JP3726633B2 - 液晶表示装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、マイクロプロセッサユニットとの間で、表示データの円滑な入出力制御が可能な表示制御回路を備えた液晶表示装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の液晶表示装置における表示制御回路は、マイクロプロセッサユニットとの間で、表示データのリードライトの処理中に、マイクロプロセッサユニット側から表示データが入出力できない状態を示す制御手段を有していなかったので、表示データのリードライトの処理中に、マイクロプロセッサユニット側から表示データが入出力命令が生じると、その命令が無効になっていた。このためマイクロプロセッサユニット側のアクセス間隔を長くして対応していたので、アクセススピードを短く出来なかった。
【0003】
また、表示データが入出力中であり処理が終了していない時点で、マイクロプロセッサユニット側からアクセスがあると、表示駆動回路の処理中データがマイクロプロセッサユニット側のアクセスデータに置き換わってしまい正常に表示データが入出力できなかった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上述した技術のようにマイクロプロセッサユニット側のアクセス間隔を長くせざるをなかった。
【0005】
これらの問題点に鑑みて、本発明の目的とするところは、マイクロプロセッサユニット側からの制御信号に基づいて、表示データがリードライトされる表示データRAMのデータを表示パネルに表示する駆動信号を作成する表示制御回路において表示データを表示データRAMにリードライトの処理中に、マイクロプロセッサユニット側から表示データを入出力できない状態を示す制御手段を設けて、マイクロプロセッサユニットは表示データが入出力できない状態の時はアクセスを停止し確実に表示データ及びコマンドのリードライトを有効にさせる。
【0006】
また、表示データ及びコマンドが入出力中であり処理が終了していない時点では、マイクロプロセッサユニット側からアクセスの受領をせずに内部データの書き換えを防止し正常に処理させる。これらを可能とする表示制御回路及びそれを備えた液晶表示装置を提供することである。
【0007】
本発明の液晶表示装置は、上記の目的を達成するために、各種画像を表示する液晶表示パネルと、前記液晶表示パネルを駆動する液晶駆動回路と、前記液晶駆動回路が前記液晶表示パネルを駆動するために用いる駆動電圧を発生する液晶駆動電圧発生回路と、外部のマイクロプロセッサユニットから入力された表示データ及び各種制御用データに基づいて前記液晶駆動回路及び前記液晶駆動電圧発生回路を制御する表示制御回路と、前記液晶表示パネルに表示させる前記表示データを格納する表示データRAMとを備えた液晶表示装置において、前記表示制御回路は、前記表示データRAMにおいて前記表示データがリードライト処理期間中においては前記表示データRAMにはアクセスできないことを示すBUSY信号を作成し、前記表示データRAMは、RAMアレイと、列デコーダと、行デコーダと、前記RAMアレイの周りに配置された信号線とを備え、電気信号が前記信号線を伝播する伝播時間を前記RAMアレイの前記リードライト処理中のフラグとすることを特徴とすることを特徴とする。
【0008】
また、前記表示制御回路は、前記リードライト処理期間中においては前記BUSY信号を前記マイクロプロセッサユニットに伝達し前記マイクロプロセッサユニットからの新たな表示データを受領しない制御手段を備えることを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】
次に、図面を参照して本発明の好適な実施形態について説明する。
【0011】
図1に液晶表示装置の概要構成ブロック図を示す。
【0012】
液晶表示装置10は、大別すると、各種画像を表示する液晶表示パネル11と、液晶表示パネル11を実際に駆動する液晶駆動回路12と、液晶駆動回路12が液晶表示パネル11を実際に駆動するために用いる駆動電圧を発生する液晶駆動電圧発生回路13と、外部より入力された表示データ及び各種制御用の制御用データに基づいて液晶駆動回路12及び液晶駆動電圧発生回路13を制御する表示制御回路14と、液晶表示パネル11に表示させるデータを格納する表示データRAM17と、を備えている。
【0013】
液晶駆動回路12は、液晶表示パネル11の走査電極(コモン電極)を駆動する走査側駆動回路15と、液晶表示パネル11の信号電極(セグメント電極)を駆動する信号側駆動回路16と、を備えて構成されている。
【0014】
液晶表示パネル11は走査電極の本数と信号電極の本数を乗じた数の表示画素を持っている。それぞれの画素を点灯するか非点灯にするかの情報が表示データRAM17に格納される。液晶表示パネル11以外の構成ブロックは、一般的な液晶表示ドライバICとして成立っている。
【0015】
(1) 第1実施形態
まず、第1実施形態として、マルチプレクス駆動方式の液晶表示装置を例として説明する。
【0016】
図2に表示データRAM17の構成を示す。実際にシリコン上に形成されたレイアウトと位置関係を示している。表示データRAMアレイ21は液晶表示パネル11の1画素の点灯・非点灯を示す情報が1ビットのRAMであり、液晶表示パネル11の画素数分のRAMが並んでいる。つまり、液晶表示パネル11の走査線が64本、信号線の数が100であれば1ビットのRAMが縦64個、横100個が敷詰められている。指定されたRAMの列アドレス(16進)と行アドレス(16進)がそれぞれ列デコーダ22と行デコーダ23を通して2進にデコードされ、指定された表示データRAMのリード・ライトが可能となる。
【0017】
図3は表示データRAMアレイの1ビット分の構成である。列デコーダ22で指定されてアクティブになった列アドレス線は、RAMのリード・ライトを許可して行アドレス・データ線を利用してデータをやり取りする。表示データRAMアレイ21内のRAMアクセスは、列デコーダ22と行デコーダ23に近ければ近いほどそのスピードが速くなる。つまり、データ線に近い表示データアレイ21の左上の領域にあるRAMのリード・ライトは最も早く、右下の領域にあるRAMのリード・ライトの時間が最も遅くなる。
【0018】
表示データRAMアレイ21の周りに信号線24が配置されていて、信号線24のA点から入力した信号は伝播時間を伴ってB点から出力される。この伝播時間は、表示データアレイ21の右下の領域にあるRAMのリード・ライト時間と等価になるようにしてある。
【0019】
図4にDATA、A点、B点、READ、WRITE信号の関係を示す。列アドレスと行アドレスはあらかじめ設定されているものとする。
【0020】
ライトの場合は、T3にてWRITEがL'からH'になった時点から設定されたDATAのライトを開始し、同時にA点にパルス信号を入力する。そのパルス信号は信号線24の伝播時間を伴いB点に遅れて信号が出力される。A点の立ち上がり(T3)からB点の立ち上がり(T4)までの時間差がRAMのライト時間となる。
【0021】
次に、リードの場合であるが、T1にてREADがH'からL'になった時点からリードを開始し、同時にA点にパルス信号を入力する。信号線24の伝播時間によりB点に遅れて信号が出力される。A点の立ち上がり(T1)からB点の立ち上がり(T2)までの時間差がRAMのリード時間となる。
【0022】
ライト時間(T3からT4)とリード時間(T1からT2)はRAMにアクセスでき無い時間であり、これをBUSY信号として示す。
【0023】
このBUSY信号は表示制御回路14内で作成されて、液晶表示装置外のCPUなどの装置に接続する。CPUはコマンドや表示RAMに連続してデータを送って来るが、BUSY信号が‘H’の時にはリード・ライトを行なわないようにする。これにより、確実にCPUはデータおよびコマンドを送る事が可能である。
【0024】
BUSY信号を無視して、BUSY信号が‘H’の期間に表示データRAMへのリード・ライトを行なった時、正常処理が行なわれないので、BUSY信号が‘H’の時は表示制御回路14内で外部からのREAD・WRITEの要求があっても内部的にリード・ライト処理を行なわないようにする為に、図5の信号波形で示されたように、BUSY信号が‘H’の時には外部WRITE、外部READは無視されて、内部のWRITE、内部のREAD、つまり表示データRAMに直結されるWRITE、READ信号は変化する事はない。
【0025】
(2) 第2実施形態
第2実施形態として、図6に示されたように、液晶表示ドライバICのサイズ制限やレイアウトの都合上で表示データRAM17が2分割された時にそれぞれの表示データRAMアレイA61、表示データRAMアレイB65の周りに、それぞれのその位置より最もリード、ライトに時間を必要とするRAMの時間に相当する配線A64、配線B68を配置する。この時の列アドレス線、行アドレス線、データ線、READ線、WRITE線は共通信号とする。
【0026】
それぞれの表示データRAMのBUSY信号の論理積を外部へのBUSY信号とする。
【0027】
BUSY信号がH'の時にはリード・ライトを行なわないようにする。これにより、表示データRAM17を分割してIC内で配置しても確実にCPUはデータおよびコマンドを送る事が可能である。
【0028】
表示データRAMを2分割した例を挙げたが、それ以上の数で分割しても、同様の効果が得られる。
【0029】
【発明の効果】
以上述べたように本発明によれば、表示データRAMのリードおよびライトの時間中フラグを用意する事でマイクロプロセッサユニット等の外部制御装置との間で、表示データの円滑な入出力が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の代表的な実施例に係る液晶表示装置のブロック図である。
【図2】本発明の表示データRAMの一例のブロック図である。
【図3】本発明の液晶表示RAM1ビット分の一例の回路図である。
【図4】本発明の第一の実施例における制御信号の一例の信号波形である。
【図5】本発明の第一の実施例における制御信号の一例の信号波形である。
【図6】本発明の表示データRAMの一例のブロック図である。
Claims (2)
- 各種画像を表示する液晶表示パネルと、
前記液晶表示パネルを駆動する液晶駆動回路と、
前記液晶駆動回路が前記液晶表示パネルを駆動するために用いる駆動電圧を発生する液晶駆動電圧発生回路と、
外部のマイクロプロセッサユニットから入力された表示データ及び各種制御用データに基づいて前記液晶駆動回路及び前記液晶駆動電圧発生回路を制御する表示制御回路と、
前記液晶表示パネルに表示させる前記表示データを格納する表示データRAMとを備えた液晶表示装置において、
前記表示制御回路は、前記表示データRAMにおいて前記表示データがリードライト処理期間中においては前記表示データRAMにはアクセスできないことを示すBUSY信号を作成し、
前記表示データRAMは、RAMアレイと、列デコーダと、行デコーダと、前記RAMアレイの周りに配置された信号線とを備え、電気信号が前記信号線を伝播する伝播時間を前記RAMアレイの前記リードライト処理中のフラグとすることを特徴とする液晶表示装置。 - 請求項1において、
前記表示制御回路は、前記リードライト処理期間中においては前記BUSY信号を前記マイクロプロセッサユニットに伝達し前記マイクロプロセッサユニットからの新たな表示データを受領しない制御手段を備えることを特徴とする液晶表示装置。
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