JP3730167B2 - 表示装置 - Google Patents

表示装置 Download PDF

Info

Publication number
JP3730167B2
JP3730167B2 JP2001378774A JP2001378774A JP3730167B2 JP 3730167 B2 JP3730167 B2 JP 3730167B2 JP 2001378774 A JP2001378774 A JP 2001378774A JP 2001378774 A JP2001378774 A JP 2001378774A JP 3730167 B2 JP3730167 B2 JP 3730167B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
display signal
short
lvds
frequency
transmission medium
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2001378774A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2003177675A (ja
Inventor
亜矢子 高木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP2001378774A priority Critical patent/JP3730167B2/ja
Publication of JP2003177675A publication Critical patent/JP2003177675A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3730167B2 publication Critical patent/JP3730167B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、表示装置に関し、特に、不要放射ノイズの低減対策を施した表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、パソコンが扱うべきデータ量は、画像データの高精細化などに対応して大容量化し、ハードウエアの処理能力の向上が望まれている。これに対応して、CPUのクロック周波数の高速化が進められ、周辺のICへのバス配線やクロック線、データ線なども高速化かつ高密度化されているが、その結果として、不要放射ノイズ、すなわちEMI(Electro-Magnetic Interference)が問題となってきている。
【0003】
すなわち、デジタル機器においては、システムのクロック信号やデータ信号の高調波成分が不要放射ノイズや伝導エミッションの直接的な要因となる。また、このような信号が引き起こす高周波電流が、システム内の導線、プリント基板、筐体などに流れ込んだ場合には非意図的なアンテナの放射が生じ、これも、不要放射ノイズの要因となる。これらを根源からなくすことが、今後のEMI対策に望まれている。
【0004】
従来のパソコンを例に挙げると、CPUが搭載された本体部と、液晶表示装置などが搭載されたディスプレイ部とが設けられている。この場合、ディスプレイ部で生じた電源ノイズ、配線からのノイズ、あるいは本体側で生じた電源ノイズ、配線からのノイズが、本体部とディスプレイ部も含めたグラウンド経路がアンテナとなって大きな放射ノイズが発生することがある。
【0005】
ディスプレイ部の大型化や高精細化に伴い、高速大容量の画像データ信号を本体部からディスプレイ部へと伝送する必要がある。最近、EMIの低減を目的として、LVDS(Low Voltage Differential Signal)伝送方式により、画像データを例えば7倍に高周波化するかわりに、データ本数を1/7に少なくし、低電圧(振幅200mV程度)差動信号にして送信する手法が採用されつつある。LVDS伝送は、差動低電圧信号で送るため放射ノイズは小さくなるが、データ信号の例えば7倍という高周波化が行われるため、放射ノイズが高周波化するという現象も起きている。
【0006】
このような放射ノイズを低減する接地構造が、特開2000−261179号公報に開示されている。
【0007】
図10は、この構造の要部を表す模式図である。すなわち、フレキシブルケーブル3に対して、接地シールド層101、102を設けるEMI処理において、フレキシブルケーブル103のシールド面を接地シールド層101、102に対して、電気的に強力にグランド接続する。こうすることによって、安定したシールド層を形成し、EMI処理の効率を上げ、その結果として、フェライトコア等の高価なEMI対策部品を使用せずに、低コストで自由度を持った設計を行えるEMI対策装置を提供することができる、というものである。
【0008】
その構成についてさらに詳しく説明すると、少なくとも2層以上の構造を持つフレキシブルケーブル103において、その最外層をシールドグランド層とし、シールド面の一部に出来る限り広い面積で無絶縁部分104を形成する構造をとり、無絶縁部分104を、他の安定したグランドに出来る限り広い接触面積をもって接続するように構成したものである。図10に表した構造の場合、フレキシブルケーブル103を、筐体101およびプリント基板102へ接地しやすい構成となっている。この方法は、フレキシブルケーブル103、筐体などのグラウンド101、102の構造により最適な接地部分が異なってくるため、絶縁をしなければならない部分にカバーをする等、工程が増加するという問題がある。
【0009】
一方、特開2000―181362号公報には、液晶表示装置の電磁波シールド構造が開示されている。
【0010】
図11は、このシールド構造を表す模式図である。すなわち、この構造は、シールド部材120の内部に配置される液晶モジュール117およびバックライト部分115から発生する電磁波のシールドを向上し、液晶表示装置の駆動制御回路118に対するグランドを取ることを可能とし、液晶表示装置の動作安定性を向上するためのものである。具体的には、弾性を有する金属製とされ、一面の開口した筐体部121と、開口した一面を略閉塞する板部122とを有し、筐体部121には、開口を囲む全周に、平行状態に配される複数のスプリングフィンガー120sが設けられたシールド部材120を用意する。そして、液晶モジュール117と、その画面照明を行うバックライト部115とを、このシールド部材120の内部に配置するとともに、これら液晶モジュール117とバックライト部115とを駆動制御するための駆動制御回路の基板118は、このシールド部材120の外側に配置する。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、本発明者の独自の検討の結果、このようなシールド構造によれば、液晶モジュール単体でEMI対策としてシールドを行うことは可能であるものの、パソコンなどの本体部と組み合わせた場合、本体部も含めた高周波電流の経路が形成されるために、このようなシールド構造だけではEMI対策して不十分であることが判明した。
【0012】
すなわち、従来の表示装置において、プリント基板やフレキシブル基板で生じた電源ノイズあるいは信号ノイズのレベルが小さいにもかかわらず、液晶ディスプレイ部のグラウンドなどの形態によって、放射ノイズが増大する場合があることが判明した。より具体的には、液晶ディスプレイ部のベゼル、筐体裏面のシールド部、本体のシールドグラウンド、本体と液晶ディスプレイ部を接続するヒンジ部などに高周波ノイズが流れ込み、それらの長さに応じた共振周波数においてアンテナとなり放射ノイズが増大する場合がある。
【0013】
このような放射ノイズを低減するためには、あらかじめ筐体グラウンドへの高周波電流の経路を予測し、その経路を短くすることが有効である。
【0014】
例えば、ノートブックパソコン(ノートPC)のような表示装置において、本体部(キーボードが配された部分)とディスプレイ部との間は、通常は回転可能なヒンジ部により接続され、ディスプレイ部は本体部の「ふた」となる構造を有し、ディスプレイ部を閉じることができる。つまり、ふたを閉じるために、本体筐体とディスプレイ部筐体とはヒンジのような回転機能をもった金属部材により接続される。そして、このヒンジは、通常は、強度と回転のしやすさの両方を満たすために、ほぼ左右対称な位置関係で、ノートPCの側面に近い場所の左右2箇所に設けられることが多い。
【0015】
このため、画像データ信号やバックライト用信号を伝送するFPC基板あるいは電線ケーブルなど必要なインターフェースは、ヒンジ導体の内部または導通するための穴をそれぞれの筐体に開口し、本体部からディスプレイ部にこれら信号を伝送できるようにしている。
【0016】
しかし近年、大型で高精細の画像を表示するために、本体部と液晶ディスプレイ部の間には、高速、大容量な画像データ信号がフレキシブル基板あるいは電線ケーブルを介して通過しており、それらのフレキシブル基板等がベゼル、ディスプレイ側シールドグラウンド、本体側シールドグラウンドに近接することにより生ずるEMIが問題になってきている。例えば、ディスプレイ部と本体部とを接続する両サイドのヒンジ部に流れ込んだ高周波電流は、グラウンドの経路長に応じて共振し、画像信号の高調波成分と同一の共振周波数となった場合、放射ノイズが増大する。
【0017】
本発明は、かかる課題の認識に基づいてなされたものであり、その目的は、ディスプレイ部のベゼルなどに流れ込んだ高周波電流の共振を抑止するための構造を与えることより、高精細画像を表示させても放射ノイズを飛躍的に低減できる表示装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明の表示装置は、
LVDS表示信号を出力する基板と、前記基板をシールドするグラウンド導電部材と、を有する本体部と、
前記LVDS表示信号を入力しそのLVDS表示信号に基づいて表示する表示部と、前記表示部の周囲を取り囲む導電ベゼルと、を有するディスプレイ部と、
前記基板から前記表示部に前記LVDS表示信号を伝送する伝送媒体と、
前記伝送媒体の両側に設けられ、前記グラウンド導電部材と前記導電ベゼルとを電気的に接続する一対のヒンジ部と、
前記一対のヒンジ部の少なくともいずれかと前記伝送媒体との間において前記グラウンド導電部材と前記導電ベゼルとを電気的に接続し、且つ前記LVDS表示信号の周波数におけるインピーダンスが前記ヒンジ部よりも低い短絡導体と、
を備え、
前記伝送媒体と前記短絡導体との間隔は、前記伝送媒体を伝送される電気信号により励振された高周波励振電流が前記短絡導体を介して前記導電ベゼルと前記グラウンド導電部材との間を流れる場合に、前記LVDS表示信号の周波数における前記高周波励振電流の1次共振が生ずる間隔よりも小さく、2次共振が生ずる間隔よりも大きいことを特徴とする。
【0018】
上記構成によれば、伝送媒体を流れる表示信号や電源ノイズにより励振される高周波励振電流の共振を短絡導体により効果的に抑制し、EMIの発生を効果的に阻止できる。
【0019】
また、本発明の第2の表示装置は、
LVDS表示信号を出力する基板と、前記基板をシールドするグラウンド導電部材と、を有する本体部と、
前記LVDS表示信号を入力しそのLVDS表示信号に基づいて表示する表示部と、前記表示部の周囲を取り囲む導電ベゼルと、を有するディスプレイ部と、
前記基板から前記表示部に前記LVDS表示信号を伝送する伝送媒体と、
前記伝送媒体の両側に設けられ、前記グラウンド導電部材と前記導電ベゼルとを電気的に接続する一対のヒンジ部と、
前記一対のヒンジ部の少なくともいずれかと前記伝送媒体との間において前記グラウンド導電部材と前記導電ベゼルとを電気的に接続し、且つ前記LVDS表示信号の周波数におけるインピーダンスが前記ヒンジ部よりも低い短絡導体と、
を備え、
前記伝送媒体と前記短絡導体との間隔x[m]は、前記LVDS表示信号の周波数をf[MHz]、前記短絡導体の長さをld[m]とした時に、次式
5/8×(75/f)-ld/2<x<7/8×(75/f)-ld/2
を満たす範囲にあることを特徴とする。
上記構成によれば、表示信号による高周波励振電流の共振を効果的に抑止できる。
【0020】
また、本発明の第3の表示装置は、
LVDS表示信号を出力する基板と、前記基板をシールドするグラウンド導電部材と、を有する本体部と、
前記LVDS表示信号を入力しそのLVDS表示信号に基づいて表示する表示部と、前記表示部の周囲を取り囲む導電ベゼルと、を有するディスプレイ部と、
前記基板から前記表示部に前記LVDS表示信号を伝送する伝送媒体と、
前記伝送媒体の両側に設けられ、前記グラウンド導電部材と前記導電ベゼルとを電気的に接続する一対のヒンジ部と、
前記一対のヒンジ部の少なくともいずれかと前記伝送媒体との間において前記グラウンド導電部材と前記導電ベゼルとを電気的に接続し、且つ前記LVDS表示信号の周波数におけるインピーダンスが前記ヒンジ部よりも低い短絡導体と、
を備え、
前記伝送媒体と前記短絡導体との間隔x[m]は、前記伝送媒体を通過する最大電源ノイズの周波数をfa[MHx]、前記短絡導体の長さをld[m]とした時に、次式
5/8×(37.5/fa)-ld/2<x<7/8×(37.5/fa)-ld/2
を満たす範囲にあることを特徴とする。
上記構成によれば、電源ノイズによる高周波励振電流の共振を効果的に抑止できる。
【0022】
また、前記短絡導体を構成する材料の比抵抗ρは、銅(Cu)の比抵抗の10倍よりも大きく、100倍よりも小さいものとすれば、短絡導体による短絡効果を損なうことなく、抵抗成分により高周波励振電流を減衰させてEMIの発生を効果的に抑止できる。
【0023】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について詳細に説明する。
【0024】
図1は、本発明の表示装置の要部を模式的に表す透視図である。すなわち、この表示装置は、例えばノートPCなどのように、ディスプレイ部筐体8が本体筐体9に対して一対のヒンジ部2により接続され、開閉可能とされた構造を有する。
【0025】
ディスプレイ部筐体8の内部には、フレキシブル基板あるいは電線ケーブル3、ベゼル(金属の枠)4、ヒンジと電気的につなっがっているディスプレイを支える金属板5、がそれぞれ設けられ、この金属板5にディスプレイ(図示せず)が支持されている。
【0026】
一方、本体筐体9の内部には、グラウンド導電部材10が設けられ、このグラウンド導電部材10に隣接して、画像信号を作成し送信する回路基板部(図示せず)が設けられている。この回路基板部は、コネクタ部7を介してフレキシブル基板あるいは電線ケーブル3に接続され、さらに受信側のコネクタ6を介して、ディスプレイ部の回路基板部(図示せず)に接続されている。
【0027】
以上説明した構成において、本発明によれば、本体側のグラウンド導電部材10とディスプレイ側のベゼル4とを、短絡導体1により接続する。そして、この短絡導体1の配置に独特の位置関係を与えることにより、放射ノイズを大幅に低減することが可能となる。なお、この短絡導体1は、必ずしもケーブル3の両側に設ける必要はない。例えば、ケーブル3が一対のヒンジ部2の中心からずれた位置に設けられるような場合には、そのいずれか一方の側のみに短絡導体1を設ければ足りる場合もある。
【0028】
以下、本発明における短絡導体1の作用について、詳細に説明する。
【0029】
大容量の高精細画像を表示する場合、フレキシブル基板あるいは電線ケーブル3には、高周波の差動信号であるLVDS信号を伝送することが望ましい。しかし一方で、このような表示装置においては、薄型化や軽量化のために、フレキシブル基板あるいは電線ケーブル3を、ディスプレイの金属枠であるベゼル4や、本体側の基板あるいは筐体グラウンド導電部材10と近接せざるを得ない。
【0030】
このために、これらの部材において共振が生ずる。
【0031】
図2は、ケーブル3により共振が生ずることを説明するための概念図である。すなわち、ベゼル部4のうちのケーブル3に近接した部分Aと、本体側のグラウンド導電部材10あるいはプリント基板部のうちのケーブル3に近接した部分A’において、それぞれ高周波による励振が起きる。
【0032】
このため、仮に短絡導体1が設けられてないとすると、図2に表したように、ベゼル4、ヒンジ部2、本体側グラウンド導電部材10を経路として高周波電流が流れることになる。そして、ケーブル3を伝送される信号の周波数が、図2に例示した経路により生じる励振電流の共振周波数と一致した場合、大きな放射ノイズを生ずる。
【0033】
なおここで、図3に例示したように、図3に例示したように、伝送媒体3のグラウンド面と、筐体グラウンド部、例えばディスプレイ部Aのシールド面、および、ベゼル導体、本体部A‘のグラウンド部とを、数箇所で電気的に接続することによって、先に述べた筐体グラウンドを励振する高周波電流を積極的にケーブル3のグラウンドに流すことができる。その効果は共振周波数を高くすることである。この方法は共振周波数を高くするために有効であり、本発明に付加して用いることができる。
【0034】
さて次に、ベゼル4、ヒンジ部2、本体側グラウンド導電部材10を介した高周波励振電流の共振周波数についてさらに詳しく説明する。
【0035】
図4は、励振電流の共振周波数を説明するための概念図である。
【0036】
同図に表したように、フレキシブル基板あるいは電線ケーブル3からヒンジ部2までの水平方向右側の距離をb、同様に水平方向左側の距離cとする。また、ベゼル4と本体グラウンド導電部材10との垂直方向の距離をdとする。そして、高周波励振電流の経路として、A、A‘を励振源とする経路を想定すると、その右側及び左側の経路長は、それぞれ(2b+d)と(2c+d)となる。
【0037】
ここで、これらの励振電流の経路における最低次の共振周波数は、図4に表したように、A点とA‘点とを高周波電流の腹とするλ/2共振である。この共振周波数は、LVDS信号のように高周波化した画像信号の高調波成分に一致することが有り得る。
【0038】
例えば、f[MHz]の高周波電流が、これら(2b+d)と(2c+d)を経路としてλ/2共振を起こすために必要な条件について例示すると、表1の如くである。
【0039】
【表1】
Figure 0003730167
表1においては、d=0.03[m]とした場合に、λ/2共振が生ずるための、b、cの長さxを表した。
【0040】
ここで、表示モードXGAのクロック周波数は65MHzであるため、LVDS周波数はその7倍の466Mbpsとなる。また、SXGAの周波数は80MHzであるため、LVDS周波数はその7倍の560Mbpsとなる。つまり、XGAやSXGAの表示データのLVDS伝送信号の周波数fは、それぞれ466MHz、560MHzであり、実用的なサイズの表示装置(あるいはノートPCなど)における数値xが、1/2λ共振を生ずる範囲にあることがわかる。
【0041】
そこで本発明においては、図1に例示したように、ケーブル3と両サイドのヒンジ部2との間の少なくともいずれかに、ベゼル4と本体グラウンド導電部材10とを接続する短絡導体1を設ける。このような短絡導体1を設けることにより、ヒンジ部2を通る高周波励振電流を小さくし、共振周波数を高周波化することができる。
【0042】
但し、図5に例示したように、短絡導体1を設けることにより、新たな共振周波数が生ずる場合がある。従って、短絡導体1の位置については、信号の周波数と表示装置のサイズに応じて、励振電流の共振条件から外れるように適宜決定することが望ましい。
【0043】
また、ケーブル3が一対のヒンジ部2の中央には設けられず、いずれか一方のヒンジ部に接近して設けられる場合もある。このような場合には、ケーブル3とその両側のヒンジ部2との間隔に応じて、適宜、短絡導体1をそのいずれか一方の側のみに設ければ足りる場合もある。
【0044】
一方、この短絡導体1の幅については、ヒンジ部2より細いとインダクタンスが高くなり、高周波電流が通りにくくなるため、共振周波数の高周波化が困難となる。そこで、短絡導体1の幅としては、ヒンジ部2の幅よりも大きいことが望ましい。具体的には、通常の表示装置に用いるヒンジ部の幅を考慮すると、短絡導体1の幅をy[m]とした時に、以下の条件を満たすことが望ましい。
【0045】
y>0.01[m]
【0046】
次に、短絡導体1の位置xについて、図6を参照しつつ説明する。
【0047】
図6に表したように、ケーブル3がベゼル4、本体側グラウンド導電部材10と近接する場所を励振源A、A’として、励振電流が流れ、その共振周波数が画像表示信号の周波数f[MHz]と一致すると放射ノイズが増大する。そこでまず、1次共振周波数がおこる短絡導体1の距離をZ1[m]を求める。
【0048】
1次共振周波数f[MHz]において高周波電流の経路にλ/2の波がのった時には、次式が満足される。
【0049】
λ(1)=2×(2Z1+ld) (1)
【0050】
ここで、ld[m]は、短絡導体1の長さ、すなわちベゼル部4と本体グラウンド導電部材10との垂直方向の距離である。 ここで、c(光速)とλ(波長)との間には、以下の一般式が成り立つ。
【0051】
c=f×λ (2)
【0052】
(1)式に(2)式を代入すると、次式が得られる。
【0053】
3×10=f×10×2(2Z1+ld) (3)
【0054】
すなわち、次式が得られる。
【0055】
Z1=(75/f)―ld/2 (4)
【0056】
また、(3)式を用いて、2次共振周波数2f[MHz]において高周波電流の経路にλ/2の波がのった時のZ2[m]を求めると、次式の如くである。
【0057】
3×10/(ε)1/2=2×f×10×2(2Z2+ld) (5)
【0058】
従って、次式が得られる。
【0059】
Z2=1/2×(75/f)―ld/2 (6)
【0060】
フレキシブル基板あるいは電線ケーブル3からの短絡導体1の最適な距離をxとすると、xは、(4)式により表されるZ1と、(6)式により表されるZ2との中間点に位置することが望ましい。その中間点の位置Xは、次式により表される。
【0061】
X=3/4×(75/f)―ld/2 (7)
【0062】
従って、LVDS信号の1次成分で共振を起こさないための導体距離xは、次式の範囲内とすることが望ましい
5/8×(75/f)-ld/2<x<7/8×(75/f)-ld/2 (8)
【0063】
例えば、クロック周波数65MHz、短絡導体1の長さld=30mm、LVDS周波数f=466MHzの場合、共振を起こさないための短絡導体1の位置Xの範囲は、86mm<x<126mmである。
【0064】
また、クロック周波数80MHz、短絡導体1の長さld=30mm、LVDS周波数f=560MHzの場合、共振を起こさないための短絡導体1の位置xの範囲は、69mm<x<102mmである。
【0065】
以上、ケーブル3を伝送される表示信号による励振について説明した。
【0066】
しかし、ケーブル3には、表示信号とは別に、電源ノイズが伝送される場合もある。そこで次に、ケーブル3を伝送される電源ノイズによる励振電流の共振を防ぐための施策について説明する。
【0067】
電源ノイズの周波数により励振された電流が、ベゼル4、ヒンジ部2及び本体グラウンド導電部材10を介した経路で共振を起こさないための、短絡導体1の位置xについては、上述した表示信号に関する考え方と同様に得ることができる。
【0068】
すなわち、電源ノイズの周波数faが200MHz〜300MHzで大きくなるとした場合、前述した表1から、λ/2共振を起こす位置X=360mmであることが分かる。これは通常のノートPCの横方向の幅に比較してかなり大きくなる。そのため、図4に表したように励振源が2個の場合の共振は起こらなくなる。
【0069】
しかし、FPCの近接個所がAあるいはA‘のどちらかの一箇所で励振源が1点の場合、図4において2×(b+c+d)の経路で、λ/2共振を起こすことが考えられる。その場合に、短絡導体1を敷設する位置x[m]としては、電源ノイズの周波数fa[MHz]を用いて、以下に表すように、(8)のほぼ1/2の範囲とすることが望ましい。
【0070】
5/8×(37.5/fa)-ld/2<x<7/8×(37.5/fa)-ld/2 (9)
【0071】
図7は、3m法による本発明のEMI低減効果を例示するグラフ図である。すわなち、本発明により短絡導体1を付設して共振周波数の高周波化することにより、同図の横軸中央付近において従来は生じていたEMI放射強度のピークが消失し、ほぼ全帯域に亘って、EMIが低く維持されている。
【0072】
図8は、本発明の表示装置の具体例を表す概念図であり、図5のE−E’断面透視図に相当する。すなわち、本発明の表示装置において、短絡導体1がディスプレイ部のベセル4と本体の筐体グラウンド導電部材10とを連続的に直接接続できない場合もあり得る。
【0073】
このような場合、フレキシブル基板あるいは電線ケーブル3から両サイドのヒンジ部2の方向に距離xだけ離れた場所において、ディスプレイ部の筐体8の表面にグラウンド導体13を露出させ、このグラウンド導体13とベゼル4とを長さが最短距離になり且つヒンジ部2よりもインピーダンスの低い導体14で接続する。さらに、本体筐体9にもグラウンド導体11を露出させ、このグラウンド導体11とグラウンド導電部材10とをやはり長さが最短距離になり且つヒンジ部2よりもインピーダンスの低い導体12で接続する。
【0074】
導体11と13とは、接触した状態とされ電気的な接続が形成されている。このようにすれば、ディスプレイ部8を開閉可能としたまま、短絡導体1を付設することができる。この場合、ベゼル4と本体グラウンド導電部材10とを接続する短絡導体1の長さldは、実質的に、導体12と導体14との和に等しい。
【0075】
また、グラウンド導体11と13との接続は、ディスプレイが点灯している時のみ接続していればよい。つまり、ディスプレイ部をあけた時のみ、その筐体8に導体13を露出させ、ディスプレイ部を閉じた状態では、導体13が図示しないシャッターなどに保護されるような機構を設けてもよい。
【0076】
また、図1に表したように、ベゼル4と本体グラウンド導電部材10とを短絡導体1により接続する構造において、短絡導体1の抵抗率ρが、LVDSデータ信号周波数において、ベゼル4、ヒンジ部2、グラウンド導電部材10の高周波電流の経路で共振した場合、励振電流を減衰させるように抵抗を有する短絡導体1を設けると、共振周波数の高周波化、および、共振周波数の低減に有効である。
【0077】
図9は、高周波電流のいわゆる表皮効果の周波数依存性を表すグラフ図である。すなわち、同図の横軸は周波数、縦軸はその周波数の電流の表皮の厚さをそれぞれ表す。そして、高周波電流が流れる材料の比抵抗が銅の比抵抗ρCuの1倍、10倍、50倍、100倍の場合について、それぞれプロットした。
【0078】
ここで、表皮の厚さが、短絡導体1の厚さより薄い場合、高周波電流は表面の表皮部分に集中する。しかし、表皮の厚さが短絡導体1の厚さよりも厚い場合は、高周波電流が短絡導体1の中にとどまらず、短絡導体1のインピーダンスが高くなる。
【0079】
すなわち、伝送線路の単位長さあたりのインダクタンスをL[H/m]、キャパシタンスをC[F/m]、抵抗をR[Ω/m]とすると、インピーダンスZは、次式により与えられる。
【0080】
Z=R+j(ωL−1/ωC) (10)
本発明においては、短絡導体1のRが大きすぎると、高周波電流を通さなくなり、短絡導体1を付設した意味がなくなる。そこで、LVDS高調波成分である400MHz以上950MHz以下で、表皮の厚さと短絡導体1の厚さとが同程度になった場合が、抵抗成分による熱により共振周波数での共振が減衰する有効範囲であるといえる。
【0081】
本発明において短絡導体1として用いて好適な材料としては、シールド用の導電性布やテープなどの曲げやすい材料を挙げることができる。これらの材料の厚みは、通常、10μm〜30μmの範囲にある。図9において、この範囲の厚みに対応する表皮の厚みを得るためには、その材料の比抵抗ρが以下の範囲にあることが望ましいことが分かる。
【0082】
100ρCu>ρ>10ρCu
つまり、本発明においては、短絡導体1の材料として、銅の比抵抗ρCuの10倍乃至100倍の比抵抗を有する材料を用いると、高周波励振電流を減衰させEMIを抑制する効果が得られる。
【0083】
以上、具体例を参照しつつ本発明の実施の形態について説明した。しかし、本発明は、上述した各具体例に限定されるものではない。
【0084】
例えば、本発明の表示装置は、液晶ディスプレイを用いたものには限定されず、その他、EL(ElectroLuminescent)ディスプレイ、LED(Light Emitting Diode)ディスプレイ、プラズマディスプレイ、冷陰極型ディスプレイ、をはじめとした、周波数の高い表示信号を取り扱うすべての表示装置を包含する。
【0085】
さらに、これら表示装置を構成する各要素の構造、形状、材料、寸法などに関しても、当業者が適宜設計変更したものも、本発明の特徴を有する限り本発明の範囲に包含される。
【0086】
すなわち、本発明は各具体例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で、種々変形して実施することが可能であり、これらすべては本発明の範囲に包含される。
【0087】
【発明の効果】
以上詳述したように、本発明によれば、表示装置においてディスプレイ側と本体側のグラウンドとを含む励振電流の共振周波数をあらかじめ予測し、ディスプレイ部のベゼルと本体グラウンドとを接続する導体を適切な位置に付設することにより共振周波数を高周波化させ、EMIを低減することができる
特に、ノートPCや各種の情報携帯端末あるいは携帯型表示装置などの場合、装置サイズをコンパクトにするため、表示信号を伝送するケーブルなどが金属ベゼルなどと近接して高周波励振電流が発生しやすい。本発明によれば、このような場合にも、短絡導体を設けることにより、EMIの発生を効果的に阻止できる。
【0088】
その結果として、高精細画像を高速で表示させた場合にもEMIの発生を抑制できる晶表示装置を実現でき産業上のメリットは多大である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の表示装置の要部を模式的に表す透視図である。
【図2】ケーブル3により共振が生ずることを説明するための概念図である。
【図3】励振された高周波電流を積極的にケーブル3のグラウンドに流すことにより、共振周波数を高くすることができることを表す概念図である。
【図4】励振電流の共振周波数を説明するための概念図である。
【図5】短絡導体1を設けることにより、新たな共振周波数が生ずる場合があることを表す概念図である。
【図6】励振電流が流れ、その共振周波数が画像表示信号の周波数f[MHz]と一致すると放射ノイズが増大することを説明するための概念図である。
【図7】3m法による本発明のEMI低減効果を例示するグラフ図である。
【図8】本発明の表示装置の具体例を表す概念図であり、図5のE−E’断面透視図に相当する。
【図9】高周波電流のいわゆる表皮効果の周波数依存性を表すグラフ図である。
【図10】放射ノイズを低減する接地構造の構造の要部を表す模式図である。
【図11】液晶表示装置の電磁波シールド構造を表す模式図である。
【符号の説明】
1 短絡導体
2 ヒンジ部
3 フレキシブル基板あるいは電線ケーブル
4 ベセル
5 金属板
6 コネクタ
7 コネクタ
8 ディスプレイ部筐体
9 本体筐体
10 グラウンド導電部材
11 グラウンド導体
12 導体
13 グラウンド導体
13 導体
14 導体
18 ベゼル4と金属板5とを接続するねじ
19 共振周波数での高周波電流の分布
101 グラウンド
101 接地シールド層
101 筐体
102 プリント基板
103 フレキシブルケーブル
104 無絶縁部分
115 バックライト部
117 液晶モジュール
118 駆動制御回路基板
120 シールド部材
120s スプリングフィンガー
121 筐体部
122 板部

Claims (4)

  1. LVDS表示信号を出力する基板と、前記基板をシールドするグラウンド導電部材と、を有する本体部と、
    前記LVDS表示信号を入力しそのLVDS表示信号に基づいて表示する表示部と、前記表示部の周囲を取り囲む導電ベゼルと、を有するディスプレイ部と、
    前記基板から前記表示部に前記LVDS表示信号を伝送する伝送媒体と、
    前記伝送媒体の両側に設けられ、前記グラウンド導電部材と前記導電ベゼルとを電気的に接続する一対のヒンジ部と、
    前記一対のヒンジ部の少なくともいずれかと前記伝送媒体との間において前記グラウンド導電部材と前記導電ベゼルとを電気的に接続し、且つ前記LVDS表示信号の周波数におけるインピーダンスが前記ヒンジ部よりも低い短絡導体と、
    を備え、
    前記伝送媒体と前記短絡導体との間隔は、前記伝送媒体を伝送される電気信号により励振された高周波励振電流が前記短絡導体を介して前記導電ベゼルと前記グラウンド導電部材との間を流れる場合に、前記LVDS表示信号の周波数における前記高周波励振電流の1次共振が生ずる間隔よりも小さく、2次共振が生ずる間隔よりも大きいことを特徴とする表示装置。
  2. LVDS表示信号を出力する基板と、前記基板をシールドするグラウンド導電部材と、を有する本体部と、
    前記LVDS表示信号を入力しそのLVDS表示信号に基づいて表示する表示部と、前記表示部の周囲を取り囲む導電ベゼルと、を有するディスプレイ部と、
    前記基板から前記表示部に前記LVDS表示信号を伝送する伝送媒体と、
    前記伝送媒体の両側に設けられ、前記グラウンド導電部材と前記導電ベゼルとを電気的に接続する一対のヒンジ部と、
    前記一対のヒンジ部の少なくともいずれかと前記伝送媒体との間において前記グラウンド導電部材と前記導電ベゼルとを電気的に接続し、且つ前記LVDS表示信号の周波数におけるインピーダンスが前記ヒンジ部よりも低い短絡導体と、
    を備え、
    前記伝送媒体と前記短絡導体との間隔x[m]は、前記LVDS表示信号の周波数をf[MHz]、前記短絡導体の長さをld[m]とした時に、次式
    5/8×(75/f)-ld/2<x<7/8×(75/f)-ld/2
    を満たす範囲にあることを特徴とする表示装置。
  3. LVDS表示信号を出力する基板と、前記基板をシールドするグラウンド導電部材と、を有する本体部と、
    前記LVDS表示信号を入力しそのLVDS表示信号に基づいて表示する表示部と、前記表示部の周囲を取り囲む導電ベゼルと、を有するディスプレイ部と、
    前記基板から前記表示部に前記LVDS表示信号を伝送する伝送媒体と、
    前記伝送媒体の両側に設けられ、前記グラウンド導電部材と前記導電ベゼルとを電気的に接続する一対のヒンジ部と、
    前記一対のヒンジ部の少なくともいずれかと前記伝送媒体との間において前記グラウンド導電部材と前記導電ベゼルとを電気的に接続し、且つ前記LVDS表示信号の周波数におけるインピーダンスが前記ヒンジ部よりも低い短絡導体と、
    を備え、
    前記伝送媒体と前記短絡導体との間隔x[m]は、前記伝送媒体を通過する最大電源ノイズの周波数をfa[MHx]、前記短絡導体の長さをld[m]とした時に、次式
    5/8×(37.5/fa)-ld/2<x<7/8×(37.5/fa)-ld/2
    を満たす範囲にあることを特徴とする表示装置。
  4. 前記短絡導体を構成する材料の比抵抗ρは、銅(Cu)の比抵抗の10倍よりも大きく、100倍よりも小さいことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載の表示装置。
JP2001378774A 2001-12-12 2001-12-12 表示装置 Expired - Fee Related JP3730167B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001378774A JP3730167B2 (ja) 2001-12-12 2001-12-12 表示装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001378774A JP3730167B2 (ja) 2001-12-12 2001-12-12 表示装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003177675A JP2003177675A (ja) 2003-06-27
JP3730167B2 true JP3730167B2 (ja) 2005-12-21

Family

ID=19186399

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001378774A Expired - Fee Related JP3730167B2 (ja) 2001-12-12 2001-12-12 表示装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3730167B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20100125878A1 (en) * 2008-11-19 2010-05-20 Sony Corporation Embedded wireless antenna for network tv
CN112448126B (zh) * 2019-08-30 2024-02-09 Oppo广东移动通信有限公司 天线装置及电子设备

Also Published As

Publication number Publication date
JP2003177675A (ja) 2003-06-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7700882B2 (en) Cable device
KR102598734B1 (ko) 전자파 차단 필름 및 이를 포함하는 표시장치
US7388161B2 (en) Electromagnetic interference shielding and grounding structure and the applications thereof
US8562163B2 (en) Power transmission circuit with EMI shielding, lighting module, and panel display module
JP5084153B2 (ja) プリント基板
JP3289684B2 (ja) プラズマディスプレイパネル、プラズマディスプレイモジュール及びその駆動方法
JP2003347693A (ja) インタフェース基板及び表示装置
JP3730167B2 (ja) 表示装置
JPH10303521A (ja) 伝送線路基板
WO2024067417A1 (zh) 显示模组和电子设备
JP4863900B2 (ja) シールドフレキシブルプリント基板及び電子機器
US7304858B2 (en) Printed circuit board unit and electronic apparatus
JP2003218541A (ja) Emi低減構造基板
JPH09283974A (ja) 低emi多層回路基板、及びこれを用いた電子装置
JP2002215269A (ja) 電子機器
JP2001092386A (ja) Pdpの不要輻射防止装置
US8822843B2 (en) Apparatus and associated methods
JP2004187065A (ja) 表示装置
JPH0846385A (ja) 可搬型情報処理装置
CN112955813A (zh) 绑定背板及其制作方法、背光模组及显示装置
CN218888626U (zh) 一种摄像头模组以及电子设备
JP2020057956A (ja) 回路基板、回路装置及び画像処理装置
JPH10163665A (ja) 不要輻射を抑制する電子機器
JP2005302799A (ja) 多層プリント配線板
JP2015082049A (ja) 表示装置

Legal Events

Date Code Title Description
RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20040528

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050224

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050307

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050502

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20051003

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20051005

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081014

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091014

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101014

Year of fee payment: 5

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees