JP3726654B2 - 液体燃料供給装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は石油ファンヒータなどの燃焼装置に燃料を供給する液体燃料供給装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来この種の液体燃料供給装置は図10に示すように、液体燃料を保有するタンク30上部に電磁ポンプ31を配設し、この電磁ポンプ31でタンク30内の液体燃料を吸い上げ、送油パイプ32を介して燃焼部33に供給し燃焼するようになっている。そして、その電磁ポンプは図12に示すように、それのいど31aのON/OFFによって生じるプランジャー34の上下動に応じて吐出弁35と吸入弁36を開閉してタンク30からから燃料を吸引し、燃焼部33へ供給するようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の構成ではソレノイド31aのON/OFFの繰り返しによって送られてくる燃料の圧力変動やばらつき並びに気泡などの流入により、吐出弁35及び吸入弁36は開閉時にどちらかに片寄り片側を支点に斜めに開閉して、吐出弁35の場合は吐出弁35が吐出部内周壁と衝撃的に衝突し、また吸入弁36の場合は吸入弁36がプランジャー34内周壁と衝撃的に衝突し、間欠的な駆動音を発生する課題があった。
【0004】
一方、この種の電磁ポンプ31においては、電磁ポンプ31の停止時においても送油パイプ32やこれに接続されていて図11に示すような燃焼部33の気化部37内に臨んでいるノズル38等の温度上昇によって生じる膨張油量分が、燃焼部33に供給され臭気等を発生する課題がある。
【0005】
例えば燃焼時には、燃焼部33近傍の送油パイプ32やノズル38は高温雰囲気に臨んでいるが、電磁ポンプ31で吸い上げ供給されるタンク30内の液体燃料により、送油パイプ32やノズル38は冷却された状態となっている。ところが、燃焼を停止して液体燃料の供給を止めると、この液体燃料による冷却効果がなくなり、送油パイプ32やノズル38内で液体燃料は急激に温度上昇し、その膨張油量分が燃焼部33に若干遅れて供給される。その供給された膨張油量分は、燃焼部33の気化部37で気化され多量の未燃ガスやきつい臭気となって放出され、そしてタールを生成することになるのである。
【0006】
そこで我々は電磁ポンプ31の吐出弁35を磁性体で形成し、かつプランジャー駆動用のソレノイドの磁界をこの吐出弁35にも作用させるようにして、消火時あるいは点火前ソレノイドに通電して吐出弁35を開成させることにより、送油パイプやノズル内の液体燃料をタンク内にリターンして臭気を低減するようにしたものを考えた。しかしながら、この電磁ポンプは、吐出弁35が磁性体であるためソレノイドのON/OFFによって吐出弁35はこのソレノイドに引かれより一層吐出部の内周壁に衝突しながら開閉することになり、ON/OFFの繰り返しにより更に大きい間欠的な駆動音を発生し、使用者に不安感を与えるという課題があった。
【0007】
本発明は上記課題のうち、消火後の臭気やタール生成を低減させることを目的としたものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため本発明の液体燃料供給装置は、燃料を保有するタンクと、このタンクから燃焼部へ燃料を供給する電磁ポンプと、この電磁ポンプのソレノイドへの通電ON/OFFによってプランジャーを往復動させ、前記プランジャーの一方向移動時に吐出弁を開き、反対方向移動時に吐出弁を閉じるようにして燃料を吸引・吐出させるポンプ駆動制御部とを備え、前記電磁ポンプは吐出弁をプランジャーの動きと協働して駆動するように構成するとともに、消火時に前記プランジャーを一方向に移動させた状態で保持し、前記吐出弁を所定時間開成させるように構成してある。
【0009】
本発明は上記構成によって、消火時に生じる液体燃料の膨張油量分は電磁ポンプあるいはタンク内に回収されることになり、膨張油量分が燃焼部で気化されて生じる多量の未燃ガスの発生やきつい臭気そしてタール生成などを防止することができる。
【0010】
【実施例】
以下本発明の実施例を添付図面に基づいて説明する。まず図2を用いて本発明の液体燃料供給装置を用いた石油ファンヒータ等の構成を説明しておくと、1は本体ケース、2は本体ケース1の側部に配設した液体燃料を保有するタンクで、その上部に着脱自在なカートリッジタンク3が配設してある。4はタンク2の上面に配設した電磁ポンプ、6はこの電磁ポンプ4によって吸い上げ送油パイプ5を介して供給される液体燃料を気化して燃焼させる燃焼部で、図11に示す従来と同様の構成となっており、その周囲には燃焼排ガスを上方へ導く燃焼筒7が設けてある。9は上記燃焼筒7を覆い後方へ配設した対流用送風機8からの室内空気流と上述の燃焼排ガスを混合して温風にするダクトである。
【0011】
次に液体燃料を供給する電磁ポンプについて図1を用いて説明すると、10は上記電磁ポンプ4内に液体燃料の流通経路を形成している管柱で、その先端に送油パイプ5を結合する吐出部11が接続されている。12は上記吐出部11内に設けた吐出弁座で、吐出口12aを有する。13はこの吐出口12aを開閉する吐出弁で、磁性体で形成してあり、その外周壁と吐出部11の内周壁との間の間隙は100μm以下となるように設定して、液体燃料の吐出時に開き、吸入時に吐出バネ14で閉じるようにしてある。
【0012】
15は上記吐出弁座12の下部に位置するプランジャーで、上下動し、下方に行くときに吸入弁16を開いて吐出弁座12との間に液体燃料を吸入し、上方へ行くときに吸入バネ17で吸入弁16を閉じて液体燃料を上方へ押し上げる吸入弁部18をその中に有しており、バネ19、20で支えられている。そしてこのプランジャー15の内周壁と吸入弁16の外周壁との間も100μm以下となるように設定してある。また、21は上記管柱10の下端に配設した吸入パイプで、その下端にゴミなどを濾過して中に入らないようにする網状のフィルター22を装着してある。
【0013】
23は上記管柱10の周囲に配設したソレノイドで、吐出弁13を開成させ且つプランジャー15を上下動させるもので、上記管柱10との間にはソレノイド23からの磁力線を伝え吐出弁13を上方へ引き上げる上磁路24とプランジャー部15を上方へ引き上げる中磁路25と、その下部に離れて磁力線を伝える下磁路26を配設してある。
【0014】
27は上記ソレノイド23への通電を制御するポンプ駆動制御部で、図3に示すように燃焼制御部28からの出力を受けて動作するようになっている。なお、この燃焼制御部28は運転スイッチ29からの運転開始指令に基づいて動作し、予め定められたプログラムにしたがってポンプ駆動制御部27へ燃焼開始指令を出し、燃焼を開始させるようになっている。
【0015】
上記構成において、まず燃料はカートリッジタンク3よりタンク2内に一定油面高さを保つように供給され、そのタンク2から電磁ポンプ4によって送油パイプ5を介して燃焼部6へ吸い上げ供給される。そして燃焼部6で燃焼され、その燃焼排ガスは燃焼筒7上方へ流れていき、ダクト9で対流用送風機8からの室内空気流と混合され、温風として排出され暖房に利用される。
【0016】
次に液体燃料の供給について説明すると、燃焼制御部28から燃焼開始指令が出されると図4のフローチャートに示すようにソレノイド23に通電し、これを駆動して燃焼を開始させる。すなわち、ソレノイド23に通電すると、ソレノイド23から上磁路24を介して吐出弁13、中磁路25、プランジャー15、下磁路26そしてソレノイド23へという磁界を生じ、吐出弁13は上昇して開成しプランジャー15は上方へ引き上げられる。このとき吸入弁16は閉じられ、吐出弁座12とプランジャー15の間の空間にある液体燃料は吐出弁座12の吐出口12aを介して吐出部11に結合した送油パイプ5へ吐出する。またソレノイド23の通電を停止すると、吐出弁13はバネ14で閉じ、プランジャー15はバネ19、20によって元の位置へ下がる。このとき吸入弁16は開かれ、吐出弁座12とプランジャー15の間に下方の吸入パイプ21を介して液体燃料を吸引する。そしてこのソレノイド23へのON/OFFの通電の繰り返しでタンク2内の液体燃料は、フィルター22を通過して吸入パイプ21から吸い込まれ、送油パイプ5を介して燃焼部6に供給される。
【0017】
ここで吐出弁13はその外周壁と吐出部11の内周壁との間の間隙が100μm以下と従来のものに比べ非常に小さくなっているため開閉時にどちらかに片寄ったとしても吐出部11の内周壁に衝撃的に衝突するようなことはなくなるとともに衝突したとしてもその衝突エネルギーは小さくなり、間欠的な駆動音は大きく低減する。また、吸入弁16側も同様であり、吸入弁駆動音も大きく低減する。
【0018】
次に燃焼停止の指令があると、この発明ではソレノイド23へ通電した状態で所定時間(数秒間)保持し吐出弁13を開成しプランジャーを引き上げたままとする。すなわちプランジャー15は引き上げられたままとなるので液体燃料の吐出は停止し、吐出弁13は開成したまま所定時間保持される。したがってその間サイホンの原理で送油パイプ5の先端よりタンク2内の液体燃料の油面落差分だけ液体燃料はリターンされ、送油パイプ5内の液体燃料を膨張油量以上に電磁ポンプ4あるいはタンク2内にリターンさせる。そして所定時間過ぎると通電を停止する。これによりプランジャー15は元の位置に下がり、吐出口12aを介して送油パイプ5内の液体燃料は更に吸引されリターンされるとともに吐出弁13が閉じて元の状態に戻る。
【0019】
したがって、燃焼停止時に送油パイプ5やノズルの温度上昇によって生じる液体燃料の膨張油量分が燃焼部6に供給されることがなくなり、多量の未燃ガスの発生やきつい臭気そしてタール生成などの不良を低減することができ、長期に渡って良好な燃焼を行わせることができる。
【0020】
なお上記実施例では消火時の臭気を低減する場合で説明したが、点火時も同様の現象による臭気が発生するので、点火前に上記と同様一時的に吐出弁13を開成するようにすれば同様の効果が得られる。またこの実施例ではプランジャー駆動用のソレノイド23を利用して吐出弁13を駆動するようにしたが、吐出弁駆動専用のソレノイドを別途設けてこのソレノイドで吐出弁を駆動するようにしてもよい。
【0021】
図5は他の実施例を示し、この実施例では上記図1の構成における課題を解決したものである。すなわち図1の構成では吐出弁13の外周壁と吐出部11の内周壁との間の間隙が従来の600μmにくらべ100μm以下と非常に小さくなっているため、吐出弁開成時に上記両者の間の間隙を通って流れる液体燃料の流路抵抗は大きなものとなってその流量が低減してしまう。
【0022】
そこでこの実施例では吐出弁開成時に吐出弁13の上流側と下流側とを連通させる透孔等からなるバイパス路13aを吐出弁13の適所に設け、このバイパス路13aによって流量を確保するようにしてある。したがってこの実施例では流量の低下を防止しつつ駆動音を低減することが出来る。これは吸入弁16側も同様の構成を採用することによって同じ効果が期待できる。
【0023】
なお上記バイパス路13aは吐出部の内周壁あるいはプランジャー15の内周壁側に設けてもよく、この場合はスリット状の溝を形成することによってバイパス路を構成する。
【0024】
図6は他の発明例を示し、この発明では駆動音のより一層の低減と流量確保を可能としたものである。なお図1と異なる部分のみ図示して説明すると、吐出弁13は断面歯車形状に形成してある。
【0025】
この構成によればソレノイド15のON/OFFの繰り返しによって送られてくる燃料は、吐出弁開成時この吐出弁13の歯車形状の歯と歯の大きな隙間Tを通過するため、圧力変動やばらつき並びに気泡の流入が生じても、この隙間Tを通る液体燃料による自動調芯機能が働いて片寄りを防止されるようになる。
【0026】
したがって吐出弁13は吐出部11の内周壁に沿ってこれと平行にスムーズに開閉するようになり、吐出部11の内周壁に衝撃的に衝突して発生する間欠的な駆動音は大幅に低減できる。しかも液体燃料は吐出弁13の歯車形状の歯と歯の大きな隙間Tを通ることになるのでその流路抵抗はそれほど大きくなく、十分な流量が確保できる。これは吸入弁16側も同様の構成を採用することによって同じ効果が期待できる。
【0027】
なお上記断面歯車形状は吐出部11の内周壁あるいはプランジャー15の内周壁側に設けてもよく、またその構成も断面歯車形状が最も効果適であるが、これに限らず断面形状が六角、八角等の多角形状であってもよく、この場合は自動調芯機能が働きにくいので図1の構成、すなわち間隙を100μmとしておくのが好ましい。
【0028】
図7、図8はさらに他の発明例を示し、この発明では駆動音の低減と弁の動作性向上を図ったものである。この場合も図1と異なる部分のみ図示して説明すると、図7の場合吐出弁13は磁性材料からなる本体13bの吐出弁座側外壁をポリプロピレン等からなる耐油性合成樹脂の消音被覆層13cで被覆するとともに消音被覆層13cの外周壁を図6と同様断面歯車形状に形成してあり、図8の場合は本体13bの外周全体を弗素樹脂等からなる耐油性合成樹脂の消音被覆層13cでコーティングしてある。
【0029】
この構成によれば例え吐出弁13が吐出部11の内周壁に衝撃的に衝突したとしても吐出弁13側が耐油性合成樹脂であるから衝撃音はきわめて小さくなり、駆動音は大きく低減する。しかも吐出弁13が吐出部11の内周壁に傾斜状に当接したとしても吐出弁外周が耐油性合成樹脂の消音被覆層13cで被覆してあるから金属同志の場合に比べて滑り易く、吐出弁13はスムースに摺動する。したがって吐出弁13の動作不良による吐出能力の低下等を未然に防止することも出来る。しかも消音被覆層13cの外周壁を断面歯車形状に形成したものにあっては前述した通り十分な流量が確保できる利点もある。これは吸入弁16側も同様の構成を採用することによって同じ効果が期待できる。
【0030】
なお上記消音被覆層13cは吐出部11の内周壁あるいはプランジャー15の内周側に設けてもよく、同様の効果が得られる。
【0031】
図9はさらに他の発明例を示し、この発明では駆動音の低減と弁閉止性能の向上を図ったものである。この場合も図1と同じ部分は省略し異なる部分のみ図示して説明すると、吐出弁13は磁性粉末13dを混入したゴムあるいは弾性力を有する合成樹脂等の弾性材料で形成してある。
【0032】
したがってこの構成によれば上記と同様例え吐出弁13が吐出部11の内周壁に衝撃的に衝突したとしても吐出弁13側が弾性力を有しているので衝撃音はきわめて小さくなり、駆動音は大きく低減する。しかも上記の如く吐出弁13が弾性力を有しているので吐出弁座12側の平面精度が多少あまくても吐出弁座12を確実に閉成することができ、確実な閉成が出来ていないことにより生じるスローリーク(液漏れ)を未然に防止することもできる。これは吸入弁16側も同様の構成を採用することによって同じ効果が期待できる。
【0033】
なお上記各説明では各構成単独の場合で説明したが、これらを相互に組み合わせることによって所期の目的をさらに効率よく達成できるのはもちろんであり、また吐出弁13を磁性体で形成してソレノイド23で駆動することにより臭気を低減したもので説明したが、このような臭気低減構成を有しないもの、すなわち吐出弁13はソレノイドで駆動されるのではなくプランジャーの動きと協働して駆動される普通の電磁ポンプであっても応用すれば同様の効果が得られるものである。さらにまた上記説明で示した各部の具体構成は本発明を最も効果的に実施する一例として示したものであり、本発明の目的を達成するものであればどの様に構成してもよいものである。
【0034】
【発明の効果】
以上説明したように本発明の液体燃料供給装置は、消火時にプランジャーの動きと協働して駆動される吐出弁を所定時間開成させるようにしているため、液体燃料の膨張油量分は電磁ポンプあるいはタンク内に回収されることになり、膨張油量分が燃焼部で気化されて生じる多量の未燃ガスの発生やきつい臭気そしてタール生成などを防止することも出来る。
【0035】
また、吐出弁を磁性体で構成するとともに、この吐出弁をソレノイドで駆動するものにあっても、消火時に生じる液体燃料の膨張油量分は電磁ポンプあるいはタンク内に回収されることになり、上記と同様の効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における液体燃料供給装置の主要部をなす電磁ポンプの要部断面図
【図2】同液体燃料供給装置を用いた石油ファンヒータの断面図
【図3】同装置の制御部を示すブロック図
【図4】同制御部の動作を示すフローチャート
【図5】同他の実施例における電磁ポンプの要部断面図
【図6】同他の発明における電磁ポンプの要部断面図
【図7】同他の発明における電磁ポンプの要部断面図
【図8】同図7の応用例を示す電磁ポンプの要部断面図
【図9】同他の発明における電磁ポンプの要部断面図
【図10】従来の燃料供給装置を用いた石油ファンヒータの要部断面図
【図11】従来ならびに本発明にかかる燃焼部の断面図
【図12】従来の電磁ポンプの断面図
【符号の説明】
2 タンク
4 電磁ポンプ
5 送油パイプ
6 燃焼部
13 吐出弁
15 プランジャー
23 ソレノイド
27 ポンプ駆動制御部

Claims (2)

  1. 燃料を保有するタンクと、このタンクから燃焼部へ燃料を供給する電磁ポンプと、この電磁ポンプのソレノイドへの通電ON/OFFによってプランジャーを往復動させ、前記プランジャーの一方向移動時に吐出弁を開き、反対方向移動時に吐出弁を閉じるようにして燃料を吸引・吐出させるポンプ駆動制御部とを備え、前記電磁ポンプは吐出弁をプランジャーの動きと協働して駆動するように構成するとともに、消火時に前記プランジャーを一方向に移動させた状態で保持し、前記吐出弁を所定時間開成させるようにして、油面落差で電磁ポンプより先の燃料を電磁ポンプあるいはタンク内にリターンさせるようにした液体燃料供給装置。
  2. 液体燃料の流通通路を形成する管柱と、その管柱上部に位置し液体燃料を吐出する時に吐出弁を開き、吸入する時に吐出弁を閉じる吐出部と、その下部に位置し上下動により吸入弁を開閉して液体燃料を吸引・吐出するプランジャーと、上記管柱の周囲に位置してプランジャーを上下動させるソレノイドと、上記管柱の下方に配設しタンク内の液体燃料を吸い上げる経路となる吸入パイプとを備え、かつ上記吐出弁を磁性材料で形成するとともに、この吐出弁にプランジャー駆動用のソレノイドあるいは別途設けたソレノイドの磁界を消火時に作用させてプランジャーを一方向に移動させた状態で保持し、吐出弁を開成させるように構成して、油面落差で電磁ポンプより先の燃料を電磁ポンプあるいはタンク内にリターンさせるようにした液体燃料供給装置。
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