JP3733812B2 - 給油装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動車等にガソリン等の燃料を給油する給油所に設置する給油装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
例えば、顧客自身が給油を行うセルフ給油所では、給油機の操作に不慣れな顧客に対して給油機の操作案内を行う必要がある。かかる案内をビデオ等の自然画画像で行うようにしたものに、本願出願人が以前出願した特願平5−282205号(特開平7−132997号公報)がある。
【0003】
これは、ビデオ記憶媒体に給油の操作手順案内を記憶させ、該ビデオ記憶媒体から再生される自然画映像により給油操作案内を行う表示画面を案内装置に設けたもので、該案内装置を給油地点に設置し、これに車センサを設け、該車センサからの車検知信号により給油操作案内が開始する。この給油操作案内は、自然画映像で行うので、近くで実際に人が案内しているように感じられ、案内に親近感が得られる。
【0004】
また、特願平7−3882号(特開平8−192898号公報)では、給油の音声案内を記憶した記憶手段と、該記憶手段に記憶された給油案内を発声する発声手段であるスピーカーとを給油機に設け、また、前記発声手段の作動に連動して搖動する表示板を設け、該表示板は、平行な連続突条を表面に設けて表示面を複数面形成し、表示角が変化することで表示面が変わる表示画面を形成した給油案内表示装置を提案した。
【0005】
この特願平7−3882号(特開平8−192898号公報)の給油案内表示装置は、発声手段から給油案内が音声案内されると同時に、これに連動して表示板が搖動し、表示画面の表示角が変化することで表示面が変化し、これにより1つの表示面の画が静止画であっても、動画のように見え、音声との一体感が得られる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
前記特願平5−282205号(特開平7−132997号公報)は、自然画映像で案内を行うことは、前記のように親近感が得られるという利点はあるが、ビデオ記憶媒体に例えば光ディスクを使用する必要があり、コスト的に高価になり、サービス過剰のおそれもある。
【0007】
特願平7−3882号(特開平8−192898号公報)のものは、表示板は機械的構造とできるから前記光ディスクを使用する装置よりも安価である。しかし、これも、また前記特願平5−282205号(特開平7−132997号公報)のものも、案内は初めから通して行うものであり、一通り終わるまでの時間がかかる。初めて給油する顧客であれば、最初から最後まで案内を必要とするが、設定方法、又は精算方法だけ判らないのであれば、案内は必要な部分のみで足りる。
【0008】
また、前記いずれの従来例も各給油機ごとに案内装置のすべてを備えなければならず、給油機自体のコストも上昇する。
【0009】
本発明の目的は前記従来例の不都合を解消し、操作案内を行う給油機において、操作案内はインターホンによる顧客と事務所側との対話を前提として、無駄な案内を省き、案内効率を上げることができ、また、案内を行う上で、声だけでなく画像を介在して行うので顧客に対して親近感を抱かせることができ、しかも、設備的に大掛かりな装置とならずに安価ですむ給油装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明は前記目的を達成するため、給油機に事務所側インターホンとの対話を行うインターホンおよび表示器を設け、
給油機の本体では、事務所側インターホンからの音声に対して受ける音圧レベルを検出する音圧検出手段を設け、また、この音圧検出手段の出力をもとに複数の所定画像パターンを音圧レベルに応じて記憶したメモリから画像を選択的に引き出す画像選択手段、および画像選択手段の出力を受け、画像選択手段が引き出した画像に基づいて前記表示器を駆動する表示器駆動手段を給油機に設け、事務所側のインターホンから受ける音圧レベルに応じて、顔の画像に対して口の部分だけ変化する画像を表示器に表示することを要旨とするものである。
【0011】
請求項1記載の本発明によれば、操作案内はインターホンによる案内を前提として、顧客と事務所側との対話で行うものであるので、顧客としては判らないところだけを問い合わせることができ、効率的であり、時間の節約にもなる。また、給油待ちの顧客に対しても失礼がない。
【0012】
これに加えて、事務所側の音声に対して変化する画像が表示器に表示されるので、これを見て顧客は操作案内を受ける上で、親近感を抱くことができる。また、画像は音圧レベルに応じて変化するものを準備すればよく、このような画像を表示器に表示する機構はビデオ記憶媒体の再生装置などと比べて安価ですむ。
【0013】
前記作用に加えて、変化する画像は、画像の一部の変化をもってなることで、より安価に構成することができ、変化する画像は、顔の画像に対して口の部分だけの変化であることで、音声による応答に十分適応できる簡単な画像が得られるものとなる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、図面について本発明の実施の形態を詳細に説明する。図1は本発明の給油装置の1実施形態を示す正面図、図2は同上側面図で、給油機1の本体は、給油ノズル2を先端に有する給油ホース3を上部から垂下して、ケース4の前面にノズル掛け5を設けた。なお、給油ホース3は、例えばガソリン(レギュラー、ハイオク)、軽油などの複数の油種に応じたものである。
【0015】
ケース4の上部は操作部4aとなるもので、操作部4aはケース4の前面に、LCDによる液晶表示画面の表示器6、インターホン(マイク、スピーカーを含む)7、クレジットカード、プリペイカード、現金カードなどのカードを読み取るカードリーダー8、給油料、給油単価のカウンター9a,9b、キーボード10、プリンター11、カードの読取確認灯12、非常停止ボタン13等を設けている。図中14a,14bはガソリンにおけるレギュラー、ハイオクを選択する油種選択ボタンである。
【0016】
図2は本発明のブロック回路図で、前記インターホン7に対応して事務所側にインターホン15を設置し、給油機1側のインターホン7と応答を行う。なお、図示は省略するが給油機1が複数台の場合もあり、その場合は各給油機1のインターホン7との応答をインターホン15で行う。なお、図示のように給油機1が両面使用の場合で、それぞれの面にインターホン7がある場合もそれぞれのインターホン7とインターホン15が応答可能となる。
【0017】
給油機1の本体では、インターホン15からの音声に対して受ける音圧レベルを検出する音圧検出手段16を設け、また、この音圧検出手段16の出力をもとに複数の所定画像パターンを音圧レベルに応じて記憶したメモリ17から画像を選択的に引き出す画像選択手段18、および画像選択手段18の出力を受け、画像選択手段18が引き出した画像に基づいて表示器6を駆動する表示器駆動(回路)手段19を給油機1に設けた。
【0018】
このようにして、顧客は給油機1でセルフで給油を行う場合に、操作において質問がある場合にはインターホン7を使用して事務所内の給油所員に話しかけ、給油所員は事務所側のインターホン15を介してこれに応答する。
【0019】
この事務所側のインターホン15の応答はインターホン7から音声が流れるが、音圧検出手段16がインターホン15からの音声の音圧を検知し、この音圧レベルに応じて画像選択手段18がメモリ17から画像を選択的に引き出す。
【0020】
図4〜図7はその一例を示すもので、画像を人の顔とした場合でインターホン15で給油所員が喋り始める前は図4のように口が閉じた状態であるが、喋り始めるとその状態に応じて図5〜図7に示すように段階的に口が開き、あたかもこの人の顔が喋っているように見えるようにする。
【0021】
この場合、最低限、顔の画像に対して口の部分だけの変化でよい。
【0022】
そして、画像選択手段18がメモリ17から選択的に引き出した画像は表示器駆動手段19で表示器6に表示される。
【0023】
【発明の効果】
以上述べたように本発明の給油装置は、操作案内を行う給油機において、操作案内はインターホンによる顧客と事務所側との対話を前提として、無駄な案内を省き、案内効率を上げることができ、また、案内を行う上で、声だけでなく画像を介在して行うので顧客に対して親近感を抱かせることができ、しかも、設備的に大掛かりな装置とならずに安価ですむものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の給油装置の1実施形態を示す正面図である。
【図2】 本発明の給油装置の1実施形態を示す側面図である。
【図3】 本発明の給油装置の1実施形態を示すブロック回路図である。
【図4】 選択する画像のパターン1例を示す正面図である。
【図5】 選択する画像のパターン2例を示す正面図である。
【図6】 選択する画像のパターン3例を示す正面図である。
【図7】 選択する画像のパターン4例を示す正面図である。
【符号の説明】
1…給油機 2…給油ノズル
3…給油ホース 4…ケース
4a…操作部
5…ノズル掛け 6…表示器
7…インターホン 8…カードリーダー
9a,9b…カウンター 10…キーボード
11…プリンター 12…読取確認灯
13…非常停止ボタン 14a,14b…油種選択ボタン
15…インターホン 16…音圧検出手段
17…メモリ 18…画像選択手段
19…表示器駆動手段
Claims (1)
- 給油機に事務所側インターホンとの対話を行うインターホンおよび表示器を設け、
給油機の本体では、事務所側インターホンからの音声に対して受ける音圧レベルを検出する音圧検出手段を設け、また、この音圧検出手段の出力をもとに複数の所定画像パターンを音圧レベルに応じて記憶したメモリから画像を選択的に引き出す画像選択手段、および画像選択手段の出力を受け、画像選択手段が引き出した画像に基づいて前記表示器を駆動する表示器駆動手段を給油機に設け、事務所側のインターホンから受ける音圧レベルに応じて、顔の画像に対して口の部分だけ変化する画像を表示器に表示することを特徴とした給油装置。
Priority Applications (1)
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JP31799399A JP3733812B2 (ja) | 1999-11-09 | 1999-11-09 | 給油装置 |
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Publications (2)
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JP2001130698A JP2001130698A (ja) | 2001-05-15 |
JP3733812B2 true JP3733812B2 (ja) | 2006-01-11 |
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ID=18094297
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP31799399A Expired - Fee Related JP3733812B2 (ja) | 1999-11-09 | 1999-11-09 | 給油装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3733812B2 (ja) |
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1999
- 1999-11-09 JP JP31799399A patent/JP3733812B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JP2001130698A (ja) | 2001-05-15 |
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