JP3726251B2 - オフィス構成設備 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ワーカーの交流度と自律性を両立させ創造的な作業を行うためのオフィスを構築するのに好適なオフィス構成設備に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のオフィスとして、例えば、作業に必要な資料や機器類が装備された机を同一方向に配向して一定間隔で列状に配列させた形態(以下、ファクトリ型と略称する)を特徴とするものが知られている。
【0003】
また、一般の会社においては、各自の資料等を収納するための袖やワゴン等を備えた執務用の机を、複数台対面又は接近させて配置した形態(以下、デン型と略称する)を特徴とするものも広く普及している。
【0004】
さらに、研究開発部門やソフトウエア開発部門等においては、パーティションにより区成された閉鎖空間あるいは個室等に執務用の机やOA機器載置用のテ−ブルあるいは保管庫等を配設した形態(以下、セル型と略称する)を特徴とするものも採用されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
以上説明した各種のオフィス形態は、業務に応じて適宜選択採用されるべきものであり、各々が今後とも重要な役割を担うことは勿論であるが、近時、より高度なオフィス利用の要求が高まり、従来の形態だけでは十分に対応することが難しくなることが予想される。
【0006】
すなわち、コンピュータの飛躍的な発達、普及によって、定型的な事務処理作業は次第に人間の手を離れる傾向にある。その結果、オフィスワーカーには、よりレベルの高いワークプロセスが要求されることとなり、例えば、情報という原材料を知識に加工してより創造的な仕事を推進することが望まれつつある。しかも、コンピュータネットワークに代表される情報技術が進展し、必ずしも同一の場に集合しなくても一定の作業を進めることができるようになりつつある今日、オフィスに出勤する意味が厳しく問われることにもなる。
【0007】
これらの事情を勘案すると、これからのオフィスワーカーには、高度なパーソナルコントロールが要求されることとなり、かかる自律性の高いオフィスワーカー達が、必要に応じて人間対人間の交流を求めてオフィスに出勤する形態が多くなるものと予想される。したがって、このような要求に応えるためのオフィスには、人間同士が直接に対面して生の情報を交換し合える交流度の高さと、プライバシーが守られた状態で情報加工作業等に適宜集中することができる自律性の高さとを共に備えていることが望まれる。
【0008】
このような観点から前述した各種のオフィス形態を精査すると、それぞれ、次のような問題がある。まず、前記ファックトリ型のものは、交流度も自律性も共に低く、以上説明した知識集約型のオフィス形態としてはふさわしくない。また、前記デン型のものは、島形に配置された机等の周囲にワーカーが比較的接近して着座するため、高い交流度を確保することができ、定型グループ処理作業には適しているが、自律性が低いため創造的なワークには向かない。さらに、セル型のものは、個室的な環境が得られるため自律性が高く集中ワークには適しているが、交流度が低く人間同士の直接的な情報交換には向かない。近時、固定されたセル型配置を基本にし、その中央部に複数のワーカーが情報交換するための共有エリアを設けたものも開発されているが、従来のものは、各ワーカーが占有している執務用の家具と、共有エリアに配置された家具とは全く別異なものである。そのため、このような形態で交流度の高さと自律性とを両立させるには、広いスペースと、多種類の家具が必要となる。
【0009】
【発明の実施の形態】
本発明に係るオフィス構成設備は、位置決め要素たる配線具を目安にして移動させることができるように構成され大きな収納部を有しない移動家具と、これら移動家具とは独立した保管庫を備えてなり、これら移動家具として、一部に直線の縁部を有した天板の高さが変更可能なテーブルと、天板を有する他の家具とを具備し、テーブルの天板を他の家具の天板に密に隣接させる位置と平面視において重合させ得る位置との間で高さ位置を変更することができるようにし、前記配線具を位置決めの目安にしてこれらの移動家具を移動させることによって交流度の高い共同ワークエリアと、自立性を尊重した個人ワークエリアを自在に構築できるようにしたものであって、テーブルの天板を、脚ベースから立接した支柱に支持させるとともに、他の家具を、天板の反使用縁側に対をなす隆起部を形成するとともにそれら両隆起部の下にキャスタを備えた棒状の脚をそれぞれ設け、かつ天板の使用縁側を支持する位置に棒状の脚を設けてなるものにしたことを特徴とする。
【0010】
このようなものであれば、移動家具を移動させることによって交流度の高い共同ワークエリアと、自立性を尊重した個人ワークエリアを自在に構築できるようにしているので、広いスペ−スや多種類の家具を必要とすることなしに、人間同士の生の情報交換が可能な高い交流度を持った環境や、高度な情報加工作業等を集中して実行することができる自律性の高い環境を必要に応じて自在に創り出すことができる。
【0011】
また、移動家具が大きな収納部を有しないので、ワーカーが自由に移動させることができるようにしておくことができる。
【0012】
さらに、位置決め要素たる配線具を目安にして移動家具を移動させることができるようにしているので、オフィス全体が無秩序になるのを防止することができる。
【0013】
このようなオフィス構成設備に好適に用いられるテーブルの態様として、テーブルの天板が、十字をなす脚ベースの交差部から立設した支柱に支持されていることを特徴とするものが挙げられる。
【0014】
【実施例】
以下、本発明の実施例を、図1〜図15を参照して説明する。
【0015】
図1に示すレイアウト例は、共同ワークエリア1A、1B、1C、1Dと、個人ワークエリア2A、2B、2Cとを共通の移動家具である机3を用いて構成したものであり、他の移動家具として、補助机4、仮置台5、円形テーブル6、長テーブル7、半楕円テーブル8、ホワイトボード9、及び間仕切り用のスクリーン10等を使用している。また、これらの移動家具3〜10以外に、共有資料を保管しておくために壁面に沿って配置される壁面収納庫11や、フロアを仕切るようにして壁から離れた位置に配設される中間収納庫12、あるいは、各ワーカーWが所有している各自の資料を保管しておくための個人ロッカー13等も用いられている。
【0016】
机3は、図2及び図3に示すように、左右の脚要素21により天板22を支持してなるもので、各脚要素21は、上下方向寸法が比較的小さい扁平な脚ベース23上に支柱24を立設してなる。天板22は使用縁を使用者を囲み得る方向に若干湾曲させたもので、センター引出しや袖等のような大きな収納部を一切有しておらず、脚ベース23の下面に装着した扁平なキャスタ(図示せず)の作用により自由に移動させることができるようになっている。
【0017】
補助机4は、図3に示すように、前記机3と同様に左右の脚要素25により天板26を支持したものであるが、その天板26を前記机3の天板22の下に侵入させて使用することができるように、その天板26の高さを前記机3の天板22の高さよりも低く設定するとともに、左右の脚要素25間の距離を、前記机3の脚要素21間に侵入させ得る値に設定している。
【0018】
仮置台5は、図2〜図4に示すように、左右の脚要素27により天板28を支持するとともに、前記脚要素27間に棚29を設けている。脚要素27は、キャスター31を有した水平な脚ベース32上に支柱33を立設してなるもので、それら両支柱33の上端部に天板28をブラケット34を介して回動可能に枢着している。しかして、この天板28は、図2及び図3に示す水平な使用位置と、図4に示す起立した収納位置との間で、自由に回動させることができるようになっている。棚29は、内側に開口部を有する枠状のもので、その後端部両側を前記支柱33の中段位置に回動可能に枢着している。しかして、この棚29は、天板28と同様に、図2及び図3に示す水平な使用位置と、図4に示す起立した収納位置との間で、自由に回動させることができるようになっている。この棚29は、水平な使用位置においては、図3に示すようにボックスファイル35等を保持することができるようになっている。この仮置台5は、前記棚29と、天板28をそれぞれ起立させた状態で、図4に示すように、複数台密にスタッキングすることができるようにしてある。
【0019】
円形テーブル6は、図2及び図5に示すように、キャスター41を有した平面視十字形をなす脚ベース42の交差部から支柱43を立設し、その支柱43上に天板44を支持させたものである。天板44は円形のもので、一部に直線の縁部を有した切欠部45を有している。この円形テーブル6は、その支柱43を図5に示すように伸縮させることによって天板44の高さ位置を変更することができるようになっており、46は、その天板44を所望の高さ位置にロックするためのガススプリングの上下昇降レバーである。天板44に切欠部45を設けているのは、該天板44を他の家具の天板等に密に隣接させるためであり、天板44の高さを変更可能にしているのは、平面視において天板同士が重合するほどに他の家具に接近させることができるようにするためである。
【0020】
長テーブル7は、図6及び図7に示すように、天板47を4本の脚48、49により支持してなるもので、反使用縁側を支持する2本の脚48にはキャスタ51が設けてあり、使用縁側を若干持ち上げることによって移動させることができるようになっている。天板47の反使用縁側には、対をなす半円形の隆起部52が形成してあり、2台の長テーブル7を対面配置した場合に、それら隆起部52が当接して両長テーブル7の反使用縁間に各種配線等を挿通させるための空間53が形成されるようになっている。
【0021】
半楕円テーブル8は、図6及び図7に示すように、天板61を4本の脚62、63により支持してなるもので、反使用縁側を支持する2本の脚62にはキャスタ64が設けてあり、使用縁側を若干持ち上げることによって移動させることができるようになっている。天板61の反使用縁側には、対をなす半円形の隆起部65が形成してあり、2台の半楕円テーブル8を対面配置した場合等に、それら隆起部65が当接して両テーブル8の反使用縁間に配線等を挿通させるための空間が形成されるようになっている。
【0022】
ホワイトボード9は、図8に示すように、キャスタ67を有した対をなす水平な脚ベース68の後端部から支柱69をそれぞれ立設し、それら支柱69の上端間にボード本体70を反転可能に支持させたものである。支柱69の上半部は、前方に湾曲させてあり、各支柱69の上端に支持されたボード本体70が、脚ベース68の前後方向略中央に位置するようにしてある。
【0023】
間仕切り用のスクリーン10は、図9及び図10に示すように、左右の支柱71間に目隠し用のパネル76を配設してなるもので、各支柱71の下端部には脚ベース72が固着してある。脚ベース72は、内方に拡開する偏平扇状のもので、この脚ベース72の内方端に扁平なキャスタ73を設けている。
【0024】
これら移動家具3〜10は、相互に接近又は重合が容易な脚形態をなしている。具体的に説明すれば、補助机4の左右の脚要素25は、机3の左右の脚要素21間に挿入し得る寸法に設定されている。また、机3及び補助机4の脚ベース23、30は、上下方向寸法が小さな偏平形状をなしており、背の高いキャスタ31、41に支持された仮置台5の脚ベース32や円形テーブル6の脚ベース42の下に潜り込ませることができるようにして、これの移動家具3、4、5、6同士を相互に接近させることができるようにしてある。また、円形テーブル6は、十字形の脚ベース42を有しているため、柱状の脚48、49、62、63を有する長テーブル7や半楕円テーブル8にも接近させて配置し易くなっている。さらに、ホワイトボード9の脚ベース68も上下方向寸法の小さな扁平形状をなしており、しかも、その後端部から支柱69が立設させてあるため、その脚ベース68上方に空間が形成されている。一方、中間収納庫12の底面両端部には、図8に示すように、下駄の歯状のベース74が設けてあり、該中間収納庫12の底面と床面との間に空隙75を形成している。そのため、前記ホワイトボード9をこの中間収納庫12に接近させてその脚ベース72を前記空隙75に挿入することによって、該ホワイトボード9を通行の邪魔にならない態様で片付けておくことができる。この状態においては、ボード本体70が中間保管庫12の前後方向略中央に位置することになるため、この姿勢のままで該ホワイトボード9を使用することもできる。また、スクリーン10の脚ベース68は、支柱71よりも内方に延出させてあり、支柱71の前後にはキャスタや接地部が存在しないようにしてあるため、図9に示すように、スクリーン10同士を直交させて隣接させる場合でも、脚ベース72同士の干渉を防止することができる。また、スクリーン10に該スクリーン10と略同一幅の机3を近接配置する場合も、該机3の脚ベース23と、スクリーン10の脚ベース72との干渉を防止し易くなる。
【0025】
このような移動家具3〜10を適宜組み合わせてフロア上に交流度の高い共同ワークエリア1A〜1Dや、自律性を尊重した個人ワークエリア2A〜2Cを必要に応じて自在に構築するようにしているが、移動家具3〜10の無秩序な移動によりオフィス全体が混乱するのを防止するために、フロアの所定位置に位置決め要素たる配線具81を配設している。
【0026】
配線具81は、図3、図6、図7、及び図11に示すように、ベース82上に2本の配線ポール83,84を所定の間隔をあけて立設してなるもので、各配線ポール83,84上にコンセント85,86を設けている。各配線ポール83,84は、机3やテーブル7,8の天板22,47,61の下に収容可能な縮小姿勢と、コンセント85、86が机3やテーブル7、8の天板22、47、61よりも上方に位置する伸張姿勢との間で伸縮させ得るようになっている。一方の配線ポール83に装着されたコンセント85は電力供給用のもので、このコンセント85に接続された図示しない電力線は、この配線ポール83内に挿通させてあり、この配線ポール83の下端から床面上に導出させてある。他方の配線ポール84に装着されたコンセント86は通信のもので、このコンセント86に接続された図示しない通信線は、この配線ポール84内に挿通させてあり、この配線ポール84の下端から床面上に導出させてある。かかる配線具81は、フロアの所定位置に複数台設置してある。これらの配線具81は、物理的には移動可能であるが、オフィスの運営上、所定領域、例えば、フロア上に導出させてある電力線や通信線の届く範囲内での小移動以外は禁止してある。
【0027】
また、図1に示す実施例では、フロアセクレタリ領域91を定め、この領域91に配置してある机3やOA機器載置用テ−ブル92等は、移動させないようにしている。また、フロアセクレタリ領域91の背後には、インフォメ−ションボード93が配してあり、また、その隣にはコピ−機94やファックス95等を配置したワ−クピット96が設けてある。これらインフォメ−ションボ−ド93やワ−クピット96に配設した機器類94、95も原則として移動させないようにしている。したがって、このオフィスにおいては、フロアセクレタリ領域91に配置した家具3、92や、インフォメ−ションボ−ド93、或いは、ワ−クピット96に配設した機器類94、95も位置決め要素として機能している。
【0028】
図1に示すオフィスにおいては、具体的には、前述した移動家具3〜10を適宜移動させることによって、第1、第2、第3、第4の共同ワークエリア1A、1B、1C、1Dと第1、第2、第3の個人ワークエリア2A、2B、2Cを形成している。
【0029】
第1の共同ワークエリア1Aでは、図1に示すように、配線具81を中心にしてスクリ−ン10により区成された領域内に、その配線具81を挟むようにして2台の長テーブル7を対面配置するとともに、その長テーブル7の両側縁に半楕円テ−ブル8を当接配置しており、会議に適した環境を構築している。対面させた長テ−ブル7の反使用縁間には、図7に示すように、天板47の上下を連通させる挿通空間53が形成されており、その挿通空間53に、配線類だけでなく、伸長させた配線具81の配線ポ−ル83、84や、伸長させた円形テ−ブル6の支柱43等を挿通させている。この場合、円形テ−ブル6はオ−バ−ヘッドプロジェクタ54等を載置するために用いられるもので、前記長テ−ブル7と平面視重合状態で配置されており、これらテ−ブル7、8の近傍にはホワイトボ−ド9が配置してある。第2の共同ワ−クエリア1Bは、配線具81を中心にしてスクリ−ン10により区成された領域内に、複数の執務用の机3を近接配置したもので、各机3を使用するワ−カ−Wが密に連絡を取りながら執務を行うことができる形態をなしている。第3の共同ワ−クエリア1Cは、図1及び図10に示すように、配線具81を中心にして複数の机3を対面配置したもので、グル−プワ−クに適した形態をなしている。第4の共同ワ−クエリア1Dは、図1及び図11に示すように、配線具81を中心にしてスクリ−ン10により区成された領域内に、さらに多数の机3を島形に対面配置したもので、多数のワ−カ−Wが連絡を取りながら共同作業を進めるのに適した形態をなしている。共同ワ−クエリアに適した机3の配列態様としては、以上説明したもの以外にも、例えば、図12の(A),(B),(C)に示すようなものがある。
【0030】
一方、第1,第2の個人ワ−クエリア2A、2Bは、図1に示すように、隅部に配線具81が位置するようにしてスクリ−ン10により包囲した領域に、執務用の机3及びOA機器載置用の机92を配置したもので、個人が作業に集中し易い環境を形成している。第3の個人ワ−クエリア2Cは、隅部に配線具81が位置するようにしてスクリ−ン10により包囲した領域に、執務用の机3と、OA機器載置用の机92及び仮置台5とを配設したもので、同じく個人の集中作業に適した環境を形成している。個人ワ−クエリア2に適した机3等の配列態様としては、例えば、図13の(a),(b),(c),(d)に示す態様,或いは、図14の(e),(f),(g),(h),(i),(j)に示す態様等を挙げることができる。図13の(a)に示す態様は、ペ−パ−ワ−クに適したものであり、下に示す態様ほど重作業に向いている。(b)に示す態様は、ペ−パ−ワ−クといわゆるOA作業を共に行うのに適している。(c),(d)に示す態様は主としてOA作業を行うのに適した態様であり、前記と同様に、下に示すものほど重作業に向いている。
【0031】
【発明の効果】
以上詳述したように、本発明に係るオフィス構成設備は、机等の移動家具をワーカーが自由に移動させて共同ワークエリアまたは個人ワークエリアを適宜形成することができるようにしたものであるため、広いスペ−スや多種類の家具を必要とすることなしに、人間同士の生の情報交換が可能な高い交流度を持った環境や、高度な情報加工作業等を集中して実行することができる自律性の高い環境を必要に応じて自在に創り出すことができる。
しかも、位置決め要素たる配線具を目安にして移動家具を移動させることができるようにしているので、オフィス全体が無秩序になるのを防止することができる。
【0032】
さらに、移動家具が大きな収納部を有しないので、ワーカーが自由に移動させることができるようにしておくことができる。
【0035】
【発明の効果】
以上詳述したように、本発明は、一部に直線の縁部を有した天板の高さが変更可能なテーブルと、天板を有する他の家具とを具備し、テーブルの天板を他の家具の天板に密に隣接させる位置と平面視において重合させ得る位置との間で高さ位置を変更することができるようにして、家具の配置の自由度を高めたオフィス構成設備を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例を示すオフィスのレイアウト図。
【図2】 同実施例の机、仮置台及び円形テーブルを示す斜視図。
【図3】 同実施例の机、補助机、仮置台及び配線具を示す斜視図。
【図4】 同実施例の仮置台を示す側断面図。
【図5】 同実施例の円形テ−ブルを示す正面図。
【図6】 同実施例の長テ−ブル及び半楕円テ−ブルを示す斜視図。
【図7】 同実施例の長テーブル及び半楕円テーブルを組合わせた状態を示す斜視図。
【図8】 同実施例のホワイトボ−ド及び中間保管庫を示す斜視図。
【図9】 同実施例のスクリ−ン及び机を示す斜視図。
【図10】 同実施例のスクリ−ン及び机を示す斜視図。
【図11】 同実施例の机及び配線具を示す斜視図。
【図12】 共同ワ−クエリアにおける移動家具の配列例を示すレイアウト説明図。
【図13】 個人ワ−クエリアにおける移動家具の配列例を示すレイアウト説明図。
【図14】 個人ワ−クエリアにおける移動家具の配列例を示すレイアウト説明図。
【図15】 本発明の効果を説明するための説明図。
【符号の説明】
1A、1B、1C、1D…共同ワ−クエリア
2A、2B、2C…個人ワ−クエリア
3…移動家具(机)
4…移動家具(補助机)
5…移動家具(仮置台)
6…移動家具(円形テ−ブル)
7…移動家具(長テ−ブル)
8…移動家具(半楕円テ−ブル)
9…移動家具(ホワイトボ−ド)
10…移動家具(スクリ−ン)
11…壁面収納庫
12…中間収納庫
13…個人ロッカ−
81…位置決め要素(配線具)

Claims (2)

  1. 位置決め要素たる配線具を目安にして移動させることができるように構成され大きな収納部を有しない移動家具と、これら移動家具とは独立した保管庫を備えてなり、これら移動家具として、一部に直線の縁部を有した天板の高さが変更可能なテーブルと、天板を有する他の家具とを具備し、テーブルの天板を他の家具の天板に密に隣接させる位置と平面視において重合させ得る位置との間で高さ位置を変更することができるようにし、前記配線具を位置決めの目安にしてこれらの移動家具を移動させることによって交流度の高い共同ワークエリアと、自立性を尊重した個人ワークエリアを自在に構築できるようにしたものであって、テーブルの天板を、脚ベースから立接した支柱に支持させるとともに、他の家具を、天板の反使用縁側に対をなす隆起部を形成するとともにそれら両隆起部の下にキャスタを備えた棒状の脚をそれぞれ設け、かつ天板の使用縁側を支持する位置に棒状の脚を設けてなるものにしたことを特徴とするオフィス構成設備。
  2. テーブルの天板が、十字をなす脚ベースの交差部から立設した支柱に支持されていることを特徴とする請求項記載のオフィス構成設備。
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