JP2015082049A - 表示装置 - Google Patents

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山岸 康彦
Yasuhiko Yamagishi
康彦 山岸
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Abstract

【課題】フレキシブル基板のスプリングバックの影響を抑えたまま、高解像度の表示において不要輻射を抑えた表示装置を提供する。【解決手段】表示装置は、透明基板上に形成された2つの端子を介して差動信号として伝送される画像情報を受信し、画像情報を表示領域に表示する表示パネル(110)と、複数の端子に接続されるフレキシブル基板(180)と、を備え、フレキシブル基板は、2つの端子に接続され、隣合って形成される2本の配線と、2本の配線が形成される層とは絶縁層を介して異なる層に形成され、2本の配線を覆う第1領域に形成された第1接地電極と、第1接地電極と同じ層で、第1接地電極と電気的に接続され、2本の配線が延びる方向に延びる第1領域を挟む2つの第2領域に配置され、第1接地電極の第1領域における導電体の面積の割合よりも、第2領域における導電体の面積の割合が小さい第2接地電極と、を備える。【選択図】図2

Description

本発明は、表示装置に関する。
コンピュータ等の情報通信端末やテレビ受像機の表示デバイスとして、液晶表示装置が広く用いられている。また、有機EL(Electro-Luminescent)表示装置も、薄型の表示装置として知られている。このような薄型の表示装置の表示パネルは、ガラス基板上の表示領域の各画素に形成された薄膜トランジスタ(TFT:Thin Film Transistor)を動作させることにより表示を行なう。ここで、TFTは、ガラス基板上の表示領域外に搭載される駆動回路素子により駆動されており、通常、駆動回路素子は、ガラス基板に接続されたフレキシブル基板(FPC:Flexible Printed Circuit)上の制御回路素子により制御される。
一方、テレビ受像器やモバイル製品において、FHD(Full High Definition)を超える解像度:3840×2160(RGB)の4Kディスプレイがニーズが高まりつつある。映像信号は、一般に、不要輻射ノイズを抑制するため、プラス極性とマイナス極性の異なる信号極性の性質を有した2本の信号線を一組とする差動信号により伝送され、例えば、LVDS(Low Voltage Differential Signaling)、eDP(embedded Display Port)、MIPI(Mobile
Industry Processor Interface)(D−PHY)などの規格により、1レーン当たりの転送レートが凡そ500Mbps程度の能力がある。4Kディスプレイ等の高精細ディスプレイ向けドライバIC(Integrated Circuit)では、更にギガビット(Gbps)の映像伝送レートの対応が必要不可欠となる。例えば、クロックエンベデッド方式のeDPの規格においては、最大データ転送レートが2.7Gbpsの規定があり、信号転送品位を考慮した場合、基本周波数(ビットレート/2)から5次高調波成分の6.75GHzまでの信号帯域を伝送設計が要求される。
特許文献1は、差動信号を伝送する2つの信号線の間の基準線に対して対象な形状のメッシュグランド配線を有するFPCについて開示している。特許文献2は、電源パターンとグランドパターンを流れる高周波電流に対し、その位相差が互いに逆向きとなる位置にキャパシタが実装されるプリント回路基板について開示している。
特開2012−227211号公報 特開2007−242745号公報
表示装置において映像信号を伝送するフレキシブル基板においては、フレキシブル基板のスプリングバックの影響を最小限とするために、接地電極(GND:グランド)をメッシュ化すると共に、差動信号のインピーダンスを100Ωにマッチングをとり、信号伝送に適した設計としている。
しかしながら、周波数がギガHz領域に入ると、メッシュグランドがそのインピーダンスの大きさから不要輻射(EMI:Electro-Magnetic Interference)を増大させる原因となり、信号品位(SI)を劣化させると共に、携帯製品で一般的に利用される無線通信の感度の低下させる恐れがある。
本発明は上述の事情に鑑みてされたものであり、フレキシブル基板のスプリングバックの影響を抑えたまま、高解像度の表示において不要輻射を抑えた表示装置を提供することを目的とする。
本発明の表示装置は、透明基板上に形成された複数の端子のうち、少なくとも2つの端子を介して差動信号として伝送される画像情報を受信し、前記画像情報を表示領域に表示する表示パネルと、前記透明基板上の前記複数の端子に接続されるフレキシブル基板と、を備え、前記フレキシブル基板は、前記少なくとも2つの端子に接続され、隣合って形成される少なくとも2本の配線と、前記少なくとも2本の配線が形成される層とは絶縁層を介して異なる層に形成され、前記少なくとも2本の配線を覆う第1領域に形成された第1接地電極と、前記第1接地電極と同じ層で、前記第1接地電極と電気的に接続され、前記少なくとも2本の配線が延びる方向に延びる前記第1領域を挟む2つの第2領域に配置され、前記第1接地電極の前記第1領域における導電体の面積の割合よりも、前記第2領域における導電体の面積の割合が小さい第2接地電極と、を備える表示装置である。
また、本発明の表示装置において、前記第1接地電極は、前記第1領域を埋めるベタ電極とすることができる。
また、本発明の表示装置において、前記第1接地電極及び前記第2接地電極は、複数の開口が形成されたメッシュパターンで形成され、前記第1接地電極の前記メッシュパターンのピッチを、前記第1接地電極の前記メッシュパターンのピッチより小さくすることができる。
また、本発明の表示装置において、前記第1接地電極と前記第2接地電極との間の第3領域を埋めるベタ電極であり、前記第1接地電極と同じ層に形成された第3接地電極と、前記少なくとも2本の配線と同じ層に形成され、平面視で前記第3接地電極と重畳する領域に形成されたベタ電極である第4接地電極と、を更に備え、前記第3接地電極と前記第4接地電極とは電気的に接続されていてもよい。
また、本発明の表示装置において、前記少なくとも2本の配線と同じ層に形成される他のすべての配線は、平面視で前記第2接地電極と重畳していてもよい。
本発明の実施形態に係る表示装置について概略的に示す図である。 差動信号を用いた通信の伝送路モデルを示す図である。 図1の第2層目に配置された接地電極の一部を拡大して示す概略平面図である。 図3のIV−IV線における断面を概略的に示す図である。 接地電極の第1の変形例について示す図である。 接地電極の第2の変形例について示す図である。 接地電極の第3の変形例について示す図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しつつ説明する。なお、図面において、同一又は同等の要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
図1には、本発明の実施形態に係る表示装置100が概略的に示されている。本実施形態においては、有機EL表示装置を例に説明するが液晶表示装置その他の表示装置であってもよい。この図に示されるように、表示装置100は、表示パネル110と、表示パネル110に映像信号等を伝送するフレキシブル基板(FPC:Flexible Printed Circuits)180とから構成される。表示パネル110は、ガラス又はプラスチックの透明基板を基材とするTFT(Thin Film Transistor:薄膜トランジスタ)基板120及び対向基板150の2枚の基板を有している。表示パネル110のTFT基板120及び対向基板150には、マトリクス状に配置された画素210からなる表示領域205が形成され、画素210はR(赤)G(緑)B(青)の3色に対応する光が出射される3つの副画素212から構成されている。
また、TFT基板120には、画素210のそれぞれに配置されたトランジスタの走査信号線に対してソース・ドレイン間を導通させるための電位を印加すると共に、各画素トランジスタのデータ信号線に対して画素の階調値に対応する電圧を印加する駆動回路である駆動IC(Integrated Circuit)170が載置され、ホスト装置160(図2参照)から送信される映像信号等を入力するためのフレキシブル基板180が、TFT基板120上の複数の端子182を介して取付けられている。
駆動IC170は、差動信号として伝送される映像情報をフレキシブル基板180の差動信号線184を介して受信し、受信した映像情報に係る画像を表示領域205に表示する。フレキシブル基板180は、導電層を2層有する構造であり、映像伝送するための2本の信号線を一組とした差動信号線184と、電源、制御信号、差動信号線184より低い周波数で動作する差動信号その他の信号が印加される信号配線189とを第1層目に配線し、差動信号の伝送路インピーダンスを100Ωにマッチングを取るため、差動信号線184とは異なる第2層目に接地電極(グランドパターン)190(後述)を配置したマイクロストリップ配線手法を採用した構造となっている。また、フレキシブル基板180には、駆動IC182を動作させるのに必要な抵抗、コンデンサなどの電子部品が搭載されると共に、後述する接地電極190と電気的に接続されたシールド用金属シート199が取付けられている。
図2は、差動信号を用いた通信の伝送路モデルを示す図である。図では、映像信号を送信するホスト装置160と受信する駆動IC170との間の通信を想定してモデル化しているが、フレキシブル基板180を流れる電流について説明するための図であるため、ホスト装置160の構成及び駆動IC170の構成については単純化して記載している。この図を用いて、差動信号を用いた通信における不要輻射の発生について説明する。
ホスト装置160の送信バッファ回路161が、駆動IC170の終端抵抗Zrを駆動して信号を伝送する場合、差動信号線184にプラス信号及びマイナス信号の電流が流れ、ノーマルモード電流とコモンモード電流の2種類の伝搬モードの電流が差動信号線184に流れる。
ノーマルモード電流は、差動信号線184において2線の伝送路配線が完全に対照的な物理構造で且つ、送信バッファ回路161の終端抵抗Zrを駆動する電流制御が2線で完全に対称となる場合の電流であり、図の電流(Is)と電流(−Is)で示される通り、大きさが等しく逆位相の電流である。この大きさが等しく逆位相の電流(Is及び−Is)が差動信号の2線に流れることで、異なる方向の磁界が発生し、2線間の中心に仮想的なグランドが形成され、差動信号から放射される磁界が打ち消しあう様に作用するため、不要輻射の発生は抑制されることとなる。
一方、コモンモード電流は、差動信号線184の2線の長さや配線の間隔に違いや、送信バッファ回路161のプラス信号とマイナス信号の駆動能力違いにより、信号に位相差や振幅差が発生し、電流平衡状態が崩れることにより差動信号線184に発生する同一方向に流れる同位相の電流である。コモンモード電流は、送信バッファ回路161から終端抵抗Zrに向かって流れ、2線の電流方向が同じく磁界方向も同じため磁界を打ち消すことにはならず、伝送路から不要輻射を発生する原因となる。また、コモンモード電流は、図2のコモンモード電流Icに示される通り、差動信号線184と接地電極190との間の仮想的なコモンモードインピーダンスZcを経由して、駆動IC170から接地電極190を通り、ホスト装置160の接地端へ流れる。駆動IC170からホスト装置160に対して流れる高周波電流成分は、接地電極190のインピーダンスZgに応じて共振し、不要輻射の発生の原因となる。
図3は、図1の第2層目に配置された接地電極190の一部を拡大して示す概略平面図である。この図において第1層目に配置された差動信号線184及び信号配線189は、破線で示されている。なお、第2層目を覆う絶縁部186(後述)の記載は省略している。接地電極190は、銅箔からなり、この図に示されるように、差動信号線184を覆う第1領域186と、第1領域186を挟むように配置され、主に信号配線189を覆う第2領域188とを有し、第1領域186には、第1領域186を埋めるベタパターンからなる第1接地電極191が配置され、第2領域188には、一定間隔のピッチP1で銅箔を間引きしたメッシュ(網状)パターンからなる第2接地電極192が配置されている。ここで100Ωの差動インピーダンスを確保するために、例えば、差動信号線184の線幅を約0.04mmとし、線路間を約0.125mmとし、ピッチP1を例えば0.3〜1.0mmとすることができる。このように、第1接地電極191の銅箔の面積の割合が、第2接地電極192の銅箔の面積の割合よりも大きくなるように形成されている。ここで、信号配線189には、電源、制御信号、差動信号線184より低い周波数で動作する差動信号その他の信号が印加される配線を含むことができる。なお、低い周波数で動作する差動信号は、発生する不要輻射も小さいため、第2領域188に配置した場合であっても、第2接地電極192により不要輻射を十分に抑えることができる。
コモンモード電流Icは、接地電極190のインピーダンスが一様な場合には、差動信号線184に沿って戻ってくる傾向があり、また、特にこの場合では、メッシュパターンの第2接地電極192より、ベタパターンからなる第1接地電極191の方がインピーダンスが小さいため、コモンモード電流Icは、第1接地電極191を流れることとなる。更に、コモンモード電流Icは、駆動IC170が消費する電力の電流と合成され、リターン電流として、最短ルートでかつ低インピーダンスの配線領域である第1接地電極191を通過してホスト装置160に流れることとなる。本実施形態のように、接地電極190の低インピーダンス化とリターン電流が流れるルートの最適化を図ることにより、接地電極190を流れる高周波電流成分が起因となる共振振動を抑制し、接地電極190からの不要輻射を低減することができる。したがって、高解像度の表示のために大容量の伝送が必要な場合においても不要輻射を抑えた表示装置100とすることができる。また、銅箔の面積の割合が大きい第1接地電極191は一部にのみ形成することとしているため、フレキシブル基板180のスプリングバックの影響を抑えつつ、不要輻射を抑制することができる。
図4には、図3のIV−IV線における断面が概略的に示されている。この図に示されるように、導電膜である第1層及び第2層の間は絶縁部185で隔たれており、第1層と第2層の絶縁部185とは反対側の面は絶縁部186でそれぞれ覆われている。差動信号線184は、他の信号配線189と距離を隔てて配置され、差動信号線189から発生されるノイズが信号配線189に入り込むのを抑えると共に、差動信号線189がベタパターンからなる第1接地電極191に重畳されるように配置されることにより、不要輻射を抑えることができる。
図5は、上述の図3で示された形態の第1の変形例について示す図である。この変形例では、図3とは接地電極190のパターンは同様であるが、差動信号線184が3組配線されている点で図3と異なっている。このように差動信号線184が複数組配線される場合であっても、第1接地電極191のインピーダンスを調整することにより、接地電極190を用いて、不要輻射を抑える構成とすることができる。
図6は、上述の図3で示された形態の第2の変形例について示す図である。図3との違いは第1領域186に形成される電極が、メッシュパターンを有する第1接地電極193であるという点であり、その他においては同様である。差動信号線184に重畳される接地電極190は、ベタパターンとすることが望ましいが、フレキシブル基板180の層構成やフレキシブル基板180の材料の誘電率、配線加工精度にって、マイクロストリップラインの配線手法で100Ωの差動インピーダンスを実現することが困難となる場合がある。また、フレキシブル基板180の屈曲性を高めるためフレキシブル基板180の厚みを薄くし、比誘電率の高い安価な材料を採用する場合などには、ベタパターンで、100Ωの差動インピーダンスを実現することが困難となる場合が考えられる。
このような場合には、差動信号線184の下をメッシュパターンとすることができる。この場合には、差動信号線184に重畳される第1接地電極193のピッチP2は、第2接地電極192のピッチP1より間隔を狭くし、残銅率を高くするパターンとする。例えば、ピッチP1を0.5〜1.0mm、ピッチP2を0.1〜0.3mmの範囲とし(P1>P2)、フレキシブル基板180の屈曲性や差動インピーダンスのマッチングに応じて、グランドパターンの残銅率を調整することができる。ここで100Ωの差動インピーダンスを確保するために、例えば、差動信号線184の線幅を約0.06mmとし、線路間を約0.115mmとすることができる。
この場合においても、第1接地電極193の銅箔の面積の割合よりも、第2接地電極192の銅箔の面積の割合が小さくなるように形成されており、上述の実施形態と同様に、差動信号線184付近の接地電極190のインピーダンスを低減しているため、高解像度の表示においても不要輻射を抑えた表示装置100とすることができる。また、銅箔の面積の割合が大きい第1接地電極193は一部にのみ形成することとしているため、フレキシブル基板180のスプリングバックの影響を抑えつつ、不要輻射を抑制することができる。
図7は、上述の図3で示された形態の第3の変形例について示す図である。第2の変形例の接地電極190は、第2の変形例の図6の第1接地電極193と第2接地電極192との間に第3領域189を有しており、この第3領域189に第2層に形成されるベタパターンからなる第3接地電極194と、差動信号線184が形成される層と同一の第1層に形成される第4接地電極195が配置されている点で異なっている。第1接地電極193と第2接地電極192のメッシュパターンのピッチP2及びP1その他の点では、第1の変形例と同様である。
ここで、第3接地電極194及び第4接地電極195は、それぞれ平面視で重畳しており、スルーホールを用いて互いに電気的に接続されている。ここでコモンモード電流Icと合成されたリターン電流は、最短ルートでかつ低インピーダンスの配線領域である第3接地電極194及び第4接地電極195を通過してホスト装置160に流れることとなる。
この場合においても、第1接地電極193、第3接地電極194及び第4接地電極195の銅箔の面積の割合は、第2接地電極192の銅箔の面積の割合よりも大きくなるように形成されており、上述の実施形態と同様に、差動信号線184付近の接地電極190のインピーダンスを低減しているため、高解像度の表示においても不要輻射を抑えた表示装置とすることができる。また、銅箔の面積の割合が大きい第1接地電極193、第3接地電極194及び第4接地電極195は一部にのみ形成することとしているため、フレキシブル基板180のスプリングバックの影響を抑えつつ、不要輻射を抑制することができる。
なお、本発明の配線パターンを適用した表示装置においては、フレキシブル基板180の接地電極190を強化したことで、従来不要輻射対策で必要としたシールド用金属シート199を必ずしも取り付けなくてもよく、この場合には、製品をより安価に製造することができる。
また、上述の実施形態においては、フレキシブル基板180上に映像伝送する差動信号の配線を例に説明したが、古くから使われているCOMSインターフェースなどの信号配線においても本発明の配線パターンを適用することで、コモンモードノイズ起因による不要輻射の低減に寄与することができる。
また、上述の実施形態においては、基板材料としてフレキシブル基板を用いることとしたが、プリント基板(PCB:Printed Circuit Board)に適用してもよい。
また、上述の実施形態においては、有機EL表示装置を例に説明したが、差動信号として伝送される画像情報を受信し、受信した画像情報を表示領域に表示する表示パネルを有する液晶表示装置その他の表示装置に適用することができる。
100 表示装置、110 表示パネル、120 TFT基板、150 対向基板、160 ホスト装置、161 送信バッファ回路、180 フレキシブル基板、182 端子、184 差動信号線、185 絶縁部、186 絶縁部、189 信号配線、190 接地電極、191 第1接地電極、192 第2接地電極、193 第1接地電極、194 第3接地電極、195 第4接地電極、199 シールド用金属シート、205 表示領域、210 画素、212 副画素。

Claims (5)

  1. 透明基板上に形成された複数の端子のうち、少なくとも2つの端子を介して差動信号として伝送される画像情報を受信し、前記画像情報を表示領域に表示する表示パネルと、
    前記透明基板上の前記複数の端子に接続されるフレキシブル基板と、を備え、
    前記フレキシブル基板は、
    前記少なくとも2つの端子に接続され、隣合って形成される少なくとも2本の配線と、
    前記少なくとも2本の配線が形成される層とは絶縁層を介して異なる層に形成され、前記少なくとも2本の配線を覆う第1領域に形成された第1接地電極と、
    前記第1接地電極と同じ層で、前記第1接地電極と電気的に接続され、前記少なくとも2本の配線が延びる方向に延びる前記第1領域を挟む2つの第2領域に配置され、前記第1接地電極の前記第1領域における導電体の面積の割合よりも、前記第2領域における導電体の面積の割合が小さい第2接地電極と、を備える表示装置。
  2. 請求項1に記載の表示装置であって、
    前記第1接地電極は、前記第1領域を埋めるベタ電極である、ことを特徴とする表示装置。
  3. 請求項1に記載の表示装置であって、
    前記第1接地電極及び前記第2接地電極は、複数の開口が形成されたメッシュパターンで形成され、
    前記第1接地電極の前記メッシュパターンのピッチは、前記第1接地電極の前記メッシュパターンのピッチより小さい、ことを特徴とする表示装置。
  4. 請求項3に記載の表示装置であって、
    前記第1接地電極と前記第2接地電極との間の第3領域を埋めるベタ電極であり、前記第1接地電極と同じ層に形成された第3接地電極と、
    前記少なくとも2本の配線と同じ層に形成され、平面視で前記第3接地電極と重畳する領域に形成されたベタ電極である第4接地電極と、を更に備え、
    前記第3接地電極と前記第4接地電極とは電気的に接続されている、ことを特徴とする表示装置。
  5. 請求項1乃至4の表示装置であって、
    前記少なくとも2本の配線と同じ層に形成される他のすべての配線は、平面視で前記第2接地電極と重畳している、ことを特徴とする表示装置。
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