JP3722186B2 - 窓庇 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、建物外壁の窓サッシの上側に取り付けられる窓庇に関する。
【0002】
【従来の技術】
建物外壁に設けた窓サッシに対して、その上側に窓庇を取り付けることによって、外壁面にアクセントを持たせて外観を良好にするとともに、外壁面を伝ってきた雨水がサッシ部分に流れ込まないようにすることができる。この種の窓庇は、外壁パネルの軸組等に固定したプレートにボルト等を介して取り付けられている。そして、見た目を考慮して、取付用のボルト等が外部に露出しないように、例えば庇内部に隠れた状態となっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
従来の窓庇においては、上記のように取付用のボルト等が庇内部に隠れた状態となっていて外側から操作することができず、一旦取り付けた窓庇を取り外すには、外壁材や内壁材の一部を取り外すといったような非常に面倒な作業を必要としていた。従って、傷付いたり変色した窓庇を交換せずにそのままにしておくことが多く、かえって建物の外観を損なってしまうことがあった。
【0004】
本発明は、上記に鑑み、取り付け及び取り外しを極めて簡単に行うことができ、しかも見た目も良好な窓庇の提供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本発明は、建物本体側に取り付けられる庇取付部材と、この庇取付部材にボルト等の固定具を介して着脱可能に取り付けられる庇本体と、この庇本体の前記建物本体よりも建物外方向に突出した裏面に着脱可能に取り付けられるカバー材とを備え、前記カバー材を前記庇本体から取り外すことによって、前記庇本体の裏面側から前記固定具を操作可能とした窓庇において、前記カバー材は、その建物外方向側の端部に形成した係合溝を前記庇本体の係止片に係合した状態で、その建物内方向側の端部を前記庇本体にビス止めするようにしたことを特徴とする。
【0006】
また、前記庇取付部材は、外壁パネルの軸組に固定される固定プレートと、この固定プレートの建物外方向側の端部から垂下した取付プレートとを一体に形成してなり、前記取付プレートから建物外方向に突出した前記ボルトに前記庇本体を挿通させてナットを締め付けることで、前記庇本体を前記取付プレートに取り付けるようにしている。
【0007】
さらに、前記庇取付部材の取付プレートに、前記外壁パネルの下端を受ける受片を形成している
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。図1は本発明の一実施形態に係る窓庇の縦断面図、図2は同じくその分解斜視図、図3は庇取付部材の斜視図である。
【0009】
本実施形態の窓庇は、窓サッシ(1)とその上方に位置する外壁パネル(2)との間に取り付けられる庇取付部材(3)と、この庇取付部材(3)に着脱可能に取り付けられて窓サッシ(1)よりも建物外方向に突出した庇本体(4)と、この庇本体(4)に着脱可能に取り付けられるカバー材(5)とを備えている。
【0010】
前記庇取付部材(3)は、金属製のもので、外壁パネル(2)の軸組(6)に固定される左右一対の水平な固定プレート(10)(10)と、この固定プレート(10)(10)の建物外方向側の端部同士を連結するとともに、これら端部から垂下した垂直な取付プレート(11)とを一体に形成してなる。
【0011】
軸組(6)は、リップ付き溝型鋼を方形枠状に連結してなり、その下部フレーム(12)が溝部を上向きにして配置されている。そして、この下部フレーム(12)の溝部内に挿入したボルト付きプレート(13)のボルト(14)を、固定プレート(10)のボルト挿入用穴(15)に下方から挿入して、固定プレート(10)よりも上方に突出したボルト(14)先端にナット(16)を螺合して締め付けることにより、固定プレート(10)が下部フレーム(12)の上面に固定されている。
【0012】
取付プレート(11)には、その両端部に切込みを入れて建物外方向に折り曲げることによって、一対の受片(17)(17)が形成されており、これら受片(17)(17)によって外壁パネル(2)の下端を受けるようになっている。また、これら受片(17)(17)の下側には、建物内外方向と直交する方向に延びるボルト挿入用の長穴(18)(18)が形成されている。さらに、取付プレート(11)には、建物外方向に突出するビス穴(19)付きのL形の支持片(20)が建物内外方向と直交する方向に適宜間隔をあけて複数取り付けられている。
【0013】
前記庇本体(4)は、表面板(21)と、裏面板(22)と、これらを連結する複数の縦板(23)(23)…とから中空状に形成されており、その両側面は図示しない側面板によって塞がれている。
【0014】
表面板(21)は、水平に延びる水平片(24)と、斜め下方に向かって延びる傾斜片(25)とを一体的に形成してなり、その傾斜片(25)の端部が折り返されている。そして、水平片(24)の下面中央からは第1のL形片(26)が、水平片(24)と傾斜片(25)との境界部分からは第2のL形片(27)がそれぞれ垂下されている。この第1のL形片(26)と水平片(24)とによって囲まれた空間部分には、耐火材(30)がL形片(26)に沿って取り付けられている。
【0015】
また、第1のL形片(26)の垂直部には、庇取付部材(3)の長穴(18)に対応したボルト挿入用穴(31)が形成され、水平部には、庇取付部材(3)の支持片(20)のビス穴(19)に対応したビス穴(32)が形成されている。なお、図示しないが、耐火材(30)にも、第1のL形片(26)のボルト挿入用穴(31)に連通するボルト挿入用穴が形成されている。
【0016】
そして、第1及び第2のL形片(26)(27)の水平部に跨って、複数の補強用プレート(35)(35)…が適宜間隔をあけて取り付けられている。この補強用プレート(35)は、その建物内方向側の端部に挿入したビス(36)を第1のL形片(26)の水平部及び耐火材(30)にねじ込むとともに、建物外方向の端部に挿入したビス(37)を第2のL形片(27)の水平部にねじ込むことによって、固定されている。
【0017】
裏面板(22)は、ほぼ水平に配されており、その建物内方向側の端部には係止片(40)が形成されている。縦板(23)(23)…は、表面板(21)と裏面板(22)との間の空間を間仕切ることによって、建物内外方向に3つの空間(41)(42)(43)を区画形成しており、これら空間(41)(42)(43)には、発泡体(45)(45)…が表面板(21)に沿って取り付けられている。
【0018】
図において、(50)は、上記の庇本体(4)を庇取付部材(3)に取り付けるための横ボルトであって、庇取付部材(3)側の長穴(18)に挿入した建物内方向側の端部に第1のナット(51)を螺合して締め付けるとともに、庇本体(4)側のボルト挿入用穴(31)に挿入した建物外方向側の端部に第2のナット(52)を螺合して締め付けることによって、庇本体(4)が庇取付部材(3)の取付プレート(11)に取り付けられている。
【0019】
なお、(53)は、横ボルト(50)の中央部分に螺合された第3のナットであり、このナット(53)の螺合位置を変えることにより、庇本体(4)の建物内外方向の取付位置を微調整することができるようになっている。また、庇取付部材(3)側の長穴(18)の範囲内で、庇本体(4)の建物内外方向と直交する方向の取付位置を微調整することができるようになっている。
【0020】
前記カバー材(5)は、その建物内方向側の端部が倒コ字形に折曲されて上方に突出しており、その上面には、庇取付部材(3)の支持片(20)のビス穴(19)に対応したビス穴(60)が形成されている。また、カバー材(5)の建物外方向側の端部には、建物内外方向と直交する方向に延びる係合溝(61)が形成されている。
【0021】
そして、このカバー材(5)は、係合溝(61)を裏面板(22)の係止片(40)に係合した状態で、建物内方向側の端部のビス穴(60)を第1のL形片(26)のビス穴(32)に一致させるようにして、その端部を第1のL形片(26)の水平部に下方から当接させ、この状態で、ビス穴(32)(60)に下方から挿入したビス(62)を庇取付部材(3)における支持片(20)のビス穴(19)にねじ込むことによって、庇本体(4)の裏面側に取り付けられている。
【0022】
この取付状態において、カバー材(5)は庇本体(4)の裏面板(22)とほぼ面一となっており、またカバー材(5)によって横ボルト(50)の建物外方向側の端部やこれに螺合した第2のナット(52)が外部から見えないように覆い隠されている。なお、外壁パネル(2)と庇本体(4)との間、及び窓サッシ(1)とカバー材(5)との間の隙間には、目地材(63)(63)が充填されている。
【0023】
次に、庇本体(4)の取り付け及び取り外し方法について説明する。まず、建物の施工と同時に窓庇を初めて取り付けるときには、庇本体(4)側に横ボルト(50)を取り付けておいて、この横ボルト(50)を軸組(6)に取り付けておいた庇取付部材(3)の取付プレート(11)の長穴(18)に挿入して第1のナット(51)を締め付けるようにする。なお、カバー材(5)の取り付けは、庇本体(4)の取付前であっても取付後であっても良い。
【0024】
その後、使用によって庇本体(4)が傷付いたり変色してくると、交換が必要となる。この交換に際しては、まず庇本体(4)の裏側のカバー材(5)を固定しているビス(62)を緩めて、カバー材(5)を取り外す。このとき、横ボルト(50)の建物外方向側の端部及び第2のナット(52)が露出し、庇本体(4)の裏面側から差し入れた治具によって第2のナット(52)を回転操作することができる。従って、第2のナット(52)を緩めて取り外し、この状態で、庇本体(4)を建物外方向に向かって引っ張れば、横ボルト(50)を取付プレート(11)に残したまま庇本体(4)を取り外すことができる。
【0025】
そして、新しい庇本体(4)を、そのボルト挿入用穴(31)に取付プレート(11)から建物外方向に突出した横ボルト(50)を挿通させながら建物内方向に押し込み、横ボルト(50)に第2のナット(52)を再び螺合して締め付ける。これによって、新しい庇本体(4)を取付プレート(11)に取り付けることができ、この取付後に、庇本体(4)の裏面側にカバー材(5)を取り付けて、横ボルト(50)や第2のナット(52)を外部から見えないようにする。
【0026】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明によると、庇本体の裏面側に取り付けたカバー材を取り外すことによって、庇本体の裏面側から固定具を操作することができるので、従来のような外壁材や内壁材の一部を取り外すといったような面倒な作業を必要とせず、庇本体を極めて簡単に取り外して交換することができる。しかも、通常は、カバー材によって固定具が隠れた状態となっているので、見た目も良好に維持することができる。さらに、カバー材の一方の端部には、庇本体の係止片に係合する係合溝を形成しているので、両端部をビス止めするときと比較して、ビス止め箇所を少なくすることができ、これによってカバー材の着脱が容易になり、庇本体の交換作業をより簡単に行うことができる。
【0027】
また、庇本体は、建物外方向に突出したボルトに挿通させることによって取り付けられているので、庇本体の取り付け取り外しに際して、庇本体を建物内外方向に抜き差しすればよく、このため交換作業時に庇本体の上下に位置する外壁パネルや窓サッシへの干渉を避けることができ、作業性の向上を図ることができる。
【0028】
さらに、庇取付部材の取付プレートに、外壁パネルの下端を受ける受片が形成されているので、庇取付部材を外壁パネルの位置決め部材としても利用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る窓庇の縦断面図である。
【図2】同じくその分解斜視図である。
【図3】庇取付部材の斜視図である。
【符号の説明】
(2) 外壁パネル
(3) 庇取付部材
(4) 庇本体
(5) カバー材
(6) 軸組
(10) 固定プレート
(11) 取付プレート
(17) 受片
(40) 係止片
(50) ボルト
(52) ナット
(61) 係合溝

Claims (3)

  1. 建物本体側に取り付けられる庇取付部材と、この庇取付部材にボルト等の固定具を介して着脱可能に取り付けられる庇本体と、この庇本体の前記建物本体よりも建物外方向に突出した裏面に着脱可能に取り付けられるカバー材とを備え、前記カバー材を前記庇本体から取り外すことによって、前記庇本体の裏面側から前記固定具を操作可能とした窓庇において、前記カバー材は、その建物外方向側の端部に形成した係合溝を前記庇本体の係止片に係合した状態で、その建物内方向側の端部を前記庇本体にビス止めするようにしたことを特徴とする窓庇。
  2. 前記庇取付部材は、外壁パネルの軸組に固定される固定プレートと、この固定プレートの建物外方向側の端部から垂下した取付プレートとを一体に形成してなり、前記取付プレートから建物外方向に突出した前記ボルトに前記庇本体を挿通させてナットを締め付けることで、前記庇本体を前記取付プレートに取り付けるようにした請求項1記載の窓庇。
  3. 前記庇取付部材の取付プレートに、前記外壁パネルの下端を受ける受片を形成した請求項2記載の窓庇。
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