JP3728644B2 - 燃料ポンプ装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、内燃機関のカムシャフトに取着された偏芯カムによってプッシュロッド及びダイヤフラムロッドが往復動され、この往復動によってポンプダイヤフラムがポンプ室の室容積を増減してポンプ作用をなす燃料ポンプ装置に関するもので、この燃料ポンプ装置は、燃料タンク内の燃料を吸入、昇圧して内燃機関に連なる燃料供給装置に向けて燃料を供給する装置として用いられる。
【0002】
【従来の技術】
従来の燃料ポンプ装置は、図2に示される。図2により説明すると、1は下側ポンプボデーであり、その上端1Aは平坦面をなすとともに上端1Aに向けて操作室凹部1Bが形成され、さらに下端1Cから上方の上底部1Dに向けてプッシュロッド案内孔1Eが凹設される。2は下側ポンプボデー1の上端1A上に配置される上側ポンプボデーであり、上側ポンプボデー2の下端2Aには、操作室凹部1Bに臨むポンプ室凹部2Bが凹設され、更に上側ポンプボデー2の上端2Cに向けて流入室凹部2Dと吐出室凹部2Eとが凹設される。この流入室凹部2Dと吐出室凹部2Eとは仕切壁2Fにて区分される。又、流入室凹部2Dとポンプ室凹部2Bとは流入孔2Gにて連通され、ポンプ室凹部2Bと吐出室凹部2Eとは吐出孔2Hにて連通される。尚、3は、流入孔2Gを開閉する吸入側逆止弁であり、4は吐出孔2Hを開閉する吐出側逆止弁である。5は、上側ポンプボデー2の上端2C上に配置されるポンプカバーであり、ポンプカバー5の下端5Aには、流入室凹部2Dに臨む第1レギュレート室凹部5Bと吐出室凹部2Eに臨む第2レギュレート室凹部5Cとが凹設される。尚、5Dは第1レギュレート室凹部5Bと第2レギュレート室凹部5Cとを区分する仕切壁である。
【0003】
そして、下側ポンプボデー1の上端1A上に上側ポンプボデー2が配置され、さらに上側ポンプボデー2の上端2C上にポンプカバー5が配置され、それらがボルト6によって締結される。このとき、下側ポンプボデー1の上端1Aと上側ポンプボデー2の下端2Aとの間にポンプダイヤフラム7が挟持され、上側ポンプボデー2の上端2Cとポンプカバー5の下端5Aとの間にレギュレートダイヤフラム8が配置される。以上によると、ポンプダイヤフラム7と下側ポンプボデー1の操作室凹部1Bとによって操作室Aが形成され、ポンプダイヤフラム7と上側ポンプボデー2のポンプ室凹部2Bとによってポンプ室Pが区分形成される。又、レギュレートダイヤフラム8と上側ポンプボデー2の流入室凹部2Dとにより流入室Bが形成され、レギュレートダイヤフラム8と上側ポンプボデー2の流出室凹部2Eとにより吐出室Cが形成される。これら流入室Bと吐出室Cとは仕切壁2Fによって区分される。更に又、レギュレートダイヤフラム8とポンプカバー5の第1レギュレート室凹部5Bとにより第1レギュレート室Dが形成され、レギュレートダイヤフラム8とポンプカバー5の第2レギュレート室凹部5Cとにより第2レギュレート室Eが形成される。これら第1レギュレート室Dと第2レギュレート室Eとは仕切壁5Dによって区分され、更に第1レギュレート室Dはレギュレートダイヤフラム8を介して流入室Bに臨み、第2レギュレート室Eはレギュレートダイヤフラム8を介して吐出室Cに臨む。
【0004】
ポンプダイヤフラム7には、上下のリテーナを介してダイヤフラムロッド9が一体的に取着されるもので、このダイヤフラムロッド9は、操作室Aからプッシュロッド案内孔1Eに至るロッド案内孔1Gに移動自在に案内配置され、その下方はプッシュロッド案内孔1Eの下端近傍に達する。
【0005】
10は、その外形部10Aがプッシュロッド案内孔1Eに摺動自在に支持され、内径部10Bがダイヤフラムロッド9に摺動自在に支持される円筒形状をなすプッシュロッドであり、このプッシュロッド10には、上方に向かって開口する底部10Cを有する上方開口凹部10Dと内径部10Bから外径部10Aに向かって切欠き形成された長溝10Eが形成される。そして、前記長溝10E内には、ダイヤフラムロッド9の下端近傍に取着されたピン11が挿入配置される。
【0006】
12は、プッシュロッド案内孔1E内に縮設されるプッシュロッドスプリングであり、プッシュロッドスプリング12の上端は、プッシュロッド案内孔1Eの上底部1Dに係止され、下端はプッシュロッド10の上方開口凹部10Dの底部10Cに係止される。このプッシュロッドスプリング12はプッシュロッド10を図において下方に向けて押圧し、プッシュロッド10をピン11に当接して係止する。又、操作室A内には、ダイヤフラムスプリング13が縮設され、上端はリテーナを介してポンプダイヤフラム7に係止され、下端は操作室凹部1Bに係止される。このダイヤフラムスプリング13はポンプダイヤフラム9をポンプ室P側に向けて押圧する。
【0007】
そして、前記プッシュロッドスプリング12とダイヤフラムスプリング13とのバネ力の関係は、図の状態において、プッシュロッドスプリング12のバネ力がダイヤフラムスプリング13のバネ力より強く設定される。
【0008】
そして、前記燃料ポンプ装置が図示されない内燃機関へ搭載された際、下側ポンプボデー1の下端1Cから下方に突出するプッシュロッド10の下端はカムシャフトに取着された偏芯カムに当接して配置される。(カムシャフト、偏芯カムは図示されない)
【0009】
ここで、機関が運転されて偏芯カムの高位置部分がプッシュロッド10に当接するとプッシュロッド10はプッシュロッドスプリング12のバネ力に抗して上動し、ポンプダイヤフラム7はポンプ室Pの室容積を減少し、これによって吸入側逆止弁3は流入孔2Gを閉塞するとともに吐出側逆止弁4は吐出孔2Hを開放し、以上によってポンプ室P内に貯溜される燃料は吐出室C内へ昇圧されて排出され、更にこの燃料が図示せぬ燃料排出路を介して燃料供給装置に供給される。次いで、偏芯カムの低位置部分がプッシュロッド10に臨むと、プッシュロッド10はプッシュロッドスプリング12のバネ力によって偏芯カムの低位置部分へ向けて下方へ押圧移動されるもので、このプッシュロッド10の移動は、ピン11を介してダイヤフラムロッド9に伝達され、ダイヤフラムロッド9、ポンプダイヤフラム7を下方へ移動させてポンプ室Pの室容積を増加させる。以上によると、吸入側逆止弁3は流入孔2Gを開放するとともに吐出側逆止弁4は吐出孔2Hを閉塞し、これによって図示されぬ燃料源内の燃料を流入孔2Gを介してポンプ室P内へ吸入される。そして、偏芯カムが連続して回転することによると、前記したポンプ室P内への燃料の吸入及び吐出作用が連続的に行なわれるもので、もって燃料源内に貯溜される燃料が継続的に燃料ポンプ装置より燃料供給装置に供給される。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
かかる燃料ポンプ装置において、プッシュロッド10を含むダイヤフラムロッド9及びポンプダイヤフラム7のポンプ室Pの容積を増加する側の移動(いいかえると図において下方向への移動)は、前述の如くプッシュロッドスプリング12のバネ力に依存するものであり、例えば偏芯カムの回転速度が大きく上昇した際、等において、プッシュロッド10の偏芯カムに対する追従性を高めるには、プッシュロッドスプリング12のバネ力を強くすることが行なわれる。そして、このプッシュロッドスプリング12のバネ力を強くする為には、一般的にプッシュロッドスプリング12の外径を大きくすることが効果的である。ここで、プッシュロッドスプリング12の外径を大きくすることによると、プッシュロッド案内孔1Eを大径とする必要があり、これによって下側ポンプボデー1の筒状部(プッシュロッド案内孔1Eの外形部分に相当)が大型化し、機関への装着の自由度が阻害されて好ましいものでない。
【0011】
本発明になる燃料ポンプ装置は、前記不具合に鑑み成されたもので、従来の燃料ポンプ装置の形状を大型化することなくプッシュロッドスプリングのバネ力を強く設定でき、プッシュロッドの偏芯カムに対する追従性の向上を図ること及び操作室内の通気、プッシュロッド案内孔の通気に単純に行なうこと。を目的とする。
【0012】
【課題を解決する為の手段】
本発明になる燃料ポンプ装置は、前記目的を達成する為に、下側ポンプボデーと上側ポンプボデーとの間に挟持され、ポンプ室と操作室とに区分するポンプダイヤフラムと、ポンプダイヤフラムに一体的に取着され、下側ポンプボデーに摺動自在に支持されるダイヤフラムロッドと、ダイヤフラムロッドの長手方向に沿って移動自在に支持されるとともに下側ポンプボデーの下端に向かって開口するプッシュロッド案内孔内に移動自在に支持され、その下端が下側ポンプボデーより下方に向かって突出して配置されたプッシュロッドと、プッシュロッド案内孔内に縮設されるとともにダイヤフラムロッドの外周に配置され、その上端がプッシュロッド案内孔の上底部に係止され、その下端がプッシュロッドに係止され、プッシュロッドをダイヤフラムロッドに取着されたピンに向けて弾性的に押圧して係止するプッシュロッドスプリングと、操作室内に縮設され、ポンプダイヤフラムをポンプ室側に向けて押圧するダイヤフラムスプリングと、を備えた燃料ポンプ装置において、前記プッシュロッドスプリングを、大なる外径を有する第1プッシュロッドスプリングと、小なる外径を有する第2プッシュロッドスプリングとにより構成し、更に、
前記操作室Aとプッシュロッド案内孔1Eとを第1通孔R1にて連絡し、プッシュロッド案内孔1Eと大気とをプッシュロッド案内孔1Eの内壁に沿って穿設されるとともに下側ポンプボデー1の下端1Cに向かって開口する第2通孔R2にて連絡したことを特徴とする。
【0013】
本発明によると、プッシュロッドスプリングを、第1プッシュロッドスプリングと第2プッシュロッドスプリングとにより、二重のスプリングによって構成したので、燃料ポンプ装置の形状を大型化することなく、プッシュロッドスプリングのバネ力を強く設定することができ、これによってプッシュロッドの偏芯カムに対する追従性の向上を達成できる。
又、操作室内の通気は、第1通孔、第2通孔によって行なわれ、プッシュロッド案内孔内の通気は、第2通孔によって行なわれ、特に第2通孔が操作室及びプッシュロッド案内孔の通気を共通に行なうので通気構造を極めて単純とすることができる。
【0014】
【実施例】
本発明になる燃料ポンプ装置の一実施例について図1により説明する。尚、図2と同一構造部分については、同一符号を使用し、説明を省略する。プッシュロッド案内孔1E内に縮設されるプッシュロッドスプリングSは以下よりなる。プッシュロッドスプリングSは、大径をなすコイル状の第1プッシュロッドスプリングS1と小径をなすコイル状の第2プッシュロッドスプリングS2とにより構成される。
【0015】
第1プッシュロッドスプリングS1は、プッシュロッド10の上方開口凹部10Dの内壁10Fに沿ってその外径が配置され、その下端が上方開口凹部10Dの底部10C上に係止され、その上端がプッシュロッド案内孔1Eの上底部1D上に係止される。ここで、第1プッシュロッドスプリングS1の外径が上方開口凹部10Dの内壁10Fに沿うとは、その外径が内壁10Fに当接すること及び内壁に微少な間隙をもって配置されることをいう。
【0016】
第2プッシュロッドスプリングS2は、第1プッシュロッドスプリングS1の内方であって且つダイヤフラムロッド9の外周を囲繞して配置される。すなわち、第2プッシュロッドスプリングS2の外径は、第1プッシュロッドスプリングS1の内方に配置され、その下端が上方開口凹部10Dの底部10C上に係止され、その上端はプッシュロッド案内孔1Eの上底部1Dに凹設された内壁1Hの上底部1J上に係止され、更に第2プッシュロッドスプリングS2の上端の外径は内壁部1Hに沿って配置される。
【0017】
一方、操作室Aとプッシュロッド案内孔1Eとは、第1通孔R1にて連通されるもので、第1通孔R1の下方は、プッシュロッド案内孔1Eの上底部1Dに開口する。
【0018】
又、プッシュロッド案内孔1Eの内壁には、上下方向に沿って第2通孔R2としての溝が穿設され、この溝がプッシュロッド案内孔1E内の長手方向に沿って開口するとともに下方が下側ポンプボデー1の下端1Cに開口する。
【0019】
以上よりなる本発明の燃料ポンプ装置によると、プッシュロッド案内孔1Eの内径を変えることなく、該プッシュロッド案内孔1E内に第1プッシュロッドスプリングS1と第2プッシュロッドスプリングS2とを二重に配置したので、特に下側ポンプボデー1(より具体的にはプッシュロッド案内孔1Eの外形部分に相当)を大型化することなくプッシュロッドスプリングSのバネ力を強く設定することができたものである。而して、プッシュロッド10の偏芯カムに対する追従性を向上でき、燃料ポンプの吐出量を増量できるとともにプッシュロッド10の偏芯カムに対する打音の発生を抑止できたものである。又、プッシュロッド案内孔1Eの外形部分を大きくする必要がないことから燃料ポンプ装置が大型化することがなく、機関に対する装着の自由度が何等阻害されることがなく、更には、従来の燃料ポンプ装置との互換性を有し、即座にその実施ができるものである。
【0020】
一方、プッシュロッド10がプッシュロッド案内孔1E内を往復動することによると、プッシュロッド案内孔1E内の室容積が変化し、プッシュロッド案内孔1E内において圧力変化が生ずるものであるが、この圧力変化は、プッシュロッド案内孔1Eの内壁に穿設された第2通孔R2によって解消されるのでプッシュロッド10の往復動が良好に行なわれる。
【0021】
又、ポンプダイヤフラム7の往復動によると、操作室A内の室容積が変化し、操作室A内において圧力変化が生ずるものであるが、この圧力変化は、第1通孔R1、プッシュロッド案内孔1E、第2通孔R2によって解消されるのでポンプダイヤフラム7の往復動に何等支障が生ずることなく良好に行なうことができる。
【0022】
、特に第1通孔R1の外部への開口として第2通孔R2を利用したので通気構造の単純化を達成できたものである。
【0023】
【発明の効果】
以上の如く、本発明になる燃料ポンプ装置によると、プッシュロッドスプリングを、大なる外径を有する第1プッシュロッドスプリングと、小なる外径を有する第2プッシュロッドスプリングとにより構成したので、燃料ポンプ装置が大型化することなく、プッシュロッドの偏芯カムに対する追従性を向上できて、吐出性能が優れ、且つ偏芯カムに対する打音の発生の少ない燃料ポンプ装置を提供できたものである。又、プッシュロッド案内孔内の圧力変化を第2通孔によって解消できるので、プッシュロッドの往復動を良好に行なうことができ、操作室内の圧力変化を第1通孔、プッシュロッド案内孔、第2通孔によって解消できるので、ダイヤフラムの往復動を良好に行なうことができる。
更に又、操作室とプッシュロッド案内孔とを第1通孔にて連絡し、プッシュロッド案内孔と大気とをプッシュロッド案内孔の内壁に沿って穿設されるとともに下側ポンプボデーの下端に向かって開口する第2通孔にて連絡したので操作室及びプッシュロッド案内孔の通気構造を簡略化できたものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明になる燃料ポンプ装置の一実施例を示す縦断面図。
【図2】 従来の燃料ポンプ装置の縦断面図。
【符号の説明】
1 下側ポンプボデー
1C 下端
1E プッシュロッド案内孔
S プッシュロッドスプリング
S1 第1プッシュロッドスプリング
S2 第2プッシュロッドスプリング
R1 第1通孔
R2 第2通孔
10 プッシュロッド

Claims (1)

  1. 下側ポンプボデーと上側ポンプボデーとの間に挟持され、ポンプ室と操作室とに区分するポンプダイヤフラムと、ポンプダイヤフラムに一体的に取着され、下側ポンプボデーに摺動自在に支持されるダイヤフラムロッドと、ダイヤフラムロッドの長手方向に沿って移動自在に支持されるとともに下側ポンプボデーの下端に向かって開口するプッシュロッド案内孔内に移動自在に支持され、その下端が下側ポンプボデーより下方に向かって突出して配置されたプッシュロッドと、プッシュロッド案内孔内に縮設されるとともにダイヤフラムロッドの外周に配置され、その上端がプッシュロッド案内孔の上底部に係止され、その下端がプッシュロッドに係止され、プッシュロッドをダイヤフラムロッドに取着されたピンに向けて弾性的に押圧して係止するプッシュロッドスプリングと、操作室内に縮設され、ポンプダイヤフラムをポンプ室側に向けて押圧するダイヤフラムスプリングと、を備えた燃料ポンプ装置において、前記プッシュロッドスプリングSを、大なる外径を有する第1プッシュロッドスプリングS1と、小なる外径を有する第2プッシュロッドスプリングS2とにより構成し、更に、前記操作室Aとプッシュロッド案内孔1Eとを第1通孔R1にて連絡し、プッシュロッド案内孔1Eと大気とをプッシュロッド案内孔1Eの内壁に沿って穿設されるとともに下側ポンプボデー1の下端1Cに向かって開口する第2通孔R2にて連絡したことを特徴とする燃料ポンプ装置。
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