JP3726517B2 - 衛生洗浄装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は水道水などからの供給水で局部洗浄を行い、且つ供給水中の異物を除去するためのストレーナを備えている衛生洗浄装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
水道水などからの供給水で局部洗浄を行う衛生洗浄装置においては、人間にとって大変敏感で、清潔に保つ必要のある箇所の洗浄だけにほとんどの場合、その内部にストレーナを備えている。また、同装置内の流路は大変複雑であるので、異物の混入により、水路の詰まりや、シール部への噛み込みによるシール不良などをもたらさないためにもストレーナが必要となる。
【0003】
ストレーナで除去しようとする水道水などに含まれる異物とは、主に新築現場などで取り付け初期に流出する配管などの切り粉、シールテープの切れ端、製品の保管時に付着したゴミなど、また長期間の使用では水道水中に含まれるゴミなどが考えられる。
【0004】
衛生洗浄装置のストレーナはより上流で異物を捕獲したいという設計者の意図により、一般的に衛生洗浄装置の水路の入口付近に配置される。また、水質のあまり良くない現場によっては、ストレーナに異物が短期間で蓄積し、すぐに目詰まりをして、吐水口より吐水しなくなるので、ストレーナは取り外して清掃、交換などのメンテナンスができるようにしていることが多い。
【0005】
このストレーナのメンテナンス作業は一般の使用者にも熟知されていることが多く、特別な工具など必要とせずに取り外しができるような構造をとっていることが多い。
【0006】
メンテナンスの頻度を減少させるために、小さな空間内で大きなストレーナの濾過面積を実現させるために、ストレーナ自身の形状としては円筒形状をとることが多い。
【0007】
このようにストレーナの形状を円筒形状にした場合には、円筒部への供給水の流れ方向の違いにより、外側から内側へ供給水の流れをとった場合、異物の捕獲面は円筒の外表面に、内側から外側へ供給水の流れをとった場合、異物の捕獲面は円筒の内表面となる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
このような衛生洗浄装置では、上記のように、円筒形状のストレーナへの供給水の流れ方向を外側から内側へとった場合、異物の捕獲面は円筒の外表面になるので、捕獲した異物はメンテナンスのための取り外し作業時の僅かな振動などで容易に外表面から脱落し、その脱落した異物などがシール部などに付着し、メンテナンス作業後のシール不良などによる漏水などの不具合をもたらすことがあった。
【0009】
反対に、円筒形状のストレーナへの供給水の流れ方向を内側から外側へとった場合には、異物の捕獲面は円筒の内表面になるので、先に述べたような捕獲した異物の脱落はないが、内表面の異物をブラシなどで直接触れることができないので、異物の清掃をすることが容易でない。
【0010】
本発明は、上記課題を解決するためになされたもので、本発明の目的は、水道水などの供給水にて局部洗浄を行う衛生洗浄装置において、水道水などの異物を除去するためのストレーナを備えており、そのストレーナのメンテナンス作業時にも不具合を発生させない衛生洗浄装置を提供することにある。具体的に言えば、メンテナンス作業時のストレーナの取り外し時に異物が脱落せずに、且つストレーナの表面に捕獲した異物をブラシなどで直接、容易に清掃できる衛生洗浄装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するためになされた発明は、水道水などからの供給水で局部洗浄を行い、且つ供給水中の異物を除去するためのストレーナを備えている衛生洗浄装置において、前記ストレーナの形状が円筒形状であり、清掃時には円筒軸方向に分割できる構造であって、該ストレーナへの供給水の通水方向は内側から外側であり、その内壁面の直径が30mm以上であることを特徴とする。
【0012】
発明によれば、ストレーナの形状が円筒形状であり、その内壁面の直径が30mm以上であるので、ストレーナへの供給水の通水方向を内側から外側にすれば、ストレーナの内表面に異物を捕獲できるので、ストレーナの取り外し作業時にも異物が脱落しにくく、且つ内壁面の直径を30mm以上としたので、ストレーナ内側に市販の大きさの歯ブラシなども容易に入れることができ、内表面に付着した異物を直接清掃することができる。
【0013】
【0014】
【0015】
発明によれば、ストレーナが円筒形状であって、ストレーナの円筒軸方向に分割できるので、ストレーナへの供給水の通水方向を内側から外側にすれば、ストレーナの内表面に異物を捕獲できるので、ストレーナの取り外し作業時にも異物が脱落しにくい。また、実際の清掃時にはストレーナを円筒軸方向に分割すれば、異物の付着した内表面を容易に市販の歯ブラシなどで清掃することができる。
【0016】
【0017】
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を、図面により説明する。図1は、一般的な衛生洗浄装置の外観図である。水道水などから供給された供給水は壁や床などに施工された給水止水栓1より給水配管2を経由して、衛生洗浄装置本体内に導かれる。供給水は衛生洗浄装置本体内では、調圧、温調などの操作を経て、ノズル3の吐水口より洗浄水として放出され、局部洗浄を行う。
【0019】
このように、供給水は衛生洗浄装置内で様々な制御行われるとともに、複雑な水路を通過する故に、また局部という大変敏感な部分を洗浄するため、水中の異物の混入は少ないほど良い。従って、衛生洗浄装置の供給水の入り口付近に異物を除去するためのストレーナを保持していることが多い。
【0020】
図2は、一般的な衛生洗浄装置の入り口付近に設置される給水用ユニットの断面図である。給水用ユニット内に配置されたストレーナ4は狭い空間に大きな濾過面積を実現するために、このように円筒形状をとることが多い。また、ストレーナで捕獲した異物を使用者が簡単に清掃・除去できるように、外側から容易に操作できるキャップ5とともに取り外せるような構造をとっていることが多い。このような構造の給水用ユニットでは、給水の方向により、異物の捕獲面が円筒形状のストレーナの内表面、外表面どちらにも設定することができる。
【0021】
図3は、円筒状ストレーナの通水方向違いによる、異物の捕集面とそれぞれの長所と短所を表記したものである。このように異物の捕獲面の違いにより、清掃のし易さと異物の脱落のしにくさが相反し、どちらの通水方向でもそれらの両方の問題を同時に解決することができなかった。
【0022】
図4は、今回の発明の1つであるストレーナの断面図である。ストレーナへの供給水の通水方向は内側から外側であるので、ストレーナの内表面が異物の捕集面となるので、取り外し作業などにおいても異物がストレーナより脱落しにくい。また、このストレーナの内表面の直径を30mm以上とすれば、市販の歯ブラシなどがストレーナの内側に容易に入るので、簡単に異物を清掃することができる。通常では、先の図4で示したように円筒状のストレーナの直径を大きくすれば異物の清掃をし易く、脱落もさせにくいと言う目的を十分に達成することができるが、このような給水ユニットはレイアウトの制限からあまりその大きさを大きくできないことが多い。
【0023】
また、ユニットが樹脂成形品である場合、内水圧によりそのユニットに発生するフープ応力は直径に比例するため、ユニットの強度上、直径を大きくできないことも多い。
【0024】
図5は、ストレーナ形状の1つであり、端面に凹形状のストレーナを持っている。この凹形状のストレーナは異物の捕獲面が凹部であるため一度捕獲した異物は脱落させ難く、且つ異物の捕獲面は外側より容易に清掃することができる。
【0025】
図6は円筒軸方向に分割できるストレーナ構造であり、図7は断面形状が半円形状であり、挿入方向を規制する位置決め機構を有しているストレーナ構造図である。両ストレーナ構造とも、先に述べたストレーナで捕獲した異物の清掃のし易さとストレーナからの異物の脱落のしにくさを同時に達成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一般的な衛生洗浄装置の水路系外観図
【図2】一般的な衛生洗浄装置の給水用ユニットの構造図
【図3】円筒状ストレーナの通水方向の違いによる長所と短所
【図4】本発明の1つの実施例であるストレーナの構造図
【図5】端面に凹形状のストレーナを有する構造図
【図6】円筒軸方向に分割できるストレーナの構造図
【図7】断面形状が半円形状であるストレーナの構造図
【符号の説明】
1:給水止水栓、3:ノズル、4:ストレーナ

Claims (1)

  1. 水道水などからの供給水で局部洗浄を行い、且つ供給水中の異物を除去するためのストレーナを備えている衛生洗浄装置において、前記ストレーナの形状が円筒形状であり、清掃時には円筒軸方向に分割できる構造であって、該ストレーナへの供給水の通水方向は内側から外側であり、その内壁面の直径が30mm以上であることを特徴とする衛生洗浄装置。
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