JP3731085B2 - チェンジャ装置 - Google Patents

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JP3731085B2 JP2001012076A JP2001012076A JP3731085B2 JP 3731085 B2 JP3731085 B2 JP 3731085B2 JP 2001012076 A JP2001012076 A JP 2001012076A JP 2001012076 A JP2001012076 A JP 2001012076A JP 3731085 B2 JP3731085 B2 JP 3731085B2
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、装填された複数のディスク状記録媒体を選択的に再生するディスクチェンジャ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、装填された複数枚のCD(Compact Disc)、DVD(Digital Versatile Disc)その他のディスク状記録媒体の中から1枚のディスクを選択し、選択したディスクを再生する所謂ディスクチェンジャ装置には、様々なものが提供されている。
【0003】
例えば、複数枚のディスクを立脚した状態で放射状に収容するドーナツ状のストッカトレイと、このストッカトレイを回転駆動する駆動部と、ディスクを再生する再生部と、ストッカトレイに収容された複数のディスクの内、駆動部によって所定の搬送位置に移動されたディスクを再生部へロードすると共に、再生部において再生が終了したディスクを再びストッカトレイに収容(アンロード)する搬送手段を備えたディスクチェンジャ装置が知られている。
【0004】
この様なディスクチェンジャ装置において、再生部は、ロードされたディスクを保持(クランプ)するクランプ部と、そのクランプされたディスクから各種データを読み取るべく、当該ディスクにフォーカスをかけるフォーカス部とを備えている。
【0005】
以下、この種のディスクチェンジャ装置の動作を図11に示すフローチャートに従って説明する。先ず、搬送手段は、駆動部によって所定の搬送位置に移動されたディスクをストッカトレイから再生部にロードする。すると、再生部は、ロードされたディスクをクランプし(ステップS111)、クランプしたディスクにフォーカスをかける(ステップS112)。
【0006】
ここで、再生部は、フォーカスエラーが生じたか否かを判定し(ステップS113)、フォーカスエラーが無ければ(ステップS113;NO)、現在クランプしているディスクを再生する(ステップS114)。一方、再生部は、フォーカスエラーを検出した場合(ステップS113;YES)、そのフォーカスエラーが生じたディスクをアンクランプする。次いで、搬送手段は、当該アンクランプされたディスクを再生部からストッカトレイにアンロードする(ステップS115)。次いで、駆動部は、次のディスクが所定の搬送位置に位置する様にストッカトレイを回転駆動する(ステップS116)。
【0007】
ところで、上記の様なディスクチェンジャ装置においてフォーカスエラーは概ね次の2つの場合に生じるのが殆どである。即ち1つは、再生しようとしているディスクがCDの様な片面再生用である場合に、再生部がそのディスクの再生面ではない方の面を読み取ろうとした場合であり、もう1つは、再生部が直径8cmのシングルCDその他の異形ディスクを読み取ろうとした場合である。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来技術にあっては、フォーカスエラーの原因を検出することができなかったので、ユーザは、仮にフォーカスエラーの原因が上記の様な軽微なものであっても、そのフォーカスエラーが生じたディスクをマニュアル操作で取り出して原因を確認しなければならなかった。この様に、軽微な原因によってフォーカスエラーが生じる度にディスクを取り出して原因を検証するのは甚だ煩雑なことであり、この問題点について従来より改善が求められていた。
【0009】
本発明の課題は、煩雑なマニュアル操作を要さずに、軽微な原因によって発生したフォーカスエラーを自動的に解消できる使い勝手の良いディスクチェンジャ装置を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明は、次の様な特徴を有することにより上記課題を解決する。尚、次に述べる発明特定事項の説明において、発明の実施の形態に対応する構成を図面の参照符号を付して括弧書きにより例示する。
【0011】
請求項1記載の発明は、複数の記録媒体を収容する収容部(例えば、ストッカトレイ3)と、該収容部に収容された複数の記録媒体の内の再生すべき記録媒体を識別する識別手段(例えば、制御部1)と、該識別手段によって識別された記録媒体を、前記収容部から当該記録媒体を再生する再生部まで搬送する搬送手段(例えば、搬送部6)とを備え、
前記識別手段によって識別されたにも拘らずに、前記搬送手段によって前記再生部まで搬送されなかった記録媒体を前記収容部から排出することを特徴としている。
【0012】
請求項1記載の発明において、収容部は複数の記録媒体を収容する。識別手段は、収容部に収容された複数の記録媒体の内の再生すべき記録媒体を識別する。搬送手段は、識別手段によって識別された記録媒体を、収容部から当該記録媒体を再生する再生部まで搬送する。然るに、識別手段によって識別された記録媒体が異形のものである様な場合には、搬送手段は当該異形の記録媒体を搬送できず、これに起因してフォーカスエラーその他の異常事態が生じるわけであるが、識別手段によって識別されたにも拘らずに、搬送手段によって再生部まで搬送されなかった記録媒体は収容部から排出されるので、係る軽微な原因によって発生した異常事態を自動的に解消できる。このことにより、従来の様に異常事態が生じる度にユーザが当該異形の記録媒体をマニュアル操作等で取り出して原因を検証するといった煩雑な作業を要すことのない使い勝手のよいチェンジャ装置が実現される。
【0013】
請求項2記載の発明は、複数の記録媒体を収容する収容部(例えば、ストッカトレイ3)と、該収容部に収容された記録媒体の内の再生すべき記録媒体を識別する識別手段(例えば、制御部1)と、該識別手段によって識別された記録媒体であって所定サイズの記録媒体を、前記収容部から当該記録媒体を再生する再生位置まで搬送する搬送手段(例えば、搬送部6)と、前記再生位置まで搬送された記録媒体からデータを読み取る読取手段(例えば、光ピックアップ53)とを備えたチェンジャ装置において、
前記読取手段により読み取りが開始された後に、前記識別手段によって識別された記録媒体が前記収容部に収容されているか否かを検出する記録媒体検出手段(例えば、ディスク有無センサ71)と、
この記録媒体検出手段により、前記識別された記録媒体が前記収容部に収容されていることが検出された場合は、当該記録媒体を排出する排出手段(例えば、搬送部6)と、
を備えたことを特徴とする。
【0014】
請求項2記載の発明において、収容部は、複数の記録媒体を収容する。識別手段は、収容部に収容された記録媒体の内の再生すべき記録媒体を識別する。搬送手段は、識別手段によって識別された記録媒体であって所定サイズの記録媒体を、収容部から当該記録媒体を再生する再生位置まで搬送する。読取手段は、再生位置まで搬送された記録媒体からデータを読み取る。記録媒体検出手段は、読取手段により読み取りが開始された後に、識別手段によって識別された記録媒体が収容部に収容されているか否かを検出する。ところで、識別手段によって識別された記録媒体が所定サイズでない異形のものである様な場合には、当該異形の記録媒体が搬送手段によって搬送され得ずに収容部に収容されたままとなるので、記録媒体検出手段は、識別された記録媒体が収容部に収容されている旨を検出する。この場合は、読取手段においてフォーカスエラーその他の異常事態が生じるわけであるが、識別された記録媒体が収容部に収容されていることが記録媒体検出手段により検出された場合は、排出手段が当該記録媒体を排出するので、異形記録媒体の混入という軽微な原因によって発生した異常事態を自動的に解消できる。このことにより、従来の様に異常事態が生じる度にユーザが当該異形の記録媒体をマニュアル操作等で取り出して原因を検証するといった煩雑な作業を要すことのない使い勝手のよいチェンジャ装置が実現される。
【0015】
請求項3記載の発明は、請求項2記載のチェンジャ装置において、
前記搬送手段は、前記記録媒体検出手段により、前記識別された記録媒体が前記収容部に収容されていることが検出された場合には、前記識別された記録媒体とは別の記録媒体を前記収容部から前記再生位置まで搬送し、
前記排出手段は、前記読取手段により当該別の記録媒体に記録されたデータの読み取りが開始された後に、前記識別された記録媒体を排出することを特徴としている。
【0016】
請求項3記載の発明において、搬送手段は、前記識別された記録媒体が収容部に収容されていることが記録媒体検出手段により検出された場合には、この識別された記録媒体とは別の記録媒体を収容部から再生位置まで搬送する。排出手段は、読取手段により当該別の記録媒体に記録されたデータの読み取りが開始された後に、前記識別された記録媒体を排出する。これにより、複数の記録媒体を連続的に再生させる様な場合において、仮に、収容部に異形の記録媒体が混入していたとしても、当該異形の記録媒体の排出に起因する待ち時間(演奏の切れ間)を最小限に抑えることができる一層使い勝手のよいチェンジャ装置を実現できる。
【0017】
請求項4記載の発明は、請求項2又は3記載のチェンジャ装置において、
前記記録媒体検出手段の近傍には、前記収容部から外部へ通じる排出口(例えば、ディスク交換口9)が設けられており、前記排出手段は、前記記録媒体を当該排出口から排出することを特徴としている。
【0018】
請求項4記載の発明において、再生すべき記録媒体が異形の記録媒体であるか否かは、記録媒体検出手段の検出結果によるわけであるが、当該記録媒体検出手段の近傍には、収容部から外部へ通じる排出口が設けられており、排出手段は、異形の記録媒体を当該排出口から排出するので、記録媒体検出手段が、再生すべき記録媒体が異形の記録媒体であることを検出した場合は、当該異形の記録媒体をただちに、無駄のない動作で合理的に排出できる。従って、軽微な原因によって発生した異常事態を迅速に解消できる。
【0019】
請求項5記載の発明は、請求項2乃至4の何れか記載のチェンジャ装置において、前記記録媒体は、ディスク型の記録媒体であり、
前記記録媒体検出手段により、前記識別された記録媒体が前記収容部に収容されていないことが検出され、且つ前記読取手段において読み取りエラーが生じた場合は、当該読み取りエラーが生じたディスク面の裏面が前記読取手段によって読み取られるように当該ディスクを反転する反転手段(例えば、搬送部6及び動力伝達機構4の協動により実現される)を更に備えたことを特徴としている。
【0020】
請求項5記載の発明によれば、記録媒体としてディスク型の記録媒体を採用し、反転手段は、記録媒体検出手段により、前記識別された記録媒体が収容部に収容されていないことが検出され、且つ読取手段において読み取りエラーが生じた場合は、当該読み取りエラーが生じたディスク面の裏面が前記読取手段によって読み取られるように当該ディスクを反転するので、読取手段がCD(コンパクトディスク)その他の片面再生用のディスクにおける再生面でない方の面を読み取ろうとした場合に生じる読み取りエラーをも自動的に解消できる一層使い勝手のよいチェンジャ装置が実現できる。
【0021】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明に係るディスクチェンジャ装置の主要部構成を示す。このディスチェンジャ装置100は、制御部1、入力部2、ストッカトレイ3、動力伝達機構4、再生部5、搬送部6、及びセンサ部7を備えており、入力部2を除く各部はシャーシ8上の所定位置に配設されている。
【0022】
制御部1は、図示はしないが不揮発性の内部メモリと揮発性のワークメモリとを備えており、内部メモリが記憶するシステムプログラムをワークメモリに展開し、展開したシステムプログラムに規定された手順に従って、当該ディスチェンジャ装置100の機能を実現すべく、各構成要素に制御信号を出力してこれらを統括的に制御する。
【0023】
詳細には、そのシステムプログラムには、制御部1が後述する異形ディスク排出処理(図7参照)を実行する為のプログラムコードが含まれており、制御部1は、それらのプログラムコードに従い、入力部2からの入力信号及びセンサ部7からの検出信号等に基づいて、搬送モータ62(図4参照)、動力伝達機構4、再生部5(図3参照)、及びイジェクト機構(図2参照)等を統括的に制御する。
【0024】
入力部2は、ユーザが所望するディスクDに対応するディスク番号(以下、「DNO」と表記する。)を入力する為の操作キーを複数備えており、それら操作キーの操作に応じた入力信号を制御部1に出力する。
【0025】
ストッカトレイ3は、シャーシ8上に回転自在に配設されたドーナツ状の板体であり、その上面には、個々のディスクDを収容するトレイ11(図2参照)が等角度間隔で放射状に複数配設されている。このトレイ11の配設数は、特に限定されるわけではないが、例えば200個配設されており、当該ストッカトレイ3には、200枚分のディスクDが収容できる様になっている。ここで、各ディスクDは、DVD(Digital Versatile Disc)等の様な両面再生用のものであってもよいし、CD(Compact Disc)等の様な片面再生用のものであってもよい。即ち、このストッカトレイ3には、両面再生用のディスクと片面再生用のディスクとが混在している。
【0026】
尚、当該ディスクチェンジャ装置100の正面には、ディスクDを挿脱可能に受け入れるディスク交換口9が設けられており、このディスク交換口9に対向する位置には、イジェクト機構10が設けられている。このイジェクト機構10は、図2に示す様に、断面略L字型のイジェクト棒10aを備えている。
【0027】
イジェクト棒10aは、制御部1からの制御信号に従って、図2中想像線(2点鎖線)で示す如くストッカ11に形成された貫通孔11aを介して、当該ストッカ11に載置されたディスクDをストッカトレイ3の裏面から押圧することにより、当該ディスクDをディスク交換口9(図1参照)から排出する。
【0028】
動力伝達機構4は、制御部1からの制御信号に従って、ストッカトレイ3をシャーシ8に沿って時計方向(CW;Clock Wise)若しくは反時計方向(CCW;Counter
Clock Wise)に回転駆動する。
【0029】
再生部5は、図3に示す様に、ターンテーブル51、スピンドルモータ52、光ピックアップ53、送りモータ54、サーボ制御回路55、DSP(Digital Signal Processor)56、D/A変換器57、及び出力端子58等を備える。
【0030】
ターンテーブル51は、ディスクDの内周面と遊嵌する円盤状の遊嵌体51aと、その遊嵌体51aの周縁部において、当該周縁部からディスクDの内周面にわたって、遊嵌体51aの半径方向に進退自在に出没する複数の係止部51b…とを備える。この係止部51bは、制御部1からの制御信号に応じて、ディスクDの再生時には、遊嵌部51aに遊嵌されたディスクDの内周面を押圧することにより、当該ディスクDを係止(クランプ)する一方、ディスクDの再生が終了すると、遊嵌部51a内に退くことにより、ディスクDのクランプを解除(アンクランプ)する。
【0031】
スピンドルモータ52は、ターンテーブル51にクランプされたディスクDを回転駆動する。光ピックアップ53は、スピンドルモータ52にて回転されるディスクDにフォーカスをかける。即ち、光ピックアップ53は、ディスクDにレーザ光を照射し、その反射光をデジタル信号に変換する。送りモータ54は、光ピックアップをディスクDの半径方向に往復移送する。
【0032】
サーボ制御回路55は、制御部1からの制御信号に基づいて、スピンドルモータ52及び送りモータ54の回転数を直接制御する。DSP56は、光ピックアップが変換したデジタル信号に対し、復調、誤り訂正その他の信号処理を施す。D/A変換器57は、DSP56が処理したデジタル信号をアナログ信号に変換し、出力端子58を介して図示しないアンプやスピーカ等に出力する。
【0033】
搬送部6は、ディスク排出口10の近傍における所定の搬送位置から、当該搬送位置に対し再生部5を挟んで向かい合う反転位置に渡ってストッカトレイ3上に跨設されている。この搬送部6は、図4に示す様に、筐体61、搬送モータ62、及び搬送アーム63を備える。
【0034】
筐体61は、駆動プーリ61aと、この駆動プーリ61aに従動する複数の従動プーリ61b…と、これらのプーリに装着されるベルト61cとを備えている。搬送モータ62は、制御部1からの制御信号に従って駆動プーリ61aを回転駆動することにより、図4中想像線(2点鎖線)で示す如く、ベルト61cに吊着された搬送アーム62を大略ストッカトレイ3の外径にわたって往復運動させる。搬送アーム63は、制御部1からの制御信号に従ってディスクDを掴み、或いは掴んだディスクDを解放する機構を有している。
【0035】
かくして、搬送部2は制御部1からの制御信号に従って、ディスクDを再生する際は、搬送位置においてストッカ11に載置されたディスクDを再生部5のターンテーブル51まで搬送(ロード)し、当該ディスクDの再生が終了した場合等は、再生部5のターンテーブル51から搬送位置或いは反転位置に配設されたストッカ11へディスクDを搬送(アンロード)する。
【0036】
但し、搬送アーム63は、所定サイズ即ち直径120cmのディスクDのみを掴むことができる様になっている。従って、仮に、直径80cmのディスク(例えば、シングルCD)その他の異形ディスクI等がストッカ11に載置されていた場合は、図5に示す如く、搬送アーム63が異形ディスクIを掴むことができないので、当該搬送部2は異形ディスクIをロードできない。
【0037】
センサ部7は、ディスク交換口9の近傍に設けられており、図6に示す様に、ディスク有無センサ71、第1アドレスセンサ72、及び第2アドレスセンサ73等を備える。
【0038】
ディスク有無センサ71は、ストッカ11に載置されたディスクDよりも上方に設けられた発行ダイオード71aと、ディスクDよりも下方においてシャーシ8上に着設されたフォトトランジスタ71bとを組み合わせて成る。発行ダイオード71aは、フォトトランジスタ72bに向けて発光する。フォトトランジスタ72bは、発行ダイオード71aが発光する光を検出する。
【0039】
但し、発行ダイオード71aとフォトトランジスタ71bとは上面視においてこれらの投影面が重なり合うように互いに対向して配設されているので、ストッカ11にディスクDが収容されている場合は、発行ダイオード71aの発光する光が当該ディスクDよって遮光される。従って、この場合フォトトランジスタ71bは発行ダイオード71aが発光する光を検出できない。一方、ストッカ11にディスクDが収容されていない場合は、発行ダイオード71aの発光する光が当該ディスクDよって遮光されることはないので、フォトトランジスタ71bは、発行ダイオード71aが発光する光を検出できる。
【0040】
かくして、ディスク有無センサ71は、ストッカトレイ3が動力伝達機構4によって回転駆動される過程において、各ストッカ11にディスクDが収容されているか否かを表すパルス状の有無信号を検出し、検出した有無信号を制御部1に出力する。
【0041】
第1アドレスセンサ72は、シャーシ8上に着設された凹状の第1フォトカプラ72aと、ストッカトレイ3の裏面において、各々のストッカ11に対応して当該ストッカ11の配設数(200個)と同じ数だけ放射状に設けられた第1遮光部72b…とによって構成される。
【0042】
第1フォトカプラ72aは発光ダイオードと、該発光ダイオードの発光を検出するフォトトランジスタとを組み合わせて成る。第1遮光部72bは、第1フォトカプラ72aの凹部に向かって突出する凸部を有しており、ストッカトレイ3が回転駆動される過程において、当該凸部が第1フォトカプラ72aの凹部を通過する毎に、第1フォトカプラ72aが備える発光ダイオードの発光を遮光する。かくして、第1フォトカプラ72aは、ストッカトレイ3が回転駆動される過程において、各々のストッカ11に対応する第1遮光部72bの通過を表すパルス状の第1アドレス信号を検出し、検出した第1アドレス信号を制御部1に出力する。
【0043】
第2アドレスセンサ73は、シャーシ8上において第1フォトカプラ72aよりも内側に着設された凹状の第2フォトカプラ73aと、ストッカトレイ3の裏面内周部において、第1遮光部72b…の所定数間隔毎に設けられる第2遮光部73b…とによって構成される。各第2遮光部73bは、第1遮光部72bと同様の凸部を有しているが、当該第2遮光部73bにおける凸部の数は、図7に示す様に、第1遮光部72bの所定数間隔毎に1ずつ増加している。これにより、各第2遮光部73bが相互に識別し得る様になっている。
【0044】
かくして、第2フォトカプラ73aは、ストッカトレイ3が回転駆動される過程において、各第2遮光部73b別に、その第2遮光部73bの通過を表すパルス状の第2アドレス信号を検出し、検出した第2アドレス信号を制御部1に出力する。
【0045】
以下、ディスチェンジャ装置100による異形ディスク排出処理を図8乃至図10に示すフローチャートに従って説明する。予め、ユーザは入力部2を介して所望のディスクDに対応するディスク番号(DNO)を入力する。制御部1は、入力部2からの入力信号を検知すると、動力伝達機構4に制御信号を出力し、ストッカトレイ3を時計方向(CW)或いは反時計方向(CCW)に回転駆動させる。その過程で制御部1は、センサ部7から出力される第1アドレス信号と第2アドレス信号とのパルスのタイミングに基づいて、各ストッカ11を識別しつつ、入力部2にて入力されたDNOに対応するストッカ11を検索する。
【0046】
制御部1は、入力部2にて入力されたDNOに対応するストッカ11を探し当てると、再び動力伝達機構4に制御信号を出力し、当該DNOに対応するストッカ11を搬送位置(図1参照)にて静止させる。次いで、搬送部6は、制御部1からの制御信号に基づいて、該ストッカ11に収容されているディスクDを再生部5までロードする(ステップS1)。
【0047】
次いで、再生部5は、制御部1からの制御信号に基づいて、当該再生部5にロードされたディスクDをクランプし、クランプしたディスクDにフォーカスをかける(ステップS2)。このとき、制御部1は再生部5のDSP56からの信号に基づいて、フォーカスエラーが生じたか否かを判定する(ステップS3)。制御部1は、フォーカスエラーを検出しない場合は(ステップS3;NO)、そのディスクDを再生部5に再生させ(ステップS4)、当該処理を終了する。
【0048】
一方、制御部1は、フォーカスエラーを検出した場合は(ステップS3;YES)、動力伝達機構4に制御信号を出力し、現在搬送位置(図1参照)にて静止しているストッカ11を反転位置(図1参照)まで反時計方向(CCW)に移動させる(ステップS5)。ここで、フォーカスエラーは、例えばディスクDが異形ディスクIである為に搬送アーム63が当該ディスクを掴むことができず、再生部5までロードできなかった場合や、ディスクDが例えばCDの様に片面再生用のディスクである場合に、その再生面でない方の面にフォーカスをかけた場合等に概ね生じる。
【0049】
制御部1は、搬送位置に静止しているストッカ11を反転位置まで反時計方向に移動させる過程で該ストッカ11が有無センサ71を通過するので、当該有無センサ71からの有無信号に基づいて、該ストッカ11にディスクDが収容されているか否かを判別する(ステップS6)。
【0050】
ここで、そのストッカ11に現在ディスクDが収容されていない場合は、ステップS1において当該ディスクDが正常にロードされたことを表すので、現在再生部5にてクランプされているディスクDは、少なくとも異形ディスクIではないものとみなすことができる。従って、この場合は、ステップS3においてフォーカスエラーが生じた原因が片面再生用のディスクDの再生面でない方の面にフォーカスをかけたことに起因するものと推定する。
【0051】
即ち、制御部1は、有無センサ71からの有無信号が、該ストッカ11にディスクDが収容されていない旨を表す場合は(ステップS6;NO)、再生部5にて現在クランプされているディスクDを反転させるべく、先ず動力伝達機構4に制御信号を出力し、当該ディスクDが収容されていたストッカ11を反転位置にて静止させる(ステップS7)。
【0052】
次いで、搬送部7は、制御部1からの制御信号に基づいて、再生部5にて現在クランプされているディスクDを、反転位置にて静止させたストッカ11へ搬送(アンロード)する(ステップS8)。次いで、制御部1は、動力伝達機構4に制御信号を出力し、ストッカトレイ3を反時計方向(CCW)に回転移動させることにより、反転位置にて静止しているストッカ11を再び搬送位置まで(ステップS9)移動させる。これにより、当該ディスクDは反転される。
【0053】
次いで、搬送部7は、その反転したディスクDを再生部5へロードする(ステップS10)。再生部5は、搬送部7によってロードされたディスクDをクランプする(ステップS11)と共に、該ディスクDにフォーカスをかける(ステップS12)。ここで、制御部1はDSP56からの信号に基づいて、フォーカスエラーが生じたか否かを判定する(ステップS13)。制御部1は、フォーカスエラーを検出しなければ(ステップS13;NO)、該ディスクDを再生させる。かくして、再生部5は、ディスクDの裏面を再生し、当該処理を終了する。
【0054】
一方、制御部1は、フォーカスエラーを検出した場合は(ステップS13;YES)、再生部5に制御信号を出力し、現在クランプしているディスクをアンククランプさせる(ステップS14)。次いで、搬送部7は、再生部5によってアンククランプされたディスクDを搬送位置にて待機しているストッカ11へ搬送(アンロード)する。次いで、動力伝達機構4は、制御部1からの制御信号に基づいて、ストッカトレイ3を時計方向或いは反時計方向に回転駆動し、次のストッカ11を搬送位置にて静止させる。次のストッカ11を搬送位置にて静止させると、再びステップS1に戻る。
【0055】
尚、ステップS13において、フォーカスエラーを検出した場合は(ステップS13;YES)、そのディスクDは異形ディスクではないものの、両面においてフォーカスエラーが生じたこととなるので、当該ディスクDをディスク排出口9から排出する様にしてもよい。
【0056】
一方、ステップS6において、ディスクDがストッカ11に収容されていると判定された場合は(ステップS6;YES)、ステップS1においてディスクDが再生部5まで正常にロードされななかったことを表す。従って、制御部1は、該ストッカ11に収容されているディスクDを異形ディスクIであると認識し(ステップS17)、ストッカトレイ3の回転を停止させ(ステップS18)、現在ターンテーブル51の近傍に位置している搬送アーム63を搬送位置まで戻す(ステップS19)。
【0057】
次いで、制御部1は、動力伝達機構4に制御信号を出力し、ストッカトレイ3をストッカ11の一つ分だけ反時計方向(CCW)に回転駆動させ、回転駆動後において搬送位置(図1参照)に静止しているディスクDを再生部5まで搬送させ、搬送させたディスクDを再生させる。次いで、制御部1は、再び動力伝達機構4に制御信号を出力し、ストッカトレイ3を反時計方向(CCW)に回転駆動させることにより、異形ディスクIを収容しているストッカ11をディスク交換口9に対向する位置まで移動させる(ステップS20)。次いで、制御部1は、イジェクト機構10に制御信号を出力し、当該異形ディスクIをディスク排出口から排出させ、当該処理を終了する。
【0058】
以上説明した様に、本実施の形態におけるディスクチェンジャ装置100によれば、次の様な効果が得られる。
【0059】
(1)ストッカ11を搬送位置から反転位置まで回転駆動する経路上にディスク有無センサ71を配設したので、フォーカスエラーが生じたディスクを自動反転する前に当該ディスクが異形ディスクか否かを判別できる。これにより、仮にストッカトレイ3に異形ディスクIが混入していたとしても、当該異形ディスクIを無駄のない動作で合理的に排出できる。
【0060】
(2)しかも、ディスク有無センサ71は、ディスク交換口9の近傍に設けられているので、異形ディスクIを検出した場合には、当該異形ディスクIを迅速に排出することができる。
【0061】
(3)再生しようとするディスクが仮に異形ディスクIである旨を検出しても、先ず、当該異形ディスクIとは別のディスクDをストッカトレイ3から再生部5まで搬送し、搬送したディスクDの再生を開始した後に、当該異形ディスクIを排出(イジェクト)する様にしたので、複数のディスクに渡る連続再生において異形ディスクIの排出に起因する再生の切れ間を最小限に抑えることができる。
【0062】
尚、本実施の形態における記述内容は、本発明に係るディスクチェンジャ装置の好適な1例であり、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、動力伝達機構4によるストッカトレイ3の回転駆動の方向は、反時計方向(CCW)のみとしてもよい。この場合は、ストッカトレイ3を一方向のみに駆動させるので、動力伝達機構4等の機構を簡便にできる。その他、チェンジャ装置100の細部構成、及び動作に関しても、本発明の趣旨を逸脱することのない範囲で適宜に変更可能であることは勿論である。
【0063】
【発明の効果】
請求項1及び2記載の発明によれば、仮に、ユーザが誤って収容部に異形の記録媒体を混入してしまったとしても、このことに起因する軽微なフォーカスエラーその他の異常事態を自動的に解消できる。
【0064】
請求項3記載の発明によれば、請求項2記載の発明が奏する効果に加え、連続的に再生させる複数の記録媒体中に異形の記録媒体が混入していたとしても、当該異形の記録媒体の排出に起因する待ち時間(演奏の切れ間)を最小限に抑えることができる。
【0065】
請求項4記載の発明によれば、請求項2及び3記載の発明が奏する効果に加え、異形の記録媒体が検出された場合は、当該異形の記録媒体を無駄のない動作で合理的に排出できるので、軽微な原因によって発生した異常事態を迅速に解消できる。
【0066】
請求項5記載の発明によれば、請求項2から4までに記載の発明が奏する効果に加え、片面再生用のディスクにおける再生面でない方の面を読み取ろうとした場合に生じる読み取りエラーを自動的に解消できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したディスクチェンジャ装置の主要部構成を示す平面図。
【図2】図1におけるa−a断面概略図。
【図3】再生部の内部構成を示すブロック図。
【図4】図1におけるb−b断面概略図。
【図5】異形ディスクが収容されている場合における図1のb−b断面概略図。
【図6】図1におけるc−c断面概略図。
【図7】ストッカトレイの部分裏面概略図。
【図8】ディスクチェンジャ装置による異形ディスク排出処理を示すフローチャート。
【図9】図8に示すフローチャートの続き。
【図10】同じく図8に示すフローチャートの続き。
【図11】従来技術に係るディスクチェンジャ装置の動作を示すフローチャート。
【符号の説明】
1 制御部
2 入力部
3 ストッカトレイ
4 動力伝達機構
5 再生部
51 ターンテーブル
51a 遊嵌部
51b 係止部
52 スピンドルモータ
53 光ピックアップ
54 送りモータ
55 サーボ制御回路
56 DSP
57 D/A変換器
58 出力端子
6 搬送部
61 筐体
61a 駆動プーリ
61b 従動プーリ
61c ベルト
62 搬送モータ
63 搬送アーム
7 センサ部
71 有無センサ
71a 発光ダイオード
71b フォトトランジスタ
72 第1アドレスセンサ
72a 第1フォトカプラ
72b 第1遮光部
73 第2アドレスセンサ
73a 第2フォトカプラ
73b 第2遮光部
8 シャーシ
9 ディスク交換口
10 イジェクト機構
10a イジェクト棒
11 ストッカ
11a 貫通孔
D ディスク
I 異形ディスク
100 ディスクチェンジャ装置

Claims (5)

  1. 複数の記録媒体を収容する収容部と、該収容部に収容された複数の記録媒体の内の再生すべき記録媒体を識別する識別手段と、該識別手段によって識別された記録媒体を、前記収容部から当該記録媒体を再生する再生部まで搬送する搬送手段とを備え、
    前記識別手段によって識別されたにも拘らずに、前記搬送手段によって前記再生部まで搬送されなかった記録媒体を前記収容部から排出することを特徴とするチェンジャ装置。
  2. 複数の記録媒体を収容する収容部と、該収容部に収容された記録媒体の内の再生すべき記録媒体を識別する識別手段と、該識別手段によって識別された記録媒体であって所定サイズの記録媒体を、前記収容部から当該記録媒体を再生する再生位置まで搬送する搬送手段と、前記再生位置まで搬送された記録媒体からデータを読み取る読取手段とを備えたチェンジャ装置において、
    前記読取手段により読み取りが開始された後に、前記識別手段によって識別された記録媒体が前記収容部に収容されているか否かを検出する記録媒体検出手段と、
    この記録媒体検出手段により、前記識別された記録媒体が前記収容部に収容されていることが検出された場合は、当該記録媒体を排出する排出手段と、
    を備えたことを特徴とするチェンジャ装置。
  3. 前記搬送手段は、前記記録媒体検出手段により、前記識別された記録媒体が前記収容部に収容されていることが検出された場合には、前記識別された記録媒体とは別の記録媒体を前記収容部から前記再生位置まで搬送し、
    前記排出手段は、前記読取手段により当該別の記録媒体に記録されたデータの読み取りが開始された後に、前記識別された記録媒体を排出することを特徴とする請求項2記載のチェンジャ装置。
  4. 前記記録媒体検出手段の近傍には、前記収容部から外部へ通じる排出口が設けられており、前記排出手段は、前記記録媒体を当該排出口から排出することを特徴とする請求項2又は3記載のチェンジャ装置。
  5. 前記記録媒体は、ディスク型の記録媒体であり、
    前記記録媒体検出手段により、前記識別された記録媒体が前記収容部に収容されていないことが検出され、且つ前記読取手段において読み取りエラーが生じた場合は、当該読み取りエラーが生じたディスク面の裏面が前記読取手段によって読み取られるように当該ディスクを反転する反転手段を更に備えたことを特徴とする請求項2乃至4の何れか記載のチェンジャ装置。
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