JP2508450Y2 - 塗料バルブ機能を有する塗料減圧弁 - Google Patents
塗料バルブ機能を有する塗料減圧弁Info
- Publication number
- JP2508450Y2 JP2508450Y2 JP1992011708U JP1170892U JP2508450Y2 JP 2508450 Y2 JP2508450 Y2 JP 2508450Y2 JP 1992011708 U JP1992011708 U JP 1992011708U JP 1170892 U JP1170892 U JP 1170892U JP 2508450 Y2 JP2508450 Y2 JP 2508450Y2
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- JP
- Japan
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- paint
- valve
- pressure reducing
- reducing valve
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- Control Of Fluid Pressure (AREA)
- Lift Valve (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は塗装ロボット等に用い
られるニードル弁のない自動ガンの塗料制御と塗料の吐
出量の安定化制御を一体化した塗料バルブ機能を有する
塗料減圧弁に関するものである。
られるニードル弁のない自動ガンの塗料制御と塗料の吐
出量の安定化制御を一体化した塗料バルブ機能を有する
塗料減圧弁に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の塗装用スプレーガンは塗料ノズル
にニードル弁を進退させ、塗料の吐出、停止を行ってい
たが、近時塗装ロボット等の自動塗装用のスプレーガン
は、軽量小型化の目的からニードル弁のない自動ガンが
使用されている。この場合、塗料は自動ガンaと別置の
塗料バルブbにて噴出の制御がなされており、塗料バル
ブbと塗料減圧弁cは夫々単体のものが別個に設けられ
ている(図2参照)。
にニードル弁を進退させ、塗料の吐出、停止を行ってい
たが、近時塗装ロボット等の自動塗装用のスプレーガン
は、軽量小型化の目的からニードル弁のない自動ガンが
使用されている。この場合、塗料は自動ガンaと別置の
塗料バルブbにて噴出の制御がなされており、塗料バル
ブbと塗料減圧弁cは夫々単体のものが別個に設けられ
ている(図2参照)。
【0003】また、この自動ガンaが塗装ロボットd等
に搭載され、上下の高低差を生じる使い方をした場合
に、調圧された塗料圧に変動が注じ、ガンaからの吐出
量が変動するのを防止するため、エアオペレート方式の
塗料減圧弁cが上下の高低差に影響されない位置、即
ち、自動スプレーガンの近くに取付けられている。eは
ポンプを示す。
に搭載され、上下の高低差を生じる使い方をした場合
に、調圧された塗料圧に変動が注じ、ガンaからの吐出
量が変動するのを防止するため、エアオペレート方式の
塗料減圧弁cが上下の高低差に影響されない位置、即
ち、自動スプレーガンの近くに取付けられている。eは
ポンプを示す。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】このような自動スプレ
ーガンにあっては、塗料配管中に塗料減圧弁と塗料バル
ブを取付けなければならないため、塗料配管が複雑で、
取付スペースも大となり、また、塗料配管が複雑なため
に多液塗料を用いる場合の洗浄や色替えがスムーズにで
きず、作業性に問題がある。
ーガンにあっては、塗料配管中に塗料減圧弁と塗料バル
ブを取付けなければならないため、塗料配管が複雑で、
取付スペースも大となり、また、塗料配管が複雑なため
に多液塗料を用いる場合の洗浄や色替えがスムーズにで
きず、作業性に問題がある。
【0005】本考案は上記実情に鑑み、塗料減圧弁のバ
ルブ機構を塗料の噴出、停止の制御に兼用し、一体化し
たことにより、上記課題を解決する塗料バルブ機能を有
する塗料減圧弁を提供することを目的としたものであ
る。
ルブ機構を塗料の噴出、停止の制御に兼用し、一体化し
たことにより、上記課題を解決する塗料バルブ機能を有
する塗料減圧弁を提供することを目的としたものであ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本考案は、塗料の調圧を
オペレートエアにて行なう塗料減圧弁において、一端に
塗料入口と他端に塗料出口を配した弁本体の塗料通路
に、片側に配置したダイアフラムより突設した支持棒の
先端に一体としたボール弁と、該ボール弁が着座するシ
ートを設けた塗料減圧弁部を形成すると共に、前記ボー
ル弁の背部にその先端が当接するニードルを突設したピ
ストンを備える塗料ON・OFF用塗料バルブ部を、前
記塗料減圧弁部と対向する位置に形成したものである。
オペレートエアにて行なう塗料減圧弁において、一端に
塗料入口と他端に塗料出口を配した弁本体の塗料通路
に、片側に配置したダイアフラムより突設した支持棒の
先端に一体としたボール弁と、該ボール弁が着座するシ
ートを設けた塗料減圧弁部を形成すると共に、前記ボー
ル弁の背部にその先端が当接するニードルを突設したピ
ストンを備える塗料ON・OFF用塗料バルブ部を、前
記塗料減圧弁部と対向する位置に形成したものである。
【0007】
【作用】上記のように、塗料減圧弁に部品を付加して、
塗料をOFFする機能を持たせて一体形状としてなるた
め、塗料使用時は通常の塗料減圧弁と同じ機能である
が、塗料を停止させる場合、バルブをピストンによる強
制的な力でシートに押付けて塗料の流れを停止させるも
のである。
塗料をOFFする機能を持たせて一体形状としてなるた
め、塗料使用時は通常の塗料減圧弁と同じ機能である
が、塗料を停止させる場合、バルブをピストンによる強
制的な力でシートに押付けて塗料の流れを停止させるも
のである。
【0008】
【実施例】以下、本考案を実施例の図面に基づいて説明
すれば、次の通りである。図1は自動塗装におけるスプ
レーガンに装着する塗料減圧弁を示し、1は一端に塗料
入口2を、他端に塗料出口3を設けた弁本体で、該弁本
体1内の塗料通路4に、片側に配置したダイアフラム5
より突設した支持棒6の先端に一体としたボール弁7を
配設し、該ボール弁7をシート8に着座させ塗料減圧弁
部9とすると共に、このシート8と反対側となるボール
弁7の背部に、他側に配置した塗料ON・OFF用塗料
バルブ部10のピストン11に設けたニードル12の先
端を当接するよう位置させ、全体として塗料減圧弁13
としてなる。
すれば、次の通りである。図1は自動塗装におけるスプ
レーガンに装着する塗料減圧弁を示し、1は一端に塗料
入口2を、他端に塗料出口3を設けた弁本体で、該弁本
体1内の塗料通路4に、片側に配置したダイアフラム5
より突設した支持棒6の先端に一体としたボール弁7を
配設し、該ボール弁7をシート8に着座させ塗料減圧弁
部9とすると共に、このシート8と反対側となるボール
弁7の背部に、他側に配置した塗料ON・OFF用塗料
バルブ部10のピストン11に設けたニードル12の先
端を当接するよう位置させ、全体として塗料減圧弁13
としてなる。
【0009】次にこの作用を説明すると、先ず塗料減圧
弁部9の作動流体室14に調圧用エアAを流入すること
でダイアフラム5を駆動させ、反対側のポンプ室15を
作動し、塗料入口2側から導入した塗料を調圧して塗料
出口3側へ流出する。即ち、塗料使用時は通常の塗料減
圧弁と同じ機能を持つものである。この場合、ニードル
12は後退した状態となっており、その先端はボール弁
7と離開した状態となっている。
弁部9の作動流体室14に調圧用エアAを流入すること
でダイアフラム5を駆動させ、反対側のポンプ室15を
作動し、塗料入口2側から導入した塗料を調圧して塗料
出口3側へ流出する。即ち、塗料使用時は通常の塗料減
圧弁と同じ機能を持つものである。この場合、ニードル
12は後退した状態となっており、その先端はボール弁
7と離開した状態となっている。
【0010】ここにおいて、塗料を停止させる場合、塗
料バルブ部10に塗料ON・OFF用エアBを導入し、
ピストン11を図上、上方向へ移動させることにより、
ピストン11に突設されたニードル12を移動させ、そ
の先端がボール弁7を押して、該ボール弁7をシート8
に押付け、塗料停止をする。ピストン11の作動エアを
OFFにすると、ボール弁7を押しているニードル12
が戻しスプリング16の弾発にて後退して離れるため、
塗料減圧弁部9は通常の機能を働くことができる。
料バルブ部10に塗料ON・OFF用エアBを導入し、
ピストン11を図上、上方向へ移動させることにより、
ピストン11に突設されたニードル12を移動させ、そ
の先端がボール弁7を押して、該ボール弁7をシート8
に押付け、塗料停止をする。ピストン11の作動エアを
OFFにすると、ボール弁7を押しているニードル12
が戻しスプリング16の弾発にて後退して離れるため、
塗料減圧弁部9は通常の機能を働くことができる。
【0011】上記のように、本考案の塗料バルブ機能を
有する塗料減圧弁は、減圧弁にバルブ部を強制的にON
・OFFさせる構成を付加したため、減圧弁と塗料バル
ブを別置することによる配管の複雑化や洗浄難が改善さ
れる。
有する塗料減圧弁は、減圧弁にバルブ部を強制的にON
・OFFさせる構成を付加したため、減圧弁と塗料バル
ブを別置することによる配管の複雑化や洗浄難が改善さ
れる。
【図1】この考案の実施例の要部を示す断面図である。
【図2】従来の静電エアロボットガンンに使用する塗料
バルブと減圧弁を示す説明図である。
バルブと減圧弁を示す説明図である。
1 弁本体 2 塗料入口 3 塗料出口 5 ダイアフラム 7 ボール弁 9 塗料減圧弁部 10 塗料ON・OFF用塗料バルブ部12 ニードル
Claims (1)
- 【請求項1】 塗料の調圧をオペレートエアにて行なう
塗料減圧弁において、一端に塗料入口と他端に塗料出口
を配した弁本体の塗料通路に、片側に配置したダイアフ
ラムより突設した支持棒の先端に一体としたボール弁
と、該ボール弁が着座するシートを設けた塗料減圧弁部
を形成すると共に、前記ボール弁の背部にその先端が当
接するニードルを突設したピストンを備える塗料ON・
OFF用塗料バルブ部を前記塗料減圧弁部と対向する位
置に形成した塗料バルブ機能を有する塗料減圧弁。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992011708U JP2508450Y2 (ja) | 1992-01-24 | 1992-01-24 | 塗料バルブ機能を有する塗料減圧弁 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992011708U JP2508450Y2 (ja) | 1992-01-24 | 1992-01-24 | 塗料バルブ機能を有する塗料減圧弁 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0564910U JPH0564910U (ja) | 1993-08-27 |
JP2508450Y2 true JP2508450Y2 (ja) | 1996-08-21 |
Family
ID=11785550
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1992011708U Expired - Lifetime JP2508450Y2 (ja) | 1992-01-24 | 1992-01-24 | 塗料バルブ機能を有する塗料減圧弁 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2508450Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101962182B1 (ko) * | 2018-11-13 | 2019-03-26 | 김재관 | 이동식 식물 공장 |
Family Cites Families (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4855053U (ja) * | 1971-10-27 | 1973-07-14 | ||
JPS6030014U (ja) * | 1983-08-05 | 1985-02-28 | 岩田塗装機工業株式会社 | 塗料減圧弁 |
JPS625686U (ja) * | 1985-06-26 | 1987-01-14 | ||
JPH0750418B2 (ja) * | 1986-07-15 | 1995-05-31 | 黒田精工株式会社 | 空気圧レギユレ−タ |
JPH02143612U (ja) * | 1989-04-26 | 1990-12-05 | ||
JPH0322381U (ja) * | 1989-07-17 | 1991-03-07 | ||
JP3070615U (ja) * | 2000-01-18 | 2000-08-11 | 山田株式会社 | レンジフ―ド用カバ― |
-
1992
- 1992-01-24 JP JP1992011708U patent/JP2508450Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0564910U (ja) | 1993-08-27 |
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