JP3312623B2 - オフィス構成設備 - Google Patents

オフィス構成設備

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JP3312623B2
JP3312623B2 JP2001055666A JP2001055666A JP3312623B2 JP 3312623 B2 JP3312623 B2 JP 3312623B2 JP 2001055666 A JP2001055666 A JP 2001055666A JP 2001055666 A JP2001055666 A JP 2001055666A JP 3312623 B2 JP3312623 B2 JP 3312623B2
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  • Tables And Desks Characterized By Structural Shape (AREA)
  • Legs For Furniture In General (AREA)
  • Combinations Of Kitchen Furniture (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ワーカーの交流度
と自律性を両立させ創造的な作業を行うためのオフィス
を構築するのに好適なオフィス構成設備に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来のオフィスとして、例えば、作業に
必要な資料や機器類が装備された机を同一方向に配向し
て一定間隔で列状に配列させた形態(以下、ファクトリ
型と略称する)を特徴とするものが知られている。
【0003】また、一般の会社においては、各自の資料
等を収納するための袖やワゴン等を備えた執務用の机
を、複数台対面又は接近させて配置した形態(以下、デ
ン型と略称する)を特徴とするものも広く普及してい
る。
【0004】さらに、研究開発部門やソフトウエア開発
部門等においては、パーティションにより区成された閉
鎖空間あるいは個室等に執務用の机やOA機器載置用の
テ−ブルあるいは保管庫等を配設した形態(以下、セル
型と略称する)を特徴とするものも採用されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】以上説明した各種のオ
フィス形態は、業務に応じて適宜選択採用されるべきも
のであり、各々が今後とも重要な役割を担うことは勿論
であるが、近時、より高度なオフィス利用の要求が高ま
り、従来の形態だけでは十分に対応することが難しくな
ることが予想される。
【0006】すなわち、コンピュータの飛躍的な発達、
普及によって、定型的な事務処理作業は次第に人間の手
を離れる傾向にある。その結果、オフィスワーカーに
は、よりレベルの高いワークプロセスが要求されること
となり、例えば、情報という原材料を知識に加工してよ
り創造的な仕事を推進することが望まれつつある。しか
も、コンピュータネットワークに代表される情報技術が
進展し、必ずしも同一の場に集合しなくても一定の作業
を進めることができるようになりつつある今日、オフィ
スに出勤する意味が厳しく問われることにもなる。
【0007】これらの事情を勘案すると、これからのオ
フィスワーカーには、高度なパーソナルコントロールが
要求されることとなり、かかる自律性の高いオフィスワ
ーカー達が、必要に応じて人間対人間の交流を求めてオ
フィスに出勤する形態が多くなるものと予想される。し
たがって、このような要求に応えるためのオフィスに
は、人間同士が直接に対面して生の情報を交換し合える
交流度の高さと、プライバシーが守られた状態で情報加
工作業等に適宜集中することができる自律性の高さとを
共に備えていることが望まれる。
【0008】このような観点から前述した各種のオフィ
ス形態を精査すると、それぞれ、次のような問題があ
る。まず、前記ファックトリ型のものは、交流度も自律
性も共に低く、以上説明した知識集約型のオフィス形態
としてはふさわしくない。また、前記デン型のものは、
島形に配置された机等の周囲にワーカーが比較的接近し
て着座するため、高い交流度を確保することができ、定
型グループ処理作業には適しているが、自律性が低いた
め創造的なワークには向かない。さらに、セル型のもの
は、個室的な環境が得られるため自律性が高く集中ワー
クには適しているが、交流度が低く人間同士の直接的な
情報交換には向かない。近時、固定されたセル型配置を
基本にし、その中央部に複数のワーカーが情報交換する
ための共有エリアを設けたものも開発されているが、従
来のものは、各ワーカーが占有している執務用の家具
と、共有エリアに配置された家具とは全く別異なもので
ある。そのため、このような形態で交流度の高さと自律
性とを両立させるには、広いスペースと、多種類の家具
が必要となる。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、このような事
情に着目してなされたもので、共通の移動家具により交
流度の高い共同ワークエリアと、自律性を尊重した個人
ワークエリアを必要に応じて自在に構築できるようにし
たものである。そして、家具配置の自由度が高くなるこ
とによってオフィス全体の秩序が乱れるのを防止するた
めに配線具をフロアの所定箇所に配置するようにしてい
る。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明に係るオフィス構成設備
は、フロアの所定箇所に配設される配線具と、前記フロ
ア上に配設されワーカーが自由に移動させて共同ワーク
エリア又は個人ワークエリアを適宜形成するための移動
家具とを具備してなることを特徴としている。
【0011】なお、配線具には、物理的にフロアに固定
されたものだけではなく、物理的には移動可能である
が、オフィス運営上、制度的に移動させないようにして
いるもの、或いは、一定の範囲以外には移動させないよ
うにしているものも含まれる。配線具の一例としては、
情報の出入口となる通信用のコネクタを備えた配線具等
を挙げることができる。
【0012】スペースを特に有効に利用できるようにす
るには、移動家具を、相互に接近又は重合が容易な脚形
態を備えたものにしておくのが望ましい。
【0013】移動家具の代表的なものとして机を挙げる
ことができる。かかる机は、ワーカーが自由に移動させ
ることができるようにしておくことが必要であり、大き
な収納部を有しない軽量なものであることが肝要であ
る。オフィスワーカーの全員が同時にオフィスに出勤す
ることがない勤務形態を採用している場合には、それら
の机を複数のワーカーが選択使用可能に共有するのが望
ましいが、スペースその他に余裕がある場合やワ−カ−
全員が同時にオフィスに出勤する可能性のある場合に
は、各机をワーカーがそれぞれ占有するようにしてもよ
い。
【0014】かかる机を採用したオフィスにおいては、
共有資料を共有の保管庫に保存するだけでなく、各ワー
カーが所有している各自の資料を個人ロッカーに保管し
ておき、出勤する毎に必要な資料をそれらの保管庫や個
人ロッカーから机に運搬して仕事を行うというワークプ
ロセスが予想される。このような勤務形態の場合には、
保管庫や個人ロッカーと机との間の資料の運搬や、その
資料を机の脇に置いておくための移動可能な仮置台等を
移動家具の一つとして採用するのが望ましい。
【0015】また、共同ワークエリアと個人ワークエリ
ア、あるいは、個人ワークエリア同士を適宜必要に応じ
て区成するには、移動容易な間仕切り用のスクリーンを
移動家具の一つとして採用するのが好ましい。
【0016】
【実施例】以下、本発明の実施例を、図1〜図15を参
照して説明する。
【0017】図1に示すレイアウト例は、共同ワークエ
リア1A、1B、1C、1Dと、個人ワークエリア2
A、2B、2Cとを共通の移動家具である机3を用いて
構成したものであり、他の移動家具として、補助机4、
仮置台5、円形テーブル6、長テーブル7、半楕円テー
ブル8、ホワイトボード9、及び間仕切り用のスクリー
ン10等を使用している。また、これらの移動家具3〜
10以外に、共有資料を保管しておくために壁面に沿っ
て配置される壁面収納庫11や、フロアを仕切るように
して壁から離れた位置に配設される中間収納庫12、あ
るいは、各ワーカーWが所有している各自の資料を保管
しておくための個人ロッカー13等も用いられている。
机3は、図2及び図3に示すように、左右の脚要素21
により天板22を支持してなるもので、各脚要素21
は、上下方向寸法が比較的小さい扁平な脚ベース23上
に支柱24を立設してなる。天板22は使用縁を使用者
を囲み得る方向に若干湾曲させたもので、センター引出
しや袖等のような大きな収納部を一切有しておらず、脚
ベース23の下面に装着した扁平なキャスタ(図示せ
ず)の作用により自由に移動させることができるように
なっている。
【0018】補助机4は、図3に示すように、前記机3
と同様に左右の脚要素25により天板26を支持したも
のであるが、その天板26を前記机3の天板22の下に
侵入させて使用することができるように、その天板26
の高さを前記机3の天板22の高さよりも低く設定する
とともに、左右の脚要素25間の距離を、前記机3の脚
要素21間に侵入させ得る値に設定している。
【0019】仮置台5は、図2〜図4に示すように、左
右の脚要素27により天板28を支持するとともに、前
記脚要素27間に棚29を設けている。脚要素27は、
キャスター31を有した水平な脚ベース32上に支柱3
3を立設してなるもので、それら両支柱33の上端部に
天板28をブラケット34を介して回動可能に枢着して
いる。しかして、この天板28は、図2及び図3に示す
水平な使用位置と、図4に示す起立した収納位置との間
で、自由に回動させることができるようになっている。
棚29は、内側に開口部を有する枠状のもので、その後
端部両側を前記支柱33の中段位置に回動可能に枢着し
ている。しかして、この棚29は、天板28と同様に、
図2及び図3に示す水平な使用位置と、図4に示す起立
した収納位置との間で、自由に回動させることができる
ようになっている。この棚29は、水平な使用位置にお
いては、図3に示すようにボックスファイル35等を保
持することができるようになっている。この仮置台5
は、前記棚29と、天板28をそれぞれ起立させた状態
で、図4に示すように、複数台密にスタッキングするこ
とができるようにしてある。
【0020】円形テーブル6は、図2及び図5に示すよ
うに、キャスター41を有した平面視十字形をなす脚ベ
ース42の交差部から支柱43を立設し、その支柱43
上に天板44を支持させたものである。天板44は円形
のもので、一部に直線の縁部を有した切欠部45を有し
ている。この円形テーブル6は、その支柱43を図5に
示すように伸縮させることによって天板44の高さ位置
を変更することができるようになっており、46は、そ
の天板44を所望の高さ位置にロックするためのガスス
プリングの上下昇降レバーである。天板44に切欠部4
5を設けているのは、該天板44を他の家具の天板等に
密に隣接させるためであり、天板44の高さを変更可能
にしているのは、平面視において天板同士が重合するほ
どに他の家具に接近させることができるようにするため
である。
【0021】長テーブル7は、図6及び図7に示すよう
に、天板47を4本の脚48、49により支持してなる
もので、反使用縁側を支持する2本の脚48にはキャス
タ51が設けてあり、使用縁側を若干持ち上げることに
よって移動させることができるようになっている。天板
47の反使用縁側には、対をなす半円形の隆起部52が
形成してあり、2台の長テーブル7を対面配置した場合
に、それら隆起部52が当接して両長テーブル7の反使
用縁間に各種配線等を挿通させるための、直線部を長辺
とする一定幅の空間53が形成されるようになってい
る。
【0022】半楕円テーブル8は、図6及び図7に示す
ように、天板61を4本の脚62、63により支持して
なるもので、反使用縁側を支持する2本の脚62にはキ
ャスタ64が設けてあり、使用縁側を若干持ち上げるこ
とによって移動させることができるようになっている。
天板61の反使用縁側には、対をなす半円形の隆起部6
5が形成してあり、2台の半楕円テーブル8を対面配置
した場合等に、それら隆起部65が当接して両テーブル
8の反使用縁間に配線等を挿通させるための、直線部を
長辺とする一定幅の空間が形成されるようになってい
る。
【0023】ホワイトボード9は、図8に示すように、
キャスタ67を有した対をなす水平な脚ベース68の後
端部から支柱69をそれぞれ立設し、それら支柱69の
上端間にボード本体70を反転可能に支持させたもので
ある。支柱69の上半部は、前方に湾曲させてあり、各
支柱69の上端に支持されたボード本体70が、脚ベー
ス68の前後方向略中央に位置するようにしてある。
【0024】間仕切り用のスクリーン10は、図9及び
図10に示すように、左右の支柱71間に目隠し用のパ
ネル76を配設してなるもので、各支柱71の下端部に
は脚ベース72が固着してある。脚ベース72は、内方
に拡開する偏平扇状のもので、この脚ベース72の内方
端に扁平なキャスタ73を設けている。
【0025】これら移動家具3〜10は、相互に接近又
は重合が容易な脚形態をなしている。具体的に説明すれ
ば、補助机4の左右の脚要素25は、机3の左右の脚要
素21間に挿入し得る寸法に設定されている。また、机
3及び補助机4の脚ベース23、30は、上下方向寸法
が小さな偏平形状をなしており、背の高いキャスタ3
1、41に支持された仮置台5の脚ベース32や円形テ
ーブル6の脚ベース42の下に潜り込ませることができ
るようにして、これの移動家具3、4、5、6同士を相
互に接近させることができるようにしてある。また、円
形テーブル6は、十字形の脚ベース42を有しているた
め、柱状の脚48、49、62、63を有する長テーブ
ル7や半楕円テーブル8にも接近させて配置し易くなっ
ている。さらに、ホワイトボード9の脚ベース68も上
下方向寸法の小さな扁平形状をなしており、しかも、そ
の後端部から支柱69が立設させてあるため、その脚ベ
ース68上方に空間が形成されている。一方、中間収納
庫12の底面両端部には、図8に示すように、下駄の歯
状のベース74が設けてあり、該中間収納庫12の底面
と床面との間に空隙75を形成している。そのため、前
記ホワイトボード9をこの中間収納庫12に接近させて
その脚ベース72を前記空隙75に挿入することによっ
て、該ホワイトボード9を通行の邪魔にならない態様で
片付けておくことができる。この状態においては、ボー
ド本体70が中間保管庫12の前後方向略中央に位置す
ることになるため、この姿勢のままで該ホワイトボード
9を使用することもできる。また、スクリーン10の脚
ベース68は、支柱71よりも内方に延出させてあり、
支柱71の前後にはキャスタや接地部が存在しないよう
にしてあるため、図9に示すように、スクリーン10同
士を直交させて隣接させる場合でも、脚ベース72同士
の干渉を防止することができる。また、スクリーン10
に該スクリーン10と略同一幅の机3を近接配置する場
合も、該机3の脚ベース23と、スクリーン10の脚ベ
ース72との干渉を防止し易くなる。
【0026】このような移動家具3〜10を適宜組み合
わせてフロア上に交流度の高い共同ワークエリア1A〜
1Dや、自律性を尊重した個人ワークエリア2A〜2C
を必要に応じて自在に構築するようにしているが、移動
家具3〜10の無秩序な移動によりオフィス全体が混乱
するのを防止するために、フロアの所定位置に位置決め
要素たる配線具81を配設している。
【0027】配線具81は、図3、図6、図7、及び図
11に示すように、ベース82上に2本の配線ポール8
3,84を所定の間隔をあけて立設してなるもので、各
配線ポール83,84上にコンセント85,86を設け
ている。各配線ポール83,84は、机3やテーブル
7,8の天板22,47,61の下に収容可能な縮小姿
勢と、コンセント85、86が机3やテーブル7、8の
天板22、47、61よりも上方に位置する伸張姿勢と
の間で伸縮させ得るようになっている。一方の配線ポー
ル83に装着されたコンセント85は電力供給用のもの
で、このコンセント85に接続された図示しない電力線
は、この配線ポール83内に挿通させてあり、この配線
ポール83の下端から床面上に導出させてある。他方の
配線ポール84に装着されたコンセント86は通信のも
ので、このコンセント86に接続された図示しない通信
線は、この配線ポール84内に挿通させてあり、この配
線ポール84の下端から床面上に導出させてある。かか
る配線具81は、フロアの所定位置に複数台設置してあ
る。これらの配線具81は、物理的には移動可能である
が、オフィスの運営上、所定領域、例えば、フロア上に
導出させてある電力線や通信線の届く範囲内での小移動
以外は禁止してある。
【0028】また、図1に示す実施例では、フロアセク
レタリ領域91を定め、この領域91に配置してある机
3やOA機器載置用テ−ブル92等は、移動させないよ
うにしている。また、フロアセクレタリ領域91の背後
には、インフォメ−ションボード93が配してあり、ま
た、その隣にはコピ−機94やファックス95等を配置
したワ−クピット96が設けてある。これらインフォメ
−ションボ−ド93やワ−クピット96に配設した機器
類94、95も原則として移動させないようにしてい
る。したがって、このオフィスにおいては、フロアセク
レタリ領域91に配置した家具3、92や、インフォメ
−ションボ−ド93、或いは、ワ−クピット96に配設
した機器類94、95も位置決め要素として機能してい
る。
【0029】図1に示すオフィスにおいては、具体的に
は、前述した移動家具3〜10を適宜移動させることに
よって、第1、第2、第3、第4の共同ワークエリア1
A、1B、1C、1Dと第1、第2、第3の個人ワーク
エリア2A、2B、2Cを形成している。
【0030】第1の共同ワークエリア1Aでは、図1に
示すように、配線具81を中心にしてスクリ−ン10に
より区成された領域内に、その配線具81を挟むように
して2台の長テーブル7を対面配置するとともに、その
長テーブル7の両側縁に半楕円テ−ブル8を当接配置し
ており、会議に適した環境を構築している。対面させた
長テ−ブル7の反使用縁間には、図7に示すように、天
板47の上下を連通させるとともに床面からの配線を内
部に収納する配線具81と略同一幅をなし、前記配線具
81とテーブル6の支柱43とを同時に配置可能な挿通
空間53が形成されており、その挿通空間53に、配線
類だけでなく、伸長させた配線具81の配線ポ−ル8
3、84や、伸長させた円形テ−ブル6の支柱43等を
挿通させている。この場合、円形テ−ブル6はオ−バ−
ヘッドプロジェクタ54等を載置するために用いられる
もので、前記長テ−ブル7と平面視重合状態で配置され
ており、これらテ−ブル7、8の近傍にはホワイトボ−
ド9が配置してある。第2の共同ワ−クエリア1Bは、
配線具81を中心にしてスクリ−ン10により区成され
た領域内に、複数の執務用の机3を近接配置したもの
で、各机3を使用するワ−カ−Wが密に連絡を取りなが
ら執務を行うことができる形態をなしている。第3の共
同ワ−クエリア1Cは、図1及び図10に示すように、
配線具81を中心にして複数の机3を対面配置したもの
で、グル−プワ−クに適した形態をなしている。第4の
共同ワ−クエリア1Dは、図1及び図11に示すよう
に、配線具81を中心にしてスクリ−ン10により区成
された領域内に、さらに多数の机3を島形に対面配置し
たもので、多数のワ−カ−Wが連絡を取りながら共同作
業を進めるのに適した形態をなしている。共同ワ−クエ
リアに適した机3の配列態様としては、以上説明したも
の以外にも、例えば、図12の(A),(B),(C)
に示すようなものがある。
【0031】一方、第1,第2の個人ワ−クエリア2
A、2Bは、図1に示すように、隅部に配線具81が位
置するようにしてスクリ−ン10により包囲した領域
に、執務用の机3及びOA機器載置用の机92を配置し
たもので、個人が作業に集中し易い環境を形成してい
る。第3の個人ワ−クエリア2Cは、隅部に配線具81
が位置するようにしてスクリ−ン10により包囲した領
域に、執務用の机3と、OA機器載置用の机92及び仮
置台5とを配設したもので、同じく個人の集中作業に適
した環境を形成している。個人ワ−クエリア2に適した
机3等の配列態様としては、例えば、図13の(a),
(b),(c),(d)に示す態様,或いは、図14の
(e),(f),(g),(h),(i),(j)に示
す態様等を挙げることができる。図13の(a)に示す
態様は、ペ−パ−ワ−クに適したものであり、下に示す
態様ほど重作業に向いている。(b)に示す態様は、ペ
−パ−ワ−クといわゆるOA作業を共に行うのに適して
いる。(c),(d)に示す態様は主としてOA作業を
行うのに適した態様であり、前記と同様に、下に示すも
のほど重作業に向いている。
【0032】図1のオフィスにおけるワ−カ−Wの行動
例を説明すれば、次のようである。まず、朝出社する
と、個人ロッカー13を開錠し、社内で使用しない鞄や
傘等の私物を収納するとともに、このロッカー13に収
納してある個人資料や、ノ−トブックパソコン等の公用
物を取り出す。その後、必要に応じて、インフォメーシ
ョンボード93に立ち寄って個人宛ての伝言メモや郵便
物の有無等をチェックしたり、フロアセクレタリからサ
ポート情報等を得、しかる後に、その日の業務に適した
エリアの机3を選択して仕事を開始する。仕事に必要な
共有資料は壁面収納庫11等から各自の机3に取り出し
て使用する。資料が多い場合には、その資料を運搬した
り、机3の脇にその資料を仮保管しておくために、仮置
台5を使用する。個人集中作業を行う場合には、スクリ
ーン10により包囲された個人ワークエリア2A、2
B、2C等を使用し、その作業の軽重に応じて机3やO
A機器載置用の机92だけでなく、種々の移動家具を運
び入れて個人ワークステーションを構築する。ミーティ
ングや、グループワーク、あるいは、プレゼンテーショ
ン等のグループコミュニケーションを必要とする作業を
行う場合には、共同ワークエリア1A、1B、1C、1
D等を使用する。その際も、グループコミュニケーショ
ンの種類や、人数等に応じて適宜移動家具3〜10を並
べ替え、グループスペース環境を整える。移動家具3〜
10の並べ替えは、例えば、建築グリッド単位に配置さ
れた配線具81の位置を目安に行うので、オフィス全体
が無秩序になるのを防止することができる。
【0033】以上のように、本オフィス構成設備は、机
等の移動家具3〜10をワ−カ−Wが自由に移動させて
共同ワークエリア1A、1B、1C、1Dまたは個人ワ
ークエリア2A、2B、2Cを適宜形成することができ
るようにしたものであるため、広いスペ−スや多種類の
家具を必要とすることなしに、人間同士の生の情報交換
が可能な高い交流度を持った環境や、高度な情報加工作
業等を集中して実行することができる自律性の高い環境
を必要に応じて自在に創り出すことができる。しかし
て、本オフィス構成設備により実現されるオフィスは、
自律性の高い個人が、意見交換による効率的な付加価値
創造をなすための交流を求めて集まるような場を提供で
きることにもなり、いわゆるクラブ的な要素を有したも
のにすることも可能である。したがって、かかるクラブ
型オフィスと、前述した従来のファクトリ型オフィス、
デン型オフィス、及びセル型オフィスとを比較すれば、
本発明に係るクラブ型オフィスは、図15に示すよう
に、自律性も交流度も共に高いものになるという点で、
従来のものとは明確に異なったものとなる。
【0034】なお、移動家具の種類や構造は、以上説明
したものに限定されないのは勿論であり、本発明の趣旨
を逸脱しない範囲で種々変形が可能である。
【0035】また、位置決め要素も、図示例のものに限
定されるものではなく、例えば、アクセスフロアの所定
位置に直接に設けた電源及び通信用のコンセント等であ
ってもよい。位置決め要素の配設位置は、例えば、建築
グリッドを単位にして、そのグリッドの中央や境界部分
に設定してもよいが、他の基準でその位置を定めてもよ
い。
【0036】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明に係るオフ
ィス構成設備は、机等の移動家具をワーカーが自由に移
動させて共同ワークエリアまたは個人ワークエリアを適
宜形成することができるようにしたものであるため、広
いスペ−スや多種類の家具を必要とすることなしに、人
間同士の生の情報交換が可能な高い交流度を持った環境
や、高度な情報加工作業等を集中して実行することがで
きる自律性の高い環境を必要に応じて自在に創り出すこ
とができる。しかも、フロアの所定箇所に配線具を設け
ているため、移動家具を自在に移動させることによるオ
フィスの無秩序化を防止することができる。
【0037】具体的には情報の出入口となる通信用のコ
ネクタを備えた配線具を採用すれば、共同ワ−クを行う
場合も、個人ワ−クを行う場合も、その配線具を基準に
して机を配置する可能性が高くなるため、無理なくオフ
ィスの無秩序化を防止することができる。
【0038】また、移動家具を、相互に接近又は重合が
容易な脚形態を備えたものにしておけば、移動家具の配
置の自由度が高まることになり、スペースを特に有効に
利用することが可能となる。
【0039】さらに、移動家具の一つとして、大きな収
納部を有しない机を採用すれば、その机をワ−カ−が軽
快に移動させて自由に種々の環境を創出することが可能
となる。
【0040】また、移動家具の一つとして、移動自在な
仮置台を使用すれば、保管庫と机等との間で資料を運搬
したり机の脇に資料を一時的に載置して執務を行うのに
便利なものとなる。
【0041】また、移動家具の一つとして、移動容易な
間仕切り用のスクリーンを採用すれば、共同ワークエリ
アと個人ワークエリア、あるいは、個人ワークエリア同
士を適宜必要に応じて区成することができ、交流度の高
い共同ワ−クエリアと自律性の高い個人ワ−クエリアと
をより適切に共存させることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すオフィスのレイアウト
図。
【図2】同実施例の机、仮置台及び円形テーブルを示す
斜視図。
【図3】同実施例の机、補助机、仮置台及び配線具を示
す斜視図。
【図4】同実施例の仮置台を示す側断面図。
【図5】同実施例の円形テ−ブルを示す正面図。
【図6】同実施例の長テ−ブル及び半楕円テ−ブルを示
す斜視図。
【図7】同実施例の長テーブル及び半楕円テーブルを組
合わせた状態を示す斜視図。
【図8】同実施例のホワイトボ−ド及び中間保管庫を示
す斜視図。
【図9】同実施例のスクリ−ン及び机を示す斜視図。
【図10】同実施例のスクリ−ン及び机を示す斜視図。
【図11】同実施例の机及び配線具を示す斜視図。
【図12】共同ワ−クエリアにおける移動家具の配列例
を示すレイアウト説明図。
【図13】個人ワ−クエリアにおける移動家具の配列例
を示すレイアウト説明図。
【図14】個人ワ−クエリアにおける移動家具の配列例
を示すレイアウト説明図。
【図15】本発明の効果を説明するための説明図。
【符号の説明】 1A、1B、1C、1D…共同ワ−クエリア 2A、2B、2C…個人ワ−クエリア 3…移動家具(机) 4…移動家具(補助机) 5…移動家具(仮置台) 6…移動家具(円形テ−ブル) 7…移動家具(長テ−ブル) 8…移動家具(半楕円テ−ブル) 9…移動家具(ホワイトボ−ド) 10…移動家具(スクリ−ン) 11…壁面収納庫 12…中間収納庫 13…個人ロッカ− 81…位置決め要素(配線具)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 加藤善雅 大阪市東成区大今里南6丁目1番1号 コクヨ株式会社内 (72)発明者 高島茂行 大阪市東成区大今里南6丁目1番1号 コクヨ株式会社内 (72)発明者 上田伸行 大阪市東成区大今里南6丁目1番1号 コクヨ株式会社内 (72)発明者 坂井伸孝 大阪市東成区大今里南6丁目1番1号 コクヨ株式会社内 (56)参考文献 特開 平9−299167(JP,A) 特開 平7−8327(JP,A) 特開 平1−175806(JP,A) 特開 昭62−107626(JP,A) 特公 昭57−43555(JP,B2) 実公 平6−18494(JP,Y2) イトーキ総合カタログ’95,日本,株 式会社イトーキ,1994年12月 1日, p.388 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A47B 13/00 A47B 13/08 A47B 13/10

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】フロア上に配設されワーカーが自由に移動
    させるための移動家具たるテーブルと、フロアの所定箇
    所に配設される配線具とを具備してなり、 前記テーブルが、天板の反使用縁側に対をなす半円形の
    隆起部を形成し、2台のテーブルをそれぞれの隆起部同
    士を当接して対面配置した状態で、それら当接した2組
    の隆起部間に一定幅の挿通空間が形成されるものであ
    り、前記配線具が伸縮可能な配線ポールを備えたもので
    あり、前記挿通空間に伸長させた配線ポールを長手方向
    に隙間を残して挿通させ得るようにしていることを特徴
    とするオフィス構成設備。
  2. 【請求項2】フロア上に配設されワーカーが自由に移動
    させるための移動家具たる天板を有するテーブルと、フ
    ロアの所定箇所に配設される配線具とを具備してなり、 前記テーブルが、2台のテーブルを前記配線具を挟むよ
    うにして対面配置した状態でそれらテーブルの反使用縁
    間に天板の上下を連通させる挿通空間が形成されるもの
    であり、前記配線具が伸縮可能な配線ポールを備えたも
    のであり、前記挿通空間に伸長させた配線ポールを長手
    方向に隙間を残して挿通させ得るようにしていることを
    特徴とするオフィス構成設備。
  3. 【請求項3】前記配線具の上端が天板面より上に位置し
    得るようにしている請求項1又は2記載のオフィス構成
    設備。
  4. 【請求項4】フロア上に配設されワーカーが自由に移動
    させる移動家具たるテーブルと、フロアの所定箇所に配
    設される配線具とを具備してなり、 前記テーブルが、天板を4本の脚により支持してなるも
    ので、反使用縁側を支持する2本の脚にはキャスタが設
    けてあり、使用縁側を若干持ち上げることによって移動
    させることができ、かつ、天板の反使用縁側に対をなす
    半円形の隆起部を形成し、2台のテーブルをそれぞれの
    隆起部同士を当接して対面配置した状態で、それら当接
    した2組の隆起部間に一定幅の挿通空間が形成されるも
    のであり、フロアから立設させた配線具をこの挿通空間
    長手方向に隙間を残して挿通し得るようにしておき、
    前記配線具を挟むようにして2台のテーブルを対面配置
    するようにしていることを特徴とするオフィス構成設
    備。
  5. 【請求項5】フロア上に配設されワーカーが自由に移動
    させる移動家具たるテーブルと、フロアの所定箇所に配
    設される配線具とを具備してなり、 前記テーブルが、天板を4本の脚により支持してなるも
    ので、反使用縁側を支持する2本の脚にはキャスタが設
    けてあり、使用縁側を若干持ち上げることによって移動
    させることができ、かつ、2台のテーブルを対面配置し
    た状態でそれらテーブルの反使用縁間に天板の上下を連
    通させる挿通空間が形成されるものであり、フロアから
    立設させた配線具をこの挿通空間に長手方向に隙間を残
    して挿通し得るようにしておき、前記配線具を挟むよう
    にして2台のテーブルを対面配置するようにしているこ
    とを特徴とするオフィス構成設備。
  6. 【請求項6】前記挿通空間が全体として平面視H型をな
    すようにしたことを特徴とする請求項4又は5記載のオ
    フィス構成設備。
  7. 【請求項7】テーブルが、天板の反使用縁側を支持する
    位置にのみキャスタを設けてなるものであることを特徴
    とする請求項1、2、3、4、5又は6記載のオフィス
    構成設備。
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