JP3723741B2 - シフトレバー用シールゴム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、A/T(オートマチックトランスミッション)シフトレバー装置のプレートと車体との間に設けられるシフトレバー用シールゴムに関する。
【0002】
【従来の技術】
図7、図8に示すように、車体1より上にA/Tシフトレバー装置のプレート2があり、車体1より下にトランスミッションがあり、車体1には、シフトレバーとトランスミッションとを連結するリンク5が貫通する部位に穴1aがある。
プレート2には、下側に凹む凹状部2aが形成されている。凹状部2aには、シフトレバーの下端二股部が連結されるシャフト4が配置されている。シャフト4は、凹状部2aの側壁を挿通して凹状部2aの内側から外側に延びており、凹状部2aの外側で、シャフト4をトランスミッションに連結するリンク5に連結されている。シャフト4を凹状部2aの穴に貫通させて凹状部2aに取付けるために、プレート2にはシャフト延長上にほぼ半円状の切欠き2bが設けられている。シフトレバー組付状態では、切欠き2bには半円状の樹脂製あるいはゴム製のキャップ3aが設けられ、プレート下面を面一にしている。プレート下面と車体1との間に、キャップ3aとは別体のシールゴム3を挟んで車外からプレート2およびトランスミッション内への水等の侵入を防止している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
シールゴム3とキャップ3aとが別体であるので、部品点数が多くなり、コストがかかる。また、シールゴム3とキャップ3aとが別体となっているので、シールゴム3とキャップ3aとの間のシール性も必要となり、それだけシール部が多くなる。
本発明の目的は、コストダウンをはかり、プレートと車体との間のシール性が向上するシフトレバー用シールゴムを提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成する本発明はつぎの通りである。
(1) A/Tシフトレバー装置のプレートと車体との間にシールゴムが設けられており、
前記シールゴムは周方向に延びる通常部とゴムキャップを備えており、該ゴムキャップは前記通常部と一体に形成されており、
前記プレートは前記シールゴムのゴムキャップとの接触部に上下方向に延びる貫通穴を有しており、前記ゴムキャップは前記プレートの貫通穴を挿通する組付用突起を有しており、
前記プレートと前記シールゴムのゴムキャップとの一方に凹部が設けられており他方に該凹部と嵌合する凸部が設けられており、前記凹部と前記凸部は前記シールゴムの延び方向で前記組付用突起の両側に設けられている、シフトレバー用シールゴム。
) 前記組付用突起の前記貫通穴と接触する部分に、前記貫通穴の径より大の外径を有する膨出部を設けた()記載のシフトレバー用シールゴム。
【0005】
上記(1)のシフトレバー用シールゴムでは、ゴムキャップ一体型のシールゴムが設けられているので、ゴムキャップとシールゴムとが別体である場合に比べて部品点数が少なくコストがかからない。また、ゴムキャップ一体型であるので、従来のシールゴムとゴムキャップとの間のシール部がなくなりシール性が向上する。
上記(2)のシフトレバー用シールゴムでは、プレートに貫通穴を設け、ゴムキャップに貫通穴を挿通する組付用突起を設けたので、貫通穴に挿通した組付用突起を引っ張ることでシールゴムを組み付けることができ、組付性がよい。
【0006】
【発明の実施の形態】
本発明実施例のシフトレバー用シールゴムは、図4に示すように、車両用A/T(オートマチックトランスミッション)シフトレバー装置のプレート20と車体10との間に設けられるシールゴム30である。
【0007】
車体10より上にプレート20があり、車体10より下に図示略のトランスミッションがある。車体10は、シフトレバーとトランスミッションとを連結するリンク50が貫通する部位に穴11を有する。車体10は、穴11の周囲に、周方向に連続する溝12を有する。
【0008】
プレート20は、車体10に固定される。プレート20は、図1に示すように、下側に凹む凹状部21と、シフトレバーの下端二股部が連結されるシャフト40の延長上に設けられる切欠き22と、シールゴム30の上面側突条部31aが嵌め込まれる溝23と、溝23および切欠き22部位でプレート20を上下方向に貫通する複数の貫通穴24とを、有する。
凹状部21には、図4に示すように、シフトレバーの下端二股部(図示略)が連結されるシャフト40が配置される。シャフト40は、凹状部21の側壁を挿通してシャフト両端部で凹状部21の内側から外側に延びており、凹状部21の外側でシャフト40をトランスミッションに連結するリンク50に連結されている。
【0009】
切欠き22は、図5に示すように、シャフト延長上に位置しほぼ半円状である。切欠き22が設けられているので、シャフト40を凹状部21の穴に貫通させて凹状部21に取り付けることができる。
切欠き22には、下方に突出する凸部22aが設けられている。ただし、凸部22aは、凸部22aが設けられていない場合であってもシールゴム30が温度変化等により膨張・収縮した場合にシール性が保たれる場合には、設けられていなくてもよい。 凸部22aは、複数設けられていてもよい(本発明図示例では、2個設けられている場合を示している)。凸部22aの上下方向長さは、シャフト40の凹状部21への取付けの妨げにならない程度の長さとされている。
【0010】
溝23は、シールゴム30の上面側突条部31aが嵌め込まれる溝である。溝23は、図1に示すように、切欠き22とその近傍を除いて周方向に連続している。
貫通穴24は、シールゴム30との接触部に複数設けられている。貫通穴24 の一部は、切欠き22に設けられている。貫通穴24の穴径は、シールゴム30の組付用突起33を挿入して引っ張った時に、組付用突起33がちぎれない程度の細径とされている。
【0011】
シールゴム30は、ゴム製である。シールゴム30は、図5、図6に示すように、通常部31と、ゴムキャップ32と、組付用突起33とを、有する。通常部31と、ゴムキャップ32と, 組付用突起33とは、一体に形成される。
通常部31は、周方向に連続して延びる。通常部31の上面には、ゴムキャップ32を除いて連続する上面側突条部31aが設けられている。上面側突条部31aは、プレート20の溝23に嵌め込まれる。通常部31の下面には、周方向に延びる下面側突条部31bが設けられている。下面側突条部は、車体10に形成された溝12に嵌め込まれる。
【0012】
ゴムキャップ32は、シールゴム30がプレート20に取り付けられたきにプレート20の切欠き22に位置するほぼ半円状部32aと、ほぼ半円状部32aに連なる段階状部32bとを、有する。
ほぼ半円状部32aは、通常部31とともに、プレート20の切欠き22をシールする。ほぼ半円状部32aには、プレート20の凸部22aが嵌合する凹部32cが設けられている。ただし, 凸部22aが設けられない場合、凹部32cも設けられない。
段階状部32bは、シールゴム周方向で、ほぼ半円状部32aの両端部に連なって設けられている。段階状部32bは、シールゴム30がプレート20に取り付けられたとき、プレート20の下面に当接し、ほぼ半円状部32aが切り欠き22内で回転することを防止する。
【0013】
組付用突起33は、シールゴム30をプレート20に組み付けるための突起である。組付用突起33は、ゴムキャップ32の上面に設けられており、通常部31の上面にも設けられている。組付用突起33は、プレート20の貫通穴24と同数設けられており、貫通穴24に挿通される。組付用突起33の上下方向長さは、貫通穴24の上下方向長さよりも長く、組付用突起33を貫通穴24に下側から挿通させたとき、貫通穴24の上側で組付用突起33の上端部を手で掴むことができる程度とされている。
【0014】
組付用突起33は、細径部33aと、膨出部33bとを、有する。
細径部33aは、自由状態で、貫通穴24を挿通可能である。
膨出部33bは、細径部33aの上下方向中間部に設けられている。膨出部33bは、自由状態で、貫通穴24を挿通不能である。膨出部33bは、細径部33aを貫通穴24に挿通し、細径部33aの上端部を上方に手で引っ張ることにより、貫通穴24を通り抜けることができる。膨出部33bが貫通穴24を通りぬけたときに細径部33aを引っ張っていた手を細径部33aから離すことにより、膨出部33bは貫通穴24の上端部に引っかかり、シールゴム30のプレート20への組付けが行われる。
【0015】
つぎに、本発明実施例の作用を説明する。
シールゴム30は、通常部31とゴムキャップ32とが一体に形成されたシールゴムであるので、通常部31とゴムキャップ32とが別体に形成された従来のシールゴムに比べて、部品点数が少ない。また、通常部31とゴムキャップ32とが一体に形成されるので、従来の、シールゴムとゴムキャップとの間のシール部がなくなり、シール性が向上する。
【0016】
また、ゴムキャップ32を通常部31と一体に形成しているので、ゴムキャップ32と通常部31とが別体に形成されている場合に比べて、温度変化等によるシールゴム30の膨張する量、収縮する量が大となるが、プレート20の切欠き22に凸部22aが設けられており、ゴムキャップ32に凸部22aが嵌合する凹部32cが設けられている場合、シールゴム30が温度変化等により膨張・収縮した場合でも、シールゴム30がプレート20に対してずれる(移動する)ことを防止できる。
【0017】
さらに、プレート20に貫通穴25を設け、ゴムキャップ32に貫通穴25を挿通する組付用突起33を設けたので、貫通穴25に挿通した組付用突起33を引っ張ることでシールゴム30を組み付けることができ、組付性がよい。
【0018】
本発明実施例では、プレート20の切欠き22に凸部22aが設けられており、ゴムキャップ32に凸部22aが嵌合する凹部32cが設けられているが、ゴムキャップ32に凸部22cが設けられており、プレート20の切欠き22に凹部32cが設けられていてもよい。
【0019】
【発明の効果】
請求項1記載のシフトレバー用シールゴムによれば、ゴムキャップ一体型のシールゴムが設けられているので、ゴムキャップとシールゴムとが別体である場合に比べて部品点数が少なくコストがかからない。また、ゴムキャップ一体型であるので、従来のシールゴムとゴムキャップとの間のシール部がなくなりシール性が向上する。
請求項2記載のシフトレバー用シールゴムによれば、プレートに貫通穴を設け、ゴムキャップに貫通穴を挿通する組付用突起を設けたので、貫通穴に挿通した組付用突起を引っ張ることでシールゴムを組み付けることができ、組付性がよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施例のシフトレバー用シールゴムの、プレートの底面図である。
【図2】本発明実施例のシフトレバー用シールゴムの、プレートの右側面図である。
【図3】本発明実施例のシフトレバー用シールゴムの、プレートの左側面図である。
【図4】本発明実施例のシフトレバー用シールゴムの、シールゴムとその近傍を示す断面図である。
【図5】本発明実施例のシフトレバー用シールゴムの、ゴムキャップとその近傍を示す拡大断面図である。
【図6】本発明実施例のシフトレバー用シールゴムの、シールゴムの平面図である。
【図7】従来の、シールゴムとその近傍を示す断面図である。
【図8】従来の、ゴムキャップとその近傍を示す拡大断面図である。
【符号の説明】
10 車体
11 車体に形成された穴
20 プレート
21 凹状部
22 切欠き
22a 凸部
24 貫通穴
30 シールゴム
31 通常部
32 ゴムキャップ
32a ほぼ半円状部
32b 段階状部
33 組付用突起
33a 細径部
33b 膨出部
40 シャフト
50 リンク

Claims (2)

  1. A/Tシフトレバー装置のプレートと車体との間にシールゴムが設けられており、
    前記シールゴムは周方向に延びる通常部とゴムキャップを備えており、該ゴムキャップは前記通常部と一体に形成されており、
    前記プレートは前記シールゴムのゴムキャップとの接触部に上下方向に延びる貫通穴を有しており、前記ゴムキャップは前記プレートの貫通穴を挿通する組付用突起を有しており、
    前記プレートと前記シールゴムのゴムキャップとの一方に凹部が設けられており他方に該凹部と嵌合する凸部が設けられており、前記凹部と前記凸部は前記シールゴムの延び方向で前記組付用突起の両側に設けられている、シフトレバー用シールゴム。
  2. 前記組付用突起の前記貫通穴と接触する部分に、前記貫通穴の径より大の外径を有する膨出部を設けた請求項記載のシフトレバー用シールゴム。
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