JP3728008B2 - 軸受装置および位置決め装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、半導体リソグラフィに用いる投影露光装置、各種精密加工機あるいは各種精密測定器等の位置決め装置用として好適な軸受装置およびその軸受装置を用いた位置決め装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
半導体リソグラフィに用いる投影露光装置や各種精密加工機あるいは各種精密測定器等においては、露光されるウエハ等基板や被加工物あるいは被測定物を高精度で位置決めすることが要求されており、加えて、近年では、スループットの向上のために位置決めの高速化が望まれている。
【0003】
図10および図11は、投影露光装置において、投影レンズ系に対するウエハ等基板の焦点合わせや最終的な微動位置決めを行う従来のトップステージをそれぞれ平面図および断面図で示すもので、トップステージE0 は、表面にウエハ等基板を真空吸着力等によって吸着する吸着面(図示せず)を備えた円板状の保持盤104を有し、保持盤104は図示しないXYステージの天板101上に複数の第1の圧電素子105によって支持されている。第1の圧電素子105はそれぞれの一端を、弾性ヒンジ105aによって、保持盤104の外周縁に隣接する環状部材103に弾力的に結合されており、各第1の圧電素子105の他端は弾性ヒンジ105bを介して天板101に弾力的に結合され、保持盤104と環状部材103は複数の第1の板バネ103aによって弾力的に結合されており、また、天板101と一体的である複数の支持部材102と環状部材103の外周縁は、それぞれ、複数の第2の板バネ103bによって弾力的に連結されている。
【0004】
第1の圧電素子105は、それぞれ個別に供給される駆動電流によって伸縮し、保持盤104を天板101に対して接近、離間させるとともに、両者の相対的傾斜角度を変化させる。また、保持盤104は、環状部材103の開口103cを貫通して径方向外方へのびる突出アーム104aを有し、外突出アーム104aと、環状部材103に設けられた突出アーム103dの間には第2の圧電素子106が設けられ、該圧電素子106の伸縮によって保持盤104と環状部材103を相対的に回動する。すなわち、保持盤104は、第1の圧電素子105をそれぞれ同量だけ駆動することによって、天板101の表面に垂直な軸(以下、「Z軸」という)に沿って往復移動され、第1の圧電素子105のそれぞれの駆動量を個別に変化させることによってZ軸に垂直な平面に対する傾斜角度すなわち平面度を調節される。また、第2の圧電素子106の駆動によってZ軸のまわりの回動角度を調節される。保持盤104に保持された図示しないウエハは、このような微動調節によってその焦点合わせや最終的位置決めが行われる。
【0005】
しかしながら、上記従来の技術によれば、第1の圧電素子によって移動される環状部材に第2の圧電素子が結合されているため、環状部材の質量に大きなアンバランスを生じるとともに、第1および第2の圧電素子を同時に駆動したいときに発生する振動が互いに連成し、動特性が著しく低下して位置決め精度が損なわれる。したがって、トップステージによる位置決めを高速化することができないという問題があった。
【0006】
また、環状部材と保持盤および天板と一体である支持部材と環状部材の間がそれぞれ板バネによって連結されているため、各圧電素子の駆動量が大きいと、これらの板バネの反力によって環状部材あるいは支持部材が変形し、位置決め精度が低下するおそれもある。加えて、Z軸方向に長ストロークの駆動が不可能であるという問題があった。
【0007】
上記従来例に代わる発明として、本発明者らによる特開平6−267823がある。これは、台盤と一体である支持手段の支持面に対向する案内面を有する保持盤と、前記支持面と前記案内面を互いに非接触に支持する静圧軸受手段と、前記保持盤を前記支持面に平行な軸に沿って移動させる第1の駆動手段と、前記保持盤を前記支持面に平行な軸のまわりに回転させる第2の駆動手段を有し、前記第1の駆動手段および前記第2の駆動手段が前記台盤に個別に支持されていることを特徴とする。
案内面が保持盤と一体である円筒状の案内部材の内周面または外周面であるとよい。
また、第1の駆動手段が、保持盤の周方向の異なる部位にそれぞれ連結された少なくとも3個の駆動装置を有するとよい。
第1および第2の駆動手段によってそれぞれ保持盤の軸方向および回転方向の位置決めを行う。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
上記特開平6−267823に記載された発明は、上記従来の技術の有する問題点に鑑みてなされたものである。駆動中に大きな振動を発生するおそれがないために位置決めの高速化が容易であり、加えて、駆動量が大きくても位置決め精度が低下するおそれのない位置決め装置を提供している。しかし、ここで例示されている静圧軸受手段は、円筒状およびそれに変わる多孔質軸受パッドを複数配置した構成であり、軸受案内面の支持面に平行な軸(円筒形の中心軸)を含む断面形状は直線をなしている。したがって、保持盤の中心軸に垂直な平面に対する傾斜角度を調節する場合、軸受間隙と軸受高さ寸法により、傾斜角度が制限される。
【0009】
傾斜角度を大きくしようとすると、軸受間隙を拡大する必要があり、ラジアル方向の軸受剛性が低下し位置決め装置の動特性が劣化する。一方、軸受剛性を向上させようとすると軸受間隙を狭くする必要があり傾斜角度ストロークが小さくなる。
また、位置決め装置の大型化に伴い、静圧軸受手段の大型化も必然となるが、円筒状の多孔質軸受を一体で作るのが困難となる。
【0011】
本発明の目的は、台盤に立設された支持手段の支持面に対向する案内面を有する保持盤と、前記支持面と前記案内面を互いに非接触に支持する静圧軸受手段を有し、前記案内面が保持盤と一体である案内部材の内周面または外周面である軸受装置において、装置の大型化に対し、生産可能な軸受構成を提供することである。
【0013】
【課題を解決するための手段および作用】
上記の目的を達成するために本発明の軸受装置は、台盤に立設された支持手段の側面に設けられた支持面と該支持面に対向して保持盤に設けられた案内面とを互いに非接触に支持する多孔質絞り型の静圧軸受手段を有する軸受装置において、前記案内面が保持盤と一体である円筒状の案内部材の内周面または外周面であり、前記支持手段に静圧軸受手段および該静圧軸受け手段に加圧流体を供給するかつ前記静圧軸受手段が円筒状円周方向に分割された複数の部材からなり、前記複数の部材のつなぎ目は接着剤によって目止めがされていることを特徴とする。
さらに、本発明の軸受装置は、台盤に立設された支持手段の側面に設けられた支持面に対向する案内面を有する保持盤と、前記支持面と前記案内面を互いに非接触に支持する多孔質絞り型の静圧軸受手段と、前記保持盤を前記支持面に平行な軸に沿って移動させる第1の駆動手段と、前記保持盤を前記支持面に平行な軸のまわりに回転させる第2の駆動手段を有し、前記案内面が保持盤と一体である円筒状の案内部材の内周面または外周面であり、かつ前記静圧軸受手段が円筒状円周方向に分割された複数の部材からなり、前記複数の部材のつなぎ目は接着剤によって目止めがされていることを特徴とする。
さらに、本発明の位置決め装置は、前記第1の駆動手段および前記第2の駆動手段が前記台盤に個別に支持されていることを特徴とする。
上記構成において、大型の円筒状の多孔質軸受を作ることが可能となる。
【0014】
【実施例】
本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
図1は本発明の第1の実施例に係る位置決め装置を軸方向の断面で示す縦断面図であって、本実施例の位置決め装置E1は、公知の投影露光装置のXYステージの天板である台盤1と、これに一体的に設けられた円筒状の支持手段である固定部材2と、その支持面である外周面に遊合する円筒状の案内部材3と、該案内部材3の図示上端に一体的に結合された保持盤4と、保持盤4を台盤1に対して接近、離間させる3個の第1の駆動手段であるZリニアモータ5a〜5c(但しモータ5bと5cは図示していない)と、保持盤4を台盤1に対して回転させる1個の第2の駆動手段であるθリニアモータ6を有し、保持盤4の表面には図示しないウエハが真空吸着力によって吸着される。固定部材2の外周面と案内部材3の案内面である内周面とは、固定部材2の外周面に保持された環状の多孔質絞り型の静圧軸受手段である多孔質パッド7から噴出される加圧流体の静圧によって互いに非接触に支持され、従って、保持盤4は、固定部材2と案内部材3の中心軸(以下、「Z軸」という)に沿って往復移動自在であるとともに、Z軸のまわりに回動自在である。また、多孔質パッド7の軸受間隙の許す範囲内において、Z軸に対して傾斜自在であり、多孔質パッド7のZ軸方向の寸法を小さくすることで、Z軸に対する傾斜角の許容値を大きくすることができる。さらに、案内部材3、保持盤4およびこれに吸着されたウエハの重量の大部分は固定部材2に設けられた段差2aと案内部材3に設けられた段差3aによって形成される付勢手段である予圧室8の加圧流体の圧力によって支持される。
【0015】
図3は図1の装置を保持盤4を除いた状態で示す模式平面図であり、図2は図1の装置を図3のA−C線からみた断面で示す断面図である。なお、図1は、図3のA−B線からみた断面で示す断面図である。
図2に示すように、案内部材3は多孔質パッド7および予圧室8にそれぞれ加圧流体を供給する内部流路7aおよび8aを有し、また、案内部材3の図示下端と固定部材2の間にはラビリンスシール8bが形成されている。なお、多孔質パッド7と案内部材3との間の間隔の寸法は7μm程度であり、またラビリンスシール8bの間隔寸法は約15μmである。
【0016】
図2および図3に示すように、Zリニアモータ5a〜5cは案内部材3の外側に周方向に等間隔で配設されている。各Zリニアモータ5a〜5cの可動子5dは内面に永久磁石を有する筒状の枠体であり、該枠体は案内部材3の外周面に固着されており、また、各Zリニアモータ5a〜5cの固定子5eは台盤1と一体である支持体1aに固着されたコイルであり、図示しない配線によって所定の駆動回路に接続され、該駆動回路から供給される電流量に応じてZ軸方向へ駆動される。各Zリニアモータ5a〜5cに供給される電流量が同じであれば、保持盤4はその平面度を維持しつつZ軸方向に移動し、各Zリニアモータ5a〜5cに供給される電流量を個別に変化させることによって保持盤4の平面度すなわちZ軸に対する傾斜角度を変化させることができる。
【0017】
図3に示すように、θリニアモータ6は互いに隣接するZリニアモータ5a〜5cの任意の2つの間に配設され、図1および図3に示すように、その可動子6aは内面に永久磁石を有する筒状の枠体であり、該枠体は案内部材3の外周面に固着されている。θリニアモータ6の固定子6bは台盤1と一体である支持体1bに固着されたコイルであり、図示しない配線によって所定の駆動回路に接続され、該駆動回路から供給される電流量に応じて可動子6bが保持盤4の周方向へ駆動され、保持盤4がZ軸の回りに回動する。
【0018】
図1に示すように、台盤1は各Zリニアモータ5a〜5cに隣接する第1の非接触型の変位センサ9a〜9cを有し、各変位センサ9a〜9cは保持盤4の図示下面に対向する検出端を有し、保持盤4のZ軸方向の位置の変化を検出する。また、台盤1は、図3に示すように、保持盤4の一側縁に対向する一対の第2の非接触型の変位センサ10a,10bを有し、両者はその出力の差から保持盤4のZ軸のまわりの回動角度を検出する。
第1および第2の変位センサ9a〜9cおよび10a,10bの出力を前述の駆動回路にフィードバックすることにより、保持盤4の微動位置決めを自動的に行うことができる。
【0019】
図4および図5は図1の装置の一部分を拡大して示す拡大部分断面図である。図4に示すように、多孔質パッド7の断面形状は、多孔質パッド7の外周面と案内部材3の内周面との間に形成される間隙がZ方向の軸受部中心近傍で狭く、軸受端部に向かうにつれ広くなるような形状を有している。ここで、軸受間隙の寸法は、h1 ,h2 が7μm程度であり、最小寸法h0 が3μm程度である。グラフP1 は軸受間隙部の圧力分布線図であり、縦軸は軸受部のZ軸方向の位置、横軸は軸受間隙部の圧力を示している。
【0020】
グラフP0 は多孔質軸受の断面形状が破線kで表す矩形であるときの圧力線図である。各々の最大圧力値を比べるとグラフP1 の方が高く、こうした圧力分布を示す静圧軸受の方がラジアル方向(軸受の半径方向)に高剛性な静圧軸受となる。
【0021】
本実施例は、Zリニアモータ5a〜5cおよびθリニアモータ6がそれぞれ個別に台盤1上に支持されており、また、保持盤4と台盤1が非接触であるため、保持盤4の移動中に大きな振動が発生するおそれがない。また、予圧室8によって保持盤4や保持されたウエハの重量の大部分を支えているため、Zリニアモータ5a〜5cやθリニアモータ6の駆動力が小さくてすむ。
【0022】
なお、保持盤4の平面度を変化させた場合、すなわち、Z軸に対する傾斜角度を変化させた場合は、これに伴って多孔質パッド7の軸受間隙の寸法と、ラビリンスシール8aの間隙寸法と、各Zリニアモータ5a〜5cおよびθリニアモータ6のそれぞれの永久磁石とコイルの間隙寸法が変化するが、露光装置の焦点合わせや最終的な位置決めを行う位置決め装置においては、このような変化は微量であるため、多孔質パッド7と案内部材3が接触したりラビリンスシール8aの性能が著しく低下したり、あるいはリニアモータの駆動量が著しく制限されるおそれはない。すなわち、通常は、リニアモータの最小間隙は1〜2mm程度であり、例えば、図5に示すように、多孔質パッド7の軸受面の直径d、Z軸方向の寸法W、軸受間隙の中心部の寸法h0 、軸受間隙の両端の寸法h1 ,h2 としたとき、d=200mm、W=20mm、保持盤4の傾斜角度の微調節量αが3×10-4radであれば、軸受間隙の寸法の変動量(h1 −h2 )/2は約3μmとなるが(h0 の変動量は無視できるほど小さい)、前述のように、多孔質パッド7の間隙寸法h1 ,h2 の初期設定値は7μm、ラビリンスシールの間隙寸法は15μmに設定されているため、上記した多孔質パッド7と案内部材3接触等のトラブルは発生しない。また、各リニアモータの可動子のストローク長は5mm程度まで可能である。
【0023】
図6は本発明の第2の実施例に係る位置決め装置の静圧軸受部分を示すもので、本実施例は第1の実施例の多孔質軸受7の替わりに、断面が凸型の形状をした環状の多孔質パッド71を固定部材2に設けた構成である。凸部の段差寸法Sは4μm程度である。
【0024】
図7は第3の実施例に係る静圧軸受部分を示すもので、本実施例は第1の実施例の多孔質軸受7の替わりに、断面が円弧状の形状をした環状の多孔質パッド72を固定部材2に設けた構成である。寸法Uは4μm程度である。
【0025】
これらの実施例に示すように、多孔質パッドの断面形状は、静圧軸受部の間隙がZ方向の軸受部中心近傍で狭く、軸受端部に向かうにつれ広くなるような形状であれば、ラジアル方向(軸受の半径方向)に高剛性な静圧軸受が設計可能である。
【0026】
図8および図9は、第4の実施例を示すもので、環状の多孔質パッド7の替わりに、円周方向(θ方向)に分割された複数の多孔質パッド73を固定部材2に設けた構成になっている。各多孔質パッド73のつなぎ目は接着剤101により目止めがなされている。
静圧軸受のラジアル方向(半径方向)の剛性アップを図る場合、多孔質パッドの軸受面の直径dpを拡大することが必要であるが、一体で成形される多孔質部材の大型化が困難という制約を受ける。
前記分割構造は、円環状の一体構造に比べて、ラジアル方向の静圧軸受剛性が若干低下するものの、静圧軸受径の大型化(直径dpの大型化)に対応可能となる。
【0028】
【発明の効果】
本発明によれば、大型の円筒状の多孔質軸受を作ることが可能であるため、ウエハの大型化に対応可能な位置決め装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施例を図3のA−B線からみた断面で示す断面図である。
【図2】 本発明の第1の実施例を図3のA−C線からみた断面で示す断面図である。
【図3】 本発明の第1の実施例を保持盤を除いた状態で示す模式平面図である。
【図4】 本発明の第1の実施例の一部分を拡大して示す拡大部分断面図である。
【図5】 本発明の第1の実施例の一部分を拡大して示す拡大部分断面図である。
【図6】 本発明の第2の実施例の一部分を拡大して示す拡大部分断面図である。
【図7】 本発明の第3の実施例の一部分を拡大して示す拡大部分断面図である。
【図8】 本発明の第4の実施例に係る多孔質パッドを示す斜視図である。
【図9】 図8の多孔質パッドの一部分を拡大して示す拡大部分断面図である。
【図10】 従来例を示す模式平面図である。
【図11】 図10のE−E線に沿ってとった断面図である。
【符号の説明】
1:台盤、2:固定部材、3:案内部材、4:保持盤、5a,5b,5c:Zリニアモータ、6:θリニアモータ、7,71,72,73:多孔質パッド、8:予圧室、9a,9b,9c,10a,10b:変位センサ。
Claims (3)
- 台盤に立設された支持手段の側面に設けられた支持面と該支持面に対向して保持盤に設けられた案内面とを互いに非接触に支持する多孔質絞り型の静圧軸受手段を有する軸受装置において、前記案内面が保持盤と一体である円筒状の案内部材の内周面または外周面であり、前記支持手段に静圧軸受手段および該静圧軸受け手段に加圧流体を供給するかつ前記静圧軸受手段が円筒状円周方向に分割された複数の部材からなり、前記複数の部材のつなぎ目は接着剤によって目止めがされていることを特徴とする軸受装置。
- 台盤に立設された支持手段の側面に設けられた支持面に対向する案内面を有する保持盤と、前記支持面と前記案内面を互いに非接触に支持する多孔質絞り型の静圧軸受手段と、前記保持盤を前記支持面に平行な軸に沿って移動させる第1の駆動手段と、前記保持盤を前記支持面に平行な軸のまわりに回転させる第2の駆動手段を有し、前記案内面が保持盤と一体である円筒状の案内部材の内周面または外周面であり、かつ前記静圧軸受手段が円筒状円周方向に分割された複数の部材からなり、前記複数の部材のつなぎ目は接着剤によって目止めがされていることを特徴とする軸受装置。
- 前記第1の駆動手段および前記第2の駆動手段が前記台盤に個別に支持されていることを特徴とする請求項1に記載の位置決め装置。
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