JP3720516B2 - カード変換システム - Google Patents

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  • Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ICカードに記憶させた他のカードの集約データを所定のフォーマットに変換して同一又は別のカードの記憶部に記憶させて発行するカード変換システムに関し、特に、店舗などで一般的に使われている既存の会員カードを発行せずに、顧客が会員サービスを享受する際に店舗内で使用できる会員カードを発行して回収及び再利用できるようにしたカード変換システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
ICカードに他のカードの情報を記憶させておき、磁気カードの処理装置を使用する際にICカードの情報を簡易磁気カードに書込んで利用することができるようにしたものとしては、例えば特開平4−369097号公報に記載のものが挙げられる。このカード処理システムは金融機関の現金支払いシステムにICカードを利用するようにしたものであり、この公報には、ICカード内部に複数の磁気カードの情報を単独に格納することができ、このICカードを使って現金を引き出す際には、CD機に設けられた磁気カード発行機によってICカードに記録されている該当金融機関のデータを読出して簡易磁気カードを発行し、この簡易磁気カードを用いて現金の支払いを受けるものが記載されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、この場合のICカードは単に情報を記憶しているのみであり、従来の磁気カードを利用していたシステムと比べると、磁気カードの暗証番号読取りによる不正利用がされ難くなるため、セキュリティが向上するという利点があるが、そのカードを多目的に利用することができないという欠点がある。近年、百貨店等の商店や各種サービス業の店舗では様々な目的で会員カードを発行しており、個人が多種類の会員カードを所持しているのが現状である。そのようなカードは簡易カードとして発行されて再利用できないカードもあり、また、所持者が紛失したり利用せずに捨ててしまったりするカードも数多くある。そのため、カード消費枚数が多くなり、環境問題の観点からもカード枚数を減らすことが重要な課題となっている。上述した特開平4−369097号公報に記載のものは、金融機関の現金支払い/預け入れ機に用いるカードを対象としているため、その場合は、将来的には磁気カードの代わりに金融機関共通に利用できるICカードを用いたシステムを構築すれば、セキュリティの問題と発行枚数の問題は改善することができ、その公報に記載されている方式を採る必要がなくなると言える。しかし、各種の店舗で多目的に使用されるカードの場合には、従来のカード処理システムでは上述のような問題を解決することができないため、何らかのシステムが実現されることが望まれている。
【0004】
本発明は上述のような事情から成されたものであり、本発明の目的は、利用者が複数の会員カードを持ち運ぶことなく会員サービスを享受することができると共に、会員カードによるサービスを供与する側においては、各売場に設置してあるカードリーダ等の端末設備の変更をすることなくサービスを供与することができ、且つカード消費枚数を削減することができるカード変換システムを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明の上記目的は、顧客が所属する団体での個人識別情報を記憶する磁気ストライプと、会員サービスを提供するサービス提供者が発行する会員番号データ予め少なくとも1つ以上記憶しているメモリ手段とを具備したICカードと、前記会員サービスを受ける際に利用される書き換え可能な会員カードと、前記サービス提供者が前記会員サービスを提供する場所に設けられ、前記会員サービスを享受する前記顧客の所持する前記ICカードを受付けて、前記ICカードの前記メモリ手段から前記会員番号データを読み出し、該読み取った会員番号データに使用期限を追加して前記会員カードに書き込み、前記会員カードの発行を行うカード発行装置とを備えことを特徴とするカード変換システムによって達成される。
【0006】
また、本発明の上記目的は、顧客が所属する団体でのID番号を記憶する磁気ストライプと、前記顧客が所属する団体での個人識別情報及び会員サービスを提供するサービス提供者が発行する会員番号データを予め少なくとも1つ以上記憶しているメモリ手段とを具備したICカードと、前記サービス提供者が前記会員サービスを提供する場所に設けられ、前記会員サービスを享受する前記顧客の所持する前記ICカードを受付けて、前記ICカードの前記メモリ手段から前記会員番号データを読み出し、該読み取った会員番号データに使用期限を追加して前記ICカードの磁気ストライプに書き込んで書換え前記ICカードを使用期限付き会員カードとして利用可能にするカードリーダライタ装置とを備えことを特徴とするカード変換システムによって達成される。
この場合には、会員カードの返却後に磁気ストライプを書換え、記録データを団体での個人識別情報に戻しておく。
【0007】
【発明の実施の形態】
本発明は、個々の磁気カード等の情報をICカードに集約して記憶しておき、その記憶情報に基づいて当該カードのフォーマットに変換して所定の記憶エリアに書込んで会員カードを発行するようにしたものであり、例えば会社の社員証や学生の学生証など限られた団体で発行されているIDカードに複数の商店などの会員カードの情報を記憶させ、既存の会員カードを発行せずに、顧客が会員サービスを享受する際に店舗内でカードを発行して回収及び再利用できるようにしたものである。店では、店に客の来店があった際に、その会員カードをIDカードに記憶されているデータから作成して客に渡し、店内でその会員カードのサービスを受けてもらうようにする。このことにより、店では新たにカードリーダの仕様を変更することなく顧客にサービスを行うことができると共に、新規会員には会員のID番号を発行するだけでカードは所属団体のIDカードで良いので新規会員カードの発行を行う必要がなくなり、経費の節減ができる。
【0008】
以下に説明する第1の実施形態では、所持者のICカードのメモリに記憶されている複数の会員番号等の集約データに基づいて所定のフォーマットに変換したデータを発行カードに書込み、該当会員サービス団体専用の使用期限付き会員カードとして発行し、返却された会員カードを再利用できるようにした構成としている。また、第2の実施形態では、所持者のICカードのメモリに記憶されている複数の会員番号等の集約データに基づいて所定のフォーマットに変換したデータをICカード内の特定エリア(本例ではICカードに設けた磁気ストライプ内の特定エリア)に書込み、IDカード自体を会員カードとして利用できるようにした構成としている。
【0009】
以下、図面に基づいて本発明の好適な実施例について詳細に説明する。
図1は本発明に係るカード変換装置の一例を示す外観斜視図であり、カード変換装置10の筐体上部の前面パネルは所定の傾斜角を成して形成されており、表示部16a,操作部14a,返却された使用期限付き会員カードの回収確認を行うための磁気データ読取部13b及び記録媒体の装填部18aが設けられている。また、筐体の上部後方にはジャーナル出力口17aが設けられ、更にその後方には暗証入力用キーパッド15が装着されている。そして、筐体下部の前面パネルには、ICカードのカード挿入口12a及び会員カードの挿入口(発行口)13aが設けられている。第1の実施形態では、顧客が所持するICカードがカード挿入口12aに挿入され、更に会員カードがカード挿入口13aに挿入され、ICカード内の会員情報が会員カードに書込まれて発行される。第2の実施形態では、顧客が所持するICカードがカード挿入口12aに挿入され、会員情報がICカードに書込まれる。このカード変換装置10は会員サービスを受ける場所に設けられ、例えば、百貨店のような大規模店舗の場合はサービスカウンタや総合案内所に設置される。
【0010】
図2はカード変換装置10の内部構成の一例を示している。図2において、カード変換装置10は、ICカード内のメモリ及び磁気ストライプ部のデータの読み書きを行うためのカードリーダライタ(以下、ICカードリーダライタと言う)12と、発行する会員カード(本例では磁気カード)のデータの読み書きを行うための磁気カードリーダライタ13Aと、回収時に店での回収確認のためにカードの磁気データを読むための磁気カードリーダライタ13Bと、ファンクションキー,テンキー等から成るキーボード14と、カード所持者が暗証番号の入力を行うためのコードレスタイプ(光通信式)の暗証入力用キーパッド(光通信テンキー)15と、操作手順のガイダンスを表示するための表示装置16と、会員カードの発行情報等をジャーナル印字するためのプリンタ17と、利用状況のログを記録するためのディスク装置18と、ホストコンピュータ等との接続を可能とする通信装置19と、各機器を制御する制御部(MPU等)11とを備えている。
【0011】
上記の機器のうち、ICカードリーダライタ12及び磁気カードリーダライタ13Aが筐体の下部ユニット10Bに収容されている。そして、上部ユニット10AはPOS端末機として独立に動作する構成になっており、図2中に示すように、制御部11とは別のカード変換処理用の制御部(MPU等)11Aを下部ユニット10Bに設ける構成とした場合は、POS端末機として使用される構造となっている既存の上部ユニット10Aに下部ユニット10Bを装着することによって、図1の装置構成となるようにユニット化されている。また、本実施例の構成では専用の装置とする場合であって、図2の構成例において、カード変換装置10は、下部ユニット10Bの機器で構成され、必要に応じて暗証入力用キーパッド15,表示装置16,及びプリンタ17が具備される構成となる。なお、第2の実施形態では、ICカード自体を会員カードとして利用する形態なので、図1中の発行カードの挿入口13aが設けられていない外観となり、図2中の磁気カードリーダライタ13Aが存在しない構成となる。以下、便宜上、第1の実施形態ではカード変換装置10を「カード発行装置」と称し、第2の実施形態ではカード変換装置10を「カードリーダライタ装置」と称してそれぞれ説明する。
【0012】
先ず、第1の実施形態について説明する。図3は第1の実施形態に用いるICカード1と会員カード2の一例を示している。本例でのICカード1の記録媒体としては、磁気ストライプ1Aとメモリ(IC記憶チップ)1Bとが設けられているカードを例としている。また、カード発行装置10によって発行される会員カード2の記録媒体としては、磁気ストライプ2Aが設けられている磁気カードを例としている。ICカード1は、利用者が属する限られた団体(企業或いは学校等の小規模集団:以下、「所属団体」と言う)で発行されているIDカード (会社の社員証や学生の学生証など)であり、所属団体のID番号(所属する団体を示すID番号又は所属する団体と個人を特定するID番号:社員番号等)が磁気ストライプ1Aに記憶されていると共に、利用する会員サービスの会員番号データがメモリ1Bに記憶されている。
【0013】
ここで、ICカード1への会員データの登録方法について説明する。本システムを利用する場合は、例えば所属団体(以下、「企業」を例とする)と会員サービスの提供者(百貨店等の商店や各種サービス業の店舗:以下、「百貨店」を例とする)とで会員になる契約を結んだあと、会員番号を割り当てた記録媒体(フレキシブルディスク/書換可能光磁気ディスク等)を百貨店から企業に配給する。企業では、従業員に社員証をICカード化して持たせているが、これを発行する際又は更新させる形式で社員証発行機により会員番号データを個人のICカード1のメモリ1Bに書き込む。このときには、複数の契約店があれば同時に書込むことが効率的である。ICカード1に登録される会員番号データは、本例では、発行系列(百貨店)を示す番号と会員情報(会員番号等)から成り、百貨店Aでは会員番号i,百貨店Bでは会員番号j,百貨店Cでは会員番号kというように百貨店毎の会員情報がICカード1のメモリ1Bの所定のエリアにに格納されるようになっている。
【0014】
上述にような構成において、第1の実施形態におけるカード発行装置(カード変換装置)10の動作例を図5のフローチャートに沿って説明する。カード発行装置10は、カード発行の指示がされたのであれば、利用者のカードの挿入を促すガイダンスを表示部16aに表示してICカード1の挿入待ちとする(ステップS1)。担当者によって利用者のICカード1がカード挿入口12aに挿入されると、カード発行装置10の制御部11では、磁気ストライプ1Aに記憶されている個人識別データをICカードリーダライタ12によって読出し(ステップS2)、個人識別データに含まれるID番号によりICカード1の正当性のチェック(所属団体の個人所有カードであることの確認:本例では社員証の認証)を行う(ステップS3)。そして、ステップS4にて正当なカードでないと判定した場合は、カードを投出すると共にカードの確認を促すガイダンスを表示し、ステップS1に戻って次のICカード1の挿入待ちとする。一方、ステップS4において正当なカードと判定した場合は、店の会員番号のデータがあるかどうかをチェックし(ステップS5)、なければ返却し(ステップS6)、あれば会員カード2の挿入を促すガイダンスを表示して会員カード2の挿入待ちとする(ステップS7)。
【0015】
担当者によって店で用意されている会員カード2がカード挿入口13aに挿入されると、カード発行装置10の制御部11では、会員カード2の磁気ストライプ2Aに記憶されているデータを磁気カードリーダライタ13Aによって読出し(ステップS8)、会員カード2のフォーマットが合致して使用可がどうかをカードID若しくはCRCによりチェックし(ステップS9)、会員カード2でない場合は、カードを投出すると共にカードの確認を促すガイダンスを表示し、ステップS7に戻って会員カード2の挿入待ちとする。一方、ステップS9において会員カード2であることの確認がとれた場合は、暗証番号の入力を促すガイダンスを表示する。担当者は暗証入力用キーパッド15をカード所持者に渡して暗証番号を入力してもらう(ステップS10。カード所持者により暗証番号が入力されると、制御部11では、ICカード1磁気ストライプ1Aから読出した暗証番号と入力された暗証番号とを照合して利用者が本人であることの確認(個人の認証)を行い(ステップS11)、認証できなかった場合は、カードを投出すると共に暗証番号の再入力を促すガイダンスを表示し、ステップS8に戻って暗証番号の入力待ちとする。
【0016】
一方、ステップS12にて認証OKであれば、ICカード1のメモリ1Bから会員番号データをICカードリーダライタ12によって読出し、発行系列の番号により当該店舗の会員番号データを得て、図3に示すように、当該店舗の会員番号データに使用期限(当日限り又は所定期間)を追加し、所定のフォーマットに変換した会員番号データDTaを磁気カードリーダライタ13Aによって会員カード2の磁気ストライプ2Aに書込む(ステップS13)。そして、発行情報 (発行日,使用期限,社員番号,会員番号等)をプリンタ17によってジャーナル印字してジャーナル出力口17aに出力し(ステップS14)、ICカード1を投出して返却すると共に、会員カード2を投出して利用者に発行し(ステップS15)、カード変換処理を終了する。なお、使用期限を当日限りとしている場合は、利用者は店を出る際に会員カード2を返却する。その際、会員カード2を磁気データ読取部13bに通すと、磁気カードリーダライタ13Bによって会員番号データが読取られ、貸出カードのリストから消去されると共に当該カードが返却された旨の表示がされる。担当者は返却された旨の表示を確認して会員カード2を回収する。回収された会員カード2は貸出カードのリストから消去され、新たな発行カードとして再利用される。
【0017】
次に、第2の実施形態について説明する。第2の実施形態は、IDカード自体を会員カードとして利用するようにした形態であり、カードリーダライタ装置 (カード変換装置)10の構成については前述した通りであるため、ここでは説明を省略する。図4は第2の実施形態に用いるICカード1の一例を示している。ICカード1の構成は第1の実施形態と同様であり、同図に示すように、記録媒体としては磁気ストライプ1Aとメモリ(IC記憶チップ)1Bとが設けられているカードを例としている。第2の実施形態では、所属団体に属する個人の識別情報(必要であれば暗証番号、指紋情報、声紋情報、氏名など)と利用する会員サービスの会員番号データとがメモリ1Bに記憶されている。磁気ストライプ1Aには、第1の実施形態と同様にカードIDが通常記憶されている。この磁気ストライプ1Aには、メモリ1B内のデータのバックアップ用として個人識別情報や会員番号データの一部の情報を記憶しておくようにしても良い。ICカード1への会員データの登録方法は、第1の実施形態と同様である。
【0018】
上述にような構成において、第2の実施形態におけるカードリーダライタ装置(カード変換装置)10の動作例を図6のフローチャートに沿って説明する。なお、第1の実施形態と同一の処理については簡略化して説明する。カードリーダライタ装置10は、担当者によって利用者のICカード1がカード挿入口12aに挿入されると、カードリーダライタ装置10の制御部11では、磁気ストライプ1AのデータをICカードリーダライタ12によって読出し(ステップS21,S22)、読出しができたかどうかによりICカード1の磁気ストライプ部の動作が可能であることをチェックする(ステップS23)。そして、磁気ストライプ1Aのデータの読出しができたのであれば、ICカード1のメモリ1BからデータをICカードリーダライタ12によって読出し(ステップS24)、読出した暗証番号と入力された暗証番号とを照合して個人の認証を行う(ステップS25,S26)。
【0019】
そして、ステップS27にて認証OKであれば、磁気ストライプ1Aから読出したデータをICカード1のメモリ1Bに記憶させる(ステップS28)。続いて、ステップS24で読出したデータに含まれる会員番号データを検索して予め割り当てられてる会員番号から当該店舗の会員番号を特定し、図4に示すように、当該店舗の会員番号データに使用期限(当日限り又は所定期間)を追加し、所定のフォーマットに変換した会員番号データDTbをICカードリーダライタ12によってICカード1の磁気ストライプ1Aに書込む(ステップS29)。そして、発行情報をジャーナル印字して出力し(ステップS30)、ICカード1を投出して使用期限付きの会員カードとして利用者に発行し(ステップS31)、カード変換処理を終了する。この第2の実施形態では、その店での利用を終えたときに、ICカードのメモリ1Bに一時記憶している個人認識データを磁気ストライプ1Aに記録する。すなわち、磁気ストライプ1Aの記録データを元に戻しておく。また、第2の実施形態では、利用者が他の百貨店等でサービスを受ける場合は、その店舗で会員番号データをICカード1に書込んでもらい、当該店舗での会員カードとして利用することになる。
【0020】
なお、上述した実施の形態では、会員番号を特定のエリアに書込む場合を例として説明したが、書込むデータ及びフォーマットは同一仕様に限定されるものではなく、店舗毎に設定された所定のサイズの任意データでも良く、店舗毎に設定されたフォーマットの識別情報に基づいてカード変換装置で当該店舗(系列グループ)専用のフォーマットに変換して書込むようにしても良い。その場合は、カード変換装置10又はICカード1のプログラムによって、店舗毎に変換処理を切換えて処理する形態となる。また、上述した第1の実施形態では、会員カード2の記録媒体としては磁気ストライプ2Aが設けられている磁気カードを例として説明したが、IC記憶チップを有するICカードを会員カードとしている店舗の場合は、磁気ストライプ2Aの代わりにIC記憶チップに会員番号データが記憶される。更に、IC記憶チップの会員カードの会員番号データとして会員番号以外の詳細データを必要とする場合は、詳細データ(例えばポイントや割引率等のサービス情報)をIC記憶チップに記憶させずに、他の管理装置(ファイルサーバ等)から受信して処理するようにしても良い。
【0021】
【発明の効果】
以上に説明したように、本発明によれば、百貨店等が企業や学校といった所定の集団に属する人を対象として、専用の会員カードを発行することをせずに記憶容量の大きいICカードに会員番号と必要ならば使用に際してキーとなる暗証番号を記憶させておき、使用する際に該当店舗の会員番号等のデータを読出しその店で一般的に使われるフォーマットのカードを発行するようにしているので、利用者は複数のカードを持ち運ぶことなく会員サービスを享受することができ、店側では、会員1名毎に実際のカードを発行し供与すると言った経費を削減することができる。さらに、カード消費枚数を削減することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るカード変換装置の一例を示す外観斜視図である。
【図2】カード変換装置の内部構成の一例を示すブロック図である。
【図3】第1の実施形態に用いるICカード及び会員カードの一例を示す図である。
【図4】第2の実施形態に用いるICカード一例を示す図である。
【図5】第1の実施形態におけるカード変換装置の動作例を説明するためのフローチャートである。
【図6】第2の実施形態におけるカード変換装置の動作例を説明するためのフローチャートである。
【符号の説明】
1 ICカード
1A 磁気ストライプ
1B IC記憶チップ
2 会員カード
2A 磁気ストライプ
10 カード変換装置
10A 上部ユニット
10B 下部ユニット
11,11A 制御部
12 ICカードリーダライタ
13A 磁気カードリーダライタ
14 キーボード
15 暗証入力用キーパッド
16 表示装置
17 プリンタ
18 ディスク装置
19 通信装置

Claims (3)

  1. 顧客が所属する団体での個人識別情報を記憶する磁気ストライプと、会員サービスを提供するサービス提供者が発行する会員番号データ予め少なくとも1つ以上記憶しているメモリ手段とを具備したICカードと、
    前記会員サービスを受ける際に利用される書き換え可能な会員カードと、
    前記サービス提供者が前記会員サービスを提供する場所に設けられ、前記会員サービスを享受する前記顧客の所持する前記ICカードを受付けて、前記ICカードの前記メモリ手段から前記会員番号データを読み出し、該読み取った会員番号に使用期限を追加して前記会員カードに書き込み、前記会員カードの発行を行うカード発行装置と、
    を備えたことを特徴とするカード変換システム。
  2. 顧客が所属する団体でのID番号を記憶する磁気ストライプと、前記顧客が所属する団体での個人識別情報及び会員サービスを提供するサービス提供者が発行する会員番号データを予め少なくとも1つ以上記憶しているメモリ手段とを具備したICカードと、
    前記サービス提供者が前記会員サービスを提供する場所に設けられ、前記会員サービスを享受する前記顧客の所持する前記ICカードを受付けて、前記ICカードの前記メモリ手段から前記会員番号データを読み出し、該読み取った会員番号データに使用期限を追加して前記ICカードの磁気ストライプに書き込んで書換え前記ICカードを使用期限付き会員カードとして利用可能にするカードリーダライタ装置と、
    を備えたことを特徴とするカード変換システム。
  3. 前記所属する団体が企業又は学校等の小規模集団である請求項1又は2に記載のカード変換システム。
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