JP3730072B2 - 伝送装置及びネットワークシステム - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は伝送装置及びネットワークシステムに関し、特に装置間で通信を行う前の通信準備状態を表す通信準備状態信号を生成して伝送する伝送装置及び装置間で通信を行う前の通信準備状態を表す通信準備状態信号を生成して伝送するネットワークシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】
多重化技術の中核となるSDH(Synchronous Digital Hierarchy) /SONET(Synchronous Optical Network)は、各種の高速サービスや既存の低速サービスを有効に多重化するためのインタフェースを規定するものであり、標準化されて現在開発が進んでいる。
【0003】
ここで、伝送インタフェースとして、2.48832Gb/sの伝送インタフェースをSONETではSTS−48cと呼ぶ。STS−48cは、51.84Mb/sのSTS−1が48チャネル多重されたものである。
【0004】
また、STS−1のVC(バーチャルコンテナ)を3つ連結した信号(このような信号をコンカチネーション信号と呼ぶ)をSTS−3cと呼び、STS−3cは155.52Mb/sの伝送容量となる。さらにSTS−3cに対応するSDHの伝送インタフェースをAU(Administrative Unit)4と呼ぶ。
【0005】
一方、SDH/SONETのネットワークでは、装置間で通信を行う前の通信準備状態をUnequipment と呼び、このUnequipment を表す信号をUnequipment 信号と呼ぶ。例えば、装置を立ち上げた場合の初期設定時や、クロスコネクト設定時などにUnequipment 信号が生成される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
従来では、SONET系及びSDH系の両方に必要な、Unequipment 信号の生成機能に対して、SDH仕様とSONET仕様では差異があるために、それぞれ個別の回路で構成されていた。したがって、回路の拡張性がないといった問題があった。
【0007】
近年では、通信のグローバル化が進んでいる。このため、SDH仕様とSONET仕様の差異を考慮して、両方の規格に対応できるシステムを構築することは、運用面・保守面においても重要である。
【0008】
また、従来ではSTS−1、STS−3cといった各種の伝送インタフェースに対応したUnequipment 信号の生成が効率よく行われていなかったため、回路規模が増大するといった問題があった。
【0009】
本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、SDHとSONETの両方の規格に対応し、伝送インタフェースに応じてUnequipment 信号を効率よく生成して伝送する伝送装置を提供することを目的とする。
【0010】
また、本発明の他の目的は、SDHとSONETの両方の規格に対応し、伝送インタフェースに応じてUnequipment 信号を効率よく生成して伝送するネットワークシステムを提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明では上記課題を解決するために、図1に示すような、装置間で通信を行う前の通信準備状態を表す通信準備状態信号を生成して伝送する伝送装置10において、SDH系またはSONET系に対応し、信号の多重化単位に応じた通信準備状態の情報を示すヘッダ情報を生成するヘッダ情報生成手段11と、通知された通信準備状態の設定コードにもとづいて、主信号とヘッダ情報とから、通信準備状態信号を生成する信号生成手段12と、を有することを特徴とする伝送装置10が提供される。
【0012】
ここで、ヘッダ情報生成手段11は、SDH系またはSONET系に対応し、信号の多重化単位に応じた通信準備状態の情報を示すヘッダ情報を生成する。信号生成手段12は、通知された通信準備状態の設定コードにもとづいて、主信号とヘッダ情報とから、通信準備状態信号を生成する。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。図1は本発明の伝送装置の原理図である。伝送装置10は、装置間で通信を行う前の通信準備状態を表す通信準備状態信号を生成して伝送する。
なお、通信準備状態をUnequipment 、通信準備状態信号をUnequipment 信号と呼ぶ。Unequipment 信号の詳細な信号構成については後述する。
【0014】
ヘッダ情報生成手段11は、SDHまたはSONETの規格に対応し、かつ信号の多重化単位に応じた(例えば、STS−1やSTS−3cといった各種の伝送インタフェースに応じた)Unequipment の情報を示すヘッダ情報を生成する。ヘッダ情報は、具体的にはAUポインタ内のH1、H2バイトに設定される。
【0015】
なお、SDH、SONETのいずれの規格に対応させるかは、例えば、外部からの1ビット信号で設定することができる。
デコーダ13は、端末(ネットワーク監視装置)20から外部通知されたUnequipment の設定コードをデコードする。設定コードには、Unequipment なのか否かの情報や、またはUnequipment の場合には、信号がどのようなコンカチネーション信号なのかといった情報等が設定される。
【0016】
信号生成手段12は、デコーダ13のデコード値にもとづいて、主信号とヘッダ情報とから、Unequipment 信号を生成する。
次に本発明の伝送装置10をリングトポロジを持つネットワークシステムに適用した場合について以降詳しく説明する。図2はネットワークシステムを示す図である。ネットワークシステム1は、局10−1〜10−4が、伝送媒体として光ファイバケーブルを用いて、リング状に接続したリングネットワークである。
【0017】
局10−1〜10−4は、SDHまたはSONETの多重化伝送を行い、かつ本発明の伝送装置10が適用された局である。なお、実際にはWork(現用回線)とProtection(予備回線)の4ファイバの冗長系構成が一般的だが、簡略化して図では2ファイバ構成を示している。
【0018】
また、ネットワーク監視装置20が局10−1に接続している。ネットワーク監視装置20は、局10−1〜10−4を含む全体のネットワークの監視・制御を行う。また、設定コードは、ネットワーク監視装置20から通知される。
【0019】
局間のリンクは9.95328Gb/sの伝送容量を持ち、各局では9.95328Gb/sの多重化信号を分離化して、トリビュタリへ2.48832Gb/sまで落としている。逆に、トリビュタリから2.48832Gb/sの信号を受信して、9.95328Gb/sまで多重化して各局間で伝送する。
【0020】
また、トリビュタリから局方向への信号の流れをAdd、局からトリビュタリ方向への信号の流れをDropと呼ぶ。2.48832Gb/sの伝送インタフェースは、51.84Mb/sの伝送インタフェースがさらに48チャネル多重されたものである。
【0021】
図3は局10−1の内部構成を示す図である。本発明のUnequipment (以下、UNEQと略す)信号の生成に関わる部分のみを示している。また、図中の(1)〜(6)の番号は、図2で示した(1)〜(6)に対応している。局10−1は、Drop側とAdd側それぞれにUNEQ信号の生成機能を持つ。
【0022】
Drop側に対し、UNEQ信号生成部10a−1は、H1/H2バイト生成手段11(図1のヘッダ情報生成手段11に該当)と、信号生成手段12と、ACM(Address Control Memory) コード・デコーダ13(図1のデコーダ13に該当)とから構成され、East Work からの主信号を受信して、UNEQ信号を生成する。
【0023】
また、UNEQ信号生成部10a−2は、UNEQ信号生成部10a−1と同様な機能を持ち(図中、簡略化して点線枠のみ示した)、West Work からの主信号を受信して、UNEQ信号を生成する。
【0024】
UNEQ信号生成部10a−1、10a−2で生成されたUNEQ信号は、E/Wセレクタ14に入力される。E/Wセレクタ14は、East Work から生成されたUNEQ信号、またはWest Work から生成されたUNEQ信号のいずれかを選択して、Dropデータとして出力する。
【0025】
なお、UNEQ信号生成部10a−1、10a−2内のACMコード・デコーダ13に対して、Dropパスコード(設定コードに該当)がネットワーク監視装置20から入力される。
【0026】
Add側に対し、UNEQ信号生成部10b−1は、H1/H2バイト生成手段11と、信号生成手段12と、ACMコード・デコーダ13とから構成され、Addデータからの主信号を受信して、West Work として出力すべきUNEQ信号を生成する。
【0027】
また、UNEQ信号生成部10b−2は、UNEQ信号生成部10b−1と同様な機能を持ち(図中、簡略化して点線枠のみ示した)、Addデータからの主信号を受信して、East Work として出力すべきUNEQ信号を生成する。
【0028】
なお、UNEQ信号生成部10b−1のACMコード・デコーダ13に対してAdd−Westパスコードが、UNEQ信号生成部10b−2のACMコード・デコーダ13に対してAdd−Eastパスコードが、ネットワーク監視装置20から入力される。
【0029】
次にSTS−12cを例にしてフレーム構成について説明する。図4はSTS−12cのフレーム構成を示す図である。フレームは、9行1080列(1列は1バイトである)の2次元のバイト配列で表現される。先頭の9行36列は、制御情報であるオーバヘッドとAUポインタからなり、それに続く9行1044列は、多重化情報を収容するペイロードである。
【0030】
H1バイトは、4行目のAUポインタの1列目から12列目、H2バイトは、5行目のAUポインタの13列目から24列目に位置する。
次にUNEQ信号の信号構成について説明する。図5はUNEQ信号の構成を示す図である。UNEQ信号は、H1バイト及びH2バイトと、主信号(ペイロード)とから構成される。
【0031】
H1バイトの第7、8ビットとH2バイトの8ビットを合わせて10ビットポインタを構成する。H1の第1ビットから第4ビットまでの4ビットはNDF(New Data Flag)であり、これによりペイロードの変化に応じて10ビットポインタ値を変更する。例えば、ポインタ値の変更が必要ない時にはNDFを“0110”コードで表し、ポインタ値を変更する時には、NDFを“1001”の反転コードとする。
【0032】
本発明では、この10ビットポインタは、コンカチネーション・インディケータとして用いられる。すなわち、10ビットすべてが“0”の時は、その信号はコンカチネーション信号でなく(STS−1のような1チャネルの信号)、10ビットすべてが“1”の時は、その信号はコンカチネーション信号である(STS−3cやAU4のような複数チャネルが連結した信号)ことを示す。
【0033】
H1バイトの第5、6ビットの2ビットは、SS(Signal Size)であり、SDHとSONETの識別に用いる。例えば、主信号がSDHの場合はSS=10とし、SONETの場合をSS=00とする。また、UNEQ信号の主信号は、SDHやSONETまたは多重化単位にかかわらず、すべて“0”に設定する。
【0034】
図6はSTS−1、STS−3c及びAU4のUNEQ信号の構成を示す図である。STS−1(SONET)のUNEQ信号の構成は、ヘッダ情報であるH1/H2バイトに対して、NDF=0110、SS=00、10ビットポインタをすべて“0”とする。そして、主信号をすべて“0”と設定する。
【0035】
STS−3c(SONET)のUNEQ信号の構成では、STS−3cの場合は3チャネルで構成されるので、まず、1チャネル目のH1/H2バイトに、NDF=0110、SS=00、10ビットポインタをすべて“0”とする。また、2チャネル目と3チャネル目のH1/H2バイトには、NDF=1001、SS=00、10ビットポインタをすべて“1”とする。そして、3チャネル分の主信号をすべて“0”と設定する。
【0036】
AU4(SDH)のUNEQ信号の構成は、STS−3cのUNEQ信号のSSを10に設定する。その他の設定はSTS−3cと同様である。
次にフレーム上でUNEQ信号の構成を説明する。図4で示したSTS−12cのフレームに対するUNEQ信号は、1列目のH1バイトと13列目のH2バイトを用いて、NDF=0110、SS=00、10ビットポインタをすべて“0”と設定する。そして、2列目から12列目までのH1バイトと、14列目から24列目までのH2バイトとをそれぞれ対にして、NDF=1001、SS=00、10ビットポインタをすべて“1”と設定する。さらに、多重化されるチャネルCH1〜CH12までの主信号の値をすべて“0”にする。
【0037】
次にパリティ演算手段について説明する。図7はパリティ演算手段を設けた局の内部構成を示す図である。なお、図ではDrop側の構成のみ示し、図3と同じ構成要素には同符号を付けて説明は省略する。
【0038】
パリティ演算手段15は、設定コード(以下、パスコードと呼ぶ)を受信してパリティ演算を行って誤り検出を行う。S/P手段16は、パリティ演算手段15から出力されたシリアル信号を、パラレル信号に変換してACMコード・デコーダ13へ送信する。
【0039】
このように、パリティ演算手段15を設けてパスコードの誤り検出を行うことにより、信頼性の向上を図ることが可能になる。
次にパスコードの内容について説明する。図8はパスコードの信号構成を示す図である。フレームパルスとパスコードは、図に示すような位相の信号であり、ACMコード・デコーダ13へ送信される。
【0040】
1フレームは1215ビットである。パスコードは、フレームパルスの先頭から384ビットのADD−Eastパスコード、ADD−Westパスコード、Dropパスコードと続く。また、パリティビットも含まれる。
【0041】
ADD−East、ADD−West及びDropのパスコードは、8ビットを48チャネル分有しており、上位2ビットがパスコード設定ビットとなっている。
【0042】
図9はパスコード設定ビットを示す図である。上位7、6ビットが“00”の時はNormalであり、装置間が通信可能状態であることを示す。“01”の時はAIS(Alarm Indicator Signal) であり障害発生(信号断等)の状態を示す。“10”の時はUNEQであり、例えばSTS−1に用いられる。“11”の時はUNEQ−Ncであり、例えばSTS−3cやAU4などのコンカチネーションのUNEQ信号を生成する場合に用いる(コンカチネーション信号の場合、“10”のUNEQを最初の1チャネルに用い、2チャネル以降にUNEQ−Ncを用いる)。
【0043】
図10はパスコード設定例を示す図である。(A)はチャネルCH1〜CH3を使用したSTS−3cを示しており、(B)はチャネルCH4〜CH6を使用したSTS−3cを示している。(A)、(B)共に、パラレル変換した後の状態を示している。
【0044】
(A)は、3チャネルにCH1〜CH3を用いたSTS−3cであるから、図9にもとづいて、CH1に“10”、CH2とCH3に“11”を設定する。なお、その他のチャネルはNormalとして“00”を設定する。
【0045】
(B)は、3チャネルにCH4〜CH6を用いたSTS−3cであるから、図9にもとづいて、CH4に“10”、CH5とCH6に“11”を設定する。なお、その他のチャネルはNormalとして“00”を設定する。
【0046】
次に試験信号生成手段について説明する。図11は試験信号生成手段を設けた局の内部構成を示す図である。なお、図ではDrop側の構成のみ示し、図7と同じ構成要素には同符号を付けて説明は省略する。
【0047】
試験信号生成手段17は、テストデータ生成手段17aとチャネル選択手段17bで構成される。テストデータ生成手段17aは、“0”と“1”をランダムに組み合わせたPN(Pseudo Noise) パターンを生成する。
【0048】
チャネル選択手段17bは、East Work またはWest Work のいずれかから受信した主信号を選択し、主信号の複数チャネルの中の任意の1チャネル(例えば、48チャネル中の任意の1チャネル)に、テストデータ生成手段17aで生成されたPNパターンを挿入して1チャネル分の試験信号を生成し、信号生成手段12へ送信する。
【0049】
ここで、試験信号生成手段17では、試験信号としては1チャネル分の信号しか作っていない。ところが、上述したように、パスコードでUNEQ−Ncの設定をすることで、本発明のH1/H2バイト生成手段11は、任意のコンカチネーションを設定することができる。
【0050】
したがって、試験信号生成手段17で1チャネル分の信号しか作っていなくても、信号生成手段12からは擬似的にコンカチネーション信号に対応した試験信号を出力することができる。
【0051】
例えば、CH4〜CH6を用いたSTS−3cの試験信号を出力する場合、チャネル選択手段17bは、主信号のCH4を選択して、CH4にPNパターンを挿入する。
【0052】
また、H1/H2バイト生成手段11は、CH5とCH6のH1/H2バイトに1001+00+11+11111111を設定する。これにより、信号生成手段12は、CH4〜CH6を用いたSTS−3cの試験信号を出力することができる。
【0053】
以上説明したように、本発明の伝送装置10に試験信号生成手段17を設けることにより、コンカチネーション信号にも対応した試験信号を簡単に作ることができるので、効率よく回線試験等を行うことが可能になる。
【0054】
図12は符号誤り監視手段を含む試験信号生成手段を設けた局の内部構成を示す図である。なお、図ではDrop側の構成のみ示し、図11と同じ構成要素には同符号を付けて説明は省略する。
【0055】
符号誤り監視手段17cは、テストデータの符号誤り監視を行う。具体的にはBIP8(Bit Interleaved Parity 8) と呼ばれる監視方式を採用する。BIP8は、全情報ビットを8ビット毎に分割して監視するものである。
【0056】
このように、テストデータに対して符号誤り監視を行うことで、より信頼度の高い試験制御を行うことが可能になる。
以上説明したように、本発明の伝送装置10及びネットワークシステム1は、主信号と、上述したようなヘッダ情報とからUNEQ信号を生成する構成とした。これにより、SDHとSONETの両方の規格に対応することができるので、回路の拡張性を図ることが可能になる。
【0057】
また、各種の伝送インタフェースに応じた(各種のコンカチネーション信号に対応した)UNEQ信号を効率よく生成することができるので、回路規模の削減を図ることが可能になる。
【0058】
なお、上記の説明では、伝送インタフェースの種類として、STS−1、STS−3c、AU4を例にして説明したが、これら以外の伝送インタフェースに応じたUNEQ信号を生成することも可能である。すなわち、パスコードのUNEQ−Ncの設定を任意の多重化単位に応じて設定することで、多様な伝送インタフェースのUNEQ信号を生成することができる。
【0059】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の伝送装置は、主信号と、SDH系またはSONET系に対応し、信号の多重化単位に応じた通信準備状態の情報を示すヘッダ情報と、から通信準備状態信号を生成する構成とした。これにより、SDHとSONETの両方の規格に対応し、かつ伝送インタフェースに応じて通信準備状態信号を効率よく生成して伝送することが可能になる。
【0060】
また、本発明のネットワークシステムは、主信号と、SDH系またはSONET系に対応し、信号の多重化単位に応じた通信準備状態の情報を示すヘッダ情報と、から通信準備状態信号を生成する構成とした。これにより、SDHとSONETの両方の規格に対応し、かつ伝送インタフェースに応じて通信準備状態信号を効率よく生成して伝送することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の伝送装置の原理図である。
【図2】ネットワークシステムを示す図である。
【図3】局の内部構成を示す図である。
【図4】STS−12cのフレーム構成を示す図である。
【図5】UNEQ信号の構成を示す図である。
【図6】STS−1、STS−3c及びAU4のUNEQ信号の構成を示す図である。
【図7】パリティ演算手段を設けた局の内部構成を示す図である。
【図8】パスコードの信号構成を示す図である。
【図9】パスコード設定ビットを示す図である。
【図10】パスコード設定例を示す図である。(A)はチャネルCH1〜CH3を使用したSTS−3cを示しており、(B)はチャネルCH4〜CH6を使用したSTS−3cを示している。
【図11】試験信号生成手段を設けた局の内部構成を示す図である。
【図12】符号誤り監視手段を含む試験信号生成手段を設けた局の内部構成を示す図である。
【符号の説明】
10 伝送装置
11 ヘッダ情報生成手段
12 デコーダ
13 信号生成手段
20 端末
Claims (8)
- 装置間で通信を行う前の通信準備状態を表す通信準備状態信号を生成して伝送する伝送装置において、
SDH系またはSONET系に対応し、信号の多重化単位に応じた前記通信準備状態の情報を示すヘッダ情報を生成するヘッダ情報生成手段と、
通知された前記通信準備状態の設定コードにもとづいて、主信号と前記ヘッダ情報とから、前記通信準備状態信号を生成する信号生成手段と、
を有することを特徴とする伝送装置。 - 前記設定コードのパリティ演算を行うパリティ演算手段をさらに有することを特徴とする請求項1記載の伝送装置。
- 複数チャネルの任意の1チャネル分の試験信号を生成する試験信号生成手段をさらに有することを特徴とする請求項1記載の伝送装置。
- 前記試験信号の符号誤り監視を行う符号誤り監視手段をさらに有することを特徴とする請求項3記載の伝送装置。
- 装置間で通信を行う前の通信準備状態を表す通信準備状態信号を生成して伝送するネットワークシステムにおいて、
SDH系またはSONET系に対応し、信号の多重化単位に応じた前記通信準備状態の情報を示すヘッダ情報を生成するヘッダ情報生成手段と、通知された前記通信準備状態の設定コードにもとづいて、主信号と前記ヘッダ情報とから、前記通信準備状態信号を生成する信号生成手段と、から構成される複数の伝送装置と、
前記伝送装置をリング状に接続する伝送媒体と、
を有することを特徴とするネットワークシステム。 - 前記設定コードのパリティ演算を行うパリティ演算手段をさらに有することを特徴とする請求項5記載のネットワークシステム。
- 複数チャネルの任意の1チャネル分の試験信号を生成する試験信号生成手段をさらに有することを特徴とする請求項5記載のネットワークシステム。
- 前記試験信号の符号誤り監視を行う符号誤り監視手段をさらに有することを特徴とする請求項7記載のネットワークシステム。
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