JP3734197B2 - 建設機械 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、走行台車によって走行すると共に、第1の作業機と第2の作業機により土木作業等を行う建設機械の構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から第1と第2の作業機を具備した土木作業用の建設機械として、図4(a)、(b)に示すものがある。ここで、図4(a)は上面図、図4(b)は側面図である。
【0003】
この建設機械は、図4(a)、(b)に示すような走行台車51の後部に堀削・排土作業機であるバックホー52を配設すると共に、前部に積込作業機であるローダ54を配設してなるものである。バックホー52は、上下動可能に第1の基台53に支承されており、第1の基台53がバックホー52を収納した場合に破線で示した円55の範囲で旋回することにより水平方向360°に回動し得る。又、バックホー52は、堀削バケットと多関節のアームからなる堀削機である。一方、ローダ54は、アームとアーム先端に配設されたバケットとからなる積込機であり、上下動自在に取付部材58にその根元が配設されている。
【0004】
バックホー52を支承する第1の基台53は、旋回体56に固設されており旋回軸57を中心に旋回することが可能である。また、ローダ54は、第1の基台53が旋回した場合に、これと干渉しないように取付部材58に配設されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
このように従来の建設機械では、第1の基台53の旋回円55より前方にローダ54の根元が配設されているため、車体全長が長くなってしまい、狭小地での使用に適さないという問題があった。
【0006】
ここで、ローダ54のアームを短くして車体全長を短くしようとすると、ローダ54の揚程を大きくとれなくなり、作業範囲を広くとれなくなるという問題が招来する。つまり、作業効率が損なわれるという新たな問題が招来する。
【0007】
本発明は、こうした実状に鑑みてなされたものであり、従来の建設機械よりも車体全長が短くでき狭小地での使用に適するようにするとともに、作業範囲を広くとれるようにして作業効率を向上させることができる建設機械を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段及び効果】
上記目的を達成するため本発明は、第1の作業機を支承する第1の基台を、走行台車の上部に、水平方向に回動自在に配設するとともに、第2の作業機を前記走行台車の上部に配設した建設機械において、
前記第2の作業機の根元が、前記第1の基台の旋回円の外側近傍であって、前記走行台車の車幅方向に平行な当該旋回円の接線と、前記走行台車の車幅方向に平行な当該旋回円の中心を通る直線との間の領域に位置されるように、前記第2の作業機を前記走行台車の上部に配設するようにしている。
【0009】
従って、本発明によれば、図1(a)、(b)に示すように第2の作業機14の根元14aが、第1の基台13の旋回円1aの外側近傍であって、走行台車11の車幅方向に平行な当該旋回円1aの接線1bと、走行台車11の車幅方向に平行な当該旋回円1aの中心を通る直線1cとの間の領域1d、1e(斜線部分)に位置されるように、第2の作業機14が走行台車11の上部に配設される。この結果、第2の作業機14の位置を、従来の第2の作業機15の位置(破線で示す)よりも車体内側に移動させることができ、第2の作業機14のアームを短くすることなく車体全長を短くすることができる。
【0010】
よって、本発明の建設機械は、従来の建設機械と比較して車体全長が短くなるので、狭小地での使用に適したものとなる。また、第2の作業機14のアームの長さを短くする必要がないので、第2の作業機14の揚程を大きくとることができ、作業効率を向上させることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
【0012】
図1(a)は、本発明の実施形態の建設機械の側面図であり、図1(b)は、その上面図である。
【0013】
これら図に示すように、走行台車11は走行機能を有する台車であり、例えば同図に示すような履帯式のものを採用することができる。なお、走行台車11として、図4(a)、(b)に示す車輪式を採用しても良い。また、本実施形態では、第1の基台13の旋回円1aが、走行台車11の車幅内に収まる超小旋回式の建設機械を想定している。
【0014】
また、第1の基台13はオペレータが搭乗するキャブである。
【0015】
さて、走行台車11の上部には、旋回軸16を中心に水平方向360°に旋回が自在の旋回体17が配設されており、この旋回体17に、第1の基台13が固設されている。そして、この基台13の端部に、第1の作業機であるバックホー12が支承されている。このため、旋回体17を所要に動作させることにより、バックホー12を水平方向の任意の方向へ位置させることができる。
【0016】
さらに走行台車11の上部には、第2の作業機であるローダ14が配設されている。このローダ14の根元は、第1の基台13の側面に配設されている取付部材18に支承されている。また、この取付部材18は、第1の基台13の下部に位置するフレーム19に固設され、フレーム19は走行台車11に固設されている。
【0017】
ここで、ローダ14と第1の基台13との位置関係について説明する。
【0018】
特に、図1(b)に示すように、ローダ14が取付部材18に接続されている部分である根元14aは、第1の基台13の旋回円1aの外側近傍であって、走行台車11の車幅方向に平行な当該旋回円1aの接線1bと、走行台車11の車幅方向に平行な当該旋回円1aの中心を通る直線1cとの間の領域1d、1e(これを斜線にて示す)に位置されるように、ローダ14が走行台車11の上部の取付部材18に配設されるようになっている。
【0019】
なお、本実施形態では、フレーム19とは別体の取付部材18にローダ14の根元14aを取り付けているが、フレーム19と一体となっている取付部材にローダ14の根元14aを取り付けるようにしてもよい。要は、ローダ14の根元14aは、走行台車11と第1の基台13との間に設けられたフレーム19から延設された取付部材に配設されていればよい。
【0020】
また、走行台車11と第1の基台13との間にフレーム19を設けることなく、走行台車11から延設された取付部材に、ローダ14の根元14aを配設するようにしてもよい。この場合も取付部材は、走行台車11と別体でもよく、また走行台車11と一体であってもよい。
【0021】
ここで、第2の作業機であるローダ14を、水平方向に回動自在に配設してもよい。
【0022】
図2(a)は、ローダ14を旋回させることができる実施形態の側面図であり、図2(b)は、その上面図である。なお、図1(a)、(b)と同一の符号は同一のものである。
【0023】
これら図に示すように、走行台車11の上部には、旋回軸26を中心に水平方向360°に回動自在の旋回体27が配設されており、この旋回体27に、フレーム28が固設されている。そして、このフレーム28には、ローダ14の根元14aを支承する取付部材29が取り付けられている。このため、旋回体27を所要に動作させることにより、ローダ14を水平方向の任意の方向へ位置させることができる。この場合、ローダ14を取付部材29を介して支承しているフレーム28が、ローダ14を旋回させる第2の基台として機能する。
【0024】
なお、本実施形態では、第2の基台であるフレーム28とは別体の取付部材29にローダ14の根元14aを取り付けているが、第2の基台であるフレーム28と一体となっている取付部材にローダ14の根元14aを取り付けるようにしてもよい。要は、ローダ14の根元14aは、第2の基台であるフレーム28から延設された取付部材に配設されていれば、フレーム28と取付部材は一体のものでも別体のものでもよい。
【0025】
さらに、フレーム28の上部には、水平方向360°に回動自在の旋回体2aが配設されており、この旋回体2aに、第1の基台13が固設されている。そして、この第1の基台13の端部に、第1の作業機であるバックホー12が支承されている。このため、旋回体2aを所要に動作させることにより、バックホー12を水平方向の任意の方向へ位置させることができる。
【0026】
ここで、第1の基台13を旋回させる旋回体2aの旋回軸は、第2の基台であるフレーム28を旋回させる旋回体27の旋回軸26と同軸上としてもよく、またお互いに適宜オフセットさせてもよい。
【0027】
ローダ14と第1の基台13との位置関係については、図2(b)に示すように、図1(b)と同様に、ローダ14の根元14aが第1の基台13の旋回円1aの外側近傍の領域1d、1eに位置されるようになっている。
【0028】
上述した実施形態では、超小旋回式の建設機械を想定したが、第1の基台の第1の作業機であるバックホーの取付部位とは、反対側の部位(後端)が旋回した場合に描く円について、これを走行台車の車幅内に収めるようにした後端車幅内旋回式の建設機械に適用してもよい。
【0029】
また、上述した実施形態では、第2の作業機であるローダが左右2本のアームからなるものを想定しているが、図3に示すように、1本のアームからなるローダ44を具えた建設機械に適用する実施も可能である。
【0030】
この場合も、図1(b)、図2(b)と同様に、ローダ44の根元44aが第1の基台13の旋回円1aの外側近傍の領域1eに位置されるようになっている。
【0031】
上述してきたように、本実施の形態によれば、ローダ14ないしは44の根元14a、44aが、第1の基台13の旋回円1aの外側近傍であって、走行台車11の車幅方向に平行な当該旋回円1aの接線1bと、走行台車11の車幅方向に平行な当該旋回円1aの中心を通る直線1cとの間の領域1d、1e(斜線部分)に位置させるようにしたので、ローダ14ないしは44が、第1の基台13に干渉することもなく、ローダ14ないしは44の位置を、従来のローダ54の位置(図1、図2、図3に破線で示す)よりも車体内側に移動させることができる。この結果、ローダ14、44のアームを短くすることなく車体全長を短くすることができる。
【0032】
よって、本実施形態の建設機械は、従来の建設機械と比較して車体全長が短くなるので、狭小地での使用に適したものとなる。また、ローダ14、44のアームの長さを短くする必要がないので、ローダ14、44の揚程を大きくとることができ、作業効率を向上させることができる。
【0033】
また、本実施形態では、キャブである第1の基台13の側面に配設されている取付部材18、29を設けるとともに、このキャブ13の下側を覆うフレーム19、28を設けるようにしたので、これら取付部材、フレームを、走行台車11の走行に伴って飛散する泥を避ける泥除けプレートとして機能させることができる。また、これら取付部材18、29、フレーム19、28をキャブ13にオペレータが塔乗する際の足場として機能させることができる。
【0034】
このため、別途に、泥除け用のフェンダー、足場を確保するためのステップを設ける必要がなくなり、コストを低減させることができる。
【0035】
ここで、上記取付部材18、29には、オペレータの安全に関して、つぎのような問題点がある。
【0036】
図2(a)をより詳述した図5によりこれを説明する。
【0037】
すなわち、前述したように、オペレータが搭乗するキャブ13の旋回円13の外側近傍に、ローダ14の根元14a、つまりこの根元14aが配設されている取付部材29が位置されているので(図2(b)参照)、図5に示すように車体中心からローダ14のアーム14b先端までの距離Bを小さくでき、これにより安定性、輸送時のコンパクト化を達成することができる。ただし、ローダ14の揚程Aを確保するためには、地面GLから取付部材29の上端までの距離C´を大きくとり、ローダ14の回動支点たる根元14aを高い位置にもっていく必要がある。
【0038】
しかし、このように取付部材29がキャブ13の近傍にあって、キャブ13の床面30aよりも高い位置に位置されているときには、キャブ13に搭乗しているオペレータの足が、キャブ13の旋回時ないしはローダ14の旋回時ないしはキャブ13およびローダ14の同時旋回時(これらを、キャブ13の「相対旋回」時という)に、キャブ13と取付部材29との間に挟まれてしまう虞がある。
【0039】
そこで、本実施形態では、こうした危険を回避すべく、図5のCに示すように、地面GLから取付部材29の上端までの距離Cよりも、地面GLからキャブ13の床面30aまでの距離たるフロア高さDを大きく、つまり取付部材29の上端よりもキャブ13の床面30aが高くなるように、キャブ13を走行台車11の上部に配設している。
【0040】
さらに、安全性を向上させるために、図6に示すように、キャブ13の床面30aより外側に延びるフットレスト31を、キャブ13がローダ14に対して矢印Eに示すように相対的に旋回する際に、当該フットレスト31が取付部材29の上方に位置され、かつローダ14(アーム14b)に干渉しないように設けることができる。なお、図6において、32は樹脂製のサイドカバーであり、30はゴム製のフロアマットであり、33はたとえばローダ14を旋回させるための操作ペダルであり、34は手摺りである。
【0041】
このようにフットレスト31を床面30aから延設させたのは、オペレータが足を床面30aより下方に投げ出すことによって、取付部材29とキャブ13との間に足が挟まれないようにするためである。特に、キャブ13の床面30aが狭い車両にあっては、オペレータとしては足を床面30aより外側に投げ出しがちになるからである。さらに、同図6に示すように、フットレスト31の更に外側に足がはみ出すことがないようにストッパ31aをフットレスト31先端に設けるようにしてもよい。
【0042】
なお、フットレスト31としては、床面30aより外側に延設しなくてもよく、既存の床面30a内に納めるようにフットレストを設けるようにしてもよい。
【0043】
上記フットレストは、キャブ13の床面30aの片側(特に、足のはみ出しやすい側)に設けてもよく、床面30aの左右両方に設けるようにしてもよい。
【0044】
図6の実施形態では、図2(a)、(b)に示すローダ14が旋回するタイプの車両を想定しているが、図1(a)、(b)に示すローダ14が旋回しないタイプの車両にも当然適用可能である。要は、キャブ13がローダ14に対して相対的に旋回するものであれば適用可能であり、キャブ13が旋回せずローダ14が旋回する車両に対しても適用することもできる。
【0045】
以上がオペレータの安全を確保する上で望ましい実施形態である。もちろん、キャブ13の床面30aが広くとってあり、足を投げ出すことが想定し難い大型の車両では、上記実施形態は省略することができる。
【0046】
さて、特に図2(a)、(b)に示す実施形態では、ローダ14についてもバックホー12と同様に360°全旋回が可能であるため、当該ローダ14を、バックホー12による堀削、排土作業の障害とならない位置、方向に待避させることができる。
【0047】
さらに、ローダ14を、バックホー12の旋回方向と同一方向に位置させて、地面に接触、固定させることにより、当該ローダ14を、バックホー12による作業時の安定性を確保するためのアウトリガーとしても機能させることができる。
【0048】
ここで、一般に、小型油圧ショベルには、排土ブレードが車体前方に固定配設されており、この排土ブレードを堀削作業時の安定性を確保するためのアウトリガーとして機能させることができるが、ショベルが排土ブレードと同一の前方に向けられたときしか、安定性を充分に確保することができない。
【0049】
これに対して、図2(a)、(b)に示す実施形態の建設機械によれば、バックホー12がいずれの旋回方向に向けられたとしても、当該方向にアウトリガーとしてのローダ14を位置させることが可能であるので、全旋回方向において安定性が確保され、安全性が飛躍的に向上しているのがわかる。
【0050】
また、ローダ14についても360°の全旋回が可能であるため、水平方向の全範囲にわたって積込作業が可能となる。このため、図4(a)、(b)の従来の2種類の作業機を具えた建設機械のように、前方のみでしか積込作業が行えないという制限を受けることなく、柔軟な積み込み姿勢で作業を行うことができるようになり、作業効率が飛躍的に向上する。なお、このようにローダ14により積込作業を行うときは、第1の基台13を作業の障害にならない方向に回転させ、バックホー12を折り畳み格納すれば、積込作業を円滑に行わせることができる。 さらに、ローダ14とバックホー12を同一方向に旋回させることにより、例えば、バックホー12で堀削した土砂や砂利を直接、ローダ14に排土させるといった協調作業が可能となり、作業効率を飛躍的に向上させるこができる。
なお、本実施の形態では、作業機12、14を水平方向の全範囲(360°)にわたって旋回自在としているが、旋回範囲を必要に応じた範囲に限定するような実施も可能である。例えば、上記2つの作業機による協調作業を行うには、ローダ14とバックホー12を同一方向に旋回させることさえできればよいので、ローダ14について、左右それぞれ90°の旋回範囲に限定してもよい。
【0051】
なお、本実施の形態では、作業機として、ローダ14とバックホー12を想定しているが、作業内容に応じて他の種類の作業機に適宜変更する実施も可能である。
【0052】
例えば、上下動自在のローダ14の代わりに、上下動自在の排土ブレードを配設してもよい。
【0053】
なお、また、本実施の形態では、水平方向に旋回自在の第2の作業機14の上部に、第1の作業機12を水平方向に旋回自在に配設するようにしているが、本発明としては、これに限定されることなく、さらに、第1の作業機12の上部に、作業内容に応じて他の種類の作業機を水平方向に旋回自在に配設するようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1(a)は本発明の第1の実施形態の側面図であり、図1(b)はこの第1の実施形態の上面図である。
【図2】図2(a)は本発明の第2の実施形態の側面図であり、図2(b)はこの第2の実施形態の上面図である。
【図3】図3は本発明の第3の実施形態の上面図である。
【図4】図4(a)は従来の建設機械の上面図であり、図4(b)はこの従来の建設機械の側面図である。
【図5】図5はキャブの高さとして望ましい実施形態を示す図である。
【図6】図6は図5の実施形態のものについてさらにキャブにフットレストを設けた場合の要部斜視図である。
【符号の説明】
11…走行台車
12…バックホー
13…第1の基台
17,27,2a…旋回体
16,26…旋回軸
14…ローダ
18,29…取付部材
19,28…フレーム
Claims (11)
- 第1の作業機を支承する第1の基台を、走行台車の上部に、水平方向に回動自在に配設するとともに、第2の作業機を前記走行台車の上部に配設した建設機械において、
前記第2の作業機の根元が、前記第1の基台の旋回円の外側近傍であって、前記走行台車の車幅方向に平行な当該旋回円の接線と、前記走行台車の車幅方向に平行な当該旋回円の中心を通る直線との間の領域に位置されるように、前記第2の作業機を前記走行台車の上部に配設するようにした建設機械。 - 前記第2の作業機の根元は、前記走行台車から延設された取付部材に配設されている請求項1記載の建設機械。
- 前記第2の作業機の根元は、前記走行台車と前記第1の基台との間に設けられたフレームから延設された取付部材に配設されている請求項1記載の建設機械。
- 前記第2の作業機を支承する第2の基台を、前記第1の基台の下部に、水平方向に回動自在に配設し、この第2の基台から延設された取付部材に、前記第2の作業機の根元が配設されている請求項1記載の建設機械。
- 前記第2の基台の旋回軸が前記第1の基台の旋回軸とほぼ同軸上となるように、前記第2の基台が、前記第1の基台の下部に配設されている請求項4記載の建設機械。
- 前記第1の基台の旋回円を、前記走行台車の車幅内に収めるようにした請求項1記載の建設機械。
- 前記第1の基台の第1の作業機取付部位とは反対側の部位が旋回した場合に描く円を、前記走行台車の車幅内に収めるようにした請求項1記載の建設機械。
- 前記第1の基台は、オペレータが搭乗するキャブであり、このキャブの下側を覆うフレームに、前記第2の作業機の根元が配設されている請求項1記載の建設機械。
- オペレータが搭乗するキャブを、走行台車の上部に配設するとともに、前記キャブと前記走行台車との間に、作業機の根元が配設された取付部材を、前記キャブの旋回円の外側近傍に位置するように配設し、前記取付部材に対して前記キャブを相対的に旋回させることによって作業を行うようにした建設機械において、
前記取付部材の上端よりも前記キャブの床面が高くなるように、前記キャブを前記走行台車の上部に配設したことを特徴とする建設機械。 - 前記作業機は、前記取付部材の根元取付け位置を回動支点としてアームが回動することによって作業が行われる作業機である請求項9記載の建設機械。
- 前記キャブの床面より外側に延びるフットレストを、前記キャブの相対旋回時に当該フットレストが前記取付部材の上方に位置され、かつ前記作業機に干渉しないように設けるようにした請求項8記載の建設機械。
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