JP3731132B2 - 吸収冷凍機の晶析防止方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、希溶液の希釈に係り、特に運転停止時に、加熱媒体の漏れによる温度上昇を検出して溶液循環ポンプを希釈運転するのに好適な吸収冷凍機の晶析防止方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の吸収冷凍機の例を図3を参照しながら説明する。希溶液を加熱する蒸気等の加熱媒体15の加熱源を有する高温再生器(再生器)1と、高温再生器1の上方に配置され高温再生器1に上昇管で接続された分離器2と、分離器2の気相部分に一端を接続される冷媒蒸気コイル23を内装した低温再生器(再生器)3と、低温再生器3に連通されるとともに冷却水コイル50を内装した凝縮器4と、冷媒蒸気コイル23より液冷媒を散布され蒸発コイル32を内装した蒸発器5と、蒸発器5と蒸発冷媒蒸気通路で連通され冷却水コイル46を内装した吸収器6と、吸収器6の底部に希溶液吸入管52を経て吸入側を接続された溶液循環ポンプ10と、溶液循環ポンプ10の吐出側に接続された低温溶液熱交換器(熱交換器)7と、低温溶液熱交換器7に接続された排熱回収器9と、排熱回収器9を経て高温再生器1の希溶液入口に接続された高温溶液熱交換器(熱交換器)8と、分離器2の液相部と高温溶液熱交換器8の加熱流体入口とを接続する中間濃溶液管20と、高温溶液熱交換器8の加熱流体出側と低温再生器3とを接続する中間濃溶液管38と、低温再生器3の底部と低温溶液熱交換器7の加熱流体入口とを接続する濃溶液管40と、低温溶液熱交換器7の加熱流体出口と吸収器6の上部とを接続する濃溶液管41と、冷却水コイル46の出口と冷却水コイル50の入口とを接続する冷却水管48と、高温再生器1の加熱源である加熱媒体15の排熱出口と排熱回収器9の排熱入口とを接続する排熱管51とにより構成されている。冷却水コイル50の出側は、図示されないクーリングタワーに接続され、冷却水コイル46の入り側は、図示されない冷却水ポンプを介してクーリングタワーに接続されている。
【0003】
前記構成の吸収冷凍機の通常運転時の動作を説明する。高温再生器1内の希溶液は加熱媒体15に加熱されて気液2相流状態で上昇管内を上昇し、分離器2に流入する。分離器2に流入した気液2相流状態の希溶液は冷媒蒸気と中間濃溶液とに分離され、冷媒蒸気は低温再生器3に内装された冷媒蒸気コイル23を通過する。中間濃溶液は中間濃溶液管20を経て高温溶液熱交換器8の加熱流体側に流入し、希溶液を加熱しつつ高温溶液熱交換器8を通過し、中間濃溶液管38を経て低温再生器3に流入される。冷媒蒸気コイル23内を流れる冷媒蒸気は、周囲の中間濃溶液を加熱して冷媒を蒸発させて二次冷媒蒸気を生成し、自身は冷却されて凝縮し気液2相となって蒸発器5に流入する。低温再生器3で生成された二次冷媒蒸気は、凝縮器4に流入し、冷却水コイル50内を流れる冷却水に冷却されて凝縮し、液冷媒となる。
【0004】
冷媒蒸気コイル23を経て蒸発器5に流入した液冷媒は、蒸発器5に内装された蒸発コイル32上に散布され、蒸発コイル32内を流れる熱媒体の熱を奪って蒸発し、再び冷媒蒸気となり、蒸発冷媒蒸気通路を経て吸収器6に流入する。熱を奪われて冷却された熱媒体は、冷凍負荷に導かれ、冷凍を行ったのち再び蒸発コイル32に還流される。低温再生器3で二次冷媒蒸気として冷媒を蒸発させた中間濃溶液は、濃溶液となり、濃溶液管40を経て低温溶液熱交換器7の加熱流体入り側に流入する。低温溶液熱交換器7に流入した濃溶液は、希溶液を加熱しつつ低温溶液熱交換器7を通過し、濃溶液管41を経て吸収器6に流入する。吸収器6に流入した濃溶液は、冷却水コイル46上に散布され、蒸発器5から流入した冷媒蒸気を吸収して希溶液となる。濃溶液が冷媒蒸気を吸収するときに発生する吸収熱は、冷却水コイル46内を流れる冷却水に伝熱され、クーリングタワーへ運ばれる。
【0005】
吸収器6で生成された希溶液は、希溶液吸入管52を経て溶液循環ポンプ10に吸入され、加圧されて低温溶液熱交換器7の被加熱流体側に流入する。低温溶液熱交換器7に流入した希溶液は加熱流体側を流れる濃溶液に加熱されつつ低温溶液熱交換器7を通過し、排熱回収器9で高温再生器1からの加熱媒体15の排熱により加熱されたのちに高温溶液熱交換器8の被加熱流体側に流入する。高温溶液熱交換器8に流入した希溶液は、加熱流体側を流れる中間濃溶液に加熱されつつ高温溶液熱交換器8を通過し、高温再生器1に流入する。高温再生器1に流入した希溶液は、再び前記のサイクルを繰り返す。冷却水コイル46で吸収熱を取り出し、冷却水コイル50で凝縮熱を取り出した冷却水は、クーリングタワーに流入し、運んできた吸収熱及び凝縮熱を大気中に放出する。通常運転時は以上説明したサイクルが繰り返される。
【0006】
次に、運転停止時の希釈運転について説明する。通常、吸収冷凍機の運転停止時は、溶液循環ポンプ10が間歇的に運転され、溶液濃度が高い高温再生器1、低温再生器3、高温溶液熱交換器8及び低温溶液熱交換器7内の希溶液を希釈している(特開平1−123960号公報参照)。しかし高温再生器1の加熱媒体15が例えば蒸気の場合、図4の吸収冷凍機の高温再生器1周囲の回路図に示すように、運転の発停回数が多くなり弁16の使用頻度が高まると、弁座等のへたりにより蒸気漏れが発生する恐れがある。運転停止時は、溶液循環ポンプ10の停止とともに弁16が閉塞されるようになっているが、運転停止後に、弁16の漏れが発生すると、高温再生器1及び排熱回収器9に閉じ込められた希溶液が、弁漏れによる蒸気により温められ、次第に濃縮して晶析に至る。この晶析を防止するために、従来は図5に示すように、予め設定温度T0を記憶しておき、高温再生器1内の希溶液の温度Tを管理して、運転停止後、ある時間経過し、ある設定温度T0の100℃〜105℃よりもこの希溶液の温度Tが105℃より高い場合は、蒸気弁漏れと判断して異常警報19を出し、溶液循環ポンプ10により希釈運転を行い、晶析を防止していた。しかし、この制御は弁漏れの量が微少な時等は、運転停止後、ある時間経過し、ある設定温度に達しなくても晶析が発生する場合がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
従来の吸収冷凍機の晶析防止方法にあっては、運転停止後に、加熱媒体の弁に漏れが発生すると、高温再生器及び排熱回収器に閉じ込められた希溶液が、弁漏れによる加熱媒体で希溶液が温められるので、高温再生器内の希溶液の温度を管理して、ある時間経過し、ある設定温度よりもこの希溶液の温度が高い場合は、弁漏れと判断して異常警報を出し、希釈運転を行っていたが、弁漏れの量が微少な時等は、ある設定温度に達しなくても晶析が発生する問題があった。
【0008】
本発明の目的は、運転停止後に、再生器の加熱媒体の温度上昇より弁漏れを確実に検出し、希釈運転を行うことのできる吸収冷凍機の晶析防止方法を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る吸収冷凍機は、加熱媒体で希溶液を加熱し冷媒蒸気を分離して濃溶液を生成する再生器と、冷媒蒸気を凝縮しかつ蒸発させて濃溶液を吸収させ希溶液を生成する少なくとも吸収器と、希溶液を排熱回収器及び熱交換器を経て再生器へ循環する溶液循環ポンプとを備え、運転停止中に加熱媒体の漏れを検出し、溶液循環ポンプを希釈運転する吸収冷凍機の晶析防止方法において、運転停止後に、再生器に供給されかつ排熱回収器を経て排出される加熱媒体の温度上昇を検出し、溶液循環ポンプを希釈運転する構成とする。
【0010】
そして、加熱媒体は、蒸気により形成され、この加熱媒体の温度上昇は、再生器に供給される蒸気の温度と、再生器より排出される蒸気の温度と、スチームトラップを経て排熱回収器で熱回収される凝縮水の温度とを比較して検出する構成とすることにより前記の目的を達成する。
【0011】
また、本発明に係る吸収冷凍機は、加熱媒体は、蒸気により形成され、この加熱媒体の温度上昇は、スチームトラップを経て排熱回収器で熱回収される加熱媒体の凝縮水の温度により検出する構成とすることにより前記の目的を達成する。
【0012】
さらに、本発明に係る吸収冷凍機の晶析防止方法は、加熱媒体で希溶液を加熱し冷媒蒸気を分離して濃溶液を生成し、冷媒蒸気を凝縮しかつ蒸発させて濃溶液を吸収させて希溶液を生成し、希溶液を溶液循環ポンプで循環する吸収冷凍機の運転停止後に、加熱媒体の温度上昇を検出し、溶液循環ポンプを希釈運転する方法であり、加熱媒体は、蒸気により形成され、温度上昇は、再生器に供給される蒸気の温度と、再生器より排出される蒸気の温度と、スチームトラップを経て排熱回収器で熱回収される凝縮水の温度とを比較して検出される方法とすることにより前記の目的を達成する。
【0013】
また、本発明に係る吸収冷凍機の晶析防止方法は、加熱媒体は、蒸気により形成され、温度上昇は、スチームトラップを経て排熱回収器で熱回収される加熱媒体の凝縮水の温度により検出される方法とすることにより前記の目的を達成する。
【0014】
【発明の実施の形態】
一般的な吸収冷凍機の構成及び動作を従来の技術で説明したが、本発明の一実施例を図1を参照しながら説明する。図1に示すように、供給された加熱媒体15で希溶液を加熱し冷媒蒸気を分離して濃溶液を生成する再生器(高温再生器)1と、冷媒蒸気を凝縮しかつ蒸発させて濃溶液を吸収させ希溶液を生成する図示しない凝縮器及び蒸発器等を含む少なくとも吸収器6と、希溶液を排熱回収器9及び熱交換器(低温溶液熱交換器及び高温溶液熱交換器)7,8を経て再生器1へ循環する溶液循環ポンプ10とを備え、運転停止後に、加熱媒体15の弁16の漏れを検出して溶液循環ポンプ10を希釈運転する吸収冷凍機の晶析防止方法であって、再生器1及び排熱回収器9を経て排出される加熱媒体15の温度上昇を検出して溶液循環ポンプ10を希釈運転する構成とする。
【0015】
そして加熱媒体15は、蒸気により形成され、温度上昇は、再生器1に供給される蒸気の温度T1と、再生器1より排出される蒸気の温度T2と、スチームトラップ17を経て排熱回収器9で熱回収される凝縮水の温度T3とを比較し、所定の時間経過後に、例えば各温度が一定の場合は弁16の漏れはなしと判定し、各温度の上昇が検出された場合は弁16の漏れありと判定して異常警報19を発するとともに、溶液循環ポンプ10を起動させ希釈運転する。又は温度上昇は、再生器1よりスチームトラップ17を経て排熱回収器9で熱回収される加熱媒体15の凝縮水の、温度T3の時間経過に対する温度変化により検出され、温度上昇がある場合は弁16の漏れありと判定するものとする。なお加熱媒体15は、蒸気以外の例えば燃焼ガス等であってもよい。
【0016】
すなわち高温再生器1及び排熱回収器9に流入、流出する蒸気回路中の高温再生器1入口、高温再生器1出口及びスチームトラップ17出口配管の表面又は配管に挿着して温度センサー18a,18b,18cを設ける。弁16が漏れずに運転停止後、確実に蒸気が遮断された場合は、弁16以降の蒸気配管の中で蒸気は時間の経過とともに凝縮されてある一定温度を示すようになる。しかし弁16が漏れた場合は、漏れた蒸気が配管の温度を上昇させる。この配管の温度上昇を温度センサーで確実に検知して、運転停止後ある時間経過してある設定温度よりも高い場合は、異常警報を出して溶液循環ポンプ10の希釈運転を行い晶析を防止する。この制御では、微少な蒸気漏れでも顕著に表れる配管の温度上昇を感知して、晶析を防止することができる。また、温度センサー18a,18b,18cについては、高温再生器1内の希溶液の熱伝導が蒸気配管の温度に影響しやすく、温度センサー18cはスチームトラップ17から排出された凝縮水の温度を常に感知するため、温度センサーで管理する位置は温度センサー18cが最適である。
【0017】
なおスチームトラップの機能を説明すると、蒸気配管等の蒸気使用機器では、蒸気スペースが完全に蒸気で満たされているとき、最大出力を発揮し、蒸気スペースに凝縮水(ドレン)が滞留するにつれて有効伝熱面積が減少し出力が低下する。従って機器の出力を最高に維持するために、機器内で発生する凝縮水をできるだけ速やかに排出し、蒸気スペースを常に蒸気で満たした状態に保たなければならない。この目的で使用されるのがスチームトラップであって、必要な機能として凝縮水を速やかに排出し、蒸気を漏らさないこと、また空気等の不凝縮ガスを排出できることであり、スチームトラップより排出された凝縮水の温度は、蒸気温度の影響を受けないため、温度センサーで温度管理するのに最適である。
【0018】
次に図2を参照しながら温度センサー18cのみを設けた場合について運転停止制御フローを説明する。予め加熱媒体のスチームトラップ17から排出される凝縮水配管の設定温度T03を記憶し(ステップ100)、運転停止後に(ステップ101)、凝縮水配管の検知温度T3を記憶する(ステップ102)。そして所定時間後に凝縮水配管の検知温度t3を入力し(ステップ103)、検知温度t3と検知温度T3とを比較演算し、t3≦T3であれば(ステップ104)、溶液循環ポンプを停止する(ステップ105)。また所定時間後に検知温度t3´≧T03であれば(ステップ106)弁漏れと判定して異常警報を発し(ステップ107)、図示しない制御器より信号を送って溶液循環ポンプを起動して希釈運転するようになっている(ステップ108)。
【0019】
本実施例によれば、運転停止後に、検出しにくかった加熱媒体の弁漏れは、微少な漏れが発生しても、高感度でその漏れを検出できて溶液循環ポンプを起動して希釈運転が可能となり、運転停止中に再生器及び排熱回収器内での晶析を未然に防止することができる。
【0020】
【発明の効果】
本発明によれば、再生器の加熱媒体配管に温度センサーを設け、運転停止後に、温度上昇を検出するため、加熱媒体の弁に微少な漏れが発生しても、高感度でその漏れを検出できて溶液循環ポンプによる希釈運転が可能となり、晶析を未然に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す図である。
【図2】本実施例の制御フローを示す図である。
【図3】従来の技術を示す図である。
【図4】従来の技術を示す図である。
【図5】従来の制御フローを示す図である。
【符号の説明】
1 高温再生器
2 分離器
3 低温再生器
4 凝縮器
5 蒸発器
6 吸収器
7 低温溶液熱交換器
8 高温溶液熱交換器
9 排熱回収器
10 溶液循環ポンプ
15 加熱媒体
16 弁
17 ドレントラップ
18a,18b,18c 温度センサー
41 濃溶液管
52 希溶液吸入管
54 希溶液管
Claims (4)
- 加熱媒体で希溶液を加熱し冷媒蒸気を分離して濃溶液を生成する再生器と、前記冷媒蒸気を凝縮しかつ蒸発させて前記濃溶液を吸収させ希溶液を生成する少なくとも吸収器と、該希溶液を排熱回収器及び熱交換器を経て前記再生器へ循環する溶液循環ポンプとを備え、運転停止後に、前記再生器に供給されかつ前記排熱回収器を経て排出される前記加熱媒体の温度上昇を検出し、前記溶液循環ポンプを希釈運転することで運転停止中に前記加熱媒体の漏れを検出し、前記溶液循環ポンプを希釈運転してなる吸収冷凍機であり、
前記加熱媒体は、蒸気により形成され、該加熱媒体の温度上昇は、前記再生器に供給される蒸気の温度と、前記再生器より排出される蒸気の温度と、スチームトラップを経て前記排熱回収器で熱回収される凝縮水の温度とを比較して検出してなることを特徴とする吸収冷凍機。 - 加熱媒体で希溶液を加熱し冷媒蒸気を分離して濃溶液を生成する再生器と、前記冷媒蒸気を凝縮しかつ蒸発させて前記濃溶液を吸収させ希溶液を生成する少なくとも吸収器と、該希溶液を排熱回収器及び熱交換器を経て前記再生器へ循環する溶液循環ポンプとを備え、運転停止後に、前記再生器に供給されかつ前記排熱回収器を経て排出される前記加熱媒体の温度上昇を検出し、前記溶液循環ポンプを希釈運転することで運転停止中に前記加熱媒体の漏れを検出し、前記溶液循環ポンプを希釈運転してなる吸収冷凍機であり、
前記加熱媒体は、蒸気により形成され、該加熱媒体の温度上昇は、前記スチームトラップを経て前記排熱回収器で熱回収される該加熱媒体の凝縮水の温度により検出してなることを特徴とする吸収冷凍機。 - 加熱媒体で希溶液を加熱し冷媒蒸気を分離して濃溶液を生成し、前記冷媒蒸気を凝縮しかつ蒸発させて前記濃溶液を吸収させて希溶液を生成し、該希溶液を溶液循環ポンプで循環する吸収冷凍機の運転停止後に、前記加熱媒体の温度上昇を検出し、前記溶液循環ポンプを希釈運転する吸収冷凍機の晶析防止方法であり、
加熱媒体は、蒸気により形成され、温度上昇は、再生器に供給される前記蒸気の温度と、前記再生器より排出される蒸気の温度と、スチームトラップを経て排熱回収器で熱回収される凝縮水の温度とを比較して検出されることを特徴とする吸収冷凍機の晶析防止方法。 - 加熱媒体で希溶液を加熱し冷媒蒸気を分離して濃溶液を生成し、前記冷媒蒸気を凝縮しかつ蒸発させて前記濃溶液を吸収させて希溶液を生成し、該希溶液を溶液循環ポンプで循環する吸収冷凍機の運転停止後に、前記加熱媒体の温度上昇を検出し、前記溶液循環ポンプを希釈運転する吸収冷凍機の晶析防止方法であり、
加熱媒体は、蒸気により形成され、温度上昇は、スチームトラップを経て排熱回収器で熱回収される前記加熱媒体の凝縮水の温度により検出されることを特徴とする吸収冷凍機の晶析防止方法。
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