JP2010143367A - コラムホールカバー - Google Patents
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Abstract
【課題】本発明は、ダッシュパネルへの取付作業性を向上させることのできるコラムホールカバーを提供することを目的とする。
【解決手段】本発明のコラムホールカバー(1)において、ダッシュパネルに貫設された取付孔に嵌着されるパネル取付部(20)は、本体部(10)の外周面に設けられた環状のフランジ部(24)と、該フランジ部に連続して設けられた環状の突出部(21)と、外周側に開口し該フランジ部と該突出部とを隔てる環状の嵌合溝部(25)とからなり、突出部(21)は、第1開口(11)の径方向内側に延設される環状の基部(23)と、該基部の先端に一体に設けられた該基部より厚肉の厚肉頭部(22)とからなる。
【選択図】図2
【解決手段】本発明のコラムホールカバー(1)において、ダッシュパネルに貫設された取付孔に嵌着されるパネル取付部(20)は、本体部(10)の外周面に設けられた環状のフランジ部(24)と、該フランジ部に連続して設けられた環状の突出部(21)と、外周側に開口し該フランジ部と該突出部とを隔てる環状の嵌合溝部(25)とからなり、突出部(21)は、第1開口(11)の径方向内側に延設される環状の基部(23)と、該基部の先端に一体に設けられた該基部より厚肉の厚肉頭部(22)とからなる。
【選択図】図2
Description
本発明は、車体のダッシュパネルに貫設された取付孔及びこの取付孔に挿通されるステアリングシャフトの一部を覆うように、該取付孔に一端が取り付けられるとともに、該ステアリングシャフトが連結されたギアハウジングに他端が取り付けられるコラムホールカバーに関し、詳しくは、前記取付孔に対する取付構造を改良したコラムホールカバーに関する。
車両のステアリング機構では、ステアリングシャフトを介してステアリングホイールの回転力をステアリングギヤに伝達し、この回転力をタイロッドの左右方向運動に変換することで車輪の制御を行っている。ここで、ステアリングホイールは車室内にある一方、ステアリングギヤは車体の外(エンジン室)にあり、ステアリングシャフトは車体の内側から外側に延びている。従って、通常、ステアリングシャフトは運転席の足元近くのダッシュパネルに設けられた孔を貫通しているため、走行中に車両の外部から泥や水などが孔を介して車室内に入ってきてしまうおそれがある。そこで、通常、ゴムなどの弾性材料によりなるホールカバーでこの貫通孔を覆って、外部から泥や水などが車室内に侵入しないようにしている。
このようなホールカバーとして、図4に示されるように、両端に開口を有する筒状の本体部130と、この本体部130の一端側に一体に設けられた嵌合部135と本体部130の他端側に一体に設けられた第2嵌合部132とを有するコラムホールカバー101が知られている(例えば、特許文献1参照)。
このコラムホールカバー101の取付作業は、例えば、以下のようにして行われる。作業者は、ステアリングシャフト121が連結されたギヤハウジング120に第2嵌合部132を嵌合などにより取り付けた後、車体の外側からこれらを持ち上げる。そして、室内側すなわち図4にてダッシュパネル110の右上方から手を差し込み、嵌合部135の嵌合部押さえ部135Cを摘んで嵌合部溝135Aの一箇所を拡げてパネル縁部111に嵌め込む。次に隣接する嵌合部溝135Aを拡げて順にパネル縁部111に嵌め合わせてゆき、嵌合部溝135Aとパネル縁部111とを全周に亘って嵌め合わせて取付作業を完了する。
特開平11−132328号公報
しかしながら、上記従来の構成になるコラムホールカバー101では、この取付作業に比較的長い時間がかかるという問題があった。すなわち、ダッシュパネル110のコラムホール112近傍における車室内側スペースは狭い上に、嵌合部押さえ部135Cを手指で摘んで車室内側へ引き込む際に、指がすべるなどの不都合が生じて容易に引き込むことができない場合があったからである。
本発明は上記実状に鑑みてなされたものであり、ダッシュパネルへの取付作業性を向上させることのできるコラムホールカバーを提供することを目的とする。
本発明者は、コラムホールカバーのダッシュパネルへの取付作業を詳細に観察し、鋭意実験の結果、パネル取付部の形状を変更することで上記課題を解決できることに想到した。
すなわち、上記課題を解決する本発明のコラムホールカバーは、一端に第1開口を他端に第2開口を有する筒状の本体部と、該本体部の前記一端側に設けられ、車体のダッシュパネルに貫設された取付孔を覆うように該ダッシュパネルに嵌着されるパネル取付部と、該本体部の前記他端側に設けられ、ギヤハウジングに取り付けられるギヤ取付部と、を有する少なくとも該本体部及び該パネル取付部が弾性材料よりなるコラムホールカバーであって、パネル取付部は、本体部の一端側の外周面から外周側に延設され、そのパネル取付部がダッシュパネルに取り付けられた取付状態で、該ダッシュパネルの車外側面に当接する環状のフランジ部と、このフランジ部に連続して設けられた環状の突出部と、外周側に開口してフランジ部と突出部とを隔て、取付状態で取付孔の周りのパネル内縁部が嵌り込む環状の嵌合溝部とからなり、突出部は、第1開口の径方向内側に延出する環状の基部と、この基部の先端に一体に設けられた、基部より厚肉の厚肉頭部とからなることを特徴とするものである。
ここでパネル取付部は、取付状態における取付形状と同等又は略同等の成形形状を有する。すなわち、コラムホールカバーにおいては、取付状態において、パネル取付部の嵌合溝部内にダッシュパネルのパネル内縁部が嵌め合い代なく嵌り込んでも(パネル内縁部の厚さと嵌合溝部の溝幅とが同等の場合)、あるいは嵌合溝部内にパネル内縁部が嵌め合い代を持って嵌り込んでも(パネル内縁部の厚さが嵌合溝部の溝幅よりも大きい場合)何れでもよい。但し、ダッシュパネルのパネル内縁部とパネル取付部の嵌合溝部との結合性や両者間のシール性を高める観点からは、嵌合溝部内にパネル内縁部を嵌め合い代を持って嵌り込ませる方が好ましい。
そして、嵌合溝部内にパネル内縁部が嵌め合い代なく嵌り込む場合は、取付形状と成形形状とが同等になる。また、嵌合溝部内にパネル内縁部が嵌め合い代を持って嵌り込む場合は、取付形状と成形形状とが略同等、すなわち取付形状は嵌合溝部の溝幅よりもパネル内縁部の厚さが厚い分だけ成形形状から若干弾性変形した形状となる。
本発明のコラムホールカバーの取付作業は、例えば、以下のようにして行うことができる。まず作業者は、コラムホールカバーのギヤ取付部をギヤハウジングに取り付ける。このギヤ取付部のギヤハウジングへの取付作業は車体の外で行うことができる。
その後、作業者は車体の外側からコラムホールカバーを取り付けたギヤハウジングを持ち上げ、パネル取付部の突出部をダッシュパネルの取付孔から車室側へ覗かせる。次に、室内側から手を差し込み、取付孔に臨んでいる突出部の厚肉頭部を手指で摘んで嵌合溝部の一箇所を拡げて対応するパネル内縁部にはめ込む。続いて同様にして隣接する嵌合溝部を拡げて順々にパネル内縁部に嵌め合わせてゆき、パネル内縁部の全周に拡げていって嵌め合わせを完了する。すなわち、ダッシュパネルのパネル内縁部がパネル取付部の嵌合溝部内に嵌り込んで、パネル内縁部がパネル取付部のフランジ部と突出部とにより挟持されるわけである。こうして、パネル取付部はパネル内縁部に組み付けられる。
ところで本発明のコラムホールカバーは、パネル取付部における突出部の先端が肉厚頭部となっているので、突出部を車室側に引っ張り込む際に、厚さの異なる基部と肉厚頭部との段差部に指を引っ掛けることができる。従って、基部表面で指がすべることがないので突出部を摘んで引っ張り、嵌合溝部とパネル内縁部とを容易に嵌め合わせることができる。よって、組み付け作業が容易であり、本発明のコラムホールカバーによれば、ダッシュパネルへの取付作業性を向上させることができる。
また、肉厚頭部は突出部の先端に環状に形成されているので、突出部の剛性が高い。それ故突出部が変形しにくく、組み付け作業時にパネル取付部がパネル内縁部から外れにくい。さらに、基部はその全周が第1開口の内径側に傾斜して形成されているので、コラムホール内への異物の落下を防止することができる。
本発明のコラムホールカバーにおいて、フランジ部は、取付状態でダッシュパネルの車外側面に弾接するシールリップを有することが好ましい。
フランジ部は、コラムホールカバーの取付状態においてはダッシュパネルの車外側面に弾接して、取付孔から泥や水あるいは音などが車室内に侵入しないようにしている。本態様のコラムホールカバーは、フランジ部の外周縁部にシールリップを備えているので、水や音などの車室内への侵入をさらに効果的に遮断することができる。
また、本発明のコラムホールカバーにおいて、突出部は、基部の周方向における所定位置にその基部よりも第1開口の径方向外側に延出する突部を備えることが望ましい。
コラムホールカバーの本体部は弾性材料よりなるので、パネル取付部はダッシュパネルの取付孔に取り付けられるまでは位置固定が困難である。このため車室内側からパネル取付部を引き込んで取付孔に組み付けする際に、最初の位置決めに手間取ることがある。
ところが、本態様のコラムホールカバーは、突出部に基部の周方向における所定位置にその基部よりも第1開口の径方向外側に延出する突部を備えているので、この突部がパネル取付部を車室側へ引き込んで最初に取付孔に組み付ける際のガイドとなる。従って、このような突部を有する本態様のコラムホールカバーによれば、組み付け作業性をさらに向上させることができる。
また、本発明のコラムホールカバーにおいて、第1開口の径は、パネル取付部のフランジ部の内周径よりも小さい方が望ましい。
第1開口の内周径をパネル取付部のフランジ部の内周径よりも小さくすることで、ステアリングシャフトと、肉厚頭部との隙間をより小さくすることができる。従って、このような態様のコラムホールカバーによれば、車室側からコラムホール内への異物の落下をより確実に防止することができる。
以下、本発明の具体的な実施形態について、図面を参照しつつ説明する。
図1は、本実施形態のコラムホールカバー1の全体を示す斜視図である。図2は、図1のA−A断面図である。図3は、本実施形態のコラムホールカバー1の取付状態における突出部20の部分断面拡大図である。
本実施形態のコラムホールカバー1は、図1及び図2に示されるように、本体部10と、本体部10の一端側に一体に設けられたパネル取付部20と、本体部10の他端側に一体に設けられたギヤ取付部30とを有している。
このコラムホールカバー1はゴム弾性体よりなり、射出成形により一体に成形したものである。なお、例えばギヤ取付部30をその他の部分よりも剛性の高い合成樹脂などにより成形してもよい。このギヤ取付部30は図示しないギヤハウジングに嵌合などにより取り付けられる。
本体部10は、一端側に第1開口11を有するとともに他端側に第2開口12を有する筒状部材である。図1に示されるように第1開口は楕円形状であり、第2開口は円形状である。このため、パネル取付部20もその横断面形状が略楕円形状とされており、ギヤ取付部30もその横断面形状が円形状(真円又は略真円)とされている。なお、パネル取付部20の横断面形状は楕円形状に限定されず、後述する取付孔の形状に合わせて円形状や略多角形あるいは曲線と多角形とで形成された形状であってもよい。
パネル取付部20は、車体のダッシュパネル2の取付孔3を覆うように、この取付孔3の周りのパネル内縁部4に取り付けられる。このパネル取付部20は、パネル取付部20がダッシュパネル2のパネル内縁部4に取り付けられた取付状態における取付形状と略同等の成形形状となるように、ゴム弾性体により一体成形されたものである。すなわち、嵌合溝部内にパネル内縁部が嵌め合い代を持って嵌り込むように形成されている。
このパネル取付部20は、本体部10の一端側の外周面に設けられた環状のフランジ部24と、このフランジ部24に連続して設けられた環状の突出部21と、外周側に開口しフランジ部24と突出部21とを隔てる環状の嵌合溝部25とからなる。
フランジ部24は本体部10の第1開口11側の端部から所定距離だけ他端側に離れた外周面から外周側へ略水平に延出するように環状に設けられている。そして、このフランジ部24の外周側端縁には環状のシールリップ26が設けられている(本実施形態では2本)。
突出部21は、第1開口11の径内側に延出する環状の基部23と、該基部23の先端に一体に設けられた環状の厚肉頭部22と、基部23の周方向における所定位置に設けられた突部28とからなっている。基部23の底面23aはフランジ部24の上面24aと嵌合溝部25を介して対向するように形成されている。
また、厚肉頭部22は基部23の肉厚よりも厚肉で基部23の先端に一体的に形成されている。つまり、図3に断面で示すように、厚肉頭部22は基部23の内外周面からそれぞれ突出するように形成されており、基部23の内外周面と厚肉頭部22の内外周面とは段差部27を介して連続している。なお、本実施形態では厚肉頭部22の断面形状を略矩形としたが、厚肉頭部22の形状には特に制約はない。車室側から指で摘んで容易に引っ張ることができれば断面が例えば三角形でも半円形であってもよい。ただし、引っ掛かりの確実性の観点からは、基部23との段差部27は基部表面に対して略直角であることが好ましい。
また、基部23と厚肉頭部22との段差dは0.5〜3mm(より望ましくは1.5〜2.5mm)であることが望ましく、2mm程度が好ましい。また、本実施形態では連続した環状の厚肉頭部22としたが、周方向に間隔を置いて配設された複数の肉厚頭部22としてもよい。
突出部21の突出量については制約はないが、第1開口11の内周径をa1、フランジ部の内周径をa2としたときに、全周に亘ってa1<a2とするとよい。すなわち、肉厚頭部22がフランジ部24の内周面24bよりもさらに内周側に位置するように設定する。第1開口11の内周径a1は、肉厚頭部22がステアリングシャフトに接触しない範囲で、成形時の型抜き性を考慮して決定すればよい。例えば、a1=90mm、a2=110mmとすると好適である。また、ステアリングシャフトの位置によっては、第1開口11の中心をフランジ部24内周の中心からずらすように、突出部21の突出量を突出部21の周方向で変化させてもよい。例えば、図2において、開口11の内周面からフランジ部24の内周面24aまでの左右の断面距離c1、c2をc1<c2となるように、突出部21の先端が左から右へ勾配を持って上昇するように変化させる。突出部21をこのように形成することで、ステアリングシャフトとの隙間を効果的に小さくするとともに、成形時の型抜き性も向上させることができる。
突出部21には突部(以後、ガイド部という)28が一体的に設けられている。このガイド部28は、基部23の周方向における所定位置に基部23よりも第1開口11の径方向外側に延出するように形成されている。本実施形態のように軸線29との直交面から傾斜して第1開口11が形成されている場合には、ガイド部28は軸線29の方向に沿って延設されることが好ましい。
以上のような本実施形態のホールカバー1の取付作業は、例えば以下のようにして行うことができる。まず、作業者はコラムホールカバー1のギヤ取付部30に図示しないギヤハウジングを取り付ける。その後、車体の外側からコラムホールカバー1を取り付けたギヤハウジングを持ち上げ、パネル取付部20をダッシュパネル1の取付孔3に対して位置決めしながらパネル縁部4に近づけ、取付孔3にガイド部28を臨ませる。次に、車室内側から手を差し込み、取付孔3に臨んでいるガイド部28を指で摘んで車室内に引き込む。この時、ガイド部28近傍の嵌合溝部25を拡げてパネル内縁部4の対応する部位に嵌め込む。続いて、ガイド部28に隣接する突出部21の基部23と厚肉頭部22との段差部27に指を引っかけて厚肉頭部22を摘み、突出部21を開口11の径内側上方(例えば図3の矢印B方向)に持ち上げて嵌合溝部25を拡げ、拡がった嵌合溝部25にパネル縁部4を嵌め込む。同様にして隣接する嵌合溝部25を順に拡げてパネル内縁部4に嵌め合わせてゆき、嵌合溝部25をパネル内縁部4の全周に嵌め合わせて組付けを完了する。すなわち、ダッシュパネル2のパネル内縁部4がパネル取付部20の嵌合溝部25内に嵌り込んで、パネル内縁部4がパネル取付部20のフランジ部24と突出部21の基部23とにより挟持されるわけである。なお、フランジ部24の外周縁部に形成されているシールリップ27は、嵌合溝部25がパネル内縁部4と嵌合することで、弾性変形してパネル内縁部4の車外側面2aに密着する。これ故、取付作業中にはパネル取付部20のパネル内縁部4からの外れを防止できる。また、組み付け後には車外からの水や音の侵入を効果的に遮断する。シールリップ27はフランジ24の外周縁部に1本でもよいが、複数本設けることによりフランジ24のシール性をより完全なものとすることができる。
また、突出部21を開口11の径方向内側にさらに延出させるとともに、その外周面に吸音材等を貼着することで、遮音性をさらに向上させるようにしてもよい。
以上のように、本実施形態のコラムホールカバー1によれば、コラムホールカバー1をダッシュパネル2の取付孔3に組み付ける際に、パネル取付部20の突出部21を摘んで車室内へ引き込みやすくなる。従って、パネル取付部20とパネル内縁部4との嵌合を短時間で行うことができ、ダッシュパネル2への取付作業性を向上させることができる。また、突出部21にガイド部28を設けているので、このガイド部28により取付孔3に対するパネル取付部20の位置決めが容易となる。また、引き込むと同時にこのガイド部28を軸方向外側に引っ張れば、ガイド部28近傍の嵌合溝部25を容易に拡げることができるので、パネル内縁部4との嵌め込み作業を容易に開始することができ、組み付け作業性をさらに向上させることが可能である。
本発明は、ステアリングシャフトが車体のダッシュパネルを貫通する貫通孔とステアリングシャフトとの隙間を閉塞するコラムホールカバーに好適に用いることができる。
1:コラムホールカバー 2:ダッシュパネル 3:取付孔 4:パネル内周縁 10:本体部 11:第1開口 12:第2開口 20:パネル取付部 21:突出部 22:厚肉頭部 23:基部 24:フランジ部 25:嵌合溝部 26:シールリップ 27:段差部 28:突部 30:ギヤ取付部
Claims (4)
- 一端に第1開口を他端に第2開口を有する筒状の本体部と、該本体部の前記一端側に設けられ、車体のダッシュパネルに貫設された取付孔を覆うように該ダッシュパネルに嵌着されるパネル取付部と、該本体部の前記他端側に設けられ、ギヤハウジングに取り付けられるギヤ取付部と、を有する少なくとも該本体部及び該パネル取付部が弾性材料よりなるコラムホールカバーであって、
前記パネル取付部は、前記本体部の前記一端側の外周面から外周側に延設され該パネル取付部が前記ダッシュパネルに取り付けられた取付状態で該ダッシュパネルの車外側面に当接する環状のフランジ部と、該フランジ部に連続して設けられた環状の突出部と、外周側に開口して該フランジ部と該突出部とを隔て前記取付状態で前記取付孔の周りのパネル内縁部が嵌り込む環状の嵌合溝部とからなり、
前記突出部は、前記第1開口の径方向内側に延出する環状の基部と、該基部の先端に一体に設けられた、該基部より厚肉の厚肉頭部とからなることを特徴とする。 - 前記フランジ部は、前記取付状態で前記ダッシュパネルの前記車外側面に弾接するシールリップを有する請求項1に記載のコラムホールカバー。
- 前記突出部は、前記基部の周方向における所定位置に該基部よりも前記第1開口の径方向外側に延出する突部を備える請求項1又は2に記載のコラムホールカバー。
- 前記第1開口の径は、前記フランジ部の内周径よりも小さい請求項1〜3のいずれかに記載のコラムホールカバー。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2007153246A (ja) * | 2005-12-08 | 2007-06-21 | Mitsubishi Motors Corp | ステアリングジョイントカバー |
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2008
- 2008-12-18 JP JP2008322003A patent/JP2010143367A/ja not_active Withdrawn
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