JPH08212667A - 媒体自動交換装置とそのマガジン - Google Patents
媒体自動交換装置とそのマガジンInfo
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- JPH08212667A JPH08212667A JP2038895A JP2038895A JPH08212667A JP H08212667 A JPH08212667 A JP H08212667A JP 2038895 A JP2038895 A JP 2038895A JP 2038895 A JP2038895 A JP 2038895A JP H08212667 A JPH08212667 A JP H08212667A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 再生専用媒体と記録再生可能媒体のトレー
を、１個のマガジン内にそれぞれ独立して固定し、記録
再生可能媒体に付いては媒体を取出し難い構成として媒
体の保護を行い、再生専用媒体と記録再生可能媒体を両
用／混在できるオートチェンジャーとマガジンを提供す
る。 【構成】 マガジン２１に収納されたトレー２７ａとト
レー２７ｂは、それぞれロック部ａ、ロック部ｂにより
マガジン２１に固定されている。一方、オートチェンジ
ャーのマガジンホルダ部５３には解除バネａ５１、解除
バネｂ５２により附勢された解除レバーａ４９と解除レ
バーｂ５０が構成されており、マガジン２１がマガジン
ホルダ５３に挿入されることにより解除レバーａ、解除
レバーｂによりロック部ａ４７及び、ロック部ｂ４８が
押圧され、トレー２７ａ、２７ｂのマガジン２１に対す
るロックが解除され、マガジン２１からのトレー２７
ａ、２７ｂの取出しが自由となる。
を、１個のマガジン内にそれぞれ独立して固定し、記録
再生可能媒体に付いては媒体を取出し難い構成として媒
体の保護を行い、再生専用媒体と記録再生可能媒体を両
用／混在できるオートチェンジャーとマガジンを提供す
る。 【構成】 マガジン２１に収納されたトレー２７ａとト
レー２７ｂは、それぞれロック部ａ、ロック部ｂにより
マガジン２１に固定されている。一方、オートチェンジ
ャーのマガジンホルダ部５３には解除バネａ５１、解除
バネｂ５２により附勢された解除レバーａ４９と解除レ
バーｂ５０が構成されており、マガジン２１がマガジン
ホルダ５３に挿入されることにより解除レバーａ、解除
レバーｂによりロック部ａ４７及び、ロック部ｂ４８が
押圧され、トレー２７ａ、２７ｂのマガジン２１に対す
るロックが解除され、マガジン２１からのトレー２７
ａ、２７ｂの取出しが自由となる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、ＣＤ−ＲＯＭ等の再生
専用媒体と、記録再生可能な光ディスク媒体が混在した
複数枚の光ディスク媒体を選択的に交換可能な媒体自動
交換装置とその媒体の収納手段であるマガジンに関す
る。
専用媒体と、記録再生可能な光ディスク媒体が混在した
複数枚の光ディスク媒体を選択的に交換可能な媒体自動
交換装置とその媒体の収納手段であるマガジンに関す
る。
【０００２】
【従来の技術】昨今、光ディスク媒体は大容量化と、デ
ータの記録／再生速度の高速化によりコンピュータ用の
外部メモリとしては無論のこと、画像処理用の媒体とし
て非常に注目を浴びており、大量のデータを管理、運用
可能な媒体自動交換装置（以下オートチェンジャー）が
商品化されている。、また近年、その設置スペースから
小型のオートチェンジャーが要求されており、トレーに
載置した媒体を複数枚収納し、収納効率を向上させると
共に取扱い性を向上させたオートチェンジャーが提案さ
れている。
ータの記録／再生速度の高速化によりコンピュータ用の
外部メモリとしては無論のこと、画像処理用の媒体とし
て非常に注目を浴びており、大量のデータを管理、運用
可能な媒体自動交換装置（以下オートチェンジャー）が
商品化されている。、また近年、その設置スペースから
小型のオートチェンジャーが要求されており、トレーに
載置した媒体を複数枚収納し、収納効率を向上させると
共に取扱い性を向上させたオートチェンジャーが提案さ
れている。
【０００３】以下に従来のマガジン方式のオートチェン
ジャーについて図７、８を用い説明を行う。
ジャーについて図７、８を用い説明を行う。
【０００４】図７は従来のオートチェンジャーを示した
もので、１はマガジン２にある媒体（図示せず）を載置
したトレー８を取出し、矢印ａ方向に移動してドライブ
３に移送するトレー搬送部で、ガイドシャフト４にガイ
ドされ、駆動モータ７によりプーリ６を介してベルト５
により駆動されている。トレー８には図８から解るよう
に媒体の収納凹部９が構成されると共に、ドライブ３の
ピックアップ１４及び、ターンテーブル１３が侵入可能
な開口１０と、ドライブ３に対し位置決めを行う位置決
め孔１１と、トレー搬送部１がマガジン２からの取出し
／挿入を行うための切り欠き１２が設けられている。ま
た、オートチェンジャーに搭載されたドライブ３には、
媒体を装着して回転するターンテーブル１３とこの媒体
より信号を読みとるピックアップ１４及び、トレー８の
位置決め孔１１に対応した位置決めピン１５が設けられ
ている。
もので、１はマガジン２にある媒体（図示せず）を載置
したトレー８を取出し、矢印ａ方向に移動してドライブ
３に移送するトレー搬送部で、ガイドシャフト４にガイ
ドされ、駆動モータ７によりプーリ６を介してベルト５
により駆動されている。トレー８には図８から解るよう
に媒体の収納凹部９が構成されると共に、ドライブ３の
ピックアップ１４及び、ターンテーブル１３が侵入可能
な開口１０と、ドライブ３に対し位置決めを行う位置決
め孔１１と、トレー搬送部１がマガジン２からの取出し
／挿入を行うための切り欠き１２が設けられている。ま
た、オートチェンジャーに搭載されたドライブ３には、
媒体を装着して回転するターンテーブル１３とこの媒体
より信号を読みとるピックアップ１４及び、トレー８の
位置決め孔１１に対応した位置決めピン１５が設けられ
ている。
【０００５】次にその動作について説明を行う。トレー
搬送部１は駆動モータ７によりベルト５を介して矢印
ａ、ｂ方向に駆動され、指定されたトレー８に対応した
位置に移動を行い、マガジン２から切り欠き１２を利用
し、トレー８を取出す。次に、トレー８を収納したトレ
ー搬送部１は矢印ｂ方向に移動し、トレー８の位置決め
孔１１をドライブ３の位置決めピン１５に係合させ、ト
レー８のドライブ３に対し位置決めを行う。このときド
ライブ３のターンテーブル１３とピックアップ１４は開
口１０に侵入すると共に、トレー８に載置された媒体を
ターンテーブル１３上にセンタリングを行い、トレー搬
送部１に構成したクランプ部（図示せず）でターンテー
ブル１３に固定する。この後、ターンテーブル１３が回
転しピックアップ１４により信号の読出しが行われる。
尚、この状態でトレー８はドライブ３に位置決めされ、
かつ媒体とは接触しない高さ関係にトレー移送部１内で
保持されている。
搬送部１は駆動モータ７によりベルト５を介して矢印
ａ、ｂ方向に駆動され、指定されたトレー８に対応した
位置に移動を行い、マガジン２から切り欠き１２を利用
し、トレー８を取出す。次に、トレー８を収納したトレ
ー搬送部１は矢印ｂ方向に移動し、トレー８の位置決め
孔１１をドライブ３の位置決めピン１５に係合させ、ト
レー８のドライブ３に対し位置決めを行う。このときド
ライブ３のターンテーブル１３とピックアップ１４は開
口１０に侵入すると共に、トレー８に載置された媒体を
ターンテーブル１３上にセンタリングを行い、トレー搬
送部１に構成したクランプ部（図示せず）でターンテー
ブル１３に固定する。この後、ターンテーブル１３が回
転しピックアップ１４により信号の読出しが行われる。
尚、この状態でトレー８はドライブ３に位置決めされ、
かつ媒体とは接触しない高さ関係にトレー移送部１内で
保持されている。
【０００６】再生の終了したトレー８の返却動作は次の
ように行われる。ターンテーブル１３が停止すると、ト
レー搬送部１が矢印ａ方向に駆動モータ７により移動さ
れ、媒体のターンテーブル１３に対するクランプを解除
し、媒体をトレー８に載置した状態でマガジン２の所定
位置に移送され、切り欠き１２を使用してマガジン２に
返却される。
ように行われる。ターンテーブル１３が停止すると、ト
レー搬送部１が矢印ａ方向に駆動モータ７により移動さ
れ、媒体のターンテーブル１３に対するクランプを解除
し、媒体をトレー８に載置した状態でマガジン２の所定
位置に移送され、切り欠き１２を使用してマガジン２に
返却される。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の従
来の構成では、トレーに媒体の種別を検出する手段を有
せずまた、搭載されたドライブが再生専用若しくは記録
再生専用のいずれかであるため、再生専用若しくは記録
／再生の何れか単一媒体にのみ対応できるものであり、
近年、注目を浴びている画像処理等を行う、ＣＤ−ＲＯ
Ｍ等の再生専用媒体と、記録再生可能な光ディスク媒体
を混在して使用するオートチェンジャーには対応できな
い問題を有していた。また、１個のマガジンを使用する
タイプのオートチェンジャーに於いては、記録再生可能
な光ディスク媒体が取扱い上、指紋や傷に対し敏感であ
るがため、ユーザが自由に交換可能なマガジンに混在さ
せて使用することができない問題をも有していた。
来の構成では、トレーに媒体の種別を検出する手段を有
せずまた、搭載されたドライブが再生専用若しくは記録
再生専用のいずれかであるため、再生専用若しくは記録
／再生の何れか単一媒体にのみ対応できるものであり、
近年、注目を浴びている画像処理等を行う、ＣＤ−ＲＯ
Ｍ等の再生専用媒体と、記録再生可能な光ディスク媒体
を混在して使用するオートチェンジャーには対応できな
い問題を有していた。また、１個のマガジンを使用する
タイプのオートチェンジャーに於いては、記録再生可能
な光ディスク媒体が取扱い上、指紋や傷に対し敏感であ
るがため、ユーザが自由に交換可能なマガジンに混在さ
せて使用することができない問題をも有していた。
【０００８】本発明ではこの問題を解決し、ＣＤ−ＲＯ
Ｍ等の再生専用媒体と、記録再生可能な光ディスク媒体
を１個のマガジン内で混在して使用可能なオートチェン
ジャーとその媒体用マガジンを提供するものである。
Ｍ等の再生専用媒体と、記録再生可能な光ディスク媒体
を１個のマガジン内で混在して使用可能なオートチェン
ジャーとその媒体用マガジンを提供するものである。
【０００９】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明ではＣＤ−ＲＯＭ等の再生専用及び、記録再
生可能媒体の何れにも対応可能な記録再生装置を搭載す
ると共に、この記録再生装置に設けられた媒体判別手段
に対応した位置に、載置する媒体の種別を設定する媒体
判別手段を設けた媒体用トレーと、この２種類の媒体用
トレーに対応した個別のロック手段を搭載したマガジン
でオートチェンジャーを構成している。さらに、記録再
生可能媒体が載置されるトレーには、媒体の記録可／不
可を任意に設定可能な手段を設け、ユーザが簡単に、ト
レーが収納されたマガジンの外側から設定可能に構成し
たものである。
め、本発明ではＣＤ−ＲＯＭ等の再生専用及び、記録再
生可能媒体の何れにも対応可能な記録再生装置を搭載す
ると共に、この記録再生装置に設けられた媒体判別手段
に対応した位置に、載置する媒体の種別を設定する媒体
判別手段を設けた媒体用トレーと、この２種類の媒体用
トレーに対応した個別のロック手段を搭載したマガジン
でオートチェンジャーを構成している。さらに、記録再
生可能媒体が載置されるトレーには、媒体の記録可／不
可を任意に設定可能な手段を設け、ユーザが簡単に、ト
レーが収納されたマガジンの外側から設定可能に構成し
たものである。
【００１０】
【作用】この構成により、複数枚のＣＤ−ＲＯＭ等の再
生専用及び、記録再生可能媒体を一つのマガジン内で選
択的に使用可能なオートチェンジャーを提供できると共
に、記録再生可能媒体の記録／消去可否設定を、マガジ
ンからトレーを取出すことなく設定可能な操作性に優れ
たオートチェンジャーシステムを実現できるものであ
る。
生専用及び、記録再生可能媒体を一つのマガジン内で選
択的に使用可能なオートチェンジャーを提供できると共
に、記録再生可能媒体の記録／消去可否設定を、マガジ
ンからトレーを取出すことなく設定可能な操作性に優れ
たオートチェンジャーシステムを実現できるものであ
る。
【００１１】
【実施例】以下、本発明の第一の実施例について図１
Ａ、図１Ｂ、図２Ａ、図２Ｂ、図３Ａ、図３Ｂ、図４、
図５を用いて説明する。
Ａ、図１Ｂ、図２Ａ、図２Ｂ、図３Ａ、図３Ｂ、図４、
図５を用いて説明する。
【００１２】図１は本発明における第一の実施例のオー
トチェンジャーを示したもので、２０はマガジン２１に
ある媒体（図示せず）を載置したトレー２７ａ、２７ｂ
を取出し、矢印ａ方向に移動してドライブ２２上にに移
送するトレー搬送部で、ガイドシャフト２３にガイドさ
れ、駆動モータ２６によりプーリ２５を介してベルト２
４により駆動されている。図２Ａに示すトレー２７ａは
再生専用媒体用で媒体の収納凹部９を構成すると共に、
ドライブ２２のピックアップ３３及び、ターンテーブル
３３が侵入可能な開口２９と、ドライブ２２に対し位置
決めを行う位置決め孔３０と、ドライブ２２に設けられ
たＳＷａ３７に対応する位置に設定した再生専用媒体を
示すセンサーホール３９ａと、トレー搬送部２０がマガ
ジン２１からの取出し／挿入を行うための切り欠き３１
及び、このトレーをマガジン２１にロックするためのロ
ック溝３２が設けられている。図２Ｂは記録再生可能媒
体用のトレーを示したもの、図３Ａ、図３Ｂはその部分
拡大図である。次にこれらの図を用いて記録再生可能媒
体用のトレーについての説明を行う。尚、再生専用媒体
用トレーと同一部品には同一番号を付与し、その説明は
省略する。
トチェンジャーを示したもので、２０はマガジン２１に
ある媒体（図示せず）を載置したトレー２７ａ、２７ｂ
を取出し、矢印ａ方向に移動してドライブ２２上にに移
送するトレー搬送部で、ガイドシャフト２３にガイドさ
れ、駆動モータ２６によりプーリ２５を介してベルト２
４により駆動されている。図２Ａに示すトレー２７ａは
再生専用媒体用で媒体の収納凹部９を構成すると共に、
ドライブ２２のピックアップ３３及び、ターンテーブル
３３が侵入可能な開口２９と、ドライブ２２に対し位置
決めを行う位置決め孔３０と、ドライブ２２に設けられ
たＳＷａ３７に対応する位置に設定した再生専用媒体を
示すセンサーホール３９ａと、トレー搬送部２０がマガ
ジン２１からの取出し／挿入を行うための切り欠き３１
及び、このトレーをマガジン２１にロックするためのロ
ック溝３２が設けられている。図２Ｂは記録再生可能媒
体用のトレーを示したもの、図３Ａ、図３Ｂはその部分
拡大図である。次にこれらの図を用いて記録再生可能媒
体用のトレーについての説明を行う。尚、再生専用媒体
用トレーと同一部品には同一番号を付与し、その説明は
省略する。
【００１３】トレー２７ｂにはドライブ２２の記録／消
去の可否を検出するＳＷｂ３８に対応した位置にセンサ
ーホールｂ３９ｂが設定されていると共に、このセンサ
ーホールｂ３９ｂを覆うようにスライダー４０が構成さ
れている。このスライダー４０はトレー２７ｂのガイド
溝４５に摺動自在に案内され、通常はスライダー４０に
一体に構成したロック爪４１が、トレー２７ｂに設けら
れた凹部ａ４２にハメ合うことで、センサーホールｂ３
９ｂを覆う状態となって記録再生可能媒体は記録／消去
が可能な状態となっている。ユーザーがトレー２７ｂに
載置した記録再生可能媒体を、記録／消去不可能な状態
にする場合には、次の操作を行えばよい。
去の可否を検出するＳＷｂ３８に対応した位置にセンサ
ーホールｂ３９ｂが設定されていると共に、このセンサ
ーホールｂ３９ｂを覆うようにスライダー４０が構成さ
れている。このスライダー４０はトレー２７ｂのガイド
溝４５に摺動自在に案内され、通常はスライダー４０に
一体に構成したロック爪４１が、トレー２７ｂに設けら
れた凹部ａ４２にハメ合うことで、センサーホールｂ３
９ｂを覆う状態となって記録再生可能媒体は記録／消去
が可能な状態となっている。ユーザーがトレー２７ｂに
載置した記録再生可能媒体を、記録／消去不可能な状態
にする場合には、次の操作を行えばよい。
【００１４】スライダー４０の操作穴４４を用い、図３
Ａの矢印ｃ方向にスライダー４０をロック爪４１と凹部
ａ４２の保持力に抗して動かし、ロック爪４１が凹部ｂ
４３に契合する位置まで移動させる。この状態でセンサ
ーホールｂ３９ｂは表面に露出し、ドライブ２２のＳＷ
ｂ３８により検出可能となり、この媒体の記録／消去が
不可能で有ることを認識させる事ができる。もちろんこ
のセンサーホールｂ３９ｂと検出用のＳＷｂ３８の関係
はここで説明した状態と逆に構成しても可能なことは言
うまでもない。
Ａの矢印ｃ方向にスライダー４０をロック爪４１と凹部
ａ４２の保持力に抗して動かし、ロック爪４１が凹部ｂ
４３に契合する位置まで移動させる。この状態でセンサ
ーホールｂ３９ｂは表面に露出し、ドライブ２２のＳＷ
ｂ３８により検出可能となり、この媒体の記録／消去が
不可能で有ることを認識させる事ができる。もちろんこ
のセンサーホールｂ３９ｂと検出用のＳＷｂ３８の関係
はここで説明した状態と逆に構成しても可能なことは言
うまでもない。
【００１５】また、図１Ａに示したオートチェンジャー
に搭載されたドライブ２２には、媒体を装着して回転す
るターンテーブル３３と、ピックアップガイド３６によ
り案内され、例えばリニアモータ等で媒体の半径方向に
駆動され、この媒体より信号を読みとるピックアップ３
４及び、トレー２７ａ、２７ｂの位置決め孔３０に対応
した位置決めピン３５及び、再生専用媒体か記録再生可
能媒体かを検出するＳＷａ３７と、記録再生可能媒体の
場合、記録／消去の可否を検出するＳＷｂ３８が設けら
れている。
に搭載されたドライブ２２には、媒体を装着して回転す
るターンテーブル３３と、ピックアップガイド３６によ
り案内され、例えばリニアモータ等で媒体の半径方向に
駆動され、この媒体より信号を読みとるピックアップ３
４及び、トレー２７ａ、２７ｂの位置決め孔３０に対応
した位置決めピン３５及び、再生専用媒体か記録再生可
能媒体かを検出するＳＷａ３７と、記録再生可能媒体の
場合、記録／消去の可否を検出するＳＷｂ３８が設けら
れている。
【００１６】次にこの動作について説明する。トレー搬
送部２０は駆動モータ２６によりベルト２４を介して矢
印ａ、ｂ方向に駆動され、指定されたトレー２７ａに対
応した位置に移動を行い、媒体の収納凹部２８に媒体を
載置したトレー２７ａをマガジン２１から切り欠き３１
を利用し取出す。次に、トレー２７ａを収納したトレー
搬送部２０は矢印ｂ方向に移動し、トレー２７ａの位置
決め孔３０をドライブ２２の位置決めピン３５に係合さ
せ、トレー２７ａのドライブ２２に対し位置決めを行
う。このときドライブ２２のターンテーブル３３とピッ
クアップ３４は開口２９に侵入すると共に、トレー２７
ａに載置された媒体をターンテーブル３３上にセンタリ
ングを行い、トレー搬送部２０に構成したクランプ部
（図示せず）でターンテーブル３３に固定する。この動
作と同時に、トレー２７ａに設定されたセンサーホール
３９ａをＳＷａ３７が検出し、ドライブ２２上に載置さ
れた媒体がＣＤ−ＲＯＭ等の再生専用媒体であることを
認識し、その媒体に対応した回転（例えばＣＬＶ）、回
路の切替えが行われ、この後ピックアップ３４により信
号の読出しが行われる。尚、この状態でトレー２７ａは
ドライブ２２に位置決めされ、かつ媒体とは接触しない
高さ関係にトレー移送部２０内で保持されている。
送部２０は駆動モータ２６によりベルト２４を介して矢
印ａ、ｂ方向に駆動され、指定されたトレー２７ａに対
応した位置に移動を行い、媒体の収納凹部２８に媒体を
載置したトレー２７ａをマガジン２１から切り欠き３１
を利用し取出す。次に、トレー２７ａを収納したトレー
搬送部２０は矢印ｂ方向に移動し、トレー２７ａの位置
決め孔３０をドライブ２２の位置決めピン３５に係合さ
せ、トレー２７ａのドライブ２２に対し位置決めを行
う。このときドライブ２２のターンテーブル３３とピッ
クアップ３４は開口２９に侵入すると共に、トレー２７
ａに載置された媒体をターンテーブル３３上にセンタリ
ングを行い、トレー搬送部２０に構成したクランプ部
（図示せず）でターンテーブル３３に固定する。この動
作と同時に、トレー２７ａに設定されたセンサーホール
３９ａをＳＷａ３７が検出し、ドライブ２２上に載置さ
れた媒体がＣＤ−ＲＯＭ等の再生専用媒体であることを
認識し、その媒体に対応した回転（例えばＣＬＶ）、回
路の切替えが行われ、この後ピックアップ３４により信
号の読出しが行われる。尚、この状態でトレー２７ａは
ドライブ２２に位置決めされ、かつ媒体とは接触しない
高さ関係にトレー移送部２０内で保持されている。
【００１７】再生の終了したトレー２７ａの返却動作は
次のように行われる。ターンテーブル３３が停止する
と、トレー搬送部２０が矢印ａ方向に駆動モータ２６に
より移動され、媒体のターンテーブル３３に対するクラ
ンプを解除し、媒体をその媒体収納凹部２８に載置した
トレー２７ａをマガジン２１の所定位置に移送し、切り
欠き３１を使用してマガジン２１に返却する。記録再生
可能媒体用のトレー２７ｂを用いたオートチェンジャー
での動作は、前述した再生専用媒体用トレー２７ａと基
本的には同じであり、異なる点についてのみ以下に説明
を行う。トレー２７ｂのセンサーホールｂ３９ｂがスラ
イダー４０により覆われた状態に有るときに、トレー２
７ｂがドライブ２２上に移送されると、ＳＷｂ３８によ
り記録／消去可能な状態と判断され、通常の記録／再生
若しくは消去の動作が行われる。トレー２７ｂのセンサ
ーホールｂ３９ｂが表面に露出した状態に有るときに、
トレー２７ｂがドライブ２２上に移送されると、ＳＷｂ
３８により記録／消去が不可能な状態と判断され、例え
ばオートチェンジャーはホストに対しエラーメッセージ
を返し、トレー２７ｂを元のマガジン２１に返却する。
次のように行われる。ターンテーブル３３が停止する
と、トレー搬送部２０が矢印ａ方向に駆動モータ２６に
より移動され、媒体のターンテーブル３３に対するクラ
ンプを解除し、媒体をその媒体収納凹部２８に載置した
トレー２７ａをマガジン２１の所定位置に移送し、切り
欠き３１を使用してマガジン２１に返却する。記録再生
可能媒体用のトレー２７ｂを用いたオートチェンジャー
での動作は、前述した再生専用媒体用トレー２７ａと基
本的には同じであり、異なる点についてのみ以下に説明
を行う。トレー２７ｂのセンサーホールｂ３９ｂがスラ
イダー４０により覆われた状態に有るときに、トレー２
７ｂがドライブ２２上に移送されると、ＳＷｂ３８によ
り記録／消去可能な状態と判断され、通常の記録／再生
若しくは消去の動作が行われる。トレー２７ｂのセンサ
ーホールｂ３９ｂが表面に露出した状態に有るときに、
トレー２７ｂがドライブ２２上に移送されると、ＳＷｂ
３８により記録／消去が不可能な状態と判断され、例え
ばオートチェンジャーはホストに対しエラーメッセージ
を返し、トレー２７ｂを元のマガジン２１に返却する。
【００１８】図４はここで説明を行ったトレー２７ａ、
２７ｂを混合して収納可能なマガジンの実施例を示した
もので、マガジン２１にはトレー２７ａ、２７ｂを各３
枚収納可能で、先に説明したトレー２７ａ、２７ｂに設
けられたロック溝３２に一端が係合することにより、ト
レー２７ａ、２７ｂをマガジン２１に固定するそれぞれ
のトレーに専用のロック部ａ４７及びロック部ｂ４８が
設けてあり、通常の状態ではそれぞれのトレーが取出せ
ないようロックされており、このロック部ａ４７、ロッ
ク部ｂ４８を外部から押圧する事により、マガジンとト
レーのロックが解除される構成となっている。トレー２
７ａに対応したロック部ａ４７は、ユーザが容易に媒体
が交換できるよう外部から押圧し易いよう大きな開口部
を有した構成としている。また、ロック部ｂ４８は記録
再生可能媒体用のトレー２７ｂに対応したものであり、
ユーザが容易にロックを解除できないよう小さな開口部
を有した構成としている。マガジン２１に収納された状
態ではトレー２７ｂは、スライダー４０が前面に整列す
るよう収納されており、媒体の記録／消去の可否の設定
については前述したスライダー４０の操作で、トレー毎
にユーザーが容易に設定できるようになっている。
２７ｂを混合して収納可能なマガジンの実施例を示した
もので、マガジン２１にはトレー２７ａ、２７ｂを各３
枚収納可能で、先に説明したトレー２７ａ、２７ｂに設
けられたロック溝３２に一端が係合することにより、ト
レー２７ａ、２７ｂをマガジン２１に固定するそれぞれ
のトレーに専用のロック部ａ４７及びロック部ｂ４８が
設けてあり、通常の状態ではそれぞれのトレーが取出せ
ないようロックされており、このロック部ａ４７、ロッ
ク部ｂ４８を外部から押圧する事により、マガジンとト
レーのロックが解除される構成となっている。トレー２
７ａに対応したロック部ａ４７は、ユーザが容易に媒体
が交換できるよう外部から押圧し易いよう大きな開口部
を有した構成としている。また、ロック部ｂ４８は記録
再生可能媒体用のトレー２７ｂに対応したものであり、
ユーザが容易にロックを解除できないよう小さな開口部
を有した構成としている。マガジン２１に収納された状
態ではトレー２７ｂは、スライダー４０が前面に整列す
るよう収納されており、媒体の記録／消去の可否の設定
については前述したスライダー４０の操作で、トレー毎
にユーザーが容易に設定できるようになっている。
【００１９】図５は前述のマガジン２１をオートチェン
ジャーに搭載した時の、ロック部ａ４７及びロック部ｂ
４８の解除機構を示したもので、オートチェンジャーの
マガジンホルダ部５３には、マガジン２１のロック部ａ
４７、ロック部ｂ４８と対応した位置に解除レバーａ４
９、解除レバーｂ５０がそれぞれ解除バネａ５１、解除
バネｂ５２により附勢されて構成されている。マガジン
２１が矢印Ｅのようにマガジンホルダ５３に挿入される
と、解除レバーａ４９解除レバーｂ５０が解除バネａ５
１、解除バネｂ５２の附勢力で、ロック部ａ４７、ロッ
ク部ｂ４８を押圧し、マガジン２１に対するトレー２７
ａ、２７ｂのロック解除を行いトレー搬送部によるトレ
ーの取出しを可能な状態にしている。
ジャーに搭載した時の、ロック部ａ４７及びロック部ｂ
４８の解除機構を示したもので、オートチェンジャーの
マガジンホルダ部５３には、マガジン２１のロック部ａ
４７、ロック部ｂ４８と対応した位置に解除レバーａ４
９、解除レバーｂ５０がそれぞれ解除バネａ５１、解除
バネｂ５２により附勢されて構成されている。マガジン
２１が矢印Ｅのようにマガジンホルダ５３に挿入される
と、解除レバーａ４９解除レバーｂ５０が解除バネａ５
１、解除バネｂ５２の附勢力で、ロック部ａ４７、ロッ
ク部ｂ４８を押圧し、マガジン２１に対するトレー２７
ａ、２７ｂのロック解除を行いトレー搬送部によるトレ
ーの取出しを可能な状態にしている。
【００２０】図６は本マガジンを用いたオートチェンジ
ャーの第二の実施例である。２１はトレーの収納された
マガジンで、マガジンホルダ部５３に挿入され、トレー
のマガジンに対するロックが解除された状態になってい
る。６１はドライブで、これにはトレーを保持し、媒体
をターンテーブル３３に載置し、クランプするローディ
ングメカ６２を有しており、このドライブ６１が２台搭
載されている。
ャーの第二の実施例である。２１はトレーの収納された
マガジンで、マガジンホルダ部５３に挿入され、トレー
のマガジンに対するロックが解除された状態になってい
る。６１はドライブで、これにはトレーを保持し、媒体
をターンテーブル３３に載置し、クランプするローディ
ングメカ６２を有しており、このドライブ６１が２台搭
載されている。
【００２１】次にこの動作について説明する。図１で説
明をした第一の実施例と同様、トレーを取出し収納した
トレー搬送部６０はａ方向に移動し指定されたドライブ
６１のローディングメカ６２にトレーを挿入する。ロー
ディングメカ６２は媒体をターンテーブル３３上にクラ
ンプすると共に、ＳＷａ３７により媒体の種別を判定
し、ドライブ６１はそれぞれの媒体に適合した動作を行
うと共に、媒体が記録再生可能媒体であるときにはＳＷ
ｂ３８により記録／消去の可否を検出し、可で有れば記
録／再生若しくは消去動作を行い、否で有れば、例えば
ホストにエラーメッセージを返し、トレーを元のマガジ
ン４６に返却する。この方式のオートチェンジャーでは
それぞれのドライブに媒体を選択的に挿入可能となる。
明をした第一の実施例と同様、トレーを取出し収納した
トレー搬送部６０はａ方向に移動し指定されたドライブ
６１のローディングメカ６２にトレーを挿入する。ロー
ディングメカ６２は媒体をターンテーブル３３上にクラ
ンプすると共に、ＳＷａ３７により媒体の種別を判定
し、ドライブ６１はそれぞれの媒体に適合した動作を行
うと共に、媒体が記録再生可能媒体であるときにはＳＷ
ｂ３８により記録／消去の可否を検出し、可で有れば記
録／再生若しくは消去動作を行い、否で有れば、例えば
ホストにエラーメッセージを返し、トレーを元のマガジ
ン４６に返却する。この方式のオートチェンジャーでは
それぞれのドライブに媒体を選択的に挿入可能となる。
【００２２】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、１つのマ
ガジン内で２種類の媒体用のトレーをそれぞれ個別にマ
ガジンにロック可能であり、特に取扱い上、注意の必要
な記録再生可能媒体のトレーには、ユーザーが容易にロ
ックの解除を行えない構成とすることで、１マガジンで
２種類の媒体を搭載可能とし、マルチメディア時代に適
応したオートチェンジャーを提供できるものである。特
に、本発明の構成では、マガジンを１個のみ搭載可能な
小型のオートチェンジャーには非常に有効である。ま
た、記録再生可能媒体用のトレーには任意に設定可能な
記録／消去可否設定手段を設けて有るため、ソフトウエ
アで媒体の記録／消去の可否管理を行うと言った煩雑な
作業を必要としないばかりでなく、このトレーをマガジ
ンで構成する方式では、ユーザが媒体の記録／消去の可
否設定をトレーを取出すことなく、マガジンの外から操
作できると言う非常に優れた特徴を持つものである。
ガジン内で２種類の媒体用のトレーをそれぞれ個別にマ
ガジンにロック可能であり、特に取扱い上、注意の必要
な記録再生可能媒体のトレーには、ユーザーが容易にロ
ックの解除を行えない構成とすることで、１マガジンで
２種類の媒体を搭載可能とし、マルチメディア時代に適
応したオートチェンジャーを提供できるものである。特
に、本発明の構成では、マガジンを１個のみ搭載可能な
小型のオートチェンジャーには非常に有効である。ま
た、記録再生可能媒体用のトレーには任意に設定可能な
記録／消去可否設定手段を設けて有るため、ソフトウエ
アで媒体の記録／消去の可否管理を行うと言った煩雑な
作業を必要としないばかりでなく、このトレーをマガジ
ンで構成する方式では、ユーザが媒体の記録／消去の可
否設定をトレーを取出すことなく、マガジンの外から操
作できると言う非常に優れた特徴を持つものである。
【図１】（Ａ）は本発明によるオートチェンジャーの第
一の実施例を示す図 （Ｂ）は本発明によるオートチェンジャーの第一の実施
例に搭載したドライブの平面図
一の実施例を示す図 （Ｂ）は本発明によるオートチェンジャーの第一の実施
例に搭載したドライブの平面図
【図２】（Ａ）は本発明による再生専用媒体用トレーの
平面図 （Ｂ）は本発明による記録再生可能媒体用トレーの平面
図
平面図 （Ｂ）は本発明による記録再生可能媒体用トレーの平面
図
【図３】（Ａ），（Ｂ）は記録再生可能媒体用トレーの
部分拡大図
部分拡大図
【図４】本発明によるマガジンの実施例を示す図
【図５】マガジンのロック解除機構構成図
【図６】本発明によるオートチェンジャーの第二の実施
例を示す図
例を示す図
【図７】オートチェンジャーの従来例を示す図
【図８】媒体用トレーの従来例を示す図
１ トレー搬送部 ２ マガジン ３ ドライブ ４ ガイドシャフト ５ ベルト ７ 駆動モータ ８ トレー １３ ターンテーブル １４ ピックアップ ２０ トレー搬送部 ２１ マガジン ２２ ドライブ ２６ 駆動モータ ２７ａ トレー ２７ｂ トレー ３３ ターンテーブル ３４ ピックアップ ３７ ＳＷａ ３８ ＳＷｂ ３９ａ センサーホールａ ３９ｂ センサーホールｂ ４０ スライダー ４１ ロック爪 ４２ 凹部ａ ４３ 凹部ｂ ４４ 操作穴 ４５ ガイド溝 ４７ ロック部ａ ４８ ロック部ｂ ４９ 解除レバーａ ５０ 解除レバーｂ ５１ 解除バネａ ５２ 解除バネｂ ５３ マガジンホルダ ６２ トレーローディングメカ
Claims (3)
- 【請求項１】再生専用の媒体と記録再生可能媒体とを載
置し処理可能な記録再生装置と、前記記録再生装置に装
着可能で、前記再生専用の媒体と前記記録再生可能媒体
を載置し判別可能な手段を有した媒体用トレーと、前記
再生専用の媒体を載置した第１の媒体用トレーと記録再
生用媒体を載置した第２の媒体用トレーを混在して複数
枚収納可能で、かつ前記第１および第２の媒体用トレー
の係止手段を有したマガジンと、前記マガジンの前記第
１および第２の媒体用トレーに対する係止を解除する解
除手段と、前記マガジンに収納された前記第１および第
２の媒体用トレーを取出しまたは挿入可能で、前記記録
再生装置へ前記第１および第２の媒体用トレーを移送す
るトレー移送手段とで構成したことを特徴とする媒体自
動交換装置。 - 【請求項２】媒体用トレーの係止手段は、記録再生可能
媒体用の第２の媒体用トレーと、再生専用媒体用の第２
の媒体用トレーにそれぞれ対応した、独立した手段で構
成したことを特徴とした媒体自動交換装置用マガジン。 - 【請求項３】前記解除手段は、前記マガジンに構成され
た独立した係止手段に対応可能に構成したことを特徴と
する、請求項１記載の媒体自動交換装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2038895A JP2956511B2 (ja) | 1995-02-08 | 1995-02-08 | 媒体自動交換装置とそのマガジン |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2038895A JP2956511B2 (ja) | 1995-02-08 | 1995-02-08 | 媒体自動交換装置とそのマガジン |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08212667A true JPH08212667A (ja) | 1996-08-20 |
| JP2956511B2 JP2956511B2 (ja) | 1999-10-04 |
Family
ID=12025647
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2038895A Expired - Fee Related JP2956511B2 (ja) | 1995-02-08 | 1995-02-08 | 媒体自動交換装置とそのマガジン |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2956511B2 (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5959950A (en) * | 1996-09-25 | 1999-09-28 | Alps Electric Co., Ltd. | Disk drive capable of loading a disk package containing multiple disks of different types and locking mechanism dependent on individual disk type |
| US5959949A (en) * | 1996-09-25 | 1999-09-28 | Alps Electric Co., Ltd. | Disk package for storage of multiple disks of different types and locking mechanism dependent on individual disk type |
| US6009069A (en) * | 1996-09-25 | 1999-12-28 | Alps Electric Co., Ltd. | Disk package capable of loading a disk package containing multiple disks of different types and locking mechanism dependent on individual disk type |
| US6267578B1 (en) | 1997-03-31 | 2001-07-31 | Toshiba-Emi Limited | Bonded optical disk with internal abutting structure to control spacing of bonded halves and thickness of bond layer |
-
1995
- 1995-02-08 JP JP2038895A patent/JP2956511B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5959950A (en) * | 1996-09-25 | 1999-09-28 | Alps Electric Co., Ltd. | Disk drive capable of loading a disk package containing multiple disks of different types and locking mechanism dependent on individual disk type |
| US5959949A (en) * | 1996-09-25 | 1999-09-28 | Alps Electric Co., Ltd. | Disk package for storage of multiple disks of different types and locking mechanism dependent on individual disk type |
| US6009069A (en) * | 1996-09-25 | 1999-12-28 | Alps Electric Co., Ltd. | Disk package capable of loading a disk package containing multiple disks of different types and locking mechanism dependent on individual disk type |
| US6267578B1 (en) | 1997-03-31 | 2001-07-31 | Toshiba-Emi Limited | Bonded optical disk with internal abutting structure to control spacing of bonded halves and thickness of bond layer |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2956511B2 (ja) | 1999-10-04 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |