JP2003180454A - オフィス構成用設備 - Google Patents
オフィス構成用設備Info
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Abstract
究に基づき、今後のオフィスワ−クの変革に柔軟かつ自
在に対応することが可能となる全く新規なオフィス構成
用設備を提供すること。 【解決手段】 オフィス空間の床下又は天井裏に敷設さ
れた電源ケーブルVcと信号ケ−ブルScの少なくとも一方
に接続されたケーブルを収装する柱状体1と横杆体9を
結合して正面視略門型状枠体を形成すると共に、該門型
状枠体の複数個を組合せて平面視矩形等の多角形をなす
枠体に形成し、この枠体に囲まれた区画をワークブース
空間としてオフィス空間の床上に設置し、このワークブ
ース空間で前記柱状体1による電源と信号の取出ポイン
トと横杆体9による電源と信号の取出ラインLvsを具備
したこと。
Description
ける業務環境や業務形態の変化に対し、容易かつ柔軟に
対応することができるようにしたオフィス構成用設備に
関するものである。
ク等のオフィスを構成するための設備は、例えば、会社
組織の中の部課制を単位として、部屋単位、或は、間仕
切等で仕切った業務空間を形成し、各業務空間単位でデ
スクやキャビネット等の必要なオフィス家具を、ほぼ固
定的に配置して形成されていた。
の導入により、いわゆる情報化が進み、オフィスワ−カ
の作業形態,オフィス空間も含めた作業環境,オフィス
家具そのものについても大きな変化に見舞われている。
即ち、オフィスワ−クにとってパ−ソナルコンピュ−タ
は、その様々な機能、例えば、文書作成,計算,通信、
それらのネットワ−ク化によるコミュニケ−ション等の
多様な機能により、今やオフィス業務にはなくてはなら
ないものになっており、一人一台は必要となってきてい
る。そして、これらに対応すべく、コンピュ−タやその
他のOA機器を置くためのデスク等の家具は、コンピュ
−タ等のOA機器の電源配線や情報配線のためのケ−ブ
ルを収納するため配線ダクトを設けたり、コンピュ−タ
等のOA機器を載置するために天板を大形化して益々大
型化,複雑化している。
の機能が向上し、オフィスへの導入が進んだ結果、オフ
ィスのワ−ク形態にも大きな変化が起きており、今後そ
れがますます大きくなることが予想される。即ち、ま
ず、コンピュ−タにより、様々な諸雑務が合理化される
ことによって、より生産性が高く質も高い知的ワ−クが
求められよう。また、その場で顔を会わせていなくとも
コンピュ−タ等を通したコミュニケ−ションが円滑に行
われる結果、従来の縦割りの組織が必要なくなり、より
効率的な業務形態をとることが可能なフラットな組織、
そして、臨機応変に目的を達成するためのプロジェクト
チ−ムによるワ−クスタイル等が増えてくると思われ
る。これらの様々なワ−クスタイルは、ワ−クの内容に
応じた最適のオフィス環境が望まれるわけであり、しか
もその環境は常に様々な変化に対応できる自由さ、即
ち、フレキシビリティをもっていることが必要となる。
しかしながら、これまでのオフィス家具は、上述したよ
うにデスクや間仕切パネル等の家具自体に配線機能を取
り込み、これらを固定的に配置する使用形態であったた
めに、今後予想される使用中のコンピュ−タ等のOA機
器とそれを載置した家具の移動を伴うフレキシブルなオ
フィス環境の設定やワ−ク形態の実現には全くといって
よい程対応できないのが現状である。
課題とするところは、上述した近未来におけるオフィス
ワ−ク形態の研究に基づき、今後のオフィスワ−クの変
革に柔軟かつ自在に対応することが可能となる全く新規
なオフィス構成用設備を提供することを課題とするもの
である。
を目的としてなされた本発明オフィス構成用設備の構成
は、オフィス空間の床下又は天井裏に敷設された電源ケ
ーブルと信号ケ−ブルの少なくとも一方に接続されたケ
ーブルを収装する柱状体と横杆体を結合して正面視略門
型状枠体を形成すると共に、該門型状枠体の複数個を組
合せて平面視矩形等の多角形をなす枠体に形成し、この
枠体に囲まれた区画をワークブース空間としてオフィス
空間の床上に設置し、このワークブース空間で前記柱状
体による電源と信号の取出ポイントと横杆体による電源
と信号の取出ラインを具備したことを特徴とするもので
ある。
各柱状体と横杆体は、それぞれに嵌合されるジョイント
部材を介して連結しワークブース空間に形成することが
できる。
ト部材は、柱状体に嵌合する下方突出体と、該突出体の
上端から水平方向に所定角度を設けて突出し、横杆体に
嵌合される複数の取付体を具備したものを使用すること
ができる。
を覆うようにキャップ状のカバーを装着した構成もあ
る。
枠体における横杆体、柱状体にロールスクリーン等の遮
蔽パネルを設けた構成とすることもある。
至数本のデスク等のオフィス家具を配置し、該家具上で
使用するコンピュータ等のOA機器の電源ケーブルと信
号ケーブルを、夫々のデスクに近い柱状体の取出ポイン
トのコネクタに接続して使用する構成とすることもあ
る。
は、床下、又は、天井裏に敷設された電源ケーブルと信
号ケーブルの少なくとも一方のケーブルに接続されたケ
ーブルを、前記柱状体外周に設けた溝内に収装するよう
にすると共に、その溝が形成する隔壁先端に柱状体の周
壁を形成する部分周壁を形成したものを用いることが望
ましい。
の取り出し穴が形成された安定板が設けられ、この穴に
より取り出されたケーブルが柱状体の溝部に収装される
ようにしたものを用いれば、より効果的である。
て図に拠り説明する。図1〜図4は、ポ−ル状をなす電
源,信号ラインの取出装置を形成する柱状体の例をそれ
ぞれ示した斜視図、図5は図1〜図4に使用した柱状体
の平断面図、図6は図1〜図4に例示した柱状体と図7
の横杆体の組合せよる電源,信号ラインの取出装置の一
例を示す斜視図、図7は図6の横杆体の側断面図、図8
は柱状体と横杆体の接続構造の一例を示す側面図、図9
はジョイントカバ−の側面図、図10と図11はジョイント
部材の形態例を示す斜視図、図12は図6と同旨の電源,
信号ラインの取出装置の一例の正面図、図13は図12の平
面図、図14は図12の左側面図、図15は図1〜図5で説明
した柱状体と図7の横杆体を平面矩形状をなすワ−クブ
−スの枠状体に形成した例の斜視図、図16は本発明オフ
ィス構成用設備における電源,信号ラインの取出ポイン
トを形成する柱状体の別例の平断面図、図17は取出ライ
ンを形成する横杆体の別例の側断面図、図18は図16の柱
状体と図17の横杆体の結合形態の一例を説明するための
斜視図、図19は柱状体と横杆体の他の例の結合形態を示
す斜視図、図20は図16の柱状体と図17の横杆体とを主体
にして形成した本発明オフィス設備システムにおける電
源,信号ラインの取出装置を例示した斜視図、図21は本
発明オフィス設備システムにおける電源,信号ラインの
取出装置の別の形態例を示した斜視図、図22は図17の横
杆体における溝状部材の側面を開閉自在の蓋構造にした
例の断面図、図23は横杆体の2つの溝状部材を入れ子式
構造とした例の断面図、図24は図18に示した本発明設備
システムにおける取出装置に、余長コード収納用のコー
ドリールとシート状覆板を配備した例の斜視図、図25は
図24のコードリールの取付態様の一例の要部を示す平断
面図、図26は柱状体と横杆体の結合において、横杆体の
平面配向角を任意の角度に設定できる構造の一例を示す
斜視図、図27は図16の柱状体の安定板にキャスタを設
け、当該柱状体を移動可能に構成した例の斜視図、図28
は図18に示した本発明オフィス構成用設備の取出装置に
おける横杆体を伸縮自在の構造にした例の斜視図、図29
はデスクの一例の正面図、図30は図29の左側面図、図31
は図30のデスクの天板の傾斜状態を示す側面図、図32は
図30のデスクの別例の正面図、図33は図30のデスクに使
用する天板の別例の平面図、図34は天板の他の例の平面
図、図35はデスクの他の例の正面図、図36は図35のデス
クの右側面図、図37は図35のデスクの平面図、図38は取
出ラインに対するデスク等の配置例を示す斜視図、図39
は取出ポイントに対するデスク等の配置例を示す斜視
図、図40はワ−クブ−スに形成した枠状体に対するデス
ク等の配置例を示す斜視図、図41は横杆体を間仕切パネ
ルの笠木部に配置した例の斜視図、図42は横杆体を間仕
切パネルの笠木部材として形成した例の斜視図、図43は
パネルと収納ボックスの横杆体への取付構造の一例を示
す部分断面図、図44は天板の横杆体への取付構造の一例
を示す部分断面図、図45は本発明オフィス構成用設備の
オフィスでの利用形態例を示した平面図である。
平断面形状を有するポ−ル状の柱状体で、図1〜図4は
この柱状体1を主体にしてオフィスの床に配設した電源
ケーブルと信号ケーブルに夫々に接続されるケーブルを
収装し、収装した夫々のケーブルに接続されてこの柱状
体に配設した電源用コネクタと信号用コネクタに、OA
機器の電源ラインと信号ラインを接続できるようにした
電源,信号ラインの取出装置(以下、柱状体1を主体と
した電源,信号ラインの取出装置を取出ポイントPvsと
いう)の例である。
が矩形断面で中空の芯管1aの外周に、断面十字状をなす
二重壁による隔壁1bと、隣合う二重の隔壁1b同士の間を
二分する平断面十字状の隔壁1cを設け、各壁1b,1cの外
端部に部分周壁1d,1eを形成したものである。
う隔壁1b,1cが形成する断面V字状の溝が形成する夫々
の空間内に、電源ケ−ブルVcと信号ケ−ブルSc、又は、
いずれか一方のケ−ブル(以下、これらのケ−ブルを電
源,信号ケ−ブルという)を、この柱状体1の外面から
収納,出入れすることができる。そして、各壁1b,1cの
外端部には全体として柱状体1の周壁を形成する部分周
壁1d,1eが形成されているので、収納した上記ケ−ブル
Vc,Scは溝状部から逸脱し難い。なお、柱状体1の溝状
部に入れた上記ケ−ブルVc,Scをその溝から完全に出さ
ないようにするには、図5に仮想線で例示したように、
着脱自在の溝キャップGcを装着してもよい。また、二重
に形成された壁1bは、後述するパネル等の部材の係止溝
として利用される。更に、各隔壁1cの外端部に形成され
た部分周壁1eは、後述する電源用又は信号用の夫々のコ
ネクタCv,Csの装着部として利用される。
は、図1〜図4に例示する態様において、オフィス空間
内の床下又は天井裏に敷設されている電源,通信ケ−ブ
ルの取出ポイントPvsとして形成されるので、以下、こ
の点について説明する。図1は、柱状体1の下端に、こ
こでは円板状の安定板2を設けると共に、上端に、比例
的小径の天板3を設けて形成した本発明による電源,信
号ラインの取出ポイントの斜視図である。安定板2に
は、床下に既に敷設されている電源ケ−ブルVc及び信号
ケ−ブルScに接続された電源,信号の各ケ−ブルVc,Sc
の取出穴2a,2bが形成され、この穴2a,2bから夫々に取
出されたケ−ブルVc,Scが柱状体1の溝部に収装されて
そのケ−ブルVc,Scの先端に接続されたそれぞれのコネ
クタCv,Csが、所望の高さに配置されている。配置でき
るコネクタCv又はCsの位置は、柱状体1の外周上では、
4ヶ所の部分周壁1eの上であり、同一周壁上の上下方向
において2個以上のコネクタCv又はCsを設けることは任
意である。上記の安定板2は、柱状体1を床上に固定す
る場合には、小さ目の円形乃至は翼状に形成したものを
使用することができる。また、安定板2は、その裏面側
にキャスタ等による転動輪を設け、床上を移動できるよ
うに形成することもある。この場合、キャスタ等による
転動輪は、裏面に対して出没自在構造とし、設置位置が
決まれば没入させて安定板2を床上に定置乃至は固定す
るようにすることができる。
取出ポイントにおいて、柱状体1の周囲に、ここでは二
分割タイプに形成した円筒状をなすカバ−体4を、当該
柱状体1に支持させて設けた例である。カバ−体4は、
金属板,プラスチック板,それらのパンチング穴明板等
の適宜の板体により形成し、ここでは底板4aを設けて有
底に形成しているが、底板4aの設定は任意である。
と略同径程度に形成し、柱状体1とカバ−体4の間に形
成される空間にそれぞれの余長ケ−ブルCv,Csを収納し
たり、これらの電源,信号ライン用の中継機材、例え
ば、ブ−スタアンプや配電箱等の必要な機器,器材Vn,
Snを収納することができるように形成されている。
sを形成した柱状体1を、背の高い部材により形成し、
この柱状体1の下部に、比較的容積の大きな収納ボック
ス5,6を形成した例である。ここで、収納ボックス5
は、前後に開口部5aを設けて形成し、例えばコンピュ−
タの本体(CPU)を収納するボックスとして利用し、
また収納ボックス6は、上面を開口した有底の筺状に形
成し、このボックス6の壁面と底には通線用のスリット
6aと穴状の切欠き6bを設け、内部に電源,信号ラインに
必要な中継機器Vn,Sn等を収装することができるように
形成されている。なお、1fは柱状体1の上端に被着した
ド−ム状のキャップ、1gは柱状体1の上部において、そ
の二重壁1d,1dに挟持させた態様で設けた翼状をなすサ
インパネル、又は、遮蔽パネルで、このパネルは、いず
れの柱状体1に対ても設置可能である。また、取付ける
パネル1gの形状も任意である。
柱状体1により、天井側に敷設されている電源,信号ラ
インに接続してオフィス内に電源,信号ラインの取出ポ
イントPvsを形成した例である。この柱状体1は、上,
下端部にその芯管1aに挿装した上,下アジャスタ7,8
を操作して柱状体1を天井Siと床の間で、いわゆる突張
り状態で立ち姿勢を保持するようにしている。図4に示
した柱状体1においても、その周囲に、収納部4,収納
ボックス5,6を設けることは任意である。なお、天井
側からの電源,信号ラインの取出ポイントPvsの形成に
おいて、柱状体1は必ずしも、天板から床面までの間に
突張りタイプで設けなければならない訳ではない。例え
ば、柱状体1の上端を天井面のケ−ブル取出部に固定
し、該柱状体1の長さを床に届かない長さに形成するこ
ともある。この場合の柱状体1の下端は、一例として、
床から70〜80cmまでの高さにする。また、床に立設した
天井に届かない高さの柱状体1に、天井面から電源,信
号ケーブルを導入することもある。この場合、柱状体1
までのケーブルをフレキシブルチューブのようなガイド
体に収めて支持することがある。
た電源,信号ラインの取出ポイントPvsを、図7に一例
として示した断面形状の横杆体9を用いて床に平行な面
内でオフィス空間内に敷設し、本発明の電源,信号ライ
ンの取出装置を任意のライン状に形成した例(以下、床
に平行なライン状の電源,信号ラインの取出装置を取出
ラインLvsという)の斜視図である。
する横杆体9の構成を図7により、またこの横杆体9と
柱状体1の接続構造の一例を図8により説明する。
いて柱状体1の芯管1aと同形の芯管9aの上,下に、前記
柱状体1における二重壁1bと同様の二重壁9bを突設する
と共に、ここでは下方の二重壁9bから左,右に2組の壁
9c,9dを突出させ、各壁9b〜9dの相互の間に、ケ−ブル
Vc,Scを収めるための溝部が形成されるようにしてい
る。なお、9e,9fは前記壁9c,9dの先端部に設けて全体
としてこの横杆体9の周壁をなすように形成した部分周
壁、9gは二重壁9bの先端に形成した同旨の部分周壁であ
る。
杆体9は、各壁9b〜9fにより形成された溝部が、平面か
らみて概ね上方を開口した溝部に形成されるので、各溝
に電源ケ−ブルVc又は信号ケ−ブルScを上から投入する
ことにより、両ケ−ブルVc,Scを外部からは見えないよ
うに収めることができることとなる。従って、前記両ケ
−ブルVc,Scについて、横杆体9の任意の位置における
ケ−ブル先端に、コネクタCv,Csを接続し、このコネク
タCv,Csを横杆体9の上の部分周壁9eに装着することに
より、横杆体9の任意の位置で電源,信号ラインと適宜
の電子機器等との接続をすることが可能になる。
続は、一例として図8に示すような接続部材を使用して
行う。柱状体1,横杆体9はともに、中心に同形状の芯
管1a,9aを具備しているので、この芯管1a,9aに、ジョ
イント方向に沿って形成したジョイント部材10の両端部
10a,10bを嵌入して、両部材1,9の設置方向を規定す
る。図8の例は、垂直に立上った柱状体1と水平に延び
た横杆体9とを、90度曲げで形成したジョイント部材10
で接続したものである。なお、10c,10dは芯管1a,9aに
嵌入したジョイント部材10の固定ビスである。
で接続したままの状態であると、ジョイント部材10の部
分に、柱状体1の溝部から横杆体9の溝部に導入される
各ケ−ブルVc,Scがジョイント部分で外部に露出するこ
ととなり、見映えがよくない。そこで本発明では、図9
に示すようなジョイント部カバ−11を使用することとし
た。
により形成した背骨状のるフレキシブルな主骨材11a
に、先略テ−パ状をなし、かつ、下部が開放された略リ
ング状の支骨材11bを適当なピッチでこの主骨材11aに列
設することにより形成し、主骨材11aの前,後両端部11
c,11dを、柱状体1と横杆体9の二重壁1d,9gにより形
成された溝に挟持させることにより、両部材1,9の接
続部分をカバ−するようにしている。
床から立上げられた柱状体1と床に平行に配置する横杆
体9との接続用として、図10に示す態様のものがある。
また、天井から床の間に立設された形態又は天井に吊下
された形態の柱状体1と横杆体9との接続用としては、
図11に示す形態のものがある。図10に示した各ジョイン
ト部材において、10(a)は図8に示したジョイント部材1
0と同旨のもの、10(b)は横杆体9同士の直列接続用、10
(c),10(d)は立設した柱状体1から水平二方向の横杆体
9への接続用、10(e)は同じく三方向接続用、10(f)は同
じく四方向接続用のそれぞれのジョイント部材である。
図11のジョイント部材において、10(g)は立設した柱状
体1に対して水平に一方向、10(h)は同じく二方向、10
(i)は同じく三方向、10(j)は同じく四方向へ、それぞれ
横杆体9を接続するためのジョイント部材である。
ント部材10等を用いてオフィス内に形成される電源,信
号ラインの取出ポイントと取出ラインの一例を図6に拠
り説明する。図6の取出ラインは、複数本の柱状体1と
複数本の横杆体9とを、図6の左側から順に、図11のジ
ョイント部材10(g),図10のジョイント部材10(d),同1
0(a)を用いて接続することにより形成されている。図6
において、図1〜図5,図7〜図11の符号と同一符号
は、同一部材又は同一部分を指している。
下方に位置する柱状体1は、天井側の電源,信号ライン
を取出して天板側に配設された上方の柱状体1の支持支
柱を兼用し、横杆体9との接続部の始端として機能する
ように配置されている。また、図6の中間部に位置した
柱状体1は、長さ方向で連接される横杆体9,9の接続
部を、ジョイント部材10(d)を介して支持する支柱とし
て設けられている。そして、このようにして組立てられ
る柱状体1と横杆体9の上,下の二重壁9bが形成する隙
間状の溝には、一例としてスクリ−ンやパネル12,13を
支持させて取付けてある。ここで、パネル13の前面に収
納ボックス6を横杆体9に吊下して取付けてある。ま
た、図示しないが、床側の電源,信号ラインを柱状体1
の真下やその近傍から取出せない場合には、床から取出
したケーブルを、フレキシブルチューブのようなガイド
体に収めて横杆体9の溝部に直に導入する場合もある。
本の柱状体1と横杆体9,ジョイント部材10,カバ−11
などを用いて形成した電源,信号ラインの取出ラインLv
sの別例を示すもので、図12は正面図、図13は図12の平
面図、図14は図12の左側面図である。これらの図12〜図
14に示した取出ラインでは、図12の左側の横杆体9の上
面に、当該横杆体9における上位の二重壁9bに、断面略
T状の天板支持ブラケット14を支持させ、該ブラケット
14の上にカンウタ−天板15を載架している。
44に示す構造を具備している。即ち、図44において、天
板15を支持する翼状部材14aの中心部下面に、横杆体9
の上面の部分周壁9gに合致するスペ−サ14bを介在させ
ると共に、上位の二重壁9bの入口に形成した凹陥部9iに
ビス受け14cを収装し、前記翼状部材14aとスペ−サ14b
を貫通するビス穴を設け、この穴から入れたビス14dを
前記ビス受け14cに螺入,緊締することにより、ブラケ
ット14が形成される。従ってこのブラケット14における
翼状部材14aに天板15を載架し、下面からビス14eにより
天板15を前記部材14aに止着することができる。
る柱状体1と横杆体9は、これらを図15に例示するよう
に、オフィス床面に平面矩形状をなす枠状体Fに形成し
て立設し、この枠状体Fを、ワ−クブ−ス空間として使
用する本発明オフィス構成用設備の一例に構成される。
図15において、Cgは、このブ−スの四隅において、柱状
体1と横杆体9における2重壁1d,9gに挟持させて取付
けた透光性の樹脂ガラス、Cwは、各樹脂ガラスCgの下方
に設けた巾木である。また、上記枠状体Fにおいて、図
15に表わしていないが、柱状体1及び横杆体9には電
源,信号ケ−ブルVc,Scが収装され、適宜位置に接続用
のコネクタCv,Csを位置可変に設けられることは勿論で
ある。
における電源,信号ラインの取出ポイントを形成する柱
状体1、並びに、取出ラインを形成する横杆体9は、図
16〜図26に例示する形態でも実施できるので、柱状体1
と横杆体9の別例について図16〜図26により説明する。
において図1〜図15に使用した符号と同一符号は同一部
分,同一部材を指すものとする。図16に例示した柱状体
1は、芯管体1aの外周に、平断面が十字状をなすように
二重壁による隔壁1bを設け、各隔壁1bの外端部に部分周
壁1d,1eを形成し、かつ、一方の部分周壁1eの先端部
に、段付き辺1hを形成してこの辺1fと前記周壁1eの境界
部に小溝1iを形成したもである。
う二重の隔壁1bが形成する断面90度の溝が形成する夫々
の空間内に、電源ケ−ブルVc又は信号ケ−ブルScを、こ
の柱状体1の外面から収納,出入れすることができる。
そして、各隔壁1bの外端部には全体として柱状体1の周
壁を形成する部分周壁1dと段付き辺1fが形成されている
ので、上記ケ−ブルVc,Scは収納された溝状部から逸脱
し難い。柱状体1の溝状部に入れた上記ケ−ブルVc,Sc
をその溝から完全に出さないようにするには、対向する
小溝1gに支持させて着脱自在の溝キャップ(図示せず)
を装着してもよい。なお、二重に形成された隔壁1bの間
は、パネル等の部材の係止溝として利用される。また、
対向する前記小溝1gは、後述する電源用又は信号用の夫
々のコネクタCv又は同Csの装着部として利用される。Cb
はコネクタCv又はCsの取付けベースで、前記小溝1gに遊
嵌されてガイドされ柱状体1の長さ方向で、コネクタCv
又はCsを自由にスライドさせて位置決めするためのもの
である。上記の断面構造を付与した図16の柱状体1は、
図1〜図4に例示した態様と同様の形態において、オフ
ィス空間内の床下又は天井裏に敷設されている電源,通
信ケ−ブルの取出ポイントPvsとして形成される。ここ
で図27は、取出ポイントPvsを構成する柱状体1の安定
板2にキャスタCaを設けることにより、床上に安定に配
置できると共に、必要に応じて移動できるようにした例
である。キャスタCaを設ける安定板2の形態は、図1〜
図3,図6,図27に例示した形態以外、例えば、矩形
状,枠状の形態であってもよい。
する横杆体9の別例の側断面図である。図17に例示した
横杆体9は断面から視て大略T状をなす杆状支持部材91
と、この支持部材91の下面側に吊下態様で連結支持され
る第一溝状部材92と、この第一溝状部材92を介して前記
支持部材91に吊下態様で支持される第二溝状部材93とに
より形成されている。
矩形の芯管体91aの上部に、中央に形成した縦長の上向
きの溝部91bを介して屋根形のカバー部91cを左,右に具
備すると共に、この芯管体91aの下部に形成した下向き
の溝部91dを具備し、かつ、芯管体91aの左,右の側面に
形成した上,下で対向する小溝91eを具備して形成され
ている。
垂下形成した前記芯管体91aと同幅の溝部92aと、この溝
部92aの上部に形成した断面略凹状をなす樋部92bを具備
して形成されている。ここで、溝部92aは、側面の上下
に形成した上記小溝91eと同旨の対向する小溝92cを具備
し、また樋部92bは、底壁92dと側壁92eを具備してい
る。
突出形成した略凸状をなす輪郭を有する溝部93aと、こ
の溝部93aの左右側に突出させて弯曲形成した左右の底
壁93c、,93c、及び、両底壁93cから立上げて形成した
左右の側壁93d,93dを具備した樋部93bとから形成され
ている。
92,93とは、棒状の杆体94aが第一溝状部材92の溝部92a
を貫通し、この杆体94aの上,下端部94b,94cが前記支
持部材91の下方の溝部91dと第二溝状部材93の溝部93aと
に嵌合して支持される棒状の連結部材94、及び、各部材
91〜93の相互の間隔を規制する2つのスペーサ95a,95b
とによって図17に例示する態様で結合一体化されて横杆
体9の別例に構成されるのである。
ることにより、2つの溝状部材92,93により形成される
ケーブル収納ダクトとなる樋部92b,93bを大きな容量に
形成し易くなると共に、芯管体91aの両側面や溝部92aの
両側面に形成した上下で対向する小溝91e,91e、或は、
同92c,92cに、電源用又は信号用のコネクタCv又はCs
を、その取付けベースCbを介してスライド自在に装着で
きる。これにより、前記コネクタCv,Csは溝状部材92,
93の内部に完全に収まって外部に突出することがなく、
その上、樋部92b,93bへのケーブルの出入れの支障にな
ることはないので、見映えが優れているのみならず、機
能性も優れたものである。
材91における下向きの溝部91dの底面を球状断面に、ま
た第二溝部材93の溝部93aの上部内面を球状断面にそれ
ぞれ形成し、これらの溝部91d,93aに収まる連結部材94
の上,下端部94b,94cを前記球状断面に対応する球状面
に形成することにより、連結部材94を溝部91dに対し図1
7の左右に揺動させ、また第二溝状部材93を連結部材94
の下端において図の左右に揺動させること可能になるの
で、各樋部92b,93bに収納するケーブルやコネクタの出
入れの際に、前記揺動を利用して出入口を拡大すること
ができ、便利である。
への取入れ容易性を得るには、第一,第二溝状部材92,
93における底壁92d,93cと側壁92e,93dとの境界部にヒ
ンジ機能を持たせたり、或は、両壁をヒンジを介して接
続することにより、それぞれの側壁92e,93dが外側へ開
放でき、不要時には直立するようにしてもよい。図28
は、第二溝状部材93の底壁93cと溝部93aの境界をヒンジ
93eに形成すると共に、側壁93dを延長形成してその上端
と第一溝状部材92の側壁92eの下端の間に、開閉自在の
ロック93fを形成したものである。この構成は、第一溝
状部材92に適用してもよい。溝状部材92,93を、図22に
示した側壁構造とするときは、コネクタCv,Csを、その
側壁92d,93dに取付けることが望ましい。
て、杆状支持部材91と2つの溝状部材92,93とを連結す
る棒状の連結部材94を、図示しないが、伸縮構造とし、
溝状部材92,93の樋部92b,93bの出入口を拡縮できるよ
うにして、この樋部92b,93bに対するケーブルCv,Csの
出入れを行い易くすると共に、収容するケーブルCv,Cs
の量が多く大容量化しても、各部材91〜93の間の隙間を
大きくして対応できるようにすることができる。このよ
うな対応は、杆状支持部材91と溝状部材92と同93とを、
前記棒状の連結部材94が配置される位置において、パン
トグラフ状のリンク部材を介して連結することによって
も可能であり、こうすることにより各部材91〜93間の相
互の隙間を、任意の間隔に自由に調節できる。上記の2
つの溝状部材92,93は、図23に例示するように、いわゆ
る入れ子構造にし、ここでは、大形に形成した下方の溝
状部材93の内部に、小形断面の溝状部材92を収容して配
設することにより、外見上、一方の溝状部材93のみしか
見えないようにして、横杆体9をスマートな形態に形成
することができる。図23において、図22と同一部材,同
一部分は同一符号で示す。一方、上記構成によってもケ
ーブルCv,Csが樋部92b,93bに収まり切れない場合、或
は、それとは無関係に、余長ケーブルCv,Csを収納する
ための容器を設けたり、コードリールを設けたり、或
は、余長ケーブルCv,Csをカバーするためのシート状の
覆板を設けて対応することができる。図24,図25は、コ
ードリールCrを柱状体1の溝にその取付ブラケットRbを
介して取付ると共に、2枚のシート状覆板Cpを第二溝状
部材93の底壁下面に、この部材93と平行に垂下させて設
けた例を示している。
用設備に用いる柱状対1と横杆体9は、一例として図18
に示すようなジョイント部材10を用いて連結することに
より、図20に例示するような電源,信号ラインの取出ポ
イントと取出ラインに形成されるので、次にこの点につ
いて説明する。
柱状体1の芯管体1aに密嵌固定される縦部材10vと、図1
7の横杆体9の芯管体91aに嵌入して固定される水平部材
10hであって、ここでは90度の平面角度で縦部材10vの上
部に連結された2本の水平部材10hにより形成されてい
る。そして図16の柱状体1の中央芯杆体1aに嵌入されて
固定ビス10xにより縦部材10vが固定されるジョイント部
材10の2本の水平部材10hに、図17で示した断面形態の
横杆体9が、その支持部材91の芯管体91aを嵌入し、固
定ビス10yにより固定することにより、図20に例示する
形態の電源,信号ラインの取出ポイントと取出ラインを
組合せたオフィス設備システムの例が構成されるのであ
る。上記連結部には、キャップ状のカバー11′を装着す
る。カバー11′は、柱状体1と略同外径の天蓋11′eを
有する筒体により形成すると共に、周壁上に、ジョイン
ト部材10の水平部材10hを遊挿できる切欠11′fが形成さ
れている。この切欠11′fには、不要時には着脱自在の
蓋11′gが装着されている。
9との連結において、例えば、ジョイント部材10の縦部
材10vを円形断面に形成し、柱状体1における芯杆体1a
の中央穴に回転可能に嵌合させれば、このジョイント部
材10の水平部材10hに連結される横杆体9の平面配向角
を任意の角度に配向させることが可能になる。この配向
自在の機能は、図26に例示するように、ジョイント部材
10の構成において、縦部材10vの上端にリング状の溝10r
を周設すると共にその中心に雌ネジを形成したネジ受け
部10sを立設形成する一方、水平部材10hの先端を、前記
リング状溝10rの縁に係止される鉤状の係止部10tに形成
し、この鉤状係止部10tを、水平部材10hの平面角を任意
に選択して前記溝10hの縁に係止させ、係止された該係
止部10tを前記ネジ受け部10sに螺合して緊締される押え
ネジ10uの頭部10pによって押圧することにより、横杆体
9と結合された水平部材10hをその横杆体9と一体に任
意の平面配向角で柱状体1に結合することができる。上
記柱状体1と横杆体9の結合部には、図18,図19に例示
するカバー11′が装着される。図19のカバー11′は、図
18のカバー11′の別例であって、柱状体1の芯管体1aに
挿入される主杆11′hと、この主杆11′hの上端に形成し
た冒体11′iと冒体11′iの周上に互に隙間を介して垂下
した多数の支杆11′jとから形成されており、支杆11′j
の隙間からケーブルを出入れしたり、ジョイント部材10
の水平部材10hを逃げるようにしている。
対して連結される横杆体9を前記水平部材10hの長さ方
向に関し進退可能に連結することにより、例えば、柱状
体1の立設位置に対しわずかに長さが足りない横杆体9
であっても、その柱状体1に連結することが可能になる
ので、柱状体1の立設位置と横杆体9の長さとが整合し
ない場合の連結に有用である。柱状体1と横杆体9とが
隙間を介して連結される場合、その隙間をカバーできる
カバー体を隙間部分に装着すれば、見映えも悪くならな
い。
体を伸縮自在の構造としても得られる。図28は図17に例
示した横杆体9伸縮自在の構造にする例の斜視図であ
る。図28においては、横杆体9の伸縮構造は一例として
次のように構成されている。即ち、横杆体9を構成する
杆状支持部材91と2つの溝状部材92,93を、これらを柱
状体1に連結するためのジョイント部材10に結合される
基部側9Bと、この基部側9Bに伸縮可能に接合される接続
側9Eとに分割すると共に、基部側9Bの各部材91〜93の端
部に、それらの断面より少し小さい断面の連結部91J,9
2J,93Jを各部材91〜93に支持させて突出形成し、この
突出した各連結部91J〜93Jに、夫々に対応する接続側9E
の各部材91〜93を、スライド可能にインサートして連結
しておくのである。横杆体9をこのように形成すると、
連結部91J〜93Jの有効長さの範囲で横杆体9の全長を伸
縮調節することができる。また、柱状体1を上記横杆体
9と同様の構造、又は、他の構造によって縮自在構造に
すると、取出ラインを形成する横杆体9の床面からの高
さを任意の位置に設定できるのでオフィス設備システム
としての配設形態の範囲を、前記横杆体9の伸縮自在機
能と相俟って効果的に拡大することができる。
る取出装置を構成する取出ラインLvsを、2列平行にオ
フィスの床上に敷設し、この2本の取出ラインLvs-1とL
vs-2を、背の高い門型に形成した取出ラインLvs-3によ
り接続した形態の取出ラインの斜視図である。このよう
な取出ラインの形態を採ると、床又は天井の1箇所から
しか取出せない電源,信号ラインであっても、2列以上
の取出ラインLvs-1,Lvs-2を形成できると共に、接続用
の背が高い門型の取出ラインLvs-3が、人の往来や他の
設定ラインの邪魔になることはない。
おける電源,信号ラインの取出ポイントPvs,取出ライ
ンLvsは、その構成部材である柱状体1や横杆体9に、
収納ボックス6,パネル12,13,天板15などを支持させ
て、オフィス構成用設備を構成する部材の一部としての
機能を発揮させるように形成することができ、しかも、
その任意の箇所で電源,信号ラインの取出しが可能であ
るから、この電源,信号ラインの取出ポイント,取出ラ
インと、移動可能に形成した種々のデスクによって、図
25〜図27に例示するように、より自由なオフィス空間内
でのオフィス用設備の配置を実現できることとなる。そ
こで、上記のような電源,信号ラインの取出ポイントPv
s,取出ラインLvsと組合せて使用するのに好適なデスク
の例について、まず、図29〜図37により説明する。
らの図において、16は水平な足16aとその中間部に立設
した支柱16bにより側面略逆T状に形成し、その2本を
左右平行に並べ、左右の支柱16bの上端を梁部材17で連
結することによって、正面視略門型をなすように形成し
た脚フレ−ムである。左右の支柱16bは、いずれも、油
圧式,空圧式,機械式いずれかの手段により昇降するよ
うにした内支柱16cを具備しており、梁部材17は、この
左,右の内支柱16c間に架設されている。
傾斜角の調節機構を内蔵した天板支持ア−ム18,18が設
けられ、天板19は、この左右のア−ム18の手前側に枢着
されている。18a,18aはア−ム18,18の先端と天板19の
中間部の下面の間に架設した傾斜角調節シリンダであ
る。
は、デスクの移動と固定を選択的に記能させるキャスタ
16dとアジャスタ16eが設けられている。ここで、キャス
タ16dにはボ−ルキャスタを使用すると共に、アジャス
タ16eは前記ボ−ルキャスタを中心部に内装したリング
状のものが使用され、アジャスタ16eの正逆回転によっ
て、キャスタ16dを接地させるか、アジャスタ16eの下面
を接地させるかのいずれかを選択するように形成されて
おり、以上により本発明オフィス構成用設備で使用する
デスクD1の一例を形成する。
形状は、基本的には長方形乃至は四辺形であるが、左,
右の一方の側、又は、双方が円弧状の側縁に形成された
デスクD1′(図38参照)、或は、四辺形が全体として弯
曲された形状のものなど、異形の長方形であってもよ
い。また、デスクD1は左,右の脚16のうち一方の脚16の
足を円板状の足で形成したデスクもある。なお、16fは
内支柱16cの昇降操作用ハンドル、16gは昇降用シリン
ダ、18bは天板角度変更用の操作用ハンドルである。
20は平面視略人手状をなす足20aに昇降(伸縮)自在に
組合せたテレスコピック状の支柱20b,20cを立設した脚
フレ−ムで、内支柱20cの上端に、基本的に円形天板21
を載架した構成である。各足20aの先端下面には、先の
例と同様のボ−ルキャスタ20dと、このキャスタ20dを内
装したリング状のアジャスタ20eが設けられ、デスクD2
の移動,定置が選択できるようになっている。20fは支
柱昇降の操作ハンドル、20gは昇降用シリンダである。
ここで、足20aは、平面視略人手形のものを使用した
が、円板状のものであってもよい。また、このデスクD2
の天板は図33,図34の平面図に示すように、円形天板の
一側を直線辺23aに截断した形状の天板22、或は、天板
の一半側を90度コ−ナ部を有する直線辺23aに形成した
形状の天板23など、外周辺の一部に直線辺を形成した天
板を用いたものがある。
で使用するデスクD3を例示するもので、図35は正面図、
図36は図35の右側面図、図37は図35の平面図である。こ
のデスクD3では、脚フレ−ム24に平面視逆V字状で開き
角が略90度の2本足24aを使用し、昇降自在に組合せた
テレスコピック状の支柱24b,24cが前記足24aの略交点
上に立設されている点が、これまでのデスクD1,D2の脚
フレ−ム16,20と異なっている。そして、この内支柱24
cの上端に設けた天板角傾斜機構25の上に、平面視略1
/4円弧状の天板26を載架して、このデスクD3は構成さ
れている。なお、24dはボ−ルキャスタ、24eはリング状
アジャスタである点は、先のデスクD1,D2の場合と同旨
である。また、24fは高さ調節用の操作ノブ、24gは昇降
用シリンダ、25aは天板26の角度調節用の操作ノブであ
る。
面形状から、複数のデスクD3を突合せ状態で対向的、或
は、ほぼ花弁状をなすように配置することができる。こ
れにより、デスクD3は後述する小会議や打合せコ−ナ用
のデスクとして使用するのに好適である。もっとも、デ
スクD3において、天板26は1/4円弧状のものに限られ
る訳ではない。矩形や円形であっても何ら支障はない。
また、このデスクD3は、図示しないが脚フレ−ム24にお
ける支柱24bの前面に、パンチングプレスしたパネルや
収納ボックスを、必要に応じて取付けることができるよ
うに形成されている。
備を構成する部材、即ち、電源,信号ラインの取出ポイ
ントPvs,取出ラインLvsと、上記の各デスクD1〜D3は、
図38〜図40に例示する形態において、電源,信号の取出
ポイントPvs、或は、取出ラインLvsに対して自由に移動
させて配置するオフィス設備に構成されるので、以下、
この点について説明する。
る取出ポイントPvs、或は、前記柱状体1と横杆体9の
組合せにより床に平行に配置された取出ラインLvsに対
して、上記で説明したデスクD1等を配置した例が示され
ている。なお、デスクD1′はデスクD1の天板形状が異な
るものである。
を、その天板19の長辺側を当接乃至は近接させ、これら
のデスクD1にそれぞれデスクD1′を直交する向きで並べ
る一方、この取出ラインLvsの向う側に2本のデスクD1
の短辺側をこのラインLvsに沿わせると共にデスクD3を
並べて一つのワ−クブ−スを形成している。図38におい
て、Chは椅子、Ca1,Ca2はワゴンタイプのキャビネット
で、このキャビネットはその上面をデスクD1と同等、或
は、デスクD1よりも低く形成して、上面にプリンタPrや
ファクシミリFx等のOA機器を載せ、その機器Pr,Fx等
の電源,信号ラインを上記取出ラインLvsや取出ポイン
トPvsから取出すことができる。なお、ワゴンタイプの
キャビネットを、デスクD1の天板19よりも背の高いもの
に形成することもある。
に沿って、自由に位置を変え、また、配向も自由に設定
することができる。デスクD1,D1′の移動は、その足16
aのアジャスタ16eを回転させて内部のボ−ルキャスタ16
dを接地させることにより、軽い労力により容易かつ自
由に行うことができる。また、デスクD1,D1′を移動さ
せても取出ラインLvs上の複数個所には、必要なコネク
タがそれ自体移動可能に設けられているので、デスクD
1,D1′やキャビネットCa1,Ca2の上で使用する電子機
器等の電源,信号ラインは、特別の配線等を要すること
なく、前記コネクタに直ちに接続することができる。
するように、ここでは2本のデスクD1,D2を組合せ、両
デスクを前記ポイントPvsを挟んで配置し、小規模のワ
−クブ−スが形成されている。ここで、デスクD1の天板
19は事務作業用のスペ−スとして、デスクD2の天板、22
はOA機器を載置したコンピュ−タ作業スペ−スとして
形成されている。このため、天板22は天板19よりも高く
位置付け、天板22を天板19に一部オ−バハングさせて配
置し、前記2種の作業を、椅子Chを回転させて身体の向
きを変えるだけで、選択的に行うことができるようにし
ている。図32,図33においてCptはCRTを含むコンピュ−
タ本体又はCRT、Kbはキ−ボ−ドである。
横杆体9とを組合せて形成した平面矩形状の枠状体Fで
形成したブ−ス内に、図3の背の高い柱状体1を使用し
た取出ポイントPvsを配置し、このポイントPvsに各柱状
体1を中心にして図29〜図31に例示したデスクD3を、そ
の天板26を手前側下りに少し傾けて原稿台として、或
は、ラップトップタイプのパソコンを置けるようにし
て、適宜配置することにより、いわゆる立ち会議コ−ナ
等のように立ったままでオフィスワ−クを行うブ−スを
形成することができる。この場合に使用するデスクD3
も、移動,定置は自由にできるから、会議等が終了すれ
ば、自分の使用したデスクD3を片着けるなどして、残っ
た取出ポイントPvsを中心とする他の目的のコ−ナを、
先のデスクD3、或は、他のデスクD1,D2等を取出ポイン
トPvs、或は、このブ−スの枠状体Fを形成している柱
状体1又は横杆体9に対して配置することにより、容易
に形成することができる。なお、図26において、Rsは遮
蔽パネルとして設けたロ−ルスクリ−ンである。
における電源,信号ラインの取出ラインは、それを形成
する横杆体9を、図41,図42に例示する間仕切パネルに
おける笠木又は巾木、或は、それらの同等部材として適
用できるので、次にこの点について説明する。
高い程度の高さに形成された間仕切パネルPtにおいて、
その笠木部材Ubの片面又は両面に、断面略樋状をなす横
杆体9Lを柱状体1となる側枠に支持させて配設し、この
横杆体91の任意の位置に電源,信号ケーブルのコネクタ
Cv又はCsを長さ方向で位置可変に配置した例である。図
41においてBbは巾木、Spは間仕切パネルPtの上に形成配
置した遮蔽パネル、Lpは該パネルSpの一方に設けた棚板
である。
当該パネルPtの上部に、そのパネルPtの笠木部材Ubを兼
用してコネクタCv又はCsを具備する横杆体9Lを設けた例
である。図40において、図41と同じ符号は同一部を指す
ものとする。
s、或は、取出ラインLvsに対して任意に配置した各デス
クD1〜D3は、いずれも、従来デスクのような配線ダクト
や配線取出口が全く設けられず、また、その天板の高
さ、或は、その機能を具備していれば天板の傾きを、設
定することができるように構成したので、構造が簡単で
軽量に作製できて移動させるのに便利であり、使い勝手
の面、或は、疲れ難いといった面からもきわめて好まし
い機能を具備したものである。
定配置タイプのデスクに比べ、そのデスクと一体の袖キ
ャビネットを設けず、また、センター抽出も原則として
設けないので、上記の配線ダクトが全く設けられないこ
とと相俟って重量が大きくならず、移動が容易であるほ
か、固定収納部がないので、不特定複数の者が共用する
上でも、便利である。図45はその一例を示したもので、
図21に例示した門型の取出ラインLvs-3を介して接続し
た、或は、夫々に独立して平行に並べた2本の取出ライ
ンLvs-1,Lvs-2の間に夫々にデスクD1をメインデスクと
し、デスクD3を補助デスクとして配置した、ここでは8
人用のワークブースの使用形態とするとき、図45の(a)
は、各個人が夫々のブースにおいて執務している状態を
示し、図45の(b)は、各人が補助デスクD3を移動させて
ミーティングの場所を2箇所形成した例である。このよ
うに、本発明設備システムを利用すると、各個人の執務
空間とミーティング空間の切換え設定を、随時、容易に
実行することができる。
であって、オフィス空間の床下又は天井裏に敷設された
電源ケーブルと信号ケ−ブルの少なくとも一方に接続さ
れたケーブルを収装する柱状体と横杆体を結合して正面
視略門型状枠体を形成すると共に、該門型状枠体の複数
個を組合せて平面視矩形等の多角形をなす枠体に形成
し、この枠体に囲まれた区画をワークブース空間として
オフィス空間の床上に設置し、このワークブース空間で
前記柱状体による電源と信号の取出ポイントと横杆体に
よる電源と信号の取出ラインを具備してオフィス構成用
設備を構成したので、様々なワ−ク形態に対応するため
に選択使用されるデスクなどを、そこで使用されるOA
機器に接続される電源,信号ラインのコネクタの近傍に
おいて、規則的な配列形態から任意の配置形態まで、任
意かつ容易に、デスクなどの配置の設定、或は、配置の
変更をすることができ、そのうえデスク等をどのような
配置形態にしても、そこで使用するOA機器の電源,信
号ラインを、特別な配線工事やそのつどの配線手配など
を要することなく直ちに接続することができるという、
従来のオフィス内のワークブース空間ではなし得なかっ
たそのオフィスに適したオフィス用設備を実現すること
ができる。
形成する柱状体の例をそれぞれ示した斜視図。
形成する柱状体の例をそれぞれ示した斜視図。
形成する柱状体の例をそれぞれ示した斜視図。
形成する柱状体の例をそれぞれ示した斜視図。
組合せよる電源,信号ラインの取出装置の一例を示す斜
視図。
図。
例の正面図。
平面矩形状をなすワ−クブ−スの枠状体に形成した例の
斜視図。
ラインの取出ポイントを形成する柱状体の別例の平断面
図。
図。
を説明するための斜視図。
図。
成した本発明オフィス設備システムを例示した斜視図。
ラインの取出装置の別の形態例を示した斜視図。
在の蓋構造にした例の断面図。
例の断面図。
コードリールとシート状覆板を配備した例の斜視図。
示す平断面図。
配向角を任意の角度に設定できる構造の一例を示す斜視
図。
柱状体を移動可能に構成した例の斜視図。
装置における横杆体を伸縮自在の構造にした例の斜視
図。
視図。
斜視図。
等の配置例を示す斜視図。
斜視図。
を兼用するように形成した例の斜視図。
一例を示す部分断面図。
面図。
使用形態の変化の例を示す平面図で、(a)は個人別業務
用、(b)は2グループのミーティング業務用を示す、そ
れぞれの平面図。
Claims (8)
- 【請求項1】 オフィス空間の床下又は天井裏に敷設さ
れた電源ケーブルと信号ケ−ブルの少なくとも一方に接
続されたケーブルを収装する柱状体と横杆体を結合して
正面視略門型状枠体を形成すると共に、該門型状枠体の
複数個を組合せて平面視矩形等の多角形をなす枠体に形
成し、この枠体に囲まれた区画をワークブース空間とし
てオフィス空間の床上に設置し、このワークブース空間
で前記柱状体による電源と信号の取出ポイントと横杆体
による電源と信号の取出ラインを具備したことを特徴と
するオフィス構成用設備。 - 【請求項2】 枠体における各柱状体と横杆体は、それ
ぞれに嵌合されるジョイント部材を介して連結しワーク
ブース空間に形成した請求項1のオフィス構成用設備。 - 【請求項3】 ジョイント部材は、柱状体に嵌合する下
方突出体と、該突出体の上端から水平方向に所定角度を
設けて突出し、横杆体に嵌合される複数の取付体を具備
した請求項2のオフィス構成用設備。 - 【請求項4】 前記柱状体の上端部には、ジョイント部
材を覆うようにキャップ状のカバーを装着した請求項2
又は3のオフィス構成用設備。 - 【請求項5】 ワークブース空間を形成する枠体におけ
る横杆体、柱状体にロールスクリーン等の遮蔽パネルを
設けた請求項1〜4のいずれかのオフィス構成用設備。 - 【請求項6】 前記ワークブース空間内に、1乃至数本
のデスク等のオフィス家具を配置し、該家具上で使用す
るコンピュータ等のOA機器の電源ケーブルと信号ケー
ブルを、夫々のデスクに近い柱状体の取出ポイントのコ
ネクタに接続して使用するようにした請求項1〜5のい
ずれかのオフィス構成用設備。 - 【請求項7】 床下、又は、天井裏に敷設された電源ケ
ーブルと信号ケーブルの少なくとも一方のケーブルに接
続されたケーブルを、前記柱状体外周に設けた溝内に収
装するようにすると共に、その溝が形成する隔壁先端に
柱状体の周壁を形成する部分周壁を形成した請求項1〜
6のいずれかのオフィス構成用設備。 - 【請求項8】 柱状体は、その下端にケーブルの取り出
し穴が形成された安定板が設けられ、この穴により取り
出されたケーブルが柱状体の溝部に収装されるようにし
た請求項1〜7のいずれかのオフィス構成用設備。
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