〜(14)の油相成分を混合し、75℃にて加熱溶解する。次いで、上記水相成分に油相成分を添加して予備乳化を行った後、ホモミキサーにて均一に乳化する。乳化終了後に冷却を開始し、50℃にて(15)を加える。さらに40℃まで冷却し、(16)を加え、均一に混合する。
【0034】
[実施例9]水性ジェル
(1)カルボキシビニルポリマー 0.5(重量%)
(2)精製水 86.5
(3)水酸化ナトリウム(10重量%水溶液) 0.5
(4)エタノール 10.0
(5)パラオキシ安息香酸メチル 0.1
(6)香料 0.1
(7)アエギセラス コルニキュラタム抽出物[調製方法4]0.1
(8)ポリオキシエチレン(60E.O.)硬化ヒマシ油 0.1
(9)グリセリン 2.0
(10)アエギセラス フロリドゥム抽出物[調製方法3] 0.1
製法:(1)を(2)に加え、均一に攪拌した後、(3)を加える。均一に攪拌した後,(4)に予め溶解した(5)を加える。均一に攪拌した後、予め混合しておいた(6)〜(8)を加える。均一に攪拌した後、(9)〜(10)を順次加え、均一に混合する。
【0035】
[実施例10]クレンジング料
(1)スクワラン 81.9(重量%)
(2)イソステアリン酸ポリオキシエチレングリセリル 15.0
(3)精製水 3.0
(4)アエギセラス コルニキュラタム抽出物[調製方法4]0.05
(5)アエギセラス フロリドゥム抽出物[調製方法4] 0.05
製法:(1)と(2)を均一に溶解する。これに、(3)〜(5)を順次加え、均一に混合する。
【0036】
[実施例11]洗顔フォーム
(1)ステアリン酸 16.0(重量%)
(2)ミリスチン酸 16.0
(3)親油型モノステアリン酸グリセリン 2.0
(4)グリセリン 20.0
(5)水酸化ナトリウム 7.5
(6)ヤシ油脂肪酸アミドプロピルベタイン 1.0
(7)精製水 36.5
(8)アエギセラス コルニキュラタム抽出物[調製方法3]0.5
(9)アエギセラス フロリドゥム抽出物[調製方法2] 0.5
製法:(1)〜(4)の油相成分を80℃にて加熱溶解する。一方(5)〜(7)の水相成分を80℃にて加熱溶解し、油相成分と均一に混合撹拌する。冷却を開始し、40℃にて(8)と(9)を加え、均一に混合する。
【0037】
[実施例12]メイクアップベースクリーム
(1)スクワラン 10.0(重量%)
(2)セタノール 2.0
(3)グリセリントリ−2−エチルヘキサン酸エステル 2.5
(4)親油型モノステアリン酸グリセリル 1.0
(5)プロピレングリコール 11.0
(6)ショ糖脂肪酸エステル 1.3
(7)精製水 70.4
(8)酸化チタン 1.0
(9)ベンガラ 0.1
(10)黄酸化鉄 0.4
(11)香料 0.1
(12)アエギセラス コルニキュラタム抽出物[調製方法2]0.1
(13)アエギセラス フロリドゥム抽出物[調製方法1] 0.1
製法:(1)〜(4)の油相成分を混合し、75℃にて加熱溶解する。一方、(5)〜(7)の水相成分を混合し、75℃にて加熱溶解し、これに(8)〜(10)の顔料を加え、ホモミキサーにて均一に分散させる。この水相成分に前記油相成分を加え、ホモミキサーにて乳化する。乳化終了後に冷却を開始し、40℃にて(11)〜(13)の成分を加え、均一に混合する。
【0038】
製法:(1)〜(6)の油相成分を混合し、75℃にて加熱溶解する。一方、(7)〜(10)の水相成分を混合し、75℃にて加熱溶解し、これに(11)〜(15)の顔料を加え、ホモミキサーにて均一に分散する。油相成分を加え、乳化を行う。乳化終了後に冷却を開始し、40℃にて(16)〜(18)の成分を順次加え、均一に混合する。
【0039】
[実施例14]油中水型エモリエントクリーム
(1)流動パラフィン 30.0(重量%)
(2)マイクロクリスタリンワックス 2.0
(3)ワセリン 5.0
(4)ジグリセリンオレイン酸エステル 5.0
(5)塩化ナトリウム 1.3
(6)塩化カリウム 0.1
(7)プロピレングリコール 3.0
(8)1,3−ブチレングリコール 5.0
(9)パラオキシ安息香酸メチル 0.1
(10)アエギセラス コルニキュラタム抽出物[調製方法1]0.5
(11)精製水 45.9
(12)香料 0.1
(13)アエギセラス フロリドゥム抽出物[調製方法4] 2.0
製法:(5)と(6)を(11)の一部に溶解して50℃とし、50℃に加熱した(4)に撹拌しながら徐々に加える。これを混合した後、70℃にて加熱溶解した(1)〜(3)に均一に分散する。これに(7)〜(10)を(11)の残部に70℃にて加熱溶解したものを撹拌しながら加え、ホモミキサーにて乳化する。乳化終了後に冷却を開始し、40℃にて(12)と(13)を加え、均一に混合する。
【0040】
[実施例15]ヘアートニック
(1)エタノール 50.0(重量%)
(2)精製水 49.898
(3)アエギセラス コルニキュラタム抽出物[調製方法3]0.001
(4)アエギセラス フロリドゥム抽出物[調製方法4] 0.001
(5)香料 0.1
製法:(1)〜(5)の成分を混合,均一化する。
【0041】
[実施例16]パック
(1)精製水 68.9(重量%)
(2)ポリビニルアルコール 12.0
(3)エタノール 10.0
(4)グリセリン 5.0
(5)ポリエチレングリコール(平均分子量1000) 2.0
(6)アエギセラス フロリドゥム抽出物[調製方法1] 1.0
(7)アエギセラス コルニキュラタム抽出物[調製方法2]1.0
(8)香料 0.1
製法:(2)と(3)を混合し、80℃に加温した後、80℃に加温した(1)に溶解する。均一に溶解した後、(4)〜(5)を加え、攪拌しながら冷却を開始する。40℃まで冷却し、(6)〜(8)を加え、均一に混合する。
【0042】
製法:(1)〜(6)の油相成分を混合し、75℃にて加熱溶解後する。一方、(7)〜(10)の水相成分を75℃にて加熱溶解し、前記油相成分を加え、ホモミキサーにて乳化する。乳化終了後に冷却を開始し、40℃にて(11)〜(13)の成分を加え、均一に混合する。
【0043】
[実施例18]入浴剤
(1)香料 0.3(重量%)
(2)アエギセラス コルニキュラタム抽出物[調製方法1]0.5
(3)アエギセラス フロリドゥム抽出物[調製方法3] 0.5
(4)炭酸水素ナトリウム 50.0
(5)硫酸ナトリウム 48.7
製法:(1)〜(5)を均一に混合する。
【0044】
本発明の実施例1〜5について使用試験を行い、シワ,タルミ,肌のハリの改善効果を評価した。その際、実施例1において、配合したアエギセラス コルニキュラタム抽出物を精製水に代替し、比較例1として同時に使用試験を行った。
【0045】
各試料について、シワ,タルミ,肌のハリの低下といった症状が顕著に認められる50〜60才代の男女パネラー各20名を一群とし、ブラインドにて1カ月間使用させ、使用前後の皮膚状態の変化を観察して評価した。皮膚症状の指標として、シワ,タルミ,肌のハリについて、「改善」,「やや改善」,「変化なし」の三段階で評価し、表4に各評価を得たパネラー数にて示した。
【0046】
【表4】
【0047】
表4より、シワ,タルミ,肌のハリについて、アエギセラス属(Aegiceras)植物抽出物を含有しない比較例使用群においては、半数以上のパネラーに改善が認められなかったが、アエギセラス属(Aegiceras)植物抽出物を配合した実施例使用群においては、6割以上のパネラーに明確な改善が認められた。
【0048】
以上のように、本発明の実施例においては、従来の比較例よりも、シワ,タルミ,肌のハリといった老化症状の改善に優れた効果を有していた。
【0049】
【発明の効果】
以上詳述したように、本発明により、皮膚の老化症状の防止・改善に優れた効果を有する皮膚外用剤、優れた効果を有する細胞賦活剤、及び優れた効果を有する抗酸化剤を得ることが出来た。[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to an external preparation for skin, a cell activator, and an antioxidant that exhibit excellent effects in preventing and improving aging symptoms. More particularly, the skin external preparation containing Aegiserasu genus (Aegiceras) plant extract myrsinaceae (Myrsinaceae), cell activator to Aegiserasu genus (Aegiceras) active ingredient a plant extract myrsinaceae (Myrsinaceae), and Ardisia japonica Aegiserasu genus families (Myrsinaceae) (Aegiceras) relates to an anti-oxidizing agent as an active ingredient a plant extract.
[0002]
[Prior art]
A decrease in the function of dermal fibroblasts due to aging causes a decrease or degeneration of the dermal matrix such as collagen and elastin, and is an important factor of aging symptoms such as wrinkles and a decrease in skin elasticity. In addition, oxidative damage caused by extraneous stress such as ultraviolet rays also causes aging symptoms such as wrinkles, spots, and a decrease in skin elasticity. Until now, in the field of topical skin preparations, various cell activators and antioxidants have been searched for and investigated in order to prevent and improve the aging symptoms caused by such functional deterioration of cells and oxidative damage. As cell activators, the essence of Ponkan (refer to Patent Document 1), genus Genus, Wedge and their extracts (refer to Patent Document 2), chlorella extract using an organic solvent (refer to Patent Document 3), As antioxidants, Asteraceae heterotheca plant extracts (see Patent Document 4) and Salogaceae Salogase plant extracts (see Patent Document 5) are known.
[0003]
In addition, as a conventional technique of the Myraceaceae plant according to the present invention, the soil containing polychlorinated biphenyls and / or dioxins has the ability to absorb or absorb polychlorinated biphenyls and / or dioxins. polychlorinated biphenyls and / or dioxins-containing purification method the soil characterized by planting myrsinaceae plants (see Patent Document 6), a myrsinaceae plant Ardisia japonica (Ardisia japonica Blume), Shishiakuchi (a. quinquegona Blume ), And one or more selected from extracts of A. sieboldi Miq., A topical skin preparation (see Patent Document 7), or glucose 2-position or Β-1,3-glucan sulfated at position 6 and β-1,3-sulfated at positions 2 and 6 of glucose, which is a constituent sugar One or more selected from glucans and one or more extracts selected from the extracts of Ardisia japonica Blume, A. quinquegona Blume and A. sieboldi Miq. An external preparation for skin containing at least two types (see Patent Document 8) is disclosed. However, these documents known invention, the external preparation for skin of Aegiserasu genus (Aegiceras) plant extract myrsinaceae (Myrsinaceae), cell activator, and description of the use of the antioxidant was not observed at all.
[0004]
[Patent Document 1]
JP 2001-131045 A [Patent Document 2]
JP 2000-178198 A [Patent Document 3]
Japanese Patent Laid-Open No. 11-335293 [Patent Document 4]
JP-A-11-180886 [Patent Document 5]
JP-A-10-182413 [Patent Document 6]
JP-A-10-1438 [Patent Document 7]
Japanese Patent Laid-Open No. 11-171784 [Patent Document 8]
Japanese Patent Laid-Open No. 2001-276804
[Problems to be solved by the invention]
Conventionally used cell activators and antioxidants often act only in part of the aging phenomenon, and are considered to be insufficient as an essential aging improvement effect. In addition, when blended into the base of the external preparation for skin, to obtain an effective effect, it must be blended in a fairly high concentration, and may give an unfavorable color and odor to the formulation, etc. At present, there are few things that can satisfy all of the effects and stability. For this reason, development of a more effective active ingredient is anticipated and this invention is made | formed in view of such a situation. Accordingly, an object of the present invention is to provide a skin external preparation that exhibits an excellent effect in preventing and improving skin aging symptoms, a cell activator having an excellent effect, and an antioxidant having an excellent effect. is there.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
In order to find a component excellent in prevention and improvement of skin aging symptoms, the present inventors have studied cell activation and antioxidant effects of various substances. As a result, they found a cell-activating action and antioxidant action with excellent Aegiserasu genus (Aegiceras) plant extract myrsinaceae (Myrsinaceae), further extensive studies, and have completed the present invention.
[0007]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Plants used as a raw material of the present invention may be any plant of Aegiserasu genus myrsinaceae (Myrsinaceae) (Aegiceras). The Aegiserasu genus (Aegiceras) plants Aegiserasu Korunikyuratamu (Aegiceras corniculatum), Aegiserasu Furoridumu (Aegiceras floridum) are known, such as, as appropriate as a raw material for reasons such as availability is relatively easy, Aegiserasu Korunikyuratamu (Aegiceras corniculatum ).
[0008]
When using these Aegiserasu genera (Aegiceras) plants, use the extract is generally used. For extraction, any part of the trunk, branch, fruit, leaf, flower, seed, bark, sap, root, bud, etc. of the plant of the genus Aegiceras can be used. Leaves and seeds may be used. In the extraction, it may be used as it is, but considering the extraction efficiency, it is preferable to perform the extraction after performing processing such as shredding, drying, and pulverization. The extraction can be performed by immersing in an extraction solvent or by an extraction method using a supercritical fluid or a subcritical fluid. In order to increase the extraction efficiency, the mixture may be homogenized in stirring or an extraction solvent. The extraction temperature is suitably about 5 ° C. to the boiling point of the extraction solvent. The extraction time varies depending on the type of extraction solvent and the extraction temperature, but it is appropriate to set it to about 1 hour to 14 days.
[0009]
Extraction solvents include water, lower alcohols such as methanol, ethanol, propanol, and isopropanol, polyhydric alcohols such as 1,3-butylene glycol, propylene glycol, dipropylene glycol, and glycerin, and ethers such as ethyl ether and propyl ether. , Solvents such as esters such as butyl acetate and ethyl acetate, and ketones such as acetone and ethyl methyl ketone can be used, and one or more of these are selected and used. Further, physiological saline, phosphate buffer, phosphate buffered saline, or the like may be used. Furthermore, you may use 1 type, or 2 or more types of supercritical fluids and subcritical fluids, such as water, a carbon dioxide, ethylene, propylene, ethanol, methanol, ammonia.
[0010]
An extract of the above-mentioned solvent of the plant of the genus Aegiceras can be used as it is, but the concentrated and dried product can be dissolved again in water or a polar solvent, or the physiological action thereof is not impaired. You may use, after performing purification processes, such as decoloring, deodorizing, and desalting, or performing the fractionation process by column chromatography etc. The extract of Aegiceras plant and its treated product and fractionated product can be freeze-dried after each treatment and fractionation and dissolved in a solvent before use. It can also be used by encapsulating in vesicles such as liposomes or microcapsules.
[0011]
The external preparation for skin exhibiting an excellent effect for prevention and improvement of aging symptoms in the present invention contains the above-mentioned plant extract of the genus Aegiceras . Also, cell activator and antioxidant exhibits excellent effects as an active ingredient Aegiserasu genus (Aegiceras) plant extract according.
[0012]
The blending amount of the plant extract of the genus Aegiceras in the present invention can be adjusted according to the type and purpose of the external preparation for skin, but is 0.0001 to 10.0 % by weight based on the total amount of the external preparation for skin. Is more preferable, and 0.001 to 5.0% by weight is more preferable.
[0013]
The external preparation for skin according to the present invention can be provided in various dosage forms such as lotion, emulsion, gel, cream, ointment, powder, granule and the like.
[0014]
The external preparation for skin according to the present invention contains oily ingredients that are usually blended with pharmaceuticals, quasi-drugs, skin cosmetics, hair cosmetics and cleaning agents in addition to the plant extract of the genus Aegiceras. , Moisturizers, powders, pigments, emulsifiers, solubilizers, detergents, UV absorbers, thickeners, drugs, fragrances, resins, antibacterial / antifungal agents, alcohols, and the like can be appropriately blended. Moreover, in the range which does not impair the effect of this invention, combined use with another cell activator, an antioxidant, and a plant extract is also possible.
[0015]
【Example】
Further, the features of the present invention will be described in detail by way of examples. First, the process for the preparation of Aegiserasu genus (Aegiceras) plant extract of the present invention.
[0016]
[Preparation Method 1]
10 kg of a 50 wt% aqueous ethanol solution was added to 1 kg of a dry pulverized product of the genus Aegiceras and immersed for 7 days at room temperature. The extract was recovered by filtration, after removal of the solvent gave Aegiserasu genus (Aegiceras) plant extract.
[0017]
[Preparation Method 2]
Nine liters of water was added to 1 kg of a dry pulverized product of the genus Aegiceras and extracted by refluxing at 90 ° C. for 6 hours. The extract was recovered by filtration, after removal of the solvent gave Aegiserasu genus (Aegiceras) plant extract.
[0018]
[Preparation Method 3]
Nine liters of methanol was added to 1 kg of a dry pulverized product of an Aegiceras plant and immersed at room temperature for 7 days. The extract was recovered by filtration, after removal of the solvent gave Aegiserasu genus (Aegiceras) plant extract.
[0019]
[Preparation Method 4]
An Aegiceras plant was introduced into a supercritical extraction apparatus, and extraction was performed using a supercritical fluid of carbon dioxide at 40 ° C. under a pressure of 15 MPa. The extract was recovered to obtain an Aegiceras plant extract.
[0020]
Next, the dermal fibroblast activation effect of the plant extract of the genus Aegiceras will be shown. As the sample, Aeggieras corniculatam extract extracted from the leaves of Aegiceras corniculatam using Preparation Method 1 was used.
[0021]
The evaluation was performed according to the following procedure. Normal human dermal fibroblasts were seeded in a 96-well microplate at 2.0 × 10 4 cells per well. The seeding medium used was Dulbecco's modified Eagle medium (DMEM) supplemented with 1% fetal bovine serum. After culturing for 24 hours, the culture medium was replaced with a test medium to which a sample having an arbitrary concentration was added, and further cultured for 48 hours. Next, the medium containing 400 μg / mL of 3- (4,5-dimethyl-2-thiazolyl) -2,5-diphenyltetrazolium bromide (MTT) was exchanged and cultured for 2 hours. Formazan produced by the opening of the tetrazolium ring was removed. Extraction was performed with 2-propanol, and absorbance at 550 nm was measured with a microplate reader. At the same time, the absorbance at 650 nm was measured as turbidity, and the cell activation effect was evaluated by the difference between the two measured values. Further, in order to confirm the validity of the measurement method, instead of the medium to which the sample was added, measurement was performed using Dulbecco's modified Eagle medium (DMEM) with 5% fetal bovine serum as a positive control. The evaluation results are shown in Table 1 as relative values with the cell activation effect in the blank with no sample as 100.
[0022]
[Table 1]
[0023]
As is clear from Table 1, a significant dermal fibroblast activation effect was observed in the medium supplemented with Aegiseras corniculatam extract. In particular, when Aeggicerus corniculatam extract was added in an amount of 0.04 to 0.2 mg / mL, a significant dermal fibroblast activation effect was observed at a risk rate of less than 5% compared to the blank. From this, it was clarified that Aeggicerus corniculatam extract has an excellent dermal fibroblast activation effect.
[0024]
Next, the antioxidant effect of the plant extract of the genus Aegiceras will be described. As the sample, Aeggieras corniculatam extract extracted from the leaves of Aegiceras corniculatam using Preparation Method 1 was used.
[0025]
The evaluation was performed according to the following procedure. 100 μL of Aegycerus corniculatam extract solution diluted to 1 mg / mL with a 50 wt% ethanol aqueous solution was added to a 96-well microplate. Next, 100 μL of a 1,1-diphenyl-2-picrylhydrazyl (DPPH) solution prepared with ethanol to a concentration of 0.2 mM was added to a 96-well microplate. The mixture was allowed to stand in the dark with stirring, and the absorbance at 516 nm was measured after 10 minutes. When the absorbance of the blank with no sample added was (A) and the absorbance when the sample was added was (B), the value of formula (1) was defined as the radical elimination rate.
Formula (1) {1- (B) / (A)} × 100 (%)
Table 2 shows the experimental results of Aegiseras corniculatam extract.
[0026]
[Table 2]
[0027]
As is clear from Table 2, it was found that the Aeggicerus corniculatam extract has an excellent antioxidant effect.
[0028]
Then, the prescription of the skin external preparation which mix | blended the Aegiceras plant extract based on this invention is shown. The formulations of Examples 1 to 5 are blended with the plant extracts of Aegiceras shown in Table 3, and each formulation of Examples 6 to 18 is a genus of the plant of the genus Aegiceras described in each formulation. An extract obtained from leaves was formulated.
[0029]
Production method: The oil phase components (1) to (6) are heated and dissolved at 80 ° C. On the other hand, the aqueous phase components (7) to (10) are dissolved by heating at 80 ° C. The oil phase component is added to this while stirring and uniformly emulsified with a homogenizer. After emulsification, start cooling and add (11) and (12) sequentially and mix uniformly.
[0030]
[Table 3]
[0031]
[Example 6] Lotion (1) Ethanol 15.0 (% by weight)
(2) Polyoxyethylene (40E.O.) hydrogenated castor oil 0.3
(3) Fragrance 0.1
(4) Purified water 81.36
(5) Citric acid 0.02
(6) Sodium citrate 0.1
(7) Glycerin 3.0
(8) Hydroxyethyl cellulose 0.1
(9) Aegiceras colniculatam extract [Preparation Method 3] 0.02
Production method: (2) and (3) are dissolved in (1). After dissolution, (4) to (8) are sequentially added, and then sufficiently stirred, (9) is added and mixed uniformly.
[0032]
[Example 7] Cream (1) Squalane 10.0 (% by weight)
(2) Stearic acid 2.0
(3) Hydrogenated palm kernel oil 0.5
(4) Hydrogenated soybean phospholipid 0.1
(5) Cetanol 3.6
(6) Lipophilic glyceryl monostearate 2.0
(7) Glycerin 10.0
(8) Methyl paraoxybenzoate 0.1
(9) Arginine (20% by weight aqueous solution) 15.0
(10) Purified water 40.7
(11) Carboxyvinyl polymer (1% by weight aqueous solution) 15.0
(12) Aegiseras colniculatam extract [Preparation Method 1] 1.0
Production method: The oil phase components (1) to (6) are heated and dissolved at 80 ° C. On the other hand, the aqueous phase components (7) to (10) are dissolved by heating at 80 ° C. The oil phase component is added to this while stirring and uniformly emulsified with a homogenizer. After the emulsification is completed, add (11), start cooling, add (12) at 40 ° C., and mix uniformly.
[0033]
Production method: The aqueous phase components (1) to (6) are mixed and dissolved by heating at 75 ° C. On the other hand, the oil phase components (7) to (14) are mixed and dissolved by heating at 75 ° C. Next, the oil phase component is added to the aqueous phase component and preliminary emulsification is performed, followed by uniform emulsification with a homomixer. Cooling is started after completion of emulsification, and (15) is added at 50 ° C. Cool further to 40 ° C, add (16) and mix evenly.
[0034]
[Example 9] Aqueous gel (1) Carboxyvinyl polymer 0.5 (% by weight)
(2) Purified water 86.5
(3) Sodium hydroxide (10% by weight aqueous solution) 0.5
(4) Ethanol 10.0
(5) Methyl paraoxybenzoate 0.1
(6) Fragrance 0.1
(7) Aegiseras colniculatam extract [Preparation Method 4] 0.1
(8) Polyoxyethylene (60E.O.) hydrogenated castor oil 0.1
(9) Glycerin 2.0
(10) Aegiseras floridum extract [Preparation method 3] 0.1
Manufacturing method: (1) is added to (2), and after stirring uniformly, (3) is added. After stirring uniformly, add (5) previously dissolved in (4). After stirring uniformly, the previously mixed (6) to (8) are added. After stirring uniformly, (9) to (10) are sequentially added and mixed uniformly.
[0035]
[Example 10] Cleansing fee (1) Squalane 81.9 (% by weight)
(2) Polyoxyethylene glyceryl isostearate 15.0
(3) Purified water 3.0
(4) Aegiceras colniculatam extract [Preparation Method 4] 0.05
(5) Aegiseras floridum extract [Preparation Method 4] 0.05
Manufacturing method: (1) and (2) are uniformly dissolved. To this, (3) to (5) are sequentially added and mixed uniformly.
[0036]
[Example 11] Face washing foam (1) Stearic acid 16.0 (wt%)
(2) Myristic acid 16.0
(3) Lipophilic glyceryl monostearate 2.0
(4) Glycerin 20.0
(5) Sodium hydroxide 7.5
(6) Palm oil fatty acid amidopropyl betaine 1.0
(7) Purified water 36.5
(8) Aegiseras colniculatam extract [Preparation Method 3] 0.5
(9) Aegiseras floridum extract [Preparation method 2] 0.5
Production method: The oil phase components (1) to (4) are heated and dissolved at 80 ° C. On the other hand, the aqueous phase components (5) to (7) are heated and dissolved at 80 ° C., and mixed and stirred uniformly with the oil phase components. Cooling is started, and (8) and (9) are added at 40 ° C. and mixed uniformly.
[0037]
[Example 12] Make-up base cream (1) Squalane 10.0 (% by weight)
(2) Cetanol 2.0
(3) Glycerin tri-2-ethylhexanoate 2.5
(4) Lipophilic glyceryl monostearate 1.0
(5) Propylene glycol 11.0
(6) Sucrose fatty acid ester 1.3
(7) Purified water 70.4
(8) Titanium oxide 1.0
(9) Bengala 0.1
(10) Yellow iron oxide 0.4
(11) Fragrance 0.1
(12) Aegiseras colniculatam extract [Preparation Method 2] 0.1
(13) Aegiseras floridum extract [Preparation method 1] 0.1
Production method: The oil phase components (1) to (4) are mixed and dissolved by heating at 75 ° C. On the other hand, the aqueous phase components (5) to (7) are mixed and dissolved by heating at 75 ° C., and the pigments (8) to (10) are added thereto and dispersed uniformly with a homomixer. The oil phase component is added to the water phase component and emulsified with a homomixer. Cooling is started after the emulsification is completed, and the components (11) to (13) are added at 40 ° C. and mixed uniformly.
[0038]
Production method: The oil phase components (1) to (6) are mixed and dissolved by heating at 75 ° C. On the other hand, the aqueous phase components (7) to (10) are mixed and dissolved by heating at 75 ° C., and the pigments (11) to (15) are added thereto and uniformly dispersed with a homomixer. Add oil phase ingredients and emulsify. Cooling is started after the emulsification is completed, and the components (16) to (18) are sequentially added at 40 ° C. and mixed uniformly.
[0039]
[Example 14] Water-in-oil emollient cream (1) Liquid paraffin 30.0 (wt%)
(2) Microcrystalline wax 2.0
(3) Vaseline 5.0
(4) Diglycerin oleate 5.0
(5) Sodium chloride 1.3
(6) Potassium chloride 0.1
(7) Propylene glycol 3.0
(8) 1,3-butylene glycol 5.0
(9) Methyl paraoxybenzoate 0.1
(10) Aegiceras colniculatam extract [Preparation Method 1] 0.5
(11) Purified water 45.9
(12) Fragrance 0.1
(13) Aegiseras floridum extract [Preparation Method 4] 2.0
Production method: Dissolve (5) and (6) in a part of (11) to 50 ° C., and gradually add to (4) heated to 50 ° C. with stirring. After mixing this, it disperse | distributes uniformly to (1)-(3) heated and melt | dissolved at 70 degreeC. (7) to (10) are added to the remainder of (11) heated and dissolved at 70 ° C. while stirring and emulsified with a homomixer. Cooling is started after the emulsification, and (12) and (13) are added at 40 ° C. and mixed uniformly.
[0040]
[Example 15] Hair artic (1) Ethanol 50.0 (wt%)
(2) Purified water 49.898
(3) Aegiceras colniculatam extract [Preparation Method 3] 0.001
(4) Aegiceras floridum extract [Preparation Method 4] 0.001
(5) Fragrance 0.1
Production method: Components (1) to (5) are mixed and homogenized.
[0041]
[Example 16] Pack (1) 68.9 (% by weight) purified water
(2) Polyvinyl alcohol 12.0
(3) Ethanol 10.0
(4) Glycerin 5.0
(5) Polyethylene glycol (average molecular weight 1000) 2.0
(6) Aegiseras floridum extract [Preparation Method 1] 1.0
(7) Aegiceras colniculatam extract [Preparation Method 2] 1.0
(8) Fragrance 0.1
Production method: (2) and (3) are mixed, heated to 80 ° C, and then dissolved in (1) heated to 80 ° C. After uniformly dissolving, (4) to (5) are added, and cooling is started while stirring. Cool to 40 ° C., add (6) to (8) and mix uniformly.
[0042]
Production method: The oil phase components (1) to (6) are mixed and heated and dissolved at 75 ° C. On the other hand, the aqueous phase components (7) to (10) are dissolved by heating at 75 ° C., the oil phase component is added, and the mixture is emulsified with a homomixer. Cooling is started after the emulsification is completed, and the components (11) to (13) are added at 40 ° C. and mixed uniformly.
[0043]
[Example 18] Bath agent (1) Fragrance 0.3 (% by weight)
(2) Aegiceras colniculatam extract [Preparation Method 1] 0.5
(3) Aegiseras floridum extract [Preparation method 3] 0.5
(4) Sodium bicarbonate 50.0
(5) Sodium sulfate 48.7
Production method: (1) to (5) are mixed uniformly.
[0044]
The use test was done about Examples 1-5 of this invention, and the improvement effect of a wrinkle, a sagging, and skin firmness was evaluated. At that time, in Example 1, the blended Aegiseras corniculatam extract was replaced with purified water, and a use test was simultaneously conducted as Comparative Example 1.
[0045]
For each sample, a group of 20 male and female panelists in their 50s to 60s who have noticeable symptoms such as wrinkles, tarmi, and reduced skin firmness are used as a group for 1 month blindly. Changes were observed and evaluated. As indices of skin symptoms, wrinkles, tarmi, and skin firmness were evaluated in three stages, “improved”, “slightly improved”, and “no change”, and Table 4 shows the number of panelists that obtained each evaluation.
[0046]
[Table 4]
[0047]
From Table 4, in the use group of comparative examples not containing the plant extract of the genus Aegiceras , wrinkles, tarmi, and skin firmness were not improved in more than half of the panelists, but the plant of the genus Aegiceras In the example use group containing the extract, a clear improvement was observed in more than 60% of panelists.
[0048]
As mentioned above, in the Example of this invention, it had the effect excellent in improvement of the aging symptom, such as a wrinkle, a talmi, and skin elasticity, compared with the conventional comparative example.
[0049]
【The invention's effect】
As described in detail above, according to the present invention, a skin external preparation having an excellent effect in preventing and improving skin aging symptoms, a cell activator having an excellent effect, and an antioxidant having an excellent effect are obtained. Was made.
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