JP2003079453A - ワークステーション - Google Patents

ワークステーション

Info

Publication number
JP2003079453A
JP2003079453A JP2001275293A JP2001275293A JP2003079453A JP 2003079453 A JP2003079453 A JP 2003079453A JP 2001275293 A JP2001275293 A JP 2001275293A JP 2001275293 A JP2001275293 A JP 2001275293A JP 2003079453 A JP2003079453 A JP 2003079453A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
storage
desk
storages
workstation
whiteboard
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001275293A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuhisa Takahara
一久 高原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Itoki Crebio Corp
Original Assignee
Itoki Crebio Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Itoki Crebio Corp filed Critical Itoki Crebio Corp
Priority to JP2001275293A priority Critical patent/JP2003079453A/ja
Publication of JP2003079453A publication Critical patent/JP2003079453A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Drawing Aids And Blackboards (AREA)
  • Combinations Of Kitchen Furniture (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 OA機器設置に最適な孤立区画のワークステ
ーションを提供する。 【解決手段】積み重ね式収納庫2,3を室内壁面から離
隔して横列配置するとともに、机10をその後端12を
収納庫列外端6近傍に位置させ且つ側端13を収納庫列
に近接して設置する。収納庫上段ユニット2b.3bの
一部は前面e側を他は背面側fをそれぞれ机10側に向
ける。そして間仕切パネル20を机後端12に近接し且
つ着席者の前方を遮蔽する様に設置する。以上により、
机の後端側と側端側とが間仕切パネルと収納庫で遮蔽さ
れた孤立作業区画を形成する。更に、机側に背面を向け
設置された収納庫上段ユニットにはその背面にホワイト
ボード30を着脱または移動可能に取り付ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、事務所等の室内に
おける作業区画構築の技術に係わり、更に詳しくは、収
納庫と机とパネルの配置構成により機能的且つ快適な孤
立作業区画を創出し、コンパートメント形態の合理的ワ
ークステーションを構築する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のオフィスにおいては、隣合う机の
間や室内の通路スペースと机との間に簡易的な間仕切パ
ネルなどを設置し互いの視線や必要以上の干渉を避け業
務に専念できる環境づくりが配慮される場合があるが、
完全な孤立区画にはなっていない。そして書棚などの背
丈の高い収納庫類については、殆どの場合共用物の収納
用に使われ、個人の仕事机から遠く離れた場所つまり業
務の異なる複数部門間を仕切る形態で或いは壁面に接し
て設置されているのが実態で、個々の孤立した作業区画
を作る目的では活用されておらず、仕事を行う上では機
能的環境とは言えない。
【0003】一方、近年、コンピュータ等のOA(オフ
ィスオートメーション)機器の導入に伴うオフィス業務
の改革やIT(インフォーメーションテクノロジー)対
応などにより、各個人ごとに机上に専用コンピュータ端
末を設置して仕事を行うスタイルが浸透定着したが、机
上やその周辺にOA機器の設置場所および書類を広げる
スペースを確保すると図書や資料ファイルを置くブック
スタンドや書類整理用の箱類などを置くスペースが無く
なり、机のそばに新たにファイルや図書を収納する収納
庫の設置が必要となる。また、OA機器とそれに付随す
る多くの配線などにより机周辺が煩雑で見苦しくなる。
また業務のOA改革とIT対応化に伴い、個人単位の労
働や頭脳労働が多くなり、能率向上のためオフィス内に
おける作業環境を各個人ごとに孤立区画化する必要性が
高まっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような状況に鑑
み、本発明が解決しようとするところは、オフィス室内
において、収納庫と机とパネルの配置構成により、機能
的且つ快適な個人単位の孤立作業区画を創出し、合理的
に構築されたコンパートメント形態のOA機器設置とI
T対応業務に最適のワークステーションを提供する点に
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】前述の課題解決のため、
本発明のワークステーションは、机と、前記机の天板上
面以上の高さを有する下段ユニットおよび上段ユニット
の複数ユニットで構成される少なくとも1基以上の積み
重ね式収納庫と、パネルとを構成要素とし、建物への恒
久的な加工を施すことなく、前記各構成要素の組み合わ
せ設置形態のみによって室内に機能的且つ快適な孤立作
業区画を形成する。その基本となる配置形態はつぎのと
おりとする。
【0006】収納庫の下段ユニットを室内の壁面から離
隔した位置にて互いの側面が接するように横列配置する
とともに、机は前記収納庫に近接して設置する。そして
前記収納庫の上段ユニットの少なくとも一つは前面側を
他は背面側をそれぞれ机側に向けて各々の下段ユニット
の上に設置する。つぎにパネルは前記収納庫配列端にそ
の収納庫配列と略直角方向に設置する。以上の配置構成
により、机に向かって前方と側方がパネルと収納庫で遮
蔽された孤立作業区画を形成する。
【0007】更に機能を向上させるためには、前記の配
置構成からなるワークステーションにおいて、収納庫の
上段ユニットのうち机側に背面を向ける姿勢で設置され
た上段ユニットの背面には、ホワイトボードを着脱可能
且つ取り付け位置変更可能に取付るとよい。
【0008】また、前記ホワイトボードには、背後にマ
グネットを装着し、そのマグネットの作用で収納庫の上
段ユニットに対し着脱可能に取り付けられる構造にする
か、或いはそれとは別に、横列配置された各収納庫の外
部上端近傍に、隣接収納庫と直線で連なるレール部材を
収納庫前後面と平行方向に取り付けるとともに、該レー
ル部材には、これに沿って移動可能な転動部材または摺
動部材を介してホワイトボードを吊り下げる。そのよう
にすることにより、ホワイトボードを机側に前面を向け
設置された上段ユニット側にも移設または移動する事が
容易に可能となる。
【0009】なお、特許請求の範囲および前述の説明に
おいて「ホワイトボード」とは、通称サインペンなどを
用いてメモ書きなどが行えるよう表面に白色コーティン
グした略通称「白板」に限定するものではなく、ここで
は「書類を貼付掲示し或いは収納庫を覆い隠すことが可
能な板」つまりメモ書き用の機能を備えていない板をも
含むものとする。
【0010】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を添付
図面に基づき更に詳細に説明するが、本発明に係るワー
クステーションは添付図面に示す形態に限定されるもの
ではなく、各構成要素つまり机、収納庫、パネル、ホワ
イトボードの細部構造については様々な形態のものが含
まれる。図1から図3は、本発明に係る2人用孤立作業
区画を形成するワークステーションの実施例を示し、図
1は正面側の斜視図、図2は背面側の斜視図、図3は図
1におけるホワイトボードを移動した状態をそれぞれ示
し、机の天板下部の収納引き出しおよび机周辺に設置す
る椅子その他付帯品などで本発明に直接関係しない器材
は図示していない。
【0011】なお、図1において、ワークステーション
1は4基の横列配置の収納庫2,3,4,5の中央部分
で2基ずつ(2,3および4,5の各2基ずつ)の区画
単位を左右に分離(つまり右側ステーション1aと左側
ステーション1bとに分離)してその1a,1bそれぞ
れに着目すると、その各々が1人用孤立作業区画を形成
するワークステーションの実施例の図に該当する。つま
り、本発明に係るワークステーションの実施形態として
は、基本的には上記の様に1人用と2人用の二つの形態
のほかこれらを複数隣接設置してなる形態など様々な形
態があるが、ここでは2人用の実施例の図に基づいて説
明を行う。
【0012】本発明に係るワークステーションのうち、
2人用孤立作業区画を形成するワークステーション1
は、外郭寸法が同一の4基の収納庫2,3,4,5と、
同一形状で勝手反対の2基の机10,15と、2面のパ
ネル20,25とにより、これらを図示の如く平面がコ
の字形を呈する形に配置して構成される。
【0013】即ち、収納庫2,3,4,5は、机10,
15の天板11,16の高さ以上の背丈の下段ユニット
2a,3a,4a,5aと上段ユニット2b,3b,4
b,5bとで構成される積み重ね式収納庫であり、互い
の側面を接して左右に横列配置する。そして机10、1
5は、一方の側端13,18が収納庫の下段ユニットに
近接し且つ各後端12,17が収納庫配列の左右両外側
端6,7近傍にそれぞれ位置する様にし、互いに収納庫
配列に沿って左右外方に向てけて着席する状態に設置す
る。つぎにパネル20,25は、収納庫配列の左右両外
側端6,7と机10,15の各後端12,17とに近接
し且つ収納庫の配列に対し略直交方向に設置する。
【0014】このように設置することにより、奧は収納
庫配列によって遮蔽され、左右は収納庫配列の両端から
各々手前側向けて立設されたパネルで遮蔽され、且つこ
の両側のパネル内方にはそのパネルに向かって互いが背
中合わせで着席する向きに机各1基がそれぞれ設置さ
れ、全体としては、奧と左右の3方向が遮蔽され、手前
側正面から出入りするコンパートメント型の2人用孤立
作業区画が形成される。
【0015】なお収納庫2,3,4,5の設置の向きに
ついて、例えば図示の場合、下段ユニット2a,3a,
4a,5aは前面cを全て机と反対側つまりワークステ
ーション1の背面側に向け、上段ユニットは両外端2基
2b,4bは背面fを机側つまりワークステーション1
の正面側に向け,中央寄り2基3b,5bは前面eが前
記正面側に向くように交互に配置する。これにより、正
面側は個人が利用する収納スペース、また背面側は共用
の収納スペースとして区別して利用でき、個人用の収納
スペースが確保されるとともに共用収納スペースを作業
区画から完全に隔離したワークステーションの外側に配
置することができるので、共用収納スペースで収納物を
出し入れする人など他人が仕事の邪魔になることが避け
られる。
【0016】一方、上記構成からなるワークステーショ
ン1において、図示の如く、机10,15側に対し背面
fを向けて設置された収納庫(図示2,4)の上段ユニ
ットの背面fには、ワイトボード30,35を着脱可能
または左右移動可能に取り付けると都合がよい。
【0017】つぎに、上記ワークステーション1の各構
成要素の詳細構造について以下に順次説明する。まず、
収納庫(代表の符合3)は、下段ユニット3aと上段ユ
ニット3bとで構成される積み重ね式収納庫である。そ
して上下の各ユニットは、幅と奥行きが互いに等しく、
且つ下側ユニット3aの前面cおよび背面dに対し上側
ユニット3bの前面eまたは背面fのどちらを同一面に
向けて設置してもよい構造にしてある。図の場合、収納
庫3は、下側ユニット3aの背面dと上側ユニット3b
の前面eとを同一面に合わせて机10の側つまりワーク
ステーションの正面に向けて設置し、その隣の収納庫2
は下側ユニット2aの背面dと上側ユニット2b背面f
をともに正面側に向けて設置し、収納庫5および4は収
納庫3および2と互いに対称配置になるように交互に設
置している。これは、下側ユニットは机10,15と干
渉してワークステーション内側からは利用しにくく、個
人利用よりも共用物を収納するためにその前面cをワー
クステーション背後に向ける方が都合がよいためであ
り、一方、上側ユニットについては、一部を前面eを正
面側に向けて個人利用に供し、残りを背面側に向けて共
用物収納用に供している。
【0018】なお、収納庫2,3,4,5の正面の意匠
や収納部の内部構造については、図示に限定せず、利用
目的に適した様々な形態を自由に選択すればよく、ま
た、幅と奥行きと高さについても整然とした均整の取れ
た統一性と美的観点から図示の如く統一した方が好まし
いといえるが、異なる寸法のものを組み合わせてもよ
い。更に各収納庫は机の天板高さ以上の下段ユニットと
その上に積み上げる上段ユニットとから構成されるが、
下段と上段の各ユニットは図示の如く単一ユニット形態
のほか、更に細かい複数ユニットに分割した形態であっ
てもよい。
【0019】つぎに机10,15については、後端1
2,17と側端13,18とがそれぞれ凹凸の少ない直
線的な構造で且つ前記各机の後端と側端とがそれぞれ直
接またはその延長線上で交わるコーナー(または交点)
が直角をなす形態の天板11,16を有すとともに、そ
の天板の下方に天板外郭線よりも内方に複数の垂直脚部
が備わってなる構造である。
【0020】天板11,16の後端12,17と側端1
3,18とのなす角度を直角にする理由は、その端部近
傍にそれぞれ接するパネル20,25と収納庫配列との
方向が互いに直角になるように設置する上で好都合であ
る為であるが、正しい直角でなくてもよく、たとえば部
屋の構造の都合により若干開いたり狭めたりした形態で
あってもよい。その場合、後述の説明のように室内に複
数のワークステーションを並べて設置する際に曲線的変
形配置を可能にする。
【0021】机10,15の天板については、平面が矩
形の一般的形状であってもよいが、IT対応業務に適し
たワークステーションとしての機能性をより一層高める
為、天板11,16は、後端12,17および側端1
3,18それぞれに対し適宜の奥行きを有し平面が略L
字形を呈する形に形成し、或いは更に、この天板中間の
手前側コーナー部を図示のように略J字状の緩やかな曲
線状となし平面が略台形を呈する形に形成すると都合が
よい。そして、図示は省略するが、後端と収納庫配列側
の側端とが交わるコーナー部近傍にケーブル挿通用切り
欠きまたは貫通穴を形成すると好ましい。なお、机1
0,15の天板の下方は、椅子や引き出し式キャビネッ
トなど(いずれも図示しない)を収納するスペースとし
て空けておくのが好ましい。
【0022】本発明に係るワークステーションにおいて
は、以上形態の机が最適である。即ち、広いスペースを
必要とするコンピュータなどのOA機器を、収納庫と間
仕切パネルとが交わるコーナーを背にして設置し、CR
T(画像表示装置)が斜め手前に向く姿勢で設置するの
に都合が良く、且つそのOA機器に向かって着席した際
にOA機器の両脇に作業用の空きスペースが確保され、
更にOA機器に接続される多数の煩雑なケーブルはOA
機器背後のコーナースペースに収納することができて正
面からは見えなくなる。つまり、機能的にも美的観点か
らも極めて都合が良く且つ作業性に優れた机の形態とい
える。
【0023】つぎに、パネル20,25は、それぞれ一
体形成してもよいが、図示の如く、適宜の幅の複数の組
立式パネル部材21,22,26,27を組み合わせた
パネルとすると、軽量で運搬に便利であるのみならず室
内でのワークステーションの移動や配置変更や撤収作業
などの際に好都合である。そして、この間仕切り用のパ
ネル20,25の高さについては、椅子(図示しない)
に着席した人の頭の高さ以上であれば好ましく、ワーク
ステーションの奧の仕切を構成する横列配置の収納庫の
高さと同一高さにすると均整のとれた統一美が得られ、
より一層好ましい。
【0024】なお、上記パネルについては、図示のパネ
ル20,25のように床に設置する形式のほか、図示は
省略するが、机の天板11,16の後端近傍に垂直に立
設する机上パネル形式であってもよい。そして、これら
のパネルは机10,15に着席した人の前方を周囲から
遮蔽する機能を満たすものであれば、図示はしないが例
えば枠体にシート類を取り付けてなる衝立のような形式
であってもよい。
【0025】つぎに、図4から図6にはホワイトボード
30,35の取付け構造を示し、図4はマグネットを用
いて取り付ける実施例で、図5,図6は収納庫の外部の
上部近傍に取り付けたレール部材にローラーを介してホ
ワイトボードを吊り下げた実施例である。
【0026】図4において、ホワイトボード30は表面
に白色コーティングした矩形の板材31と、その板材3
1の下端に取り付けたペン受け33と、板材31の裏面
32の端部に装着した複数のマグネット34,34とか
らなる。そして、下端ペン受け33の下面を机10の天
板11に載置して支持するとともに収納庫2の上段ユニ
ット2bの背面即ち机10側に面した壁面にマグネット
34で吸着させ、前方への倒れを防止する形態で着脱自
在に取り付けられている。従ってこのホワイトボード
は、メモ書きおよび書類の貼付掲示に利用するほか、収
納庫2側から取り外して机10側に正面を向けて設置さ
れた収納庫3の上段ユニット3bの前面3eに吸着させ
ると個人用の収納スペースを覆い隠すことができる。
【0027】つぎに図5,図6において、ホワイトボー
ド30aは表面に白色コーティングした矩形の板材31
aと、その板材31の下端に取り付けたペン受け33
と、板材31の上端に取り付けたローラー41とからな
る。一方、収納庫3の上端近傍には隣接する収納庫3に
直線で連なるレール部材40が取り付けられ、レール部
材40にローラー41を載せてホワイトボード30aを
吊り下げている。これによってホワイトボード30aは
レール40に沿って収納庫2,3の間を左右移動可能な
構造となっている。なおローラー41は、図6に示す如
く、ホワイトボード30aの板材31aの上端にネジ4
4で取り付けられた釣り具43にピン42を介して回転
自在に枢着されている。このローラー41は適宜の摺動
部材に変えてもよい。
【0028】なお、上記のホワイトボード30,30
a,35については、書類貼付掲示用および個人利用の
収納庫を覆い隠す用途だけでメモ書き用としての機能が
不要の場合、板材表面には白色コーティングを施す必要
はなく、またその場合はペン受け33も必要ない。
【0029】上述のワークステーション1は、2人用の
孤立作業区画からなる実施例で、この区画内の机に着席
する2人はそれぞれパネル20,25に向かって互いが
背中合わせの状態となるため、互いの視線を意識せずに
落ち着いて仕事に専念できる。しかし、更に孤立性が要
求される場合、中央にもう1枚新たなパネルを設置する
とよい。その場合左右勝手の異なる1人用ワークステー
ション1対が接合した形態となる。
【0030】以上説明した1人用または2人用のワーク
ステーションは、単独設置のほか、多数設置に好都合の
形態である。即ち、広い事務所に多数設置する場合、単
にワークステーションを繰り返し同じ配列で(または必
要な場合交互配列で)直線的に配置するだけでよく、更
に広い事務所ではそのワークステーション列を複数列設
置することもできる。そして、上記のように複数のワー
クステーションを互いに接する状態で直列配置する場
合、各ワークステーションの間仕切パネルは隣接のワー
クステーションと共用で1枚ずつ設置すればよく合理的
形態になっている。
【0031】
【発明の効果】本発明のワークステーションは、オフィ
スの室内において、収納庫と机とパネルの配置構成によ
り構成され、個人単位の業務やIT対応の業務或いは頭
脳労働主体の業務などに最適の機能的且つ快適な個人単
位の3方が遮蔽された孤立作業区画を提供し、それによ
り他人の動きや視線といった気が散る障害から解放さ
れ、業務効率のより一層の向上をはかることが可能とな
る。また、机の天板の平面形状をワークステーションの
形態に対応する略L字形または前端が略J字状曲線をな
す略台形(いずれも前述の説明参照)にすることで、狭
い空間を合理的に活用してOA機器類を安定且つ美的に
設置するとともに他人に邪魔されない快適な作業空間を
提供することができる。更に、収納庫についても、十分
な個人用収納スペースと共用スペースとを隣接させつつ
両者を完全に隔離した状態で配置することが可能であ
る。
【0032】本発明のワークステーションは、机と収納
庫とパネルとを組み合わせそれらの配置構成により構築
され、建物に対する恒久的加工を施すことが不要なた
め、設置場所や設置方向が自由且つ任意に設定でき、ま
た設置後の配置変更や撤収も迅速にできる。そして複数
セットを同じ向き或いは互い違いの向きに直列的に連
ね、更にはそれを複数列配置することも可能であり、多
数のコンパートメント形態のワークステーションを室内
に整然と且つ合理的に構築する事が容易に可能である。
【0033】本発明のワークステーションを構成する収
納庫の上段および下段の各ユニットのうち、机側に向け
て設置したユニットは主に個人が使用または利用するも
のの収納用に、そして机と反対側に向けて設置したユニ
ットは不特定多数が共同利用するものの収納用にと設置
方向で各ユニット毎に使い分けができ、且つ個人用収納
庫を個人の作業区画に向けて設置するので、個人業務用
の資料やファイルなどを他人に勝手に収納場所を変えら
れることがなくなり、出し入れが迅速にできて便利であ
ると同時に作業能率も向上する。
【0034】なお、上記において、収納庫は上下独立の
複数ユニットからなる積み重ね式収納庫であるので、下
段ユニットは全て前面を机側と反対側に向けて設置する
ことも一部を机側に向けて設置することもいずれの設置
方法も可能であり、必要に応じてワークステーション毎
に適宜変えた設置方法が可能である。
【0035】更に、ホワイトボードを備えた形態は、ホ
ワイトボードをメモ書き用のほかマグネットや粘着テー
プを用いて書類貼付用として利用でき、また、ホワイト
ボードを収納庫の個人用収納スペースの前面に移設また
は移動させると、他人の目から収納物を隠す手段として
の利用も可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るワークステーションの実施例を示
し、2人用ワークステーションを正面側斜め上から見た
斜視図である。
【図2】図1のワークステーションを背面側斜め上から
見た斜視図で、机は省略して示している。
【図3】図1のワークステーションにおけるホワイトボ
ードを移動し、収納庫の正面を机側に向けた上段ユニッ
トを覆い隠した状態を示す斜視図である。
【図4】本発明に係るワークステーションに関し、マグ
ネットを装着したホワイトボードの収納庫上段ユニット
への取付状態を示し、収納庫の側方から見た図である。
【図5】本発明に係るワークステーションに関し、収納
庫上端近傍に取り付けたレール部材にローラーを介して
吊り下げたホワイトボードの取付状態を、収納庫の側方
から見た図である。
【図6】図5におけるレール部材とローラーとホワイト
ボードの関係を拡大して示す部分図である。
【符号の説明】
1 ワークステーション 1a 右ステーション 1b 左ステーション 2,3,4,5 収納庫 3a 収納庫下段ユニット 3b 収納庫上段ユニット 6 右外側端 7 左外側端 10,15 机 11,16 天板 12,17 机の後端 13,18 机の側端 20,25 パネル 21,22,26,27 組立式パネル部材 c 収納庫下段ユニット前面 d 収納庫下段ユニット背面 e 収納庫上段ユニット前面 f 収納庫上段ユニット背面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B43L 1/04 B43L 1/04 G // A47B 13/10 A47B 13/10

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 机と、前記机の天板上面以上の高さを有
    する下段ユニットおよび上段ユニットの複数ユニットで
    構成される少なくとも1基以上の積み重ね式収納庫と、
    パネルとによって構成され、前記収納庫は室内の壁面か
    ら離隔した位置にて互いの側面が接するように横列配置
    し、前記机は前記収納庫に近接して設置する一方、複数
    の前記収納庫の上段ユニットの少なくとも一つは前面側
    を他は背面側をそれぞれ机側に向けて各々の下段ユニッ
    トの上に設置し、前記パネルは前記収納庫配列端にその
    収納庫配列と略直角方向に設置してなるワークステーシ
    ョン。
  2. 【請求項2】 前記収納庫の上段ユニットのうち前記机
    側に背面を向ける姿勢で設置された上段ユニットの背面
    には、ホワイトボードを着脱可能且つ取り付け位置変更
    可能に取付てなる請求項1記載のワークステーション。
  3. 【請求項3】 前記ホワイトボードが、その背後にマグ
    ネットが装着されるとともにそのマグネットの作用で前
    記収納庫の上段ユニットに対し着脱可能に取り付けられ
    ている請求項2記載のワークステーション。
  4. 【請求項4】 前記横列配置された各収納庫の外部上端
    近傍に、隣接収納庫と直線で連なるレール部材を収納庫
    前後面と平行に取り付ける一方、該レール部材には、こ
    れに沿って移動可能な転動部材または摺動部材を介しホ
    ワイトボードを吊り下げてなる請求項1または2記載の
    ワークステーション。
JP2001275293A 2001-09-11 2001-09-11 ワークステーション Pending JP2003079453A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001275293A JP2003079453A (ja) 2001-09-11 2001-09-11 ワークステーション

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001275293A JP2003079453A (ja) 2001-09-11 2001-09-11 ワークステーション

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003079453A true JP2003079453A (ja) 2003-03-18

Family

ID=19100176

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001275293A Pending JP2003079453A (ja) 2001-09-11 2001-09-11 ワークステーション

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003079453A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100845016B1 (ko) * 2006-05-29 2008-07-23 대신자토산업(주) 메모보드가 장착된 책장 및 그 제조방법
CN105815954A (zh) * 2016-03-28 2016-08-03 钱月珍 便于探讨工作的屏风桌
JP2017086338A (ja) * 2015-11-06 2017-05-25 大建工業株式会社 屋内用収納システム
JP2018068976A (ja) * 2016-11-04 2018-05-10 株式会社岡村製作所 執務エリア形成什器

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100845016B1 (ko) * 2006-05-29 2008-07-23 대신자토산업(주) 메모보드가 장착된 책장 및 그 제조방법
JP2017086338A (ja) * 2015-11-06 2017-05-25 大建工業株式会社 屋内用収納システム
CN105815954A (zh) * 2016-03-28 2016-08-03 钱月珍 便于探讨工作的屏风桌
JP2018068976A (ja) * 2016-11-04 2018-05-10 株式会社岡村製作所 執務エリア形成什器

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8322802B2 (en) Office furniture system
US20210177142A1 (en) Frame type workstation configurations
US6463701B1 (en) Work environment
US6931795B1 (en) Utility distribution system
US6449909B1 (en) Workstation
US6279761B1 (en) Information display system
US20060283358A1 (en) Two person work environment
CA2424873C (en) Straddle bin
US20050062370A1 (en) Article of furniture having storage components
CA2857919C (en) Media station including technology backbone and magnetically ganged table
US8387314B2 (en) Electrified lockable double sided storage cabinet
JP2006198009A (ja) 物品整理保管庫
US6540094B1 (en) Information display system
JP2017131574A (ja) 家具装置
US11072198B1 (en) Modular paper organizer
US8205950B1 (en) Workstation unit with vertically movable panel
JP2003079453A (ja) ワークステーション
US20080224580A1 (en) Modular furniture
US8066340B2 (en) Organizer/storage system that mounts on top of a computer workstation
JPH09299167A (ja) オフィス構成設備
JP2002320527A (ja) キャビネット
EP0997866A2 (en) Information display system
CN215125874U (zh) 带有装饰画的书柜
JP7496266B2 (ja) 仕切装置
JP3451386B2 (ja) オフィスにおける省スペース執務装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20041228

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060727

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20061031

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20070306